「統計」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 統計とは

2024-05-03

ECサイト運営に取り組んできた 


中途採用ECサイト業界に入った。二十代半ばの頃である外資ということで緊張してたけど、意外とそうでもなかった。

厳しい社風ではあったが、それはルール数字に厳しいというだけであり。自社のポリシー規則に従って行動していれば、結果が悪くてもそうまで低い評価が付けられることはない。

もっというと、上の意向をしっかり確認して動くということか。いや、違うな。ちゃんとした意思決定過程を踏むということだ。上の判断必要なら議論をし、委任事項であれば自分責任物事に挑み、失敗しても成功しても検証記録を残していく。これだけのことができずに消えていく人間を何十人も見てきた。

語りが過ぎた。私はeコマース(ネットでの買い物)の世界で長い間働いてきた。実はもう転職が決まっている。記念に、これまでの努力過程を書き綴っておきたいと思った。ちょうど今は卒業シーズンである

ただ、努力はしたけれども、いい結果が出ないことの方が多かった。もしくは結果自体の測定ができないか。それでもいくつかの改善はできた。その一部を記していきたい。

私の専門分野はレビューシステムだった。あなたも、ECサイトで★を付けたことが一度はあるのではないか。私は、そのあたりの仕組みやルールを作っていく部門で働いていた。SE寄りではなくて、インフラ寄りでもなくて、格好よくいえば社内Sler企画といったところか。

これから、何点かのトピックに分けて思い出深い改善活動について述べていきたい。なお、特定用語を出すとどこの会社かわかってしまうので、専門用語一般的言葉に置き換える。例えば、あるレビュークリック等で賛意を示すことは「いいね!」で統一する。



1. 愉快犯レビュアー対策

 昔は、ある特定レビュアーへの通報が多かった。違反報告か、問い合わせ窓口(TEL,mail)を通じて、「あのレビュー誹謗中傷だ」「特定個人名誉を傷つけている」「製造メーカーへの粘着が見られる」「差別的表現を用いているので削除すべし」といったものが多かった。確かに通報先のレビューを読んでみると、大変よろしくない表現散見された。

 当時は、電話によるカスタマーサポートがあった。その窓口に、正義感を持った方々が、上記の善くないレビュー及びレビュアー(bad egg)について抗議していた。

 こういった問題あるレビューについて、私がいた部署では対応必要と考えていなかった。直属の上司も、さらに上の人間も、どの国にも地域にもいる悪口をたくさん言う人としか捉えていなかった。

 しかし、私や数人のチームメンバーは、彼ら悪辣レビュアー(bad egg,bad person)の行為が、サイト全体の害になると考えていた。具体的には、次のような行為を彼ら(彼女ら)は行う。

特定企業や出品者の商品に対して一つ星(1/5)を付ける

・彼らのレビューにおいては、読んでいる人を煽る表現が目立つ

商品をわざと口汚く罵り、マイナス評価罵倒コメントが付くことを喜んでいる

 ※アニメ漫画小説といったエンターテインメントに多く見られる

 特に、一番下のタイプ顧客場合サイト利用者不愉快な印象を残す可能性が高い。対処必要と思われた。

 しかし、データがなかった。上司にある対策提案した際に言われたのは、「今あなたがしようとしているのは、私の権限を超える行為であり、本社への協議必要である主観ではなく、根拠を示したうえで提案せよ」というものだった。

 それから半年以上かかったものの、私とその小さいチームで初版検証資料作成した。それは、次の結論から成り立っている。

悪辣レビュアーと論戦になった顧客は、その後半年間での実質退会率が高い

・その顧客層は、その後半年間での商品購入額が低下する

 具体的なマイナス幅を提示することはできないが、統計学上、数パーセント以上という有意範囲顧客マイナスの影響を与えていた。当然売り上げも落ちている。

 悪辣レビュアーは、一般的顧客レビュー内容を巡って論争(※当時はコメント機能あり)になった際、いわゆる煽り行為をする。その口汚い言葉顧客を傷つけ、顧客体験を棄損してしまう。そんな当たり前のことに気が付くのは容易だったが、数値的に証明することは難しかった。

