「移動図書館」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 移動図書館とは

2023-09-01

anond:20230901200658

移動図書館の拡大版と考えれば、それもありかもしれんね

2022-05-15

ゆっくり茶番劇商標登録に関する考察

ゆっくり茶番劇』が、上海アリス幻樂団でもアンノウンXでもない第三者によって、商標登録がされてしまhttps://togetter.com/li/1887094

本件、企業知財部員増田考察してみた。4年ぐらい前には商標実務も担当していたけど法令上の有資格者じゃないので

現実に遭遇した具体的な事件・事案に関してはちゃん弁護士弁理士相談してね。

栗原先生あたりが何か書かないかな:同業の方からツッコミはむしろ大歓迎)

 

ゆっくり茶番劇」という商標権の範囲名称

商標権は、同一の表記だけではなく類似範囲にも効力が及ぶ。

どこまで類似判断されるかはケースバイケースだが、例えば「ゆっく~り茶番劇」のようにちょっとズラしただけで

実質的に「見た目・読み方・意味」が同じになるものについては類似判断されうる。

 

一方で、商標法上は「単に商品の産地、販売地、品質等又は役務提供場所、質等のみを表示する商標」は登録対象となっていない。

商標法第3条第1項第3号)

ゆっくり」という単語自体一般的ものであり、動画性質を示す単語とも捉えられるので、

今回の出願ではやはり「ゆっくり茶番劇」という合成語になっている事で商標登録が認められたと増田は考える。

それであれば、「ゆっくり実況」「ゆっくり解説」などの他の言葉との結合語は、今回の商標登録排除できる権利範囲には含まれないと思われる。

 

ゆっくり茶番劇」という商標権の対象となるサービス

今回の商標出願がカバーする役務サービス範囲は、下記の通り。

商標登録された名称は何でもかんでも権利主張できる訳じゃなく、今回は下記の一覧に該当するサービス名称として

ゆっくり茶番劇」という商標使用すると、「この商標使用した」と法的にみなされることになる。

電子出版物提供図書及び記録の供覧,図書の貸与,移動図書館における図書の供覧及び貸与,オンラインによる電子出版物提供ダウンロードできないものに限る。),図書の貸出し,書籍制作オンライン提供される電子書籍及び電子定期刊行物制作コンピュータを利用して行う書籍制作映画演芸演劇又は音楽演奏興行企画又は運営インターネットを利用して行う映像提供映画の上映・制作又は配給,オンラインによる映像提供ダウンロードできないものに限る。),ビデオオンデマンドによるダウンロード不可能映画の配給,インターネットを利用して行う音楽提供演芸の上演,演劇演出又は上演,音楽演奏放送番組制作教育文化・娯楽・スポーツビデオ制作映画放送番組広告のものを除く。),興行企画運営又は開催(映画演芸演劇音楽演奏興行及びスポーツ競馬競輪競艇小型自動車競走の興行に関するものを除く。),娯楽施設提供映画演芸演劇音楽又は教育研修のための施設提供

しかし、上記にあるような「インターネットを利用して行う映像提供」は、例えばプラットフォーム名称個別提供されるサービス名称等を想定していると思われ、

そもそも投稿された動画タイトルのものが「サービス」の名称とみなされるかどうかは争いがありそう。

個人的にはサービスというよりデジタルコンテンツ商品としての性質が強いんじゃないの?と思う。

 そして彼らの言うコンサルティング業務みたいなのは指定されている役務に入っていないと思われる)

 

商標権のつぶし方

商標権の無効審判請求

 その商標登録されるものでなかったことを、商標実務に則って特許庁説明して登録無効判断してもらう手続

 その際の証拠は当たり前ながら審判請求する人が用意する必要があるし、

 証拠の選定、出し方、主張の仕方に独特な実務ノウハウが要る。正直素人では無理。

(また、匿名手続きできず、個人法人実名申し立て必要あり)

②不使用取消審判

 その商標登録後3年以上不使用だった場合、その事実を以て登録の取消を申し立てることが可能

 (この場合商標権者側が使用していた証拠等を提出して対抗する)

 

商標の異議申立期間後に出願の事実を公開したのは不誠実ではないのか?」

 商標が出願されると公開公報が、登録されると登録公報が発行される。

 これらは特許庁無料DBや商用DBに当たらないと調査できないものだが、

 公報として公開されていることで商標登録存在が周知されたものと法的にみなされるので

「その商標が出願/登録されていることは知らなかったので、自分は悪くない。」という言い訳通用しない

(=たとえ一般人であっても調べなかった方に過失があるという理論

 

所感

そもそも二次コンテンツであるもの商標登録するか普通?と個人的には思うが

正当な手続方法で成立した権利ではあることは変わらないので、潰したい方はぜひ専門家と頑張ってほしい。

(そういう意味では、今なんか特許庁裁判所に提出するとかい署名活動やってるけど全然無意味だし本当に迷惑から止めて。)

↑(追記:ごめんね、ここは適切な表現じゃなかったから書き換えさせて。

  あと現段階では無関係第三者意見特許庁登録を再検討することは制度上ないので、電凸公式Twitterへの爆撃もマジでやめてあげて・・・

  特許庁は定められた基準に則って仕事をしただけだし、業務が止まると困る人が山のようにいるんだ・・・

 

ただ、少なくとも一部の人が過剰にイメージしているようにゆっくりコンテンツ全体に影響が及ぶ訳ではないし、

動画タイトルに「ゆっくり茶番劇」とつけることまで権利が及ぶかも争いの余地があるんじゃないかと考える。

知的財産権の話は難しい話が多く、出てくる度に吹き上がるが、少しでも正確な理解をして欲しいと思いまとめた。

 

追記

 リアルタイム検索ウォッチしていたけど、『特許庁に問い合わせろ(特許庁は出願人でも代理人でもない無関係の人の意見なんか聞かない)』とか

 『何か言われても先使用権がある(商標の先使用要件は、ゆっくり茶番劇が「自分商標であることが「周知」されてる必要があるから無理)』とか、

 どこかで聞きかじったんだろうなっていう素人ツイートがすごく拡散されてて頭痛くなってくる・・・

 増田非エンジニア職だけど、これがはてブに居るエンジニアの人たちが普段見てる景色か。

2021-04-17

anond:20210417071434

旭川だと本屋図書館もまあ充実なんかしてないでしょ

どこと比べてという話にはなると思うけど、市立図書館は分館や移動図書館も含めて、豊富でないにせよ劣るとまでは言えないと思うけどな。

本屋は昔はデパートに充実してたし今はコーチャンフォーがあって、たしかにそこまで行くのが大変ということはあるにせよ、とりあえず市内で片付く。

2020-05-29

移動したら嬉しいもの(微追記)

移動図書館

地域性ゆえか実際に見たことはないし、なんならどんなものなのかも分かっていないが響きがカッコいい!ショパンの曲とかを流しながら町を移動しているイメージがある 豆腐屋みたいなもんなのか?

移動都市

なんせカッコいい ハウルの動く城くらいのサイズでもいいし、もっとクソデカくてもいい メガフロートみたいな感じの海上漂流都市路線もいいし、ラピュタみたいな飛行都市も捨てがたい

暮らしくそうだが…

移動要塞

男のロマンだ(これセクシス発言?) 移動都市かぶる所も多いけど、やっぱこう黒煙を吐きながらドシンドシン動く鋼の城って良い

たいていすごい威力の主砲みたいなのを積んでるんだけど、期待するほどの威力は発揮できないパターンがメチャ多い印象

 

このあたりがかっこ良すぎて「移動」ついてるだけでロマンを感じるようになってしまった

「移動祝祭日」はサーカスみたいでかっこいい、「移動ド」はテクニカルで強そう、最近じゃ「移動平均」なんてのも見るようになったけどこれも重心をずらして相手予測の裏をかく技みたいで渋いんだよな

 

(追記)

複数言及があったモータエンジン冒頭部見ました いいねえこの…なんだろう…馬鹿馬鹿しさというか勢いというか 移動都市ってこれだよ!!って感じ

増田やっててよかった

2016-05-10

私と母

私の親は子供管理するものだとして育てた。

まれて30年近く経つのに、私の中にはお母さんがいる。

お母さんを捨てて、自分のことを考えたいのにお母さんに好かれたい選択肢を選んで苦しくなるんです。

私の中から消えてほしいんです。


物心がついてからの一番古い記憶は「お母さんかまって」「遊んでほしい」だった。

けれど、かまってもらえず、カラーボックスに入っている絵本を繰り返し読んだ。

お母さんはつまらなそうに、みのもんたが出ているテレビをつまらなそうに眺めてたね。

ときおり、移動図書館がきて、いつもと違う本を読んだ時だけ空虚気持ちが消えた。



お母さんに触れたくて、でも触れるのを嫌がられた。

一緒に布団の中に入って、髪の毛を触らせてもらえたのが唯一のふれあいだった。

から、寝入る時はいつも髪の毛を触って寝ていた。

ある日「うざったい」と髪の毛を触るのを拒否された。

かなしくて、母親のいないタンス側の隙間をのぞいて、じっと泣くのをこらえた。

タンスの隙間から湿ったようなかび臭いにおいを今でも覚えている。


鏡でもよく遊んだ。好きな設定は鏡の中に、将来の自分が映るというもの

女の子というものは年頃になれば、みんなきれいになるんだと思って妄想していた。

お母さんは、クラスかわいい子に「○○ちゃんは華奢でかわいい」とか「笑顔かわいい」と言っていた。

私のこと可愛いって言ってくれたことあったっけ。


おばあちゃんが服を買ってくれると言ってくれたから、淡いピンク色に二足歩行うさぎ花畑刺繍されていたワンピースを買ってもらった。

かわいい洋服を買ってもらい満足して、お母さんに見せたら「なんでこんなもの買ってもらったの」と責められた。

私にはセンスないよね、お母さんのいないところでお洋服買ってもらってごめんなさい。

今度から、お母さんのいるときだけ洋服かってもらうね。


小学生のころは週5で習い事があり、放課後同級生と遊ぶのは稀だった。

気づくと同級生とどうやって遊んでいいのかわからなかった。

人形遊びをして、自分の頭の中の世界で遊んでいた。


クラスの子に「何色が好き?」ってきかれた。

ピンクと答えようとしたけど、それはかわいいしか使っちゃいけない色なんだって思い出して「水色」と答えた。

それから、水色のものをもらうことが増えていったけど、本当はピンクを持てる子がうらやましかった。


休み時間何をしていいかからなくて、外遊びもわからなくて

教室の隅にある本棚から本を取り出して読んでいた。

気に入る内容のものはなくて、一番印象に残っていたのは種子島銃の本。


小学校1年生になっても補助なし自転車に乗れないのは恥ずかしいといわれて練習したね。

言い出しっぺはお母さんだったけど、練習は1人か、週末だけいるお父さん。

補助輪つき自転車に乗るより、誰もいないで1人練習するほうが恥ずかしくて心細かった。

乗れるようになってもほめてもらえず、できて当たり前で終わっちゃったね。


お母さんに悲しいことがあって泣きついたときに慰めてもらえることはなかったね。

「泣くのは甘え」といわれて育られたね。

から、人前で泣かない子になったよ。

クラスで泣いている子がいても、慰めず「あいつは甘いヤツだ」って見下してたよ。

でも、高校生のころに人前で泣くのに怒られないで、慰められているところを見て、私の中の何かがぐらついてしまったんだ。

それから人の目がないところだと、今まで泣いてなかった分を取り戻すように声を押し殺して泣いたよ。

気づいたら、声が出ないで涙がツーっと落ちるようになったよ。


お母さんとの思い出、たくさんあって書ききれない。

でも思い出すと苦しいことばかり。

仲の良い親子がうらやましい。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん