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はてなキーワード: 自暴自棄とは

2023-07-09

インディ・ジョーンズ運命ダイヤル映画館で見たメモ

事前に作品情報をあまり見ておらず、映画館で流れた予告編を見たくらい。予告編がすごく好きで、インディ役のハリソン・フォードはもう歳も歳なので、流石にシリーズ最終作になるんだろうな、という感傷全面的押し出している。昔々、砂漠を旅した。世界の海を渡った。墜落する飛行機から飛び降りたし、車から転げ落ちそうになり、何度も銃弾を受けた。そういう破天荒アクション考古学者が、もう年老い過去を振り返りたくも無い、息子は戦死し、妻とは離婚しそう、学者としてのキャリアも終わっている…そこから始まる物語

当然、見るほうとしては全盛期の力強さが戻ってくるのか、歳を取って力は衰えたが知恵で勝る展開を期待する。ちょうどジョジョの奇妙な冒険第三部のジョセフ・ジョースターのように。でも実際は第三部と第四部の間、ボケてはいないけど力強くもない、衰えを嘆きつつ何とかピンチを乗り越えていく、ギリギリの姿が続く。精神的にも家族を失って自暴自棄になる直前。

から時間旅行ニュアンスが出てきた時に、今現在の状況を変えるために過去改変をするのかな、という予期をして見ていたが、そうはならなかった。過去世界に生きるわけでも、過去を変えるわけでもない。時間は元に戻らず、支配することはできない。

老いや死をを受け入れ、今現在人間関係を修復する、意外と堅実な着地をする物語でもあった。

冒頭で流れるビートルズマジカル・ミステリーツアーは、旅が現実を離れ、マジカルな展開になることを予感させるが、現実を離れることは許さなかった。

anond:20210423191759

やっぱ人は愛で変わるんだな

障害者グレーゾーンの奴らを世界の隅っこに追いやって手当もあげずに過ごさせてたら、逆に世に恨みを持って向かってくるだろう。愛を与えて心を丸くさせていくと、増田みたいに、世界の良いところも見えてく?

福祉っていうのは愛なわけだ

福祉を充実させることは周り回って自分たちの身を守ることにもなる

増田自暴自棄にならずに好きなものを見つける生活をしてくれてありがとう

2023-06-23

anond:20230623100012

貴族様・特定宗教の神がありき視点の恨みつらみなんちゃって絶望は受け入れ難いが、

物理的な困難はフツーに存在するから

あと戦争とか毒親

 

日本でもこういう事件起きるから居所不明児童悲劇 川口高齢夫婦殺害事件(2013年)

川口高齢夫婦殺害事件(2013年)

父母は少年の就学前に別居して離婚

母親ホストクラブに通いづめとなり、少年は毎晩のように家に来るホストに付き合わされお酒も飲まされ、小学校中高学年から学校に通えなくなった。

母親養父から身体的・性的虐待を受け、各地を転々とし、収入がある日はラブホテル宿泊日雇い仕事がない日は、ラブホテル敷地公園野宿

そんな生活の中、母親は妹を妊娠し生んでしまう。もちろん出生届けすら出さない。

少年は妹の面倒を見るため働く。更には16歳でありながら、失踪した義父の代わりに借金を背負いながら働くが、母親少年給料の前借りを何度も何度も強要しこれ以上は前借ができない状態になる。

更に祖父母や親戚に借金をして回るよう要求され、「殺してでも借りてこい」と言われ、自暴自棄になっていた少年はその通りにしてしまう。

2023-06-14

児童手当拡充+扶養控除廃止なら 年収900万円で負担

年収900万円あっても子育てしてると生活が厳しいのに、という反発が多いみたいけど

年収900万円でもギリギリなら子供作る選択って日本じゃ本気で残されてないんじゃ・・・

日本だと900万以上って全体の6.7%らしいじゃん

それ以下で子供作るのって突発的な事故感情が先走って産んでしまたか将来なんかどうでもいいと自暴自棄で産んだかしかありえなくない?

普通に考えたら産めないよ

2023-06-04

ドラゴンクエストⅡ 任侠鉄砲伝説」写し

2001/0721土

先日

柳川氏が

ドラクエⅡを

プレーしていると書いたが

今日

「ほのおの祠」の在処が分から

悪戦苦闘しているようである

本当に器用だなと思うのが、

ちょっとドラクエをやったかと思うと

テレビもつけっぱなしで

すぐに

作曲部屋に戻って

ゴリゴリ作り

しばらくするとまたテレビに向かって

「ほのおの祠~」

叫び

かと思うと

また作曲をしに行ってしまう。

だいたい計ったように

三十分くらいずつ

あっちをやり

こっちをやり

と大変忙しい。

どっちかをまず

片づければ良いのに、

と思うのだが、

ご本人にとっては

それがいたく快適らしい。

とはいえ、僕も、

柳川氏が

ドラクエに戻るたびに

ぼーっと手を止めて

見ているのだから

人のことは言えないのですが。

と言っているうちに

柳川氏、

とうとう諦めて

「ほのおの祠」の在処を

文明の利器の力で

割り出すことに決めたらしい。

そう。

インターネット検索である



ドラクエⅡ 攻略



これだけのキーワード

どかっとヒットしたらしい。

その内の一つに

明確な攻略が書かれてあったらしく










「ビバ、インターネットゥ」







雄叫びを上げて

「ほのおの祠」に

到達する柳川氏。

なんだこりゃ

松明が燃えてるだけで

別に溶岩燃え盛ってるとか

そういうわけじゃ

ねえじゃねえかと

テレビに向かって

文句を垂れる柳川氏。

そのうち

気が抜けたのか、

タバコに火をつけ、

「それにしてもさぁ」

と半ば

コントローラーを投げ出して

こちらに声をかける

柳川氏。


子供心にも思ったことなんだけれど」





はあ、

ぼんやり返す僕。







世界の命運を賭けて

旅立つ一国の王子が」













「身支度するものと言えば」














「ドス(銅の剣)一本と

五十ゴールドだけ

ってのは」












「どうなのよ」











どうなのよと

言われたところで

そういうゲームなんだから

しょうがないだろうと思い、















鉄砲玉だから

じゃないですか」











適当

答えたところ

ふいに

沈黙する

柳川氏。











「そ……」










「そうかぁ」








感慨深く

うなずく柳川氏。









「そうだったんだぁ」















「この王子たち、

鉄砲玉だったんだぁ」
















なんだか

しきりと納得する柳川氏。

そりゃねえ

そう考えるしか

ないでしょう、

調子に乗って合わせる僕。



道理でさぁ」



柳川氏が

感得したように言う。




ローレシアの城を出るとき

みんながみんな

王子ハーゴンを倒すよう

祈ってくれるんだけど」









「無事に帰って来いとは

言ってくれないんだよ」









「きっともう

城の後継者

決まってるんだよ」








王様の隣にいる

大臣

かに






「なんてこった…」



一種呆然として

煙草を吸う柳川氏。








ローレシア王子

敵を間違えてるよ」






そうかぁ、

なるほどぉ、

なとどしきりに

呟くうちに、

ふと、





「そうか」





と、

膝を叩く柳川氏。

どーしたんですか

と訊く僕。







「国として考えるから

不条理なんだ」

はぁ。


ローレシアとかサマルトリアとか、

これらは全部組なんだ」

組?






ローレシア組の鉄砲玉なんだよ」








「一番稼いでいた

ムーンブルク組が

ハーゴン組に出入り(喧嘩)を

食らったために

財政難に陥った

ローレシア組と

サマルトリア組とが

互いに鉄砲玉を出し合ったんだ」














ハーゴン

命(タマ)とってこいや



って。



なるほど。

それで

ドス(銅の剣)一本なわけか。

わず納得する僕。

その途端、

可愛らしいドット絵

彼らが背負った

耐えがたい悲哀が切々と伝わり

つーんと熱いものが鼻をさす。



ローレシア組の鉄砲玉は

腕っ節と人望を買われ、

ムーンブルク組の一人娘は

おとっつぁんの仇を討つため

サマルトリア組の鉄砲玉は……




ちょっと待て。









なんでのんき者の王子

鉄砲玉なんですか。







切ない任侠道

サマルトリア組の王子

のんきさで早くも崩壊

かと思いきや






「うまく言いくるめられたに

決まってるじゃないか













親分王様)にしてやるとか

なんとか言われて」






ははぁ。

すぐにまた

納得する僕。

そりゃあ、さぞ、

ローレシア組の鉄砲玉は

憂鬱であろう。

なにせ

ドス(銅の剣)一本で

帰れぬ旅路に出た

かと思いきや、

どう見ても現実

知らされていない

脳天気な男が

相棒になるわけである

悲壮覚悟

旅を続ける横で






えへへ僕、お城に帰ったら

親分王様)になれるんだ

良いでしょ~







白昼夢のごとき切ない言葉

繰り返すサマルトリア組の

鉄砲玉。




そりゃ

会心の一撃だって

出るわなぁ。














しか

なぜかくも緊急な時に

そんなのんき者を

鉄砲玉にするのか。

考えれば考えるほど

ツジツマが合わないではないか

そう

柳川氏に訊くと



「何を言ってるんだ

決まってるだろう」

と言われた。









???

僕が要領を得ない

顔をしていると、




「みんな知ってるんだよ」





と言う。







なにを?

