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はてなキーワード: 絞殺とは

2024-03-17

anond:20240317182202

人生終わるような重病気簡単に貰いそう。何なら刺殺とか絞殺とかヤク漬けとかにされそう。

2024-02-25

発達障害が起こした犯罪一覧

他にも知ってたら教えてください

神戸連続児童殺傷事件1997

 発達障害中学3年生がハンマーナイフ小学生5人を殺傷し、2人を殺害した

全日空61便ハイジャック事件1999.7.23

 28アスペルガー無職の男が全日空61便で機長を刺殺してハイジャック

豊川市主婦殺害事件2000.5.1

 アスペルガー17歳少年が「人を殺してみたい」という動機から主婦ナイフで滅多刺しに殺害、夫も負傷させた

西鉄バスジャック事件2000.5.3

 広汎性発達障害17歳少年西鉄高速バス牛刀ハイジャック人質1人を殺害、2人を負傷させた。

岡山金属バット母親殺害事件2000.6.21

 アスペルガー高校生野球部練習中に部員バットで殴打、自宅に帰宅母親を撲殺した。

山口母親殺害事件2000.7.29

 広汎性発達障害の16歳の少年口論の末に母親金属バット殺害

レッサーパンダ殺人事件2001.4.30

 29歳の軽度知的障害広汎性発達障害の男が待ちで出会った19歳の女性バカにされたと勘違いし刺殺

長崎男児誘拐殺人事件2003.7.1

 中学一年生アスペルガー少年が4歳の少年誘拐、ハサミで性器を切りつけた挙げ句突き落として殺害

佐世保小6女児同級生殺害事件2004.6.1

 小学6年生のアスペルガー少女同級生バカにされたと勘違いカッターナイフ殺害

石狩女性会社員殺害事件2004.8.9

 15歳の少年逆恨みを抱いていた同級生母親を刺殺

寝屋川教職員殺害事件2005.2.14

 寝屋川市の中学校に広汎性発達障害17歳卒業生侵入逆恨みから教師1人を殺害、2人を負傷させた。

富山県自宅放火父親殺害事件2005.5.1

 22歳の無職アスペルガー男性が自宅に放火父親を焼死させた。

タリウム使用母親殺害未遂事件2005.8~

 16歳アスペルガー高校生母親食事タリウムを混入し殺害を謀った。

町田市女子高生殺害事件2005.11.10

 アスペルガー男子高校生逆恨みから同級生女子生徒を滅多刺しにして殺害

大阪姉妹殺害事件2005.11.17

 山口母親殺害事件犯人出所後、面識のない姉妹強姦、刺殺した

宇治学習小6女児殺人事件2005.12.10

 アスペルガー23アルバイト塾講師が塾生の少女逆恨みから刺殺

渋谷区女子短大生切断遺体事件2006.12.30

 21歳のアスペルガー浪人生短大生の妹を口論の末に自宅で絞殺遺体解体して遺棄した。

香川県坂出3人殺害事件2007.11.16

 43歳無職広汎性発達障害男性金銭トラブルから義姉とその孫2人を刺殺

岡山駅突き落とし事件2008.3.25

 19歳の広汎性発達障害の男が岡山駅で男性線路に突き落とし殺害

津和野祖父母殺害事件2008.5.22

 父親に対して不満を抱いていたアスペルガー無職23男性八つ当たりから祖父母を刺殺

富田林市高校生殺害事件2009.6

 広汎性発達障害高校生女性を巡るトラブルから同級生を撲殺

豊川市一家殺害事件2010.4.17

 30歳の軽度知的障害自閉症引きこもり男性父親と姪を殺害母親、弟とその妻を負傷させ自宅に放火した。

平野区市営住宅殺人事件2011.7.25

 42歳無職男性が30年にも及ぶ引きこもり生活の末に姉を殺害

AKB48握手会襲撃事件2014.5.25

 発達障害の男がAKBメンバー2人をのこぎりで傷害した。

佐世保女子高生殺害事件2014.7.26

 15歳のアスペルガー女子高生同級生絞殺解体した。

名古屋大学女子学生殺人事件2014.12.7

 19歳の女子大学生が高齢者女性マフラー絞殺加害者高校時代同級生2人にタリウムを飲ませて殺害しようとしたり、放火未遂を図っていた。

和歌山小5男児殺害事件2015.2.5

 31アスペルガーの男が近隣の少年嫌がらせを受けていると勘違いし刺殺

名古屋小6受験殺害事件2016.8.21

 アスペルガー男性小学6年生の息子に対して教育虐待の末に刺殺

2018年東海道新幹線殺傷事件2018.6.19

 22歳無職アスペルガーの男が新幹線のぞみ号車内で鉈を振り回し、男性一人を殺害女性2人を負傷させた。

福岡IT講師殺害事件2018.6.24

 42歳無職引きこもりアスペルガーの男が荒していたネットサービス運営通報された逆恨みから面識のないブロガー男性ナイフで滅多刺しにして殺害

・元農林事務次官長男殺害事件2019.6.1

 44歳アスペルガー無職男性が元農林事務次官父親殺害された。父親は長年長男から暴力に苦しめられており、近所の子供を襲うのでは無いかとの懸念から犯行に及んだ

2024-02-14

10年前起きた、同級生殺人事件現場に行った話

 不謹慎聖地巡礼をしてきた。

 何かと言うと、10年ほど前にとあるセンセーショナル事件があった場所を見に行ってきたのだ。女子高生による同級生殺人事件である。今回は、そのレポとそんな悪趣味聖地巡礼を決行するに至った経緯の2点を、書き手である私の過去の自語りを多大に含めながら書いていこうと思う。事件現場特定して見に行ったイチ野次馬の実録として読んでもらえれば幸いである。

 はじめに言っておくが、私はこういった事件が起きるたびに容疑者地元出身高校は云々……と嗅ぎ回るような野次馬ではない、とだけ表明しておく。しかしこういった行動に出ている以上、完全否定はできないところはあるが。

 はじめに、その事件の内容を説明する。2014年に起きた、女子高生による同級生殺害事件である。当時15歳の加害生徒Aが、同級生であるBさんを自室に連れ込んで絞殺動機は「体の中を見てみたかった」「人を殺して解体してみたかった」といったものだった。(以下、それぞれ加害生徒=A、被害生徒=Bさんと表記

 事件の具体的な名称地名については関係者迷惑をおかけしてはいけないので伏せさせていただいたが、手口が特徴的なため、調べれば聡明な読者諸君においてはすぐピンとくるであろう。

現地レポ

 事件現場となった場所は、事件発生からほどなくしてネット上では特定されていた。私は現場となったマンション名をgoogleマップ検索、自宅からルート検索し向かった。

(ちなみに事件現場マンションは、事故物件掲載サイトの「大島てる」さんにも掲載されている。Aの実家も)自家用車を走らせ、現場に到着した。所要時間割愛させていただく。

 現場国道に面しており、すぐ近くには駅や大きなアーケード街があった。駅が近い故か、市営のコインパーキング現場マンションの向かいにあった。車をそちらに止め、徒歩で現場に向かった。

