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はてなキーワード: 立法とは

2024-03-15

生成AI作品市場普通意見を集めたら正しい評価を得れる…のか?

プリキュア公式絵のAI疑惑において、「自分が好きなコンテンツのグッズのイラストが雑なのが嫌なの!!生成AIイラストレーターのどちらが作成たにしても、このイラストが雑なことは変わらないでしょ!!!?」

と暴れている人がいて、うん…それは…正しいね…となった。

いや、イラストレーターを叩くのは正しいことじゃないけど…

生成AI絡みの案件で生成AI憎し以外のお気持ちってあるんだ。

主題はグッズのイラストの細部が雑では?という疑問で、イラストレーターが手で描いた情報付与されたところでイラストクオリティが上がるわけじゃないし…


このお気持ちをみて、結局は市場に生成AI作品を売り出してAI憎し以外の意見評価を見ていった方が早いんじゃないですかね?と思った。

市場問題が出たら法規制されるだろうし、立法なんて後手後手が常でしょ。

水素水も売っていいんだしヘーキヘーキ。


追記2024年3月22日

この記事言及した暴人、公式発表にも「生成AIとかどうでもいいかイラスト修正して?」と暴れてて草

一貫性

2024-03-09

現役公務員だが税金無駄遣いを減らしたい理由は「自分納税者」「予算不足」の二つだよ

いつもお世話になってございます

税金で飯食ってる公僕です。

この度は「公務員はなぜ税金無駄遣いを減らしたいのか」というご質問を頂いたようで、大変ご迷惑おかけしております

つきましては、納税者様の疑問に答えてやりましょう。

理由は色々ありますが、その中で多くを占めるのはタイトルにもある通り「自分納税者から」「事業に対して予算が足りないから」になります


理由1「自分納税者から

公務員給料はおおむね社会中央値でして、決して高くはないし安いってほどでもありません。

それなりの給料を貰ってるから税金はそれなりに払わされ、それなりの給料しか貰ってないので家賃光熱費・食費と取られていった後には、趣味や貯蓄に使える額はだいぶ寂しいものとなってしまます

年末調整の時期になると自分の貰った給料と払った税金の額に嫌でも直面することになりますが、本当の本当に「税金もっと安ければなあ……」とガックリするものです。

なんでこんなに税金が高いのかを考えていくと……どうしても行き着くのが「アホみたいなバラ撒きをしてるから」「政治家とお友達ポッケナイナイ」「公務員公立の悪い働き方」といった所になりますね。

前者二つは下っ端にはどうしようもないです。

行政の場は立法に関わる連中と接点が薄いので、それこそ暗殺が出来るような距離まで接することはないですからね。

最後の「公立の悪い働き方」については……ちょっと責任を感じますね。

たとえば、偉い人が俺は偉いんだぞエッヘン!としたいだけの行事に駆り出されたりするとすごく効率の悪い子としてると思いますし、「公僕の時間国民税金で買ってるものだぞ?分かってんのか?国民の怒りを代表して◯長室のコーヒーメーカーに毒でも盛ってやろうか?つうかこんな馬鹿なこと平気でやるような老害に生きてる価値なんてないし、いっそ俺の人生犠牲にしてでも……」という感情が1時間に0.1秒程度はよぎるものでございまして。

ちょっと感情危険領域まで踏み込んできました。頭の血管が浮き上がる感触があったので、冷静さを欠いてきてるのは間違いなさそうでつね。

このまま愚痴を延々と聞かされても困るでしょうから次の話に移りましょうかね。

理由2「事業に対して予算が足りてないから」

予算を大切にする理由としては、こっちの方がより直接的と言えるでしょう。

1年間に使えるお金の額は決まっていて、使い道も決まっているわけですが、使い道に対して予算全然足りてません。

ない袖は振れないのでお金がないと出来ないことは沢山ありますが、やってないことで問題が起きたとき責任を追求される人間の中に末端の担当者も含まれます

田舎町のボロボロ道路想像して欲しいんですが、治しきれない理由は「お金が足りないから」です。

そして、そこでもし事故が起きた時は「なんで事故が起きそうな所を優先的に治してなかったのか?」と責められます

毎年「全部やったらこれぐらいかかります!最低限これぐらいはないと既にヤバイ所はどうしようもないです!」と申請はしてますが、その最低限のラインギリギリしか通りません。

「じゃあ本当にヤバイ所を狙い撃ちして頑張ってね。もっと格好よく目立つような事業お金使いたいの(まあどーせその内の何割かはお友達と一緒にポッケナイナイするのに使われてるんすよねーどーせ。ほんま上級国民共は◯ねって思いますよ)」と、本当にギリギリ予算を渡されることになります

予算は足りませんが、一市民としてもクソみてーな整備状況の町で暮らしたくないのでなんとか出来ることをしようとします。

するとまあ世間から見ると「無理なケチり方してるよね。10年後20年後のこと考えると結果的お金かかってね?」って感じの使い方になることもままあります

そんな状況の中ですから予算の使い方はどうしても「トリアージ」が大前提となります

ヤバイことに優先的に対処するために、まだなんとかなることは後回しにします。

これはもう当たり前です。

テーブルに並べられた「重症患者リスト」の毛色は部署ごとに変わるでしょうがヤバイ順に対処していくのが大前提なのは変わらないでしょう(まあゆーてその時その時の上長趣味で「俺はこういうのがそのままなの許せないから、こういう仕事を優先的にやるべきだと思う」みたいなのは出てきますけどね。はー個人的感情優先してんじゃね―よ公僕の自覚が足りねーんだよカス老害がよー……と皆心のなかで思ってますけど大人対応了解しました善処いたしますですよクソガー)

ああ……またなんか血管がプクプクしてきました。

変なことを口走りそうなんで一回終わりにしますね。

もっと日本語が上手い人、補足おなしゃーす。

https://anond.hatelabo.jp/20240309163008

2024-03-07

anond:20240307072844

んなわけない。特に財産権について、検証や取り締まり不可能もの法律にしてはならないのは原理原則

リバースエンジニアリング禁止したソフトウェアGPL違反も難しいですがちゃんと効力発揮している、なんて事実捏造しないように。数年に一回、ごくまれに発覚するからこそ話題になるような話を、どうやって効力を発揮していると言える?

