はてなキーワード: 等級とは
装置の上に家を建てて実際の地震波を起こし、耐震性能を確認する実大実験だが実はそんなに参考にならない
この実験のために建てる家は窓を最小にしたりリビングを狭くしたり
実際に建てられる間取りとは大きく異なるので参考にならない
とはいえ「その気になったらこういう家を建てられる」というハウスメーカーの技術力評価にはなるかもしれない
阪神淡路、東日本、熊本の地震でどうだったか、というデータは各社持っているはずだが
「全壊・半壊が無い」というのは割と当たり前だが「一部損壊」のレベルや数は公表されていないことが多い
耐震性の評判が良いハウスメーカーはこの一部損壊率が低い、と言われているがデータが無いので比較できない
建築法上の基礎の基準は結構緩いのでそのまま建てると地震に弱い
基本的なハウスメーカーは独自の基準でそれより深くまで基礎を入れるが
また地盤調査の結果、杭打ちが必要と判断されるような土地であっても
ハウスメーカーや工務店によっては施主が拒否すると杭打ちしない
住宅の耐震の話になるとブクマでもデマが多く出るのでまとめておく
「新耐震基準」導入後に新築・改築でも半数の木造家屋が「全壊」に…石川・珠洲の現地調査 : 読売新聞
耐震等級1は「数百年に1度の震度6~7に相当する地震に対しても倒壊、崩壊しない設計」であって
熊本震災のデータでは、耐震等級3だと倒壊は0です。さらに無被害(ノーダメ)が8割と言われています。
では鉄骨は被害が0かというとそんなわけもないので、熊本震災のデータだけでも鉄骨はok木造はngでは無いことがわかります。
耐震等級の闇とも言えるかもしれませんが、同じ耐震等級1(耐震基準)であっても差があると言うことです。
しかし構造計算された耐震等級1より耐震等級2の方が強度は上です。
また熊本震災で無事だった耐震等級3の家には構造計算していない耐震等級3も含まれているので
構造計算はプラス10〜20万ぐらいかかるので予算に合わせて行ってください。
しかし強度が出たかどうかを測るのが耐震等級なので構造ではなく耐震等級で判断すべきです。
上の話と被りますが、工法によって耐震等級3より上になることはあると思いますが、
熊本震災のデータでいえば耐震等級3が必要なのがわかるだけです。
⚪︎⚪︎工法の家は熊本震災で無被害であるとかのデータがあればいいのですがそんなデータは無いので
耐震等級3は無いけど⚪︎⚪︎工法なので大丈夫と言う話は怪しんだ方が良いです。