はてなキーワード: 社会運動とは
デレク・シヴァーズ: 社会運動はどうやって起こすか | TED Talk
https://www.ted.com/talks/derek_sivers_how_to_start_a_movement/transcript?language=ja
これでも観てよく考えたまえ
幸せになってる女性はまぁ、そういう傾向があるわな。そういう事例が周りであれば婚活も増える訳でさ。
まぁ、最近の若い女性はもうフェミニズムには興味なかろう。フェミの社会運動を見て『その先に幸せがあるの?』ってところが見えないだろうし。
料理ができない女性は、料理ができる男性と結婚するか独身でいいじゃない。
独身だって、子どもいなくたって『かわいいモノ』があふれる社会になった訳で、幸せになる方法はいくらでもあるでしょ。
いや本当に別に女性には無理に結婚しなくたっていいでしょ?って思うよ。
男性観点では、フェミが定期的に憎しみを再生産している様を横目で見つつ、やさしい彼女とハッピーになった方がいい。
あと料理ができる嫁さん、賢い嫁さんはいいよ。 育児してても楽しい。っていうか子どもが羨ましい。
なんか俺のお母さんも、嫁さんみたいに料理うまかったらよかったのになー、とは思う。
人格攻撃するなら、自称弱者男性って独逸もこいつも卑屈で攻撃的で必死でつまらなくてキモイから嫌いなんだけど
しかし案外…いややはりと言うべきか自分を掴むカギはそこにあるのでもうちょっと言語化してみる
弱者男性の定義は色々あるけど、社会的に不遇な男性ってのは共通認識ではあるまいかアルルメイヤ
どっちもありうる…そんだけだ
じゃあ、社会に不満があるから自分を変えよう。それが嫌なら耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らそう、とシコシコ自分磨きするでもなく
自分こそが弱者なんだから、女性や老人や障害者ではなく、俺のような弱者男性こそが救われるべきだと主張する、こいつが悪い、弱者男性でございます
個人的には、弱者男性は新自由主義の犠牲になったのだ…犠牲の犠牲…その犠牲になとは思うけど
君ら機会均等じゃなくて俺だけ優先して救えって主張してるじゃん。君らこそリベラルの敵じゃん。社会改良の邪魔ァすんなら、死ね!って感じDEATH
つーわけで、弱者男性が悲嘆してても、責任甜花すんな、甘えん奈、としか思えんが
されてたのに、なんか今になってあのときTERF呼ばわりしてた奴らが「チンコの付いたニセ女が女湯に入れるわけねーだろ」とか言い出してて当惑しかない。
「トランスに手術を要求するのは過度の身体的負担を課すもので差別だ」とか言ってたの何だったんだ
っていうと後知恵で「子宮要件と外性器要件は別だから」とか言い出すんだろうけど、いや、外性器だって侵襲の大きい手術だろ。
TERF呼ばわりしているトランス活動家もTERF呼ばわりされてる人々も「チンコ付いてる奴は女湯に入るな」で一致してるんだから、とっとと法律にその条項入れろよ。
っていうと最高裁判決における各裁判官の意見を誤解したにわか弁士が「チンコ付きが女湯に入れないのは当然のことと最高裁も言ってる」とか言い出すんだろうけど、いや、それチンコの有無で区別「しても良い」って意見で、あのロジックだと風呂屋は心の性で区別しても良いのよ。夕飯を肉にしてもいいし魚にしても、どちらも一定の合理性を有するって話。
でもそうなると心の性で区別してない風呂屋は活動家から差別主義者呼ばわりされるリスクあるじゃん。草野裁判官なんかまさに「意思に反して異性の性器を見せられない利益」はトランスに対する「恒常的な抑圧によって贖われたもの」とまで言って将来的には心の性で区別する社会になるべきって話してんじゃん。
だから、チンコ付きは女湯禁止だっていうなら法律に書き込めって言ってんの。
ちなみに最高裁と厚労省の立場はちょっと違ってて、厚労省は公衆浴場法の混浴禁止の趣旨からして体の性で区別「しなきゃダメ」って言ってる。心の性で区別することは禁止されてる。
そういう違いもあいつら解っとらんねん。
【追記1】
入れないから捕まったんだろうが。
こっちは入れないと法律に明記しろって言ったらTERF呼ばわりされたんだっつーの。
TERFと同じ主張してる自覚はあるか?
そして草野判事が将来的にはチンコ付きが女湯に入れる社会が良いよねって言ってることは理解してるか?
【追記2】
それ「オレの差別は認めろ」って言ってるのと同義だぞクソTERF。
目覚めた輩が「チンコの有無で区別するのは差別だ」って社会運動を展開したときに、その裁量を保証してくれるものはいったい何なんだ?
「こういう要件は本当にまずいよね」「儲からないよね」という社会的合意ができたら裁量なんか消し飛ぶぞ。
TERFならTERFらしくチンコ付き女が女湯に入らない状況を守れよ。
ブレイディみかこ「自分を愛することは絶えざる闘いだ」 | 怒りをごまかさない人が増えれば日本は変わる | クーリエ・ジャポン
https://l.pg1x.com/HKChggSeFYtEag9k9
なんか、弱者の武器だ!って言わんばかりの内容だけど、その手段は「誰でも取りうる」手段なので、普通に強権側も「戯言が広まるのは許せん」って怒りをごまかさなくなるんだけど。
何故かって?「現状を心から愛している人は一定数いて、現状を変えようとする人たちを憎悪してるから」なんだよね。
欧米的なエンパワメント社会運動に俺は意味を見出さず否定的でジャップランド政治運動的「与党側への陳情と実績提供」が良いと思ってるのは、強権側も「同じ手段を取れる」し、ジャップの精神性は「長いものには巻かれろ」だから。
要するに「面倒事が嫌いで考えたくない人たち」は全部強権側に付くんだよ。
そして「面倒事が嫌いで考えたくない人たち」というのこそ、成熟しきった・爛熟した民主主義者なんだからね。「己の明日の心配事がない」という状況は政治の仕事で「誰かの明日の心配事」は「俺ごとじゃないので知りません」なんだから。
あと毛唐・欧米を都合よく利用しているリベサヨの「嘲笑されるぞジャップ(笑)」ってのは「現状を心から愛している人」には通じない。
だってそういう人たちはインバウンドの外国人さえも嫌いだから。変化が嫌いだから。そして、その人たちの落とす金では飯を食ってない。
リベサヨ共が全員バカだって思うのは「口に出してないと仲間が裏切るかもしれない」っていうのに怯えて「相手も取りうる手段」を使って「さぁ隊伍を整えよう!」ってやるから。
口は災いの元。いいことなのは、アンタラ向けであって、アンタラの敵にも十分塩を送っているわけで。
極端なことを言わなければメディアに載らないならメディアを無視するべきだし、メディアを頼らなければ変革を起こせななら、そもそもそのオブジェクションは「社会的に大した強度を持っていない」っていう事実だから。
集金人が来ても絶対に家に上げず、絶対にハンコを押さなければ金を取られることは絶対に無いんだからさあ
一応、放送法的にはチューナーのついたテレビを所有する場合はNHKと契約しないといけないことになってるけどさ
ソクラテスのジジイがなんて言おうが悪法は法じゃねえよ。律儀に守るな。明らかな悪法を守らないのは社会運動なんだよ。糞みたいな法律は堂々と破って形骸化させてこうぜ。
そもそもNHKの思想信条に全く同意できないのになんでテレビを持ってるだけで強制的に金を払わなきゃいけないんだよ。これだけを取っても明らかに憲法違反だろうが。
大学生の時、俺の友人の女性は家で待ち伏せされてコンビニまでの数分間追い回されたそうだぞ。さぞ怖かっただろう。
怒鳴ったりストーキングしたりするのがデフォなんだよNHKは。そういう反社会的な集金人に給料を出してるのはNHKだろ?
報道内容がどうとか、放送法の制度がどうとか以前に、一般市民に危害を加える集団に金なんて絶対払いたくないだろ。
かといって奴らのせいで俺らがテレビを買えないのは絶対におかしいだろ。
俺たちは、コソコソとチューナーレステレビなんて買わずに、堂々とチューナーのあるテレビを買って、堂々と使うべきなんだよ
お前が好きなテレビを買うのはお前の権利なんだよ。お前が無料で民放を見るのはお前の権利なんだよ。簡単に手放すな
民放なんていっさい見ませんってなら無理にテレビを買う必要は無いが、買わない理由が「NHKと契約したくないから」なら、それは絶対におかしい
そして俺たちは、基本的人権を担保するための良質な報道手段の、数少ないうちの一つであるテレビを子どもたちの世代に残す義務がある
インターネットに受信料がかかるようになったら、インターネットをやめるのか?お前は。
それでいいのか?違うだろ?
謝り方がなってねぇんだよ(笑)
ジャップのフェミナチが謝らねぇ理由は「運動が1歩でも後退するのを嫌っている」からだよ。
解説してやろう。
「運動」ってなんだ?
社会運動は、社会を良くするための活動だ、なんておためごかし夢想家のバカの価値観に寄り添ってんじゃねぇぞカス。
「運動」ってのを生み出したのは「学生運動の過激派」、要するに「活動する共産主義者」共の活動に過ぎねぇんだよ。
共産党と過激派は手を切った、なんておためごかしを誰が信じてるんだよ。信じてるのは共産オルグされてるバカはてなー共と、運動に参加した結果アイデンティティ化しちまったツイッタラー(笑)だけじゃねぇか。
代々木盗聴は「バレたから問題」なのであって、三叉路で警官焼き殺したのを指示したのは代々木だったってのは、亀井が不破にぶつけた戯言な?
学生運動過激派共は、非を認めれば総括、活動に手抜かりがあれば総括、真面目さと詭弁だけが取り柄のバカジャップのアイデンティティをそのまま共産主義運動に乗っけたバカどもだ。
安保闘争の時に、岸をぶっ殺せなかった(首相官邸に突入して、岸以下警察官僚全員ぶっ殺せばよかっただけ)のがオマエラの運動の敗北だよ(笑)
まぁ、コレに関しては公安警察が活動細胞のレポ員を微罪で片っ端から逮捕してたから、頭脳と活動体の分断が成功したからなのであって。
(レポ員逮捕→活動体の指揮に入るしか無い→隠れ家を出たとこで逮捕→活動体は放置。むしろ破壊活動させて全部しょっぴくまで警察は決めていた。でも、岸だけは首相官邸防衛のために自衛隊を呼びたがっていた)
……とまぁ、敗北者だからこそ「今の運動を後退させてなるものか!」が謝れない正体だよ。
要するに、フェミナチ共は共産党の運動の流儀をそのまま継承しているの。勿論オルガナイザーやメンターは何も言わないさ。でも、ルールは徹底している。
そりゃそうだ。これまで「運動」で「内々の実績」だけは作ってきたからな。「内々の実績(笑)」だけな。
要するに今のフェミナチ運動共は、「内々の実績(笑)=共産党の運動(笑)」としての価値に重きをおいてるから「謝罪なんか以ての外」なんだよ。
だって「敵」だもの。敵に謝るなんて、許されるわけ無いし、例え偽証だろうと「討つべき敵への攻撃」は「共産党とそのオルグされた連中の正義」でしかないからな。
つまりだ。
「ちゃんとした謝罪は、これまでの活動の導線を全部説明して、テメェが【謝ったら許されないドグマ】に毒されていることを示した上で、そうした【運動や活動と手を切って】本当の女性保護活動に立ち返ります」以外ねぇんだよ。
全く同意で、言いたいことがほぼ尽くされている。
問題は、マイノリティや被害者を無謬化する戦略は、他方でマジョリティ側を強者・権力者および潜在的な加害者として一括りに断罪する戦略を必然的に伴うこと。
マジョリティ側にも当然ながら労働市場や恋愛・結婚市場における弱者は膨大にいるわけで、だからマイノリティを擁護する社会運動は、社会的分断の原因にもなりがち。誰が悪いということではなく、これは根本的なジレンマだと思う。
(追記)
なんか炎上しているけど、みんなの問題意識はどこにあるんだろうね。「この世から冤罪を全てなくすことができれば、性被害で声をあげれらない人が出てきてもしょうがない」とでも思っているんだろうか。電車内の痴漢の話題についても、冤罪の話にはやたらに過剰反応する一方で、そもそもの痴漢被害の多さになんの関心もない、という人がたくさんいるけど、この件でも全く同じだなと思う。
町長だけではなく町全体に対して「誹謗中傷」をしたことについても、例えば同じことが国会で起こった時に(首相のセクハラを訴えた女性議員が除名)、「事実かどうかわからないので」と沈黙しているフェミニストをみんなは信用する、ということなのだろうか。とりあえず声を上げて首相や国会全体を非難するフェミニストのほうが、はるかに信用できるだろう。
もちろん謝罪は必要。しかし場所とタイミングが重要で、とくにブログやTwitterでやるべきではない。町長に直接謝罪の手紙やメッセージを届けるという形でやるべき。
前に書いたことなんけど、一字一句変える必要がないので、もう一度貼り付けておく。
草津町長冤罪事件で、鬼の首を取ったようにフェミニストを叩いている人たちが、いまだにうんざりするほど多い。本当に醜いとしかいいようがない。
女性が性被害を訴えた時の初動として、正確な事実の真偽をとりあえず脇に置いて支援に動くのは、フェミニストの運動として当然のことである。社会運動は、司法や行政では十分に救われない人たちの隙間で必要になるものであり、司法による事実の確定を待っていたら、性被害だけではなく被害者支援の社会運動は全て否定されることになる。
そもそも、日本では性被害を受けた女性のほとんどは、泣き寝入りしている実態がある。2019年の法務省調査によれば、性犯罪被害者の届出率は14%にすぎない。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52756330Z21C19A1CR0000/
こうした性犯罪被害の偏見が強く、その訴えが絶望的に困難な社会において実名顔出しで性被害で訴えている女性は、とにかく何があっても全力で守られなければならないと考えるのは、フェミニストではなくても当たり前である。あなたの訴えは嘘かもしれないし、内容の真偽をまず検証したいので当面支援は見送る、などという態度をとっている人は、およそフェミニストと言えないのはもちろん、倫理的にも問題があると言わなければならない。
とくにフェミニストを叩いている人たちが許し難いのは、そうしたバッシングが明らかにこうした性被害の訴えを抑制する圧力にしかなっていないからである。もちろん、今回のように性被害の訴えが虚偽ということはあるし、その場合の撤回や謝罪は必要だろう。しかし性被害の問題にそもそも何も関心がない、この冤罪事件に乗じてフェミニストを叩きたいという人たちがたくさんいる場所で、あえて謝罪をしない、したがらないというのはあまりに当たり前のことである。
【速報】トイレ盗撮疑い、共産党県幹部を逮捕 17年衆院選に出馬 JR西千葉駅
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/1017064
千葉県共産党幹部がトイレ盗撮で逮捕→「性暴力絶対許さない」というアツい発言が発掘される
https://togetter.com/li/2044888
とかね
BBCもそうだな
ジミーサヴィルっていう有名司会者が彼の楽屋でレイプしてるのを黙認したテレビ局だからね
BBCの楽屋で、彼の番組に出る少年少女(最年少は8歳)をレイプとかw最年少は8歳!
これをジョン・ライドンが指摘したら、彼はBBCを出禁になったw
DOAをEVOから追放して「あのようなゲームは、EVOの価値観にふさわしくない」と偉そうに御高説を垂れてた
が、自らの格ゲーコミュニティで復数の子供相手に性犯罪をやってたという話。
EVO Onlineの中止が発表。告発を受けたJoey Cuellar氏はTriple Perfectを退職
https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20200703019/
「だからWinMXはやめられない」の津田大輔とか、女売春あっせんのEXIT兼近とかな
元ヒステリックブルーの二階堂直樹がフェミニストとして活動していたが、強制わいせつ致傷容疑で逮捕とか
暴力ゲーム規制法案を作成したリーランド・イー米上院議員が銃器密売容疑で逮捕
「イギリスにおける子供の権利と国連条約」の著者ピーター・ニューウェルが児童レイプ5件
とかな
肥満の国でダイエットビジネスが進むし、国民保険が未整備なアメリカがサプリメント大国になる
同性愛ってだけで殺されたり魔女狩りをした国がLGBTA運動やフェミニズムが盛んになる
「女性スペース守れ」有志デモに罵声(新宿)ってニュースを見た。トランスジェンダーの人が戸籍上の性別変更をするのに性転換手術が必要とされている現行の法制度が適切か、最高裁でいま検討されいているという話もあったが、これらの件で面倒なのは、両者が「人権」「ジェンダーフリー」そして「社会的弱者」というよく似た基盤をもちながら、対立の構図を生み出している点だ。
デモは杉並区を拠点に活動する「女性と子どもの権利を考えまちづくりにいかす杉並の会」が主催した。
(中略)参加した約20人の女性らはプラカードを手に、「男女以外の性別はない」「女性スペースに身体男性は入るな」「女らしさ、男らしさから自由になろう」と訴えながら、新宿駅周辺の車道を練り歩いた。
だが、こうした参加者の訴えをかき消すような怒声も飛び交った。
参加者を上回る数の抗議者らが、レインボカラーの旗や「トランスジェンダーの権利は〝人権〟」「ヘイトスピーチ、許さない」と書いた紙やフラッグを掲げ、歩道からデモの参加者の顔を撮影したり、「トランス差別をやめろ」と声を張り上げたりした。(同ニュースより。魚拓ははじかれたのでリンクナシすまん)
コレたぶん、多くの人(特に男性)の印象は「どっちにも加担したくないなあ」だろうと思う。それは、彼らの価値観に親和的でないからではなく、むしろ親和性が高いほど問題で、それは両者にとっても社会全体にとっても一番マズい結果にしかならんと思う。
たとえば信頼してる気の合う知人が2人いたとして、どんないい人らであっても、彼らが喧嘩はじめたら両者から距離を置くくらしか現実的には対処できなさそう、みたいな感じ。リベラル寄りの政治・社会運動が失速するのって大体コレで、逆に言えばリベラル寄りの運動を失速させたいときの定番は、そういう「分裂の楔」を見つけて提供することなんだよね。で、現状この対立はまさに「人権」「ジェンダーフリー」「社会的弱者」立場の運動における「分裂の楔」になってる。そして、その「楔」にたくさんの人が踊らされている。
立場を同じくするなら、本来「手を取り合って解決する」道はあるはずなんだよ。たとえば、トイレの種類を増やす、風呂についてはもう全員水着着用を必須とする、とか。そう、一部の人でなく社会全体が薄く広くダメージを被る形での解決を目指すのが本道なんだが、それをするためには社会全体の納得が必要で、現状それが追い付いていない。この問題がいかに厄介か、少数の人がいかに苦しんでいるか、それを目指すことが社会全体にとっても結局はどのくらい価値があるか。多くの人がピンとはきてないんじゃないか。
たとえば障碍のある人への社会的な対応は、この数十年で相当進歩したけれど、それは問題に直接かかわっていない多くの人々への粘り強い社会的教育とセットになっていて、そして、それら抜きでは実現しなかった。点字舗道、音声信号、駅などのエレベータ、スロープの設置……今では当たり前なそれらの風景は、この数十年でまさに「社会全体の合意を得た上で広く浅くコストを負う形で」実現したものだ。だがもし、当事者たちが「分断の楔」に足を取られていがみ合っていたら、絶対に実現しなかっただろう。
だから、
抗議者「(デモに)参加した女性の顔写真をさらす」「トランス差別をやめろ」=攻撃とレッテル貼り
デモ側「男女以外の性別はない」「ヘイトスピーチと批判される意味が分からない」=言うこと言っておいて知らん振り
……なんていう、無自覚でも意図的でもお互いに対する攻撃は何も生まなくて、落ち着いて話し合いと協力を目指すのが唯一正解への道だと思うし、その際には、いかにして多数の人に訴えを届けるかについて方策を練った方がよいと思う。
たとえば(くだらないたとえ話だが)、「風呂場に『身体男性』の人がいることで受ける恐怖」を理解させるためには、「風呂場に『身体女性』の人がいて情欲を感じないと断言できるか」と考えさせてみるのもいいかもしれない。それに対する答えはもちろん多様でありうるだろう(「すでにゲイの男性が入っていることは避けられない」「自分は情欲を感じない」から「むしろ自分が気恥ずかしい(のでやめてほしい)」に至るまで)が、そういう議論が男性の間で起こっていない時点で、この問題はまだ社会全体で共有できていないということなのだ。ぶっちゃけ男性同士がこの問題を上記のような観点で議論しているのを見たことがない。
……と言うと、「その程度の想像力がないのか!これだから男性は…」とか毎度毎度のように絶望しはじめる人もいるかもしれないが、当事者でない限り人間にそうそう便利な「想像力」が発揮できるわけない、ということすら毎度毎度想像できないならそんなこと言わない方がいいと思う(つまり、馬鹿に馬鹿と言っても無駄だと気付けないのは十分馬鹿だ、ということ)。そうやって味方同士刺しあうより、手を取り合う方法を検討した方がよい、というのがこの書き込みの趣旨だ。上で見たように、わずか一つの「楔」が運動全体を崩壊させるのならば、逆にそれを打ち消す「絆」を実現するのも、意外とちょっとしたアイデアや行動であったりするかもしれない。それはそんなに難しいことじゃないかもしれないのだ。