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はてなキーワード: 甲州とは

2024-02-08

anond:20240208115154

お坊さん🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞の 南光坊天海明智光秀説があり)とかな

あと黒衣の宰相とよばれた安国寺恵瓊、金地院崇伝

あと甲州遠州駿州三国同盟に暗躍した太原雪斎👨‍🦲👨‍🦲👨‍🦲👨‍🦲👨‍🦲👨‍🦲も有名。

2023-08-23

業務スーパー」の値上げ記録

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2210130に添えて

神奈川県内某店舗での買い物メモより

全て税抜き

セール価格除く

PB

品種品名19年4月19年12月204月209月21年3月21年8月22年2月22年3月22年5月22年6月22年7月22年8月22年10月232月233月234月235月237月
マーガリン400gなめらかママソフト148円-138円--148円----169円-178円-----
食パン1斤朝の輝き67円-----71円----77円-----82円
水2l甲州のおいしい水53円--------55円----62円---
素麺800gそうめん127円--139円------158円------185円
オレンジマーマレード770g(ブルガリア産)-278円-----------338円348円---
ゼリー250g果実いっぱいゼリー--78円------------88円--
カレールー200g業務カレー----118円-----------148円-
うどん180g-----19円--20-----23---25円
バタピーバタピーナッツ----160g88円-160g97円----------130g89円
麺つゆ1lゆの素3倍濃縮----147円----------168円--
おにぎりパリッコ-----55円-----------58円
乾燥わかめ/油揚げ/ねぎ35gうどんの具------108円-138円-----148円---

-19年4月19年8月19年10月19年11月19年12月21年1月21年4月ーー238月
ミックス10156139円159円162~4円168~172円159円188円--269円

メーカー

品名版元19年4月19年10月206月209月2012月21年4月21年11月22年5月22年9月22年12月232月233月234月235月238月
オーマイBIGシリーズ日本製粉-158円------168円-----190円
柿ピー6袋いこい114g78円-----108g78円-------
ポキッコ70ml6木村--91円----88円----99円--
おかめ極小粒納豆50g3パックタカノフーズ65円--------75円---68円
緑の小粒納豆45g3パックミリオングループ----39円----42円----49円
たれ/からし別小粒納豆45g3パックミリオングループ----------39円--47円-
フライパンアルミホイル25cm6m大和物産----75円------125円---

詳細メモなし(ざっくり4年の変化)