 ここで、あらかじめ大事な前提を記載しておく。現場敷地内には立ち入っていない。


敷 地 内 に は 立 ち 入 っ て い な い


 そこまですると流石に不法侵入になってしまうので、面した道路から歩いて観察するだけにとどめた。私もそんなことでお縄になりたくないので、その点はご理解いただきたい。


 現着し、まずはマンションの外観を観察してみる。10階建てでおそらくオートロック。今ではどの部屋にも人が住んでいる気配がある。現場となった5階にもまた、どの部屋にもカーテンがはまっていた。10年も経ってしまえば、その近くの人々の生活もすっかり元通りのはずだろう、という考えが自分にはすっぽり抜け落ちていたことに気づかされた。

 マンションの裏手には駐車場が2台分ほどある。ただしもしかしたら、隣のビルに入っているクリニックの患者用かもしれない。駐車場付近から見上げると、当然マンションベランダが頭上にずらっと見える。AはBさんの殺害後、証拠隠滅のためにスマートフォンを5階のベランダから投げ落としたのだという。彼女スマートフォンが落ちていたのはこの辺りだろうか、と思いをはせる。

 駐車場からさら路地を入ると、住宅が斜面に立ち並んでいた。ここから先は進んでいない。途中で引き返したのは、非常に坂道が急でその後の体力を考慮したためだ。この町の特徴的な地形ではあるが、国道から一本細い路地に入っただけで急峻な坂道になる。西側には海があり、その海岸線近くまで山地が迫ったこの街の地形故だ。

 マンションに数秒黙祷し、周辺の探索に移った。国道の向かい側には小さな商業施設があり、昔ながらのブティックを中心に、1フロアだけのイオンダイソーが入っていた。ブティック中心だからか、店内は年配の女性が多い。日本のどこにでもある、田舎商業施設風景に心が安らぐ。商業施設の1Fからアーケード街に通じており、今どき珍しく賑わいのある商店街が広がっていた。雰囲気で言うなら、福岡市天神新天町商店街にかなり近い。

 商店街は今どきのカフェ居酒屋といった飲食店から昔ながらの八百屋かばん屋、チェーン店ドラッグストアアニメイトまであった。筆者は商店街と言えばシャッター街と化した薄暗い故郷商店街しか頭になかったためまあまあ驚いた。にぎわうアーケード喧騒の中で、AもBさんもここで一緒に買い物を楽しんでいたのだろうか。楽しい時間をすごしたのちに、あのような凶行に及んだのだろうか。そんな、彼女と一緒にお出かけを楽しんだ後にお持ち帰りして夜はムフフなことをして、じゃないんだから……と下世話で邪な形容をした。凡人かつ俗物の私にはそういった想像限界だった。勿論、真相はAにしかからない。

 横断歩道渡りマンションのある側に戻る。国道沿いに北西に進むと、5分もせずに県の弁護士事務所が見えた。Aの父は敏腕弁護士だったと聞く。Aの父は、Aの母が亡くなった後まもなくして若い女性と再婚した。それがトリガーになったかは知らないが、2014年3月にAは父の殺人未遂事件を起こしている。Aと一緒には住めないと判断したAの父は、Aの戸籍を外してAの祖母養子にし、マンション一人暮らしをさせることに決めたという。この事実だけ見ると父親もAの扱いに手を焼いていたのと同時に、法的には娘を切り捨てた薄情者、という印象を受ける。

 しかし、現地を歩いてみると、現場の近くには県の弁護士事務所があり、父の職に大いに関係していたであろう場所がある。2014年当時からあったのかはわからないが、もしかしたら父は、自分業務で関わることの多い場所の近くに娘を住まわせようと、ひいては見守りたい意思があったのかもしれない。娘のために駅の近くかつオートロック自分職場からも近い賃貸物件を見繕って用意してあげていたのかもしれない、と思いをはせる。やはりやるせなさを覚える。

 結果としてAの父親2014年10月に自宅で首を吊っているのが発見され、そちらの実家もそれで「大島てる」さんに掲載されている。Aの父親の行動には怒りを覚えるところも多いが、同時にどうにもできなかったのだろうと痛ましさを覚えた。

 ここまで想像を巡らせたのち、私はマンション近辺を後にした。名物ハンバーガーが食べたくなった、ヤニを吸いたくなった。そういったその時湧きあがった欲求が、私を2014年から2024年へと引きずり戻してくれた。


 参考程度に記載するが、賃貸サイトによる2024年2月現在家賃相場は、その市はワンルームで3.72万円。現場となったマンションワンルームだが4Fの家賃が4.9万円と、その地域では少しお高めな印象は受ける。築年数も浅く何より駅近物件からだろう。ちなみに、現場となった502号室はどの賃貸サイトにおいても今は入居者募集されていなかった。

聖地巡礼動機

 では、なぜそのような不謹慎聖地巡礼を決行したのか? その理由は、「私がこれまでの人生で1番執着した事件だったから」にほかならない。少し回りくどいが、私自身について、この増田匿名性を損なわない程度にお話しする。

 筆者である私は、Aと同年齢である。そして2014年に何をしていたかというと、やはり高校1年生をしていた。私とAの経歴には非常に共通点が多い。もっとも、Aの方が実家は太く彼女自身の才能も豊かなのは間違いないのだが、その内面には非常に共感できるところが多かった。Aも私も、住んでいる県も学校もまるで違うのだが、だいたい同じくらいの偏差値帯の公立中高一貫校中学受験で入っている。抜けきらない中二病一人称は女なのに「ボク」だったし、Aのようなかなり短いショートヘアをしていた。高1の途中から不登校児になったのまで同じだった。(一つだけ自慢。今でこそ私はうだつの上がらない無職だが、高1当時は県内模試で2ケタの順位につけるくらいには学力もあった。)

 問題はここからである。高1当時の私は、少年事件について調べるのが大好きで、それをモチーフにして同級生を殺しまくるお話ケータイ小説執筆投稿していた。今思うと二重に恥ずかしい子どもである

 事件発生当時まず何を私が考えたか。「A、私の書いたの読んだの?」である。今考えると普通にそんなのはあり得ない確率であるし、ほぼ妄想の域だった。しかしそれくらい手口が酷似していた。後ろ暗い喜びと同時に、思考回路が同じという点でかなり精神的に追い詰められた。二律背反感情が板挟みになっていた。学校に行っても、やはり同じ高校1年生が起こした事件ということでクラスでの関心も高く、「キ〇ガイだよね~(笑)」とクラスメイトが笑っているところも見かけた。今でも思い出して動悸がする瞬間である

 そしてそのケータイ小説掲載に関しては、投稿を削除した。そのうえで、もう創作はしないと筆を折った。

 そしてその後、連日ニュースがそれを報じてどんどん事件の全容が見えてきた頃には、私はネットでAの情報を漁りまくっていた。私はもともといじめられっ子で、当時はいじめっ子たちのピグTwitter特定して、特にアカウントは作らず毎日のように静観するという人聞きの悪い趣味を持っていたから、そういうのが大好きではあった。また、AにはASD自閉スペクトラム症)があり、その点も考慮して医療少年院送致がふさわしいとの判決が出た2015年頃、実は私もASDの診断を受けていた。偶然にしてはあまりにも近すぎると、一方的シンパシーを感じていた。