とやはり当を得ず、

更に訊く僕










「この王子鉄砲玉)が

レベルアップをすることで

何を覚えるか」











途端に

思い当たる僕。











メガンテ












そりゃ

鉄砲玉としては

申し分ないな






というか

もはや

鉄砲玉以外の

何者でもないな









全てを知りながらも

あえて何も口に出さぬ

尚武の男

ローレシア組の鉄砲玉。

一方で

何も知らされず

へらへらと白昼夢を見ながら

将来への一片の疑いも抱かぬ

サマルトリア組の鉄砲玉。

また、

一家を皆殺しにされ

犬畜生の苦界に身を落としていたところを

ラーの鏡で身請けされた

ムーンブルク組の一人娘。

この娘が一番

何も失うものとてない

捨て身の人生

生きてるのであろう。

自暴自棄になる

ムーンブルク組の一人娘を

気がつかぬところで

そっと支える二人の鉄砲玉たち。

いつしか

人間らしさを取り戻す

ムーンブルク組の一人娘。

しかしその頃には

冒険は佳境に差し迫り、

ついにロンダルキアまで

足を踏み入れたのだった。

着実にレベルアップし、

無自覚のうちに

同じくらい着実に

鉄砲人生

完結させようとする

サマルトリア組の鉄砲玉。

その軽口が

哀れさ以上に、

時として冒険

苦しさを和らげて

くれていたことに

ふと気づく

ローレシア組の鉄砲玉。

「ようやくここまで来たね~♪

まぁ君達二人も頑張ったけど

僕なんか頑張りすぎだよね~♪」

相も変わらず

底抜けに明るい声で

ダンジョンに入ろうとする

サマルトリア鉄砲玉。

ふいに

くるり

こちらを向く

ローレシア組の鉄砲玉。


「お前はここで帰れ」

ただでさえ

しかめっつらしい顔立ちを

いっそう厳しく引き締めて告げる

ローレシア組の鉄砲玉。

これまでの冒険

深い皺さえ見えるかのような顔で

しり一言

「あとは俺たちでやる」

突然そんなことを

言われて

目を丸くする

サマルトリア鉄砲玉。

「またそんなこと言ってぇ~♪」

とおどける

サマルトリア鉄砲玉。

「僕が親分王様)になっても

仲良くしてあげるから

心配しないでよ~♪」

この切迫した状況下で

なお、かんに障る明るさを

まき散らす

サマルトリア組の鉄砲玉に、

しか

ローレシア組の鉄砲玉は

頑としてこれ以上の

彼の参加を否定する。





「初めてお前に会ったとき


ローレシア組の鉄砲玉が

ぼそっと

押し殺した声音で言う。






一刀両断にしてやりたかった」







わず

力の盾で身を守る

サマルトリア組の鉄砲玉。





「城を出たかと思えば

祠に行く。

祠に行ったかと思えば

ローレシア組の城に行く。

さんざん探し回った挙げ句

『お兄ちゃんのんき者だから

一言

全て済ませられ、

しまいには

ローレシア組の城にも居ない。

かと思えば

宿屋

ゴロゴロしているお前を

いっそ叩き切ってやろうかと

何度思ったことか」

冷たい目の

ムーンブルク組の一人娘を背後に

いやぁと

照れるサマルトリア組の鉄砲玉。

「だいたい」


とこれまでの

憤懣をぶちまける

ローレシア組の鉄砲玉。




「明らかに

残りHPが少なくて

あとは複数攻撃

呪文で片づけようと

思うモンスターほど

お前が勝手に倒すし」




中途半端

すばやさがあるくせに

すぐマヌーサにかかるから

ターンがずれて

微妙回復が遅れるし。











「どうして

じっとしてないんだお前は」






いやぁ、えへへ

と笑ってごまかす

サマルトリア組の鉄砲玉。

ちらりと

目で助けを求めるが

他人を助ける心の余裕など

犬として暮らす日々のどこかに

置き忘れてきてしまった

氷のような態度の

ムーンブルク組の一人娘。

「そういうわけだ」

ローレシア組の

鉄砲玉の口調は

もはや断定である





「お前はここで帰れ」





戦力として

一切みとめぬかのような

いであるが、

しかし実際、

サマルトリア組の鉄砲玉が

パーティの一員として

無能かといえば

決してそんなことはない。

なにせ呪文を一切

使えぬ身の

ローレシア組の鉄砲玉にとって

しろ攻守ともに

なくてはならない

存在と言ってよかった。

それゆえにこそ

武に生きるローレシア組の

鉄砲玉にとって

サマルトリア組の鉄砲玉は

つの間にか

傍らにいて当然の存在

なっていたのだ。

兄弟分として

これほど頼もしく

また心和む相手

かつていなかった。

もっと言えば、

可愛くて仕方がないのである

この無邪気で

脳天気マイペースだが

決して挫けず

辛い冒険にも懸命になって

ついてくるこの鉄砲玉が。

無骨

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんなサマルトリア組の鉄砲玉が

じきに

自分が実は捨て石であることを

悟るところなど

見たくないのである

これまで彼が抱いていた

淡い夢が粉々に消し去り

自分が実は遠い以前から

からも見捨てられていた

などという

そんな衝撃に、

この可愛い兄弟分の心が

耐えられるとは、

どうしても思えないのである

ローレシア組の鉄砲玉にとって

そんな風に思う自分

意外でもあった。

そしてそれ以上に

この兄弟分が

不憫でもあった。

痛切な真実を知らされる

ことはまだ良い。

しかしそれを抱えて

死にに行くことが

哀れだった。

そうした思いを

仏頂面に堅く秘めながらも

かすかにその眼差しに込めて

ムーンブルク組の一人娘を見やる

ローレシア組の鉄砲玉。

え~、そんなぁ~

などと

いじけるサマルトリア組の鉄砲玉の背後で

かすかにうなずく

ムーンブルク組の一人娘。

実際、

この娘にとっても、

サマルトリア組の鉄砲玉のことが、

ローレシア組の鉄砲玉と同じように

可愛いのだ。

家族を皆殺しにされ、

一人の女としての誇りも

何もかもを失い、

もはやハーゴン

刺し違えることだけが

生きる目的と化した

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉こそ、

生きるということを、

明日を夢見るということを、

かにかに思い出させてくれたのだ。

この冒険に加わったとき

ムーンブルク組の一人娘にとって、

この世が滅びることなど、

知ったことではなかった。

それをいうなら、

自分が生きていた世界は、

とうの昔に、

滅んでしまっているのだから

これ以上

誰が不幸になろうが

知ったことではなかった。

しろ

幸せな街や村を見るたびに

なぜ自分けが

胸が苦しかった。

いっそのこと

城が墜ちたあの日

怪物たちの手で、

同時に

この世の全てを

滅ぼしてくれれば

良かったのに

とさえ思う。

そんな

ムーンブルク組の一人娘にとって、

サマルトリア組の鉄砲玉が

ひけらかす明るさは、

無性に苛立たしかった一方で、

自分がまだ本当には

絶望しきっていないことを

思い知らせるものだった。

いっそ全てが

滅んでいれば良かったのに。

そういう思いに押し潰されそうになる

心の奥底で

まだ微かな温もりが

生きているのだ。

その温もりが

人間であることの

最後証明だと

言ってよかった。

それがいつしか

冒険を経るうちに

ムーンブルク組に一人娘にとっての

最後の願いとなった。

自分

人間として戦って死にたいのだ。

そう思えるようになった

だけで十分だった。

瞬きの間に

互いの万感を

込めてうなずき合う

ローレシア組の鉄砲玉と

ムーンブルク組に一人娘。

「いのりの指輪を渡しなさい」

サマルトリア組の鉄砲玉の

腕を叩く

ムーンブルク組の一人娘。

え……

呆然とする

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとり、

指輪を抜き取る

ムーンブルク組の一人娘。

サマルトリア組の鉄砲玉の

手をとりつつ

自分の手に

祈り指輪をはめ、

「代わりにこれを渡すわ」

いまや何も付けぬ

サマルトリア組の鉄砲玉の手に

キメラの翼を

押し込む

ムーンブルク組の一人娘。

あなたの妹さん、

あなたそっくり

なんですってね」

ふいに

微かな笑みを込めて言う

ムーンブルク組の一人娘。

え……、そうかな

言葉意図が分から

ローレシア組の鉄砲玉を

見やる

サマルトリア組の鉄砲玉。

のんきなところが

そっくりだった」

ローレシア組の鉄砲玉も

合わせて無骨な顔に

笑みを浮かべる。

「お会いしてみたかったわ」

そんなの、

僕が王様になったら

いつでも……

明るく返そうとするが

ムーンブルク組の一人娘の

手がかすかな

力を込めて

自分の手を握るのに、

ふと言葉を失う

サマルトリア組の鉄砲玉。

「帰りなさい」

ムーンブルク組の一人娘の

手が離れ、

その手に残された

キメラの翼を見つめる

サマルトリア組の鉄砲玉。

でも、そんな、

僕……

慌てて目を上げたときには

ローレシア組の鉄砲玉も

ムーンブルク組の一人娘も

半ば背を向けている。

待って、

もう少しなんだ。

叫ぶサマルトリア組の鉄砲玉。

心配するな」

ローレシア組の鉄砲玉が言う。

「お前が無事に戻れば

誰もお前が親分王様)になることに

反対出来ないさ」

「良い王様になりなさい」

ムーンブルク組の一人娘が言う。

ハーゴンの命は私達が……」

もはや振り返る素振りもみせず

背を向け歩み行く

二人。

その背後で

キメラの翼を握り、

うつむく

サマルトリア組の鉄砲玉。

ふいに

きっと

そのおもてを上げ、

もう少しなんだ!

サマルトリア組の鉄砲玉が叫ぶ。




もう少しだから

2023-06-02

anond:20230601223142

男性認識してる性欲が身体的な快楽なのか精神的な快楽なのか、快楽認識することへの満足感なのか分かってないから姿とか部分とか、とりあえず女性に似た物を作るって手段に留まってるんだろうね

何をどう刺激したら満足するのかくらい認識して説明してほしいよね

100人あつまって100パターンでてくるんだったら、そりゃ1部分を提供するから100通りにユーザー自分で調整してってなるよね

そうなると、男性はいわゆる合理的理論的だとかって言って100パターン調整できる100パーツの製品だせばいいじゃんって言い出すよね

1パーツにつき100パターンの嗜好があるから100パーツあれば100個の満足は生み出せるけど同時に100*99の不満を100パターン生み出すことになるよね

成功数100に対して100万の不満を生むのが合理的なのか、1のニーズを個々に必要不要判断してもらうのかどっちのほうが効率的なのかちょっと考えたらわかるのにね

たとえばセクサロイドの話もそう

君が満足する至高の何かができたとして、君以外の人間は手がダメ、足がだめ、手はいいけどその手にその足はダメ、足と手の組み合わせとその腰はダメ、姿はいいけど、顔はいいけど、全体としてはいいけど、と不要な部分ばかりがでてきちゃう

そうなれば全部自分になればいいとか自暴自棄になる人もいるよね

そういう流れや話はもう特殊な分野を好きな一部の人以外でも、一般人でも把握してるところなのになぜできないのかって疑問に思うほうがよくわからないのだけど、どうして自分だけのニーズなら自分で作ろうと思わなかったの?

かに作ってもらったもの自分用だといわれて、それを贈られることを望んでいるというところが根幹にあるの?

