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2024-04-25

anond:20240425114500

なぜパヨが山上の出現に拍手喝采だったのか

それは山上がまさにこの文脈で生まれた一匹の粗忽者だったからなんですよね

自分らが泥にも塗れず返り血も浴びずスマホぽちぽちしてお気楽にパヨしぐさしてたら

それに空気入れられたポケモンがにっくきアベに制裁を加えてくれた

まさにこれ以上ないくらいの成功体験ですよ

さぞかしパヨちゃん脳汁バキバキだったことでしょう

そりゃ「でかした!」とか言っちゃいますよね

なぜパヨはハッシュタグを使いたがるのか

それはパヨが「自分は手を汚したくない生き物」だから

ハッシュタグで波を起こして大きくしてそれでうっかり取り返しのつかない行動しちゃう一匹の粗忽者を生み出すために

今日も彼らはせっせとハッシュタグネットの海に投げるのです

これを別の言い方をすると「空気を入れる」ですね

2023-12-17

anond:20231217180610

その人萌え絵かにキモいとか言ってて社会的地位のわりに感情的物言いして炎上してなかったっけ

法律関係者もたしかしばき何とかい活動家集団に属してたり

そもそもアノンってレッテル貼って解像度落とすやり方って学者法律家しからぬ粗忽さだよね

2023-09-02

宮台先生について

違うんだよ常識的に考えて戦後5人目の東大社会学博士号を取った稀代の秀才がそんなこと知らないわけないでしょほんとのこと教えるとウーマン村上望月イソ子Twitter陰謀論アカなど取るに足らない知的怠惰なインフォデミック加担者を敢えて持ち上げて社会をいち早く破壊しよりよい変革を促すための世直しの一環なんだよヘタレにはわからないだろうけど先生若いから自己啓発精通空手クラウマガの達人であるなど心身共に完璧に鍛え上げられた巨人でさ断固たる使命に対して誠実に従事してきた先生の情愛の深さや慧眼に救われた側からすると意図や結果や確からしさを推し量れずに表層の言葉自動機械のように激昂するのなんて知的怠慢なことか自分で気付けないのほんと恥ずかしいよね先生はお前らヘタレが拘泥している自我プライドなどとうの昔に捨てていて敢えてわかってやってるんだっつうの傷つけて傷の痛みに気づいたもの知的学問的に小さな円で社会をよりよくしていく好循環のプロセス邪魔するなってのお前らエセインテリには滑稽に見えるかもしれないけれど敢えて粗忽者のピエロを演じざるを得ない先生の悲哀を少しは恥じる知的学問的な誠実さを少しぐらいは持ったほうがいいんじゃないかな()

2023-07-25

あーPCデスク椅子車輪イヤホンコード巻き込んでたまたまケース外してたスマホものすごい勢いで背面から落としちゃった

なんか画面の接触が悪くなってる気がする、電源ボタン押したとき画面はちゃんと表示されるけど2回くらい瞬きするみたいな挙動になってる

大丈夫かなあ 古い機種だからもう修理できないか

今年の初めにも一台壊してるんだけど自分やっぱりどっかおかしいのかな

なんか粗忽で迂闊すぎると思う……

2023-05-16

赤穂病院漫画読んだけど

不器用かつ粗忽すぎて「お前は絶対人の命を扱う仕事に就くな」と言われて育ったワイからすると

もし何かの間違いでなんかの医療職についてしまたらこんなふうに何人も殺してたんかもなと思ってゾッとした

多少俺が失敗しても人が死なない仕事がいいや

2022-12-03

anond:20221203090919

この増田の言うバカとは違うと思うが、思い込み誤読して自分の言いたい事だけ言う感じの粗忽な人、以前はフェミ側に多かった気がするけど最近オタク側に多い。いずれにしても、マトモな話者はこんな不毛話題からはもう手を引いたのかなと思ってる

2022-10-16

anond:20221016043545

オマエだろNARA COOPハッキング攻撃しかけたのは(苦笑)なーに正当化しようとしてんだよこの粗忽者が人のせいにすんなバーカ(笑)

2022-07-02

飼い主も可哀想って言われる風潮に違和感

まち針入りのペットフード撒かれてた件

犯人が一番悪いから早く捕まるべきだし

犬は本当にただただ可哀想なんだが

犬が拾い食いをしないように躾してなかった

飼い主にも普通に落ち度あるよな?

なんで飼い主まで可哀想って言われてんの?

クズみてえな犯人と躾怠って守ってくれなかった

粗忽な飼い主との両方のせいで針誤飲させられた

犬だけがこの件では可哀想なのであって

飼い主は被害者ヅラする権利ないと思うんだが

猫を無責任に外に出して放し飼いしてたくせに

いざ事故死したら家族奪われた被害者ヅラして喚く

アホな飼い主に近い違和感を感じる

拾い食いをしないように教えることは可能だし

(今飼ってる犬も実家の犬も拾い食いした事ない)

同じ犬飼ってる人間としては犯人にも

命預かる立場のくせにテキトー管理して

結果死なせかけてる飼い主にもどっちにも腹が立つ

2022-06-20

着古した羽織を着ている豊国をみて、家康は「物持ちが良いと言っても限度がある」と窘めたところ、「これは足利義晴様にいただいたいものでございます」と答えた。これを聞いた家康は「豊国は古い恩義に背かない律義者だ」と賞した。

ある時、「粗忽者と言うのは朽木卜斎(牧斎)殿のようなお方の事を言うのでしょうな」と徳川家康に語ると、家康は「なるほど、卜斎が粗忽であるというのは皆が知ることであるが、御身(豊国)の粗忽さは卜斎以上であると私は思う」と答えた。周囲の者がこれを訝しむと、家康は「卜斎は粗忽であるが、先祖伝来の朽木谷を今でも保っている。それに比べては御身はどうか。昔から山名家といえば六十余州の内の十一州を治めた大族で、六分の一殿と称えられた家である。それが今では所領を全く失い、こうして寄寓の身となっている。これはまさしく天下の粗忽と言えるもので、これを超える粗忽は無いと思う」と語った。これに対して豊国はさして恥じ入った様子もなく「全く仰る通りです。私も六分の一殿とまでの贅沢は言いませんから、せめて百分の一殿ぐらいには呼ばれたいものです」と答え、これには流石の家康も苦笑するしかなかったという。

天正年間に、徳川家康とともに斯波義銀津川三松)の屋敷訪問した際、豊国の義銀への応対があまりにも慇懃過ぎるほどであったらしく、後に家康より「義銀は管領の家の生まれと言えども足利分家に過ぎない。お前(豊国)は新田家嫡流にして、そう遠くない昔までは数ヶ国を治める太守であったではないか。何故、足利分家に(新田のお前が)そのように卑屈になるのだ」と苦言を呈されている。家康新田氏の分家自称していた。

関ヶ原の戦いの後、豊国はかつて自らを追放した武田高信の遺児・助信を捜し出して召抱え、200石を与えた。以後、助信の子孫は代々山名氏に仕えた。

征夷大将軍就任した家康に謁見した際、室町幕府10代将軍・足利義稙から山名当主に贈られた羽織を着用して賞された。

有職故実和歌連歌・茶湯・将棋などの文化教養面に精通していた。室町時代名族山名氏一門の生き残りとして、戦国時代から豊臣時代を巧みに生き残り自らの子孫を江戸幕府上級旗本として存続させた。

2021-10-17

anond:20211017080045

大人だと、軽度で診断されて職場でどう待遇が変わるかだよなあ。知らんけど。

子供場合は、軽度でも特別支援学級に入れられてしまうが、それだとIQが低い訳でもないのに重めの知的障害児と同じ進度で勉強することになる。

で、当然学力が低くなるせいで、中学進学のときにも成績の数字だけを見られて「中学支援級じゃないと無理ですね」とか、下手すると受け入れ拒否されるので、高校以降の進学の道がそこで途絶える。

クラス隔離されてるせいで、通常クラス友達ができにくく、孤立やすくなる。

そういう問題があるので、子供ちょっとよその子と比べて粗忽者のような気がして、子供QOLを上げたいなというちょっとした親心くらいのものなら、自治体の発達相談精神科には行かない方がいいくらいかもしれない。

それくらい軽度の発達障害だと、親によっては全然気に留めないで通常学級に放り込むため、低学年では馬鹿が服着て歩いているような糞ガキだった子が、卒業する頃にはちょっと癖があるけど勉強人間関係もほどほどやれていたりする。

軽微な困り感が気になって真面目に子供支援級に入れた親が、自分の子供よりも酷い馬鹿糞ガキだった子供が周囲に多大な迷惑をかけながらも進学の未来を絶たれずに普通に暮らしているのを見て、後悔に泣いている姿を、私は実際に見ている。

2021-09-02

高崎パスタ

群馬県高崎パスタの町なんて名乗ったり言われたりパスタ名物だとされているが、じゃあ高崎パスタってどんなのが特徴なのよ? といわれるとなかなか返答がない。表現しづらいのも地元民としてわかる。

そこで地元民が高崎パスタの特徴を説明する。ちょっと長くなるが興味ある人は読んでほしい。

まず、奥さま(30代前半で明るくてちょっと粗忽者)がいる。

この奥さまには息子がいる。小学三年生ダンスィである

このダンスィのむすっこが誕生日を迎えるにあたって、友人と誕生日会をやりたいと言ってきた。なんとダンスィ2人と女子1人が来ちゃうのだそうだ。まじかよ。むすっこ。金星じゃん?その年齢で女子誘えたのか。思ったより出来るやつだったんやな。その偉業にめんじて、よーしママなんかつくっちゃうぞー!これでもママクックパッド検索する腕は上級者なんだからね!

ダンスィは食う。ときに異常なほど食う。そして食えないとしょんぼりする。高級な料理(たとえばローストビーフとか)はもちろん作れる(断言)のだがコスパが悪い。なんかこーおしゃれで腹に溜まって子供が喜ぶのはなかろうか? そこでパスタが登場。嘘。間違えた。パスタじゃない。スパゲティだった。

乾麺をだーっとゆでて、野菜と魚介とかいれて、にんにくいっぱい、トマトスープ風にだばー! 完成!

これが高崎パスタ。This is gunma spageti!

ちょっと料理が出来る(自慢の奥さまぱわー)が作った家庭でできるちょいハイカラ料理。でも、多量に作っちゃったせいで、インスタ映えとかはあんましない。材料細切れだし。でも大盛りがデフォだし、食べるとなんかホッとする。シェフの作った味じゃないけど、どことなく良い。っていうか、スパゲティなんてこれで良くない!?とおしゃれを標榜しつつおしゃれに徹しきれずに逆ギレ。これが高崎パスタだ。

魚介は必須じゃないし、時にはトマトではなく塩味であることもある(オイルソースではなく塩味といってしまうところに注目)。でも、その背景にある精神性はこれ。これでええやろ。誰が文句つけるのだ。こちとら日常食やぞ!

そんな高崎パスタに興味を持った方は是非群馬にどうぞ。グルメ向けじゃないかもしれないけどあなた向けのスパゲティ屋がたくさんあります

2021-08-02

よくヤフー記事書いてる感染症医さん、名前忘れていつも

粗忽感染症

検索してしまう。すまん....

2021-07-25

劇場アニメ映画大好きポンポさん』極私的感想(すごくネタバレ

感想というか脳内の吐き出しなので超乱文。

総合点は★★★★☆(星4つ)

自分原作コミックスシリーズ通読済み。原作はかなり好き。

映画版は主に特典マンガ目当てだけど2回視聴。

2回目の前に制作陣のインタビュー記事などを読んで細かいネタが仕込まれているのに感心しつつ楽しめました。

作画で動いていたのはすごく良かった。

特に編集作業シーンを「切る」ことに注目してアクションのある絵に再構成していたのは面白かった。せっかくのアニメなんだから動きのあるシーンはあってしかるべきだなあと。

あとこれは明確には示されてなかったので多分なんだけど。

撮影パートクライマックスである「みんなでアイデア出して偶然虹まで撮れたカット」も切ったんだよね?

撮影パート成功象徴のようなカットまでも切ることで、ジーン君の「映画のためには他の全てを切ることも厭わない」という面を表しているんだと思う。

しかし、それを明示してしまうと「空気を読んで仲良くすることを大事にするマス層」には理解不能で嫌われてしまうだろうから匂わせるにとどめたんだろうなと思っている。

ところで全体的にジーン君がウェットというかシリアスというか常人の枠から半歩しか踏み出していないという感じを受けた。

原作ではもっと狂人なんだよなあ、特に巻が進むほどに。「友情を、会話を、家族を、生活を、切れ!」とか原作ジーン君は言わない。

当たり前すぎるからわざわざ言わない。「息を吸え! 息を吐け!」って普段あんまり言わないじゃないですか

でもまあ1巻ベースだとああい解釈もアリだと思う。むしろジーン君の物語って感じも出たと思うし、そもそもまり狂人狂人してるとマス層がまったく感情移入できなくなるから映画版としてはあれで正解だと思う。

さて、ここから減点材料なんだけど、アラン君および資金調達パートがぜんぜん響かなかった。

まずアラン君、お前は何なんだ。

再会して「あの時はノート悪かったな」とか言ってたけど、特に謝るほどのことでは無くないか

たまたま雨の日にぶつかったらジーン君がノートを水たまりに落としただけじゃん。寝坊してメモやななにやらぶちまけつつ部屋を飛び出すような粗忽ジーン君なんだし。

ところでそういえば、その粗忽シーンもちょっと違和感あるんだよね。映画だけの男ジーン君が大事オーディションの日に寝坊したり資料ぶちまけダッシュしたりするかね?制作インタビューによるとナタリーちゃんとの出会いのシーンをインパクトあるものにするためにすれ違い構成にしたっぽいんだけど、それってストーリーのためにキャラが捻じ曲げられてるよね。いや、構成自体は悪くはないんだけど、やっぱりそのためにキャラを捻じ曲げられると違和感あるんだよねえ。違和感と言えばナタリーちゃんがニャリウッドに上京するためにバイトで金貯めたっていうシーンでビルの窓磨きしてたけど、あれって上京してからバイトじゃないとおかしいよね。原作にも窓磨きバイトのシーンあるけどニャリウッドでのことだし。ナタリーちゃん故郷農村地帯みたいだしビルなんてあるの?いやいまどきドコにでもそれなりのビルくらいあるのかもしれないけどミスマッチだとは思う。

まあ話を元に戻してアラン君ですよ。

アラン君が謝るってことは、元々のシナリオ的には学生時代アラン君はもっとひどい奴にするはずだったんじゃない?それこそ、一度拾ったノートを破るとかまた捨てるとかするはずだったんじゃない?それなら「あの時はノート悪かったな」「暗記してたから平気」に違和感無くなるんよね。でもそこまでやっちゃうとあまりに悪すぎて資金調達したとて許されないというか、ジーン君とお茶することすら「なにこいつ?」って感じになってしまうから描写をぬるくしたのではないかなとか思いました。

でまあアランからも一回離れて資金調達なんですけど、最悪、ポンポさんなりおじいちゃんなりの私財とかコネクションとかで調達できないものなんかね?二人とも超有名ヒットメーカーなわけだし、財産コネクションもすごいだろうし、なんなら主演のマーティンさんだって世界一俳優なんだからだってうなるほど持ってそうだしスポンサーになってもらえないもんかね?縁もゆかりもない銀行出資を頼むより先にいくらでもアテはあるんじゃないの?いや、もちろんそういうアテを全部当たって、それでも足りなかったんだっていうならハイソウデスカとしか言えないんですけども。

問題資金調達会議パートですよ。

まずアラン君、クビを賭けたギャンブルをした風だけど、そもそもその職場を辞めようかと思ってたくらいだからノーリスクギャンブルだよね。なんだかなあ。

そんでクラウドファンディング生中継でって無茶にもほどがあるけど、それ以上にひどいのは役員連中の手のひら返しの速度ですよ。頭取が出てきてOKしたとたんに「融資成立だー! ワッハッハー!」じゃないんだよ。お前数秒前まで大反対してたじゃねーか頭取がOKしたらまるで「ボクも本心では融資たかったんだけど立場上できなかったんだよね。結果として融資成立してヨカッタヨカッタ」みたいなポーズ決めてんじゃねーよ。いや、そういう変わり身の早さで出世してきたヤツだと言われたらハイソウデスカなんですけど。

アラン君に話を戻して、彼は「クリエーターでないマス層の感情移入先」として作られたキャラなんだと思うんですよ。

監督である平尾隆之氏のインタビュー記事(例えば https://gigazine.net/news/20210720-pompo-the-cinephile-takayuki-hirao-interview/)なんかを読んでいると「マイノリティマジョリティに一矢報いる」というテーマをお持ちのようなんですね。

マジョリティ」=「マス層」ですよ。

このテーマ商業作品表現するのは非常に難しいテーマだと思うんですよ。

だって多数の人に受け入れてもらうことが商業成功なわけですよ。マジョリティ快感を得てもらわないといけないわけですよ。そうしないとお金が儲からないわけですよ。

しかしね、「マイノリティマジョリティに一矢報いる」ストーリーで「一矢報いられたマジョリティ側の人間」が快感を得るかっていうと難しい。だって矢が刺さってるんだよ。痛いじゃん。それで快感なのってドMくらいじゃん。

そこでアラン君の登場なんですよ。アラン君はマジョリティ側の人間なんだけどマジョリティ世界強者である上司取引先をしくじったりして、いまいちうまくいっていない状態なわけですよ。つまりマジョリティ世界という巨大なピラミッド底辺層なんですよ。でもピラミッド底辺から数的にはかなりのボリュームゾーンなんですよね。この層の人たちが「なろう系ヒットの母数」だと思うんですけどね。マジョリティ世界に身を置きながらもうまくいか底辺はいずっているのでいっそのこと異世界転生して現世のしがらみリセットしてチート能力無双したいとみんな思っている。「みんな」ですよ。つまり「マス層」ですよ。

そんなアラン君はマイノリティ側と見下していたジーン君が思いのほか成功していたもんだからマジョリティからマイノリティジーン君を手助けするポジションに立とうと思い立つわけですね。異世界転生強くてニューゲームですよ。コミュ障マイノリティが苦手な資金調達ネゴシエーションリア充なオレ様がやってあげようってーわけですよ。同じ立場ならみんなそう思う。コミュ障天才クリエーターマネージャーになってソイツと社会架け橋になるだけでオコボレもらいてえなあって誰だってそう思う。オレだってそう思うんですよ。コミュ障から無理なんですけどね。そんな知り合いもいないし。

そんなマス層の夢と希望を託されたのがアラン君なわけですよ。

まりアラン君は、平尾氏の「マイノリティマジョリティに一矢報いる」というテーマ実現のために生み出された舞台装置なんですよ。いまいちうまくいっていないマジョリティ感情移入先であり、途中からマイノリティ側に与してマジョリティ側への一矢となる存在なんですよ。テーマ商業成功を繋ぐための存在なんですよ。

でも、なんかつまらねーんだよなあ。

思うに「マイノリティマジョリティに一矢報いる」というテーマと「ポンポさん」という題材の相性が悪かったんじゃないかなあ。

ケミストリーですよ。逆シナジーですよ。

原作ポンポさんはね、マジョリティことなんて基本的無視してるんですよ。あくまでも映画業界の中でクリエイター役者などの能力があり個性的な人々にフォーカスして活躍を描いているんですよ。「すごい人がすごい能力を発揮してすごい活躍しました。」っていう話なんですよ。これは「チート無双系」にも通じると思うんですけど、すごい人がすごい活躍をするだけでも面白い話は作れるんですよ。

そんな原作ポンポさんに「マイノリティマジョリティに一矢報いる」というテーマを盛ろうとしたら、そのままじゃうまく盛り付けられないよね。なので、アラン君&資金調達パートで補強したんだろうね。でも、原作にはまったく存在しなかったテーマ盛り付けるために、かなり強引でイビツで不格好な補強になっちゃってるんだよなあ。

結論

原作ファンとしては、ポンポさんには原作存在しないテーマは乗っけずに素直なアニメ化だけしてほしかったなあ。

と思いました。(小並感

2021-04-23

anond:20210423210039

江戸時代なら「粗忽惣兵衛」で済んだ案件やけど令和ではヤバイねぇ(困)

2021-04-05

anond:20210404172838

なんで胃カメラに使うような粘膜から吸収してるみたいな痛みなしで使えるタイプ説明してくれないの?

素人からしたら経腟検査にあれ使えないのなんでさと思うけど。

検査する粗忽医者患者に決定的なダメージ与えて訴訟騒ぎに発展しないためのアラームとして悲鳴があげられるようになのか?

女が痛みでごちゃごちゃ言うのは男がごねるより面倒じゃないし、痛いくら我慢させとけばいいっていう蔑視からなのか?

2020-08-16

誕生日を迎えたが悲しく吐いた

 ついに30歳になった、なってしまった

 20代を週3、4日程度のアルバイトパートばかりで履歴書に書ける職歴白紙、特技も趣味志望動機も全部白紙、なんにもない女と、相成ってしまったのだ

 18のころだろうか、急激に足腰の悪くなった母の介護で過ごして恋人もいない

 まるで親の介護をしていたせいかという言い方だが親のせいだけではない

 自分自身が持病がある、というこれも言い訳

病気があろうがなかろうが、関係なく出来る人には出来ている

 勿論30歳にして処女だし異性と手を繋いだ経験すら数えるほどしかない

 交際経験は、続いたとして3ヶ月、セックスまですらも行かずに終わった物ばかりなので交際経験なしと言った方が早いだろう

 おまけにコロナ関係仕事をクビになって無職引きこもり、やることといったら炊事洗濯家事くらいの物でなににもならない

 日がな一日インターネットオタク活動に勤しむばかり

 とことんまでクズなのだが、せめて私が20代も前半ならよかった、まだ若いから許された

 外に出ないから異性との出会いは完全にゼロだし(これは言い訳だ、どんな状況であれ出会う人は出会っている、)、こうなる前から異性に食事に誘われてもなにを話せばいいのか解らず結局どうにもならなかった

 相手不愉快な思いさせてしまったのだと言うことだけは理解できた、次もまたという世辞が恥ずかしくてみっともなかった

 親はコロナが落ち着くまで外にでるのも怖いから、と仕事探しはゆっくりしたらいいと甘やかしてくる

 家にいてじっくり面倒を見て貰えるのがうれしいと世辞を言ってくれる

 暑くても雨でも寒くても足は痛む、リハビリに付き添いながら、関連書籍を読み込んだが

 結局年齢によるもの根本解決はないとばかりがかかれていた、あえていうなら筋肉をつけることだとわかった

 私には実兄がいる、忙しく飛び回っているのでなかなか顔を合わせることは出来ない。それでも出来うる限りは安否確認の連絡をくれている

 忙しい中で時間をとってくれて大変ではないだろうか、余り無理をしていなければいいがと思っても私に出来ることはなにもないのだ

 そんな兄もまた、今は私家にいて母の面倒を見て貰える方が有り難いと世辞をくれる

 それがいけない、甘やかされると甘えてしまう、元来甘やかされれば増長して驕る女なのだけれど

 流石に今回ばかりはゆっくりしていていい年齢ではないのことは理解できる

 自分別に人間恋愛をして結婚しない事を否と論じたいわけじゃなくて、

 事実として、もしかして自分所謂人を愛せない女のではないかと調べてみたことがあった

(あまりにも細分化されており本だけでは解らなかったがそういった人たちのいるお店には人生で立ち入ったことがないので少々怖じ気づいてしまい足を踏み入れることが出来ず、結局よく解らなかった)

 それならそれで一人でも生きられるように自立して生きる道を見つけないといけないと思っているわけで

 というか、だけどそもそも前提として自立すら出来ていない人間他者と生きるなんてもっと無理があるんじゃ、と余談だが色々と考えてしま

 これは余談だが、壇蜜さんの結婚インタビュー言葉を思い出す

 閑話休題同級生はみんな婚約結婚子供もいる

 私も恋人とまでは言わなくとも会話できる異性くらいはほしいと思っている

 だけれど恋愛偏差値のあまりにも低い私は異性と話すとイコール恋愛に直結してしま

 これはいけない、相手迷惑だ、とそこまで思ったがそもそも今は会話する相手すらいないのだった

 それに、いざとなるとなにを話せばいいか解らなくて、会話が終われば酷く疲れて気持ち悪くなってしま

 人と話すと疲れるものなのは当たり前だとは思うけれど、これではどうにも恋愛に発展しようにない

 なにせデートという行為が気が重くて仕方がないのだ

 友愛は解る、友人と遊びに行くのは大好きだ

それでも終わって帰れば疲れが出てしま

 その上恋愛としてデートという名目がつくとなにもわから気持ちが悪くなってしまう、比喩ではなく、戻してしまうのだ(汚い表現になってしま申し訳ありません)

 あまりにも相手迷惑だと気がついてから、誘われても余りに乗らないようにして今となってはお誘いはゼロ

 閑話休題、とくとくと私のどうにもならない恋愛に関して吐露してみたが差し当たっての問題恋愛よりも仕事だ、お金必要

 はっきり言ってしまえば恋愛はなくとも生きていける

 それは少し寂しいかもしれないけれど生きることは出来る

 だけどお金は直接的だ

 生きることにはお金必要で、お金仕事をしなければ稼げない

 いまは、みっとももなくも貯金親の金で何とかなっているけれどかこれからどうする

 私にはなにもない、才能もなく、なにも特技がなく、性格もよくなく、粗忽でドジで、人に好かれるタイプではなくそれでいて不真面目だ

ちなみにADHD関連の検査は粗方受けたが該当しなかった

 親は、恐らく余程のことがない限り私よりも先にいなくなる

 いっそ順序が逆であればよいのにと言うのは余りにも身勝手な親不孝だろう

 一人、初めて自立しなければならなくなるとき、必ず遠くはないいつかやってくるその時

 その時に私に残された者は親の遺産の家が一つと、職歴一つなく自分一人で稼ぐことも出来ない女なのだ

 兄に頼る? 忙しくも飛び回って、それでも常にこちらに気を配っている兄弟迷惑をかけられる筈がない

 子供の頃から色々とあった我が家のせいで結婚すら出来ていない兄にこれ以上の迷惑をかけるわけには行かない

 私には、認めたくないけれど血縁上姉と呼ぶべき女性がいる、ちなみに父とは数年前数十年ぶりに事故にあったとかで緊急治療室で顔を見てから一度も会っていないが生きてはいると思う

 姉は、今生活保護を貰って生きている

 親を謗り、兄弟を羨み、自分一人で生きていくと行って夜逃げした姉は今どうしようもなくて、行政を頼って、生きている

 それは別に悪いことではない、どうしようもないとき行政を頼るのは国民として正しい姿勢

 だけどどうしようもなく、私は姉と呼ぶべきその女に自分未来を重ねてならない

 これは完全に私が姉への恨みの色眼鏡で見てしまっていることだって理解している

 そもそもが夜中のどうしようもないポエムしかないのだ

 書きたいことを書いて、羅列も言葉もめちゃくちゃできっと読みづらいことこの上なくて申し訳ない

 私には文章を書く才能すらないのだ。なにも特技も才能も継続する力すらもないまま、30歳だ、ハッピーバースデートューミーだ

 日々、明日も生きているという事に恐怖する

 今日も夜が明け生き残ってしまった

 電車に乗りたい、正しくは乗りたくない

 電車を見逃して、見逃して、ぼんやりと過ごして誰も自分も見ていない

 昔そうして気がつけば一日経っていたことがある

 雑踏の中でただ一人何時間も何時間も過ぎていく電車を眺めたいと思ったのは、恐らく思い出が美化されているからだ

 結局あの時は帰路の電車に乗り込んでいつも通りにただいまといった

 あのときはそれが正解なんだと思うと、言った

 あのとき選んだ正解が正解だったのか私にはいまだ解らないらない

2020-07-28

anond:20200728143454

コロナ大学に不満な大学生だよ。

事務の人相手から丁寧語の方がいいかなって思ったけどここは増田からくだけた口調で書くね。

大学事務の方々には、いつも粗忽学生相手に辛抱強く対応していただいて本当に感謝しているのだけれど、それとこれとは話が別だ。

大学生くらいの年代の元気な若者感染しても無症状で済むことが多いが、自分感染を通じてそういうハイリスクな人々にもし感染させて重症化させたときあなたは「仕方ないよそいつらの体が弱かったんだから」と思えるのかい?そう思うなら大学で学ぶ資格はないぞ。

仕方ないよ。

世の中には程度問題っていうものがあるよね。責任を論じる上では重要じゃん?

例えばさ、制限速度60キロの道で100キロ超えてたドライバーとさ、制限速度守ってたら子供スケボーに寝そべって突っ込んできたドライバーじゃあさ、同じ「人身事故で人を撥ねて死なせちゃった」でも責任の重さが違うじゃん。前者は池袋上級国民みたいにすごい非難さらされるだろうけど、後者は「これは仕方ない」「避けられないでしょ」「轢かれたほうも悪い」みたいな感じで擁護してもらえるよね。

大原則として、感染症にかかって、それを移してしまうことに責任は発生しない。移された人だけでなく移してしまった人も被害者だ。

これは理解できるよね? できないなら近代的な市民社会で生きるための素養が不足しているので人権講習とかを受けような。

で、その上で話をすると、学生別に感染主催コロナパーティーさせろとか言っているわけじゃないよね。

普通に大学に通わせろ、対面講義を受けさせろ、対面ゼミで討論させろ、図書館を使わせろ、学食で飯を食わせろって言ってるだけだよ。

これ、全部、法律に反していないどころかマナー違反ですらない、ごくごく通常の、模範的学生の営みだよね。

ここで話が程度問題に移るわけだよ。

こんな当たり前の行動で蔓延するウイルスなんて、もう仕方ないでしょ。

事故だよ事故。避けられないよ。そんなん気にしてたら生きていけないよ。まっとうな社会生活が営めなくなっちゃうよ。スケボー少年を気にしてたら運転できないのと一緒だよ。

大学リスク説明されても、どうして私たちけが? っていう不公平感は変わらないよ。私たち学業は、貴重な大学生活の機会は不要不急? あちこち会社では通勤が再開されているのに? あの会社員たちの日常尊重されるべきで、私たち日常尊重に値しないの? どうして?

まして、私たち学費を払っているのに? 会社員の人たちはお金をもらうために日常に復帰している。それなのに私たちは、お金を払っているのに日常に復帰できないの?

会社員の人たちの日常尊重されるのはとても良いことだ。それは支持するから、同じように私たち日常尊重してほしい。

まあ大学図書館が開いていないのに図書館の本を使う前提の課題を出す教員はやめたれよとは思うけどさ。

研究に使う本は高くて、個人ではなかなか手が出ない。それでもそれは研究する上で必要もので、だから大学図書館に入れてあるんだよね。

図書館を使えないのに満足な学びができるわけないじゃん。どうして図書館にすら自由に入れないんだ。中ではほとんど喋らないのに。どうして。なぜ。納得できない。

単純に「対面授業復活させろ」と叫ぶのではなく、みんなが今よりハッピーになれる代替案を検討しようね

対面授業の復活が私たち代替案です。

対面ゼミの復活が私たち代替案です。

キャンパスライフを取り戻すことが私たち代替案です。

図書館の開放が、学食の開放が、入構制限撤廃私たち代替案です。

私たち日常尊重されることが私たち代替案です。

2020-04-22

おぼえがき

PCR検査を、ソフトウェアテストとか工場検品みたいなもの勘違いしている人が多いようだ。

検品不良品を出さないために必要工程であり、出荷される製品については何かしらの形で行われることになるだろう。また、最終組み立ての後での不良はそこまでに注ぎ込んだ多くのコストがみんな無駄になるので、そういうことがないように中間検品で早め早めに問題を炙り出して行って大きな品質問題が起きないようにするものである

だけど、PCR検査はそういうものではない。検査で陽性患者を見つけてしまったら医師としては対応しなければならないので、検品で不良を見つけるが如く陽性患者をかたっぱしから見つけてしまうと対応しきれない。そうならないように、陽性患者であることが検査証明されるようなことは避けなければならない。検品に例えていうなら、事前の検品にあたるような行為は避けて、出荷後に実際に製品事故を起こしたときだけ対応するようにするのだ。それは医療崩壊を防ぐために必要なことだ。

ソフトウェアテストにしたって同じだ。エンジニアソフトウェア自動化テスト技術などを駆使して、ソースリーが常時漏れなくテストされている状態などを作ろうとしているが、テストバグが見つかったらこれには対応しなければならない。テストで見つかるバグに都度対応していたらプログラマーは新機能に取り掛かることができない。これは医療崩壊に相当する。

ハードでもソフトでもいいが、ものづくりに携わる人間はどうも医療をわかっていないようだ。欠陥に気づかずに製品を出荷して重篤事故を起こしたら製造者責任が問われるために上記のような態度には抵抗があるかも知れないが、識別されなかった患者病気で死んでもそれは医療責任ではないのだ。そんなことよりも大事なことが今あるのだ。

いまの医療ミッションは、目の前の患者対峙することではない。現時点では治療法などないのだから、現時点で重症になった人間には基本的にそのまま死んでもらうしかないのだ。では何のために最低限の治療をやっているのかというと、臨床データを取得して研究開発を急ぐためだ。だけど、医療だって人間なので、重症患者病院に運び込まれたらそのまま死んでくれとは言えない。その言えなさが単純に研究開発の足を引っ張っている。すでに臨床データは有り余るくらい病院患者は運び込まれているわけだから、これ以上患者が増えることは問題解決につながらず、邪魔しかない。

から医師は言う。とりあえず罹らないようにしろ(=手洗いが重要)、いま一生懸命治療法を開発している、だけどいま粗忽にも罹った人間については手の施しようがないので我々の手を煩わせずに黙って死んでくれ(=検査はしない。本当は治療もしたくない。)、と。

最後の部分だけをボカしていうからとかくわかりにくくなるのだが、平たくいうとそういうことなのだ。

(あ、ちなみに僕は医者じゃないので)

2019-12-01

Z君の日常

雨男Z君 で書いたZ君の普段粗忽っぷりの例

その時はあるツールバグの発生条件を確かめるために、Z君に10程度のパターン、設定の組み合わせで再現試験をやってもらっていた。頃合いを見て口頭で様子を聞いてみると、ほぼ完了していて、

Z君:この条件で設定AをBに変更したときに起きるみたいです

僕: なるほど、それなら納得がいくね。じゃあ全部の結果をまとめてメールしてもらえます

Z君: わかりました

みたいなやりとりをして僕は本社の自席へ戻った。

自席に戻るとZ君からエクセル添付ファイルが届いていた。正直ただのテキストでも十分だと思ったのだが、彼は僕が見やすいようにエクセルの表にまとめてくれたのだろう。素晴らしい。

添付ファイルを開いてみるとこんな感じの表がまとめられていた

設定A 設定B
条件1 ×
条件2 ×
(以下略)

あれ? さっき口頭で聞いたのとは逆のような…? 僕は彼に返信した。以下は僕とZ君のメールのやりとり。

僕: さっきの口頭での話と逆みたいだけど、どちらが正しいの?

Z君: すみません、間違いです

僕: 間違いって、どちらが? 口頭の方? メールの方?

Z君: メール添付ファイルが間違いです。修正したのを送ります

届いたのがこれ。

設定A 設定B
条件1 ×
条件2 ×

再びメール

僕: さっきの話だと条件1も条件2も同じ結果になると思うんだけどこれで合ってる?

Z君: すみません修正漏れです。再度修正したのを送ります

設定A 設定B
条件1 ×
条件2 ×

僕: さっきと変わってないように見えるんだけど…

Z君: すみません、間違って修正のものを送ってしましました。再度送ります

設定A 設定B
条件1 ×
条件2 ×

僕: ええと…条件2は修正されたけど、条件1が元に戻ってない?