 そしてそのうちに、Aに対してどんどん惹かれていったのだ。Aのような人の内面深淵のぞき込みたい、という気持ちになり、進路希望調査では心理学部のある大学を書くようになった。その後、急速にメンタル調子を崩して精神科医療にかかったり、卒業も危ぶまれるくらいには学校に行かなかったりしたが、どうにか高校卒業した。

 犯罪心理学をやりたいです!と意気揚々心理学部のある大学に入り、臨床心理学系の大学院にまで進み、少年司法の分野に行きたいと思い公務員試験を受け、児童相談所に勤務した。今振り返ると、「心理学がやりたい!」の起点はさかのぼればすべてAへの関心に行きつくと思う。我ながらどうかしている。

 そして現在2024年2月児相勤務は上司や先輩から陰湿いやがらせに遭い、私はひっそりと公務員退職した。今は退職してから3か月が経つ。公務員時代の蓄えでギリギリなんとか食えているが、正直来月以降の生活は先が知れない。なんでこの分野に焦がれ続けて10年間走ってきたのか? その疑問を問い詰めた時、この事件存在が頭をよぎった。2024年のあの現場を、Aが生きていた町の2024年を見れば、私のこの思いを終わらせられると思った。以上が、私がこんな不謹慎聖地巡礼をもくろみ、決行した理由である

 ちなみにわたしは結局、大人になってから二次創作という形で再び筆を執るようになった。どれだけ思考回路狂気の側に近く、そのリビドーを表出させたいと願ったとしても、創作という法に触れない表現方法を選ぶことができた。私はその点で非常に適応的でポジティブな強みを持つことができたのだと、今は肯定出来ている。

 話を本筋に戻すと、私はこの旅で、ようやくAへの執着に諦めがついたように思う。私は間違っていたかもしれないとはいえ10年間走り続けてきた。そしてきっと、AはAで、医療少年院かあるいはどこかで、償いとAの人生を生きているのだろうと思い至った。やっと私は2024年自分を生きていけるようになったと思えた。不謹慎だろうが、ようやく私はこれで前を、未来の方を向いて歩いていけそうな気がしたのだ。

 最後に、被害者の方のご冥福をお祈りすると同時に、Aの更生と治療がうまくいっていることを祈る次第である

追記

 ちなみにこの後、普通に私はその街の名所を一通り回り、観光して帰宅した。軍港の町なので、港に停泊している米軍の大きな船を眺め、海上自衛隊博物館見学してきた。他にも、ネイルチップが取れて応急処置シールを買うためダイソーに入ったら、パンキッシュ服装マダムと談笑したり。名物バーガーを食べていたらバラエティ番組ロケの一団が店に入ってきてびっくりしたり。〇本雅美に似ていたが、声が違ったのでおそらくローカルタレントかなにかだろう。

 10年経とうと、何も変わらず日常は回っていることを実感した。そしてそのことは、私にとって救いでもあった。

2024-01-06

美しい死に方

別に自殺願望はないし、死にたくもない。

ただ、私は夢女子なのだが、夢絵のシチュエーションとして「推しに殺される」のが性癖だ。

絞殺

毒殺

冥婚

は既に作品制作してもらったが、ほかに何か良いシチュエーションはないだろうか。

本当は百合の毒ネタをやりたいのだが、あれでは死ねないらしいし、なにより同担百合という名前の女がいるのでなんか嫌だ。

2023-12-15

位置について、それから頭蓋絞殺(ずがこうさく)――「ゆぅぅぅべのスゥゥゥプゥ!みごとなみごとなスープ!」

2023-10-24

地下アイドルホテルに行けるんだな

自分彼氏だと信じ」…地下アイドル絞殺の38歳男「他の男の存在を知って怒り爆発」呆れた犯行動機

https://friday.kodansha.co.jp/article/336420

調べたら地下アイドルホテルで殺された事件が他にも複数出て来て「あ、そういう感じなんだ…」ってなってる

2023-07-04

1983年山梨県瑞牆山にある山小屋の店主が20代女性登山者を襲い殺害して埋める事件も起きています

この店主には以前から山小屋を利用した女性登山者を襲うとして未遂に終わるなどの情報もあったので、山梨県警の任意同行から自供に繋がり絞殺された遺体発見されていますが、山での消息不明者のなかに上記のような事件に巻き込まれ解決になってるケースもあるかもしれませんね。

2023-05-18

絞殺後、「私のせいで自殺して辛い」とでも書いた遺書

書いて自殺未遂のフリをすれば完全犯罪

2023-05-02

自分タートルネックとかネックレスとか首にかかるものがめちゃめちゃ無理で、髪の毛もずっとショートカット

金田一少年の事件簿父親絞殺されたのを目撃して首に何か巻かれるのがトラウマになった、ってキャラがいて、首にかかるものが無理とか自分じゃんって何気なく親に言ったら

実は幼稚園児のころ、寝てる間に認知症になった祖母に首を絞められてたらしいことが発覚

気づいた親が救出してなんとか死なずに済んだらしい

そんなことある!?とめちゃくちゃびっくりしてしまった

自分的には記憶ないし、何それ爆笑なんだけどって感じだけど

まああんまり人に話すことではないよなと

でもなんか誰かに話しときたいって思ったのではてな投稿する

2023-04-01

オマン絞殺術極意その1

人間の頭部が入るほどオマンコを拡張するべし

2023-02-10

人類史上最悪の虐殺ランキング

1.毛沢東

死者4000万人以上

中国共産党指導者。無謀な大躍進政策により中国全土で3000万人以上が餓死した。その責任を取って辞任するも権力の座に返り咲くため文化大革命を引き起こす。中国全土を巻き込んだ暴力革命1000万人が殺された。チベット侵略に伴う虐殺100万人が死亡した。彼の犠牲者天文学的数字であり、もはや正確に知ることは不可能である。また、貴重な文化遺産歴史的資料儒教道徳文革破壊されてしまった。

2.コロンブス

死者3000万人以上

イタリア出身征服者アメリカへの到達を果たし、そこで手厚く歓迎してくれたインディオ虐殺奴隷化した。彼の征服を皮切りに白人によるインディオ大量虐殺が始まるのであるアメリカ征服の死者が余りに多すぎたため地球の気温が低下したという説すらある。アメリカではインディアン現在もなお人権侵害に苦しめられている。

3.スターリン

死者2000万人以上

ソ連独裁者ソ連支配を快く思わないウクライナ人を粛正するため、土地家畜を奪い人工飢饉引き起こし1000万人を餓死させた(ホロモドール)。極度の人間不信であった彼は常に暗殺クーデタを恐れ、秘密警察を駆使して自国民1000万人以上を虐殺した。スターリン虐殺された人数は天文学的であり、これも正確に知ることは不可能だ。

4.レオポルト2世

死者2000万人

ベルギー国王コンゴに広大な私有地コンゴ自由国を所有した。貪欲な彼は現地民から莫大な税金を搾り取った。払えない者は手足を切断するなどの残忍な方法で殺された。余りの残虐さから国際非難を浴びたため、国王保証金と引き換えに私有地を手放し、コンゴベルギー直轄植民地となった。

5.コルテ

死者1000万人

スペイン征服者アステカ王国を滅ぼした他、現在メキシコで広大な土地征服した。彼の残忍な虐殺搾取で多くの尊い命が亡くなった。アステカ最期国王クアウテモックも財宝の所在を吐かせるために足を焼く拷問にかけた後、絞殺された。

5.ピサロ

死者1000万人

スペイン征服者アンデス大国インカ帝国征服した。皇帝アタワルパを誘拐、莫大な身代金を払わせた上で絞殺した。財宝目当てのための虐殺は多くの犠牲者を産んだ。皇帝身代金を巡る争いで殺された彼も死の間際に自分の悪行を悔やみイエスに許しを乞うたと伝えられるがその真偽は不明である

7.習近平

死者600万人 現在進行形で増加中

中国共産党指導者専門家の助言を無視して、武漢で両会を強行。いわずと知れたコロナパンデミック引き起こし世界中で600万人が亡くなった。この数値は現在も尚更新されている。

8.チャーチル

死者300万人

イギリス首相イギリス植民地であったベンガル飢饉が発生。適切に対処すれば大量餓死は防げたが、インド人に対して差別感情を抱いていたチャーチルはそれを放置したため、大量の犠牲者が出た。この飢饉は幼少期のアマルティア・セン博士に衝撃を与え、後に彼はノーベル経済学賞を受賞した。

9.ポルポト

死者200万人

カンボジア共産党指導者文明否定した極端な農業中心政策実施し、知識人を中心とした大量虐殺を行った。また、チャム人、華人ベトナム系などの少数民族虐殺された。彼の暴政現在に至るまでカンボジアの発展を阻害している。

10.メンギスツ

死者100万人

エチオピア共産党指導者エチオピア革命で帝制を打倒し、皇帝ハイレ・セラシエ1世殺害した。エチオピア人民共和国大統領就任した彼は反対派への粛正、飢饉などで100万人以上の犠牲者を出した。

余談だが、ロシアラオスエチオピア共産党政権を取った国では君主殺害されている。君主が命拾いしたのは政権が長続きしなかったカンボジア皇帝が身の危険を感じて事前に亡命したベトナム国王出国している内に王政が打倒され、その政権共産党に打倒されたアフガニスタン政治的な利用価値を認められた満州国皇帝溥儀だけである

特殊な条件が無い限り共産党政権を取った国では君主殺害されるのが定めである

2023-01-20

anond:20230119140529

大分中津の7歳女児死亡 首に絞められた痕 母親絞殺

https://mainichi.jp/articles/20230118/k00/00m/040/044000c

母切られ死亡 13歳娘関与 スマホ巡りトラブルか 静岡・牧之原

https://mainichi.jp/articles/20230118/ddm/041/040/039000c

今週の事例だと、母親が勝つ場合もあれば娘が勝つ場合もあって、どのあたりに差が出るのかと思ってた

やっぱり娘の年齢が決定打なのかな

2022-11-22

サダコデラックスを見るために貞子vs伽椰子を久々に見返したんだけど

序盤はけっこう王道ホラー展開なんだな

後半のトンデモ展開ばっかり頭に残っててあんま覚えてなかったけど

わりとダークなトーンで話が進んでいくのけっこうよかった

特に椰子サイドは完全に巻き込まれホラーで、あ、なんかすごい呪怨っぽいと思いながら見れた

その分貞子サイドは出てくる人間全員クソバカって感じで、っぱホラー映画ってこうなんすよ!ってなった

 

後、今さら見てびっくりしたんだけど貞子って元々7日間の猶予があったのが

貞子vs伽椰子では3日間になってんだね

時代に合わせてKAIZEN時短したんやなぁとしみじみした

ちなみにまだ見てないけどサダコデラックスでは24時間になってるらしい

 

中盤でわけのわからん霊能力者のところに行く展開でズコーってなった人も多いと思うんだけど

あれってわりと昔からホラー映画フォーマットなんだよね

「来る」なんかもそんな感じだし(柴田理恵キャラよかったよね)

貞子vs伽椰子監督過去作でもある名作「カルト」なんかもそんな感じ

近々の話題作だと「呪詛」でもそういう展開あったよね

海外でも神父さんとか牧師さん呼ぶんだけどボコられて帰る展開はよくある

 

個人的には貞子はウイルスであるっていう本来の設定(見ることで感染し死に至る)は無視して

フィジカルモンスターとしてクソつよ設定にしたのは振り切ってていいと思った

椰子サイドの俊夫君もクソガキの頭引きちぎったりするフィジカルモンスター化してたの笑ったし

俊夫君なんか本来父親絞殺された怨念で地縛霊になっただけのガキンチョなのにね

 

最後スローの使い方もマジでクソ笑ったし、めちゃくちゃいい映画だった

 

貞子って元々生まれつきの強力超能力者両性具有で死んでから自分怨念ウイルス変異させるなろう女で

対して伽椰子って単に逆上した夫にぶっ殺されるだけのクソメンヘラストーカーなんだよね

スーパーマンバットマンくらい実力が違うのによく互角くらいに持ち込んだもんだ

そういうとこもうちょっと掘り下げてもいいかなと思った(小並感

2022-10-13

anond:20221013165110

子供集団登校は、ロリコン男に誘拐されるのを防ぐのが本来目的なんだよ。

千葉小3女児殺害事件

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%83%E8%91%89%E5%B0%8F3%E5%A5%B3%E5%85%90%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

3年生女子児童A(当時9歳)が、登校のため自宅を出たまま行方不明になり、同月26日の朝に我孫子市新田排水路脇の草むらにおいて絞殺体で発見された。

2022-05-05

手で首を絞めて殺す→絞殺じゃない

扼殺。こういう基礎的な間違いをしてるミステリィあんまり読む気がしなくなる。

2021-12-06

「何かもう疲れてしまった。だめなお母さんでごめんなさい」 障害がある17歳の息子を絞殺した母の絶望 ワンオペ育児自身うつ病

https://news.yahoo.co.jp/articles/87b010a29b8640f85822d9f898597f85d2bd81db

このニュース、なんで異常に同情されているのか分からなくて怖いし気持ち悪い。

本当に世の中は親による子殺しには甘いね

勝手に生涯健常者で過ごせるだろうという希望的観測の元に人一人この世に産み出し、勝手に殺しておいて最大でも懲役5年って軽すぎる。

この場合後天的障害らしいけれど、少なくとも子供を産むって事はいつもそういう可能性と隣り合わせなんだよ。

この事件場合離婚してすぐに生活保護って事は養育費を払っていなさそうな父親も悪いので

父親には半分責任を負わせろとは思うけれど、だからといって母親無罪になるなんておかしすぎる。

簡単に逃げるような男と結婚して子供を産むって時点で想像力が足りなすぎたんじゃない?

なのにお母さんは何も悪くない、痛ましい事件だ、で済ますって……。犯罪者に対してあまりにも甘い、甘すぎる。

一体どこが母親に厳しい世の中なんだか。

自称独身研究家独身率の増加を問題視している人もコメントしているけれど、

結婚するって事はこういう事件が起きる可能性も内包しているって事だしその反対に独身率が上がればその可能性は減るのに

どうして独身ネガティブに捉える事はやめようとしないんだ?

誰一人として一方的に殺された子供を思い遣らないコメント欄に吐き気がする。

常日頃は加害者人権ばかり守られて被害者人権が守られないとか言ってる人すらも、殺された子供人権は完全に無視ってどういう事なの。

福祉予算相談窓口に使ってほしくない話

介護疲弊から障害のあるお子さんを絞殺した事件記事に、こういうコメントがあって心から同意した。

発達支援施設療育従事している者です。保護者の方から各所や行政への相談に関して切実なご意見として、「相談相談と言うが、聞き手によっては人の心やプライバシーに踏み込んで色々聞きだしたはいいが、当事者立場に立った親身で適切なアドバイスをする訳でもなく、話をすることでこちらが楽になると思っている様だが、そんな楽な悩みではない、こちらは切実な対処法を求めている、ただ色々晒して恥ずかしい思いをするだけのことが多いので、相談しなきゃ良かったと思うことが多い」とおっしゃる方がとても多い。保健師にいろカウンセラーしろ質の向上が求められると思います

記事https://news.yahoo.co.jp/articles/87b010a29b8640f85822d9f898597f85d2bd81db

コメントhttps://news.yahoo.co.jp/profile/comments/16386745194505.0edd.30554


これから書くことは窓口で働いてる方に失礼な書き方になって申し訳ない。N=1で当事者の総意と言うつもりはない。

障害介護の悩みは相談というワードがよく出てくる。福祉相談窓口はいっぱいある。

でも相談をするとこういうつらい経験を何度もしてきた。


から福祉予算相談窓口を増やすのに使ってほしくない。経済的援助と施設拡充に使ってほしい。

正確にいうと、相談する窓口はあってほしいが相談して終わりにしないための、窓口の次の支援を充実させてほしい。

2021-08-29

anond:20210829101801

ぶっちゃけ女の人は襲われた時は立ち向かわない方がいいと思う

結構練習してる空手の有段者の女子大生ですらホームレスおっさん素手絞殺されたらしいし

絶対逃げた方がいい

2021-08-10

anond:20210810082959

犯人絞殺じゃなくてちょうちょ結びをしただけって言ったら信じる人がこちらになります

2021-03-22

D坂

それは九月初旬のある蒸し暑い晩のことであった。私は、D坂の大通りの中程にある、白梅軒はくばいけんという、行きつけのカフェで、冷しコーヒーを啜すすっていた。当時私は、学校を出たばかりで、まだこれという職業もなく、下宿屋にゴロゴロして本でも読んでいるか、それに飽ると、当てどもなく散歩に出て、あまり費用のかからカフェ廻りをやる位が、毎日日課だった。この白梅軒というのは、下宿から近くもあり、どこへ散歩するにも、必ずその前を通る様な位置にあったので、随したがって一番よく出入した訳であったが、私という男は悪い癖で、カフェに入るとどうも長尻ながっちりになる。それも、元来食慾の少い方なので、一つは嚢中のうちゅうの乏しいせいもあってだが、洋食一皿注文するでなく、安いコーヒーを二杯も三杯もお代りして、一時間も二時間もじっとしているのだ。そうかといって、別段、ウエトレスに思召おぼしめしがあったり、からかったりする訳ではない。まあ、下宿より何となく派手で、居心地がいいのだろう。私はその晩も、例によって、一杯の冷しコーヒーを十分もかかって飲みながら、いつもの往来に面したテーブルに陣取って、ボンヤリ窓の外を眺めていた。

 さて、この白梅軒のあるD坂というのは、以前菊人形きくにんぎょうの名所だった所で、狭かった通りが、市区改正で取拡げられ、何間なんげん道路かい大通になって間もなくだから、まだ大通の両側に所々空地などもあって、今よりずっと淋しかった時分の話だ。大通を越して白梅軒の丁度真向うに、一軒の古本屋がある。実は私は、先程から、そこの店先を眺めていたのだ。みすぼらしい場末ばすえの古本屋で、別段眺める程の景色でもないのだが、私には一寸ちょっと特別の興味があった。というのは、私が近頃この白梅軒で知合になった一人の妙な男があって、名前明智小五郎あけちこごろうというのだが、話をして見ると如何いかにも変り者で、それで頭がよさ相で、私の惚れ込んだことには、探偵小説なのだが、その男の幼馴染の女が今ではこの古本屋女房になっているという事を、この前、彼から聞いていたからだった。二三度本を買って覚えている所によれば、この古本屋の細君というのが、却々なかなかの美人で、どこがどういうではないが、何となく官能的に男を引きつける様な所があるのだ。彼女は夜はいつでも店番をしているのだから、今晩もいるに違いないと、店中を、といっても二間半間口の手狭てぜまな店だけれど、探して見たが、誰れもいない。いずれそのうちに出て来るのだろうと、私はじっと目で待っていたものだ。

 だが、女房は却々出て来ない。で、いい加減面倒臭くなって、隣の時計屋へ目を移そうとしている時であった。私はふと店と奥の間との境に閉めてある障子の格子戸がピッシャリ閉るのを見つけた。――その障子は、専門家の方では無窓むそうと称するもので、普通、紙をはるべき中央の部分が、こまかい縦の二重の格子になっていて、それが開閉出来るのだ――ハテ変なこともあるものだ。古本屋などというものは、万引され易い商売から、仮令たとい店に番をしていなくても、奥に人がいて、障子のすきまなどから、じっと見張っているものなのに、そのすき見の箇所を塞ふさいで了しまうとはおかしい、寒い時分なら兎とも角かく、九月になったばかりのこんな蒸し暑い晩だのに、第一あの障子が閉切ってあるのから変だ。そんな風に色々考えて見ると、古本屋奥の間に何事かあり相で、私は目を移す気にはなれなかった。

 古本屋の細君といえば、ある時、このカフェのウエトレス達が、妙な噂をしているのを聞いたことがある。何でも、銭湯で出逢うお神かみさんや娘達の棚卸たなおろしの続きらしかったが、「古本屋のお神さんは、あんな綺麗きれいな人だけれど、裸体はだかになると、身体中傷だらけだ、叩かれたり抓つねられたりした痕あとに違いないわ。別に夫婦仲が悪くもない様だのに、おかしいわねえ」すると別の女がそれを受けて喋るのだ。「あの並びの蕎麦屋そばやの旭屋あさひやのお神さんだって、よく傷をしているわ。あれもどうも叩かれた傷に違いないわ」……で、この、噂話が何を意味するか、私は深くも気に止めないで、ただ亭主が邪険なのだろう位に考えたことだが、読者諸君、それが却々そうではなかったのだ。一寸した事柄だが、この物語全体に大きな関係を持っていることが、後になって分った。

 それは兎も角、そうして、私は三十分程も同じ所を見詰めていた。虫が知らすとでも云うのか、何だかこう、傍見わきみをしているすきに何事か起り相で、どうも外へ目を向けられなかったのだ。其時、先程一寸名前の出た明智小五郎が、いつもの荒い棒縞ぼうじまの浴衣ゆかたを着て、変に肩を振る歩き方で、窓の外を通りかかった。彼は私に気づくと会釈えしゃくして中へ入って来たが、冷しコーヒーを命じて置いて、私と同じ様に窓の方を向いて、私の隣に腰をかけた。そして、私が一つの所を見詰めているのに気づくと、彼はその私の視線をたどって、同じく向うの古本屋を眺めた。しかも、不思議なことには、彼も亦また如何にも興味ありげに、少しも目をそらさないで、その方を凝視し出したのである

 私達は、そうして、申合せた様に同じ場所を眺めながら、色々の無駄話を取交した。その時私達の間にどんな話題が話されたか、今ではもう忘れてもいるし、それに、この物語には余り関係のないことだから、略するけれど、それが、犯罪探偵に関したものであったことは確かだ。試みに見本を一つ取出して見ると、

絶対発見されない犯罪というのは不可能でしょうか。僕は随分可能性があると思うのですがね。例えば、谷崎潤一郎の『途上』ですね。ああした犯罪は先ず発見されることはありませんよ。尤もっとも、あの小説では、探偵発見したことになってますけれど、あれは作者のすばらしい想像力が作り出したことですからね」と明智

「イヤ、僕はそうは思いませんよ。実際問題としてなら兎も角、理論的に云いって、探偵の出来ない犯罪なんてありませんよ。唯、現在警察に『途上』に出て来る様な偉い探偵がいない丈ですよ」と私。

 ざっとこう云った風なのだ。だが、ある瞬間、二人は云い合せた様に、黙り込んで了った。さっきから話しながらも目をそらさないでいた向うの古本屋に、ある面白い事件が発生していたのだ。

「君も気づいている様ですね」

 と私が囁くと、彼は即座に答えた。

「本泥坊でしょう。どうも変ですね。僕も此処ここへ入って来た時から、見ていたんですよ。これで四人目ですね」

「君が来てからまだ三十分にもなりませんが、三十分に四人も、少しおかしいですね。僕は君の来る前からあすこを見ていたんですよ。一時間程前にね、あの障子があるでしょう。あれの格子の様になった所が、閉るのを見たんですが、それからずっと注意していたのです」

「家の人が出て行ったのじゃないのですか」

「それが、あの障子は一度も開かなかったのですよ。出て行ったとすれば裏口からしょうが、……三十分も人がいないなんて確かに変ですよ。どうです。行って見ようじゃありませんか」

「そうですね。家の中に別状ないとしても、外で何かあったのかも知れませんからね」

 私はこれが犯罪事件ででもあって呉れれば面白いと思いながらカフェを出た。明智とても同じ思いに違いなかった。彼も少からず興奮しているのだ。

 古本屋はよくある型で、店全体土間になっていて、正面と左右に天井まで届く様な本棚を取付け、その腰の所が本を並べる為の台になっている。土間の中央には、島の様に、これも本を並べたり積上げたりする為の、長方形の台が置いてある。そして、正面の本棚の右の方が三尺許ばかりあいていて奥の部屋との通路になり、先に云った一枚の障子が立ててある。いつもは、この障子の前の半畳程の畳敷の所に、主人か、細君がチョコンと坐って番をしているのだ。

 明智と私とは、その畳敷の所まで行って、大声に呼んで見たけれど、何の返事もない。果して誰もいないらしい。私は障子を少し開けて、奥の間を覗いて見ると、中は電燈が消えて真暗だが、どうやら、人間らしいものが、部屋の隅に倒れている様子だ。不審に思ってもう一度声をかけたが、返事をしない。

「構わない、上って見ようじゃありませんか」

 そこで、二人はドカド奥の間上り込んで行った。明智の手で電燈のスイッチがひねられた。そのとたん、私達は同時に「アッ」と声を立てた。明るくなった部屋の片隅には、女の死骸が横わっているのだ。

「ここの細君ですね」やっと私が云った。「首を絞められている様ではありませんか」

 明智は側へ寄って死体を検しらべていたが、「とても蘇生そせいの見込はありませんよ。早く警察へ知らせなきゃ。僕、自動電話まで行って来ましょう。君、番をしてて下さい。近所へはまだ知らせない方がいいでしょう。手掛りを消して了ってはいけないから」

 彼はこう命令的に云い残して、半町許りの所にある自動電話へ飛んで行った。

 平常ふだんから犯罪探偵だと、議論丈は却々なかなか一人前にやってのける私だが、さて実際に打ぶっつかったのは初めてだ。手のつけ様がない。私は、ただ、まじまじと部屋の様子を眺めている外はなかった。

 部屋は一間切りの六畳で、奥の方は、右一間は幅の狭い縁側をへだてて、二坪許りの庭と便所があり、庭の向うは板塀になっている。――夏のことで、開けぱなしだから、すっかり、見通しなのだ、――左半間は開き戸で、その奥に二畳敷程の板の間があり裏口に接して狭い流し場が見え、そこの腰高障子は閉っている。向って右側は、四枚の襖が閉っていて、中は二階への階段と物入場になっているらしい。ごくありふれた安長屋の間取だ。

 死骸は、左側の壁寄りに、店の間の方を頭にして倒れている。私は、なるべく兇行当時の模様を乱すまいとして、一つは気味も悪かったので、死骸の側へ近寄らない様にしていた。でも、狭い部屋のことであり、見まいとしても、自然その方に目が行くのだ。女は荒い中形模様の湯衣ゆかたを着て、殆ど仰向きに倒れている。併し、着物が膝の上の方までまくれて、股ももがむき出しになっている位で、別に抵抗した様子はない。首の所は、よくは分らぬが、どうやら、絞しめられた痕きずが紫色になっているらしい。

 表の大通りには往来が絶えない。声高に話し合って、カラカラ日和下駄ひよりげたを引きずって行くのや、酒に酔って流行唄はやりうたをどなって行くのや、至極天下泰平なことだ。そして、障子一重の家の中には、一人の女が惨殺されて横わっている。何という皮肉だ。私は妙にセンティメンタルになって、呆然と佇たたずんでいた。

「すぐ来る相ですよ」

 明智が息を切って帰って来た。

「あ、そう」

 私は何だか口を利くのも大儀たいぎになっていた。二人は長い間、一言も云わないで顔を見合せていた。

 間もなく、一人の正服せいふくの警官背広の男と連立ってやって来た。正服の方は、後で知ったのだが、K警察署の司法主任で、もう一人は、その顔つきや持物でも分る様に、同じ署に属する警察医だった。私達は司法主任に、最初から事情を大略説明した。そして、私はこう附加えた。

