「耳をすませば」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 耳をすませばとは

2024-03-28

anond:20240328114825

耳をすませばのお父さん役の立花隆めっちゃリアルだったな

思春期の娘への接し方に困って棒読み独り言みたいになるのうちの親父と全く一緒だった

2024-02-02

anond:20240202085602

ウミガメのスープ感に笑う

> 『耳をすませば原作を読んだ宮崎駿さんは「ストーリーが違う」と怒り出した。いったいなぜ?

anond:20240202085602

パヤオ耳をすませばが本当に伝えたいことはこういうことだ!」

企画書カキカキ)

混沌21世紀の姿が、次第にはっきりしてきた今…

2024-02-01

原作改変は「勝てば官軍であるという話

セクシー田中さん芦原妃名子さんの一件から原作改変は悪」「原作者を尊重しろ」という言がそこかしこで聞かれるが嘘もいいところである

今や日本国民の基礎教養であるジブリ原作改変しまくりで原作者の苦言もあるのに受け入れられている。

ジブリ映画ゲド戦記」に対する原作者の考え

https://www5e.biglobe.ne.jp/~midearth/fanta/gedleguin.htm

ここでは原作ル=グウィン失望が語られている。

上記国内でも評価の芳しくないゲド戦記だが宮崎駿作品でも同じ事だ。

インタビュー前編】『魔女の宅急便』作者明かす本音ジブリ映画観て驚き 原作と異なる展開に「あれ?と思いました」 | ORICON NEWS

https://www.oricon.co.jp/special/66472/

「あれ?」と思いました。私だったらこうしないなと思うところもあって。(中略)でも、あれは宮崎さんの作品からと、すぐ切り替えました。

(ちなみにインタビュー後編も公開されている

https://www.oricon.co.jp/special/66504/

前編532ブクマに対し後編はゼロ…みんな、読もう)

魔女の宅急便 (1989年映画) - Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/魔女の宅急便_(1989年映画)

角野は「タイトル名前」そして「世界を変えないで下さい」と伝えていたものの、「(映画は)お話の筋がちょっと違うのでびっくりしました。私はもう少しかわいいラブストーリーになるかと思ってたんです」と述べ、「映画を見てから原作を読む方がすごく多くて、それはそれで良かったと思います」と振り返っている。-『週刊朝日2019年7月19日

いずれも近年のコメントでこれなので公開当時の心中はお察しである

耳をすませば』も大幅に改変されているが…

[B! 映画] Season11/3本目 耳をすませば / 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん - 服部昇大 | COMIC OGYAAA!! (コミックオギャー)|おもしろい、がうまれるところ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/comic-ogyaaa.com/episode/14079602755325900906

ジブリのすごいところはアレンジするとそちらの方が自然だと思わされるところ。こういうふうに設定したらもっと面白くなる、というアイデア力がすごいのだろう。

これがトップコメになるほど改変は支持されている。

結局のところ鑑賞者は面白ければ原作改変など気にしないしつまらないと感じたら原作改変を槍玉に上げるだけだ。

そこに原作者の尊重などない。

2024-01-31

ゲド戦記映画化ジブリ原作者との約束を守ってないだろ

anond:20240130162824

  

ちゃんと事前に説得してると書いてあるが映画へのル=グウィンコメントを見ろよ

http://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponse

>そのとき説明によると、駿氏は映画製作から引退するつもりで、宮崎家とスタジオでは、駿氏の息子の吾朗氏にこの作品を作らせたいとのことでした。吾朗氏はまだ1本の映画製作したことがなく、わたしたちは大いに失望するとともに、不安を覚えました。

  

>ただしプロジェクトはつねに駿氏の承認を受けながら進められるという印象があり、また実際、先方もそのように保証していました。こうした理解のもと、契約は締結されました。

  

>その時点ではすでに映画製作は進行しており、子供と竜を描いたポスターが贈り物として届けられ、駿氏によるホート・タウンのスケッチと、スタジオアーティストたちによるその仕上画も同封されていました。

>その後の映画製作は猛スピードで進行しました。間もなくわかったのは、駿氏が製作にまったくタッチしていないということでした。

>駿氏からはとても心のこもった手紙が届き、さらに吾朗氏から手紙が来ました。わたしもできる限りのお返事をしました。

>この映画製作に際して、太平洋の両岸で怒りと失望が生じたことは残念に思います

  

>後に聞いたところでは、駿氏は結局引退はせず、今は別の映画を撮っているとか。このこともわたし失望を大きくしました。早く忘れてしまいたい出来事です。

  

そのリンク先のジブリ側の話では

https://www.ghibli.jp/storage/000457/

>そして宮さんは「今回のありがたいお話ですが、これが20年前ならすぐに自分がやりたかった。しかし残念ながら、自分は年をとりすぎている。どうしようかと困っていた時期に、自分の息子とスタッフがやると言い出した。彼らならこの本から新しい魅力を発見して、いい映画を作ってくれるかもしれない。スクリプトに関しては自分責任を持ちますから映像化を許諾してもらえませんか?」と、非常に感動的に言いました。

>何とかル=グウィンさんは宮崎吾朗監督映画を作ることを了承してくれたんです。

  

ジブリ側は「スクリプトに関して責任を持つ」と限定的だが、ル=グウィンは「プロジェクトはつねに駿氏の承認を受けながら進められるという印象があり、また実際、先方もそのように保証していました。こうした理解のもと、契約は締結されました。」と言ってる。

この時点で食い違ってるけど、仮にジブリ側の意見に寄せたとして

ル=グウィンは駿に監督してほしかったけど駿はもう引退するつもりで、代わりに脚本に関しては駿が責任を持つと約束たからなんとか了承したんだよ

この条件で契約したのに結局引退せず、脚本に関して責任を持つと言ったり駿が描いたスケッチとか送られてたけど実際には駿はほとんど関わってなかったと判明した

原作者とあらかじめ交わした約束を守らず反故にしたといういきさつは今回の件と一緒だよ

日本では、宮崎駿の引退発言はいもの引退詐欺みたいな軽く扱う風潮があるが、ル=グウィンはそれを信じて映画化を承諾し傷つけられたことは覚えておいてほしい

  

最後ル=グウィンhttp://hiki.cre.jp/Earthsea/?GedoSenkiAuthorResponseから

アメリカ日本映画製作者はどちらも、原作から採ったのは固有名詞といくつかの概念だけ、それも文脈無視して断片を切り取ったのみで、ストーリーはまったく別の統一性一貫性もないプロットに置き換えました。本だけでなく、読者をも軽視するこのやり方は、疑問に思います。   

  

映画ゲド戦記への批判の中で言及されたこの一文は皮肉にも宮崎への批判にもなってる

宮崎が関わった映像化は全部これ

個人的原作ファンだった魔女の宅急便宮崎脚本プロデューサー担当した耳をすませば映画は本当にひどかった

2023-10-04

また騙された

彼女に「ジブリ耳をすませばのセイジ君の声優高橋一生がやってたから、実写版でもセイジ役は高橋一生がやってるんだよ!」って言われて、邦画ってそういうの好きよね~と思って調べてみたら実写版普通に松坂桃李だった

嘘じゃねーか

また騙された

こういうことが月に5,6回ある

2023-08-12

anond:20230811161428

耳をすませばジブリ映画の方)の月島家のお父さん、子供の時にかっこいいなって思ったよ

子供を一人の人間として扱って落ち着いたトーンで話すの、めちゃくちゃかっこよくて痺れた

しか職業司書とか、憧れしかない

うちは父が気分で殴ったり大声で罵倒したりモラハラ尊厳踏みにじったりする奴だから尚更

2023-07-09

バイト日記

 バイト仲間のAさんに、

最近、中高年に大人気の『スキップローファー』を私も観たんですよ~」

 と言ったら、

「うわー、出たー! 増田さんもかよー」

 とAさんは言った。

 Aさんの叔母さんも最近スキップローファー』にハマっているらしいのだが、彼女にそれを勧めたのもまた職場の同僚の40歳女性だったのだそうだ。

 おばさんやおじさんの心を謎に鷲掴みにする理由がわからない、Aさん(ギリギリ20代)は叔母さんと一緒に視聴してみるも感想は「つまんねー」のみ。

「この間、叔母がうちに来るなり『なんとかとローファーってやつ観れる!?』って言うんで、大画面でアマプラ見せてあげたんですけど、キャプション見ただけで『きゃー! 面白そ~!』なんていうんですよ。キャプションだけで心を掴まれるってなんなんですかね」

「さぁ」

 改めて聞かれるとよくわかんないけど、

オーソドックスさが良いんじゃないですかね。ほら、20年前に世のおばさま方が『冬のソナタ』にどハマりしてた時も、そんな風なこと言われてましたよ。奇をてらわず普通っぽいところが良いって。昔の少女漫画みたいなんですよ、たぶん」

