はてなキーワード: 稀少とは
俺は沖縄県民だ。
多くの人は、居酒屋やそこらのお店で売っている手ごろな泡盛を、旅行気分で飲むのだろう。
でもその時、「泡盛、おいしい!」と感じる人は少ないと思う。
そのようなシーンで出てくる泡盛はだいたい新酒である。蒸留したての泡盛だ。どぎつくて癖のある風味が口に広がる、沖縄県民でも10人中9人が「まずい」というような風味だ。
だがちょっと待ってくれ。泡盛は新酒と古酒とでは全く異なる飲み物なのだ。蒸留したての泡盛が売り物として世に出回ったのは、1945年の沖縄戦ですべての古酒を失い、いちから事業を再開せねばならない酒造メーカーが当座の資金繰りのためにやった苦肉の策であって、本来の泡盛は古酒でしか飲まないものである、という説が(俺の中に)あるぐらい、新酒と古酒は違うのだ。
新酒はとにかくきつい。ウイスキーだって蒸留したての酒を2,3年は樽貯蔵してから初めて売り物にするのだから、あれをロックやストレートでおいしく飲める奴はかなり重症ではないか。水割りもまずいと思う。
ともかく、新酒を飲んで泡盛体験を終えるのはもったいないし、むしろ負の体験にしかならない。
だからそう、古酒を飲んでほしい。泡盛の古酒はうまいしコスパもいい。
ジョニ黒というウイスキーがある。12年物メインでブレンドされた酒で、アルコール40度の700mlで2,000円代で買えて、うまい。そりゃ世の中にはもっとうまい酒もあるだろが、ジョニ黒はコスパの良さに定評がある酒で、俺も好きだ。
このジョニ黒と同程度もしくはそれ以上の泡盛の銘柄がたくさんある、と俺は思っている。俺はそう感じている。俺はこれを紹介したい。
もしもあなたがウイスキーや焼酎を楽しんでいるのならば、ジョニ黒と同程度もしくはそれ以上にうまくて、かつ、2,000円代で買える泡盛を紹介したい。あなたに。沖縄で泡盛を飲むときの参考にしてもらえれば幸いだ。
県内の酒造メーカーからなる沖縄県酒造協同組合がつくっている古酒だ。琉球泡盛の一番槍みたいなやつだ。
泡盛は3年ほど貯蔵したものを古酒と呼べるのだが、飲むのならば10年以上の古酒を勧めたい。泡盛は5年から7年目にかけて急速に熟成が進むと言われており、正直3年ものの古酒を飲んでも熟成感はないしあまりおいしくもない。
だが10年以上の古酒ならば、古酒ならではの香りと味わいを楽しむことができ、おいしい。
瑞穂酒造の古酒。泡盛の古酒の香りはバニリンというバニラの香りと同じといわれている。泡盛の古酒にはソフトクリームのような甘ったるさとアルコールの香りが鼻の奥を抜けるような感覚があって、古酒を飲み込んだ途端にその感覚は消える。そうして、その感覚を追いかけるようにして、もう一度古酒を口に含む。おいしい。
瑞泉酒造の古酒。他にも10年古酒として「king」という銘柄も出しているが断然こっちがおいしい。
菊之露酒造の古酒。宮古島の酒造メーカー。同酒造の沖縄ローカルCMでは魔裟斗や国仲涼子が出ている。心地よい香りと味わい。アメリカンコーヒーのようなすっきりとした印象でおいしい。
多良川酒造の古酒。宮古島の酒造メーカー。宮古地域は硬質の水が泡盛に向いているのか立派な酒造所が多い。
泡盛の古酒は、10年物100%ならば「10年古酒」と名乗れるのだが、10年物と3年物と新酒をブレンダーがいい感じにしておいしい泡盛を作ってしまった場合にはそうはいかない。たとえそれが10年物100%の古酒を超える酒質だとしても「10年古酒」とは名乗れず、精々「熟成古酒」としか名乗れない。久遠は10年物メインのブレンド酒であり、長期熟成古酒と銘打っている。香ばしくてとろみがあって、個人的に一番おいしい。
もちろん、もっとうまい泡盛の銘柄もあるのだろうが、海の邦、古都首里、おもろ、南海王国、久遠は2,000円代で買える。