Z君: すみません、間違いです。これが正しいです。

設定A 設定B
条件1 ×
条件2 ×

ふう…。やっと最初に口頭で聞いた話と同じになった。

僕: わかりました。ありがとう。ところでただの修正ミスはまだわかるんだけど、条件1の修正が途中で一度元に戻ってしまったのはなんで?

Z君: それは…間違って修正前のファイルを送ってしまったので、そのようなミスを繰り返さないように修正前のファイルを削除しようとしたんですが、間違って修正後のファイルを削除してしまったので、最初から作り直したんです。

僕: ああ…そうですか。それはおつかれさま…

ここまでくるともう、本当に表の結果が正しいのかすら怪しくなってくる。念のため後で自分でも結果を確認しておくことにするか…

僕: じゃあ念のため、動作確認したときログを全部サーバアップロードしておいてもらえますか。

Z君: すみませんログは間違って消してしまいました。

以上

雨男Z君

Z君と仕事をするようになって僕は雨男という存在を信じるようになった。

雨男と言っても、本当の天候の渕上様的な意味での雨男ではなく、「彼が参加したプロジェクトにはことごとくトラブルが発生する」という意味でだ。僕が知る限りでも、いくつかの転々としたプロジェクトやチームで

などなど、枚挙に暇がない。原因をたどると必ずしも彼一人の責任とばかりは言えないものだったり不可抗力的なものだったりする。にも関わらず彼のいるところでは明らかにそういうトラブルが頻発するので雨男なのである

でも正直言うと、僕はやっぱり原因は彼にあると内心思っている。彼はとにかく粗忽で人並み外れてミスが多い。数行のメールの中で一行目と二行目で矛盾したことを書く。指示をことごとく間違って解釈する。やらなくていいことをわざわざやってミスを作り込む。報告の内容が何度聞いても要領を得ない。そしてミス問題を隠す。一つ一つのエピソードは笑えるものもあるし新人可愛い女の子だったらドジっ子キャラで愛されるかもだけど、この業界10年以上経験があってこれはどうなの。

と書くと絶対ミスは誰にでもあるもの、チェックやレビューする体制をしっかりすべき、報告を隠さないような雰囲気を作れ」と言われるでしょう。うんわかりますよ、全くその通りだと思います一般論としては。でもかなりのことはすでにやっていて、それでも彼の粗忽っぷりはさらにその斜め上を行っているので結果として周囲の負担さらに大きくなっている。それがトラブルを招きこむ要因になってるとしか思えない。

彼は今は別の組織に異動したので今はうまくやっているのかよくわからない。やっぱり使えないと言われて突っ返されてこないことを祈るのみだ。

2019-08-14

思ったよりも夫婦同姓に抵抗があった話

追記タイトルを盛大に間違えてたのでさっそく訂正

誤:思ったよりも夫婦別姓抵抗があった話

正:思ったよりも夫婦同姓に抵抗があった話

とんでもない間違いだぁ…こんなの零点だ零点

【また追記

すっごいブコメが伸びてておののいています

すべてのコメント言及エントリにお返事はできないけれど、少し追記したいです。

同じように結婚後の姓に馴染めない、みたいな既婚者先輩の声も多数聞けて、私だけじゃないんだー、と思えてよかった(小並感)。

n年経っても慣れない、みたいなのを読んで、逆に覚悟が決まったのかむしろ気が楽になりました。ありがとうございます

あとこれは是非言いたいんだけど、ちらほら夫を責めるというか、夫が悪いみたいなコメントが見えましたが、それは違います。やめていただきたい。

世間体は、そりゃありますよ…

現状は女性側が姓を改めるのが「一般的」とされていて、よって私がエントリで書いたような有形無形の負担女性が負うってケースのほうが件数としては多いのだろう。でも、いざ男性側が姓を変えるってなった時には、(有形の負担は大差ないと思うけど)無形の負担女性の比じゃないんじゃないかと思う。「なんで?」って話になる機会も断然多そうだし。そりゃ特別な主張がなければ夫側の姓にしますって。

妻側が姓を変えて負担を負いがちっていうのの裏側には、夫側が姓を変えた場合の、馬鹿にならない負担の大きさがあると思うんですよ。だとすればこれは女性差別だ!男が悪い!っていう話ではないですよね。

追記ここまで】

少し前に結婚した。どちらの姓を名乗るか決めるにあたって、ごく普通に、夫の姓を名乗ることに決まった。

私は夫婦別姓制度については、まあ別姓にしたい人は別姓を名乗れるようになればいいんじゃない?そのうち制度ができればいいよね、くらいの考えで、言ってみれば「他人事」として考えていた。自分がもしも結婚したら、「普通に」夫の姓を名乗ると思ってた。そこまで生まれときの姓に執着がある訳じゃないし。

しろ夫婦別姓のために事実婚とし、子どもが生まれる時だけ入籍、その後離婚する、みたいなスタイルを取っている夫婦の話をテレビで知ったときには、すごく率直に言って引くというか、白けたような気持ちになったりもした。

ラディカルに夫婦別姓を主張する勢に対しての評価は5ch(2ch)なんかでは私が観測する限りではまあ辛辣で、「姓が変わるとか別にノーダメ名前変わるくらいでそんなに影響があるとか大げさすぎる、旧姓にそこまでこだわるとか頭おかしい」みたいな意見が多勢に思えた。私はそんな論調スレを見るたびに、「でも別姓も選べたっていいじゃん?」と思うと同時に、自分に関しては「まあ普通に相手の姓でいいけど」と思っていた。すごく率直に言えば、「姓が変わるとか別にノーダメ名前変わるくらいでそんなに影響があるとか大げさすぎる、旧姓にそこまでこだわるとか頭おかしい」と、うっすらと思っていた。

そんで時は流れ、結婚するということになり、じゃあ苗字どっちにする?という話になった。

(現)夫は、「俺はどっちでもいいけど」と前置きした上で、夫の姓を名乗ろう、と提案した。養子でもないのに妻の姓を名乗るということになると、夫側に何か名前を変えたいような疚しい背景があるのではとかあれやこれや勘繰られるからと。

私もせやな、と至極納得して、我々夫婦は夫の姓でやっていくことに決まった。

私は夫の姓でやっていくことに決まった。

言っておくと、私は元の姓と夫の姓どっちがいいか比べた時に、純粋に夫の姓の方がいいなと思った。まあまあよくある私の元の姓に対し、夫の姓はちょっと珍しい姓であった。なんなら「レア苗字ゲットだぜ」くらいに思っていた。もっと言うと今でもたまに「かっこいい苗字やん…」としみじみしたりする。

という訳で私は姓が変わることが決定し、あと結婚もまず間違いなく決まったと判断し、会社結婚の予定を報告した。「名前は某に変わりますが、業務上では引き続き増田でお願いします」と伝えた。

私は一介のしがない事務員だが、いくつか特定取引先を担当していたので、取引先それぞれに「結婚しましたので名前変わりました☆」と言って回るのがめんどくさかったのだ。

ずっと前になるが、今の会社ではなく、新卒で一番最初に入った会社の先輩社員離婚された女性がいた。同じ頃に別の女性社員結婚して「名前が某になりました」と通達があったので、私はおそるおそるその離婚した先輩社員に「名前どうなるんですか…?」と聞いた。先輩社員は「いや、苗字は変えない」と答えた(離婚してもそれまでの姓を名乗れる制度があるのはその少し後に知った)。

大して親しくしていていただいた訳でもないのに、今考えるとなかなか不躾な質問に、わりとさっぱりした表情で飄々と答えてくれた先輩の、その後に小さく「最悪だよね…」と呟いたその声を、上司結婚を報告しながらなぜだか思い出していた。

婚姻届を提出後、私は一日有給を取って名義変更の行脚をした。

パスポートを変更し、銀行を4行回り、思ったよりも時間がかかって携帯電話名義変更はその日はできなかった。

何枚も書類を書いて、慣れてないので(あと私が大変粗忽者なので)名前の欄を旧姓/新姓で書き損じまくり最初の何枚かは窓口のお姉さんも私も新婚に免じてって感じで「あらあらうふふ☆」ってノリだったのがいい加減私の表情も死んだ。

家に帰って夫に一日の苦労を愚痴ったら、「でも俺が苗字変えたらなんか疚しいことあるのかって思われちゃうからね」と姓を決定した時の理由を繰り返した。

まあ確かにな、と私も思い、とはいえ一日で(仕事休まなきゃ行けない所は)ひとまず手続き済ませられた訳だし、これでおおよそ済んだ訳だし、と、それ以上愚痴を言い募るのはやめた。携帯名義変更は済んでいない。

ここまでですでに長いが、私が本当に言いたいことはまだ書けてない。

こんなに書いて本題に入れてないのに自分もびっくりしているが、私が言いたいのは、「思ったより生まれ育ってきた苗字アイデンティティー持ってました」ということなのだ。

結婚後もそのまま何も変わらず仕事をしていて、業務上名前変えません宣言をしているので、私は平日の昼間という日常ほとんどを「増田さん」として過ごしている。新姓を使うのは、クレジットカード署名(名義変更してるから)と宅配便受領署名(クレジットカード名義変更たか通販アカウント変更したから)くらいだ。

で、それ以外のふとしたタイミング名前を使う機会があると、いまだに逡巡する。逡巡した結果、旧姓を使ったりもする。飲食店の順番待ちで名前書くときとか。

新姓を使ったっていいはずなんだけど、「クレカ身分証と紐付く場面でもなし、新姓使う必要ある?」と思うと旧姓を書いてしまうのだ。もっと言うと瞬間的に「私増田だもん!!」と思っているのに気づく。

きっと会社旧姓使ってるから慣れてないんだ、と思う。私はわりと転職してきた人間なので、きっと今の会社もずっとはいない。転職活動の暁には新姓で履歴書を書いて、新しい会社では新姓で活動する。

でもそう考えると、なんか、胸が締め付けられるのだ。

今の会社を辞めたら、私は名実ともに増田ではなくなる。

という事実に、怖じ気づいている。

姓が変わるのは自分自分でなくなる感じ、という言い方は、かつて私が引いていたラディカルな夫婦別姓論者さんたちの言い分ではなかったか

でもその「感じ」は、今の自分の偽らざる気持ちだ。

結婚すると名前が変わるってのは「普通」のこととして広く受け入れられてきている訳だけど、しかしよくよく考えてみれば、名前アイデンティティー抱くってのもごくごく普通ではないですか?

自分当事者になってやっと分かったというのも至極トロい話で恥ずかしいけど、このアイデンティティー抱いてる対象が変わるっていう衝撃が「普通」の名のもと受け入れられてきたってのはちょっとすごいと思う。

名前変わるなんて別になんてことない。って言ってる人たちは、一度本当に変わってみて欲しい。って正直ちょっと思うけどこういう論法は反発を感じるよね。分かる。私もそうだし。っていうか私だって当事者にならなきゃわからない気持ちだったし。

まとまらないけど疲れてしまったため急だけどそろそろ終わりにします。姓を変えるってのは、有形(手続き煩雑さ)無形(アイデンティティーの揺らぎ(こう言うと大袈裟に聞こえるけどそうとしか端的に表現できない))の負担があるんです、っていうのを吐き出したかった。

2019-08-01

クリエイターが次々に政治厨になってて辛い

部屋でずっとパソコンに向かって仕事してて

人によっては誰かと会話することも少なくて

そんで社会とのつながりであるtwitterには強めの政治クラスタ(穏当表現から情報が常に流れてくる。

そりゃやられちゃうんだよなあ。

もちろん政治に関心持つことは悪いことなわけないんだけど

大抵党派的な思考ベースウヨかサヨになってて脳の一部移植されたみたいにその陣営言葉遣いを多用し同じように考えるだけの人になる。

たから見ていて何か視野や考えが広まったという感じではなくありふれた妄想に取りつかれた人の感じに近い。

ゲーム脳はあるかどうか知らんけどtwitter脳症は確実にあるぞ。

誰か政治的慎重さを欠いた粗忽脳科学者が実験してくれないかなあ。

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