それでもまだ通っているのは、それは単に契約であって、立法とは違うからに過ぎない。

2024-03-04

生成AI無断学習を食い止めるためにできる事

結構ガチで書いた。良かったら読んでくれ。

賛同できると思ったらこ増田拡散してほしい。

なぜこんな増田を書いたのか?

ひとえに、最近インターネットを騒がせている生成AI画像、音声、映像文章)の無断学習著作権侵害を食い止めたいと思ったから。

この前の文化庁パブコメあんまり成果を得られなかったっぽいので、こりゃイカンと思い久々にはてなログインをして記事を書いている。

匿名記事を書くのは、名前を出して主張をするとAI推進派や著作権侵害者の粘着攻撃を受ける被害防止のためなので許して欲しい。

自己紹介

アラサーオタク会社員

二次創作メインでコミケに参加してる

skebや個人依頼で年間に5万円前後お小遣い稼ぎをしている程度の底辺絵描き

まり表立って生成AIに関する話題を口にはしていないけど、内心では反対派。とにかく、無断で作品を使って欲しくない

この前のパブコメで頑張って無断学習問題を書いたけど文化庁には伝わらなかったらしくて悲しい

どうすればいい?

結論 国政選挙に出よう

……冗談だと思われるかもしれないけど、俺は真面目に書いてる。

このままじゃダメだし法改正するために現在議員は頼りないし、この流れを変えるためには俺たち無断学習・無断利用反対派の中から国会議員を出すしかないと思っている。

議員陳情をしても思いが100%伝わるかはわからないし、議員絵描き漫画家声優気持ち理解できるかもわからない。

既存政党コネでもあればそこの議員経由で国会干渉できるんだろうけど、残念ながら俺にそんなコネは無い。

それなら、俺たちの中から著作権法改正や生成AI取り締まり立法化を目的とした国会議員を出すしかないと思う。

次の選挙がいつなのかは分からないけど、さっきググったら2025年衆議院参議院任期満了になるらしいから、そこまでに団結する必要がありそう。

供託金とか政党登録とか、これから方法を調べる必要がありそうだけど、頑張ればできると思う。

誰に出てもらうんだ?

これは俺の感覚だけど、二次創作エロ系のクリエイター政治活動と相性が悪いと思う。

二次創作著作権が~とか、エロわいせつ物が~とか、色々と無断学習連中に引用で言われるのが目に見えてる。

芳文社ガンダムガイドラインを持ち出してとやかく言ってくる推進派に攻撃されないためにも健全一次創作をしていて商業ルート作品流通させているクリエイターが最低条件。

その上で、知名度があり、AI無断学習問題に対してアンテナを張っていて、問題意識を持ってくれている人が望ましいと思う。

個人的に候補者を挙げるなら、Y先生・S先生の両名がベストだと思う。

このお二方はフォロワー数も多いし、実績も問題意識もアンテナ感度も問題ないし、俺たちの気持ちを分かってくれると思う。

(ご本人に迷惑がかかるといけないか伏字にしたけど、生成AI系の問題提起で有名なインフルエンサーで有名な人だから、きっとこの書き方でも誰の事かは伝わると思う)

その他、生成AI問題提起活動を頑張っている人も推薦したいんだけど、あまり候補を増やすと票が分散する可能性があるので、今回は1~2人の議員を国政に送り込むのがベストだと思った。

赤松議員の実績でオタク票は50万票あった。この票田を等分すれば25万票ずつだし、きっと当選すると思う。

最後にもう一度

結論選挙に出よう!そうすれば法改正はできる!文化庁を改心させよう!

2024-03-03

anond:20240303194759

君が政治家になって立法できるようになってからもう一回言うてくれ

2024-02-26

独裁自主規制の違いを教えてください。

自分

独裁自主規制の違いを教えてください。

どちらも法の規制以上に民意無視した独自規則押し付け方法ではありませんか。

Copilot

独裁」と「自主規制」は、確かに両方とも特定規則押し付けるという点では似ていますが、その適用方法目的には大きな違いがあります

独裁は、一人または少数の指導者絶対的権力を持ち、その意志によって法律規則が決定され、民意や法の枠組みを無視することが可能政治体制を指します。独裁者はしばしば自己利益視点を優先し、異なる意見や反対派を弾圧する傾向があります

一方、自主規制は、特定業界や団体が自らの行動規範を設定し、その規範に従うことを約束するシステムを指します。自主規制は、法律が追いつかない新しい技術問題対応するため、または公共利益を守るために行われます自主規制は、その業界や団体のメンバー自発的に参加し、通常は民主的プロセスを通じて規則が決定されます

したがって、独裁自主規制は、規則の制定と適用方法目的、そしてそれがどの程度民主的であるかという点で、大きく異なります独裁一部の人々が他のすべての人々に規則押し付けるのに対し、自主規制共同体全体が自らの行動を規制するための合意に基づいています自主規制は、その参加者自発的規則を受け入れ、それに従うことを約束するため、民意無視するものではありません。それはむしろ、その共同体価値観目標を反映したものであるべきです。しかし、自主規制不適切に行われると、それは確かに独裁的に見えるかもしれません。そのため、自主規制プロセスは透明で公正であることが重要です。また、自主規制法律基本的人権侵害することは許されません。自主規制は、法律の補完として機能するべきです。

自分

ユーザー実質的自主規制プロセスに参加できないのであれば、市場独占的な環境で行われる自主規制法規制よりユーザー民意が反映されていないと感じます。「自主規制により過剰な法規制を免れている」という論立ては、実質的立法より強権的に、自由環境支配する手段になっているように感じます

Copilot

あなた意見は非常に重要で、自主規制問題点を明確に示しています特にユーザー自主規制プロセス実質的に参加できない場合や、市場が独占的な状況にある場合自主規制民意を反映していないと感じられる可能性があります

自主規制が適切に機能するためには、そのプロセスは透明で公正でなければならず、全ての関係者が参加できるようにする必要がありますしかし、あなたが指摘したように、一部の企業市場を独占し、自主規制を通じて自由環境支配することができる場合、それは問題となります。このような状況では、自主規制は「過剰な法規制を免れる」手段というよりも、市場支配手段となり得ます

したがって、自主規制が公正で民主的ものであるためには、そのプロセスには適切なチェックとバランス必要です。これには、独立した監視機関による監督や、法律による補完が含まれます。また、自主規制市場の独占を許容または助長することなく、公共利益を守るためにどのように設計されるべきかについては、引き続き議論必要です。

あなた意見は、自主規制問題点と改善のための重要視点提供していますありがとうございます。このような議論は、私たちがより公正で効果的な社会を築くための重要な一歩です。

自分(サジェスト質問)

自主規制問題点を改善するためにはどうすればいいですか?

Copilot

自主規制問題点を改善するためには、以下のようなアプローチが考えられます

透明性の確保:自主規制プロセスは透明であるべきです。これにより、関係者自主規制の決定過程理解し、必要に応じてそれに影響を与えることができます

公正な参加機会:全ての関係者自主規制プロセスに参加できるようにすることが重要です。これにより、自主規制が一部の強力な利害関係者によって支配されることを防ぐことができます

独立した監視自主規制プロセスと結果は、独立した第三者によって監視されるべきです。これにより、自主規制が公正かつ効果的に行われていることを確認することができます

法的補完:自主規制は、法律の補完として機能するべきです。法律存在しない領域や新しい問題対応するための手段として自主規制が用いられることがありますが、それは法律による規制を置き換えるものではありません。

教育と啓発:自主規制目的プロセス理解するための教育と啓発活動必要です。これにより、関係者自主規制により適切に参加し、その結果を評価することができます

これらのアプローチは、自主規制が公正で民主的ものであるための基本的ガイドライン提供します。しかし、具体的な実施方法は、その業界や団体、そして対象となる問題によって異なる可能性があります自主規制成功は、そのプロセスが公正で透明であること、そして全ての関係者が適切に参加できることに大きく依存します。それはまた、自主規制公共利益を守るためにどのように設計され、実施されるかに依存します。

自分

「全ての規制国民による民主的プロセスである政治による法が行うもので、業界などの自主規制立法までの一時的で極限られた処置であるべき」という極論の評価問題点の指摘をしてください。

Copilot

「全ての規制国民による民主的プロセスである政治による法が行うもので、業界などの自主規制立法までの一時的で極限られた処置であるべき」という見解は、法の優位性と民主主義原則を強調しています。これは、法が公正で公平な社会保証し、全ての市民がその作成に参加できるという考え方に基づいています

しかし、この見解はいくつかの問題点があります

柔軟性の欠如:法律はしばしば時間をかけて作成され、新しい技術や状況に迅速に対応することが難しいです。一方、自主規制はより迅速に適応し、新しい問題対処することができます

専門知識の不足:立法者は多くの場合特定業界技術についての専門知識を持っていない可能性があります自主規制は、その業界専門家規則作成し、適用することを可能します。

過剰な法規制リスク:全ての規制法律依存させると、過剰な法規制リスクがあります。これは、イノベーションを阻害し、経済的負担を生じる可能性があります

したがって、自主規制は、法律の補完として、または新しい問題対応するための有効手段となることがあります

自分

先の論は長期・慣習的な自主規制批判したものであり、回答には「業界などの自主規制立法までの一時的で極限られた処置であるべき」と限定的に限り認めている文脈を見落としていると感じます自主規制による即効性や専門性メリットは認めますが、慣例化してしまっていることに害はありませんか。

Copilot

あなたの指摘は非常に重要で、自主規制が長期化・慣例化することによる潜在的問題を浮き彫りにしています。確かに自主規制一時的措置から恒常的なものになると、以下のような問題が生じる可能性があります

市場の独占:一部の強力な企業や団体が自主規制を通じて市場支配し、新規参入を阻害する可能性があります。これは競争を妨げ、消費者選択肢制限する可能性があります

規制の透明性と公正性の欠如:自主規制プロセス不透明であったり、一部の利害関係者によって支配されていたりすると、その規制は公正でないと perceived される可能性があります

法の補完ではなく代替自主規制法律の補完としてではなく、代替として機能するようになると、法の優位性が損なわれ、公共利益保護されない可能性があります

したがって、自主規制が長期化・慣例化することには確かに潜在的問題があります。これらの問題解決するためには、自主規制プロセスが透明で公正であること、そして全ての関係者が適切に参加できることが重要です。また、自主規制法律基本的人権侵害することは許されません。自主規制は、法律の補完として機能するべきです。自主規制市場の独占を許容または助長することなく、公共利益を守るためにどのように設計されるべきかについては、引き続き議論必要です。あなた意見は、自主規制問題点と改善のための重要視点提供していますありがとうございます。このような議論は、私たちがより公正で効果的な社会を築くための重要な一歩です。

自分

たとえば成人向けの漫画などに行われる性器へのモザイクなどによる修正という自主規制業界自己利益のために行うものではなく、政府行政意図的立法改正せず曖昧な法の運用不定期に業界側が逮捕・立件されていることを回避するためのものかと思われます法規制をわざとせず、防御的に自主規制を行うしかないという悪習について論じてください。 

Copilot

あなたが指摘したように、成人向けの漫画などにおける性器へのモザイクによる修正という自主規制は、業界自己防衛のために行っていると言えます。これは、政府意図的法律曖昧に保ち、その結果として業界不定期に逮捕や立件を避けるために自主規制を行う、という状況を生み出しています

このような状況は、いくつかの問題引き起こします

法の不確実性:法が曖昧であると、その適用恣意的になり、法の公正性と予測可能性が損なわれます。これは、制作者や消費者にとって不確実性を生み出し、表現の自由を不必要制限する可能性があります

自主規制の過度な負担業界自己防衛のために自主規制を行うと、その負担業界不公平負担される可能性があります。これは、特に小規模な制作者や新規参入者にとって、創造性やイノベーションを阻害する可能性があります

表現の自由制限自主規制が過度になると、表現の自由制限され、多様性創造性が損なわれる可能性があります

2024-02-23

趣味絵描き自分が生成AI規制派(反AI)を嫌いな理由

はじめに

自分二次創作漫画イラストお小遣い稼ぎを兼ねた趣味にしている。

個人的好き嫌いで言えば生成イラストAIは好きではないし、自分でも使おうとは思わない。

でもSNSおすすめタイムラインに頻繁に流れてくる生成AI規制派(以下反AI)の主張には頷けないし正直嫌いだ。

自分が彼らを嫌いな理由を書いてみようと思う

  

1.生成AI規制した場合に生身の人間が受ける影響を過小評価しすぎ

一番がこれ。端的に言って反AI理屈表現の自由にとって危険すぎる。

インターネットで活発に発言している反AI派は「無断」学習禁止や固有の絵柄の保護を謳うけど、そんなことをしたらどうなるかは火を見るより明らかだろう。

自分が楽しんでいる二次創作分野も焼け野原になる可能性が高い。成人向け二次創作やってる連中はだいたい反AIだけど、生成AIは駄目でも人力のパロディOKなんて線引きが可能だと本気で思っているのだろうか。

  

彼らは違法コンテンツダウンロード規制騒動をもう忘れてしまったんでしょうか?警察刑法175条をどのように運用しているのか知らないとでも言うのでしょうか。

そういった懸念を踏まえた上でなお生成AI規制すべき、と主張するならわからないでもないけど、だいたいの反AIリスク過小評価しすぎている。

  

生成AI問題純粋経済的労働問題として取り扱うべきだったと思っている。

著作権著作者人格権を中心に据え、学習されない権利だの言い出した時点でオタク絵師の多い反AI派は巨大な弱点を背負ってしまったように見える。

  

2.運動をする気がない

正直言って今の反AIは負けている側だ。絵師の仲間内オタク層の多いSNSではどうだか知らないが、行政立法を見ると普通に負けている。

なのに反AI派は心を守るためだとか話が通じないだとか言って議論拒否してブロックする人が多すぎる。オープンな場での議論当事者以外のその議論を見ている人のためのものでもあるのだが。

負けている側がすべきことは味方を増やす運動であって、既に反AIとして結束している仲間内で盛り上がることではない。

現時点では生成AI規制するべきではないと思っている人を心変わりさせなければならないのに、反AIではない人との議論対話拒否していたのでは先は無い。

  

3.ルールや手順を守る気がない

この国は法治国家なので、損害を受けたと思ったら法的手段回復する必要がある。

現時点で合法(もしくは指針となる判例がない)とされている、AIによるイラスト生成を行った個人企業泥棒呼ばわりしたりネットリンチを行う人が多すぎる。

合法的にAIイラストを楽しんでいる人を泥棒と呼んではいけません。

  

上にも書いた通りこの国は法治国家なので、損害を受けたと感じたら裁判を起こして判例を作る必要がある。

その結果、反AI派にとって不本意判例が生まれたとしても、現行法では対処しきれない被害が発生していると感じるなら立法法改正運動に進むべきだろう。

AI派はそうした地道な活動拒否する人ばかりに見える。アニメ調のイラストを燃やして表現規制している人たちと何が違うんだろう。

現在違法でないもの規制したいのであればそれ相応の行動をとりましょう。

  

個人的には生成AI問題現行法対処できないという理屈理解出来ない。

依拠性と類似性が認められると思ったら粛々と法的手段を取ればよいし、類似性が認められないのなら、そのAIイラストあなた作品は似ても似つかぬ別物ってことで大騒ぎすることでもないだろう。

人間だって他人イラスト酷似したイラストを出力することは可能不可能で言えば可能だし、AIによって何らかの権利侵害しそうなイラストが出力された場合は都度対応したら良いだけの話に思える。

学習だけでも許せない、泥棒だと呼ぶ人がたくさんいるが、学習されたところであなた画力も絵柄も失うわけではないのに、何を盗まれたんですか?ちょっと繊細すぎやしないだろうか。

  

4.好き嫌いと良い悪いを混同している人が多い

AI派には「自分が気に入らない=悪いもの!」という思考スタイルを持つ人が非常に多い。

・嫌いだけど認めなければいけないもの

・好きだけど禁止されるべきもの

いずれもあり得る話です。

  

自分はこんなに嫌な思いをしたのに現行法では対処してもらえない!悪が野放しになっている!

