はてなキーワード: 紙芝居とは
いや具体的には呪術とアンデラと鴨嘴ロンなんだけど。
なんというか、遅い。テンポが悪い。
アクションシーンがモッサリしている。
シュールっていうか淡々としてるというか盛り上がらないというか…。うまく説明できない。迫力がないのか?
中割りでグニャッてしてるとこを抜き出して作画崩壊だの騒ぐキッズが多いから慎重になるのもわかるけど、こりゃ倍速で見たくなるのもわかる。
それとも世界が俺のスピードについてこれないのか?そりゃ参ったな。フッ
フリーレンは元々淡々としてるのが味だから別にいい。むしろ癒される。んだけど、OPの選曲がヘン。なんであんなにチャカポコしてんの?
とにかく俺がおかしいのならそう信じたい。メンタルが不調なのは否定しない。
呪術なんか顔ドアップ口パクの紙芝居だし、アンデラとか声優の演技に頼り切った朗読劇だし(主演の新人すごいね!こりゃビッグになるぞ)、ロンに至っては密室で野郎2人が延々と寒い漫才してるだけ。見るに耐えない。チェンソーマン臭がする。
もーーーーなんなのーーー楽しみにしてたのにいいいいいい
え、これみんなは普通に楽しめてるの?だったらいいんだけど。それなら何よりだ。ここ数年のクオリティが異常だったから耐えられただけで、俺よく考えたら元々落ち着きがなくておとなしく座って映像見るのは苦手だったんだよな。ガキの頃から。黙って原作を読むことにするよ。
あれで思い出したんだけど、昔のドラゴンボールのアニメも全然好きじゃねえかったんよね
まああれは引き伸ばしも酷かったっていうし皆んなもいい思い出じゃないかもしれんけど
好きなアニメがないわけじゃないの
ちょっと思いつくやつ挙げるね、思いついた順です
AKIRA …バイクと爆発が死ぬほどかっこいい。でかいコンクリートが良い
メトロポリス(2001年のやつ) …手塚治虫すきなんだけど、現代の目で見ちゃうとディティールがもっとあってほしいよね。この映画は完璧だった。ちょっとティマのキャラがあざとすぎるけど、そのぶんケンイチとかヒゲオヤジとかロックとかのキャラクターがキマりまくってて超エモい
もののけ姫 …なんかトトロとかラピュタとかこの辺はもうなんか「本当にあったこと」みたいになっちゃってるんで好きとか嫌いとかじゃない、もうね。てか先日トトロ見てたんだけど、あんな「完全体」みたいなアニメを見て育ってしまったせいで普通のアニメをあんまりすごいと思えないのではないのか、と思った。アシタカが強くてかっこいい
映像研に手を出すな …全部見てないけど。みんなで頑張ってアニメ作ってるのがいい。学校がゴシャゴシャしてて良い。でかいコンクリートが良い
TRIGUN(1998) …全部見てないけど。マンガとは結構お話が違うみたいだよね。砂漠が良い
アドベンチャータイム …ジェイクかわいい。バブルガムがそっけないのが良い
スポンジボブ …スポンジボブかわいい。パトリックが頭おかしくて良い
パプリカ …お話のまとめ方はあんまり好きじゃなかった。筒井康隆の原作が好きなんだよ。夢の世界でいろんなものが動くのが超超超良い。平沢進が良い
妄想代理人 …これ全部見たぞ!あんまり話覚えれてない。ちょっと怖かった。平沢進が良い
Serial Experiments RAIN …これ全部見たぞ!あんまり話覚えれてない。ちょっと怖かった。レインがかわいくて良い
美味しんぼ …これはなんか、そもそも漫画が好きなんだけど。完全再現って感じがして好きです。dancyuみたいなバブルで景気良い感が良い
戦え超ロボット生命体トランスフォーマー …これ全部見たぞ!!てかDVDで持ってる。おもちゃが好きなんだけどね。スタースクリームが良い
(略)2010 …これ全部見たぞ!!でもあんまり好きじゃない。なんか見てて不安なんだよね。コンボイが死んだり生き返ったりするし…グリムロックがかわいくて良い
トランスフォーマーザムービー …とにかく予算が潤沢でめちゃくちゃ使ったのにめちゃくちゃ余ったってうるし原智史が言ってた。すごい動く。コンボイがとにかくかっこよくて良い
スクライド …全部見てないけど。マンガと全然話違ったっていうか、これはまんがの方がおかしいので。面白いけど。今でも時々カズマの真似しちゃう。キャラクターの顔がガンダムSEEDとか無限のリヴァイアスみたいでキレイで良い
エヴァー …これ全部見た!と思う。たぶん。アニメはなんかセリフの感じとか見ててしんどい時あるけど、新劇の方はそうでもないので楽しく見れます。ちゃんと完結してお疲れっていう気持ちになれるんで良い
けものフレンズ …これ全部見たぞ!!お話が分かりやすくてよかった。トキがかわいくて良い
ミラキュラスレディバグ&シャノワール …シーズン4まで全部見たぞ!!最近見たんだけど話がすごい面白い。なんかお決まりの流れがありつつちょっとづつ大きいストーリー進めてく感じもいい。あと恋愛のアレが超やきもきするんだけどそれにもなんか理由づけが色々されてて良い
ニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨン …全部見てないけど。すごい金かかってない感じの作りなのに何があんなに良いのかよくわからない。シーンの間とか画の感じが良いんかな。オープニングの画質荒いとこが良い
ファンタスティックプラネット …暗くてグロいけどかわいい。最近見てピクミンみたいだなって思ったら実際ピクミン作った人のイメージにあったらしい。プライムビデオでいつでも見られるようになって良い
いや思ったよりあったな……なんかもう別に他のアニメ探さなくても良いような気がしてきたな……
まあせっかくなので、好きになれなかったアニメについても書くね
チェンソーマン …OPが良かったんですんごい期待して見始めたんですけど、もうとにかくダルくてダルくてダルくて。面白さが全然ないんですよ。デンジはずっと気だるそうにしゃべってて楽しくねえしさあ。ゾンビはチンタラ動いててダセえしさあ。チェンソーマンになってザクザクやるの見ても気持ち良くないしさあ。良いところが何にもない。いやなくはない。ポチタがかわいい。トマトの悪魔がウニウニしててかわいい。ってかがっかりしちゃって1話しか見てないんだよね。そしてそれもだいぶまえだからすごい印象だけで書いてるわ。無限の悪魔が好きだからそこまで見たいなーと思ったんだけど面倒で見れてないよ。
鬼滅の刃 …いやもうズーーーーーーーーーーーーーっとしゃべっててそれ自体は原作通りなんだけどさあ、しゃべるのがおっせえの!!!倍速視聴推奨なのか?鬼殺隊の試験終わってお館様の鬼殺隊の説明してくれるとこで「きのえ、きのと、かのえ、かのと、つちのえ、つちのと……って全部しゃべった時はアホか!!!て叫んじゃったよ。なんなのあのアニメは。マジで本当に漫画にあったセリフしか喋りやがらねえ。何考えて作ったらあんなになるんだよ。マジでクソだわ。動くとこもネットリネットリ動いてさあ、なんなんだよ!!!!しゃべってねえで早く走っていって首切れよバカか!!!!!!ひょっとこの人が追いかけられてんだろうが!!!!!!!!!!ねず子が作ってくれた時間で無駄話してんじゃねえよ!!!!!!!!!!!!!!!ってイライラしちゃってマジで見れないんですよ。
サマーウォーズ …なんかヒロインの女の子の感じが都合良すぎてキモい。ハッカーとかスパコンとかヴァーチャル空間とかプロゲーマー?とか親戚のおっさんとか、全ての要素が都合良すぎっていうか、なんかこういう設定の人を並べましたっていう感じがキモい。あと親戚のお姉さんたちの扱いも悪いよね。なんか「女が強いんです」って設定だけ与えられてる感じがしてキモいです。あとおばあちゃんが死ぬ前に狂って電話かけまくるのはちょっと面白い。おばあちゃんの妄想上の総理大臣とかに電話してるんだと思うとウケちゃいます。もし本気であのシーン作ってんならそれはそれでウケますけど。
ワンピース …長いよね。もう漫画が長いししょうがないんだけどさ。なんか紙芝居やってるだけっていうか、まとめサイトとかゆっくり実況みたいなアニメだなーって思います。
ドラゴンボール超 …とにかく展開の全てがダサい。もうこういう設定で行きますので立ち合い強く当たって後は流れでお願いします、みたいな感じなんだよね……なんもドラマないし、マジで設定をちょっとずつ開示してるだけっていう感じでしたよね。悟空もベジータもキャラクターの芯ていうか何考えてそれやってるのか?っていうのがもう何にも無くなってるんですよね。完全にキャラクターが殺されてたと思います。最終話の最後で悟空とベジータが戦うのはカッコいいし熱いと思いました。まあ過去の遺産でしかないですが……
転スラ …いやもうこの辺りはそもそも原作が嫌いなんだったわ。ペラペラ喋ってんなよって感じです。
いや、ここまで書いて思ったんですけど、単に俺は気に入らなかったアニメについて誰かに怒りたかっただけだわ。増田でちょうど良かったね。
ブコメ、新しいトランスフォーマー見てるよ!G1リスペクトなパートとかあってすごい楽しかった!1話もいきなりワスピーターが喋り出してめちゃウケた!!!
あと他のブコメで、オサレ好みって何!?ブリーチとか読むたびにイラついているんだが!?
上の好きなやつリストでオサレなの、映像研ぐらいしかなくない??なんで実存を疑われなきゃいけないんだ!!
あとサマータイムレンダ、最近まで知らなかったんだけど、あれ瞳のカトブレパスの先生が描いてたんだって‥‥?俺は嬉しい、俺は嬉しいよ……瞳のカトブレパスの読み切りの時に、めっちゃジョジョっぽい言い回しするなこの作家と思って気に入ってたからさ……鍵人もあんま上手く行かなかって、その後どうしたんかと思っていたけど、最強ジャンプとかで頑張っていたんだね……アニメ化だなんて……本当によかった……サマータイムレンダ見るね……あと漫画も読む……
天国大魔境はアフタヌーンで連載読んでいるけど、本当にいいよね〜かわいいのに真剣でさあ。天国大魔境では、絵になんか大友克洋フォロワーっぽい質感を出してきているよね!?大友克洋本人の絵も好きだけど、大友克洋フォロワーの絵の感じ、好きなんすよねえ……………。いっときエロ漫画家の遊人とかも大友克洋っぽい絵を描いてて、なんかやたらに好みだったのを今思い出した。アニメも見てみるね!!
これから見てみるアニメリスト、めっちゃ集まった。ブクマも増田もありがとう!これを見ていくぞ〜
OBSOLETE
SSSS.GRIDMAN
DYNAZENON
忘念のザムド
オッドタクシー
バーディウィング
サマータイムレンダ
天国大魔境
ストレンヂア 無皇刃譚
レヴュースタァライト
蛍日の社
夏目友人長
SPY×FAMILY
呪術廻戦
獣旋バトルモンスーノ
舞HiME1期
バッドガイズ
ヒロアカ
ケムリクサ
GREAT PRETENDER
スプリガン(1998)
キディグレイド
パワーバフガールズ
羅小黒戦記
TRIGUN STAMPEDE
妹だけど妹じゃない
ロングウェイ・ノース
おすすめどうこう以前に自分はこういうのが好きだこういうのは嫌いだっていう自分の好みくらいわからんの?読んでると面白い面白くないって話じゃなくて単にお前の好みの問題なんじゃないのって気がしてくる。
いや自分の好みは完全にわかっており、それが上に長々と書いてあるんですけど??面白い面白くないって話もあるけど、それ含めて完全に俺の好みの問題ですけど??
その上で、俺は俺の好みに自信を持っており、俺が面白いと思えるものはある程度はみんなにおすすめしたいと思ってる。てかおすすめってそういう行為では??
みんなにもそういうおすすめを聞きたいんだよ。
あと加えていうなら、俺自身はあんまりノットフォーミーは言わないようにしてる。いや上でめっちゃ言ってるやんて話なんだけど、好みのやつだけ見てても面白くないからさ。ノットフォーミーであっても、どんなとこがノットフォーミーなのか知りたいんだよ。味見ぐらいはしてみたいわけ。だから鬼滅とかも自分一人で見たわけじゃないからだけどさ、一応最後まで見たよ。チェンソーマンは1話しか見れてないけどさあ。
RWBY、なんかの略かと思ったらこういうタイトルなのか。上のリストに入れさしてもらいました。
ところで、いろいろ書いてるうちに、自主的に見たいと思ってたリストを思い出しましたので、共有いたします。なんかたくさん書くといろんなことを思い出せて楽しいなあ。
The Midnight Gospel ……Netflix入ったらみる
雲のむこう、約束の場所 ……地上波で夜中にやってたのを見たことある気がしてて、ラストシーンっぽいとこが印象的だったんだけどそれがこれかわからない
南海奇皇ネオランガ ……昔ビデオ屋さんの棚で見てジャケが大層えっちだったので見てみたかった
再々追記
やっぱはてなーはアニメに詳しいな。とりあえずブコメに上がってるやつも含めて全部メモしたよ。
舞HiMEとか巌窟王とかVガンダムとかステルヴィアとか、微妙に見たことあるんだけど何にも覚えてないやつはリストに追加したよ。
Vガンダムとステルヴィアは、OPの歌は覚えてるな……あとVガンダムの強化形態の名前は覚えてる。V2アサルトバスター。光の翼。
巌窟王はアニメはすごい綺麗な感じだったような……原作は最初の方だけ読んだ覚えあり。お話はなんか児童書版みたいなやつとか洋画とかで見て知ってるな。
あとserial experiments lainはrainじゃなくてlainね……すみません恥ずかしい。ほら、lainって終わった後にウェザーブレイクやってたから……レインもよくカッパきてたし…
https://anond.hatelabo.jp/20230928203841 の続きのような
原作見てない人から派手な話じゃないよと報告受けたので、じゃあ見ようかと
OP始まった瞬間の瞬間凍結やばかった。
YOASOBIがやってるのはブクマで目に入ってしまってたので覚悟はしてたのだが、事前情報を仕入れてなかったら辛すぎてOPの途中で視聴中止してた。
こればかりは先にワクチンで耐性つけててよかった。
歌詞や曲は耳というか脳がシャットアウトしてたが曲のリズムに合わせてのカットのテンポの速さもマジきつかった。
(ただしOPで作画枚数ケチってた気配を感じたのでちょっとだけ警戒感薄れた)
一方、目に入るスタッフ名が思ったよりマシ? マトモでは? マッドハウスでも良い方のマッドハウスっぽい? となり、最後に出てきた監督名でこれなら無難で行けそうってなったのでホント救いだった。
これがMAPPAだったら無駄に過剰な付加価値を押し付けてきそうだったし、地方のスタジオ名売り込み系も似たような高コスト押し売りするし、かといってシルバーリンクまで行くと下品を隠さなくなりすぎなので、ほどほどに抑えてくれそうなときのマッドハウスならかなり事故率低そうと思えた。カネ貰えるからで書き込みや作画を豪華にしたがる劇場版病はアニメ作品の価値を下げると思ってるので。
さておき本編。
金ロー2時間枠とか劇場版みたいな高コスト作画を警戒せざるをえなかったが、箱を開けてみたら金と時間はそれなりにかけつつ省略できるとこは省略してる絵があり、普通のTVアニメの豪華版ぐらいなとこで収まってて安堵のため息を深くついた。
安いといっても髪の毛とか高いんだけど。そのぶん動きは抑えてるし、クヴァール戦もちゃんと盛り上がらずに一瞬で終わらせてるし、勇者のバトルもエフェクトだけで変にアクションつけたりしないし、「フリーレンアニメ化したときやられたらキツいとこ」は全部回避してくれていた。いやほんとアニメスタッフありがとう。このあとシュタルクが出てきたらバトルが派手になったりするんだろうか。斧を高々と振り上げるぐらいはしてもいいけど、あんま長時間バトってくれるなよ…
シナリオは、そういやフリーレン最初は泣いたんだっけ忘れてた。
海岸清掃まででフリーレンの話はいったんまとまって、フランメの示唆で新しい旅が始まる。ここで「完」ってつけてもいいんだけど。
続きますよね。
ここから先の整理をどういう方向に持ってくのかは判断分かれそう。
岡本信彦良かった。昔のイケメンほどよくカルいけど芯のとこは軽くない。
スレッタはスレッタより全然いいのでこっちが役名履歴の代表作になれ。
EDは……OPよりおとなしいかもしれないけど、さらに抑えめでもいいぐらい。
その他。
自分の中でのアニメオタク(特に萌えオタ)に対する嫌悪感が一体何なのかきちんと考えてみた。
すると恐るべき結論に達してしまった。これから書くことは正直私も断言して良いものかどうか躊躇している。しかし、アニメ文化の発展のためにも、心を鬼にして書かなければいけないことだ。
今までも、そしておそらくこれからもずっとそうだ。これは岡田斗司夫のような豚野郎の言う「オタクは死んだ」でも、東浩紀のような豚野郎の言う「読者の質が悪い」でも、宇野常寛のような豚野郎が言う「萌えオタはクズ」でもない。もっと根幹に関わる重大なことだ。そして恐ろしい事実だ。
まず、オタクがオタク向けに作ったオタクアニメが大きな評価を得てきたことは今まで一度たりともない。
名作を作ったクリエイター側は言うまでもなく、『ガンダム』の富野由悠季は仕方なくアニメの現場に降りてきた人だし、『攻殻機動隊』の押井守は元々映画監督志望でジャン=リュック・ゴダールを敬愛していてたまたまタツノコプロの求人が目に入ってアニメ業界入りした人だ。
