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2024-03-30

リニアトンネル工事公式進捗は品川124m、愛知40cm(追記)

4月14日追記

JR東海4月8日に改めて進捗を発表したので追記しておこう。

東京北品川工区:2024年4月 調査掘進再開(予定300m)進捗124mのまま

愛知坂下西工区:2024年4月 調査掘進スタート(予定250m)進捗記載なし

愛知・名城工区:2024年4月 調査掘進スタート(予定300m)進捗記載なし

いずれの工区も「4月から開始・再開します」という報告だけなので距離的には進捗はない。

坂下西工区は40cmで停止していた立坑コンクリ壁の掘削が2024年2月完了なので進捗1m?と言ってもいいかもしれない。地盤的には0mだが。

名城工区も進捗0m。3か月?ぶりにプレスリリースページに工区の項目記載が復活した。

用地取得率については更新がなく進捗70%のままだ。

追記ここまで~

JR東海3月28日リニア工事品川部分の進捗をプレスリリース発表した。静岡での工事許可が出ないことをネックに開業が遅れているとされるリニア中央新幹線

さぞ他の箇所の工事は順調に進んでいることだろう。起点となる東京品川駅のトンネル掘削工事の経過を簡単に紹介する。

第一首都圏トンネル 北品川工区 9.2km

2021年10月 掘削スタート目標2022年3月までに300m(調査掘進)

2022年3月 進捗50m

2023年6月 進捗110m

2023年7月  進捗124m シールドマシン停止

2023年10月 停止中

2024年3月 停止中

以上だ。

ん?124m?124kmの見間違いだろうか?リニア車両5両分よりも短い距離だが…

リニア工事概要はこうだ。

東京-名古屋リニア全長は286kmありそのうち地下トンネルは246km、86%を占める。山梨実験線は42.8km。

東京-神奈川は地下トンネル(第一首都圏トンネル37km)で結ばれ地上には現れない。この工事は4分割した各拠点からシールドマシンを発進させ合流する。

工事区域東京から順に北品川工区9.2km、梶ヶ谷工区11.8km、東百合丘工区4.2km、小野路工区12.0kmと言う。

本格的な掘削を始める前に掘削しながらその影響の調査や各種確認を行い、これを「調査掘進」と言う。

上に挙げた進捗は北品川工区の調査掘進がまったく進んでおらず2024年3月時点で工事拠点敷地から出てもいないことを示す。

一点、JR東海擁護するならこの北品川工区はリニア工事全体で最もカーブがキツくシールドマシン掘削の難所だということだ。難所なら仕方ないなあ。

第一首都圏トンネル 小野路工区 12.0km

では同じく3月28日に発表された神奈川側・小野路工区12.0kmの進捗を見てみよう。

2023年7月 調査掘進スタート目標350m

2023年12月 進捗37m

2024年3月  進捗53m

以上だ。

第一首都圏トンネル 梶ヶ谷工区 11.8km

次に3月21日発表の梶ヶ谷工区11.8km の進捗。

梶ヶ谷工区は工区内の拠点から名古屋方面(1号機)と東京方面(2号機)に別れて掘削する。2機あるから進捗が期待できそうだ。

1号機

2024年2月  進捗230m (調査掘進終了)

2024年3月 準備中

2号機

2023年12月〜 進捗なし。本線でない資材搬入口を掘削中

以上だ。

第一首都圏トンネル 東百合丘工区 4.2km

次に2023年12月25日発表(以降の発表はない)の東百合丘工区 4.2kmの進捗。

2023年9月  進捗133m (調査掘進終了)