「この明智君がカフェへ入って来た時、偶然時計を見たのですが、丁度八時半頃でしたから、この障子の格子が閉ったのは、恐らく八時頃だったと思います。その時は確か中には電燈がついてました。ですから、少くとも八時頃には、誰れか生きた人間がこの部屋にいたことは明かです」

 司法主任が私達の陳述を聞取って、手帳に書留めている間に、警察医は一応死体の検診を済ませていた。彼は私達の言葉のとぎれるのを待って云った。

絞殺ですね。手でやられたのです。これ御覧なさい。この紫色になっているのが指の痕あとです。それから、この出血しているのは爪が当った箇所ですよ。拇指おやゆびの痕が頸くびの右側についているのを見ると、右手でやったものですね。そうですね。恐らく死後一時間以上はたっていないでしょう。併し、無論もう蘇生そせいの見込はありません」

「上から押えつけたのですね」司法主任が考え考え云った。「併し、それにしては、抵抗した様子がないが……恐らく非常に急激にやったのでしょうね。ひどい力で」

 それから、彼は私達の方を向いて、この家の主人はどうしたのだと尋ねた。だが、無論私達が知っている筈はない。そこで、明智は気を利かして、隣家時計屋の主人を呼んで来た。

 司法主任時計屋の問答は大体次の様なものであった。

「主人はどこへ行ったのかね」

「ここの主人は、毎晩古本の夜店を出しに参りますんで、いつも十二時頃でなきゃ帰って参りません。ヘイ」

「どこへ夜店を出すんだね」

「よく上野うえのの広小路ひろこうじへ参ります様ですが。今晩はどこへ出ましたか、どうも手前には分り兼ねますんで。ヘイ」

「一時間ばかり前に、何か物音を聞かなかったかね」

「物音と申しますと」

「極っているじゃないか。この女が殺される時の叫び声とか、格闘の音とか……」

「別段これという物音を聞きません様でございましたが」

 そうこうする内に、近所の人達が聞伝えて集って来たのと、通りがかりの弥次馬で、古本屋の表は一杯の人だかりになった。その中に、もう一方の、隣家足袋屋たびやのお神さんがいて、時計屋に応援した。そして、彼女も何も物音を聞かなかった旨むね陳述した。

 この間、近所の人達は、協議の上、古本屋の主人の所へ使つかいを走らせた様子だった。

 そこへ、表に自動車の止る音がして、数人の人がドヤドヤと入って来た。それは警察からの急報で駈けつけた裁判所の連中と、偶然同時に到着したK警察署長、及び当時の名探偵という噂の高かった小林こばやし刑事などの一行だった。――無論これは後になって分ったことだ、というのは、私の友達に一人の司法記者があって、それがこの事件の係りの小林刑事とごく懇意こんいだったので、私は後日彼から色々と聞くことが出来たのだ。――先着の司法主任は、この人達の前で今までの模様を説明した。私達も先の陳述をもう一度繰返さねばならなかった。

「表の戸を閉めましょう」

 突然、黒いアルパカ上衣に、白ズボンという、下廻りの会社員見たいな男が、大声でどなって、さっさと戸を閉め出した。これが小林刑事だった。彼はこうして弥次馬を撃退して置いて、さて探偵にとりかかった。彼のやり方は如何にも傍若無人で、検事や署長などはまるで眼中にない様子だった。彼は始めから終りまで一人で活動した。他の人達は唯、彼の敏捷びんしょうな行動を傍観する為にやって来た見物人に過ぎない様に見えた。彼は第一死体を検べた。頸の廻りは殊に念入りにいじり廻していたが、

「この指の痕には別に特徴がありません。つまり普通人間が、右手で押えつけたという以外に何の手掛りもありません」

 と検事の方を見て云った。次に彼は一度死体を裸体にして見るといい出した。そこで、議会秘密会見たいに、傍聴者の私達は、店の間へ追出されねばならなかった。だから、その間にどういう発見があったか、よく分らないが、察する所、彼等は死人の身体に沢山の生傷のあることに注意したに相違ない。カフェのウエトレスの噂していたあれだ。

 やがて、この秘密会が解かれたけれど、私達は奥の間へ入って行くのを遠慮して、例の店の間と奥との境の畳敷の所から奥の方を覗き込んでいた。幸なことには、私達は事件発見者だったし、それに、後から明智指紋をとらねばならなかった為に、最後まで追出されずに済んだ。というよりは抑留よくりゅうされていたという方が正しいかも知れぬ。併し小林刑事活動奥の間丈に限られていた訳でなく、屋内屋外の広い範囲に亙わたっていたのだから、一つ所にじっとしていた私達に、その捜査の模様が分ろう筈がないのだが、うまい工合に、検事奥の間に陣取っていて、始終殆ど動かなかったので、刑事が出たり入ったりする毎に、一々捜査の結果を報告するのを、洩れなく聞きとることが出来た。検事はその報告に基いて、調書の材料書記に書きとめさしていた。

 先ず、死体のあった奥の間の捜索が行われたが、遺留品も、足跡も、その他探偵の目に触れる何物もなかった様子だ。ただ一つのものを除いては。

「電燈のスイッチ指紋があります」黒いエボナイトスイッチに何か白い粉をふりかけていた刑事が云った。「前後事情から考えて、電燈を消したのは犯人に相違ありません。併しこれをつけたのはあなた方のうちどちらですか」

 明智自分だと答えた。

「そうですか。あとであなた指紋をとらせて下さい。この電燈は触らない様にして、このまま取はずして持って行きましょう」

 それから刑事は二階へ上って行って暫く下りて来なかったが、下りて来るとすぐに路地を検べるのだといって出て行った。それが十分もかかったろうか、やがて、彼はまだついたままの懐中電燈を片手に、一人の男を連れて帰って来た。それは汚れたクレップシャツにカーキ色のズボンという扮装いでたちで、四十許ばかりの汚い男だ。

足跡はまるで駄目です」刑事が報告した。「この裏口の辺は、日当りが悪いせいかひどいぬかるみで、下駄の跡が滅多無性についているんだから、迚とても分りっこありません。ところで、この男ですが」と今連れて来た男を指し「これは、この裏の路地を出た所の角に店を出していたアイスクリーム屋ですが、若し犯人が裏口から逃げたとすれば、路地は一方口なんですから、必ずこの男の目についた筈です。君、もう一度私の尋ねることに答えて御覧」

 そこで、アイスクリーム屋と刑事の問答。

「今晩八時前後に、この路地を出入でいりしたものはないかね」

「一人もありませんので、日が暮れてからこっち、猫の子一匹通りませんので」アイスクリーム屋は却々要領よく答える。

「私は長らくここへ店を出させて貰ってますが、あすこは、この長屋お上さん達も、夜分は滅多に通りませんので、何分あの足場の悪い所へ持って来て、真暗なんですから

「君の店のお客で路地の中へ入ったものはないかね」

「それも御座いません。皆さん私の目の前でアイスクリームを食べて、すぐ元の方へ御帰りになりました。それはもう間違いはありません」

 さて、若しこのアイスクリーム屋の証言が信用すべきものだとすると、犯人は仮令この家の裏口から逃げたとしても、その裏口からの唯一の通路である路地は出なかったことになる。さればといって、表の方から出なかったことも、私達が白梅から見ていたのだから間違いはない。では彼は一体どうしたのであろう。小林刑事の考えによれば、これは、犯人がこの路地を取りまいている裏表二側の長屋の、どこかの家に潜伏しているか、それとも借家人の内に犯人があるのかどちらかであろう。尤も二階から屋根伝いに逃げる路はあるけれど、二階を検べた所によると、表の方の窓は取りつけの格子が嵌はまっていて少しも動かした様子はないのだし、裏の方の窓だって、この暑さでは、どこの家も二階は明けっぱなしで、中には物干で涼んでいる人もある位だから、ここから逃げるのは一寸難しい様に思われる。とこういうのだ。