もやしだけはずっと200g19円

  • しろどうなっているのか

2022-08-20

anond:20220820020331

本当の関東弁ってあれか、

・~じゃね?~くね?(サザン湘南美容師カリスマキムタク方言神奈川

・~ろし、~し~(甲州風)山梨

・~だべ、~だんべえ、~べさ(今日から俺は風!下総上総安房U字工事赤いプルトニウム方言千葉群馬栃木茨城

・~てやんでい、~だぜ、~やい(ビートたけし下町東京方言東京

・~だに、~でい(埼玉風)埼玉

2022-08-03

奪ったものは奪われる

原因があって結果がある。

これは善行でもそうだが、特に悪行で分かりやすく現れる。

恐ろしい因果の話を身近な例で説明したい。

昔、一度だけ転売ヤーになったことがあった。いまで言うせどりである

ゲーム機おひとり様1名のところを友人の力を借りて2台購入した。

それをヤフオクで売ったところ、3000円*2で6000円くらいの儲けになった。

10年以上経ち、スイッチを買おうとしたら在庫がない。

しょうがないので転売っぽい店(いちおう価格コム店舗から3000円プラスで買った。

その直後に、在庫改善されて標準価格で売られ始めた。

今回、X Box Series Sを買いたくなったのだが、これまた転売ヤーっぽい店でしか買えない。

差は3000円。ぞっとした。

ちょうど自分が昔、若気の至りでもうけた6000円に合計金額で合う。

恐ろしくなって買うのをやめた。

しかし、3000円を不当に儲けたということは、まだ「借り」があるのだと思うとさらに恐ろしい。

ひょっとしたら時間が経っている分、3000円以上の「損」をしないと釣り合いが合わないのかもしれない。

カルマとは積算で増幅するものからである

このように、世の中すべては因果で動いているようである

殺人などをしてしまったらどうなるのだろう。

話は飛ぶが、信長武田家を滅亡させて3か月後に本能寺の変で倒れた。

家康も、武田滅亡後に甲州に視察にいったところ、背中に奇妙なできものができ、危篤状態に陥ったらしい。

壇ノ浦の戦いの戦い、そして義経を滅亡させたあと、頼朝落馬したのも有名である

このように昔話では因果関係を説明する材料に事欠かない。

もし今、不当な手段住居侵入したり、ネット悪用して個人情報を売って金儲けしたりして、

扇動したりして自分利益にしているとしよう。

そのような人は、それに応じたカルマを背負っているということである

もちろん直接人を殺したわけではないので、現れる結果の形は微妙に違うだろうが、行きつく結果は同じである

また、もしも犯罪助長するWeb運用したりして、実際に死人が出るようなことをしていれば、さらに顕著であろう。

人数が多い分、想像のつかない恐ろしい形で現れるであろう。

そのような人は、6000円のカルマどころではないのではないだろうか。

もし、生きている間に返せない場合は、カルマが「持ち越し」になるようである

それについては説明するのも恐ろしいのでやめておく。

「奪ったものは奪われる」

以上が転売因果から学んだことであった。

若いとはいえ転売というプチ犯罪をしてしまったのだから、大いに反省して今後に活かしたいと思う。

合掌。

2022-06-23

浅野長政赤穂浪士浅野内匠頭先祖

逸話

小田原征伐において、秀吉沼津城に進軍の際、案内役の家康家臣の伊奈忠次舟橋を架けた。しか秀吉は、側近の三成の言に従い、用心して渡ろうとしなかった。そこで長政が手勢を率いて先に渡り舟橋安全性証明したという(大道寺友山の『異本落穂集』より)。

同じく小田原征伐の際、秀吉は、家康居城駿府城宿泊する予定であった。しかし同じく三成が「駿河大納言殿(家康)は北条左京(北条氏直)の岳父であり、内応している疑いがございます」と述べた。すると長吉は「大納言殿はそのようなことをされる御方ではない。そんな偽りを信じてはいけませぬ」と秀吉に直言した。秀吉長吉言葉を容れて駿府城に入城し、家康から手厚いもてなしを受けたという(『異本落穂集』より)。

秀吉文禄の役で自ら朝鮮に渡ると言い出した際、三成は「直ちに殿下秀吉)のための舟を造ります」と述べたが、長吉は「殿下は昔と随分変わられましたな。きっと古狐が殿下にとりついたのでしょう」と述べた。秀吉激怒して刀を抜いたが、長政は平然と「私の首など何十回刎ねても、天下にどれほどのことがありましょう。そもそも朝鮮出兵により、朝鮮8道・日本60余州が困窮の極みとなり、親、兄弟、夫、子を失い、嘆き哀しむ声に満ちております。ここで殿下が(大軍を率いて)渡海すれば、領国は荒野となり、盗賊蔓延り、世は乱れましょう。故に、御自らの御渡海はお辞めください」と諫言したという(『常山紀談』)。

石田三成について研究している白川亨は、関ヶ原の戦いの前の長政謹慎事件は、長政や前田利長を三成らの反家康から分離させようとした家康陰謀挑発であるという説を提唱している。長政の嫡子・幸長は三成と犬猿の仲だったため、長政は両者の間で苦悩していたという。

甲州八珍果を定め、甲斐国果物栽培奨励したという説があるが、正確なところは明らかになっていない[8]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E9%87%8E%E6%B0%8F#%E6%AD%B4%E4%BB%A3%E5%BD%93%E4%B8%BB

名臣だなあ

ゲーム信長の野望ステータスには出ない能力があるとみられる

2021-04-11

お前たちはだめだねえ。なぜ人のことをうらやましがるんだい。僕だってつらいことはいくらもあるんだい。お前たちにもいいことはたくさんあるんだい。僕は自分のことを一向考えもしないで人のことばかりうらやんだり馬鹿かにしているやつらを一番いやなんだぜ。僕たちの方ではね、自分を外ほかのものとくらべることが一番はずかしいことになっているんだ。僕たちはみんな一人一人なんだよ。さっきも云ったような僕たちの一年に一ぺんか二へんの大演習の時にね、いくら早くばかり行ったって、うしろをふりむいたり並ならんで行くものの足なみを見たりするものがあると、もう誰たれも相手にしないんだぜ。やっぱりお前たちはだめだねえ。外の人とくらべることばかり考えているんじゃないか。僕はそこへ行くとさっき空で遭あった鷹がすきだねえ。あいつは天気の悪い日なんか、ずいぶん意地の悪いこともあるけれども空をまっすぐに馳けてゆくから、僕はすきなんだ。銀色の羽をひらりひらりとさせながら、空の青光の中や空の影かげの中を、まっすぐにまっすぐに、まるでどこまで行くかわからない不思議な矢のように馳けて行くんだ。だからあいつは意地悪で、あまりいい気持はしないけれども、さっきも、よう、あんまり空の青い石を突っつかないでくれっ、て挨拶したんだ。するとあいつが云ったねえ、ふん、青い石に穴があいたら、お前にも向う世界を見物させてやろうって云うんだ。云うことはずいぶん生意気だけれども僕は悪い気がしなかったねえ。」

 一郎がそこで云いました。

又三郎さん。おらはお前をうらやましがったんでないよ、お前をほめたんだ。おらはいつでも先生から習っているんだ。本当に男らしいものは、自分仕事を立派に仕上げることをよろこぶ。決して自分が出来ないからって人をねたんだり、出来たからって出来ない人を見くびったりさない。お前もそう怒らなくてもいい。」

 又三郎もよろこんで笑いました。それから一寸立ち上ってきりきりっとかかとで一ぺんまわりました。そこでマントギラギラ光り、ガラスの沓がカチッ、カチッとぶっつかって鳴ったようでした。又三郎それから又座すわって云いました。

「そうだろう。だから僕は君たちもすきなんだよ。君たちばかりでない。子供はみんなすきなんだ。僕がいつでもあらんかぎり叫んで馳ける時、よろこんできゃっきゃっ云うのは子供ばかりだよ。一昨日おとといだってそうさ。ひるすぎからかに僕たちがやり出したんだ。そして僕はある峠とうげを通ったね。栗くりの木の青いいがを落したり、青葉までがりがりむしってやったね。その時峠の頂上を、雨の支度したくもしないで二人の兄弟が通るんだ、兄さんの方は丁度おまえくらいだったろうかね。」  

 又三郎は一郎を尖とがった指で指しながら又言葉を続けました。

「弟の方はまるで小さいんだ。その顔の赤い子よりもっと小さいんだ。その小さな子がね、まるでまっ青になってぶるぶるふるえているだろう。それは僕たちはいつでも人間の眼めから火花を出せるんだ。僕の前に行ったやつがいたずらして、その兄弟の眼を横の方からひどく圧おしつけて、とうとうパチパチ火花が発たったように思わせたんだ。そう見えるだけさ、本当は火花なんかないさ。それでもその小さな子は空が紫色むらさきいろがかった白光しろびかりをしてパリパリパリパリ燃えて行くように思ったんだ。そしてもう天地がいまひっくりかえって焼けて、自分も兄さんもお母さんもみんなちりぢりに死んでしまうと思ったんだい。かあいそうに。そして兄さんにまるで石のように堅かたくなって抱だきついていたね。ところがその大きな方の子はどうだい。小さな子を風のかげになるようにいたわってやりながら、自分はさも気持がいいというように、僕の方を向いて高く叫んだんだ。そこで僕も少ししゃくにさわったから、一つ大あばれにあばれたんだ。豆つぶぐらいある石ころをばらばら吹きあげて、たたきつけてやったんだ。小さな子はもう本当に大声で泣いたねえ。それでも大きな子はやっぱり笑うのをやめなかったよ。けれどとうとうあんまり弟が泣くもんだから自分も怖こわくなったと見えて口がピクッと横の方へまがった、そこで僕は急に気の毒になって、丁度その時行く道がふさがったのを幸さいわいに、ぴたっとまるでしずかな湖のように静まってやった。それから兄弟と一緒に峠を下りながら横の方の草原から百合ゆりの匂においを二人の方へもって行ってやったりした。

 どうしたんだろう、急に向うが空あいちまった。僕は向うへ行くんだ。さよなら。あしたも又来てごらん。又遭えるかも知れないから。」

 風の又三郎のすきとおるマントはひるがえり、たちまちその姿は見えなくなりました。みんなはいろいろ今のことを話し合いながら丘を下り、わかれてめいめいの家に帰りました。

   九月四日

「サイクルホールの話聞かせてやろうか。」

 又三郎はみんなが丘の栗の木の下に着くやいなや、斯こう云っていきなり形をあらわしました。けれどもみんなは、サイクルホールなんて何だか知りませんでしたから、だまっていましたら、又三郎はもどかしそうに又言いました。

「サイクルホールの話、お前たちは聴ききたくないかい。聴きたくないなら早くはっきりそう云ったらいいじゃないか。僕行っちまうから。」

「聴きたい。」一郎はあわてて云いました。又三郎は少し機嫌きげんを悪くしながらぼつりぼつり話しはじめました。

「サイクルホール面白い人間だってやるだろう。見たことはないかい。秋のお祭なんかにはよくそんな看板を見るんだがなあ、自転車ですりばちの形になった格子こうしの中を馳けるんだよ。だんだんにのぼって行って、とうとうそのすりばちのふちまで行った時、片手でハンドルを持ってハンケチなどを振ふるんだ。なかなかあれでひどいんだろう。ところが僕等がやるサイクルホールは、あんな小さなもんじゃない。尤もっとも小さい時もあるにはあるよ。お前たちのかまいたちっていうのは、サイクルホールの小さいのだよ。」

「ほ、おら、かまいたぢに足切られたぞ。」

 嘉助が叫びました。

「何だって足を切られた? 本当かい。どれ足を出してごらん。」

 又三郎はずいぶんいやな顔をしながら斯う言いました。嘉助はまっ赤になりながら足を出しました。又三郎はしばらくそれを見てから

「ふうん。」

医者のような物の言い方をしてそれから

「一寸ちょっと脈をお見せ。」

と言うのでした。嘉助は右手を出しましたが、その時の又三郎のまじめくさった顔といったら、とうとう一郎は噴ふき出しました。けれども又三郎は知らん振りをして、だまって嘉助の脈を見てそれから云いました。

「なるほどね、お前ならことによったら足を切られるかも知れない。この子はね、大へんからだの皮が薄うすいんだよ。それに無暗むやみに心臓が強いんだ。腕うでを少し吸っても血が出るくらいなんだ。殊ことにその時足をすりむきでもしていたんだろう。かまいたちで切れるさ。」

「何なして切れる。」一郎はたずねました。

「それはね、すりむいたとこから、もう血がでるばかりにでもなっているだろう。それを空気が押おして押さえてあるんだ。ところがかまいたちのまん中では、わり合あい空気が押さないだろう。いきなりそんな足をかまいたちのまん中に入れると、すぐ血が出るさ。」

「切るのだないのか。」一郎がたずねました。

「切るのじゃないさ、血が出るだけさ。痛くなかったろう。」又三郎は嘉助に聴きました。

「痛くなかった。」嘉助はまだ顔を赤くしながら笑いました。

「ふん、そうだろう。痛いはずはないんだ。切れたんじゃないからね。そんな小さなサイクルホールなら僕たちたった一人でも出来る。くるくるまわって走れぁいいからね。そうすれば木の葉や何かマントからまって、丁度うまい工合ぐあいかまいたちになるんだ。ところが大きなサイクルホールはとても一人じゃ出来あしない。小さいのなら十人ぐらい。大きなやつなら大人はいって千人だってあるんだよ。やる時は大抵たいていふたいろあるよ。日がかんかんどこか一とこに照る時か、また僕たちが上と下と反対にかける時ぶっつかってしまうことがあるんだ。そんな時とまあふたいろにきまっているねえ。あんまり大きなやつは、僕よく知らないんだ。南の方の海から起って、だんだんこっちにやってくる時、一寸僕等がはいるだけなんだ。ふうと馳かけて行って十ぺんばかりまわったと思うと、もうずっと上の方へのぼって行って、みんなゆっくり歩きながら笑っているんだ。そんな大きなやつへうまくはいると、九州からこっちの方まで一ぺんに来ることも出来るんだ。けれどもまあ、大抵は途中とちゅうで高いとこへ行っちまうね。だから大きなのはあんまり面白かあないんだ。十人ぐらいでやる時は一番愉快ゆかいだよ。甲州ではじめた時なんかね。はじめ僕が八やつヶ岳たけの麓ふもとの野原でやすんでたろう。曇くもった日でねえ、すると向うの低い野原だけ不思議に一日、日が照ってね、ちらちらかげろうが上っていたんだ。それでも僕はまあやすんでいた。そして夕方になったんだ。するとあちこちから

『おいサイクルホールをやろうじゃないか。どうもやらなけぁ、いけない様だよ。』ってみんなの云うのが聞えたんだ。

『やろう』僕はたち上って叫さけんだねえ、

『やろう』『やろう』声があっちこっちから聞えたね。

『いいかい、じゃ行くよ。』僕はその平地をめがけてピーッと飛んで行った。するといつでもそうなんだが、まっすぐに平地に行かさらないんだ。急げば急ぐほど右へまがるよ、尤もそれでサイクルホールになるんだよ。さあ、みんながつづいたらしいんだ。僕はもうまるで、汽車よりも早くなっていた。下に富士川の白い帯を見てかけて行った。けれども間もなく、僕はずっと高いところにのぼって、しずかに歩いていたねえ。サイクルホールだんだん向うへ移って行って、だんだんみんなもはいって行って、ずいぶん大きな音をたてながら、東京の方へ行ったんだ。きっと東京でもいろいろ面白いことをやったねえ。それから海へ行ったろう。海へ行ってこんどは竜巻たつまきをやったにちがいないんだ。竜巻はねえ、ずいぶん凄すごいよ。海のには僕はいたことはないんだけれど、小さいのを沼でやったことがあるよ。丁度お前達の方のご維新いしん前ね、日詰ひづめの近くに源五沼という沼があったんだ。そのすぐ隣となりの草はらで、僕等は五人でサイクルホールをやった。ぐるぐるひどくまわっていたら、まるで木も折れるくらい烈はげしくなってしまった。丁度雨も降るばかりのところだった。一人の僕の友だちがね、沼を通る時、とうとう機はずみで水を掬すくっちゃったんだ。さあ僕等はもう黒雲の中に突き入ってまわって馳けたねえ、水が丁度漏斗じょうごの尻しりのようになって来るんだ。下から見たら本当にこわかったろう。

『ああ竜りゅうだ、竜だ。』みんなは叫んだよ。実際下から見たら、さっきの水はぎらぎら白く光って黒雲の中にはいって、竜のしっぽのように見えたかも知れない。その時友だちがまわるのをやめたもんだから、水はざあっと一ぺんに日詰の町に落ちかかったんだ。その時は僕はもうまわるのをやめて、少し下に降りて見ていたがね、さっきの水の中にいた鮒ふなやなまずが、ばらばらと往来や屋根に降っていたんだ。みんなは外へ出て恭恭うやうやしく僕等の方を拝んだり、降って来た魚を押し戴いただいていたよ。僕等は竜じゃないんだけれども拝まれるとやっぱりうれしいからね、友だち同志にこにこしながらゆっくりゆっくり北の方へ走って行ったんだ。まったくサイクルホール面白いよ。

 それから逆サイクルホールというのもあるよ。これは高いところから、さっきの逆にまわって下りてくることなんだ。この時ならば、そんなに急なことはない。冬は僕等は大抵シベリヤに行ってそれをやったり、そっちからこっちに走って来たりするんだ。僕たちがこれをやってる間はよく晴れるんだ。冬ならば咽喉のどを痛くするものがたくさん出来る。けれどもそれは僕等の知ったことじゃない。それから五月か六月には、南の方では、大抵支那しなの揚子江ようすこうの野原で大きなサイクルホールがあるんだよ。その時丁度北のタスカロラ海床かいしょうの上では、別に大きな逆サイクルホールがある。両方だんだんぶっつかるとそこが梅雨つゆになるんだ。日本が丁度それにあたるんだからね、仕方がないや。けれどもお前達のところは割合から西へ外れてるから梅雨らしいことはあんまりないだろう。あんまりサイクルホールの話をしたか何だか頭がぐるぐるしちゃった。もうさよなら。僕はどこへも行かないんだけれど少し睡ねむりたいんだ。さよなら。」

 又三郎マントがぎらっと光ったと思うと、もうその姿は消えて、みんなは、はじめてほうと息をつきました。それからいろいろいまのことを話しながら、丘を下って銘銘めいめいわかれておうちへ帰って行ったのです。

   九月五日

「僕は上海シャンハイだって何べんも知ってるよ。」みんなが丘へのぼったとき又三郎がいきなりマントをぎらっとさせてそこらの草へ橙だいだいや青の光を落しながら出て来てそれから指をひろげてみんなの前に突つき出して云いました。

上海東京は僕たちの仲間なら誰たれでもみんな通りたがる

2021-03-06

ごちうさ女の子たちをぶどう品種に例えたらどうなるか考えてる

ココアサンジョベーゼ。うっかりカベルネ・ソーヴィニョンに例えたくなるが親しみやすさではサンジョベーゼがよい。

リゼはシラースパイシーさとうちに秘めたエレガントさがまさにそれ。

シャロはシャルドネ土地に染まりやすいその素直さを考えるとこれしか思いつかない。

千夜は甲州、と言いたいところだが独特の風味がある龍眼のほうが似合いそう。

で、チノは何がいいか考えてみたんだがなんかしっくり来るのがない。ピノ・ノワールで例えるにはちょっと可愛くて親しみやすすぎるし。

2019-05-16

anond:20190516033802

言うほど訛りを重要ファクターにしている映画ってあるか?

あったとしても発音問題から関西弁広島青森薩摩みたいなのじゃなくて栃木弁とか甲州くらいの違いだし

となると、吹き替えでそこまで対応しなくても良くね?

2018-10-10

anond:20181010195119

自分最初から「わいみたいなの」「自分みたいなの」と層を指名していて個人叩きを求めてはいないんですよー。わかったら今週はもう仕事やめて甲州温泉とかどうでしょう? 駅チカでも割合いいところ揃ってるんですよ。温泉旅館まで行かなくても、ビジホに毛が生えたようなところに止まって、昼間は温泉で、夜は鶏と甲州ワインとかいいですよー! 

2018-01-08

47都道府県蔑称リスト

都道府県蔑称由来
北海道試される大地北海道庁によって決められたキャッチコピーだったが、過酷環境揶揄する意図で使われることもあり、今ではキャッチコピーも変更になったようだ。
青森
秋田
岩手日本チベット開発が遅れ交通の便が悪いことから昭和の頃から使われだしたらしい。
山形マット県中学校でのいじめで死者が出た山形マット死事件の経緯から村八分が起きる陰湿な県という意味で使われる。
宮城リトル・トーキョー宮城というか仙台のこと。東京の真似をした地方都市に送られる蔑称
福島ふぐすま東北弁の訛りから東北全体でトウホグと呼ばれることも。
茨城ちばらき千葉風土が近いため、一纏めに馬鹿にするニュアンスで使われる。
栃木日本一影の薄い県テレビ番組ランキングから
群馬グンマー職務質問群馬出身と答えたらグンマーという国から来た不法入国者扱いされたという2ちゃんコピペから
埼玉埼玉タモリによって付けられたダサい埼玉という意味造語
千葉ウン千葉特に意味があるわけではなさそうだが、2ちゃんなどで使われることがあるようだ。
東京トンキン大阪民国と呼ばれることに対抗する形で生まれ蔑称2ちゃんニュー速発祥
神奈川神奈川埼玉ウン千葉と並べて使われるらしい、悪口と県名の合体系。
新潟
富山越中強盗北陸三県県民性を表す言葉として古くから使われる「越中強盗加賀乞食越前詐欺能登はやさしや土までも」から
石川加賀乞食北陸三県県民性を表す言葉として古くから使われる「越中強盗加賀乞食越前詐欺能登はやさしや土までも」から
福井越前詐欺北陸三県県民性を表す言葉として古くから使われる「越中強盗加賀乞食越前詐欺能登はやさしや土までも」から
山梨甲州商人農産物がとれにくく、地域を出ざるを得なかった甲州出身商人商売に精を出したこから、金にがめついといったニュアンスで使われる。
長野
岐阜名古屋植民地存在感が薄く、モーニング名古屋巻きなどの文化名古屋に取られたこから使われる言葉
静岡アニメ不毛の地静岡関東広域放送圏と中京広域放送圏に挟まれながらも、隣接する二県と比べて極端にTVアニメ放送数が少ないことから
愛知名古屋県県名より都市名前の方が知名度が高いよね、というよくあるパターン蔑称
三重伊勢乞食ケチ倹約家だという意味蔑称。もとは近江泥棒伊勢乞食と言って、江戸っ子が繁盛する近江伊勢商人への負け惜しみで使った言葉
滋賀滋賀京都人滋賀県民に対して「田舎者め!」というニュアンスで使う言葉
京都凶都当て字系。この蔑称とはあまり関係ないが、京都人はなにかとプライドが高いとか陰湿といったステレオタイプでいじられることが多い。
大阪大阪民国韓国人が多いとか民度が低いというイメージから大阪日本ではないというニュアンスで使われる蔑称
兵庫
奈良奈良県名+悪口パターン
和歌山
鳥取
島根鳥取鳥取の左お互い認知度が低く漢字がにてることもあり、鳥取とセットで語られることが多い二県。特に島根県民が鳥取扱いされて怒るシーンが多い気がする。
岡山大都会岡山徳島出身アンジェラアキ岡山に来たとき大都会だと思ったという発言ネット住民が食いつき、コピペコラ画像が作られた。
広島ケロカスなんjで広島カープファン広島県民に対して使われる蔑称。由来はわかると思うのであえて書かない。
山口
徳島
香川うどん県うどん名産で、県民であることからPRのために使われることもあるので蔑称かは微妙ではある。
愛媛
高知
福岡修羅の国暴力団が多かったり手榴弾がよく見つかることなから
佐賀福岡植民地長崎植民地植民地ネタは他県でもよく見られるが、九州では佐賀に対してよく使われるようだ。
長崎
熊本肥溜め肥後の肥をとってこう呼んでいる書き込みを幾つか見たが、もしかしたら同一人物かもしれない。
大分九州宮崎と合わせてこう言われていたようだが、宮崎が割りと有名になったので大分だけに使われることになってしまった。
宮崎
鹿児島
沖縄

追記

2018 01/09 山形山梨島根に追加

2015-01-18

飯田橋

早稲田通りを登って行って、途中を右に曲がると、貝殻亭とかあるとおりなんだけど、その通りに入ってわりとすぐのところ右手に、甲州料理屋さんがあるんだ。

いつも行くと、休みなので、調べてみたら土日祝日が休業日という貴族経営

行きたいんだけど、平日はなかなか行く機会がない。

ほうとうはそこで食べられるのだろうか、馬刺しは?鳥モツは?気になってしょうがない。

行ったことある人いたら教えて欲しい。

2011-06-20

http://www.asahi.com/showbiz/column/animagedon/TKY201106190090.html

あり得ない! ハナシにならない! まず家康信玄を師だなんて言ってたけどそんなはずないよ、三方ケ原の戦いで信玄に踏みにじられているんだよ。

幕府的には「家康武田との敗戦を糧に成長した」ことになっているので、家康信玄を師だと言うのはわりと史実に基づいているよね。

家康=神、家康に勝った信玄戦国最強ということで、三方ヶ原の敗戦は、むしろ江戸時代武田が神格化されるきっかけとなったんだ。

家康はのちに軍法も甲州流にあらためているしね。いろいろ事情があってのことだけど。

政宗を襲ってきたヤツが石田三成だとは思わなかった。政宗を恨んでるなら畠山義継かと思った。だいたい三成は文治派っていって計算能力なんかに長けている人だから直接戦場で戦う人じゃない。三成じゃなくてあの役は加藤清正の方がピッタリなんじゃないの。

三成は、賤ヶ岳では槍働きで功を立てているし、小田原攻めでも朝鮮出兵でも前線で軍を指揮している。

加藤清正はロクな戦功を挙げていない上に、治水・築城のほうが有名なんだから、よっぽど三成より計算能力に長けているよね。

 
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