「でも、今は世界的にアニメブームが起きているじゃないか」と萌えオタがブヒブヒ言ってきそうだが、それは幻想である。まず90年代後半に盛んに言われた「ジャパニメーションブーム」を取り上げると、これは岡田斗司夫がオタクの地位向上のためにでっち上げたものだ。本人も後にそれを認めており、外からの圧力に弱い日本でオタクが市民権を得るにはそれしかなかったと言っている。この岡田斗司夫の苦肉の策に電通や村上隆が乗っかり、ジャパニメーションブームという虚構ができあがったのだ(元々別称だったジャパニメーションという言葉を良い意味として輸入したのが村上隆である)。
まずは、宮崎駿。アカデミー賞も受賞し、名実ともに日本を代表するアニメーション監督といった地位を得ているが、その作風はアニメ界ではむしろ異端である。スタジオジブリ的なもの、宮崎駿的なアニメは本人にしか作れず、その作風を引き継ぐような後継者は未だ誰一人いない(宮崎駿の後進育成が下手という話ではない。宮崎駿に影響を受けた人間が外で宮崎駿的なアニメを作ったっておかしくないのに、そんな人は日本にはいないのだ。海外ではどうか? そう、モンスターズインクを制作したピクサーが後継にふさわしいだろう。言うまでもなく彼らはアニメオタクではない)。
宮崎駿にはオタク的なるものを避けて避けてやっと今日の地位を築いたという歴史がある。オタク的なものを避けて世界的評価を得た、これは非常に重要なポイントだ。
押井守もその一人だ。『うる星やつら』を制作し、オタク向け監督の一人で終わるかもしれなかった彼は『機動警察パトレイバー2 the movie』や『攻殻機動隊』においてオタク向けアニメ的想像力を捨て去ることで作品の強度を確立した。『ビューティフル・ドリーマー』はどうなんだ、という声があるかもしれない。これには後に押井守がこう語っている。「劇場版第一作『オンリーユー』を作ったとき、原作者やファンが喜ぶことを全部詰め込んだ。上映されると当然原作者やファンは満足したようだが、作品的には酷い代物だった」。この諦観によって『ビューティフルドリーマー』は作られた。オタクから距離を取ることで傑作に仕上がったのだ。
他にも大友克洋の『AKIRA』だって一見すればわかるようにオタク的な想像力から離れたものであり、渡辺信一郎の『カウボーイビバップ』だってそうだ。
オタク監督だと言われるウォシャウスキーやタランティーノだって、ウォシャウスキーはSFの人で決してオタク的想像力に耽溺しているわけではないし、タランティーノは高校中退して一日中映画を見まくっていた怪物だ。
エヴァンゲリオンを無視しているじゃないか、と言われるかもしれない。確かにエヴァはオタクがオタク向けに作ったオタクアニメであり、社会的現象を起こすほど大ヒットしている。だが、これ一本でもってオタク的想像力の勝利にはなりえない。何故ならオタク外にも評価されたオタク監督は庵野ただ一人、例外中の例外なのだ。その庵野ですら、オタクの偏狭さに嫌気がなして反オタクに改宗した。その事実をオタクは裏切った、とこれまた偏狭さを見せて批判している。
このようにオタクがオタク向けに作ったオタクアニメで傑作が生まれたことは、一件の例外を除いて存在しない。オタクが喜ぶ想像力や「萌え」なんてものは全然強度を持ち合わせていない(十年前にオタク的想像力でオタクに受けていたクリエイターの今の地位を思い浮かべて欲しい、それが十年後の山本寛や新房昭之の姿だ)。
むしろ、オタクの好みに少しでも外れると烈火のごとく怒り、作画監督が少しでも個性を出すと作画崩壊と騒ぐその類まれなる偏狭さは害悪だと言ってもいい。
オタクはオタク的な想像力から外れるような、例えば『スーパーミルクチャン』や『TAMALA2010』のようなアート的アプローチから生まれた傑作を評価できない。どちらも発売時にはタワーレコードに平積みされ、オタク的想像力は一瞬で敗れ去った。
それどころか『フリクリ』をオサレだとかラベリングして嘲笑するほど、子供のような舌でもってクレームをつけて回っているのだ(『フリクリ』はガイナックスが作ったオタクアニメじゃないかという屁理屈が聞こえてきそうだ。ガイナックスは今や庵野の反オタクキャンペーンによってオタク的な人間は駆逐されており、鶴巻は反オタクの急先鋒である)。
そして、それは明らかにアニメの進化を阻害している。その理由を書こう。
まず、オタクが大好きな絵柄、要するに萌え絵はアニメーションに不向きなのである。あの頭と目が大きく、等身が低くて身体か華奢という構造は、見た目通り人間的に動かすというのは困難だ。だから、どのアニメにおいてもよく動くと言われるものは萌え絵から距離を取っている。萌え絵を選択すると自動的に紙芝居的な動きが縛られたものしか作れなくなる。ディズニーが萌え絵を選択せず、あのような絵柄なのは動かすことを念頭に考えているからだ。
しかし、アニメオタクは萌え絵以外の絵柄のアニメを「絵が変」と言って嘲笑し、批判する。ここがアニメオタクの一番の問題点であり、私が害悪と言い切る理由だ。
例えば近年稀に見る傑作である『鉄コン筋クリート』を例に出そう。この作品も「オサレ」「絵が変」といって批判されているが、この作品こそアニメーションの快感、動くことの快感を思い出させてくれるものはない。画面の中を縦横無尽に動き回るキャラクター達が見るものの心を掴んで離さない。そして、それはアニメオタクが「変」といって批判するその絵柄が貢献している。もし、この作品が萌え絵だったらここまで動くものになってはいない。現にそんな作品はない。
そして、アニメーションの快感を蘇らせたのがオタク外のマイケル・アリアスだったことは非常に重要だ。アニメオタクはアニメーションのことがわかっていない。だから、スタジオジブリ的なものをピクサーに取られ、アニメーションの快感をマイケル・アリアスに取られてしまうのだ。
もう一度言おう。オタク的想像力は強度を持っていないし、オタクが好むアニメ絵はアニメーションに向いていない。アニメーションに向いているオタク的じゃない絵を排除するその思考はアニメの進化を阻害している。
アニメオタクが本当に現実逃避ではなくアニメのことを愛しているのなら、今すぐアニメを見るのをやめて即刻退場することだ。それが一番の貢献だ。
「BLGLは少女漫画の流れで生まれたものだ」とか「ラノベは大昔の貸本や紙芝居の流れで生まれたものだ」みたいな
「流れ」とかいう言葉で説明した、さも物知り顔で言ってそうなこういう主張が理屈として引っかかる。
だって現に今創作してるやつらのなかにはそういう流れを「歴史」として知らない人が当然いるじゃん?
自覚すらしてないのにその流れの中にあるなんてことがあり得るのか?あり得たとして、個々の作品についてそれぞれその流れのなかにあるものかどうやって証明するんだ?
流れと切り離されてて独立して生じてるものだって可能性をどうして捨てきれる?特に同人誌とかwebで個人的に出してるやつのような商業が絡んできてないやつ。
なるほど。
様々な感想が存在し、様々なlain感、受け止め方、解釈がある。
作中で全てを語ること無くプレイヤーに委ねた結果、それぞれがそれぞれの勝手喜怒哀楽を持って受け入れる。
今のlain周りがその力を生み出しているとは思えないけど、思い出の中にあるlainに今でも確かな力があったと感じる。
俺たちの脳細胞に刻まれた記憶が、ネットの海にlainとは何であったのかという記録を刻み続ける。
無限増殖するデジタルタトゥーがlainの伝説を語り継ぐんだ。
悪性変異したデュープのようにどこまでも広がっていくんだ。
たとえ今は陳腐化しようがかつてlainが伝説として存在したことは、それを語り継ぐ人間がいる限り消えることはない。
もう誰も本当の顔を覚えてないはずの歴史的人物の名前が残り続けるのは、記憶と記録が相互にループし増殖を続けるからだ。
この事実が失われることはない。今lainの権利を持つスタッフによっても不可能なんだ。
今の人類の技術ではまだ、刻まれた過去を消し去ることは出来ないから。
アニメ『serial experiments lain』の岩倉玲音が、『NEEDY GIRL OVERDOSE』配信番組にまさかの登場 - 電撃オンライン
馬鹿なんじゃないの?
lainのテーマは「サイバーパンクが現実のものとなりつつある空間としてのインターネット」であって、「メンヘラうようよの世紀末系インターネッツ」ではないだろ。
なんで公式がそこを間違える?