 私たち検証結果は、上の階層へと引き継がれた。さらに細かく検証するという――それから数ヶ月が経って、本社の方から通達があった。

「次のとおりレビューシステム仕様変更検討する。そちらの考えをまとめて回答せよ」とのことだった。以下は仕様変更案の参考文面である

改善案‐

「参考にならなかった」のコンバージョンボタン(Conversion Button)の廃止検討する。

理由:悪質な利用者一定数いることで顧客体験を損ねている。顧客がより安全ショッピングを楽しむためにも、悪意をもって低評価をする者への対処必要である

私たちは、その通達と、添付されていた検証資料を読んだうえで、時間をかけて再検証を行い、廃止は正しい行為であるという回答を上申した。

加えて、現状のレビューシステムにある顧客同士で討論できるコメント機能についても、建設的な議論が行われているとは言い難い状況にあることから廃止提言した。



2. 不正レビュー対策

 積年の課題だった。残念ながら目下解決には至っていない。不正レビュー根絶の目途もつかない。明白な違反者であれば発見処分ができるのだが、グレー段階での処分は難しい。

 実際に、不正を行ったと思しき者を見つけることはできる。AIが発展した現在だと、いわゆるサクラレビューと呼ばれるものシステムの方で自動的発見し、一定確率で怪しいものを報告してくれる。

 昔は、一件一件手作業であったり、Excelフィルタ機能を組み合わせるかのように検索条件を設定して虱潰し(shirami-press)に見ていく必要があった。

 そう、不正行為と思しきレビューを見つけることはできる。あくまで見つけることは。だが、はっきりクロだと断定し、処分を下すのは人間しかできない。1日につき何十件、多い日だと百件以上も上がってくる不正と思しきレビュー対応するのは不可能に近い。

 多くのECサイトには、利用規約社会倫理に反する行為をする利用者(販売者注文者、閲覧者)を処罰するためのポジション存在する。弊社においても当然あったが、少数精鋭が過ぎて不正レビューへの対応が後手に回っていた。

 不正を見つけることはできても、処分することは難しい。冤罪があってはならないのはもちろんのこと、微妙なケースである場合も、利用者が今後弊社を利用してもらえるよう最大限配慮する必要がある。

 はてなのサービスでいうならば、以下の利用規約適用に係る取扱いが最も近い。

d. 迷惑行為嫌がらせ行為誹謗中傷行為、正当な権利なく他者精神被害経済的被害を与える行為

e. 自分以外の個人会社団体を名乗ったり、権限なく特定会社や団体の名称使用したり、架空個人会社団体を名乗ったり、事実がないにも関わらず他の人物会社団体業務提携や協力関係があると偽ったりする行為

はてな利用規約 第6条第2項から抜粋


 私は、学生時代からはてなのサービスを利用している。はてな匿名ダイアリーにおいては、この規定制限的に運用しているように見える。

 というのも、明らかに釣りと思われる投稿をしたり、他人なりすましたり、特定企業や団体を匂わせる文書を発しているエントリ一定数みられるが、運営規約規範として対処している様子はない。

 推測ではあるが、99%のクロであっても、それが100%でない限りは対処しないという方針であろうと思われる。冤罪を避ける意図もあるが、意見多様性を保持するためでもあるし、はてな匿名ダイアリーひとつ実験場として捉えているのかもしれない。当方は、増田なる場所を蟲毒のひとつであると考えている。

 話を戻す。レビューに関する不正行為について――その大半がサクラ行為であるが、不正行為抽出までは技術的に自動化できるものの、最終判断は人がせねばならない、かつ間違いがあってはならない――という課題について説明した。

 ただし、今のところはそれで問題ないと個人的に考えている。というのも、不正レビューへの対処が迅速ではないというだけで、悪質な行為をする利用者を取り締まること自体はできているからだ。技術が向上すれば、今後の改善も見込まれる。

 今でも、ECサイトを覗いているとサクラレビューが多く散見される。会社を去って他業界に行く自分がいうのもどうかと思うが、今後も建設的な手段により不正行為への対策効率化される未来を願っている。



3. レビュアーランキング

 多くのECサイトでは、役に立つレビューを行った人に賛意を示すことができる(冒頭の「いいね!ボタン)。多くの点数がついたレビューは、商品欄において上位に表示されるようになる。

 どのECサイトも、できるだけ多くのレビュー投稿してほしいと考えている。世の中の儲かる商売というのは、消費者に働いていただくことで成り立っている(GoogleTwitter典型例。もちろんはてなもそうである運営会社ブロガー生産活動によって生きている。ほかに食べログリクルートメルカリなど)。

