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2021-07-22

就職氷河期世代管理職には働き方改革女性活躍は絵に描いた餅

疲れた

そもそもの稼働時間は長かったんだが、コロナ禍で爆増した。

課内で一番の評価だったので、賞与の上乗せ分も一番多かった。

自己最高にもらえたが、労働時間の長さを加味されたことを知っているので、まったく嬉しくない。「時間」だけで評価が上がった感じだったので、非常にがっかりした。

金いらんから負担減らしてくれよって思っている。

 

コンプライアンス重要(笑)している我が社は、一般社員に対してはめちゃくちゃ優しい。

反して、管理職にはめちゃくちゃ厳しい。

部下の働きすぎには十分気を付けろと厳しく言われ、部下への言動にも注意しろと言われる。

じゃあ、我々の働きすぎや、部下からパワハラは誰が気を付けるの?と質問すると「自分で頑張って」だとさ。

 

管理監督者の扱いだけど、実質は部長以上が管理監督者で、課長の私にはさほど大きい権限はない。

部下の勤務時間を気を付けろ、時短・育休復帰社員は受け入れろ(6人中1人が時短、1名育休で補充なし)、問題社員我慢して使ってくれ(会社採用したのに他部署が受け入れ拒否)…で、定期的にいろいろな問題や部下の取りこぼしの仕事複数拾い集めて処理することになる。

正直、打ち合わせにオブザーバーとして参加して欲しい、あれを調べろ、トラブルが起きた英語で問い合わせしてくれ…と定時内は仕事にならない。

 

先日もダブスタな部下を宥める2時間+部長と一緒に宥める3時間を消費し、納得しない部下を宥めるのに計5時間もかかった。その他にも30分×2回の打ち合わせや、部長命令で方々に確認するためにメッセージ飛ばしたら、あっという間に8時間経過ですよ。

当日の予定、一つも消化できてない。お昼休みも取れてない。

 

かくして、労働時間を延長し(残業)、本来業務を片付けることになる。

もちろん、管理監督者から残業手当は1円も出ない。

今日連続12時間労働ですよ。ふふふふふ…。

 

こんなの見てたら、若手は管理職やりたいとは思わないよ。自分だって嫌だもん。

昨今の「女性活躍(笑)」の煽りを喰らって、どういうわけか女性第一号の管理職になったのが運の尽きだった。

 

その昔、かなりの成果をあげたし、上司も認めていたのに、ほぼ8割を占める職種を優先して昇格・昇進させるため、同世代女性社員に昇格争いで負けた。

負けた上に、発令当日に、先に昇格が決まった女性社員から「私は昇格しますけど、あなたは昇格しないんですか?」って2人きりの化粧室でマウントされた。

あなたがその職種でいる限り、どんなに成果をあげても、うちの主要職種の人と争ったら負ける」とはっきり宣言されたこともあり、すっかりいじけて、評価を気にせず好き勝手仕事して、好き勝手なことを言っていた。

上司評価も気にしなくなったので、怖いものは何一つない気楽なおバカさんだった。

気づいたら、知らないところで評価が上がっていて、当時の上司管理職昇進会議にかけたいと言い出した。

 

過去評価の事でいじけていたので、かなり抵抗した。一度など自己評価が低すぎると叱られて書き換えを要求されたが応えなかった。

ただ、自己評価が低いままだと給料が減るから平均値くらいにして出した。最悪にもそれが昇進会議にかけられてしまった。

もちろん、会議にかけられたからと言って昇進できるわけじゃない。全社の部長役員承認必要だ。

絶対通らないだろうなと思っていた。だってあなた職種でいる限り、どんなに成果をあげても負ける」のだし!

なのに、なぜか昇進した。

そんなに人材不足なのか?あれか「女性活躍(笑)」の煽りくらったか。あー…。

そして昇進と同時に異動が発令され、社内で一番利益をあげてるものの、一番扱いづらい部長メンバーがいる課に配属になった。

その課には課長存在してなかった。不思議な話だけど、課長になる人材がいなくて部長兼任していた。

 

異動後、他の課の課長課長代理から「大変だね」と言われ、被害を被っている人事にも「大変だね」と慰められるが、同情するなら代わりの課長を寄越せよ!って思っている。本当に。

 

だって、異動して最初仕事が「年下部下からパワハラされてる係長を助ける」だもの。一体、この課はどうなってるのさ。

異動したら中身がガタガタで、人事上の問題がワンサカ出てくる。隠れていた仕事もワンサカ出てくる。その度に本人と面談し、人事と打ち合わせし、あるいは仕事を拾い上げ…みたいな日々が続いた。

その上、他部署課長対応しない、部長級で扱う人事問題にもいっちょがみするハメに。

管理職にはなりたくなかったし、向いてないんだから、高度な管理業務は勘弁してくれよ…。

 

他の部はね。複数課長課長代理がいるんですよ。だから役職同士で相談もできるけど、うちの部は私ひとり。

からも下から突き上げくらって、部下の失礼な言動で気を悪くした人事からも嫌味を言われる。

部長が駆り出すおかげで、私の役職では内情を見てはいけない話にも参加することになり、気苦労も倍増。

一般社員には気を使わなきゃダメだし、権力者部長にも気を使わなければダメだけど、課長には気を使わなくてOK!だものなあ…。

給料迷惑料と化していて、正直足りないw

 

こんなハード毎日だったからさ、健康診断引っかかった。

子宮頸がんの前段階だったw

正確には癌じゃないんだけど、放っておくと癌になるので手術した。

軽い手術なので、全身麻酔で30分程度で終わる予定が、思ったより出血が多くてちょっと時間かかった。

2泊3日の入院だったけど、入院前日は深夜帯まで仕事をし、手術後3日目で復帰したら、その日から深夜帯まで仕事になったw

軽い手術とはいえ全身麻酔を使ったので、1週間くらいは体調が悪かった。でも全く容赦なかったよ。仕事増えてたwww

課の協力は何一つなく、復帰したら人事上の問題が転がっていた。

会社で協力してくれたのは、保健関係手続きを肩代わりしてくれた人事だけだったよw

 

最近の若手社員は繊細なのでやさしくしましょうという方針だけど、中にはつけ上がって逆ギレしてくるやつもいる。

自分も諭している時にいきなり怒鳴られて閉口してしまった。

私が口をつぐんだので、圧倒できたと思ってガンガン怒鳴ってきたけど、自分勝手発言しか出なかったので「こんなにわがままに生きているのに、周囲に守られて楽な人生だなあ。なのに、どうして高ストレス判定出てるんだろう」と呆れるやら感動するやら、面白くて黙って聞いていた。

 

私は就職氷河期の初期の世代なので、今以上に性別による差別もあったし、圧迫面接パワハラセクハラも珍しいことではなかった。

景気が悪いこともあり、新人教育なしで現場に送られ、先輩社員にろくな教育もされずに、叱られながら仕事を見て覚えた。

こう書くとめちゃくちゃな環境だったんだけど、その当時は、それを乗り越えるために耐える必要があったし、なにより運の良さみたいなもの必要だった。

優秀でも潰された同級生はいっぱいいたし、自分みたいに平均以下でも、どうにかなった人間もいるので、自己責任ではなく「運」要素が極めて大きかった。

 

最近の傾向は悪くないと思うんだよ。

若い人を大事にするのは良いことだと思う。今は経験がない彼らだって、数年も経てば立派な仕事人だ。

でも、時々思うんだよね。

自分若い時は上からガツガツ押さえつけられて、今は上下からガツガツ押さえつけられる。

一体、いつまで我慢すればいいのさ?って。

 

働き方改革恩恵は1ミクロンも受けてなくて、むしろ自分を殺しそうだ。

女性活躍全然求めてない。こちらも自分を殺しにかかてきている。

そもそも女性活躍」と銘打たなくても、年齢や性別関係なく、能力ややる気のある人間を登用すればいいだけの話。わざわざ「女性」と付けるのがやらしい。

だいたい、産休・育休による社内の軋轢保育園問題解決しないのに、なんで輝けるのさw

解決順番おかしいでしょ?なに女性仕事を爆増させようとしてるのさw

 

最近の若者が楽だとは思わない。彼らは彼らで大変だ。

でも、ずーっと「自己責任」と言われ、どの世代になっても耐えることだけ強要される人生やりたいと思う?

死にたいとは思わないけど、全部手放したいよ。

もう疲れちゃった。

2021-07-15

セックスワーク差別無知からやってくる」というけれど…

自分セックスワーク擁護派だけど、「セックスワーク差別無知からやってくる」(https://anond.hatelabo.jp/20210714185723)を書いた元増田ロジックはだいぶマズいというか突っ込まれどころが多いので、もう少し理論武装してください。通常の賃労働とは違うセックスワーク固有の困難というのは確かにあって、セックスワーク当事者たちも、そのことはきちんと問題化しているので。

安全確保

そもそもセックスワークというのはワーカーの安全確保がとても難しい。行為性質的に、どうしても個別性・私秘性が求められ、たいていは誰からも見られない場所、多くの場合密室で、1対1で行うということになる。特に店舗風俗では完全にアウェイ相手の自室に1人で入っていくことになるので非常にリスクが高い男性相手女性セックスワーカー場合フィジカルに圧倒的な差がある。事前のルールで決められた以上の行為強要する顧客もいる。自室にカメラを仕込んで盗撮を仕掛ける顧客もいる。そういった「意図的な悪意のリスク」に一定確率さらされるというのは、建設現場など通常の肉体労働では起こらないセックスワーク特有リスクだ。

健康リスク

健康問題についても、「内臓を売ってるってことなら、サラリーマンは眼球を売ってるでしょ」みたいな悪質な比喩問題を誤魔化してしまう。臓器を売り渡しているわけではないが、臓器(内性器や口腔)を使わせる自由は売っていて、このことには普通の「ワーク」にはないリスクが伴う。特に女性器への挿入を伴うセックスワークは、眼球で何かを見ることとは比較にならない健康上のリスクがある慢性的侵襲、性感染症意図せぬ妊娠など、就労を一時中断したり、離職を決断しなければならなくなったり、将来的な妊孕性を損ねてしまうといったケースも普通にある。またワークを通して何かあったとき労災環境も全く確保されていない。その点、何度も比喩に使われている建設業は、労災労働環境保全過去事故反省もあって、非常にしっかりしている(たぶん平均的なサラリーマン職場よりちゃんとしてる)。そういうところも大きな差がある。

感情労働

セックスワークが売るものは、性行為とその行為に伴うさまざまなファンタジーだ。このファンタジーには「その行為が単なる金銭目当てのサービスであってほしくない、金銭の対価として自分提供される商行為であってほしくない」という利用者幻想も含まれることが多い。お金のためにやっているのに、「お金のためだけにやっているわけではない」ようなフリをすることが求められたり好まれたりするという倒錯的な構造がある。たとえば、実際は気持ちよくないのに気持ちよがって見せる、相手好意を持っているように見せる、セックスが好きだから自分天職だと演じる、など。別のペルソナを身に付け、本当はそうではないのにそうであるように振る舞うのは感情労働一種で、このことはワーク当事者にとってストレスになることが多い。多くのサービス業には感情労働的な性質があるが、その「程度」は全然違う。身体への性的アクセスを許して、そのことに快感を感じているように演じて、相手にはビジネス以上の繋がりを感じているように振る舞うということを1日に何回も繰り返すのが、本人の精神健康にどう影響するか想像してみてほしい。

職業としての向上・展開の難しさ

セックスワークは長く生業とするのが難しい。特に日本男性向けセックスワーク業界では「プロ」へのニーズが低い。これはさっきの「その行為が単なる金銭目当てのサービスであってほしくない、金銭の対価として自分提供される商行為であってほしくない」という幻想とも密接につながっている。セックスワーク業界は、セックスワークに関する技術を徹底的に磨いたベテランプロフェッショナルほどサービス付加価値高まる、という構造になっていない。むしろ技術が拙いことが「素人っぽさ」「初々しさ」として評価されることもある。風俗店でもAVでも「新人」には高い価値がつけられる。普通の賃労働では技術の拙さが評価につながることはないが、セックスワークではプロありすぎないことが求められる。経験を積むことはさほどプラス評価にならない(時にマイナス評価になる)のに、年齢が上がることはマイナス評価に直結していく技術より容姿・年齢がワーカーの付加価値を左右するから素人女子高生女子大生セックスワークの分野で高い付加価値を持ってしまうし、加齢を経てセックスワークに携わり続けることが難しくなっている。メディアの発達によって、その気になればいつでも誰でも性行為を売れるようになったことで(援助交際からパパ活SNSまで)、ますますプロ付加価値は下がっている。

これは私見だけど、この構造があるので、元増田の言う「合法化したほうが業界団体ができたり、まともな資本が入ってきたりして安全面含めたセックスワーカー労働環境がどんどん良くなっていくと思う」については自分はあまり肯定できない。管理されていてセキュリティを確保されているプロは、管理されていないリスキーアマチュアに売り負ける。今後セックスワークはどんどんネット経由で地下に潜っていく。それを防ぐには、管理売春合法化と同時に、非管理売春の厳格犯罪化と取締りを行うことになる。普通の「ワーク」にはこんなことは起こらない。このこと自体セックスワーク特殊性をよく表している。

こういうセックスワークをめぐる構造問題特殊性ちゃんとわかった上で、それでもセックスワーカー権利獲得とセキュリティ向上のために活動しているアクティビストには頭が下がる。そこでしか働けない人、そこでしか働きたくない人がいる以上、そういう人達がより安全に快適に働ける環境作りをしていくという意味では労働運動の正道だし、圧倒的に女性就労者が多い現場で固有の問題を考えていくという意味ではフェミニズムの本道でもある。自分としては精一杯支援したい。

元増田セックスワーク擁護をしたいなら、こういうセックスワーク当事者支援者が認識している論点無視したり、「ワーク」全般セックスワークを脇の甘い比喩でまぜこぜにしたりして、本人達の意に沿わない正当化をしないほうがいいと思う。あの書き方だと、逆に「無知だけどセックスワーク擁護してる人」になりかねない。

追記

みなさんコメントありがとうございます自分的に重要な指摘だと思ったことにコメントします。

id:allezvous 「それを防ぐには、管理売春合法化と同時に、非管理売春の厳格犯罪化と取締りを行うことになる。普通の「ワーク」にはこんなことは起こらない」法律行為代理医療行為を筆頭にした資格制の業務でよくあるような

行為との対比は一度書きかけてやめたのですが、コメントいただいたので少し書いてみます。医行為法律行為代理免許制資格になっている理由は、提供するサービスの質を保ち、その利用者保護するためだと思いますが、上記理由セックスワークを許認可制とする場合、その制度設計はワーカー側の身体健康安全利用者から保護することが主眼となり(そのことは利用者を守ることにも繋がると思いますが)、目的と方向が真逆になっています

セックスワーク特殊性ひとつに「ワーカーの身体による利用者へのサービス」ではなく「ワーカーの身体への、利用者一時的アクセス権」自体を売るという側面と、それに伴う固有の脆弱性(vulnerability)があります。他の一般的な「ワーク」で、こうした受動的・対象的・客体的な要素を持つ賃労働、「利用者から自分が何かをされるのを受け入れること」自体サービスとする賃労働を、私は他に知りません(あえて言うなら猫カフェの猫はそうかもしれません)。この構造は、セックスワーク普通の「ワーク」になることを難しくしている、ひとつアポリアだと思います

追記追記

id:aquatofana さん、id:m7g6sさん、id:pekee-nuee-nueeさん、id:yetchさんが、「受動的・対象的な要素を持つ賃労働」の例として、医療・製薬業界治験バイトを挙げてくださいました。確かに身体のもの一時的供出、それに伴う健康的・身体リスクの受忍という点で、似通った部分があります。一方で治験というのは、旧厚生省治験検討会の方針もあって、一貫して労働ではなく善意ボランティアという体裁になっており、支払われるお金治験協力への直接の報酬ではなく「被験者負担軽減費」(治験参加に伴う物心両面の種々の負担を勘案した、​社会的常識範囲内における費用の支払いによる被験者負担の軽減のための費用)という名目になっています報酬金額制限されていること、終了後に4ヶ月の休薬期間が設けられていることも含めて、「ワーク」にならないような工夫が凝らされていますとはいえ、実際は色々な抜け道を駆使して治験ボランティア収入だけで暮らすことも不可能ではないようですが)。

国や業界がなぜ治験を純然たる「ワーク」にしなかったのか、してはいけないのか、というのは、セックスワークの「ワークとして成立することの困難」を考えるうえで、ひとつの手がかりになるかもしれません。治験については、おそらく行政にも医療従事者にも『①個人自己身体一時的相手使用させ、②相手の〈自己身体使用〉に伴う身体的・健康リスクを引き受けること、それ自体を商行為にしてはいけない』という感覚が強くあるのだと思います

このうち①は、みなさんご指摘のように、多くのセックスワーク業態に含まれている要素です。②は、本来セックスワーク現場から排除されているべきですが、現実には看過できない頻度で発生している要素です。しかも実際にリスク事象が起こったときには、その責はワーカー自身に帰されがちです。たとえば、ワーカーが性感染症感染したり、意図せぬ妊娠をしたとして、世の中で利用者管理監督者・ワーカーのうち誰を責める言説が多いかといえば、圧倒的に「風俗で働いてるワーカーの自業自得」という声だと思います(そしてそのことは、仮に売春周旋行為合法化されても変わることはないのではないかと思います)。これは、多くの人が「セックスに直接関わる行為には、どれだけ運用を工夫しても一定身体的・健康リスクが伴う」と理解していることの現れだとも言えます

セックスワークには利用者がやってよい行為」と「やってはいけない行為」の距離が極めて近いという特徴もあります性的に興奮している利用者は、意図して、あるいは意図せずに、その「やってよい行為」と「やってはいけない行為」を隔てている薄皮を破るかもしれません。いわゆる本番行為がある性風俗店派遣風俗では、その〈薄皮〉は0.02mm厚のコンドームだけかもしれません。あるいは、キス禁止にもかかわらず、抱きついているワーカーの顔をつかんでキスを迫ること。本番禁止にもかかわらず、素股というサービスを受けているときにワーカーの腰を掴んで挿入を試みること。おっパブで働くワーカーの乳首舐めるのではなく、噛むこと。「自己身体のもののへの直接のアクセス利用者許可している」という脆弱状態にあるので、利用者が予め設定したライン欲求や興奮とともにほんの少し踏み越えただけで、ワーカーの健康リスクに直結するという構造があります

建設業では現場建設従事者に健康診断結果の提出を義務付け、毎朝朝礼を行い、現場パトロール実施し、ヘルメット安全帯・安全靴・長袖服の着用を義務づけるなどして、そのワークに伴うリスク可能な限り抑制します。風俗業界では、店員ドライバー男性による様々な処罰(いわゆる「業界流儀」)によって、そのワークにともなうリスク可能な限り抑制します。この両者は、似ているようで違います建設業では、ワークの現場監視し、ワーカー自身を防護し、事故リスクを減少させ、事故時のダメージを最小化しています風俗業では、ワーカー自身利用者から防護することはできません(一時的身体へのアクセス権を利用者提供すること=ワーカーの身体利用者から防護しないこと自体が、サービスに含まれいるからです)。管理者がワークの現場監視し、利用者が「やってはいけない行為」に及ぶ瞬間に介入して中断させることもできません(処罰担当者は、実際の行為が行われている空間の外にいるからです)。

中規模以上の建設現場では、しばしばゼロ災の継続日数が掲示されていますが、店舗風俗では、しばしば出禁罰金などの制裁行為を受けた利用者たちの顔写真掲示されています代表的な「業界流儀」です)。これは、後者では、たとえ事後の処罰があっても禁止行為に及んでしま利用者一定数いること、そしてその行為被害を受けたワーカーも同数いることを表していますセックスワーク現場でワーカーがさらされる健康的・身体リスク抑制が「事後制裁」という形式しか行えず、それが現実抑制力として100%機能しているわけではないことは、セックスワーカー安全衛生の確保、そしてそれが大前提になるはずのセックスワークの「普通のワーク」化を困難にしている、重要な要因だと思っています

この追記追記ちょっと取り留めなくてすみませんが、治験という切り口から考えたことをつらつら書かせていただきました。

2019-04-11

anond:20190411210241

なるほど、ご指摘にあるように私自身も管理監督者が向いていると思います

自身メソッドを活かし、部下の能力・成果を何倍にもよく見せることが出来ると思っています

ただ同じ場所で何度も使える技ではないのが難点です。

2019-04-08

anond:20190408152005

会社運営者って名前貸しの仕事だよ

株をもってるだけの経営役員と違うのは会社業務の長だってこと

なので実務はないのでだれでもこなすことができる

やとわれ社長なんてものもできる

小学生でもできる

実務がないのでひまつぶしにしてることが社長仕事だなんていわれて社長仕事ってなんだという疑問がおきることもしばしば

あと形式上業務の長なので命令を出すことができます

出すことができる事とだしていい事とだすべきというのは全然のものなのだけど

命令をだせるからえらいとかえらいか命令がだせるということで意味不明儀式業務押し付けるやつもいます

業務ならば仕方ないので社員業務規約範疇内でがんばりましょう

社長がいないと?

会社税制配分や運営税務署などがしてあげなくてはいけなくなります責任者まり自分が罰をうけるのでちゃんしろという人がいなくなる)

業務管理評価をしてくれる人がいなくなります(一番上がいなくなることで下を評価する制度が瓦解するので個人評価まり個人事業主団体になるけど社長承認をしているだけで実際の業務はしてない)

社長がいると?

会社社長を軸として一点からトップダウン業務を透明化できます(知らないところでしらない利益や損失が発生しない)

職員の責務について責任性が軽減されます(下の役職から順番に職務における業務判断ということで個人役職数で割った数だけの責任性になりますゼロなら責任ゼロ管理監督者責任

これらはあくまで仕組み上のものなので体感としてはひまなとき社長がなにをしているのかというのが実質的評価だと思います

小学生社長大企業運営しているのだとしたら評価基準点が小学生かよとか責任を割る分母が小学生かよといったところで不満がでてくるかもしれません

でも実質社長が犬でも気づかれなければ大企業とかは運営できるようになっています

2018-10-30

管理職になった感想中間管理職ってこんなもの?~

ありがたいことに7月に昇進となり、管理職になった。

管理職になれば、基本給も上がって手当もつき、休憩・休日概念がなくなるかわりに出退勤自由!などと考えていたが実態果たして

3ヶ月あまりが経過したのでこれまでを振り返ってみる。

●基本給

1円たりとも上がらなかった…。

●手当

役職手当が数万円つくようになった。

しか時間外手当がなくなるので、総額ではトントンかむしろ減る計算…。

(それだけ時間業務が多く、それを時間外手当に換算すると役職手当より多い場合も)

●休憩・休日

休憩時間食事中)であっても平気で仕事の話をふられるようになったが、ここは程度の差はあれ今までと変わりない。

休日(定休日あり)であっても何らかの仕事の予定を当たり前のように組み込まれる機会が増えた。

●出退勤

自由どころか今までと何ら変わりなくガチガチシフトで固められている。(※もともとシフト制の仕事

固められているというよりもむしろ通常のシフト要員と同じである

管理職からまったくシフトに入らなくていいことにはならないだろうが、それにしても管理職と呼ぶにはシフト業務定型ルーティン業務)の割合が多すぎる。

好き勝手述べたが、中間管理職ってのはそもそもこんなもの?(○長がいてその下の「副○長」が私のポジション

これでは「やることだけ増えて給与権限も増えていない」だけではないか

いずれにしても労基法に定める「管理監督者」ではなさそうなことは明らかになったので、その点については総務(場合によっては労基に)に相談せねばなるまいな。

2018-03-27

管理監督者

佐川さんでかきけされちゃったけど、裁量労働制がどうのと話題になってたよね。働き方改革だっけ?

俺さ、管理監督者扱いの残業対象者サラリーマン

管理職管理監督者本来違うはずで、支店長とか工場長とか、経営と一体的な立場採用権限とかがあって、勤務時間も拘束されないのが本来管理監督者

俺は、俺自身が出勤しなきゃお店が開かないような小規模店の店長みたいなもんで、マネジャーっていうかほぼプレイヤーなので法律本来意味での管理監督者ではない。

当社には労組があるので相談してみたが、年収600万円以上はしゃあないっていう回答をされ、御用組合なら組合費返せよって思った。

っていうかさ、経営と一体的な立場である管理監督者扱いなのに組合員で組合費取られるって意味わからんよね。都合よく経営側にも労働者にもさせられる。

マジで名ばかり管理職

結構そういう人多いんでない?

はいっても俺氏そんなに残業多くない。ただ、休憩が全く取れないことが結構あるんだよ。

いざという時のために残業代が出なくても勤務時間の記録は残したいじゃん。

でも、勤怠システムは出勤と退勤しかないんよ。休憩は勝手に取ったものとされる。

部下が休憩取れなかった場合は、残業時間プラスして修正申告してるんだけど(本来業務終了後に休憩時間を過ごすべきらしいんだけど、そんなの無理なんで)自分場合残業代に関係ないので修正申告できない。してもいいんだろうけど、人事の人に絶対嫌がられるじゃん。結局給料変わらないんだからさ。

でも、こちらとしては記録を残したいんだよなぁ。どうしたらいいのかな。

まぁでも、自慢できるほどの収入ではないけれど、どうにか妻と子供二人を養える程度の収入で、平日休み祝日関係ないもの週休2日でたいていは子供たちの起きている時間帰宅できるので、それなりには幸せだ。

でも、管理監督者扱いはやめてほしい。

基本給下がって残業がついて、結果今と給料変わらんでも別にいい。

定額働かせ放題で頑張っても実入りが何も変わらんのは辛い。

商売なんで残業が発生する時は必ずその分売上がついているはずなんだよ。

そこで頑張っても何も変わらないのは精神的に嫌なんだよね。

管理監督者適応に関しても厳しく取り締まってほしい。

2014-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20140529062721

現在裁量労働制管理監督者時間規制除外が理念通りに動いていない以上新しい制度も画餅に過ぎないでしょう。

労働時間の延長は議論されても、早く仕事が終わったら自由に帰宅できる裁量が与えることは考えられていない。

現場エースが2倍の速度で仕事を終えても、倍の仕事を与えられるだけになってしまう可能性が高く、必ずしも生産性向上にはなりません。

目標管理と評価を定量的客観的に行えない限り、全体として労働時間増加する方向に進むとしか思えません。

労働時間規制は過労を防ぐ衛生上の意味合いがあります使用者側にとって労働者労働時間を削減するモチベーションを無くしてしまうのは、

本来の仕事量に対して適正な水準よりも労働者を減らすことが合理的になってしまって恐ろしいことになりかねないと思います

裁量労働制を基本にするのなら、せめて適正水準の労働者雇用する方策とセットにする必要があるでしょう。

2014-04-19

A-1 Picturesの件

かわいそうとしかいいようがありません。

とにかく製作会社の企画する作品数が多過ぎます

ここの親会社特に目立ちます

最近社長アニプレ社長にも就任されたようで、絶好調ですね。

https://twitter.com/a1pictures/status/447585660983984128

アニプレから来た社員ラジオ始めちゃったり

http://a1p.jp/special/2245/

現在に至るまで、労働環境改善されたのでしょうか。

そんなわけないですよね?

あれだけの新入社員が夢も希望も身体も心も壊して辞めてしまうのですから

作品のヒットがあまり収益関係しないような制作会社では、お金の面で待遇が良くなることはほとんど期待できません。

いかにコストを抑えて納品し、制作費を残すことで利益をあげる訳ですから

今回報道された労働実態事実なら、管理監督者会社管理部門は何をしていたのでしょうか。

私にはあなたたちがろくに汗もかかず、悠々自適な日々を送っているようにしか見えません。

企画と現場トップはどう責任を取るのでしょうか。

2010-07-31

首都大学東京は、本日教員懲戒処分等を行いましたので、下記のとおり公表します。

1 処分等の対象教員及び内容

(1)懲戒処分

所属

職名 氏名 年齢 性別 処分内容

システムデザイン学部

インダストリアルアートコース

准教授 久木元 拓 43 歳 男 諭旨解雇

(2)措置

所属

職名 年齢 性別 措置内容

システムデザイン学部

インダストリアルアートコース

准教授 46 歳 男 訓告

管理監督者であるシステムデザイン部長及びシステムデザイン学部インダストリア

ルアートコース長を厳重注意とした。

2 処分等事由

(1)【諭旨解雇

平成 22 年 6 月に、自らのゼミにおいて、先般退学処分とした学生卒業制作に関連し

作成した映像を視聴した際、その内容の不適切さを認識し、当該学生が企図したイン

ターネット上の動画サイトへの投稿については制止の指示をしたものの、製作継続

ついては容認するかのような発言を行うなど、その教育指導が不十分であった。

その結果、本学の社会的信用の著しい失墜など、重大な事態を招いた。

・今回の不適切な映像についての問題発覚後、上記の経緯と異なる虚偽の報告を行った。

(2)【訓告

・上記学生作成した別の映像(「募金」に関するもの)について、社会から誤解を招く

ような不用意なコメントインターネット上の簡易投稿サイトに掲載したことにより、

本学に対する非難を惹起し、本学の社会的信用を失墜させる一因となった。

3 処分等年月日

平成 22 年7月6日

教員懲戒処分等について

問い合わせ先

公立大学法人首都大学東京

経営企画広報担当

連絡先(直通 03-5320-7080)

平 成 2 2 年 7 月 6 日

公立大学法人首都大学東京

学長コメント

去る6月24日に、不適切な映像製作し、動画サイト投稿した本学シス

テムデザイン学部学生2名及び大学院生1名に対して、懲戒処分を行って以来、

引き続き、指導的な立場にある教員につきましても、徹底した調査を行い、本

件の詳細な把握に努めてまいりました。

これまでの学内における調査において、映像製作の過程での本学教員による

関与があったことが判明いたしました。誠に遺憾な事態であり、深く皆さまに

お詫び申し上げます。

調査の結果、当該学生が所属する研究室の指導教員につきましては、当該学

生が製作した不適切な映像を視聴した際、ネットへの投稿については制止の指

示をしたものの、製作を続けることを容認するかのような発言を行うなど、十

分な教育指導を行わなかったことが判明しました。大学としてはこの事態を厳

粛に受け止め、教員1名を諭旨解雇といたしました。

また別の教員1名については、不適切な映像への直接的な関与は認められま

せんでしたが、当該学生製作した別の映像(「募金」に関するもの)に対して、

簡易投稿サイト上で、不用意な発言を行い、結果的に本学に対する非難を惹起

し、本学の社会的信用を失墜させる一因となったことから、文書により訓告

行いました。

さらに、これらの所属教員に対する管理監督責任により、当該の学部長及び

コース長に対し、それぞれ厳重注意を行いました。

本学といたしましては、今回の事態を深く反省するとともに、今後、このよ

うなことを二度と引き起こさないよう、全学をあげて信頼回復に努めるため、

教育実施体制の検証を中心に、再発防止対策を策定、実施することといたしま

した。

まず、早急に取り組むべき課題といたしまして、システムデザイン学部イン

ダストリアルアートコースでの教育内容の検証及び改善を進めるため、同学部

長を中心とする再発防止対策委員会を設置いたしました。再発防止対策委員会

において、インダストリアルアートコースにおける教育研究に係る指導方針、

指導状況等を検証し、改善策の策定及び実施を図ってまいります。

また、関係教員担当している研究室につきましては、今回の事態が教育界、

社会一般に与えた影響の大きさを踏まえ、当分の間、研究室教育活動を自粛

し、その教育指導状況等につきまして、外部専門家の力もお借りしながら、徹

底的な精査を行う所存でございます。

さらに大学全体の取組といたしまして、学長を中心とし、副学長、学部長

で構成する対策会議を設置し、人権倫理重視の観点から、本学構成員全員に

対する人権倫理意識の向上、さらには学生への情報教育における情報倫理

徹底等を進めてまいります。

最後に、多くの皆さまに多大なご迷惑をおかけいたしましたことを、改めて

心よりお詫び申し上げます。

平成22年7月6日

首都大学東京学長

原島 文雄

平成22年7月6日

再発防止対策について

1 基本的考え方

今回の事態を踏まえ、再発防止の観点から、本学の教育内容の検証を行うとともに、教育・研

究活動における人権意識倫理観の確立及び良好な学修環境の確保を一層図る。

2 具体的内容

◆学部長をトップとする「再発防止対策委員会」を設置し、早急に以下の内容に取り組む。

インダストリアルアートコースにおける教育内容の検証

教育研究に係る指導方針、具体的な教育指導状況を検証した上で、必要な改善策を策定・

実施

・外部専門家を含む「(仮称)アート教育倫理委員会」を設置し、倫理上の観点から芸術教育

の内容を定期的かつ継続的に検証

・本件に関連する研究室のあり方の精査

芸術倫理教育に係るカリキュラム新設に向けた検討

学長を中心とし、副学長及び学部長等で構成する「(仮称)倫理意識向上等対策会議」を設置し、

人権倫理重視の観点から、全学の教育のあり方を検証し、以下の内容に取り組む。

学生教職員に対する人権倫理意識の向上

現在策定中の「ダイバーシティ施策行動計画」において、人権倫理教育に関する具体的

取組を明記

・全部局において、内部及び外部専門家による研修を定期的に実施

情報倫理に関する教育の徹底

情報教育情報リテラシー)におけるメディアリテラシー情報倫理に関する教育を徹底

学生生活全般に係る指導・支援を拡充するために、担当する副学長の機能強化

・役割分担の明確化や増設の検討

3 今後の対応

上記対策の取組結果等については、改めて報告書としてまとめ、23年3月末までに公表

システムデザイン学部に関するもの

2 全学に関するもの

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