2023-06-01

anond:20230601070057

風呂に入れなくなるのは、確か、うつ病典型的な症状だと思う。

色んなことが億劫になる病気さ。

脅しを求めるってのも良くないぜ。脅しは度が過ぎれば犯罪になるほどの他傷行為

ちょっと自暴自棄っぽさがあるんじゃないか

ペットロスか… お気の毒に。

時間癒してくれると思うが、別離の悲しみ以上に自分を痛めつける必要はないでしょ。

ペットを大切にしてあげたように、自分自身も大切にしてあげて。

2023-05-25

立てこもり犯がテレビつけてたりネット見てたりしたら、自分が3人殺したことが分かってしまって

そうなると投降しても死刑は避けられないと判断してより自暴自棄な行動に出る可能性があると思うんだけど

マスコミさんはその辺考えないの?

2023-05-07

精神障害者入院記録(消した)

思ったより伸びてて、いつか本人が見つけたら怖いから本文消すわ!本文読んでない人なんのこっちゃかもだけど私の捨て長文を聞いてくれ。

ぶっちゃけ、兄のような人をどうするべきかは答えがないし、議論余地があると思うので色々意見もらえて嬉しい。

「やりすぎ」「放置して虐待したのに、最後は捨てるのか」と言ってくれた人、コメントありがとう

私もそう思う。マジで数年後コロされたらどうしようって思うレベルにはそう思ってる。

それにあの時兄を助けないほうが彼の幸せだったかもしれないと思って、夜中もんもんとしてる。

小さい時から療養してたら結果も違ったのかもしれないけど、私たち世代は3歳児健診に発達障害の項目がなかったらしい。母があと数年後に産んであげてたらって後悔してた。

「剛腕」と褒めてくれた人たちありがとう

でも、これは「兄が死なない自殺をして、入院たから」できたことで、安易にやると死人が出る可能性があることは知っていて欲しい。

本人、家族で収まるならいいけど、自暴自棄になって無敵の人になる可能性もあった。

対話可能な人にはちゃん対話の上、今後を決めてあげて欲しい。


私は無敵の人にならない方法として社会と断絶しないために施設送りを選んだけど、私の方法は正しくないと思ってる。でも、若い引きこもりのって存在はみんなの想像より恐ろしいよ。機嫌損ねたらコロされるかも、部屋で死んでたら、汚部屋からボヤが起きたら、お金を渡せなくなったら暴れるかもって考える日々はしんどかった。兄はもっとしんどいし、その原因を作ったのは私たちかもしれない。でも、こうなってしまった以上こうするしかなかったと思う。

最後に。

施設送りにするとは言え、兄は成年後見人をつけられないレベル障害なので、無理やり家に帰ってきてしま可能性があるんだ。

その時どうするべきかを「見捨てるな」派にも意見をもらえると嬉しい。

煽りではなく、別に幸せになる道が残ってるなら次こそ一緒に考えたい。

ちなみに今の方針と金かけて「引きこもりを連れてく会社」に依頼することになると思ってて、それだけら避けたいと思ってる。

以上、逃げるわ!バイバイ

2023-04-26

anond:20230426043150

現実的な話をしてるんじゃないの?

 

自らを性獣と称する人でも、常識共感性/知能のいずれかが生きていれば、全裸痴女痴漢に対してドン引きするだろうし、通報するだろう

 

しかし、世の中には常識共感性/知能のすべてが死んでる社会化に失敗した人間存在するし、

セックス依存症になっている人や病んで自暴自棄になっている人間がいる

 

そういう人が全裸痴女痴漢たらこれ幸いと何をやらかすか・・・という話だよね

ハイブラで身を包んでいたら盗難に遭いやすいと同じ話だね

 

窃盗をする方が悪い(それはそう)と我を通すのは結構だけど、容易に予測される危険無視すると共感は得にくいよね

名前が出るとこなら、悪い方(犯罪者)のみを糾弾するだろうが、まぁ本音はそうなる

 

2023-04-23

anond:20230423164850

まあ別に助けても助けなくても自分には関係無いしな。他人の命だし

歯に衣着せぬ物言いだが、それ、表では言えないぞ。

子どもたちの前で言えないし、フォロワーの前でも言えない。

反社会的言動だ。

社会で誰かと関わりながら生きていかなきゃならないのだから

この考えはセーフか・アウトか? をおろそかにするのは自身危険晒す自暴自棄な態度だ。

尊厳が関わってくる話では、なぜかいつも女性の扱いを気にしなきゃならないデリケートさに男女の偏りがあるし、それを気にしなきゃいけない分、みんなが生きづらくなっている。

2023-04-20

インターネットで間違った(あるいは共感の得られない)ことを書いたたときに起こるのが訂正・意見のぶつけ合いではなく「晒し」になるのはなぜ?

Aさんが間違ったことを言いました。

本来であればBさんが「あなたの言ってることは間違っています。なぜなら(定理検証結果などのソース)だからです。」が正しいと思う。

だけど昨今のインターネットはBさんが「みんな見てくれ!Aさんがバカな事言ってるぞ!」と周りに広め不特定多数が「Aさんバカだなぁ」「Aさん間違ってるなぁ」って広めて精神的な疲労がおこりAさんが何も言わなくなるか、Aさんが意見を取り下げるまで続けるのが普通になりつつある。

もちろんBさんの話を聞いてCさんが「あなたの言ってることは間違っています。なぜなら(定理検証結果などのソース)だからです。」って言ってくれる場合もある。でもその段階ではすでに広まっているフェイズに入ってしまってまともに届かないことも多い。手遅れだ。

この段階に入ると自暴自棄になって「ああそうですか」と聞き流されるか、逆に徹底抗戦の構えを取られてスルーされることがおおい。

どうしてこうなってしまったのか。

2023-04-14

追記】5年前に努力をしなかったことを後悔している

追記

朝起きて、俺の懺悔がこんなに伸びると思わなかった。せっかく長文書たから、反応欲しいと思っていたので嬉しいけど。

悔しいし悲しいし不甲斐ないしで、自暴自棄になっててボロクソに言って貰いたくて書いたんだけど、優しいコメントも多くておじさん泣いちゃうよね。

時系列おかしくない?

2023…今

2020…コロナ流行り始める。彼女に振られる

2019…嘘がバレる。彼女に怒られて、本気で転職を目指し始める。

2018…転職活動は少しだがしていた。思ったところが受からず、彼女転職できたと嘘をつく。

2018年のあたりでちゃんと頑張れば…ということで、5年前というタイトルにした。

②額面?手取り都心でそんな年収あるの?

額面。都心でもこれが現実

彼女仕事すればよかったのでは

当時、彼女から源泉徴収も見せてもらって、たしか400くらいだった。

俺…育休的な福利厚生なし(あるにはあるらしいが、女性でもとってる人いなかった)、残業少しある、320万円

彼女福利厚生豊富残業0に近い、400万円

彼女はまさに先日話題になった1500万円の人のような生活を夢見ていたんだと思う。

親が亭主関白で、母親仕事はさせないという家だった。今の時代もあるし、自分もそこまでとは思っていないが、料理もできて家も綺麗な彼女には、今のホワイト会社のまま仕事をしながら、家事を中心的にやって欲しかった。

そうなると当たり前だが、多少ブラックでも、自分が高年収仕事に就く必要がある。父みたいな何もしないタイプにはなりたくなかったので、自分家事育児は手伝うつもりでいた。

④祝福するつもりはないのか

正直今でも捨てられたという気持ちがどこかにあって、祝福はできない。

あり得ないと思いつつも離婚しないかなとか、戻ってこないかなと、彼女Twitterをたまに鍵アカウントで見てしまう。

付き合ってた頃はよくゲームの事とか呟いたり、フォロワーと遊びに行ったりしていたのに、最近はたまに料理写真くらいしか上げていない。

【本文】

今年、とうとうアラフォーと言われる年齢になり、5年前に努力しなかったことを、本気で後悔している。

独身趣味ゲームYouTube(見る専)、テニス(最近ほとんどご無沙汰だが)

5年前に、人生で一番大好きだった彼女に別れを告げられた。5年付き合った彼女だった。

付き合って2年経ったあたりで、彼女はこれからのお互いの関係をどうしていくか、考えようと言ってきた。

正直言って、自分はまだ30前半だったし、結婚をするのにはまだ早いと思っていたし、挨拶とか結婚前の準備とかを面倒だと思っていた。真剣な話はできるだけ避けたかった。彼女20代後半だし、焦りすぎだと話半分に聞いていた。

それから1年後、付き合って3年経ったあたりで、周りが結婚し始めたり、Twitterまとめサイトでも結婚の話がよく上がるようになって、自分もそろそろ結婚を考えてみようかと思い、彼女未来に向けた話をしたいと持ちかけた。

彼女は喜んでくれたが、暮らしていくためにはただ一緒にいて楽しいだけでは駄目で、価値観のすり合わせや、お金の話は避けられないと言う。

正直、自分彼女年収職業の話はぼかしていた。でもどうしても彼女とこれから人生を歩みたかたから、年収は320万円だと伝えると、彼女の顔が少しだけ曇った。まあでも、まだ30代前半だしこれから出世すれば変わるよね、と彼女フォローしてくれたが、正直俺の会社で、俺の今の評価だと、50くらいしか上がらないだろうと言うと……その時の彼女の暗い顔は忘れられない。

彼女が言うには貴方絶対都心部に暮らしたいと主張するなら、その年収では厳しいと言う。自分通勤無駄時間だと思うので、都心会社まで30分圏内でなければ嫌だと前から主張していた。

もうこの時点で、彼女から馬鹿にされたような気がして、もう別れようかと思ったんだが、彼女を愛する気持ちが勝って別れられなかった。転職するから待って欲しいと言い、その日は話が終わった。

その後転職をしようと思ったが、今の会社は楽で、強い責任必要ないので辞めたくなかった。そのままずるずると1年経ち、何も成果がないと彼女に呆れられてしまうのではないかと怖くなって、500万円の会社に勤めることになったと嘘をついてしまった。そして新しい会社に慣れるまで1年待って欲しいと言い、そのまま付き合い続けた。

1年経って、彼女がそろそろ結婚に向けて同棲をしたいと言い始めた。彼女の親にも挨拶に行き、同姓の許可をもらい、諸々の契約関係を書こうとした段階で転職していないことがバレた。

同棲云々はその場で解消。本気で転職すると言い、別れたくないと主張し、彼女には毎月の進捗報告をしていたがコロナ転職に影が出始める。

心配する彼女大丈夫だと宥め続けたが、とうとう別れを告げられた。

その後、元彼女はすぐに婚活を始めて半年程度で結婚してしまった。性格の悪い俺は彼女婚活が失敗して、すぐに自分の元に戻ってきて欲しいと願っていた。でも自分スペックには勿体無いくらいに素晴らしい彼女が失敗するはずないんだよな。若くて美人で話が面白くて料理もできて正社員で働いてて、周りも放っておくわけがない。

それから元彼女を見返したくて始めた婚活も、何人かの女の子と一瞬だけ付き合ったり、映画に行ったり食事に行ったりしたけれど全く長続きしなかった。そして年収案の定全く上がっていない。むしろ減った。

昨日、アラフォーの年齢に差し掛かって、ああもう俺は結婚できないんだなと、誰からも求められてないんだなと、急に悟ってしまった。

元彼女が何年も待ってくれている間に、あの時になんで俺は頑張れなかったんだろう。なんで何もせずに嘘をついてしまったんだろう。後悔しても遅い、遅すぎる。残りの人生を一人で生きて行かなければ行けないと悟ってしまい、勝てないゲームをやりながら一人で絶望している。悲しい。

2023-04-11

イルカ

お前を消す方法など、私には何もないただ、思い出したとき自暴自棄になりかけるくらいつらくなればいいってそれだけだただそれを私が思い出さないようにするくらいだけ。いつか君から愛されてるって感じる瞬間が訪れるまでずーっと待っている。 自分記憶のすべてが頭から抜け落ちかかっている。これを体験するやいなや日常全てを忘却してしまうのではないか心配になり、それに対処するために読書量や映画などの映像情報を取り入れていた。だが、睡眠が減る

Anond AI作成

2023-04-01

彼氏のこととかtwitterに書く人はいないけど、やっぱり言いたいです、あれ以来ずっと。でもまあ、あれだけ長期に煮詰めて、これだけたくさんの人に見てもらえることになれば、誰にも文句を言う権利なんかないよなって、ちょっと自暴自棄になってもう10日たっても収まらない。やっぱり、増田さんの文章をみて、言いたいことだけ書けばいいんじゃない?って思いました。正論正論です、増田さんにお勧めします、なんて

Anond AI作成

ホッケの骨が喉に刺さって苦しんだ事がある。気持ちの整理もつかず私はずっと自暴自棄だった。夜逃げしろと親に言われて、生活保護ももらえればいいなーと思いつつ就活頑張っていた。勉強のやる気も出ず就活地獄の日々を送っていたある日、親から私の実家電話が入った。「おまえ、いつもありがとうございますお姉ちゃん結婚したんです」お姉ちゃんと言えば私と同じ年の17才になった妹だった。「えっ

Anond AI作成

2023-03-24

anond:20230324190558

親と一緒に暮らしても軋轢がないって素晴らしいことだぞ

13歳から43年間野宿していた「洞窟オジさん」こと加村一馬さんいわく、こういうご家庭だったそうな

加村さん:生まれたのは昭和21年1946年)の8月食べ物もろくに買えないのに、子供が8人もいる貧乏な家だった。両親はなぜかオレだけイジメてたんだよ。木の枝に逆さ吊りにされたり、雪の降る真冬にお墓にくくりつけられて一晩放置されたりね。オレだけメシをくれなかったりしたんだ。

https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/yasushi-nishimuta/19-00227

 

あとこれも忘れちゃあならないね

居所不明児童悲劇 川口高齢夫婦殺害事件(2013年)絶対に忘れてはいけないと思う

川口高齢夫婦殺害事件(2013年)