 過去の弊社においても、どういった仕組みを採用すれば多くの利用者レビューを書いてもらえるのか、サイト黎明期の先達は検討検討を積み重ねた。

 結果として、レビュアーランキングシステムという、今では各社で一般的になった仕組みが誕生した。かつてECサイトが未開の荒野を歩いていた時代発明ひとつである

 永きにわたって活躍したランキングシステムだが、今では隔世の感が否めない。レビュアー同士の競争を促進することで、より多くの良質なレビューが生まれるという判断があったが、それは一企業人の錯覚に過ぎなかった。一企業においても高度の統計分析可能となった現代において判明したのは、その役割を果たさなくなっていることである

 以下は、当時の弊社内での調査研究報告の一部要約になる。

レビュアーランキング存在によって、自らの票を集めることのみを目的としたレビューが増える。初めは良質なレビューを書いていた利用者でも、ランキング上位になった後にレビューの質が低下する傾向にある」

 ある時、自分の書いたレビューがバズったとする。それは、有名な映画小説漫画アニメか、化粧品家電製品衣服か、はたまた書籍か、なんでもいい。自分レビューが数百人からの「いいね!」を集めたとする。その後も良質のレビュー投稿し続け、同じような体験を繰り返したとする。そして、あなたは晴れてレビュアーランキングの相当上位に昇った。あなた投稿したレビューのどこかに、それを示すバッジ掲示される。

 さて、晴れて上位レビュアーとなったあなたであるが、その後に何もしなかった場合順位は落ちていく。数ヶ月も何もしなければ、まず確実にバッジは剥がれる。元に戻るのだ。

 それが嫌なレビュアーもいる。上位レビュアーでありたいがために、関連商品にとりあえずのレビューをいくつも投稿する。人の目を引くために過激表現を使うし、ゴシップサイトさながらの低俗言葉遣いをすることもある。また、省力化のため、自己他者レビュー内容の一部を借用することがあるかもしれない。

 上記調査研究において、上位レビュアーによるそういった傾向が明らかになった。特にサブカルチャーにおいては顕著であった。

【具体例】

・人気作品新刊が発売になると最速でレビューを付ける

・新作アニメの公開時期になると、数行程度のレビュー無差別に付けて回る

・水平展開するコンテンツ原作アニメ小説映画舞台etc)の各所に似たレビューをする

 現在では、レビュアーランキングシステム廃止されている。上に挙げたようなマイナス効果の方が大きいというのが、社内の統一された意見となった。

 レビュー自体については、今後も廃止されることはないだろう。私自身も、レビュー調査研究を続ける度に学びになることがあった。人の親愛の興味深い傾向(ex.数千字にわたって自分家族の話をする)であったり、笑いを狙ったユーモア(ex.ヘッドフォンの音質は、元の電源によって異なる。原子力発電火力発電かソーラー発電かを聞き分けられると一人前)であったり、その道のプロと思われる学術的なレビュー読書カテゴリに多い)も多数拝読した。



日記は以上である。懐かしい思い出を振り返る機会ができてよかった。年度末ということで、新しい職場に移る前に買き始めておきたかった。投稿ゴールデンウィークになってしまった。

次の職場も、一般企業と各消費者を結びつけるタイプ仕事になる。フリマアプリ会社である。残念ながら、自分仕事を通じて、どれほどの顧客体験社会にもたらしたのかを測定できる手法は未だ確立されていない。私が生きているうちに、そういった手法が生み出されることがあるのだろうか。

最後に、ここまでお読みいただきありがとう。今後、あなたが利用した商品レビューしたことで、そのサイトショッピングをする何千、何百万人という利用者が喜ぶ未来を祈っている。

anond:20240503145932

ののしりあいしてるやつが開示請求されるようになって統計が出てマジでそうだったらしいな。

anond:20240502191930

ああ、なるほど。大げさに言えば、国家自身の後身となる「100年後の国家」の形を、意図してデザインできるようになるということか。そのとき国家はどういう哲学の下に「100年後の自身」を選択するのか、ということか。

この議論、常に現在世代優遇になるという側面はあるよね。たとえば人口100人で外界と遮断された孤島があって、そこで次世代をどうするかを議論したら、それは常に「リソースとの見合い」になると思うんだよ。100人しか養えない状況なら、そりゃ「子供作るな」って話になるだろさ。

これがたとえば1000人でも養えるリソースがあれば、「当面は勝手に増やしてヨシ!(産めよ増やせよ)」てなりそうだけど、そうなると人口が1000人に到達した後の村人は、急に「わが子をもつ権利再生産権?)」を大きく制限されるわけだよね。子作りできる人を人口20%(日本場合既婚率が代替6割、うち1/3を出産適齢と想定。もちろん、結婚しなくても子供は作れるし逆もまたしかりだけど、まあ概算てことで)、自然減を1%(これも統計による)と見積もろう。子づくりできる人に対して志望者は1/20から、単純に言って死亡者に合わせて子づくり権が配布されるとしたら、20倍の応募を勝ち抜かないといけない。最初世代100%であったのに対して最後世代は5%の権利しかなくなるのは、明らかに不公平だよなー。

そうなると今度は、「更なる人口拡大を可能にするために、リソースを増大する技術開発」に必死になるだろうけど、たとえば原発見りゃ分かるとおり、結局「(希望的な見込みによる)将来世代への負担押し付け」による、見かけ上の問題解決が一番簡単なわけで、ここでも「現役世代優遇、将来世代へのさらなる負担増」の構図は変わらないんだよ。

結局、「民主的手続き」は、「(自分では声を上げられない・投票できない)将来世代から搾取」というバグ構造を常に抱えてる。これを踏まえて、最初の問いに答えるなら、「どうなるか」に対しては、放置すれば常に現役優遇圧力の下、将来に抱えきれない負担を背負わせやがて破綻する道を歩むというのがおよそ誤りのない予測になるだろうし、「どうすべきか」に対しては、民主主義に代わる新たな意思形成手続きを見つけるべきという話にしかならんのだろう。

後者は、つまり現在生きている人間の上に『時間を超越した外部者』を(理念上でも実際でも)君臨させるという方法になるわけで、てゆーことはそれ分かりやすく言えば宗教じゃんて話になる。新たに結婚する男女に「こづくりしてよい」「こづくりしてはならぬ」の決定を告げるのが、見た目が神主によるお告げである人工知能による計算結果であるかは大した問題じゃない。そんなのあくまで見かけの問題に過ぎないので、いずれにせよ、滅びたくなければそういう制限を受け入れるしかないってこった。つまり未来は不確定だから人間自由意思の下にふるまってよい」という現代社会の基盤そのものを変えないと、将来的な破綻を防ぐのは、無理無理。

なんだよねー。まあそうなるともう強制的な「洗脳(たとえば脳内チップ埋め込むとか)」を義務化して誰も「ご神託」に逆らえないようにしちゃうのが手っ取り早いだろーね。歴史的に言えば「中世暗黒時代」がそうであるように、それも一つの幸福」の形であることは間違いない。もっとも、歴史的には、それもまたやがて想定不可能外部性による「破綻」の可能性に至る道筋であることは間違いないんだけど。どちらにせよ破綻して大きな悲劇が生まれ、滅亡の一歩手前まで人口が大幅に減少して振り出しに戻る……を繰り返すのが、カミノココロに叶う人類運命というものなのかも。神という名のゲームデザイナープレイヤーに容赦なさすぎなんよ。

2024-05-02

anond:20240502224105

 だから歴史修正すんな。

 萌え豚とか美少女動物園叩きはマジでやってたけど、腐女子は徹底的に擁護されてたし、女叩きのほとんども「男オタが女叩きしたー!」って言いたいがために、しょうもない内容ばっか叩いてただけじゃん。

 たまに一方的に叩かれる場合も、明らかに「女が嫉妬するような勝ち組っぽい女」しか叩かれてなかった。

 昔のなんJとか2ch全体に言えることだけど、「男7割」神話ひろゆき拡散してから、何でもかでも男のせいにされて叩かれるようになった。

 明らかに女にしか都合がよくないようなバッシングも、こういう連中によって、すべて男のせいにされた。

 それで増長しまくったノイジーマイノリティがこいつらだよ。

 仮に七割本当に男だったとしても、暴れまくってた奴らの九割は女だったと思う。

 三割は女いたわけだし、実際に炎上とかバッシングしてる奴なんて、全体の一割にも満たない奴らだって統計は、既にたくさんある。

 特に、どんだけ暴れても、全て男のせいにできる状態なら、そりゃこいつらはこんだけ屑丸出しで暴れまわれるわけだよな。

 で、昔の2chは、腐女子や腐媚びアニメが少しでも叩かれると、即座にすべて萌え豚のせいにされ、何倍返しくらい叩き返される。

 逆に萌え豚が叩かれてる時は、誰も叩き返さず、どんな理不尽理由でも一方的萌え豚叩きされる。

 少しでも叩き返されると、「効いてる効いてるwww」 「ほら萌え豚発狂して沸いた! 萌え豚だらけ!」とかほざき出す。

2024-05-01

ハラスメント不祥事処分された人間のその後

どうなってるんだろうな

反省して改善するのかより悪化するのか。

公務員依願退職したとか民間懲戒解雇とかだったらそもそもその後反省たかどうかなんて調べる意味がないだろうし

組織に残った場合でもその後改善されたかどうかを客観的評価する仕組みがあったりするわけでもなく統計が取られたりもしてなさそう。

そもそも処分ってもの改善目的としているというより見せしめの側面が強いよな

不祥事を起こしたらどうなるかわかってるよな?という意味一定の効果はありそう。

でもそれをやられても組織に残るような人間って、真に反省してる人間というイメージもあるけどそれとは別にふてぶてしさみたいなもの想像してしまう。

ある意味無敵というかどうせ上には行けないしハラスメントにはならないギリギリラインを極めた凶悪モンスター化してたりしないんだろうか?

anond:20240501121728

Q.

東京都内に住む女性ほとんどが、電車内などで痴漢被害に遭ったことがあると言われています。一方で、痴漢冤罪で罰せられた男性の話はあまり聞きません。痴漢被害件数冤罪件数を比べると、圧倒的に被害件数の方が多いことがわかります。」

上記文章は、

件数が少ないもの問題視する必要はない」

ということを言っているのでしょうか?

A.

いいえ、そのような主張をしているわけではないと思います

この文章は、痴漢被害の深刻さと頻発性を指摘しつつ、一方で冤罪件数相対的に少ないことを述べていますしかし、だからといって冤罪問題性を軽視していいという趣旨ではないでしょう。

件数多寡に関わらず、冤罪で罰せられるのは重大な人権侵害であり、できる限り防止すべき問題です。また、痴漢被害に遭った人の中には、訴えることをためらう人もいるかもしれません。実際の被害件数は、統計に表れている数字よりも多いかもしれません。

まり、この文章痴漢被害の深刻さを強調する一方、冤罪問題をないがしろにしているわけではないと考えられます被害の防止と、冤罪の防止の両方に目を向ける必要性を示唆しているのではないでしょうか。重大な人権侵害が一件でもあってはならないのは言うまでもありません。

2024-04-30

anond:20240430211149

他の枝に逃げるなよ。働いてない女を統計に含めて計算しろ

anond:20240430210617

死傷率の高い職場に就くまで統計に計上されないと主張するクズがなんか言えよ。

2024-04-29

文科が何か外から持ってこれる訳もなく、世の諸問題というのは統計サボる我々の怠慢からくるものであり、80億程度なら全量統計を取る気持ちで当たろう

きつね顔とたぬき顔の夫婦

統計でめちゃめちゃ高い

皆さんはどうですか

2024-04-28

anond:20240428125206

アベノミクス以降実質賃金下がったってよく言われるが時間当たりでみると2015~2021は上がってるんだよな

消費増税のあった2014年ウクライナ以降はさすがに時給でも下がってるけど

よくニュースになってる実質賃金統計労働時間考慮せず名目月給伸び率から物価の伸び率引いてるだけの奴

から実質賃金低下の主因は残業時間規制有休義務化とかの労働時間抑制

円安働き方改革安倍政権政策から実質月給低下を安倍批判につなげるのは問題ないが雑な理解のまま叩いてるのが多すぎる

たぶん今月から規制強化(による労働時間減少)でまた実質賃金低下につながるが中身をよく見ず円安物価高のせいと思ったまま叩かれるんだろうなあ

野党労組支持母体から分かってても労働時間規制するなというわけにもいかず誤解を直すメリットいから雑叩き続けるだろうけど

2024-04-26

大学講義面白かった話

日本の平均年齢は50歳間近であり、またスマホの普及率が90%を超えた事から、なんらかのSNS投稿者は50歳前後ボリュームゾーンである

しか統計存在するのは、全域に公開投稿される、いわゆるsurface webのみであり、招待制承認制のSNSに対しては、統計が取れていないのが現状である

本学のある研究では、20歳未満の学生に対してアンケートを行った所、surface webSNSを利用する者はわずか7%にとどまり若者の53%は招待制承認制によって繋がる相手を選んでいることがわかった。

自由記述でその理由を尋ねたところ、「公開投稿文脈無関係横槍が多く不快」が32%で最多であった。

また「SNSデモ活動場所勘違いしてる痛い老人が多い」、「痴呆老人の収容所になっている」、「話ができない古い人間が多い」など、世代対立が浮き彫りとなった。

なお、X以外のSNSを知らない、使っていない50歳代は93%であった。

2024-04-22

anond:20240422221405

統計で人数割り出してたりネトウヨ集会に参加して内部レポ書いてたりかなり面白い

面白いのでネトウヨとかロスジェネとか平成インターネットとかの分析本は読んでみると良いよ

anond:20240422192826

ゴロゴロいるwwwwwwwwwwwww

いやいや、アンケート見ても実際の割合を見ても主たる家計の稼ぎ主は男性の方がずっと多いでしょ??????