ただし、それは沖縄県内での話だ。内地では輸送料とか酒税軽減措置が適用されないとかの事情もあってもっと高くなる。酒税軽減はせいぜい100円程度の影響しかないはずなので、主には輸送料が要因だ。
沖縄県内でも、業務スーパーやビッグワン(沖縄ローカルのディスカウントショップ)や酒のスマイルorアルテック(ともに沖縄ローカル酒屋)でなければ2,000円代で買うのは難しいだろう。これら以外の店舗ではもうちょっと高い値段がついている。
でも心配はいらない。業務スーパーもビッグワンも県内の至る所にある。
だから、もしもあなたに沖縄を訪れる機会があって、泡盛でも買ってホテルで飲もうぜとか、泡盛頼んでみようぜみたいなことがあれば、ぜひとも10年古酒を手に入れてほしい。そうすれば、沖縄の夜をもっとみんなが楽しく過ごせるはずだ。
久遠と同じく多良川酒造の古酒。2,000円未満で買える。リーズナブルでおいしい。特選古酒と銘打った、底が太ったボトル。ノーマルのビール瓶型のボトルでない。
南海王国と同じく菊之露酒造の古酒。1,200円とかで買える。ジョニ黒には負けるがコスパ最強の泡盛。8年古酒をメインにブレンドしたらしい。
忠孝酒造、瑞穂酒造がつくる泡盛。1.8ℓで1,000円強で買える。ソーダ割りにするとおいしい。泡盛新酒の他の銘柄のソーダ割りは、泡盛の癖を炭酸が強めるだけだが、忠孝と瑞穂は甘い香りがはじけて(俺の中では)おいしい。
”!?”
たくさんのブクマをいただきまして、「泡盛」という言葉が多くのみなさまの目についたことをうれしく思います。
それと同時に、先だって紹介させていただいた泡盛を飲みながら投稿した増田ですので、ブクマの多さにおののきながら読み返してみると、違う違うそうじゃない、と反省すべき箇所がいくつかあります。少し補足させてください。
1つめ、泡盛の新酒について、「沖縄県民でも10人中9人が『まずい』というような風味だ」「負の体験にしかならない」、なんて明らかに言いすぎだ。これはいけない。10人中7人だ。3割の人間だけが、あの世界に行けるのだ。顔に痣が浮かぶような奴らだ。たぶん早死にする。俺があと一歩のところで届かなかった、至高の領域だ。
2つめ、泡盛は10年以上の古酒をすすめる、としたが、もう少し正確に言うと、10年古酒で十分だ。どういうことかというと、泡盛の熟成は5年を超えたあたりから加速度的に進むが10年目あたりで落ち着くと言われている。泡盛の熟成が酸化なり何なりの化学変化であるとすれば、それが永遠に続くことなんてありえない。仕次ぎうんぬんの話もあるが、ともかく10年経てば十分泡盛は熟成している。それ以上の年数の泡盛は味よりもその稀少性なりストーリーなりを楽しむものであり、神々の遊び的なものだろう、と俺は踏んでいる。神ならぬ我が身としては、10年程度の市販の古酒を楽しみながら、甕貯蔵の我が家専用泡盛を仕次ぎし育てて数十年楽しんでいく、というのがいいんだろう、と思っている。
3つめ、古都首里の10年古酒のアルコール40度は、ラベルに沖縄限定って書いてました。通販で本土のみなさまでも買えるかもしれないけど、、、すみません。古都首里はバニラの香りが強く、たぶんバニラエッセンスが入っている(入ってない)と思います。おいしいので、地元の方はぜひお試しください。
そして、本土の方も沖縄を訪れた際には、ストレートでもロックでも炭酸でもシークヮーサーでもアセロラでもコーヒーでも牛乳でも何でも、泡盛をおいしく楽しくしてください。
あわがもりもりきんにくもりもりあわもりもり~
まだ正直ぜんぜんお前のこと知らねえんだけど、
いやーもーおまえのことばっかり考えてるわ。
一緒にいてすげー楽しいんだもん。
その会話スキルどこで身につけたの?
百洗錬磨なの?
いやホントなんだけど、信じがたいわ。
もう自分は恋愛せずずっと独身でいくぜ!って姿勢になってたし、
それがここでまさかの。
いやほんとまさかのだわ。
……身バレしないようにキャラ変えて書いてたけどもうもたないわ。素でいくわ。
オトコのふりしようとしたけど、私女なんだわ。無理だったわ。
もうね、本当にドキドキしてる。
地味に傷ついたのか性欲が失われていたんだけれど、
枯れていた性欲がなんか「あ?源泉掘り起こした?」って感じ。どうした。
最後にイイ感じの恋愛したのが20代なので、30代になった今、
前と同じテンションで恋してもうまくいかないだろうなーとは思うんだけど、
それぐらいテンション上がっちゃってるよ。
まずどうすんだっけ?何してたっけ?どうすればいいんだっけ?
決してまったくモテないわけでもない人生だったけど、それがアダになってどうしていいのかわからない。
でもなんだか、とっても良い気分!スキップしてくる!
うまくいく気はしないけど、そんなの今考えなくていいじゃん!
とりあえずスキップだよ!
芸も見た目も中身もドンピシャな人と30年ちょっと出会わず、しかもここ数年は家にテレビもない状態で平気で生きてきた
でも初めて、ついに、心から「好きだ……」と思える芸能人の手がける音楽と出合ったのは1年前のこと
日常でずっと音楽を聴いていたところ、アルバム発売をきっかけにSNSを追いかけ始めたらまんまとベタ惚れするに至る
今日はついにライブに行ってきて、終了直後に鼻息荒く(萌え語りを聞くのを趣味とする、稀少な)友人に語りまくって帰ってきた
ライブは長い長いMCから始まった アー写のポーズをとっておどけるKanさんからは高揚感が伝わってきた
Kanさんは前衛的な作曲スタイルやクールな外見、何かが乗り移ったかのようなパワフルな演奏から考えつかないくらい中身が「普通の37歳男子」(あえて「男子」と呼びたい)なところが人の心を掴むんだと思う
直前までの不安、ライブができる喜び、オーディエンスの表情が見える喜び、インスタでファンと交流した時の笑い話を「早く直接伝えたかったんだよ」という気持ちとともに話してくれた
そしてflavorから始まる本編 弾けるようにキーボードを叩く姿にただただ体を揺らすしかできなかった
Ash Blownのアレンジはかっこ良すぎたし、On My Way Homeは黄昏時の街並みが強く頭に浮かぶピアノで渋谷から幽体離脱した気持ちになった
私がKanさんを好きになるきっかけになったSit At The Pianoは私の居るエリア前に置かれたキーボードでとても楽しそうに演奏してた 人間が極限まで楽しんでいる姿はハッとするほど美しいということを知った そしてミキシングやサンプリングを一切行わない素の旋律の美しさは心に強く響いて息を呑んだし、感動で涙が滲んだ
そして、アルバムで一番好きなShe's Goneは独唱から始まった
フィジカルのものを手にしていないので歌詞の記憶にあやふやなところがあるわけだけど、今日は歌にあまりエフェクトがかかってなかったから歌詞がとてもはっきり聞こえて、泣いてしまった 私が思っていた以上に切ない歌詞だったのだ
こんなに軽やかなアップチューンに山崎まさよしばりの未練がましい歌詞を乗せちゃうKanさんの感性には敬服してしまう
どんなに辛くても、体を揺らして音楽に身を任せればいつのまに気持ちは上がってる……のかもしれない
そんなポジティブな気持ちを勝手に受け取って、そして楽しそうに演奏するKanさんを見て、また少し泣いてしまった
ときに森川さんと担当楽器を交換し、ときに颯さんのドラムに乱入し、かと思えば真っ赤なトランペットを吹いて、いい感じに好き勝手やってるKanさんは無邪気で尊い
無邪気に超絶技巧を披露するってそうそうできることではないと思うんだけど、やってのけるのがKanさんのすごいところなんだと思う
努力の結晶、無邪気さ、クールさ、荒々しさ、全部が同居していて、それを惜しげもなく表現できる人はとっても稀有だ
内面にどんなにすごいものを持ち合わせていても、ある程度表に出さないと人には判別できないことがほとんどだ
世の中のディスコミュニケーションは「情報量不足」がほとんどの原因だと思うんだけど、Kanさんはライブという限られた場所で全部出し切ってしまう 自分の内面と常日頃向き合い、丁寧にアウトプットしているからできることなんだろう
表現に向き合うことはイコール自分と向き合うことであって、常に向き合い、問いを重ねる心の強さがある人がすごいパフォーマンスに到達できる
あの無邪気なステージにKanさんのすごいところをたくさん見た気がする
パラワン再来!?E3まるゆ・海防艦掘り解説|muteki|note
https://note.com/muteki_kancolle/n/n56d4fb389816
こっちは、どうしたらイイんだろね?
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200702/k10012492591000.html
何らかの刑事事件が起こり世の中が騒ぐと、その事件に対して「ありふれている」とか「珍しくない」とか言い出す鬱屈した酔っぱらいのような人間が往々にして出てくる。
まぁそれ自体は客席で酒呷ってる奴の言葉でしかないので、格としては豚の放屁程度のものだ。
おそらく普段から重大事件だけを集めた伝記やwikipedia記事ばかり読んでいて、その影響であたかも世の中で起こる刑事事件のほとんどがその手のものであるかのような偏倚な見解を形成しているのだろう。
あるいは小説・マンガ・映画といったフィクションでの事件と現実世界で起こる事件とを混同していて、後者が発生したとき無邪気に前者を参照しているのかもしれない。
もしかしたら事件発生を受けて動揺した自分を落ち着かせるために、または憤りを覚えた自分の溜飲を下げるために、当該事件を矮小なものであると思い込むための呪文をつぶやいているだけなのかもしれない。無力な者ほどよく強がるので。
■95%
清潔感がある
「常識があり、人の目が気になるようなことはしない」のうち、「人の目が気になるようなことはしない」
■60%
素直である
人に気が使える
「常識があり、人の目が気になるようなことはしない」のうち、「常識がある」の部分
■40%
計画性があり、全体のことを考えられる
男尊女卑ではない
■30%
話し合いができる
■20%
コンプレックスが強くない
尊敬できるところがある
たぶん、こんな感じ。全て満たしている女性じゃないと普通じゃないなんて判定はそれこそ女性が生きにくくなると思う。
特に「コンプレックスが強くない、尊敬できるところがある」なんて条件を満たしている人は少数派だろう。
コンプレックスを隠しているけど、容姿なり年齢なり結婚出産家族問題や出自や疾病など、内心黒いものを抱えている人の方が多いのでは?
「話し合いができる」に関してもそう。形式的には話をする、それができる人は90%くらいいると思う。でもそれが結果に反映されていなかったり、反論されたことに密かに恨みを持っている人なり、その場を穏便に済ませるためただ我慢するなり、ちゃんとした意味での話し合いをできる人の方がマイノリティだ。
計画性だってどのレベルをもって「できている」としているか不明だけど、計画を立てるのに活字を読まなくてはいけない場合なんかは先延ばしにしてやらないなんて人の方が多いんじゃないかな?