 とは言ったものの、思えば私はあんまり少女漫画を読まずに生きてきたので……オーソドックス少女漫画の具体例を挙げろと言われても思い浮かばない。

 私の場合、購読していた雑誌が『なかよし』で、ちょうど当時はセーラームーン魔法騎士レイアースなど、どんどん奇をてらってくスタイル漫画が連載されており、そういう華々しいタイトルに目を奪われていて、他に何を読んだのかさっぱり覚えていない。きっと当時も、読み切り作品などはごく普通の? 少女漫画だったはずなのに。

 覚えているのは、『なかよし』の購読をやめた後に何となく手に取った『耳をすませば』の原作漫画とか、高校生くらいの頃に好きで読んでいた望月花梨短編とか。

 耳すまはともかく、望月花梨少女漫画としてオーソドックスなのか? 心にグッサリと抜きがたい棘が刺さる感じなのは高松美咲に通ずるものがあったりするのだろうか。

 とか、今日は珍しく暇だったのでそんなことを考えながらレジでボーッとしていた。

2023-05-30

ありそうでない諺をAIに考えてもらった

  1. 灯台もとに闇なし
  2. 犬に焼き鳥
  3. から餅が降る
  4. 猿もキーボードを打てば、文章ができる
  5. 人間万事宇宙の塵
  6. 桜の下には死体も美しい
  7. 味噌汁に浮かぶ刺身
  8. 雲の上はいつも晴れ
  9. 雨降って地固まる
  10. 一石二鳥、三匹はもう大変
  11. 沈黙は金、話すはビットコイン
  12. 乗り遅れたバスは来ない
  13. 花より団子、団子より寝る
  14. 耳をすませばWi-Fiが聞こえる
  15. 竹の子は竹の中に育つ
  16. 猫にも三味線
  17. 虎穴に入らずんAIを得ず
  18. 一寸の虫にも五分の魂
  19. から出た真実
  20. 旅の恥はカバンに入らない
  21. 一度失った時間は金にも替えられない
  22. 出る杭はSNSに打たれる
  23. 今日流れ星明日の成果
  24. 象の耳も貸せば心地よい
  25. 油断大敵、緊張も大敵
  26. 天は自ら助ける者を助ける
  27. 早起きは三文の得、でも寝坊は体の得
  28. 猫の手も借りたい、でも犬の足も借りたい
  29. 弱虫な鳥は先に飛び立つ
  30. 祭りのあと銀河

人間万事宇宙の塵」無常感を感じる。深い。

沈黙は金、話すはビットコイン意味わからんが好き

「出る杭はSNSに打たれる」間違いなくて草

早起きは三文の得、でも寝坊は体の得」欲望に忠実で良い

2023-02-22

勉強してもその知識で世の中に影響を与えないなら無意味では?

最近、「働きたくないか生活保護を受けてみた。毎日が豊かになった。」というタイトルnoteを読んだ。「働きたくない」という理由生活保護受給し始めた人の体験談で、労働に追われることのない悠々自適暮らしを手にいれ、現在読書を通じて勉強したいことを自由勉強する日々を送っているという。「現代高等遊民」ともいうべき生活をしている様子が窺える内容だった。

しかし、ふと疑問に思った。

「どれだけ知識を身につけたところでそれを使って世の中に影響を与えないなら無意味で、いわば"百科事典下位互換を目指すだけの人生"なのでは?」と。

かに読書勉強世界見方を変えるとは思う。例えば英語が分からない人生よりは英語が分かる人生の方が読書映画鑑賞も幅が広がるし、翻訳吹き替えしか作品に触れることができない人よりも深い理解や感動が得られるだろう。だから働くつもりがなくても知識を身につけ続けること自体は悪いことではない。

しかし、それでもやっぱり"百科事典下位互換"を目指しているようにしか思えないのだ。

学んだ知識で(良くか悪くか)世の中に影響を与え、賞賛批判というフィードバックを受けることが現代人の「生きる実感」なんじゃないだろうか?

noteを読む限りまだ若い人のようなので、この人自身読書の日々で得られたものが将来何かの仕事に繋がることもあるかもしれないし、仕事ではなくてもSNSで多数のフォロワーに影響を与えるのも「世の中に影響を与える」に当てはまるかもしれない。

ただ、このnoteを見て「ワーキングプアになるくらいなら生活保護」と言っている人が一定数いるのは事実で、その人たちの多くはSNSで多数のフォロワーを抱えるわけでもない、「なんでもないただの無職」になる確率が高いのではないだろうか?いくら労働から解放されて自由に学べたとして、それを発揮する機会のない人生に虚しさを1ミリも感じないほど達観できる人はそれほど多くないと思う。

最近ひろゆきブームもあってカジュアルに語られることが増えた生活保護だが、「働きたくないか生活保護」の人生にはそれなりの苦労があると思う。「耳をすませば」のセリフじゃないけど、「人と違う人生は、それなりにしんどい」というのが現実なんじゃないかな?