なんで選択肢の細い不利な方を指してこれもあるよとかドヤ顔で言っちゃうのかな、統計とかマクロとか知らん人?w

高卒とか底辺文系事象ミクロしか捉えられないから仕方ないけどさw

そりゃ口出すだけのバカ責任取らなくていいから平気でリスク取れとか言えちゃうけど、お前は下がる確率の方が高い株買うの?バカなの?

anond:20240421170643

HanPanna id:hunglysheep1 幸福度ブータンの例み見ればどんなもんか分かる。自殺率の男女差は各国比較でみれは、日本はまだ均等なほう。ちなみに日本女性自殺率は非常に高く世界有数で、日本人男性より上位です。

それは素晴らしいね

嫌味で言ってるのではなく男女平等とされる国ほど女性自殺率有意に高くなるのは統計で出ているのですよ。

男女平等に近づけば近づくほど自殺に対す性差もなくなっていくってことだね。

2024-04-21

anond:20240421224916

そもそも男性は不幸ではない説

客観的に見て男性全体が不幸だとは思えない

平均カップ数の統計を見たときと同じ気持ち

anond:20240421170643

男の人の不幸率・自殺率が高止まりしてることについて。

男にとって地獄のような時代になってる

あらゆるジェンダー政策価値観の変遷が全部女様偏重

今まで、女性にとっての地獄時代が続いてきたことのバックラッシュに過ぎないと思う。

コメントにも同様の意見があるけど、少なくとも私はこれを支持する立場

だけど見方を変えると、男の人の不幸率と自殺率は相変わらず相対的に低いままで、この数字だけをみると辛いのは男性であるかのように見える、そうです、不思議ですよね。

私的な仮説だけど、実は、これも男女不平等の結果だと思う。

今まで男性たちはケア役割女性押し付けてきた。女たちをまるでケアを与える道具のように2級の存在として扱って、人間扱いしてこなかったわけね(今でもVtuber癒しを求めておいて、感謝する代わりにイラストサイトでは彼女らを好きに脱がしてたりする。ひどい)。

でも女に気を許されるほど理解のある男性は少ない。都合良く利用されるとリアル人間は怒ります。叱られた結果、多くは女を、清潔感メイクなどの女性文化ごと見下して、遠ざけてきた。

話すたびビックリされるんだけど、基礎的なスキンケアさえ頑なにやらない男の人は驚くほど多いの。

——そうしてるうちに、男性セルフケア能力は退化していった、これは統計証明されてる事実

お化粧にはセルフケア効能があって、女子会には傷を舐め合う意義があるのにね。

ケア価値を軽んじて女の仕事としてまとめて捨て去ったのを今更後悔しても、もう遅い。

暗がりでの女性主義への反発を最近も見たけど、もはや人間扱いが何を意味してるのかさえも分からないようだった。ネットの片隅でお互いを罵りながら陰口を言い合う様子は、外から見るとイビルしか見えない、そして孤立は加速する…………、そんな悪循環があると思う。

2024-04-20

anond:20240418113101

大学受験で超絶訓練して今も使うのは計算能力英語だな。あとは確率統計結構普通に使う。

その他も詳細な部分は覚えていないけれど、概念的なもの結構残ってると思う。

2024-04-19

気概がある人を支援、みな賛成だが何故駄目か

増田の言ってる事はごもっともで、分解して箇条書きに展開すると

と言う所で、これに反対する人はいないんだよな。

ただ、ちぐはぐというか議論が分かれているのがこちらで

これが難しい。

育てたい人、育てる気概がある人

基本的には施策はここをターゲットにするべきで、国立人口問題研究機構などが行っているアンケートでも、実は育てたい人、育てる気概のある人の率は、昭和時代から大きく低下していない。