しかしたらあなたが受けた被害というのはそもそも悪でもなんでもなく、あなた勝手に嫌な気分になっただけで規制必要が無いのかもしれませんね。

    

雑記

画力は他の能力保証しない

有名な絵描きには信者みたいなファンがたくさんつく。その絵描きが白と言えばカラスも白くなる。

普通の人が社会活動勉強に費やす時間を絵に投入してきた絵描きは多い。その結果得られるのは絵の能力であって、他の能力一般人未満ということはあり得る。

  

そもそも人間お絵描きAIによるイラスト生成を隔てるものって何なんでしょうか

我々人間お絵描きだって視覚インプット神経細胞ネットワーク構造として保存し、そこからまた出力しているだけでしょう。

性能の差があるにせよ、人間お絵描きAIによるイラスト生成を本質的に分ける理屈が思いつかない。本質などというものも多分無いし。

2024-02-18

メタイデア

数学における自然数みたいなもの定義、が形成する概念を、たとえば数式の3という表記が指示する概念が、我々が日常見てる、3個のりんごやひもとその3倍のひもが並べられてる光景や、時計の長針と短針が三目盛り分ずれてるみたいなのから得られる共通世間一般に3とよばれる性質と同じだと思うのは、すでに「解釈」なんだよな。

数学において3、「0の次の次の次の数」と自然言語では説明されるような概念はただの操作対象である記号列でしかない。

その記号列にどんな意味を持たせるかは、「物理現象の中に見いだされる3という性質」以外にもあるかもしれないし、ないかもしれない。

「直線と呼ばれるもの定義」についても、幾何的なイメージ解釈するのも、イデアル?だかで解釈するのも勝手日常生活の個数や順番などとして見出される3の性質も、それと同程度に解釈しかない。

トポロジーなんかが典型的だと思う。あれが示す証明が、幾何的なイメージとしての立法内包する何かに対する性質を示してると考えるのは解釈しかない。

そうすると自然言語認識してる3や△というのは、たとえそのもっと理想的ものを持ち出しても、数学定義にとっては一段レイヤーの低いイデアということになるかもしれない。

数学定義に対して、複数の3や三角形というイデア解釈として結びつくなら、数学定義メタイデアか。

その前は、定義もまたイデアとするなら、3や三角形物理イデア、と物理的を冠して存在する領域区別すればいいのかなとか思った。

2024-02-13

anond:20161126090202

Wikiリンクを貼っているけどさ、

当該Wikiも含めしばし被害者なき犯罪議論で欠けるのは、法は直接的な被害だけではなく

国民共有の文化風俗を守る抑止力に使っても構わないって視点

被害者なき犯罪の例示で売春がよく使われるけど、確かに当事者だけ見れば被害者はいない。

しかし守りたいのは社会秩序なの。

売春防止法の第一条に立法目的が書かれてる、法律というのはたいていは第一条に立法目的趣旨が書かれる。

売春防止法には

社会の善良の風俗をみだすものであることにかんがみ、」との一文があり、保護法益の一つは当人保護だけではなく社会の善良な風俗、なの

町中で公然とそこら中で売春が行われてる環境は嫌だ、鬱陶しい、当人だけの問題ではない、ってのがこの法律趣旨であり守りたい文化なの

 

日本民主主義なのだから多数派が望めば科学的、論理的、あるいは倫理的にも間違った法律でも作ることができる。

憲法の歯止めはあるが、それは別の話で議論が広がるので置いておく。

 

大麻取締法第一条には目的が書かれてない。

保護法益が設定されてない法としてよく例示される。珍しいんです。

立法時の国会議事録を読んでもわかるが身体有害性などを議論して立法されたのではない。

 

端的に言えば「国民が望んだから立法された

 

町中公然大麻を吸う人を見るのが嫌だ、鬱陶しい

 

本音は、敗戦国日本国際社会に復帰して主権を取り戻すには米国主導の条約には片っ端から加盟するしか無かった、保護法益議論どころではなかった)

 

しかしこういう法があっても構わんのです

法に立法事実立法根拠)の設定は必須では無い。

立法裁量憲法議論を避けるために科学エビデンスがあることは望ましいが、とはいえ慣例的なもの憲法上明瞭にエビデンス提示規定されていない。

究極的には国民が納得合意すりゃいいんです、民主主義なんだから

(極端に言えば、なんらか新法が憲法抵触したとしても国民憲法改正権利も持っているのだからから憲法も変えて適合させちゃえばいいんです、違憲立法審査権はその法律ダメですよ、という提案と平行しもう一つ、憲法整合しないか憲法の方も変えてね、というアドバイスも含まれる)

 

現在大麻取締法改正しようという国民世論は起きていない

まり合意継続している

繰り返すが国民多数派が守りたいのは大麻を吸う人の健康ではない

2024-02-11

政府は生成AI対策を何もしない!選挙に行こう!について

これについては落とし穴があって、これの指し示すことが「政権交代」であった場合勢力としては立憲が出てくることが想定されるが、そうなると現在連立を組む共産表現規制直接攻撃がモロに飛んでくるので即死

日本における生成AI規制は「いかに金を持っていても知識倫理がないビジネス勢力の動きを止め、行政立法に窮状を訴えつつ人の入れ替え自体は防がなければならず、かつ自分らの活動共産左翼やその他アクティビストに巻き取られないようにする」とかいうあまりにも難易度の高いことをしなければならず、またそもそも生成AIシステム提供が全て海外企業であることから本陣米国司法なりがどうにかしてくれるまで継戦必至なので自分達でトドメを刺すことができない超長期消耗戦であること

日本国憲法が塵に見えてきた…

2024-02-09

著作権パブコメに書くことでは無いなと思ったこと(追々記あり)

1.AI絵師の画風模倣咎めつつイタコ絵師を褒めそやしてもダブスタにはならない

(ただし著作権法咎め場合を除く。)

例えばボーボボオシリス召喚獣召喚したシーンを例にする。あのオシリスの天空竜は作者も認めるほど原作画力が追い付いていなかったが、問題はなかった。

あれは真似することに意味があったのであって、画力のもの必要としていたわけではなかったからだ。

あるいは、ジョジョあたりの絵柄をパロディするときパロディした絵がジョジョ原作並みの画力である必要はない。

パロディイタコ絵師が欲しいのは絵柄そのものの魅力ではなくそれを真似ることによる付加価値だ。

対してAI絵師の画風模倣が欲しがっているのは絵柄の魅力そのものである

画風模倣AI絵は別に有名絵師の絵を真似て「○○さんのパロディ」だという前提の笑いを取りに行っているわけではない。

ボーボボオシリスのように、破綻しても成立する芸ではない。

言い方は悪くなってしまうが、モノマネ芸人パクツイは別物であるようにイタコ絵師と画風模倣AI絵師は別物だ。

まあパクツイ普通に著作権違反らしいのでたとえに出すと話こじれるかもだけど。

2.「絵柄は誰のものでもない」は詭弁ではないか

もちろんこれは「絵柄は著作権法保護されない」の言いかなのだが、それにしたってこの言い方まで来ると詭弁ではないか

絵柄は間違いなく作者のものであるし、それは恐らく生成AI側も認めている。

その根拠は、例えばNovelAIv3では作者の絵柄を模倣させるのに作者の名前プロンプトに使えるからだ。

画風集中学習したLoRAの配布で絵師名前モデルにしているものも見る。

特定の絵柄の学習モデルに作者の名前を付けておいて「絵柄は誰のものでもない」は詭弁以外の何でもない。

「絵柄は著作権法保護外なので参考元とした作者から要求を聞く義務はありません(修正済)」とか正確に言ってほしい。

ポケモンモチーフにしたと公言した場合のパルワールド」並みに印象悪いと思う。作者名で絵柄を真似るの。

3.人間が絵柄を真似ることをAIが絵柄を真似ることの違い

ちょっとAI使ったことないんで推測になっちゃうんだけど、AIで絵柄真似るのってそこで終わりなんじゃないかと感じる。

人間が絵柄真似るのって練習のためと模倣目的の二種類あるんだけど、AIって模倣目的しか絵柄真似ないのではないか

AIで「思った通りの絵を生成する」方向でなく「生成する絵そのものの精度を上げる」という意味で絵がうまくなるの、どうやるのかっていうのが全く分からないので何とも言えないんだけど。

中学習の話なので「流行りのまつげの書き方真似てみよ」とかだとまた話は変わってくる。

4.やっぱり集中学習LoRAとNovelAIv3以外はそんなに憎くない

著作権ユーザー側の学習でなくメーカー側のデータセットのやつ大丈夫なんか? と思って調べても反AIの語気の強い人が出てくるから話半分に聞かなきゃなんねえ。

LAION-5Bの商用利用非推奨って時点でだいぶ筋悪だと思うのだが、別に禁止はされてないとかデータセットそのものの商用利用が非推奨なだけで学習に使うのは研究目的扱いでOKとかそういう解釈か?

わかんねえ。

でも憎くはない。なんらかの問題が発生してイラスト生成AIというサービスが止まった時、ざまあを思い浮かべる相手は開発会社じゃなくて語気の強いAI推進派の方だった。

なんなら集中学習LoRAやNovelAIv3への憎しみも半分以上それを肯定する語気の強いAI推進派が根源であるような気もする。

以下追記

こんだけ「著作権の話ではない」って繰り返してるのにトップブコメ2つが「著作権の話してないでお気持ちの話したら?」だったの普通にキレそうになったわ。

論の立て付けがカスからお気持ちの話した方がマシ、って話ならまだしも、言ってもない著作権の話やめろっていうのは流石にキレる。

著作権違法だと言う事を全部やめて「私が不快からやめて欲しい」というお気持ちで殴るべき。下手な知識著作権を持ち出そうとするから話がややこしくなる

定義できない、作者の中でも移りゆく"画風"を保護する論理を思いつかないし、立法によって守られる法益よりもデメリットが大きすぎる。知りもしない著作権法で戦うより「お気持ち(おれはAIが嫌いだ)」の方がマシ

著作権の話よりははお気持ちの方がまだ近いだろ、この文章。憎いとは書いたけど、著作権の話はほぼしてないからな。

LAION-5Bの話でだけはしたけど、「わかんねえ、でも憎くはない」で済ませてる時点でそこで戦う気ゼロなの分かるだろ。

そもそも"著作権パブコメに書くことでは無いなと思ったこと"だぞ。そのタイトル著作権で戦う気の内容を書いてるわけないだろ。

この二つにスターつける連中が知性主義を自認してるの、普通に腹が立つんだよな。

もちろん著作権違法の話してないこの文章を読んで著作権違法の話を咎めるふんわりブコメをしただけの可能性もある、その時はごめんな。

欧米の方がAI学習への利用については保守的なようだから、そちらの方面英語で頑張って学習への無断利用を認めない法律を作らせてくれ。(その間に日本中国は前に進んでおくから)

どこにも無断利用ダメって書いてねえだろ。生成AIは嫌いよりだけど消えるべきとは思ってねえよ。

中学習LoRAとNovelAIv3が憎い以外のことは書いてねえよ。

2は単純に便利だからしかないと思うが。やろうと思えば既存絵師タグをアホ、バカマヌケ、に置き換える事も出来るけど不便だからやらないだけ。結局憎しみとか言っちゃってるあたりお気持ちなんだろうけど。

で、何に便利なんだよ。

作者名書いておけば絵柄が想像できるから便利なのか?

その「作者名で絵柄が想像できる」って状況が作者由来のものであるって認めてるってことだ、って話をしている。

著作権保護されないし、書いてなかったけど所有権があるとも思わないけど、「イラストレーターAの絵柄」って言って特定の絵柄を想像できるほど個人と絵柄が紐づいてる状況で「お前の絵柄は誰のものでもない」って物言い詭弁だろ。

めちゃくちゃ悪意ある言い方になるんだけど、集中学習LoRAってモノマネで、モノマネしてることすら認めない人に見える。

生成AIの弱点を埋める特定ポーズLoRAなど様々なものが作られてて、なぜ絵柄だけは真似て終わりになるの?生成AI同士、利用者同士も競争差別化はあるんだぞ。画風固定は一部絵描きの都合だろ、ピカソは幾度も変えたし

中学習LoRAのまっとうな用法って単一で使わず色々混ぜるのが前提で、元の絵柄をそのまま出力する手合いは白い眼といわずとも雑魚扱いされてるのか?

俺は見識が甘いので、集中学習LoRAを使うやつは元の絵柄をそのまま使いたがる連中だと認識している。絵柄を混ぜてそこまで原形をとどめない活用が前提ならそこまで憎くない。元の絵柄を"活かす"前提ならまだ憎いな。

NovelAI企業製なので単一の絵柄を作者名で呼び出せる機能を付けた時点でやや憎い。

あとできればピカソ以外の画風を幾度も変えた絵描きを教えてほしい。ピカソだけ例示されても困るし、あとついでに何人絵柄を固定した絵描きを出せば"一部絵描きの都合"でなくなるかも教えてほしい。

トラバ

正確に言えって言ってる割に絵柄に著作権があるかのように書いてて全然正確でない件

>「絵柄は著作権法保護外なので著作権から要求を聞く義務はありません」とか正確に言ってほしい。

正確に言うなら

「絵柄は著作権法保護外なので参考元とした作品の作者から要求を聞く義務はありません」だろ

は確かにそうだと思ったので変えました。ありがとうございます

追々記

結局何が言いたいんだかがぼやけまくってよく分かんねえんだけど 「絵柄をもって特定絵師を騙る」のはそもそも著作権で網にかけられるんだから問題なくね?そう割り切れねえよって話?

改めて考えてみたけど、『LoRAであれNovelAIv3であれ「画風を配布すること」が特定絵師を騙ることの幇助』として何らかのペナルティがあってほしい、かなあ。

ただ画風LoRAの扱いが生成AI界隈でどう扱われてるか(画風LoRAが表現する画風をどのぐらい崩すのがスタンダードなのか)が分からんのにさっき気づいたのでその次第による。

主な用法が極端な模倣であるなら咎められてほしいが、例えば複数の画風LoRAを組み合わせて弄り回すのが前提なら別に問題視しないし認識を改める。

でもどういう用法がメインであれNovelAIv3はそういう導線を用意したってだけでダメだと思う。企業なので。

まあこのペナルティ著作権で来るのか商標権で来るのかほかのやつで来るのかは知らんけど。

2024-01-30

anond:20240130173616

プライバシー権ではなく名誉権の問題だと思うぞ。刑法上も名誉毀損罪でいけるんじゃないかな。盗撮類似立法があっても良いとも思うけども。

2024-01-27

anond:20240127192824

そもそも未来への投資はカネに余裕がないと無理だし、起こるかどうかわからないことに金を注ぎ込むのも金に余裕がないと無理だし後先考えず維持管理に金がかかるもの作って負担になるのはバブル経験した

まり金が無いのが悪い。

対策として民衆などという愚かな存在に左右されず賢い上級国民による安定的統治可能にする幕政に戻そう。

自民党幕府行政立法を握り反日野党勢力存在禁止したら選挙民衆理解と言った目先の成約から解き放たれた長期計画が実行できる。

まずは国会を爆破し神君安倍晋三の像を建てよう!!

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37

2024-01-14

法律での範囲を越えて他人を責めるのってのは無法国家へ一直線だろ

太田光松本人志から被害訴えた人へ「自分を責める必要はまったくない」 松本への思いも含めて5分間熱弁【ほぼ全文掲載

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.oricon.co.jp/news/2310419/full/

自分の行動について法律以上の範囲でも注意するとか、法律範囲内だったとしても嫌だったと思うのは別にいいと思うけど、それで他人を責めたり世間に訴えるのはおかしくない?モラルハザードだとすら感じてしまうよ。

はてサどもは、ずっと憎く思っていた松ちゃん相手から気にしてないだけじゃないか

もしこれが自分たちに向けられたらヤバいだろ。

法律に基づかずに罰せられるってのは異常だ。法治国家として法律手続きに従えよ。

嫌だと思うならちゃんロジカル議論を展開して、議会という民主主義の仕組みを通して立法まで持っていけよ。

罰するのはそれからだ。

そうでなければ単なるリンチだ。

はてサどもは日本無法国家に作り上げようとしてる自覚がないの?

2024-01-07

anond:20240107061702

政治家仕事立法だよ

小学校でやるだろ

国を動かすのは行政でそれは内閣

それも小学校でやるだろ

まり野党政治家なんて邪魔しかない

2024-01-05

anond:20240105151843

その理由って後付けだぞ。

立法根拠とかって適当なもんで「法律でそうなってる」ってのは別に論理的であるとは限らないどころか大体いろんな思惑の落とし所でしかないんだよね。

「なぜ法的にそう決まってるのか」は「その時の力関係や情勢でそう決めた」ってだけ。

児童手当にしろ老人の医療負担しろそう、論理的な後付けの理由はあるけどそこにあるのは妥当性じゃなくて力関係と落とし所でしかない。

anond:20240105144942

立法されているかれいないか理論的違いが無いと言う独特の主張が、理論的に支持されるといいですね

anond:20240105115423

から立法の経緯とかを考慮するのだろ。法に無謬性がとか自分で言っただけの言葉自分だけで捕らわれてる

それできちんと文意を読み取れないとか自家中毒にもほどがある。

2023-12-29

anond:20231229030535

これに私人逮捕違法とか言ってるブクマカがいて笑う。私人逮捕立法の経緯とは合致せずとも違法じゃないんだよなあ。

2023-12-22

「これは憲法違反!これは〇〇法〇条違反!」

違います

マジで法律の条文を軽々しく口にする前にちょっとは調べようぜ。

六法の条文だけ見て「これは〇〇に違反してる!」じゃねえんだよバカ

世の中にある色んな事例をいくら但し書きやら項が沢山あると言っても、あんなに短くて曖昧な条文だけではっきり定義できるわけないだろ。

政策法案が公に打ち出される前には必ず官僚法制局のチェックが入ってるんだから、お前らごときの「これは〇〇違反!」が当てはまるわけない。

まず条文を見るのは間違っていない。

しかし叫ぶ前にコンメンタール最高裁高裁判例大審院判例最高裁判事や最高裁調査官の補足や解説を読んで、気になる事例や法案政策とチェックしてみろ。

例外条例

地方自治体条例事件になった際に「立法技術稚拙さに由来していることは間違いない」と判決や決定で怒られることはよくある。

まあ、馬鹿ばかりだから斜陽だなんだって言われても俺みたいな底辺法律家が食っていけるんだけどな。

汚職というのは考えてみると、ゲームチート行為にあたる。

既存ルールを守らず、ルールの枠組みを超えて、自分メリットのためだけに行われる、不誠実で「ずるい」行為

チートをして得をするのは、チートしている人間だけだ。ルールに則って遊んでいるプレイヤーにとっては目障りで、邪魔をされ、プレイの楽しみが減る。

からゲーム運営チートを禁じ、チート対策を行う。普通プレイヤーもそれを歓迎する。

立法を行う政府与党汚職をするというのは、いわば運営メンバーチート行為をやるということだ。

そんなゲームは公平と言えるだろうか。

プレイして楽しいゲームになるだろうか。

それを許すプレイヤーがいるだろうか。

そういう話だと思う。

anond:20231222015120

根拠外務省設置法だよ

国会立法した法律により、外交機関として設置された外務省対策を講じた結果、首相船長の釈放を決定したこと

陰謀」と言うのこそ民主主義否定だといえる

もっと外務省が釈放を求めた裏の目的があったかは、国民にはなかなか知り得ないわけだが、戦争回避にはなったよね

代理人の皆様、あざーす元増田

2023-12-10

ヤジって要らなくない?

https://twitter.com/amneris84/status/1733481036632445171

安倍さん街頭演説会でのヤジについて、「迷惑」「不愉快」だからと、警察官排除容認する方もいますが、自分が望ましいと思うのとは全く違う政権ができた時に、異を唱えたら力づくで排除される、という状況を想像してみるといいと思います。具体的には今の香港でしょうか。

子供には人の話を最後まで聞くように言うよな。

なんで大人のヤジはOKなの?

そう言う人らも自分の話がひたすら茶化されたり、文句ばかりで話聞かないような状況だったら結局怒るんじゃないの?

人と人が『話し合う』社会にしてもヤジなんて邪魔しかないと思うんだけど。

また、今は子供のヤジをひろゆき論法とか言って問題視されてるけど、ああ言う面も子供って昔からあるだろ。どの世代でも。

それも気に食わないわ。大人だと言うなら“ひろゆき個人のせいにするような小賢しいネーミングで誤魔化して逃げてないで、ヤジを禁じるか許可するかどっちかにしろよ。

そこが理路整然と子供から大人まで納得できるよう説明されない限り『ヤジは表現の自由』『ひろゆき論法は悪』『子供は話を最後まで聞け』なんてのはバカダブスタしかないだろう。そんな説明出来るとも思わんけどね。

私は本当に人と人が『話し合う』事は大切な事だと思うから、ヤジは社会的に不要だと思ってるよ。

追記

当たり前の大前提だが、元文のデモとヤジを混同して『異を唱えたら排除』と香港をダシにしてる部分がおかしいのは皆わかってるよな。

政府含め何かに異を唱える自由は当然あるべきものであって、話を妨害するだけのヤジとは全くの別物。

私が言ってるのは反政府演説やらでもヤジなんて妨害行為せずに大人しく話を聞けって事だ。属性如何じゃない。

グダグダ妨害で話の腰を折るだけの無駄時間を無くして円滑なコミュニケーションを取る社会にしたいの。

子供に正常なコミュニケーションを取ってもらえるような社会にしたいの。

人と人の諍いなんて殆どコミュニケーション齟齬からな。

何の法的根拠もない公権力での排除ダメとして、これはそれ以上に、主権者として社会的に不要と言う主張だ。

追記2

私は子供に遺したい社会に主軸を置いてるんだが、今のところヤジを擁するコメントに『子供に向けた在り方』を含めたものは見当たらないな。

子供に話を聞くように言うのではなく、嫌な話は茶化したり聞かなかったりでOKって事かな。

人の話をちゃんと聞いて異を唱えたり質問するのはOKだ。それは立派なコミュニケーションから

演説なんかでも主張だけでなく質問タイムやらあるなら為政者有意義なことだろう。

基本に立ち返って、挙手して当てられたら質問もありだと思う。

ただその順序を守らず、人の話を中断させるような妨害行為批判している。

惰性でヤジなんて野蛮なものを許容せず、コミュニケーションとして有意義な形へ変えていく事を考えても良いんじゃないか

追記3

ヤジられたくないなら不特定多数の前で演説なんかするなと思うけどな。じゃあ一方的質疑応答禁止とされたら、どうやって自分意見を通すの?

演説一方的意見表明を行わず、それ用の時間を用意する等、質疑応答に応じるよう立法してやれば良いんじゃないか

質疑応答禁止なんて独裁的な応対こそ禁じよう。

そのための法だろ。

属性如何ではないと言っての通り、与党野党がと言う話でなければ政治家に限った話でもなく、公権力による排除如何でもなく、シンプルコミュニケーションとして人の話を遮る行為をやめないかと言う主張なんだが、正に人の話を聞かないヤジが多い事で。

まあ、はてならしいっちゃらしいが。

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