マジで全く別物なんだよ。
確かにlain当時のインターネットにはギーク・ナード・メンヘラを拗らせた社会不適合者がウヨウヨで、無法地帯を感じさせていたけど、インターネットを無法地帯にさせていたのは加速し続ける技術の進歩に人類の法律とモラルが追いついていなかったという背景が強かったわけじゃないですか。
インターネットに接続することそのものにそれなりの知能(せいぜいIQ90程度だけど)が必要で、そこによって区切りが発生することに対してメンサじみた特権意識を持ったイキり連中のウロつきの空気は今のアングラネットとは全く別物だよ。
某玉ねぎを使用もしないで幼稚園児でも明日から使えるインターネットで配信活動をする世界の作品とlainの世界は繋がらないよ。
同じくインターネットを舞台にしてるって言うならデジモンなりウェブダイバーなり連れてくりゃよかったんだよ。
つうか俺が一番失望してるのはlain公式がこの程度の判断を誤ったということ。
NEEDY GIRLが一方的にlainにラブコールを送るのは勝手だと思うけど、lainの側からNEEDY GIRLに応えるのは違うだろ。
インターネットの海において遍在していてどこに現れてもおかしくないのがlainの特性だけど、それならどこかの配信にだけ特別に現れるなんておかしいんだよ。全部の配信に顔を出すこともなくどこかにだけ偏在してしまっているなら、それはlainの在り方としての遍在とはまた別物なんだよ。
直接介入をしないからこそどこにでも存在していることを疑うことが出来るという実態の無さこそが本体の都市伝説としての立場を守るべきだろ。
それでもなおlainが特別にやってくるだけの繋がりはNEEDY GIRLとの間にはないよ。
「ネットが舞台でメンヘラじみてるから一緒でしょ?」なんてのは外野だけが取っていい態度であって公式がそれをやっちゃ駄目でしょ。
なんなんだよ。
25周年の一つの形として「お前らいい加減夢から醒めろよ。これは単なる紙芝居でしかね―んだ。著作権持ってるスタッフが自由にして良いおもちゃ以上でも以下でもないんだよ」って突きつけようってのか?
畜生……それが正しいのかも知れねえ……俺たちは和製ニューロマンサーとしてlainを持ち上げすぎてその本質を見失っていたってオチは十分ありうる。
日本の技術立国の形として電子の海に強い理解と関心を寄せるオタク達の島であって欲しいというキモい気持ちが、単なる一アニメに必要以上の役割を与えようとしていたんじゃないのか。
カルトアニメとして黙って持ち上げられてくれていたからそれに甘えていただけなのか……。
serial experiments lainに対して俺が見ていた25年の夢はとりあえず醒めたよ。
スゲーアニメだったのは間違いないけど、いつまでも日本サイバーパンクの神輿として担ぎ上げるのは間違っていたんだろうな。
いつからだ……放送後3年ぐらいの辺りでもう歯車は狂っていたのかな。
結局コレもさ、lainと攻殻ぐらいしか日本でマジメにネット社会の向こう側と向き合おうとした作品が生まれてなかったのが悪いんだよ。
色々あったけどさ、どれも最後はボーイ・ミーツ・ガールで甘ったるくくるんではい終わりにしてたろ。
そうやって誤魔化すんじゃなくて、最後まで物語の中心にネットの闇を置き続けるコンテンツがもっと伸びてほしかったんだな。
結局最後は生身の人間ですよなんて話をインターネットコンセプトにしてやって欲しくねえんだよ。
あーでもlainのアニメは最後、やっぱ生身だよねとはなったんだよな。
駄目だな……俺は自分の見たいものにピントを合わせてばかりで何も見てなかったんだな。
俺は俺の中にあるlainばかりを見てた。
現実のlain、スタッフ達がどう育てていきたかったのか、どういう作品だったのか、皆の中でどういう作品だったのかをちゃんと見ようとしてなかった。
だから1人で思い込んで突っ走って、25年もかけて勘違いに気づいて今更失望してんだな。
馬鹿みたいだわ。
結局、俺が幼すぎたってだけのオチかよ。
あほくさ。
なんだったんだろうな。
俺にとってのlainって。
長い夢だったな、今やっと醒めた。
本当に夢から醒めたんだと思う。
演出は劣化し続ける紙芝居、BLみたいなキモい男キャラは無駄にぶち込んでくる。
もうアニメ化もしないだろう癖に、男主人公の顔も無駄に出してくる。
設定も話しも何もかも似たようなのばっか。
序盤は糞グダグダで読むのもしんどいのに、終盤は駆け足で描写足らず、打ち切りエンドみたいなのも増えた。
「容量水増しのために、無駄なテキスト入れまくれ!」→「もう締め切り近い! さっさと終わらせろ!」みたいな裏事情が透けて見える。
ストーリー重視という名目で紙芝居ばっかになった癖に、そのストーリーがゴミばっか。
「もっとホモにしろ! 演出もストーリーも劣化させろ! アニメもゲーム性も要らない!」
何をどう考えたって、クソ化させるための悪意に決まってんだろボケ。
大体、なんで男キャラを無駄に出しまくることが、ストーリーを重視していることとイコールで繋がってんだアホ。
そんなの、ストーリー重視という言い訳で、男キャラ出させたいだけに決まってんだろ。
解決策
短くなったら、演出強化するか、値段下げる。
男の絵も声も要らない。
JTCでコンサルを同士競わせる蠱毒みたいな全社案件やってた身からコメント
コンサル単独で案件を回す事はあまりなくて、何らかの協業PJを組む場合が多い、
そうするとM,SMやMDに単価400万/月を払う一方で自社の中堅連中が35-45万のレンジしか貰ってない構図の場合、
それで尚且つ一緒にハードワークが求められるわけだからどうやったって社内連中の内輪で比較が起こり得る、
実際にSMやMDが400万貰ってるわけでは無いにしろ、案件の予算にタッチするとその辺りの単価は発注側からは見えるので
若手中堅はまず単価のバカ高さと自身の報酬の低さのギャップに面食らって嫉妬する。
(外資コンサル側は過酷な世界で競争してる故のFeeなんだから
それをJTC側がどうこう言うのはお門違いなんだけどね)
紙芝居ごっこ呼ばわりされる所以だけどコンサルはあくまで戦略立案側の場合が多いからこれも当然なんだな、
ちなみにインプリまで手掛けるAなんぞ発注側のコーポレート組織を蚕食しかねない存在なんだけど
成功したPJの頭にも足にも「コンサルのお陰」というタイトルは付かない、
一方で失敗すれば「コンサルの所為」という形で社内側の求責を緩和する事ができる、
だからみんなコンサルを使うんだな、ちなみにこれはJTCに限らず海外でも共通。
McKとか最上位と組んだことは(財布の都合上)無かったけど
よくある話でコード書けなくて紙芝居しかできないくせに高い給料もらって…っていうのがあるけど、
SI業界のベンダーだと、コード書ける人でなおかつクライアントとの折衝(あなたはこれがやりたいと言うが技術的にこうだからこっちの方が合理的だという交渉)とか、進捗管理、工程管理がまともにできる人がほぼいないと思っている。
まあいるにはいるが各ベンダーで本当に卓越したエースだけができて他はダメダメという印象。
ユーザとの会話とか進捗、工程の話って技術文書そのまま出すのでは足りない場面が多々あって紙芝居必要じゃないか?
紙芝居(とその前提となる知識や現状分析)とかファシリテーションとかそれなりに技術体系があって、それができる人が非常に少ないから高い単価がついてると思ってるんだが…
多分はてなにいるコンサル嫌いな人たちってベンダーの人だと思うんだけど、コンサルなしで遂行可能なプロジェクトばかりor無能なコンサルばかりだから叩いてるんだろうか。教えてほしい
※上記はベンダーと関わりのあるコンサルの仕事っていう観点で出したけど、戦略とか企画とかベンダーがいない段階の仕事ももちろんある。ここではベンダーの人から見たコンサルのイメージを知りたいのでそれらは無視してほしい
※あと、俺個人は前職が不夜城でコード書きまくる会社だったからコード書けるけど、コード書けない同僚も多いしコード書けるかどうかはコンサルの能力に決定的な影響はないと思ってる
追記:
プロジェクト上の役割の要否や現実の振る舞いについて聞きたかったんだけど個人の性格に関する話が多いな…それって仕事で関わった人の話?それともプライベートの知り合い?
という説を支持するコメントに見える。。。
フィジビリティを考慮せずに客の言うことをはいはい聞いて最終的にベンダーに尻拭いさせるのがいかんという指摘だね。納得がいく原因だ。ありがとう。
未熟なコンサルだとよくある話だし、それなりのベテランでもうまく客とベンダーの折り合いをつけられずベンダーが見積もりを何回も繰り返して工数を無駄にするケースも多いね。
だって風のリグレットってゲームとしての要件定義ギリギリじゃん。
プレイヤーに選択権がある分、選択肢のないデジタル紙芝居よりは上なんだろうが……。
ただデジタル紙芝居って純粋な「物語の追体験装置」であり、あれもまたゲームという枠組みを半ば逸脱しているわけで。
たとえばどんな簡単なRPGであってもプレイヤー側にはそれなりの自由度の戦闘があり、そこには「無数の選択がかけ合わさった結果としての勝敗」が存在する。
その「複雑に様々な要素が絡み合った果てに結果が出力される」というイニシエーションがプレイヤーとキャラクターのシンクロ率を大幅に調律するわけだ。
デジタル紙芝居における選択肢分岐は「もしキャラクターがこの選択を選んでいた場合は」という極めて単純なIF分岐であり、そこにプレイヤー側の自由度はほとんどなく「どちらの話を見ようかな」という傍観者としての選択になりがちなのだ。
それと比較すれば当然「カブトクワガタ」というのはゲームとしてだいぶ立派なものになるが……そもそもの比較対象がおかしいからなあ……。
スムージーとゼリーを比較して「咀嚼能力がない人でも食べることを楽しめる」の線でどちらが上等か比較されても「そもそもスムージーはまだ飲み物の領域から出てきてないだろ」と言いたくなってしまうのだな