では何故ここが問題かと言うと「育てたい人、育てる気概がある人」をターゲットにしていると言っているのに、ターゲットにしてない人から

と言うよくわからない反応が起きること。総論状態目標を掲げているうちはそうなのだけど、実際の事業施策を動かしていくと問題になる。

特に効果が大きい施策結婚支援税制改正制度改正などで噴き出してくる問題だ。

ただ、こんなことを実際リアル人間関係の中では言う人は少ないよね。だけど、政治活動世界では多く発生していると言う不思議がある。

典型的ノイジーマイノリティだと思うんだけど、どうして声が大きく出てしまうのだろうか。

もっと子供を産める状況にする

さっきのターゲットの話はノイジーマイノリティ問題だったけど、今度は逆。

子どももっと産める状況にするには、増田が言うように経済的問題第一だ。金がないのだ。

それに対して、現在行われている「もっと子供を産める状況にする」という方面対策は、それを助長するような対策ばかりになっている。

これらの施策子育て支援という名前になってるけど、これは子を産める状況にする、と言う対策では無くて、子育てを行っている層や、その祖父母層に向けた票集めのための施策になっていて、「もっと子供を産める状況にする」の裏返し「子どもを産める状況になっていない」人たちに対する支援になってないんだよね。

例えば、高校授業料無償化や、小児の医療費無償化といった施策は行われているが、そう言った施策が広まっていっても子育てにかかる金額ははどめがかかっていない。

これは当然で、子育て競争という性質が強く、また金があったらいくらでも金をかけてしまうと言う性質を持っているから。

例えば支援無しで100の資金が合った人に、30を援助すると、130の資金にして全部投入されてしまう。

するとどうなるかというと、子育てにかかる金額がどんどん増大して新規参入障壁、つまり新しく子どもをつくりたい、増やしたいという人が増えにくくなっていく。ハードルが上がってしまうのである

この傾向が最も分かりやすいのが、出産費用私塾の料金。支援金が増えるとそれと同じだけ価格が上昇してる。

じゃあどうすんの

標準的子育てシステム化してみなこれをやっておけばよい、と言うメソッドを構築すること。

その代わり。その費用公的な仕組みで全部出すこと。ちょうど健康保険介護保険の様な仕組みにする。

例えば、大学学部卒までの学費、食料費など全部含んで自己負担金を、住民税基準のようにゼロからMAX20万円ぐらいまで設定する。

学校はその金額の中で運営し、それ以上は利用者からとってはならないとする。対価がある寄附行為も全部禁止

また、医療介護の標準のように、標準的に守るべき部分を入れて定期的に監査する仕組みにする。

こうすると、養育費の上限が固定されて、大規模な改変がない限り、大学学部卒業までに、月額いくら払っていけばいいのかが確定する。更にここには保健機能を付加しておいて、何か重大な事故があった場合保護される。

できるわけねーだろ

まぁそうだ。

というか、教育に関しては当時の為政者住民を都合良く洗脳すると言う過去の経緯があって、政治が絡みすぎている。

例えば大物政治家が不祥事落選した時、自分懇意にしている私立学校法人の教授理事に収まって政治活動継続する、と言ったことが凄く多い。

治外法権で聖域化しているし、ここまでの巨大な改革は相当難しいと思うが、そこまでやらないと色々と解決は難しいと思う。

一方の結婚支援の方は

結婚支援の方は、逆に利権が絡まなすぎて進まない。

政治に興味を持って投票行動を取る人、と言うのは、結婚したり子どもができたりして意識するようになる人が多いようだ。

一方で独身者投票率はかなり低い。今となっては、子どもよりも政治的影響力が無い。

そして独身者投票する・政治活動をする層と言うのは、ノイジーマイノリティ化した層だ。

彼らが意見代表しているかのように政治に影響を与えてしまう。(統計ベースでは、彼らがノイジーマイノリティであることは明白なのにもかかわらず、だ)

この増区政の人々に味方しても票が増えるわけでは無いのだ。なので、受けない。

地方議会などは、切実にわかっているのでやるのだけれど、より劇場型政治性質が大きくなっていく国会などではどうやっても優先度が上がらない。

と、思わず読んでいて思いついたので頭を整理する意味でダラダラ書いたんだけど。

どうしたらいいんだろうね。

anond:20240419091651

おもしろい。

さて、ここで適当検索して既存言論を調べてみる…

信頼(しんらい)とは、相手対象に対し自分の期待した通りの結果が帰ってくることが信じられること。どれだけ信じられるかの定量的度合いを信頼性信頼度という。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E9%A0%BCtitle=]

(wikipediaには信用の項目は無し)

イマイチ要領を得ない。社会心理学用語として載せられている。ここで調べる先を間違っていたことに気づく。

信頼(しんらい)

1. 信じて頼りにすること。

  • 彼は蝗を捉へるには、それに巧でない方の犬にくらべてもずつと下手であつた。それにも拘はらず、犬どもはそんな事にまで主人の優越を信じて、主人を信頼して居るらしかつた。