2023-01-13

anond:20230113122901

こういうアナザーストーリーむっちゃ興味ある。

プリキュアアンリくんがもしブスだったらとか

アナ雪のエルサがブスだったらとか

耳をすませばの雫がブスだったらとか

あらゆる作品でやれると思うので公式でもやってほしいな。

2022-11-07

本名陽子っていうけど、

芸名は何よ?

11月6日(日)には『耳をすませば』を上映、コンサートでは『耳をすませば』の月島雫役で主演し、

主題歌カントリー・ロード」などを担当した『本名陽子』さんを迎えます

ジブリ映画コンサートが鑑賞できる、ファン必見の超贅沢映画上映会となります

anond:20221104003835

2022-11-04

ジブリパーク、ダメかもわからん

今月1日に開業したばかりのジブリパーク、TV新聞ラジオオールドメディアがこぞって特集組みまくり宣伝しまくりだけど実際のところ人気全然なくてヤバそう。

一部熱狂的なジブリオタクたちが爆買いしてるとかでネットニュースにもなってたけど、一般人の関心はあまり高くないよね。

その証拠に今週末予定されてるイベントチケットがまだ余ってる。

https://cte.jp/wp_detail/221105/

ジブリパークの開園を祝して、愛・地球博記念公園 大芝広場 ステージにて「森の野外上映会&コンサート」を開催します。

_

記念すべき第1回の今年は、『天空の城ラピュタ』と『耳をすませば』の2作品コンサートとともにお贈りします。

11月5日(土)は『天空の城ラピュタ』を上映、コンサートでは『天空の城ラピュタ』より「君をのせて」や『となりのトトロオープニングテーマ曲「さんぽ」などを担当した井上あずみさんが出演します。

11月6日(日)には『耳をすませば』を上映、コンサートでは『耳をすませば』の月島雫役で主演し、主題歌カントリー・ロード」などを担当した本名陽子さんを迎えます

ジブリ映画コンサートが鑑賞できる、ファン必見の超贅沢映画上映会となります

ジブリパーク開業初週っていう最高に世間の関心度の高い週末」に「主題歌を歌った歌手が生歌唱するコンサート」と「数あるジブリの中でもトップレベルで人気の高い作品の上映会」を「無料」で鑑賞できるチケットがいまだに捌けてないってヤバすぎでしょ。

(かろうじてラピュタのほうはSOLDしたみたいだけど、そもそも事前抽選経た段階でまだ売れ残ってた時点でヤバい

やっぱ立地がクソなのかなぁ、「愛知」ってさぁ・・・

それとジブリコンテンツ力も思った以上に低いのかも。

だってたとえばTDLで「アナ雪の上映会やります神田沙也加が歌います無料です」だとか、USJで「鬼滅の上映会やりますLiSAが歌います無料です」だとかやったら子供から大人まで大騒ぎ、アクセス集中してサイトバグってトレンド入りするでしょ。

そうならないってことはジブリ、声のデカオタクが騒いでるだけで実際の集客力はかなり低いんじゃないの?

これはダメかもわからんね。

 

追記

勘違いしてる人がいるので説明しとくけど、ジブリパークは全部が有料施設なわけではなくて、バカかい公園一角にポツポツとジブリの有料施設が点在してる形になってるわけね。

で、今回の上映会&コンサートは誰でも入れる無料エリアバカ広い芝生の広場でやるの。チケットなくても入れるってこと。

で、無料エリア広場と言ってもジブリの有料施設のすぐ隣の場所で、そこからラピュタイメージしたエレベーター塔や耳をすませば地球屋がばっちり見える最高なロケーションではある。