以上だ。

これら4工区で計540m、第一首都圏トンネル37kmの進捗1.46%である

第一中京圏トンネル 34km

では岐阜-愛知を結ぶ第一中京圏トンネル34kmを見てみよう。

こちらも工区が4分割され岐阜から順に西尾工区4.7km、坂下東工区2.2km、坂下西工10.1km、名城工区7.6kmと言う。

このうち西尾工区は重機で掘る山岳トンネルで、他3工区はシールドマシンによる大深度地下トンネルだ。

このトンネルの進捗だが現時点でプレスリリースのページに記載があるのは坂下西工区のみである

第一中京圏トンネル 坂下西工10.1km

2022年7月 掘削準備スタート 進捗40cmシールドマシン停止中

以上だ。

2022年8月9日発表で調査掘進をする前の準備段階で停止して以降、続報はない。

第一中京圏トンネル 名城工区 10.1km

プレスリリースのページから項目削除。

西尾工区、坂下東工区、名城工区はページにその項目名自体がないのだが、名城工区については削除された経緯がある。

2024年1月18日版のインターネットアーカイブには名城工区の項目があり、2023年12月8日付発表で住民説明会2024年1月に開催する案内があったが、2月15日版以降では項目ごと削除された。

工事写真を見ると西尾工区のトンネル工事はある程度掘り進められていそうだ。環境保全資料を読み解くと名城工区は2023年9月シールドマシン組立が終了したことがわかる。坂下東工区は不明

プレスリリースでの公式発表された進捗は上記だけであるシールドマシン使用しないトンネルでは発表もなく、各県ページの工事写真が更新されるくらいだ。

他のトンネル工事は有名どころでは

が控えている。難所だらけだな。加えて駅舎や車両基地の工事もある。車両基地の用地買収は未だ終わっていないという報道もある。

そもそもJR東海の発表では2023年9月時点で用地取得率は未だ進捗70%だ。名城工区のように工事が始まる以前の住民説明会をやってる工区もある。

静岡云々以前に2027年開業など明らかに不可能なことがわかるだろうか。静岡を除いて品川-山梨で部分開業というのも笑い話だ。

工事状況の散々な遅れに対してJR東海はこれまで「開業時期に影響なし」のコメントを繰り返してきた。

なぜ静岡県知事が強気に出られるか、なぜJR東海開業遅れの原因を静岡なすりつけるか、合点がいく。

JR東海の虚言を信じ2027年に合わせて税金を投じ駅周辺を開発してきた沿線自治体も愚かなものだ。

工事に関するお知らせ|JR東海

https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/urban_shield-tunnel/progress/

2024年1月18日版 工事に関するお知らせ|JR東海(名城工区の記載あり)

https://web.archive.org/web/20240118235043/https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/urban_shield-tunnel/progress/

中央新幹線計画に関する公表資料等|JR東海 (用地取得率は「超電導リニアによる中央新幹線事業の進捗状況」を参照)

https://company.jr-central.co.jp/chuoshinkansen/

2024-03-14

住民反対運動で街が発展した話すき

これの逆バージョン https://anond.hatelabo.jp/20240313123638

 

池袋サンシャイン地下道

巣鴨プリズン/東京拘置所跡にサンシャイン60ビルを建てるにあたり、池袋から地下道を通す計画があったが、地元商店が「人の流れが変わって駅前が廃れる」と反対し沙汰止みになった。

一番反対したのは洋菓子店タカセ。ここは戦後に繁盛して地元の顔的な立場であった。

これに他の人は「タカセのヤツ、勝手に顔役ぶりやがって」と陰口を叩き、裏では総スカン

地下道都道反対側からだけに短縮されてそこまで利用者は歩くことになった。代わりに都バス乗り入れが行われたが利用者は伸びなかった。

しか地下道入口東急ハンズオープンすると付近カメラ量販店(後にゲーセン)、飲食ビル映画館誕生し、池袋東口東急ハンズは若年向けの飲食サービス業が立ち並ぶ大商圏となった。

 

池袋馬券売り場

90年代JRA女性ターゲットとしたCMを打つなど競馬イメージアップに努めてはいた。

だが池袋東口に場外馬券売り場を開設する計画が持ち上がるとイメージ悪化を恐れて地元商工会は大反対。JRA土地も押さえていたが出店中止に。馬券売り場の上にサロン飲食室などを設ける大規模な計画だった。

この土地を後にヤマダ電機が押さえて都市型店舗第一号としてオープン。その後に近くの三越が閉店して建物が売りに出されるとヤマダ電機が取得して現在LABIとなり、池袋家電激戦区っぷりに火を注いだ。

 

立川飛行場

米軍接収した立川飛行場は手狭のためにジェット機用に滑走路を延長する計画があった。この為に滑走路延長先の砂川町の農地家屋に収用が掛かった。

これに住民は大反対し、そこに学生運動等が乗っかり、デモ隊基地侵入などの事件が起こり大騒動になった。

憲法問題などで出てくる「砂川事件/砂川判決」というのはこの事件

この事件などがどの程度影響を与えたかは判らぬが、米軍立川飛行場の拡大を諦め、瑞穂町横田基地に集約する事を決定。立川飛行場日本返還される事になった。

箱根ヶ崎付近八高線国道16号がぐにゃっと曲がっているのは、横田基地の滑走路拡大をした為である

 

返還された立川飛行場学校研究所法務修習所、陸自基地などに転用されたが、一番広い面積を有するのは昭和記念公園で、電車で3駅分ほどもある巨大公園となった。

真ん中には広大な広場もあり、大コンサートもよく行われている。

 

なお、騒動の原因となった滑走路の残骸が未だ残っている。https://maps.app.goo.gl/ewECyedzGvD9p88t7

(よく見ると滑走路アプローチ>>>>のペイントがうっすら残る)

 

埼京線大宮交通

東海道新幹線が開通して暫くすると、騒音振動問題になり訴訟も提起されるようになった。成田新幹線ゴリ押しによる頓挫もあり、山陽新幹線以降の新幹線開通は困難が予想されるようになった。

そこで都市近郊での建設スキームを変更、新幹線に付随した在来線も同時に工事して迷惑施設というだけではなくて近隣住民利益にもなるスキームにした。

この為に赤羽大宮間では通勤新線(埼京線)、大宮北側には高架にまとわりつく、つる植物のような新交通線が出来た。

なお、東海道新幹線は通常の鉄道のように地面に砕石を敷いて線路を敷く工法なので高速運転では周囲に振動が伝わる。その後は平地でも鉄筋コンクリートの高架を走るのが一般化した。杭基礎で支持されるので振動は地下奥深くに吸収され、コンクリの高架は重いので振動自体が押さえられる。その為に公害は発生しにくくなっているが、交渉時には工法までははっきりしていなかったのでこういう形になった。

 

神楽坂

空襲失地区の戦後復興東京都などが管理して区画整理などを行ったが、計画的過ぎて無機質であるとの反対意見も多かった。

そこで都は神楽坂については住民同士の話し合いで区画整理を決める自律的方法を試す事にした。

しか優越資本や有力な地元のまとめ役が居ない地区だったので、結局は路地などが沢山残る防災的にはアウトな形で復興する事になってしまった。

その為に神楽坂は失敗のモデルケースとされていた。

しか建物の建て替えが進むと、街路側は多くが不燃建物、その路地の奥は不燃建物と古い料亭などが混在する形となって何だか防火風流の両手取りみたいな地区になって、アンテナの高い外国人などにも好かれる町並みとなっている。

 

歌舞伎町

戦後歌舞伎町は全域がゴールデン街のような闇市バラック状態であったが、再開発をする事になった。

しか高田馬場を始発駅とする西武新宿線新宿駅まで伸びる予定であり、歌舞伎町付近に仮駅を設置された。

当時の西武鉄道経営陣としてはピストル堤と言われた堤康次郎も健在であり、堤は人を騙して土地を買収したり、ピストルの名の通りに暴力による脅迫で買収したり人の土地勝手占有して後に所有権移転したりと、要するにやり手実業家の皮を被ったヤクザであった。しか権力とみっちりと癒着しているばかりかその後に代議士にもなっていた。

その為に歌舞伎町地主たちは鉄道が来るのは歓迎だが堤が来るのはたまらねぇ、として西武の買収に対抗する策を練った。

そこで街路幅はきちんと確保しながらも、その所有区分を細分化、買収しにくくした。それが功を奏して西武も含め、大資本が入り難い地域となっている。道幅を確保しながらも細分化策が功を奏したのは主導的な町会長などが存在した為による。

 

鉄道忌避説は後世の作り話が多い

ブクマページの米でそれは違うというのを幾つか。https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20240313123638

 

流山

流山常磐線忌避したという話は良く効くが、多分これは違う。というのも、地理的条件があるからだ。

田端を起点にして北千住を通り、土浦に至るというのは決まっていた。で、その途中には避けねばならぬ「水」があるわけよ。霞ヶ浦牛久沼手賀沼は避けねばならない。だから柏の先のルートはこれしかない。

問題北千住から柏で、今の南回り松戸ルート八潮三郷流山の北回りルートTXコース)がある。

でも北ルートには難点があって、それは毛長川、大場川古利根川の氾濫域の土壌ぐちゃぐちゃ地帯に入ってしまう。今でも越谷レイクタウン南側田んぼのままで、ここは乱開発すると土地の保水力が無くなり八潮市街出水してしまうので開発禁止の状態になっている。武蔵野線敷く時もまず水路の開削からやって平地なのに築堤築いている。そうしないと列車振動で沈下して線路が狂ってしまう。それくらい地盤が悪い地域だ。

から日本鉄道はここを通るのは避けたかったはずで、そうすると流山に行くのは無理って事なのだ

 

鳩ケ谷

日光御成街道宿場町として栄えた名残が邪魔して鉄道忌避の街になり、ついに川口市吸収合併された、元鳩ヶ谷市とか?東北本線って計画では、王子以北は今の埼玉高速鉄道をなぞってたって言うし

これも違うと言い切れる。地形で説明するよ。

 

日本鉄道熊谷線(現高崎線)は日本で2番目の鉄道なので工事量を減らす為に「ここしか無い」という厳選されたコースを通っているのだ。工事期間がやたらと短いのも特長で、コースを厳選した結果だ。

 

海食崖

上野駅を出た京浜東北線大宮までは中距離電車じゃなくてこっちが元のルートを通る)は赤羽までずっと急な崖の下を通る。この崖だが、真っすぐなのが特長だ。こういう真っすぐな崖というのは海食崖の特長だ。海の崖だね。

地球の海面は氷河期には氷河南極に氷となって蓄積するので海面が下がる。一方、温暖な間氷期には海面は上がり、平野のずっと奥までが水没してしまう(海進)。

縄文時代などの間氷期の海進で、関東平野海の底となり遠浅の海となっていた(奥東京湾)。間氷期の気温で海進の程度は変わり、最大で高崎あたり、縄文時代では大宮までが奥東京湾だった。(そういう訳で、尾久とか東三条には貝塚がある)

海には波がある。この波は真っすぐ進んでドンと当たって止まり、ではない。斜めに陸に当たった時は、陸に当たった後にその勢いは横に流れる。波が引く時はその横向きの流れのままに引く。沿岸流が出来るのである

すると陸の出っ張っている所は削られて、やがて必ず真っすぐな海岸になるのである

まり上野赤羽の崖が真っすぐなのは海進時に波に削られたせいである。

 

波蝕台

波は崖を真っすぐに削っていくが、この時潮の干満により崖の下には平場が出来る。満ち潮では海面下に隠れているが引き潮では通れたりするアレだ。親不知子不知が引き潮の時だけ取れるというアレ。

上野赤羽では小規模な波蝕台が連続京浜東北線はこの上を通る。但し複々線化で判り難くなってはいるが。

この波蝕台跡は他の低地より少し高いか田んぼになっていないので用地買収がしやすい。更に少し高い故に大雨でも出水しにくいし、砂礫が多いので水捌けも良い。線路用地として優秀なんだな。

 

砂嘴

陸地の角があると波による沿岸流はその先に砂を置いていく(漂砂)ので、真っすぐの海岸線が延長された地形が出来る。砂嘴である北海道標津の野付半島京都天橋立が有名だ。砂嘴で延長された浜により沿岸流と漂砂の働きも延長されるから砂嘴はどんどん伸びていき海底が深くなると砂嘴の延長はとまる。