父母は少年の就学前に別居して離婚

母親ホストクラブに通いづめとなり、少年は毎晩のように家に来るホストに付き合わされお酒も飲まされ、小学校中高学年から学校に通えなくなった。

母親養父から身体的・性的虐待を受け、各地を転々とし、収入がある日はラブホテル宿泊日雇い仕事がない日は、ラブホテル敷地公園野宿

そんな生活の中、母親は妹を妊娠し生んでしまう。もちろん出生届けすら出さない。

少年は妹の面倒を見るため働く。更には16歳でありながら、失踪した義父の代わりに借金を背負いながら働くが、母親少年給料の前借りを何度も何度も強要しこれ以上は前借ができない状態になる。

更に祖父母や親戚に借金をして回るよう要求され、「殺してでも借りてこい」と言われ、自暴自棄になっていた少年はその通りにしてしまう。

2023-03-18

ツイッター炎上させた人などに謝罪したい


若かりし頃の話だ。ちょっと語らせてほしい。気持ちの整理がついたのだ。チャンスは今しかない。

当時、大学四年生だった俺は、いわゆるネトウヨに堕ちた。就職活動に失敗し、大学受験にも失敗し、にっちもさっちもいかなくなり、卒業後はフリーターとして生きる未来がほぼ確定していた。

悲しいかな、自惚れが強い性格だった。ネット上で言うのは最初最後になるけど、十数年前に慶応義塾大学法律経済のことを学んでいた。専攻は不動産登記とか、土地建物取引関係がメインだった。成績はまずまずで、サッカー部(※厳密には違うがサッカー部という名称を使う)では補欠だったけど全国大会に出た経験があったし、就職活動が失敗することはないと思っていた。、結果はこのザマだ。

日系企業を主に受けていた。第一志望だった総合商社はもちろんのこと、メーカー系もマスコミ系も金融系も20〜30社受けたけど、ぜんぶダメだった。大手も中堅もすべて。中小企業内定は取れたが、プライドの高い俺はすべて辞退した。

面接まではとんとん拍子なのだ大学名がよかったからだろうか、エントリーシート適当に書いても、SPI勉強をしなくても、とにかく面接までは辿り着ける。しかし、内定を取ることはできなかった。

今思えば、あの時の自分程度の実力では、まともな会社から内定を取ることはできなかった。30代半ばになった今の率直な感想だ。確かにサッカーはできたけど、精神はぜんぜんなってなかった。今やっている『ブルーロック』のアニメでいうと、実力のない馬狼照英みたいなものだった。

で、結果がネトウヨだった。大学四年の秋〜25才頃までなので、約三年ほどネトウヨに堕ちていたことになる。

今では黒歴史だ。『国民の知らない反日実態』とか、圧倒的眉唾感のサイトがあるだろ。ああいうのを見て、中央省庁テンプレメール送ったり、韓国人中国人応援をしてると思われる国会議員をディスったり、mixiGREE反日活動認定されたアカウント突撃をかけて垢停止になったり、とにかくクソみたいな人間だった。

今思えば、いろいろと失ってしまって自暴自棄というか、自分他人大事にしない状態だったんだろうなぁ。当時の俺は。

ここで、大学時代に読んだ本を引用したい。約二千年前の、ローマネロ帝の家庭教師ポジだったセネカの書いた『生の短さについて』だ。

長いけどすまんな。先に要約しておくと、苦しい立場に陥った人間は何かにつけて逃避行動に出る、みたいなことが書いてある。なにげに現代異世界転生ブームを予見している感がある。特にオーバーロード』なんかの異世界転生+光属性人間が死にまくるようなコンテンツ流行理由がわかった気がする。

すごく長いけど、可能な限り要約してここまでだった。

さらに、さほど移り気ではないが、その一貫性が恒心のゆえではなく、懶惰のせいであり、自分の意欲するとおりの生を送るのではなく、始めたとおりの生を送る者も、この範疇に加えるとよい。症例を次々に数え上げればきりがないが、この病態の結果は一つである自己に対する不満がそれだ。その由って来る因は、心の平衡の欠如と臆病な欲望、あるいは完全には満たされない欲望である。望むだけのことを思い切ってできなかったり、望むだけのことを達成できなかったりして、すべてを希望に託す場合がそれに当たる。そのような人間は常に不安定で流動的であるが、何事においても中途半端な者の必然的な結果である。彼らは自分の願い事を手立てを尽くして達成しようとして、不名誉なことや困難なことまでみずからに唆し、強いるが、苦労が報われなければ、願いが叶わなかった恥辱感に苛まれしかも、歪んだものを望んだことを嘆くのではなく、望みが徒労に終わったことを嘆くのである。そのとき、彼らは挫折した目論見への後悔の念にも、また、新たな目論見に着手することへの恐れの念にも捉えられ、その精神には、欲望制御することもできず、かといって欲望を満足させることもできないために、出口を見出せない心の動揺や、思いどおりに展開しない生への躊躇、断念したさまざまな念願の中で無気力になっていく心の沈滞が忍び込むのである。苦労の挙句蹉跌に嫌気がさして、閑暇の生や孤独学問研究に逃げ場を求めたとしても、こうした心的状態はどれもますます耐えがたいものになる。公人としての務めを果たそうと意気込み、行動を望む、生来落ち着きのない精神は、当然、みずからの内に見出せる慰めがわずかなために、そうした閑暇な生や孤独学問研究には耐えられないからだ。世間的な仕事に奔走しているときにまさにその仕事から得ていた喜びが取り去られると、みずからの家に、孤独に、取り囲む壁に耐えかね、一人取り残された己の姿を嫌々眺めるのは、それゆえである。落ち着き場所をどこにも見出せない精神の揺れ、そのような精神への倦怠や不満、そしてまた無為の生に耐える悲しくも病める忍耐は、ここに起因する。そうした状態の真の原因を認めることを恥じて、羞恥心が責め苦を内に向け、心の片隅に閉じ込められたさまざまな欲望が捌け口もなく互いを窒息させ合う場合がとりわけそれに当たる。そこから生じるのは、悲哀や憂鬱であり、また、希望を抱いた当初はどちらともつかない不安状態に置かれ、やがては挫折を嘆く悲哀を味わわされる、千々に乱れる不安定精神の揺れである無為の生を厭い、自分にはすることが何もないといって嘆く人々に特有の例の感情他人の栄達を蛇蠍のごとく憎む嫉妬心は、そこから生じる。不幸な無為の生は嫉みを育むからであり、自分が進展できなかったために、誰もが滅びればよいと望むからである。この他人前進への嫌悪感自分前進への絶望からは、次には運命に怒り、時代をかこち、片隅に退嬰し、みずから招いた責めにくよくよと拘泥し、そうする己の姿に辟易して嫌気がさすまで考え込む精神生まれる。実際、人の精神生来動きやすものであり、動きへと向かう性向もつものである。そのような精神にとっては、みずからを刺激し、どこか(別世界)に連れ去ってくれるものなら、どんなものでもありがたいと思う。その才知を世間的な仕事にすり減らして嬉々としている最悪の人間(の精神)にとっては、なおさらそのようなものはありがたいのである。ある種の腫れ物は潰してくれる手を求め、触れられることを喜ぶし、身体に出来た汚い疥癬は引っ掻いてくれるものなら何であれ歓迎するが、それと何ら異ならず、さまざまな欲望があたかも厄介な腫れ物のように吹き出た精神にとっては、苦しみや悩みは(ある種の)快楽となると言ってよい。