そこでジブリにちなんだ無料イベントやるっていうなら普通満員御礼になると思うでしょ。

でもならない。

もちろんコンサートと上映会だけなのでわざわざ遠方から足を運ぶファンは少ないだろうけど、地元名古屋市民や愛知県民だけでも普通は埋まると思うよね。

あれだけジブリパーク宣伝してるわけだからね。

でも埋まらない。

それが愛知の気風でありジブリの実力なんだろな、と思ったわけ。

2022-10-27

団地の女の子が戸建ての男の子と付き合う話

最近、氷の城壁を読んで「これはいい…」ってなったんだけど、

俺のフェイバリットな「耳をすませば」や「僕と君の大切な話」などとの共通点がありそうだなと思って考えたら

団地の女の子が戸建ての男の子と付き合う話」

というエグめのささやか共通点に気づいてしまった。

少女漫画って案外こういう設定多いのかな。

極貧少女アラブ石油王と…みたいなんじゃなくて、

これぐらいのささやかな差がある作品おすすめあれば教えてくれ。

2022-10-17

近藤喜文 1998年1月21日(47歳没) anond:20221016220327

高畑が『火垂るの墓』、宮崎が『となりのトトロ』をそれぞれ同時に制作した時期に、両者の間で近藤争奪戦が起こった。

高畑は「他は何もいらないから近ちゃんだけ欲しい」、宮崎は「近ちゃんが入ってくれないなら僕も降板する」と言ったという逸話が残っている(結局、仲裁に入った鈴木敏夫の「宮崎自分で絵が描けるから」という助言で、

近藤は『火垂るの墓』の制作に携わった)。高畑は後年の回想の中で、「近ちゃんを獲得することが私の最優先、いや絶対的課題だった」と述べ、

それ以外のスタッフについては積極的勧誘をしなかったと記している[10]。米を茶碗に盛り付ける際、手首に付着した米粒を舐め食べる動作など、高畑アニメが追求するリアル描写の実現は、近藤の強く鋭い感受性あって初めて可能ものだった。その後、再び高畑の元で『おもひでぽろぽろ』のキャラクターデザイン作画監督担当する。

それ以前から近藤演出をするという宮崎との約束があったため、宮崎企画を持ってきた『耳をすませば』の監督を任される。

同作の製作中、近藤宮崎の間では何度も衝突があり、時には宮崎演出の変更を求めたり脅すようなこともあったという。

近藤の没後、このことについて宮崎は「自分が終わりを渡してしまったようなもの」と語っている[要出典]。

一方、鈴木敏夫2018年インタビューで、生前近藤から高畑さんは僕を殺そうとした。高畑さんのことを考えると、いまだに体が震える」という言葉を涙とともに聞いた

と述べている[11]。また、鈴木によると近藤葬儀の際、火葬場で関係者が待つ間、あるベテランアニメーターが「近ちゃんを殺したのは、パクさん(高畑愛称)よね」というつぶやきを漏らすと、間を置いて高畑は無言でうなずいたという[

2022-10-15

ネタバレ耳をすませば普通映画だった(原作パヤオ版未修)

原作ジブリ版も観たことないからかもしれないが、まぁ、これと言って嫌う理由もなくかといって褒めるでもない普通映画だった

互いに夢を追うという過去恋人との約束に囚われ、物理的にも才能的にも恋人との距離を感じている中、うまく行かない現実に苦しむ主人公が夢は諦めないけど過去と決別し、等身大自分として夢を追い直す

といったストーリー

まぁわかりやすいし、夢を追う原動力だと思っていた彼の存在が実は枷だったという展開もありきたりではあるが、大抵そこで彼と別れた主人公現実に帰るところを心新たに夢を追い続けるという展開は希望のある終わり方で良かった

のだが

なぜよりを戻す?