表層的にそれを隠す力ってのなら多分女性の方が優れていると思う。
けど、交際相手の条件として述べているので、やはり表面的な部分ではなくて、実際を考えると「普通」なんて稀少なんじゃないかなあ。
もとの記事の筆者は多分釣りだと思うけど、もし本気であれを普通だと信じているなら社会のかなり上の方の階層にいるか、観察力がないかのどちらかだと思う。
世の中はできない人で溢れているよ。
でもさ、この件で反発しているのは若者が多数な気がするんだよね。おじさん世代が本気で分からない、っていうのは危機感抱いた方がいいレベルだと思う。
いや、増田くんが本気で分かってない、とか言っているわけじゃないよ。他のおじさん世代の人が、この絵のいけない理由が頭をよぎらないのであれば、という意味。
若者世代も若者世代だよね。普通はさ、仲間内でしか通じない価値観の方が稀少性を感じると思うんだよ。つまり、今回の絵が非難されているのであれば、やっぱり大人には分からないか、というような大人な反応をしてほしかったわけ。理解されないことに優越感を感じてほしいわけよ。
あれだけ騒がれなければきっと知りもしなかっただろうし、仮に普通の宣伝RTが流れてきたならおそらく気にもとめなかっただろうけど、今とてもあのアンソロが欲しい。調べれば調べるほど神本だと思うので。出来たらノベルティも含めて欲しい。転売じゃなく主催者さんに諭吉を払って欲しい。イベント価格3000円、通販5000円ということだけど、倍払わせていただいてなんとか再版をお願いしたい。はるこみには買いにいけなくて申し訳ない。
時間的な不足と性的な枯れから長らく同人からは離れていたけど、あんな神本(と思われる)があるならすごく欲しい。最近の相場は分からないけど、個人的には10000円、いや、20000円までなら出したいレベルで欲しい。
本当にあの、すごい恵まれてるね…?と一連の騒動を見てて思う。こみっくぼっくすじゅにあとオールキャラアンソロで育ち、何のカップリングが出てくるか分からないままページをめくり、嗜好がマイナーなもんだから数ある王道=地雷カプは大変申し訳ないながら見なかったことにして、稀少な萌えカプを何度も何度もページが擦りきれるまで読んでいたあの頃……あれが普通だと思っていた私よ、此処にこんなにも恵まれている今がある。羨ましい。とても羨ましい。過去はこうだったんだから我慢しろなんて言う気は全くない、恵まれている方がいいに決まっている。萌えカプだけの、それも特定のシチュエーションだけのアンソロが手に入るなんて、なんと良い時代。なんと肥沃なジャンル。それだけに、楽しみにしていて思わぬ方向から地雷カプの襲撃を受けてしまった人も可哀想だし、きっとドキドキしながら新たな挑戦をしたのであろう描き手の人も可哀想だし、感想きてるかなってわくわくエゴサしたらアレだった他の描き手の人も可哀想だし、萌え語りで余韻に浸りたかった読み手の人も可哀想だし、これだけの神達を集めて沢山のお金と時間をかけてあれだけ凝った本を作り上げた主催の人も可哀想だと思う。こんなにも恵まれた条件だからこその悲劇。
ほんと、カプ表記って難しいよね。一次創作ならもう何が来ようがこれがこの作品です!って言えるけど、まあABとCDかと思ったら途中からADとCBになって阿鼻叫喚になったジャンルもあったけど。二次創作でカプ表記前提だとそれを期待されるわけで、その中で個性を出そうと思ってCAが出てきた…のかな?該当作品を読んでみないと分からないけど、悪気はなかったんだと思う。自分なりにAB萌えを表現したかったんだよね、きっと。そんなの要らねえと思うか、いやいや萌えたわ、と思うかは読んでみないと略。再版を是非お願いいたします。これはテロだわ、と思って悲しくてやりきれなかった人の気持ちもお察しだし、ほんともうね。
こう、描いた人は個人誌でやれば無難だったし、被弾した人は主催の人に伝えれば無難だったし、主催の人は「一作品に過去のR18モブA描写があります」とだけ注記してくれたら無難だったし、我々はこうして騒がなければ無難だったし、ねえ。
本当なら100%win-winで皆が楽しめる筈だったところにこうなのが、皆お疲れさまというか。いいことあるといいよねというか。
大佐「しかし、現代のデジタル社会では、日々のあらゆる情報が蓄積され、些細な情報がそのままの形で保存されている。永久に劣化する事はない。」
ローズ「誰が言ったかもわからない、ゴミのような噂、間違った解釈、他人の中傷・・・・・・。」
大佐「あらゆる情報が、ろ過されず、保存されて、後世に伝えられる。」
大佐「雷電、君は我々が行おうとしていることを単なる検閲だと思っていないか?」
ローズ「ええ、勿論。私達がしようとしているのはコンテンツの制御ではなく、コンテクストの生成」
大佐「世界のデジタル化は、人の弱さを助長し、それぞれだけに都合の良い『真実』の生成を加速している。社会に満ちる『真実』の山を見てみるがいい・・・・・・」
大佐「犯罪者の人権は被害者のプライバシーにより丁重に扱われ―」
ローズ「稀少動物保護の寄付金が集まる傍らで、貧困に苦しむ人達がいる・・・・・・。誰もがこう言われて育つわ。」
ローズ「だけど成功できる人間が一部だけなのは、初めから明らかよね・・・・・・。」
大佐「君達が「自由」を「行使」した、これが結果だ。争いをさけ、傷つかないようにお互いをかばいあうための詭弁―『政治的正しさ』や『価値相対化』というキレイゴトの名の下に、それぞれの『真実』がただ蓄積されていく。」
ローズ「衝突を恐れてそれぞれのコミュニティにひきこもり―ぬるま湯の中で適当に甘やかしあいながら、好みの『真実』を垂れ流す。」
大佐「かみ合わないのにぶつからない『真実』の数々。誰も否定されないが、故に誰も正しくない。」
ローズ「ここでは淘汰も起こらない。世界は『真実』で飽和する。」
MGS2より
現在では事実上、結果だけを見るのであればWindowsやMac、UNIX、Linuxなどで実現可能な課題は変わらない。
ただ、商業的に一定の予算を持って開発されたプロプライエタリなアプリケーションソフトウェアの中には、その実現可能な課題までの手順を省力化できるものが多い。
システムは実装の違いがあれどPOSIXを基準に実装され(サブシステムとしてPOSIX基準を実装している場合もある)、操作性はCommonUserAccessを参考として実装されていることが大半でOSが違ってもほぼ迷わず操作することが可能だ。
これまで、こう言った話題の類似したものに「iPhoneを求める子供へAndroid端末を買い与えるのは虐待か?」などがある。
今回の話題の発端となったエントリでは娘さんはCLIP STUDIO PAINTを求めるまで、Linuxディストリビューションの1つであるUbuntuをある程度は使えていた様子が見て取れる。
更にUbuntuではファイルのドラッグ&ドロップによる移動操作などが当然可能であるが、娘さんはCLIの基礎的な操作まで行えるようになっており、PCスキルは同年代の子供よりも「できるほう」のようだ。
学校教育ではWindowsに触れていたようだが、Linuxの特性上デスクトップ環境を変更することによって見た目や操作性を著しく変化させることが可能で、娘さんからすると「パソコンによって見た目や操作性に多少の違いはあるもの」という認識だったようで、WindowsとLinuxのOSプラットフォームとしての違いをそこまで気にしていなかったようだ。
娘さんは今回の件でWindowsとLinuxの違いを認識していくようになるであろうが、この違いを経験することがプラスになるのかマイナスになるのかは、まだまだ稀少な事例過ぎて判別が難しいように思われる。
ただ、少なくともWindowsとLinuxの違いに良くも悪くもストレスは感じるのではないかと推測できる。
例を挙げれば、よく言われるようにLinuxにはPhotoshopやIllustratorは提供されておらず、ゲームの選択肢も少ない。逆にGIMPなどX Window Systemを前提に実装されているGIMPなどのアプリケーションはLinuxの方が軽く、パッケージ管理システムによるアプリケーション管理の容易さなどがある。
ちなみに父親はWindowsは高価なので誕生日プレゼントとしてならばWindowsを買える(おそらくCLIP STUDIO PAINTも同時購入)という道を示していた。