赤羽台地の角なので波蝕台に繋がる形で砂嘴が出来た。

この先で荒川を渡らねばならないので当然線路はこの砂嘴の上を走る。高さを稼ぐ為である。この砂嘴江戸時代荒川開削と田んぼ開発により削られているが、根元だけは残っている。赤羽の北で環八を跨ぐ時の橋台はこの砂嘴に乗っている。

 

荒川川口町

当時蛇行していた荒川を真っすぐ渡る為に(鉄橋の距離が短くなるから)右に曲がり、荒川を渡る。川口方には堤防曽根)があるのでそれを超えると熊谷に向けて左に曲がりながら築堤で地平に降りていく。地平に降りた所に川口町駅設置。川口宿からは離れているが駅は水平でないといけないのでここしか無い。

 

川口町から熊谷まではほぼ真っすぐ

川口町からは当初の終点熊谷、その先の高崎までは殆ど直線なのだが、所々に緩いカーブがある。このカーブの全てには必然性があり、全て工事の最小化の為のものだ。

特に芸術的とさえ見えるのは南浦和北浦和間だ。

https://maps.gsi.go.jp/#15/35.859927/139.661572/&base=std&ls=std%7Canaglyphmap_color%2C0.79&blend=0&disp=11&lcd=anaglyphmap_color&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1&d=m

南浦和までは低地にあるが、この先で大宮台地に登る。そこで沢が削った斜面に入り、他の沢の斜面側面に取りついて高さを稼いでいく。

浦和駅からはもう芸術点が高く、沢山の小さな沢がある所を、最小限のカーブでその谷頭を両側でギリギリかすめるルートを取っている。ここはダッジボーナスが沢山入る所だろう。舞踏家みたいな避け方である

 

大宮から先も小さいカーブ芸術点高いルートを通るが、中仙道に平行している。中仙道自体芸術点高いルートを通っているのでこの区間コピー忍者って感じだ。

 

このルートの良いところはもう一つあって、途中の蕨から中仙道が平行してくるので宿場町近くに駅を造れば集客と集荷が期待できる。更に当時は道が限定されているので、名のある街道に近くないと客や貨物が駅に来れないのだ。

 

当時の日本が高度な測量でルートを決められたワケ

文明開化したばかりの明治日本が、鉄道二本目でこんだけ緻密なルート選定出来たのは何故か?

お雇い外国人英国人の力だけではない。江戸時代新田開発と用水路開削をしまくっていた為なのだ

台地上に水田を作る場合もっと標高が高い場所から用水路を引いてくる必要がある。水は一度低いところに行ってしまったらもう高さが上がらないから、長距離の測量を正確にせねばならない。その技術が蓄積されていた。

 

やり方は結構単純だ。長い木箱を作り(水盛り箱という)、水を入れる。水面は必ず水平だ。両端の水面から10センチのところに糸を張ったらそれも水平だ(水糸という)。

更に両端の水面から10センチのところにライフルの照準的なものをセットする。その照準で200m先を見て、照準が合っている場所はやはり水平だ。200m先に助手が目盛りが付いた物差しを持って立つと、その地面はこっち側からセンチ下/上がっているかが判る。

これをずっと正確に繰り返す。だから両側の谷頭の直ぐ上を抜けるルートなんてお茶の子さいさいだったかもしれない。

 

という訳で、日本鉄道などが造った初期の鉄道路線は土木技術で地形無視って事を極力避けるルート選定をしているので、マクロ的にもミクロ的にも必然性の塊となっているのでありますよ。

2023-12-22

北陸新幹線琵琶湖を通せばいいのでは

用地買収トンネルもいらない。

橋を架けるだけ。

メリットしかないな。

2023-08-21

何でもかんでも認めなくていいんだよ

他文化他者に対して過剰な配慮理解を求めたがるし、自国文化根本から否定するような記事に対しても一定の理解を示さないとむしろ叩かれる

けど、認めたくないものや受け入れたくないモノなんて人にはいっぱいあるんだよ

公共利益を考えたら100%よいことでも、個人立場では断固拒否なんていくらでもある

極端な例だと用地買収とか

外部から見れば馬鹿みたいなモノに固執することなんてあるわけだし、認めるのが当たり前ってのはまず改めないといけないと思う

というか認めて当たり前の前提で物事書いてる人多すぎなんだよな

2023-02-10

中央線グリーン車導入延期しすぎだろ

コロナウクライナ戦争があったとは言え、用地買収必要な話でもないし何年も延期になる理由わからん

2022-08-31

anond:20220831132324

公共工事は、100年をめどに計画される。

100年後の都市イメージして、道路鉄道が作られるんだ。

計画段階では、都市全体でどうするか決めて、用地買収やら立ち退きが済んだところから

順に工事をするのだけど、いかんせん、工事の量が半端ないわけ。

毎日せっせと順番に工事していっても、全部終わるのは100年後だし、

最後の方に工事される場所は、それこそ100年近くほっておかれることもざら。

2022-05-20

anond:20220520143148

役場対立してる(政治的町長対立してるとか、役場が進める公共事業に反対してるとか、用地買収に反対してるとか)目ざわりな住民嫌がらせする町長いるかもしれんぞ。阿久根市のあの市長みたいなのもいたし。

2022-03-17

ゼレンスキー大統領国会演説の予想

ゼレンスキー大統領オンライン国会演説テーマが米では911真珠湾だったが、日本では原爆だろうなと予想が盛り上がってる件。

おいおい、日本にはもっと相応しいテーマあるじゃんよ。

日本ロシアソ連)に侵攻された事があるでしょが。

 

8/15以後も続いた戦争

第二次大戦は8/15の日本降伏で終わったと思ってる人ばかりだがソ連に関してはそうじゃない。

時系列

 

8/6 広島原爆投下

8/9 長崎原爆投下、ソ連日ソ中立条約破棄、満州に侵攻

8/11 南樺太侵攻

8/14 ポツダム宣言受諾、日本軍は全軍に攻撃停止命令英米攻撃停止

8/15 玉音放送

8/18 占守島の戦い

8/22 三船殉難事件

8/23 占守島武装解除

 

と、連合国のうちでソ連軍だけが停戦せずに攻撃を続けた為に戦闘継続し軍民に被害が発生した。

日ソ中立条約破棄は日本降伏に追い込んで戦争終結させる為だからあいいとしてもだ。

だが8/15以後も攻撃を続けて避難民を殺したりしたのが是認できる訳が無い。

8/22 三船殉難事件というのは樺太サハリン)の大泊から逃げる避難船をソ連潜水艦留萌増毛沖で3隻撃沈したっていう事件だ。

2隻は魚雷、もう一隻は浮上して機関砲を執拗に撃たれたものだが、この時撃たれた避難船は白旗を上げていた。でも攻撃は止まずに結局撃沈されて3隻で1700人くらいが死んでいる。

 

ゼレンスキー大統領が米議会真珠湾を出したのが気に入らねぇとか言ってる奴等は馬鹿じゃねーの?アメリカじゃ卑劣な奇襲攻撃代表格としてポピュラーだろ?という立場だが、8/15以降のソ連の行動は是認できるものじゃない。

 

米ソでヤルタ会談が行われ、千島列島ソ連にあげるってな密約がされたのな。

その上でソ連釧路-留萌ライン以北の占領計画勝手に立ててこういう行動をしていた。

占守島の戦いで膠着状態になっていた所にトルーマン大統領スターリンに「北海道占拠するな」と釘を刺したので計画頓挫されたが、それが無かったら北海道上陸されて占領されていた可能性が高い。

 

で、投降した軍人軍属シベリア抑留ですよ。

 

領土拡張原則違反

無条件降伏した日本第二次大戦の獲得領土だけじゃなくて明治以降の獲得領土も全部失うことになった。

でもそれに戦後納得が得られて「朝鮮台湾青島日本のモノだ!」みたいな意見が大きくならなかったのは連合国の方も領土を獲得しないっていう原則戦後処理がされたからだ。

ところがこれには例外があった。それがソ連ですわ。

 