帰ってくるなよ

イタリアに骨を埋めろよ

おそらくこれはジブリ版のファンへのファンサービスというより配慮なのだろうが、ラストシーンは完全に蛇足だった

それで全てぶち壊しされたまである

ただ、とりあえずラストシーン主人公というか宮崎駿妄想ということにして、その前のシーンまでを本編として普通映画という評価を下した

てか増田書いて気づいたが、この映画青春を絡めたただのララランドだわ

2022-09-14

異性と「出会う」ハードルって、どうしてこんなに高いんだろう

今日仕事帰りの電車の中で、自分が好きなマイナー漫画を読んでいる男性を見掛けて

見た目も正直好みだったので声を掛けたい、知り合いになりたいと思ってしまった

耳をすませばだったら恋の始まりになったのかなあ

SNSマッチングアプリで探してもさっぱり見つからない、同じ漫画ファンでそれも通勤圏内という近くに存在している男性実在するのに。

漫画感想をあれこれ語り合ったりそれを通して親しくなったりといった夢を見てしまうのに

彼は「出会う」対象ではない

なんで現実にその場にいて、滅多にいないマイナー趣味が同じ(かもしれない)人を見付けられたのに、みすみす逃さなければならないんだろうか…

異性と、いや人と人が「出会う」って、なんでこんなにハードルが高いんだろう、って本当に寂しく思う

目の前に沢山人がいても、それは徹頭徹尾未来永劫他人であって、「出会う」対象にはならないんだよね

人口はとてつもなく多くて、どうやら男余りらしいと聞く都会の孤独

まあ声をかける事自体が許される社会だったとしても既婚や彼女持ちの可能性も高そうだし、そうじゃなくとも自分容姿じゃ相手にされなそうだけどさ

これがもしも大学キャンパスとかなら、上手くいくかどうかはともかく声をかける事自体がここまで不審がられたりはしなかっただろうか…?

いや、それでも無理かな

同じ大学学生同士だったとしても親しくなるにはゼミサークルといった取っ掛かりが必要そう

キャンパスで見かけただけの相手からしかけられても余程可愛い子でもない限り不審認定だろう

なんでこんなに他人同士が「出会う」のは難しいんだろう

2022-09-12

予告で叫ぶ映画を記録するよ

anond:20220907172117

『マイブロークンマリコ』「ぎゃーーーーーーー」「離せオラァ」「感覚ぶっこわれてんじゃねーの」「ひったくりー」「死んでちゃわかんないのよ!」

  2022下半期MSTMost Screaming Trailer)

『百花』「いずみーーーーーー」

『七人の秘書 THE MOVIE』「先輩!」「いやああああーーーー」

『月の満ち欠け』「ウンダラジェックシダダラ」(??聞き取り不能

耳をすませば』「いい本なんて書けるわけねぇだろ!」

『ヘルドッグス』「やれよ!」(MIYAVI氏)

例外

沈黙パレード』 田口浩正氏が明らかに叫んでいるが、画像のみ

ホラーは別枠

『貞子SDG』そりゃまあ叫んでます

カラダ探し』「にににに逃げろーーー」

『“それ”がいる森』「何に襲われたんだよ!」

2022-09-11

anond:20220911205430

少女漫画は描いてないけど「漫画の才能」と全般さしての言葉だったか引用した。

うる星やつらめぞん一刻とか恋愛ものも描いてるし。

羽海野チカ先生とか美大はおろか大学も行ってないけど憧れから美大舞台にした「ハチミツとクローバー」を描いてるし、音楽家経験したわけではない二宮知子先生の「のだめカンタービレ」は連載当時、音大生にも人気があった。

物事を繊細に観察したり、読み解く力、それらを物語技法にのせて描き出す表現力の問題のが経験より重要だと思うけど。

経験漫画アウトプットするのが上手い作家さんがいるのはわかるよ、東村アキコ先生岡崎京子先生いくえみ綾先生安野モヨコ先生さくらももこ先生とか。

岡崎先生事故後遺症でもう描いてないけど)

でも結局こういう作家さんたちも経験アウトプットする方の力(漫画にする力)が強いからこそ今も描き続けてるだけだと思うけどなあ。

インプット先が違うだけで、結局最後アウトプットする力がないと続かないと思うし。

そもそも妊娠出産を経て漫画描くのやめた少女漫画家は多いし、他のトラバにもあるけど生存バイアスかと。

漫画ではなく、少女漫画原作に作られたアニメ耳をすませば」とか、原作少女漫画だけど脚本書いた宮崎駿監督は(監督近藤喜文さん)、身内が持ってたりぼん(当時耳をすませばが連載されてた)を読んで話の前後想像で描いてしまって現在アニメのあの話になったらしい。私は深みがない作品だとは思わない。

さらに言うと、現代では少なくなったとはいえ男性少女漫画家もいる事は考慮してるのかなあと疑問に思った。

また、最近イチオシでかつ私の中で歴代の好きな漫画作品牛蒡抜きしてる「スキップローファー」は掲載誌こそ講談社アフタヌーンだけど、少女漫画文脈で描かれた傑作(まだ連載中だけど」なので是非読んでみてもらいたい。

私自身は既婚者で夫と一人娘がいる身です)

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