信頼 - ウィクショナリー日本語版

信用 (しんよう)

1. 信じて任用すること。

2. 相手言葉を間違いないと見込んで頼ること。

3. それまでの業績などから人や物に対して与えられる評価

4. 支払能力があることを土台にして成立っている、貸借関係

信用 - ウィクショナリー日本語版

wiktionary定義によれば、信頼は一種感情的ものでさえある。しかし信用は、例えば"信用取引"などという言葉があるように、感情ではなく、どちらかと言えば"合理的な期待"に類似することが分かる。

/* だが、信用と信頼を、意識して使い分けている人が、どれほどあるのか?あるいは、ごちゃまぜに認識している人も、いるのではないか?というのも、私もイマイチ意識していなかったために、こうして調べているのだから

例えば「そんな人のこと、信用しちゃダメだよ」この文がどちらの意味を(感情か、合理的な期待か)持って信用という語を使っているのか?それは発言及び人物の背景を見ないと分からないと感じる。

形而上の言葉というのはそういうものだろうか。(哲学初心者)*/

辞書から離れ、では市井の使い方を観察してみる。

信頼とは裏付け担保もなく相手を信じること。 これもアドラー言葉です。 信用というのは条件つきで相手を信じること。(引用元)

アドラー用語として。感情契約という対比がある。

「信用」と「信頼」では微妙意味が違う。前者は損得を計算した上で相手を信じる行為を指すが、後者は利害を超えて相手に身を委ねる気持ちがあらわれている。違いを意識した上で英語に訳すと、「信用」は「give credit to s.b.」、「信頼」は「rely on s.b.」というのが適当かと思う。

 藤田達蔵著「ガイドとの交信マニュアル」の第5章「交信のコツ」の「5自信を持つ」から以下抜粋する:

 一般社会においても、信用と信頼は別ものですね。

 「必ず期日までに返済するならお金を貸してやろう」というのが信用です。それに対して、「きっと返済してくれると信じているかお金を貸してあげよう。もしも返してくれなくてもそれはこちらの責任。君を信頼しているから貸すよ」というのが信頼です。

---

 村上春樹氏は、『村上さんのところ』に収められた読者への返事に自らの考えをまとめた:

 長嶋茂雄さんはかつて「選手は信頼するけれど、信用はしない」という名言を吐かれました。要するに配下選手に対して「基本的にはポジティブに受け入れるけれど、細部に関してはしっかりと疑いの目を向ける」ということなのでしょう。例によって「長嶋語」ですが、なんとなく感覚としてはわかりますよね。

「信用」と「信頼」、「信任」を使い分ける | Web Pages Japanese-English And English-Japanese Wiki | Fandom

やはり対比するときは信頼に感情的な側面がある。

木浦 幹雄 / KIURA Mikio @ANKR DESIGN

@kur

イベント配信を通して下記のような学びを得たので共有します。

https://x.com/kur/status/1780169101731852737

HDMIケーブルはモノだから、信頼は不適当

テツロー

@punpupuuuun

·

返信先:

@bombombomb2017

さん

事例あります(ドヤァ)で終わること多いですよね。。。なんで?って聞くと、信頼性コスト納期ぐらいしか皆さん言わないですし。。。

ただ当方メーカー業界にいるため、そういう形になることが他の業界と比べても多い気がします。

https://x.com/punpupuuuun/status/1781122882816655462

ここで"信頼性"という語を思い出す。これは「reliability」の訳語だろうか。統計やモノ、サービスがどれほど"そうである"という期待を持てるか、というところか。この概念信憑性、確実性とも言いかえられる。やや"信頼"からは離れた言葉のようだ。


話が逸れた。まあ、ここまでの感じを見ると、「聞いた話を元に株を買うことと、株を買うために金をそいつに預けること。」は、双方、信用した結果の行動というところか。

信頼は、信用に先立ち、其の者を信用する理由として働く概念

信用は、必ずしも信頼を必要とせず、例えば過去の実績や、業績などを理由に行うことができる。という感じだな。

で、これは人間法人/組織に対して使うとき用法

モノに使う場合は、"機能を発揮することの期待"(0/1)が信用で、"可用性、もしくは妥当性を期待すること"(1が継続すること、あるいは1が1であること)が信頼かもしれないが、調べたりないし、もう飽きたのでまたいつか。

今日も一つ勉強。君よ、機会を与えてくれてありがとう

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん