はてなキーワード: 種牡馬とは
自分も「ウマ娘のおかげで競馬に注目が集まった」みたいな傲慢なオタクにはなりたくないけど、引退馬の寄付に注目が集まったのは少なからずウマ娘の影響があると思うんだよな。だから「自分が馬を酷い目に遭わせている」とかは思う必要は一切ないんじゃないかな。
実際の競馬はウマ娘と違って予後不良もある、種牡馬で廃用になるやつもいるといったかなりエグい世界だと分かったうえでウマだったり競馬を応援するのはそんな悪いことじゃないと思ってるよ。
寄付以外だと乗馬クラブとかに行ってみて、乗馬になった元競走馬に触れてみるとかね。我々一般人なりにも何かしら馬のためになる行動(引退馬のためになる金の使い方)はできると思うから気に病みすぎんなよ。
大阪杯、桜花賞で書いたものの、そろそろ潮時かな、と思って皐月賞は書いておりませんでした
後から見返すと、ウマ娘風解説の増田来てくれよ、と2件ほど増田に書かれてたので今回の天皇賞(春)、書くことにするね
クソ長くなったし、ウマ娘要素が薄まってる気がするけど、まあええか
あとこの記事は、レースをより楽しく見るために各馬の背景を紹介しつつ、物語性を付与するのが目的なので、着順予想がメインではありません
まず最初のポイントとして、長距離レースの質が年々下がっている、と言われている
日経新聞の記事「地位低下進む長距離戦 レースの「質」確保が重要に」(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51622450R31C19A0000000/)によると、
一般的にスピードタイプの馬の方が成長が早く、早い時期からレースで活躍できる。
馬を買った資金の回収も早くなる。
そのため、生産界ではスピードタイプの種牡馬の需要が高まった。
現役時代に長距離戦を勝ったとしても、引退後の繁殖馬としての価値は上がらない。
とのこと
で、今回の出走馬のレベルがどんなものか、手っ取り早く雰囲気をつかむために、現役ウマ娘の通算獲得賞金ランキングでの順位を調べてみた
するとこんな感じに
賞金ランキング | 賞金額(億) | 性別バ齢 | 連対率 | ||
9位 | 5.6209 | マカヒキ | 牡8 | 20戦4勝 (2着2回) | 0.300 |
15位 | 3.9654 | カレンブーケドール | 牝5 | 14戦2勝 (2着7回) | 0.643 |
18位 | 3.5646 | ユーキャンスマイル | 牡6 | 20戦6勝 (2着4回) | 0.500 |
29位 | 3.0237 | ワールドプレミア | 牡5 | 10戦3勝 (2着1回) | 0.400 |
65位 | 2.0731 | ウインマリリン | 牝4 | 9戦4勝 (2着1回) | 0.556 |
87位 | 1.7984 | ディープボンド | 牡4 | 11戦3勝 (2着1回) | 0.364 |
98位 | 1.7394 | オーソリティ | 牡4 | 8戦4勝 (2着1回) | 0.625 |
101位 | 1.7195 | アリストテレス | 牡4 | 11戦4勝 (2着5回) | 0.818 |
168位 | 1.3109 | オセアグレイト | 牡5 | 18戦5勝 (2着2回) | 0.389 |
189位 | 1.2717 | メイショウテンゲン | 牡5 | 19戦2勝 (2着3回) | 0.263 |
- | 1.0966 | シロニイ | 牡7 | 35戦4勝 (2着6回) | 0.286 |
- | 0.9580 | ジャコマル | 牡7 | 36戦5勝 (2着6回) | 0.306 |
- | 0.8800 | ナムラドノヴァン | 牡6 | 20戦4勝 (2着2回) | 0.300 |
- | 0.8270 | ディバインフォース | 牡5 | 19戦3勝 (2着5回) | 0.421 |
- | 0.6980 | ディアスティマ | 牡4 | 9戦4勝 (2着2回) | 0.667 |
- | 0.6040 | ゴースト | セ5 | 15戦4勝 (2着2回) | 0.400 |
- | 0.5490 | メロディーレーン | 牝5 | 21戦3勝(2着0回) | 0.143 |
この前の大阪杯は、2位のコントレイル、4位のグランアレグリア、10位ワグネリアン、12位ペルシアンナイト、21位サリオスらが出ていたことを思うと、20位前後まで3頭しかいない今回の天皇賞は大阪杯より格のあるウマ娘の出走が少ないと言えるだろう
さらにこの中でG1を勝っているウマ娘は、ダービーを勝ったマカヒキ、菊花賞を勝ったワールドプレミアだけで、古馬G1を勝っている子はいない
「今回は質が」とか「ええ馬おらんやん」みたいな話もちらちら聞こえるのは、こういうわけ
そんな中でも長距離走に挑んてくるウマ娘たちは、特別な適性を持つ専門職だったり、お父さん(馬主)のこだわりが強かったり、中距離戦線で結果が出なくなってきて長距離で新境地をみたいな感じだったり、色々な背景があると言える
今回のメンツ内で賞金ランクトップのマカヒキさんも、ダービー馬だけどその後鳴かず飛ばずで、新境地開拓で経験のない3000m超に来ている
次点のカレンブーケドールも、連対率は6割半ばとすごく高いけど、勝ち自体は少なく、G1勝利もない
3000m超は走ったことはなく、本当に走れるのか誰もわからないままここに来ている
経験がない距離だと予想は難しいけど、専門職だから難しいよね、という結果もあり得れば、案外適性があってぽろっと勝っちゃっても不思議はない
しかし、ウマ娘たちは、自分が輝ける場所を探そうとみんな必死なので、質がどうとかなんて、言いたい奴にだけ言わせておくとしましょう
そのような状況の専門職の長距離走だけど、3000m以上のレースはいま6つしかない
天皇賞春、菊花賞、ステイヤーズステークス、万葉ステークス、ダイヤモンドステークス、阪神大賞典の6つ
今年は松籟ステークスというのが特別に3200mだったので、昨年度の天皇賞春も含めればこの1年間では7つの3000m以上のレースがあったことになる
そこで、その7レースと、年末にあった2500m有馬記念、3月にあった2500mの日経賞、これらのいずれかひとつでも5位以内に入ったウマ娘をピックアップして表にしてみた
天皇賞春 3200m G1 20年5月 | 菊花賞 3000m G1 20年10月 | ステイヤーズS 3600m G2 20年12月 | 有馬記念 2500m G1 20年12月 | 万葉S 3000m OP 21年1月 | ダイヤモンドS 3400m G3 21年2月 | 松籟S 3200m (3勝) 21年2月 | 阪神大賞典 3000m G2 21年3月 | 日経賞 2500m G2 21年3月 | 備考 | |
ディープボンド | 4 | 1 | ||||||||
ユーキャンスマイル | 4 | 11 | 2 | 20年阪神大賞典1着 19年天皇賞春5着 19年ダイヤモンドS1着 19年万葉S2着 18年菊花賞3着 | ||||||
ナムラドノヴァン | 1 | 4 | 3 | |||||||
シロニイ | 4 | 4 | ||||||||
アリストテレス | 2 | 7 | ||||||||
ウインマリリン | 1 | |||||||||
カレンブーケドール | 5 | 2 | ||||||||
ワールドプレミア | 5 | 3 | 19年菊花賞1着 | |||||||
ジャコマル | 7 | 5 | ||||||||
オセアグレイト | 1 | 9 | 6 | 20年ダイヤモンドS3着 | ||||||
ディアスティマ | 1 | |||||||||
オーソリティ | 14 | 2 | ||||||||
ゴースト | 5 |
阪神大賞典と日経賞が前哨戦の様相になっていて、いずれかに出ている子が半分以上となっているのがわかる
例年、天皇賞春は京都開催だけど、今年は阪神大賞典、松籟Sと同じ阪神開催なので、例年と比べてイレギュラー要素がある
この表をもとに、個別のウマ娘の関係性を少しだけ見ていこうと思う
性格は、幼少期は、ピリッとした面があり、放牧地でも負けん気が強くて、手入れするときなども気に入らないと怒るようなところがあった、らしい
それでいてスタミナがあって反応のいい長距離ウマ娘、ということでウマ娘キャラで言えばグラスワンダーのイメージかな?