 そこで臨検者達の間に、一寸捜査方針についての協議が開かれたが、結局、手分けをして近所を軒並に検べて見ることになった。といっても、裏表の長屋を合せて十一軒しかないのだから、大して面倒ではない。それと同時に家の中も再度、縁の下から天井裏まで残る隈くまなく検べられた。ところがその結果は、何の得うる処もなかったばかりでなく、却って事情を困難にして了った様に見えた。というのは、古本屋の一軒置いて隣の菓子屋の主人が、日暮れ時分からつい今し方まで屋上の物干へ出て尺八を吹いていたことが分ったが、彼は始めから終いまで、丁度古本屋の二階の窓の出来事を見逃す筈のない様な位置に坐っていたのだ。

 読者諸君事件は却々面白くなって来た。犯人はどこから入って、どこから逃げたのか、裏口からでもない、二階の窓からでもない、そして表からでは勿論ない。彼は最初から存在しなかったのか、それとも煙の様に消えて了ったのか。不思議はそればかりでない。小林刑事が、検事の前に連れて来た二人の学生が、実に妙なことを申立てたのだ。それは裏側の長屋に間借りしている、ある工業学校の生徒達で、二人共出鱈目でたらめを云う様な男とも見えぬが、それにも拘かかわらず、彼等の陳述は、この事件を益々不可解にする様な性質のものだったのである

 検事質問に対して、彼等は大体左さの様に答えた。

「僕は丁度八時頃に、この古本屋の前に立って、そこの台にある雑誌を開いて見ていたのです。すると、奥の方で何だか物音がしたもんですから、ふと目を上げてこの障子の方を見ますと、障子は閉まっていましたけれど、この格子の様になった所が開いてましたので、そのすき間に一人の男の立っているのが見えました。しかし、私が目を上げるのと、その男が、この格子を閉めるのと殆ど同時でしたから、詳しいことは無論分りませんが、でも、帯の工合ぐあいで男だったことは確かです」

「で、男だったという外に何か気附いた点はありませんか、背恰好とか、着物の柄とか」

「見えたのは腰から下ですから、背恰好は一寸分りませんが、着物は黒いものでした。ひょっとしたら、細い縞か絣かすりであったかも知れませんけれど。私の目には黒無地に見えました」

「僕もこの友達と一緒に本を見ていたんです」ともう一方の学生、「そして、同じ様に物音に気づいて同じ様に格子の閉るのを見ました。ですが、その男は確かに白い着物を着ていました。縞も模様もない、真白な着物です」

「それは変ではありませんか。君達の内どちらかが間違いでなけりゃ」

「決して間違いではありません」

「僕も嘘は云いません」

 この二人の学生不思議な陳述は何を意味するか、鋭敏な読者は恐らくあることに気づかれたであろう。実は、私もそれに気附いたのだ。併し、裁判所警察人達は、この点について、余りに深く考えない様子だった。

 間もなく、死人の夫の古本屋が、知らせを聞いて帰って来た。彼は古本屋らしくない、きゃしゃな、若い男だったが、細君の死骸を見ると、気の弱い性質たちと見えて、声こそ出さないけれど、涙をぼろぼろ零こぼしていた。小林刑事は、彼が落着くのを待って、質問を始めた。検事も口を添えた。だが、彼等の失望したことは、主人は全然犯人の心当りがないというのだ。彼は「これに限って、人様に怨みを受ける様なものではございません」といって泣くのだ。それに、彼が色々調べた結果、物とりの仕業でないことも確められた。そこで、主人の経歴、細君の身許みもと其他様々の取調べがあったけれど、それらは別段疑うべき点もなく、この話の筋に大した関係もないので略することにする。最後に死人の身体にある多くの生傷についてPermalink | 記事への反応(0) | 22:40

2020-11-27

anond:20201127011338

あくま自分の考えだが、

白石はもう死刑でいいですとか一見いさぎいいことを言っているように思えるが、

なんとなく思うのは、実際は話してない別の事実があるのではないか、ということだ

まり、それを話すぐらいなら死刑の方がマシ、と考えているのではないか

死ぬことでバックレちゃえばそれでOK!と考えているのではないか

から白石にとっては裁判が長引いて真実を語らざるを得なくなる方が怖いのではないだろうか

なんか色々強気なことを面会の記者に喋ってはお金をせびってたみたいだけど、

自分の勘としては白石が言ってることはすべてなんかウソくさい

肝心のことは死んでも言わない、言いたくない、

言うぐらいなら死刑になれば死人に口なしである

そう考えてるように思える

なんかそういう後ろめたさを隠して自信満々というかドヤァな人間を見ると、(イ○○ヤとか

無駄に高い鼻をへし折ってやりたくなるのが自分の性分なので、

個人的には寧ろ裁判伸ばして、白石無駄に高いプライドを傷つけるなりしてもらいたいけど、

まあ、彼が言うようにサクッと死刑になって終わるんだろうなあ

なんかこう俺は賢いんですアピール白石はウザいんで嫌いなタイプなんだよな

これも彼の学歴コンプレックスなのかな

高卒で失敗したとか言ってるけど、そもそもあんたん家、大金持ちやん

言い訳しかならんというか、能力がないなら高卒は仕方ないし、

後々嘆くほど成人男性としてみっともないことはない

そもそも高収入社会的勝ち組低学歴の人は意外と多い

孫正義父親だって在日韓国人から学歴なんてない

密造酒とか犬肉をさばくことから始めてパチンコ屋で大成功した

でも、パチンコ産業はいつか斜陽になるだろうし、息子にはまともな職に就いてほしいと思ったわけだ

学歴が低いか社会的成功できなかったは、あんまり理由にならないというか関係ない気がする

数十年、社会に出て思った個人的感想だけど

まあ安定した仕事に就けない理由にはなるかもしれんけど

まあ、ホストになっても成功しなかったんだろうし、

彼がホストになってから死体遺棄を手伝わされたりみたいな話は自分ホスト経験から聞いているので違和感はないけど

俺は人生は消去法だと思って生きてきたので、

白石が本当に行き詰まってたんだとしたら、もう過去は全部忘れて次やろうぜ、としか助言できない

本当にネクロフィリアだったんだろうか

ネクロフィリアが嘘だと仮定すると、被害者絞殺した状態で別の客を呼び、死姦させてお金を取っていたとかそういう可能性もある

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