はてなキーワード: 石綿肺とは
農業に興味がない限り縁がない業界であり、農協とか国とズブズブの関係だ等と言われれば知らない人でも関心を持つに違いない。
ここの良い所はアスベスト公害問題が起これば被害者や遺族に誠心誠意を込めて謝罪して賠償にも応じている事だ。
但し、ここの悪い所もアスベスト問題で、このメーカーは機械メーカーではトップ3に入る国内最大手メーカーでありながら
同じミスを繰り返す事でも知られる。
東大や京大だけでなく、Fラン大でも個性を重視して採用するという事で就活生からも絶大な信頼がある。
しかし、内実は例え東京大学を出たとしても身内にコネクションが無ければ一次選考の初っ端で落とされる事だろう。
就活においては様々な意見が盛んに交わされる会社の一つでもあり、入社試験も割と簡単で面接も卒研のプレゼン等で営業力を量ったりと
就活するにあたって何気にやりがいを持たせる会社としても評判が良い。
なるほど正社員(新卒)については甘すぎな程ぬるま湯な環境である事も知られるが、一方それはコネ採用がある場合に限られる事は留意しておきたい。
会社内にはコネクションの有無でカースト制度が形成されており、コネクションを持たない者は正に実力主義の環境(事業所によって異なる)なわけだ。
コネクションさえあれば、営業成績が芳しくなくても一定以上の昇進があり、上層部にいる人達は当然このカースト制度に沿って昇進昇格してきた者たちであろう。
例えば、そのように苦労せずに上役になった人たちが、アスベスト問題に際して謝罪し、そして賠償請求に応じるのである。
俗にクボタ・ショックと呼ばれる公害問題では、未だにアスベスト 被害 からいのちと 健康を守る 尼崎の会による訴訟問題が行われている事からもクボタのこれまでの行いは実に不親切であり、基本的に賠償さえ済ませれば同じ過ちを繰り返しても痛くも痒くもないというスタンスを取り続けているため反発も大きい。
要は上辺だけはしっかりしていてその実は安全管理を平気で無視する企業なので、就活生たちが夢見ているような優良企業とは残念ながら言い難いのが現状である。
確かに社員待遇は良いが、CSは到底優良とは言い難いのである。
クボタに似た企業を例えるなら、東日本震災の時に被災者よりも社員の安全を第一としたコネクションが強力な事で知られる東京電力がそうであろう。
実際この両社はよく似ている。
正社員待遇はかなり良いが、部署によっては劣悪な労働環境にある。
クボタの場合は工場勤務、東京電力もそうではなかっただろうか。
東電の場合、当時福島第一原発で指揮を取っていたが後に放射能汚染による死亡疑惑が確認された吉田元所長がそうである。
クボタの場合も同様で尼崎の工場勤務の社員二名が会社が使用していたアスベストによる石綿肺で死亡している。
また、去年暮れに発覚したO-157事件の元凶で元雪印冷凍食品部門から分社化しマルハニチロの子会社となったアクリフーズの農薬混入事件も他人事とは思われない。
こうしたカースト制度は未だに改善されないままである事を就活生の何割が知っているのだろうか。
仮に知っていても得意満面にそれを喋れたとしても遺族の怒りは収まらないのは明らかである。
こうした問題があってもまだ同じ事を繰り返し、問題が起これば一部の人に対する賠償請求に応じて後は放置する会社のどこが優良企業なのだろうか。
世間で言う優良企業は、世間的イメージを大いに大事にするが、クボタのように機械国内シェアTOP3の優良メーカーですらも一連の問題の収拾やカースト制度で、
本当に世間で言われるような優良企業だと言えるのか、疑問である。
少なくともホームページの「美しい地球環境を守りながら、人々の豊かな暮らしをこれからも支えていくことを約束します。」のような企業理念は上辺だけであろう。