脚質は前から5番目以内くらいにつける先行
アリストテレスは、父の父の父がスペシャルウィーク(訂正、父の母の父でした。指摘ありがとう)
物見(何かに気を取られて見てしまうこと。驚いていたり集中が切れたり跳ねたり止まったりする)をしやすく、やんちゃで子供っぽいらしい
長距離こなせる操作性の良さはあるけど、阪神大賞典では予想外にかかってしまったので、未知数なところも多そう
脚質は中段やや前方につける先行
さて、ウマ娘たちはみんな勝ちたくて頑張っているはずだけども「お前は今日は勝たなくていい」とトレーナーなどに言われることはあると思う?
勝たなくていい、というのは、チームを組んで同じレースに出て、エースをアシストして勝たせる役目を負う、ということ
ウマ娘ゲームで言えばチームレースにデバフ専門要員を出走させる感じ
アシスト要員はレースに勝つ必要はないし、エースを差し置いて勝ってしまってはチームは困ることになる(ゲームでは困らんけどリアルだと馬主の計画が崩れる)
アシストとは、前に立ってペースを抑えるペースメーカー、後続の空気抵抗よけ、または終盤に動いて後ろに進路をあける、などなどが実際の動き
これは、海外のウマ娘レースや自転車レースではある程度認められているけど、日本のウマ娘レースでは認められてはいない
URAの規定には「競走に勝利を得る意志がないのに出走してはならない」「他人のためにウマ娘の全能力を発揮しないのはダメ」のような文言があるから
やったら八百長みたいなものだし、知らずにその子の馬券買ったら困るもんね
ただし、客観的にアウトと示すこともまた難しいので、表向きはダメだけど、一応は日本でも存在しているように見える
昨年のクラシックはコントレイルの無敗三冠の達成に沸いたのは記憶に新しいと思う
(コントレイルの説明はここ「ウマ娘風に明日の大阪杯を解説する」anond:20210403104218)
ディープボンドもアリストテレスも同い年で、2人ともコントレイルと同じクラシックを走った
アリストテレスは皐月賞とダービーには出走できなかったけど、三冠最後の菊花賞には出走できた
菊花賞では、コントレイルとアリストテレスは2人だけで前に抜け出し、後続を3バ身以上突き放して強烈な印象を残した
アリストテレスはコントレイルにクビ差の2着で惜敗したものの、勝者が2人いると言えるほど圧倒的で、接戦だった
その後もG2を勝ち、通算11戦で2着以内が9回という、素晴らしい安定感を発揮しているアリストテレスは間違いなく今回も活躍するだろう、と見ている人が多い
それに対し、ディープボンドは皐月賞10着、ダービー5着、菊花賞4着という、特筆すべきでもない着順だった
しかし、それには訳があるかもしれない
実は、ディープボンドのお父さん(馬主)はコントレイルのお父さん(馬主)と同じなのだ
さらに言えば、お父さん(馬主)のお兄さんもコルテジアというウマ娘を皐月賞とダービーに出走させている
皐月賞は先行するディープボンドに対して遠く後方に控えるコントレイルという構図だったので関係ないだろうが、コルテジアはしっかりコントレイルの前につけていたし、ダービーと菊花賞ではコントレイルのすぐ前の位置にディープボンドがつけるレース展開だった
特にダービーなんてディープボンドとコルテジアが2人でしっかりコントレイルの前方をガードするレース展開になっていた
いや、ルール上認められていないので、ディープボンドとコルテジアがコントレイルをアシストする意思で走っていたかはわからない
しかし、同じお父さんや伯父さん(馬主。コントレイルとディープボンドは同じ財布)をもつ3人が、アシスト可能な位置関係にいたのもまた事実
もし、ディープボンドが、お父さん(馬主)の密命を受けていたのなら、彼女(彼)はダービーと菊花賞では悔しい思いをしながらも、勝つことを諦めサポートに回っていた可能性もある
父「ボンド、皐月賞をコントレイルが勝ったな。お前は助けにならなかったが、ダービーと菊花賞ではちゃんとサポートしてやれ」
ボンド「(えっ私だって勝ちたいのに涙)わかりました、次こそ期待にこたえてみせます涙」
これがもし事実なら、菊花賞で勝利に等しい2着アリストテレスと、突き放されての4着ディープボンドというのは、実は正確な力関係ではないのかもしれない
それを証明するかのように、コントレイルのいない長距離レース、阪神大賞典に出走したディープボンドはなんと、5馬身差をつけるというめちゃくちゃ強い走りで圧勝
終始先行してペースを握ったうえでの最終直線でのもうひと伸びでの勝利、これを見せられると「この距離で、この子にかなうウマ娘はいるのかー!?」と叫びたくなるので動画視聴推奨
これを見るとまじで次も負ける気がしない
エースのコントレイルは長距離に出てこない流れとなり、露払いのいない独力の勝負での大阪杯でコントレイルが負けた今、阪神大賞典を圧勝したボンドの家庭内での役割は大きく変わりつつあるはずだ
ボンド「はい!私も必ず、お父さんにG1の盾をプレゼントしてみせます!」
菊花賞ではボンドに大きく先着したアリストテレスだが、ボンドが勝った阪神大賞典では1番人気に推されながら失速して、まさかの7着惨敗となった
かかり気味だったし、馬場が悪かったうえでの長距離とあって、スタミナが切れての失速で、長距離適性はあるけど、生粋のステイヤーと言えるほどのスタミナはどうやらないらしい
この阪神大賞典の惨敗がありながら、今回も根強いアリスの人気の理由は、連対率8割超えや騎手ルメールもあるが、やはり菊花賞での強いイメージがでかい
良くも悪くも菊花賞の幻影にとらわれ続けているウマ娘と言えるかと思う
ボンドのサポートがなければアリスが菊花賞を勝っていたかもしれないのに、今でも負けた菊花賞の話ばかりされる
「これからは菊花賞の話じゃなくて、私が勝つ天皇賞の話をしてよ!」
いい馬場状態になれば、コントレイル以上の因縁の相手、ディープボンドを倒すのに天皇賞はこれ以上ない舞台だと思う
通算10戦で連対こそ4回だけど、3着も同じく4回とっており、馬券に絡む率は8割
菊花賞優勝のあと、有馬記念にも出走して3着、来年は天皇賞春狙っていくぜ!と思っていたところ、体調不良になりそこそこ長い休養となる
休養前までは全て3着以内に入っていたところ、復帰2戦は6着と5着(馬券内外したのはこの2走だけ)
直近の日経賞では3着になり、順調に着順を上げて調子を戻していると思われる
本来の計画より1年遅れてしまったけど、菊花賞を取った時の力が出せれば今回もいい勝負はできるはず
3000m超は19年の菊花賞1度きり
阪神大賞典以外のもうひとつの前哨戦、2500mの日経賞からきている
日経賞からの有力馬カレンブーケドールと日経賞ではクビ差、有馬記念では同着と、2500mではほぼ力の差はないと言える
日経賞組の3200mでの評価が難しい中、カレンブーケドールと2500mで同等の力を持つ3000m実績ウマ娘(菊花賞ウマ娘)なので注目度は高い
スタイルは、気分で中段のどこかに控えて、最後に差しにいく感じ
性格面だけど、気性はよくなく、菊花賞の前のレースでは武豊に、気性面はまったく成長してないと切り捨てられた
が、それでも3着には入るし、次の菊花賞は優勝
とりあえずクセは強いみたい
そこから2年たっているし、いまの性格がどうなのかはいまいち情報が見当たらなくてわからない
ネットにはお父さん(馬主)の悪いうわさがいっぱい書かれている
(ウマ娘的要素なにも書いてないな)
長くて途切れちゃったので続き↓
イタリアの豚トロの塩漬けで、実は本場のカルボナーラはベーコンじゃなくてこれを使うといわれています。
これをぐぐってみてください。馬しか出ないでしょう。
ウマ娘でも高名なメジロマックイーン。この馬の名前はスティーブマックイーンから取られています。
ではマックイーンで検索してみてください。そこにスティーブマックイーンの姿はないでしょう。
別にこれらが特別のことではなく、多くの馬は実際の固有名詞から引用されています。
ネオユニヴァースはラルクの曲からとられていますし、キズナはオレンジレンジの曲から取られています。
リンカーンとかスピルバーグとかルーカスとかそういう人名は無数にあります。
それこそ、プラトニックラブに違和感を覚える少女が、アリストテレスを検索しSNSに救いを求めるところを想像してください。
いやマジな話として、種牡馬danzigはダンジグと読むべき論者強硬派が、リアルにダンツィヒ在住していて、検索ノイズになるのを排除したいと言っているのをネットで見たことがあるぐらいに問題化すべき話であり、マヤノでナイーブに嘆いてる場合じゃないんですよ。
毎年数千頭の固有名詞を送り込んで、動物オタクとして写真パシャパシャしまくってネットに上げまくる我々競馬オタクが、なんで人様を非難できようか。
競馬ファンって何十万何百万と馬にぶっこんでる気の狂ったオッサンが大半なわけだよ。
あいつらが「俺の好きな馬の検索汚染がひどい…」なんて泣いてると思う?
んなわけないでしょ。
今でも罵り合い貶し合ってるわけですよ。
互いにリスペクトした上で自分の好きな馬の良いところを語る…なんてことあるわけもなく、
海外コンプだの府中専用機だのポキオンタイマーだの薬物失格だの天皇賞11着だの、
エルコンはモンジューに負けてスペは勝ったからスペのほうが強いだとか
そういう不毛にもほどがある言い争いを20年以上続けてきてるんですよ。
「種牡馬失敗確定www」「鈍足駄馬www」
てなもんですよ。
「もし三冠馬になっていたらと思うとゾッとする 」だのさんざん言われてただろ。
ディープなんて未だに「ドープインパクト」とかいって煽られとるんやぞ。
馬主が「ゲームに出したらボロクソに言われるかも」なんて危惧してるとしたら
そんな競馬ファンがいまさら「ウマ娘のせいで好きな馬が汚されて…」って何の冗談やねん。
素晴らしい意見です! 蒙を啓かれました!
たかだかサジェストに「嫌い」と出てきたくらいでゲームやそのプレイヤー全体を否定しだしたり、
増田とかいう掃き溜めに書かれたエアシャカールがどうだのマヤノトップガンがどうだのといった記事に感化されて「オタクはわきまえろ」なんて言い出さないよう気をつけていきます!
競馬って本当にクソだな……
ウマ娘のライスシャワー回を見たときも同じような気持ちになったけど、今はもっとその気持が強い
人間が勝手に競走馬をレースに出して無理やり無茶な運動させて、それで無理をさせて壊しておいてケチをつけるとか虐待にもほどがあるわ……
剣闘士を競わせて死にものぐるいにならなければ👎ブーイングをかましているのと何が違うんだ
なにが「ナマケモノ娘」だよ
なにが「くだされた天罰」だよ
読んだ時は「ほーん。ゴルシみたいな面白エピソードがあったんやなー」程度に思ってたけど、史実を知ったら愕然としたわ
菊花賞馬になったフクキタルだったが、古馬になってからは一転して、裂蹄や球節炎など蹄の病気に悩まされ、順調にレースが使えなくなり、勝てなくなった[5]。
5歳時には金鯱賞6着[注釈 6]、鳴尾記念8着、有馬記念13着と全て着外に終わった。
6歳時には京都記念2着、産経大阪杯2着となったが、春の天皇賞は7着、宝塚記念は5着に終わった。
そして、7歳時に金鯱賞10着を経て出走した2000年の宝塚記念8着後、調教中に右前浅屈腱炎を発症し引退。細川自身が個人所有するという形で種牡馬となった[5]。結局、菊花賞後、1つもレースで勝つことができなかった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/マチカネフクキタル より
面白おかしく脚色されたおかげでギャグみたいな空気に昇華されてるけど、やってること自体は単なる残酷ショーだろ
いくつもの不調を抱えながら頑張って走って、それでも「期待はずれ」「金返せ」「騙された」「福来る(笑)」ってかよ。
本当に不快だわ。
俺はウマ娘だけで十分!
年間7000頭以上生産される競走馬のうち、天寿を全うする事が出来る馬は1%、競走馬以外の形で第二のキャリアを過ごせる馬が10%くらいと言われている。
Q、残りの馬はどうなるのか?
A、「肥育」=つまりは食肉になる
馬はたしかに可愛いが、牛だって豚だって知能もあれば感情もある可愛い動物だ。だから、可愛い馬を肉にして食うなんてとんでもない、などと寝言を言うつもりはない。
馬主=飼い主には、動物愛護法に則って命を責任をもって養う義務があるのだ!最後まで飼えないのなら飼うな!などと犬猫と同じような理屈(それはそれで正論だが)を言う気もない。
馬を飼育するための費用は膨大で、牧場などに預託する場合は、1頭につき年間100万円近くを要するし、広大な土地も必要であり個人で飼育する事は多くの場合難しいだろう。
しかし、引退する競争馬と他の食肉になる動物たちの違いは、競走馬には自分自身で人間なんかよりも大金を稼いで来たし、これからも馬として働いて稼げる可能性をもっているということだ。
馬たちの持つ経済力や可能性を活かして、馬たちの福祉に利用する道が拡大できないのか?ということを考える方がいい。
年間7000頭もの競走馬は、全国に800ほどある生産牧場で誕生する。
牧場が生産した競走馬の余生を過ごさせることが出来ればいいかもしれないが、生産牧場も非常に厳しい。2000年初頭には1600くらいあった牧場が、この20年余りでおよそ半分にまで減少している。
競走馬は、飼育している牝馬に数千万~数十万円もする種付け料を支払って交配する事で生まれる。セリに出すまでの2年間に、生産から競走馬としての基礎を調教されるが、
仮に1頭に生産者1人が付きっ切りで面倒を見た場合、人件費2年分が乗る形になる。
セリ市は、毎年高値が出たと報道されるセレクトセールとセレクションセールがあり、それぞれ平均売却値が異なるがセレクションセールでの売り上げ平均額1400万程度となることも多い。
飼育に必要な費用や設備投資資金、2年と言う歳月を考えれば、1400万円は高いとは言えないだろう。生産者が全ての引退馬のことを考える余裕はないはずだ。
大きなファームともなると、有力馬を生産し、著名なレースを勝ち1億円以上の賞金額を稼いだ功労馬を繋養していることはある。
種牡馬や繁殖牝馬を引退し、馬主と牧場に多額の利益をもたらすと同時に自らの老後の資金をも稼いだ馬たちだけが、
清潔に保たれた専用の馬房と広大な放牧地を与えられ、時折訪れる往年の競走馬時代を知るファンたちに敬愛の眼差しで愛されながら余命を全うさせてもらえる。
競馬ファンから気にかけられる成績を残せなかった馬たちの中にも、馬主が年間100万円以上にもなる預託料を支払って、養老牧場で過ごさせてもらえる馬主に恵まれた幸運な馬もいる。
預託料の相場としては年間60万円~120万円くらいといったところのようだ。個人で馬を飼育しようとすると、牧草をロット単位でしか売ってくれず割高になるというが、月々8万円くらいらしい。
牧場でまとめて購入する場合は安くなるとしても、日々のケアにかかる時間と手間を考えたら1頭当たりの月々の手間賃は高くはない。
受け入れれば長期に渡って、安定した売り上げが期待できるとは言え放牧地や厩舎を用意するなら、仔馬の生産に使った方が利益になるし、養老牧場は生産者の善意や馬への愛情で成立してるようなものだろう。
同様に馬への愛情や善意のみで成立しているものにNPO団体や、馬と関係があった人、担当厩務員や調教師など、が立ち上げた「○○の会」の様なグループも存在する。
共通するのは一口数千円/月の会費や寄付金によって年間100万円にもなる預託料を得て養老牧場で繋養してもらうという方式だ。
具体名はださないけど、某地方競馬場で連敗記録で有名になった馬も現在はかつてのファンの善意で老後を過ごしていたりする。
NPO団体の会計をみると、100万円のうち会費と寄付で40万円、助成金で60万円ほどを得てギリギリで回していたりするので、こうした事業も難しいのだろう。
競走馬というのは、非常に気性が激しくて速く走る為の訓練を受けているアスリートで、これをすぐさま乗馬にするということは難しいらしい。また全ての馬が乗馬にむいている訳でもないとも。
かつては数億円を稼ぎ、種牡馬としても活躍した馬が、最後に乗馬として売られる事も珍しい話ではない。非常に幸運な馬になると、警視庁騎馬隊の乗馬に転身することもある。
乗馬になる馬は、乗馬クラブなどに1頭あたり200万くらいで競り落とされて、そこで訓練を受けたりするようだ。
岡山には引退馬の乗馬訓練を行って、それをオークションで販売しているような乗馬クラブもあったりするそうだ。
誘導馬として、あるいは観客をもてなすマスコットとして、競馬場で働いている馬もいる。これは本当にまれなケース。
ただ、東京競馬場には、誘導馬や乗馬を含めて40頭程度が生活している。JRAも、引退馬の事はかなりきにかけているのだというのが分かる。
馬事学園や、全国の農業高校、競馬学校などで、教育目的で学生が実習に使う馬もいる。それも決して数としては多くない。
ざっとこんなところか。
7000頭も毎年生産されるのに、馬として最後まで人と共に生きる事が出来る馬は少ない。多くは馬肉になるという現実を知って競馬への接し方や見方は変わってしまうだろうか?
馬はとても可愛いし、賢い動物だ。俺は馬が好きだし、競馬も好きだけど、だからと言って馬肉を食べる事を否定しない。
今後、1頭でも多くの馬が最後まで生きていける為に、人間はどうすればいいのだろうということを考えてしまう。競馬なんてなければ・・・本当は一番なのかもしれない。
だが、農耕馬だって、財布にされるために殺される現実もある。きっと人間の都合で殺される馬がゼロになる事はないんだろう。でも、1頭でも少なくなればいい。俺はそう願ってる。
馬券の販売価格に初めから引退馬の繋養費用に使う金を10%でも20%でも乗せてもらってもいいくらいだし、競馬ファンとしてはそれくらいはしたいって気持ちもある。
そのお金で、海外にでも繋養できる土地を持って、最後まで命を全うさせられる頭数だけを毎年生産するように生産を絞る。それくらいはしてもいいと思うよ。
https://www.youtube.com/watch?v=r2WQDU8DWpo
https://www.youtube.com/watch?v=HVUKxeKg4WQ
これに著作権者の言うことだから聞くべきだと言っているブコメがあって驚いた。
著作権というのは憲法上の権利ではなくて、国が著作権法という法律で認めた権利だ。歴史的にも、憲法で表現の自由が規定されるようになった18~19世紀前半には著作権保護はろくすっぽされていなかった。そして、著作権を国家が保護するということは、ある著作物を利用して二次創作をつくる人を国家が抑圧する、という側面をどうしても持たざるを得ない。それが表現の自由に照らして問題ないと思うのはちょっと信じられない。それに著作者が二次創作はダメだと言ったらそれでおとなしく諦める、という淡泊な姿勢も納得がいかない。私は、(性的な表現を含めて)二次創作者は、どうしても二次創作を書きたいから書くんだと思っていた。こんな淡泊な姿勢をとる人が多いということは、実は単なる商売のネタに過ぎないのかな。訴訟になると面倒だから、ということならまだ分かるが。
私は著作権や著作者人格権が必要ないとはまったく思わない。でも、パロディ事件しかり、ときめきメモリアル(メモリカード)事件しかり、日本の著作権法や判例法理は国際的に見ても原著作者保護が極めて強いわけで、それは表現の自由に照らして非常に問題があると思っている。著作権には表現の自由が及ばない、みたいなことを言っている人がいるのは驚きではある。原著作者が権利主張を始めたらいわゆる二次創作物を壊滅させることができる(コミケは単に目こぼしされているだけ)、それを国が著作権法によって認めている、それが問題だと思わないのか。そういう問題意識を持たない人には二度と表現の自由などと口にしてもらいたくない、とすら思う。
~おまけ~
『ウマ娘 プリティーダービー』の「お願い」は、
キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。
本作品には実在する競走馬をモチーフとしたキャラクターが登場しており、許諾をいただいて馬名をお借りしている馬主のみなさまを含め、たくさんの方の協力により実現している作品です。
モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮くださいますようお願いいたします。
というものだった。
https://umamusume.jp/news/detail.php?id=news-0106
これは、そもそも著作権や著作者人格権から来る要求とは考えられない。競走馬は著作物ではないから、著作権や著作者人格権の客体ではあり得ない。馬主が不快に思われる表現をやめよと要求する権利があるとすれば、おそらくは馬主の名誉権などの人格的利益の保護となるだろうか。競走馬ないしキャラクターのイメージを著しく損なう表現をやめよ、と要求する権利があるとすれば、知的財産権というよりは、商品化権ないしパブリシティ権(キャラクターのイメージの毀損については著作者人格権の問題になり得るが)といったビジネス上の権利の問題になるだろう。これを概括して「著作権」による要求と解するのは粗雑に過ぎる。
キャラクターのイメージの毀損については、一般的に性的な表現がすべてそれにあたると簡単に言うことはできないのではないか。たとえばどぎまぎイマジネーション事件※(ときめきメモリアルのもう一つのアレ)の東京地裁は、詩織ちゃんが「優等生的で、清純な、さわやかな印象を与える性格付けが、本件ゲームソフト及び関連商品の売上げ及び人気の向上に大きく寄与している」という一方で、被告が「清純な女子高校生と性格付けられていた登場人物の藤崎詩織と分かる女子高校生が男子生徒との性行為を繰り返し行うという、露骨な性描写を内容とする、成人向けのアニメーションビデオに改変、制作した」ということを問題にしているのであって、一般に性的な表現は許されない、と言っているわけではない。ある改変行為(性的な表現に限った話ではない!)によってイメージの毀損がなされているかどうかは、そのキャラクターがどんなキャラクターなのかということを考察してみないと始まらない。
「モチーフとなる競走馬のファンの皆さまや、馬主さまおよび関係者の方々が不快に思われる表現、ならびに競走馬またはキャラクターのイメージを著しく損なう表現」として、性的な表現一般がそれにあたるのではないかと考えた人がそれなりにいたことは確かに興味深い。
(もっとも、これに関するツイートを見ると、性的な表現に限らず何が「不快に思われる表現」なのかはよく考えてみないといけないはずだというものもあって、結構冷静に考えている人がいるのが分かる。
例:https://togetter.com/li/1239211 ; https://togetter.com/li/1673486)
ただ、私自身は、これは「「何にエロを感じるのは人それぞれだし、どこからエロくてどこからエロくないか線引きなど出来ない」と噛み付いていた人々が「ウマ娘のエロ絵は禁止」の一声で「何がエロだと受け取られ、馬主を不愉快にするか」をきちんと自分達で考え始めたの笑う」(https://twitter.com/rtoiuyuiotyuijj/status/1371455240143212545)というのとは正反対の事態ではないかと思う。先ほども言った通り、何がキャラクターのイメージを毀損するかというのは、そのキャラクターがどんなキャラクターで、どんな描写をしたらイメージを毀損するのかを具体的に考えなければ分からないはずである(そして、そうするべきだ、という人も確かにいた)。むしろ、性的な表現一般を諦めるという態度をとった人が少なからずいたということは、「何がエロだと受け取られ、馬主を不愉快にするか」を考えられないから、一般的に性的な表現はやめました、ということになったのではないだろうか? まあ、自分の描くものはあまたある性的な表現の中でも確実に人を不愉快にさせる類のものだからやめました、ということなのかもしれないが。
※どぎまぎイマジネーション事件では、東京地裁は詩織ちゃんのイメージの毀損によってどのくらいの損害が発生したのかという問題をあまり扱っていない。イメージの毀損という無形損害の賠償はどうしても裁判官の裁量、つまりブラックボックスになりがちだとはいえ、ゲームソフトの売り上げの損失(をコナミが証明することは困難だろうが)や、詩織ちゃんを使った事業にどのくらいの問題が生じたのかというような部分で争う余地があったのではないだろうか。それこそ表現の自由の観点に照らせば、「被告の行為によって受けた原告の信用毀損は少なくないと解される」という短い言葉で検討を終わらせて良いとは思えない。判決文の短さから察するに、被告の法定代理人が無能だっただけかもしれないが。
~追記~
(ブックマークより)
法解釈論と立法(法政策)論は別物だからな。増田の言うことは「日本もフェアユースを認めるべき」と前から議論されている。一方現行法上サイゲの「お願い」は正当性がありそれは尊重されるべき。
そんなに厳然と区別できるものではないと思う。ある法解釈の結果、いかなる帰結が発生するかという帰結主義的な考慮を法解釈に持ち込むことは裁判所も普通にやっているだろう※。著作者人格権については、著作権法20条は、著作物の改変について、客観的な名誉侵害等からの保護というよりも、主観的な思い入れを強力に保護しているようにも読める規定になっているわけだけれども、著作権を現実に行使するのが、著作権を管理している出版社やレコード会社といった大資本であることに鑑みれば、その解釈は非常に大企業に有利な体制を作ることになる。立法によってテクストを変更する前に、解釈の可能性が開かれているとき、まず解釈で争うことを諦めるべきではないと思う。
※もちろん、あまり政策的な考慮を重視するべきではないという立場はあり得る。特に刑法の場合、罪刑法定主義との関係上、処罰をする方向へと政策的な考慮を強力に効かせることには問題がある(古典的な例では、電気は財物にあたるかという問題が良く採り上げられる)。ただ、政策的な考慮を一切しないというのは、それはそれで異様な考え方ではないか。
なお、一見してみて、Cygamesの「お願い」が一理もないとは思わない。仮におうまさんのことは度外視しても、ファンコミュニティの維持は大事なことだろうし。単に、著作権には表現の自由は譲るという単純素朴な理解をしている人がいることが意外だっただけである。
メタボ教授「競走馬(種牡馬)は法律上『金融商品』なので単純に損害賠償請求される恐れがある」https://youtu.be/o3glYqYwsHs
金融商品とは何のことだろうか。カッコつきで書いてあるということは、金商法上の金融商品(有価証券、預金債権等、通貨)ではないということかな? キャラクターないし商品イメージ、ブランドイメージの毀損について不法行為による損害賠償請求がされうるというのはその通り。パブリシティ権との関係では馬名の使用について許諾はいらないということになるとしても、後からゲーム中の描写がイメージの毀損になっているとケチをつけられると訴訟を抱えて面倒になるから、馬名の使用を拒否する場合はその馬名を使わない、というゲーム会社の経営判断は理解できる。ただ、この金融商品という言葉遣いは唐突に感じる。
憲法上の権利である財産権と幸福追求権を著作権と著作者人格権という形で具体化しているので著作者の権利は基本的人権の範疇では。おまけは113条11項的なアプローチと思うので著作者人格権の問題なんじゃないかと。
確かに、あらゆる法律上の権利は煎じ詰めれば何らかの憲法上の権利に行き着く可能性が高い。ただ、憲法上の権利である表現の自由と、憲法上明示されていない著作権とをフラットに扱って、何も重み付けをせずに天秤に乗せるべきものなのだろうか? あと、おまけでは「お願い」が著作者人格権の問題ではない、ということではなくて、法的な権利の性質・主体・客体がバラバラな諸要求が一枚のお皿に盛られているので、著作権とひとくくりにするのはまずいということを言っている。
著作権と表現の自由の問題は多分学問的にもまだそれほど論じられてないので表現の自由戦士の中でもガッツリ法学系の人じゃないと考えるのも難しかろうとは。現状の著作権システムを是認するのが不当とは言い切れんが
これは、知らなくてもしょうがないかなという気はする。ただ、こういう論点も考えられるようにしておかないで何が表現の自由かとも思う。実際には、超有名論点にすら関心は持たれていない(性的な表現を制限する刑法175条がまるで問題にされていないようだし)のでそんなのは無理、ということになるかもしれないが。
そもそも「表現の自由戦士」はただのレッテルであって、何でもかんでも表現の自由をゴリ押す人たちのことじゃありません。法律に守られた権利を「お気持ち」でゴリ押そうとする人たちに抵抗しているだけです。
私は「表現の自由戦士」というレッテルは使っていないと思うのだが・・・。「法律に守られた権利」というけれども、ある表現に対する「お気持ち」表明(これもまた表現だ)を差し止める権利が表現の自由に含まれているとは解されない(名誉毀損のような場合は別だが)。それとも、「お気持ち」に基づいて出版物の差止め訴訟を濫発した、みたいな事件があるのかな? せいぜいツイッターでボロクソに言われた程度の話しかないような気がするけれども、それが元増田の言葉を借りれば「自由の制限」とはまことに大仰な話だ。
※以下はこの方に対する直接のリプライではないが、関連する内容ではある。
性的な表現(正確には、わいせつobscenityにあたるもの)というのは、日本やアメリカの判例法理上、保護されない言論と位置づけられている。なぜかというと、表現の自由について司法審査の基準を厳しく設定する理由として、民主的過程の維持や人格の発展といった目的が持ち出されるわけだけれども、ということは、逆にいえばそういった価値との関わり合いが薄い表現は、別に手厚く保護しなくて良いということになる。となると、性的な表現は「法律に守られた権利」とすら言えないのではないか。私は、それで良いとはまったく考えないけれども、それならそれで現在の判例法理を覆す理由付けを考える必要がある。悲しいかな、私は専門家でもないトーシローだし、中々良い案が浮かばない。表現の自由について考えている人は、是非この問題について詳しく調べてみて、知恵を貸して欲しい。なお、定義的衡量(何が「わいせつ」にあたるかという論点で戦う)をいくら頑張っても、いわゆるハード・コア・ポルノにとっては役に立たないということは申し添えておく。
二次創作者やその支持者の大半は「表現の自由」を信奉してるわけでは無いと思ってる。その観点から「表現の自由」という言葉を軽々に使うなというのは分かる / エロ即ち不快表現との理解はびっくりするよね
そう、私も性的な表現がただちに不快な表現にあたると解した人が少なからずいたことが驚きだった。こういう短絡を起こしたということは、将来、あらゆる出版社やゲーム会社がこの手の「お願い」を出したら、性的な二次創作表現は全部ピタリと止むということになるんじゃないかな・・・。
・キリがないので重賞馬に絞ってある。
・【】内はおもな勝ち鞍
・調教師から「重賞を勝てる馬」と太鼓判を押され、素質はおおいに期待されていた。
・デビュー前から喘鳴症を患って初出走が大幅に遅れる(3歳時の6月)。
・条件戦では走りさえすれば勝てるような馬だったものの、4歳春に屈腱炎で一年半以上レース不可能になるなど脆弱な体質に悩まされ、6歳になるまでの出走回数は6回のみ。うち4勝。連対から外れたことは一回だけ(そのときも3着)だった。
・6歳のシーズンにようやくまともにローテが組めるようになり、プロキオンSで初の重賞制覇……が、またも故障で予定していたGIレース出走を取りやめに。
・7歳の6月に復帰したもののそのレース後にまたまた故障。さすがにもう高齢ということで引退。
・2005年のデビュー二戦目で重賞である新潟2歳Sを勝ち取り、アグネスタキオン産駒初の重賞馬となる。ちなみに産駒中でGI初制覇はNHKマイルを2006年に制したロジック。
・同年の朝日FS(GI)でも四位入着を果たし、アドマイヤムーンやメイショウサムソンといった2005年組のクラシック有力馬の一頭と目される。
・が、皐月賞で18頭中17着のブーピーに沈むと、放牧に出されて長期休養。復帰したのは皐月賞からちょうど一年後の4月だった。
・復帰後はファンも驚くほど精彩を欠き、15戦でわずか1勝。5歳以降は入着ラインにも達せなかった。
・それでも2歳時に輝きを信じて走りつづけたが、8歳時のレース後に脱臼が発覚。予後不良。
【エリザベス女王杯(GI)、有馬記念(GI)、桜花賞(GI)、秋華賞(GI)、大阪杯(GII)、ローズステークス(GII)】
・感冒でオークスを回避、調教中にウッドチップが目に入り角膜炎に罹ってドバイ遠征中止、骨瘤でヴィクトリアマイルと宝塚記念に出走不可となるなどつまづきが絶えず、最終的には屈腱炎で5歳のシーズンを見ることはなかった。
・それでも牝馬クラシック2冠や有馬記念を含むGI4勝をあげたのだから凄まじい。同世代のウオッカととも牝馬の枠に収まらない名馬として讃えられた。
【シンザン記念(GIII)、弥生賞(GII)、京都記念(GII)、】
・当初は順調にクラシック路線の前哨戦を勝ち上がり、皐月賞トライアルの弥生賞を勝つも、本番では4着に終わった。
・それでもダービーでは3着と意地を見せ、玉座も伺える実力を証明。そして三冠ラストチャンスである菊花賞へ……と進む前にダービーのレース中に骨折を負っていたことが判明。半年間の療養へ。
・復帰後は京都記念に勝ったり海外GIに挑戦したりと健在をアピール。人気投票で宝塚にも出走……だが、ドベに終わり、レースから数日後にまたも骨折が発覚。5歳時の年初に復帰したものの、この年は早々に故障して一走だけ。6歳の夏に引退。
・骨折を重ねた割に無事(?)に競走馬生を終えたものの、種牡馬となって以後の11歳のときに肩甲骨の粉砕骨折で予後不良。人間でいえば40歳ほどでの死だった。
【NHKマイルC(GI)、東京優駿(GI)、神戸新聞杯(GII)、毎日杯(GIII)】
・デビューから初勝利まで6レースかかった。だが、4歳時に鞍上に四位洋文を迎えて毎日杯を制すると、その後はNHKマイル、日本ダービー、神戸新聞杯と重賞四連勝。その後もGI戦線で上位争いを繰り広げ、一時は凱旋門賞出走プランまで持ち上がったものの、4歳時の8月に屈腱炎を発症して引退。引退後は種牡馬としてGI馬も輩出している。
【皐月賞(GI)、デイリー杯2歳S(GII)、朝日チャレンジカップ(GIII、二回)】
・父アグネスタキオンとおなじ皐月賞馬となったものの、やはりその後に父同様故障でクラシック戦線から外れてしまう。
・ただ父とは違って6歳のシーズンまで戦った。故障からの復帰後はGIレースでこそ目立たなかったものの、朝日チャレンジカップを二連覇するなどGII以下では存在感を示した。
・やはり体質の弱さからややデビューが遅れ、皐月賞には間に合わず。それでも青葉賞を勝ってダービーに出た。
・ダービーでは七着に終わったものの、菊花賞には出よう……としてやはり故障。クラシック路線はここで打ち切り。どころかその後は一年半もレースに出られなかった。
・復帰後はオープン戦で微妙な順位に入線する微妙な感じの馬になり、全く勝てなくなる。ラストランではなぜか障害の未勝利戦に挑戦して五年ぶりの一着になるも、そのまま引退。タキオン産駒が障害なんて死んじゃうよ!とドギマギしたファンもほっと胸をなでおろした。
・かねてから素質の良さは評価されていたものの、デビュー後はややもたついた。それでも3歳2月にきさらぎ賞を獲ると皐月賞、ダービーでは入着馬(4着、5着)となり、菊花賞こそは陣営は意気込んでいた。
・……ものの当然のように骨折(調教中)。そのまま3歳シーズンが終了。
・復帰するとやはり勝てない馬と化してしまい、重ねて屈腱炎を発症。5歳シーズンはろくろく走りもしなかった。
・それでも6歳シーズンには関屋記念(GIII)を勝ち、重賞コースに返り咲く。が、翌年にまたも骨折。復帰したときは9歳の11月で、一回だけ走ってドベで引退。
人間がいなくて馬人間しかいない世界観ならまだわかったんだが、そうじゃなかった
会話等のコミュニケーション能力は人間と変わらない
運動能力は人間とは桁違いで、サラブレッドと同じくらい速く走れるし、パワーもある
まず、1番気になる点として、ウマ息子?ウマ野郎?は存在しないっぽい
お母さんやおばあさまは言及があるので、ウマ娘からウマ娘が産まれるのは間違いないようではある
また、マックイーンのプロフィールに、両親という記述があることから、親は2人必要なのは確定である
ということは1番あり得るのは、外見は人間の女の子のようではあるが、雌雄同体だと考えるのが妥当か
または、我々現実世界の馬の魂を受け継いで産まれる(=キャラが作成される)という説明があることを思えば、あくまでこれは物語であって、世界観としては虚構ベースを出るつもりがない、というのもひとつの説明としては成立すると思われる
次に、トレセン学園とは何かが気になる
ウマ娘は競走馬になるためには、トレセン学園に入学する必要がある
その学生のみがウマ娘のレースに出場でき、ウマ娘レースは人間も大勢動員できる国民的娯楽と位置付けられている
普通に考えれば、ウマ娘レースは大きなお金が動く経済活動である
我々の世界でトレセン学園に最も近いものとしては、宝塚音楽学校が相当するのではないかと思う
普通の中学や高校ではないが、寮に入れてみっちり管理し、トレーニングし、興行に起用するシステムである
芸能事務所や、サッカーのユースチーム、または競艇や競輪でいう訓練所などもトレセン学園に近いと言えるが、習い事や訓練所というより、もっと学校っぽさがある場所であるため、おそらくトレセン学園は、宝塚音楽学校と同様、学校教育法上の各種学校に相当する教育機関であると思われる
これに関しては言及がないが、実際の馬と同様に、人よりは短いのではないかと考えられる
というのは、国民的人気な娯楽が、人間で言えば中学生から高校生相当のウマ娘によるレースだからである
人と同様な成長をするのであれば、走力のピークは20代前半であるはずで、実際100メートル走の世界記録は23歳、800メートルの世界記録は24歳が出している
おそらくウマ娘の走力のピークは中学生から高校生相当、つまり人の年齢の2/3程度の年齢のウマ娘が人の年に相当するくらいに成長が速い
あくまで、見た目の推移は人間の年齢と同様ならば、という仮定が入ってしまうが、ウマ娘の平均寿命は50歳前後ではないか
となると、12歳程度でトレセン学園に入り、そこから様々なことを学びながらレースに出て、18歳高等部卒業=競走ウマ娘引退ということだろう
マックイーンの家におばあさまがいることを思うと、18歳で卒業したらわりとすぐ種牡馬入りしていることがわかる
祖母18歳で母を産み、母も18歳でマックイーンを産み、マックイーン15歳なら祖母は今51歳だ
ぎりぎり成立している
おそらくレースで強いウマ娘同士が結婚して子供を作り、さらに前述の通り雌雄同体であることを思えば、レースで活躍すること、学園で人気を得ること=子孫を残しやすくすることであるだろう
そう思うとなかなかどろどろした恋愛模様が学園で繰り広げられてそうだな
トウカイテイオーがマックイーンに照れてたのは恋愛感情でおかしくはないのかも
引退後のウマ娘がメジロ家のように豪邸に住み、スタッフとして人間を雇っていることから、ウマ娘にも基本的人権があることが推察される
差別があるならメジロ家スタッフはレースで活躍できないウマ娘であるはずだが、人間を雇っているのである
なんて素晴らしい世界!
これはつまり、馬主のように特定のウマ娘を人間が所有することはどうやらなさそうだ
スペシャルウィークが人間に育てられたように、人間とウマ娘の同居はあるのだろうけども
ということは、ウマ娘は、レースで勝てば莫大な賞金を得ているはずである
ちょうど野球選手やスポーツ選手のように、スターウマ娘は億の額を稼いでいるはずだ
それにより名門のウマ娘は豪邸に住めるのだろう
が、肝心の種付料を支払う馬主や牧場主がおらず、また、このような社会生活を営んでいる以上、広く種付相手を募り、お金を支払って種付してもらうようなシステムはこの世界にないのではないか
タイガーウッズやイチローが、ゴルフ上手い子、野球上手い子を育てたいなら種付します、500万です、とか言ったらおかしいわけで、それと同様だろう
トレセン学園に入らなかったウマ娘はレースせず、人間と同じ仕事をして、社会生活を営んでいるらしい
この人たちは普通に寿命が短くてパワーが桁違いの人間として社会に溶け込んでいるのだろう
同じ学校に通ったとしても、少なくともウマ娘だけのクラスやウマ娘だけの体育はあって然るべきだろう
一緒に鬼ごっことか無理
まだまだ理解不明なこといっぱいあるなー
マックイーンの扱い次第では史実改変因子発動するかと思ったけど
なによりも「トウカイテイオーが有馬記念に出走するためには特別な理由が必要」というフラグまで。
徹底的にテイオウ虐にこだわるアニメスタッフからしたら、100%史実通り投げてくるわな。
2期は、JCをすっ飛ばすみたいなことはやってるけど史実のレースの結果自体を変えるつもりはあんまりないのかな。
秋初戦の京都大賞典では、2分22秒7という当時のコースレコードで、レガシーワールドに3馬身半差をつけ優勝。この結果、獲得賞金が史上初の10億円突破となった。しかし、天皇賞(秋)4日前の10月27日、ウッドチップコースでの追い切りを終えた直後に歩様に異常が見られ、検査の結果左前脚部繋靱帯炎を発症していることが判明。2日後の29日に池江から現役引退・種牡馬入りが発表され、約1か月後の11月21日、京都競馬場で引退式が行われた
それにしても、同じシンボリルドルフの息子なのにアイルトンシンボリの存在が抹消されてるのほんと悲しい。
当然ながらシンボリルドルフ以外にも、シンデレラグレイでシリウスシンボリすら実名で登場しているので、シンボリ牧場はウマ娘そのものを拒否ってるわけではない。
それでも、アイルトンシンボリはモブ馬と名前だけでも登場することを許されなかった。
引退後1997年よりシンボリ牧場にて種牡馬として供用されるも、産駒数の少なさもあり活躍馬は出せなかった。
2004年に種牡馬登録抹消(理由は転売不明)となった。功労馬繋養展示事業の対象馬になることはなく、同牧場を出されてからの消息は不明である。
その昔、ウォーエンブレムという種牡馬がアメリカから日本へ輸入された
アメリカ三冠(ケンタッキーダービー、プリークネスS、ベルモントS)のうち二冠を制覇した名馬で、サンデーサイレンスで大成功を納めた社台ファームが後継馬として輸入した馬
競走成績は文句のつけどころがないうえ、自身の血統にノーザンダンサーもヘイルトゥリーズンも含まれていないので配合のし易さも魅力であった
しかし20億円超の高額で輸入されてきたウォーエンブレムには大変な問題があった
生殖能力には問題ないのだが、牝馬に一切興味を示さないのである
生産者が何度も試してみるうち、小柄な牝馬にだけは興味を示すことが分かったので、小柄の牝馬をあてがっておき発情したところで牝馬を取り換えるという手法がとられた
しかしながらその事実に気付いたウォーエンブレムは激怒し、交配自体を拒むようになってしまった
種牡馬としてのシンジケートは初年度で解散に追い込まれ、保険会社からは購入額の8割程度の保険金が支払われた
その後も試行錯誤が行われ、毎年数は少ないが産駒が産まれ、それら産駒がG1レースを計4勝するなど種牡馬としての能力は非常に優秀であった