生の短さについて 他2篇 セネカ(著)大西 英文 (翻訳)  P.77-P.80



そんなわけで今回、若かった頃の俺がやってしまったネトウヨ行動を取り上げて、自分断罪したい。ネトウヨ活動では多くの人に迷惑をかけてしまった。ふたつだけ取り上げるが、どちらも個別案件だ。まずは、この一件から

それは、2011年だった。当時、ツイッターを始めたばかりの俺は、タイムラインとか、検索のやり方とか、連携の仕方とか、いろいろと勉強していた。そんな折、『炎上』というキーワードが眼に入った。炎上自体は何年も前からネット上で起こっていたのだが、自分が直接関心をもったことはなかった。

なお、この頃の俺は、都内サイゼリヤで働く一介のフリーターだ。毎日レンジオーブンIHヒーターで厨房仕事をするのが仕事だった。ムカつく年下の女社員から、「増田さん慶應卒なのwwwマジすかwww」みたいな感じでディスられていた。

それで、ある時ツイッターで見たんだよ。炎上の場面を。有名ホテル芸能人が来ていた時、そこのアルバイト従業員が「芸能人の○○が二人で泊まるみたい」とかなんとかをツイートして、「客の個人情報暴露すんな!!」みたいな恰好炎上したのだ。俺は、それを間近で見ていた。

当時は、炎上騒ぎに参加する人間が実は少数である、という科学的知見はまだ得られていなかった。本当に多くの人間炎上騒ぎに参加しているのだと思っていた。それで、当時はストレスが溜まりまくって、シロクマ先生でいうと承認欲求に飢えた若者だった俺は、誰かを炎上させたいと心に決めた。

自分でいうのもなんだが、知能が高い自信があった。中味はクズだったが。それから毎日、俺は炎上の種を探し、それらしいものを見つけてはツイートしていったけど、ぜんぜん炎上に至らなかった。ダメだった。

何週間か経って、もうダメかなと思いかけた時、あるツイートが目に留まった。プロフアディダス社員であることを明記している人物が、あるツイートをしていた。要約すると、都内アディダス店舗アディダススポンサーになっているサッカー選手が訪れたのだが、その人の容姿侮辱するツイートをしていた。

「これだ!!」

と思った。俺だって小学生の頃からサッカーをしていた。サッカー選手を馬鹿にするのは許せない。

サッカー試合で、「いまだ!!」と思う場面がやってきたとするだろう。この時、「いまだ!!」の「い」の場面で行動を起こす必要がある。「いまだ」と心の中で叫んだ時にはもう遅い――

そんな、大学時代サッカー部コーチからメッセージを思い出した。実際、俺のルーレットスピンは大変狭い界隈ではあるが知られていた。三人抜きをしたこともある。その指導を正しいものだと信じて努力した結果だった。

そして俺は、そのアディダス社員の行動を咎めツイートをした。

……その次の日、俺は大好きなハムスター速報を観ていた。ツイートのことは忘れていた。そしてある瞬間に、マウスクリックする手が震えたのを覚えている。

それはもう、見事な炎上だった。アディダス社員ボコボコに叩かれまくっていた。コメントの数をカウントしてみると、軽く数百はいっていた。

ツイッター確認した。俺と同じ時刻にツイートをした人間の数は、確か二人だったと思う。1人は準アルファツイッタラーと思しき人で、フォロワー数がけっこういた。でも、確認できた中では俺のツイートが一番早かった(その二人、もしかして俺のツイート参考にしたんじゃね!?)。いや、絶対とは言い切れないが。そのはずだ。※俺のツイートは削除済み。

あの時、俺は世界で一番賢くって、一番運がよくて、一番強い人間なんだ!! と心の底から思った。全くそんなことはなく、ただそういう運に当たっただけだった。

その日から数日、ハムスター速報に夢中になっていた。その記事ばっかり見て、コメントが貯まっていくのを観ていた。今では思う、俺がやったのはクソみたいな行為だ。具体的には、畑の隅に捨てられた白菜の欠片だ。茶色いカビが生えてしまって、もはやハエすら寄ってこないほどに腐りきったカス野菜だ。そんなレベルに堕ちていた。

から俺は今日、ここで謝罪したいのだ。俺の行動が原因のひとつで、炎上を招いたかもしれなかった。俺だけが原因ではないけど、でも、あの時ツイートをしなければ運よく炎上回避できていたか、あの子若気の至りで済んだのかもしれない。



あともう一つで謝罪は終わりだ。気が付いたらけっこう書いてるな。ここまで筆が進むとは思ってなかった。

同じく20代の頃、ニコニコ動画にハマっていた。ようつべよりニコニコ派だった。で、その中のサービスひとつニコニコ大百科というのがある。端的にいうと、wikipediaもっとバーリトゥ―ドになった感じだ。なんでもあり感が満載のネット百科事典ということになる。

ここに電通記事があった。やはり『国民の知らない反日実態』などのネトウヨサイト巡回していた当時、なにかやってやりたいという情動に突き動かされることになった。例えば、一集団内の駒として、都内某所で花王不買運動とかのネトウヨデモに参加するんじゃなくて、もっと大きいことがしてみたかった。

それで、ニコニコ大百科にある電通記事編集することにした。当時は、スパッとした端的な記事内容だったのだが、俺が編集を終える頃には、圧倒的ネトウヨ臭の漂う記事へと変貌していた。

こんなことをしていいのか、という認識はなかった。ただ、電通反日企業として認定されていたから、鉄槌を下すべきだと信じていた。俺を役員面接で落とした逆恨みもあった。

さて、編集後はとんでもないことになった。コメントの数が増えたのだ。それまでは10件くらいしかコメントが付いていなかったのが、その後1年間で百件以上のコメントが付いた。

内容はお察しのとおりだ。俺と同じネトウヨ連中か、または『国民の知らない~(略)』が引用元だから信じなくていい、みたいな二極的なことになっていた。

残念ながら、要編集記事指定されてしまった。その解除には約五年を要した。俺は、編集してから一年も経つ頃にはネトウヨ活動に興味を無くしていた。もうどうでもいいと思っていた。

というのも、内定を得たからだ。しがないファミレス店員だったが、数年間フリーターとして努力し続けた俺には、わずかずつではあるが、社会人としての力が身についていた。準社員マネージャーみたいな役職があったのだが、アルバイトでも正社員仕事やらせてもらえる。それで、組織の下部階層における事務管理とか、オペレーションの指揮とか、コーチングやティーチングを学んだ。それが活きて、就職成功したのだ。

あの時、俺を馬鹿にして、「あんた、それで慶應卒すかwww」とほざいていた女子社員も、俺のことを見直していた。あの時からはいろいろあって、なんやかんやで一緒にご飯に行くようになっていた。内定を得た時には交際していた。公園デートの帰り道、俺の方から「ねえ、付き合おうよ」と言ったのだが……おっと、けれどもこれは別の物語だ。いつかまた、別の時に話すことにしよう。

それで、ネトウヨの道から遠ざかった。ネトウヨ卒業したのだ。



今は、都内のどこかでカタい仕事に就いている。この物語舞台はずっと都内だ。思えば、勉強自体はできるのだから、これが一番効率のいい道だったのだ。この道は、父親に教えてもらった。マジで感謝している。やっぱり、こういうところだけ要領がいいのが俺だ。2023年3月になった今も、人として生きるにあたっての知性というか、そういうのが足りない人間なんだと感じる。成長していない。ネトウヨ脱出できたのと同じく、いつか成長を遂げることで、こういう気質ゼロにしたい。



終わりに、この日記を書くにあたっては、大学時代に書いたサッカー部私生活日記とか、フリーター時代サイゼの卒店式でもらったみんなの寄せ書きとか、mixitwitterマイページとか、公務員試験学習記録とか、とにかくいろんなものに触れて自分を振り返ってみたつもりだ。

ネトウヨにならない方法簡単だ。毎日食事と、朝に日光を浴びて仕事に向かう、ただこれだけで解決するものと信じている。

まらなかったのなら申し訳ない。ほんの少しでも、あなた暇つぶしになれたのなら嬉しいと思う。読んでくれてありがとう

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2023/3/18

明らかに問題のあった箇所を修正して再度投稿

お気に入りに入れてた人がいたらごめん。

2023-03-06

anond:20230306233249

能力的に厳しそうなのもあるし

どうせ死刑ならって自暴自棄になってとんでもないことやらかすのもいそうだ

2023-03-05

雑魚下請エンジニアから祈り

Twitter中年独身孫請エンジニアが若手ピカピカエンジニアレスバを繰り広げてる。

中年の方は専門卒の40代。若手の方は有名大卒の20代だ。おれはこの2人のレスバの傍観者だ。悲しいことにレスバも若手の方が優勢だ。というか一方的すぎてレスバにすらなってない。

俺は煽りも止めることもしない傍観者だ。正直、今回は若手の方に理屈がある。中年中年と思えぬほど、幼稚な返ししかできてない。

若手の君に言いたい。どうか、これ以上中年を虐めないでほしい。確かに今回は中年が悪い。とはいえ、一抹の情けをかけてあげても良いじゃないか。君には学歴未来もあるじゃないか

俺も中年孤独エンジニアだ。彼の行動を肯定はしないまでも理解は出来る。幸い俺は孤独の捌け口をネット上に晒すのが本来好きではないため、彼のようにはなってないが、なっていた可能性は十分にあるのだ。追い込まれ中年ますます自暴自棄になって凶暴になるのだ。

君の聡明判断を期待している。

2023-03-03

anond:20230302153429

どの視点で言ってるのか明確にしないと意味わかんないよ

国の目線で貢献してるとかしてないとか

個人目線生き方とか

国は個人生き方干渉しないし干渉するなら個人生き方なんてないしなにがどうなの

金持ってて働いてないやつが憎いから金奪い取ってばらまいてほしいってことなんでしょ?

老人が死んだほうがいいとか邪魔とかって話が昨今話題だけどさ

昔姥捨て山みたいな寓話があったとか言うけどさ

まずね不要人間というのが発生するということについて考えてみてよ

老人の話ね

年取ったら邪魔から死ぬべきってするじゃん

じゃあ一定の年齢で終わるってことにするじゃん

するとある一定の年齢で「あ、もうこれ失敗人生でいいことないまま賞味期限迎えるじゃん」ってなるでしょ

この時点でわかるよね コンビニエシカル商品容認されるようになったあのお勤め品

その前はどうなってた? 商品価値を維持するために安売りなんかせず廃棄してたよね

その廃棄品を従業員が食べちゃダメなんだよね ちゃんと損失で計上するために

リミットを迎える前に望みの地点に到達できなかった人はもう割引になるんだけどさすがに人間には脳があって心があるじゃん

安売りでもなんとか社会に貢献するためにリミットまで使い切ってほしいと頑張る誠実な人たちになるって思う?

その先いくら努力しても臨んだものが入らない苦行の人生が確定してたらどうする?

あきらめるか自暴自棄になるかどっちかでしょ

それが施行時はその1年前の人たちからかもしれないけどそれが1年前が無茶をするおかげで2年前3年前と社会あきらめを感じる人がどんどん低年齢化するだろうことは想像に難くないよね

二十歳までに何々できなければ終わってる みたいなことになれば実質「定年二十歳」までみたいなことになるよ

障碍者についてもだけどさ 老人と同じように不要論とか出すとするじゃん

すると何をもって障害とするか不要とするかって話になるよね 先の老人の話と同じで

人間はまだクローンで生まれてこれないか人間製造って基本ガチャなんだよね

仕分け不要人間が出るってことになると「実質人間生産ゼロ」の年とか出る可能性があるわけだよね

それとあわせていま生きてる人間も修理ができるわけじゃないからいつでも転落する可能性があるんだよね

復帰できるとかその状態でも受け入れられるとしない場合は「有能な種」しか残らなくなるわけだよね

全員な有能な種なわけ

なにかのミスダメになったり運で病気やケガでダメになったりするわけ

じゃあケガしてだめになるかもとか怪我するかも病気になるかもって配属になったりなったかもって思ったらどうなる?

そういうところに行かされそうとかだれかがそれをしなきゃとかになったら

もう社会から排除されちゃうの決まるとかきまりそうとかなったらサーイエッサーで国家に尽くしきろうとがんばる?

なんにもしてなくてもただの運で社会から捨てられるってなったら「ありがとうございました」って敬礼して焼却炉にとびこめる?

そりゃ先の老人の話と同じで自暴自棄になるか破壊行動にでるんじゃない?

全員が純朴で国家のためなら命ももったいなくない愛国一辺倒のがんばりやさんだけが有能な種として機能するのが理想社会っていうならいいけどさ

しかもそれらが死ねっていわれたら「はいよろこんで」って返事するような「有能な種」ばかりだったらいいけどさ

どうかんがえてもそうはならんでしょ

2023-03-02

会社に発達を伝えてから失敗になんとなく無頓着になった

ついこの間も失敗したけど、「あーあ」で留められるようになった。

それまでは簡単な失敗でも自暴自棄になったり陰でグチグチ言われているんだろうなって怯えていたが、もう失敗して当然、できないことが普通な人間と思われているので開き直れている。

結局、何をしても結果は変わらないのであれば最低限のフールプルーフを踏み越えないようにしていればいいって感じだ。人の心情はどうにも変えられないし自分を変えることも今後出来ないだろう。たぶん諦めと妥協が一番の特効薬なんだよな。

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