サンフランシスコ講和条約日本近代以降の武力武力を背景とした干渉で得た領土を手放させ、過去の穏当で文化的占有範囲基準にして領土を決めている。

だがその例外千島列島で、ここだけはヤルタ会談密約根拠になってるわけよ。ソ連けがプチ帝国主義許されてる訳だ。更にそのうえで北海道ゲット計画もあったわけだ。

レーニンさん、帝国主義って資本主義必然だったのでは?ソ連のこのざまは一体…?

SF条約に納得できても北方領土の方はおかしいと感じるのはこの為だ。SF条約千島列島の扱い自体領土拡張原則に反してるからだ。

 

引揚者の困窮問題成田空港問題

終戦後も海外領土から引揚てくる人が沢山居たのだが、地域によってその過酷さが違った。

資産放棄せざる得なかったのだが、台湾とか米軍占領地では金銭の持ち出しは比較的緩かった。

でもソ連占領地では殆ど持ち出しが許されなかった。なので引揚船下りた後にどうしようもなくなってしまう人が多数出て、稚内とか新潟とか舞鶴とかの着地でそのままホームレス化してしまう人も沢山居た。

で、日本土地もないので住居も農地も無く、持ち金もないスタートなので戦後復興や高度成長の流れにも乗れない人が大勢出て、高度成長期の末なのに未だ戦後を生きてる引揚者っていうのが1960年代社会問題化したわけよ。

最終的に1967年引揚者に対する特別交付金が支払われることになった。引揚者=苦労人の代表格だったのよ。

そんな風に引揚者への社会的同情が高くなっていた所に起こったのが成田空港建設問題ですよ。

当初の計画から変わって三里塚に決まったのだけど、その理由満蒙開拓団引揚者入植地で入植から日が浅いから多分おkって感じのなめた考えて、実際は満蒙開拓団引揚者入植地から猛烈に開拓地に対する執着が強かった。戦後ゼロからやって来たわけやからな。

国が強引な舐めプで収用したもんだから新左翼が加わって国民的な引揚者への同情が高くなった直後だったので大紛糾したのはご存じの通り。

成田新幹線接続高速道路まで頓挫したのは引揚者への同情が高くなった直後だったっていう事情ゆえで、これも新左翼のせいだと思ってる人居るが、んなわきゃない。

地主抵抗したのが原因で千葉の広範囲地主左翼シンパなわきゃない。

成田新幹線用地を転用した線路を走るスカイライナー乗るとずっと住宅街中通るが、実はあれは山林、農地開拓したニュータウンの真ん中を通ってるのだ。ニュータウンの真ん中を成田新幹線が通るっていう一体化計画だ。

から激不評な成田新幹線が通るとニュータウン関連の用地買収地主が首を縦に振らなくなってしまう。なので自治体成田新幹線計画に反対したのだな。空港本体接続路線ちょっと事情が違う訳だ。

 

それもこれも引揚者戦後困窮問題が元であって、特にソ連占領地で持ち出しを極限まで認めなかった事がルンペンプロレタリアート化の引き金になってるのだ。

 

ソ連の悪行忘れた日本

からゼレンスキー大統領とそのスピーチライター日本の歴史良く知ってたら、多分原爆被害と共にこういうソビエトロシア行為を訴えるのではないかと思うのだ。

今のロシアがやってる事は満州建設以後の日本の愚行そのもので、プーチンは変なヒッピー地政学みたいな本読む前に失敗の研究とか空気研究読めよって感じなのだ

その一方で戦後の時流を無視した領土拡張主義の試みとか抑留の恐怖とか、ロシアのクソっぷりで共有できる経験がある。

…のだけど、例えば日本は悪くない史観なんかのせいで連合国の中でもソビエトロシアの為した理不尽さの線が埋もれてたり、単に忘れられていて、原爆ほどには日本人の心に刺さらいかもな、と思ったりもする。

2021-07-12

https://www.chibanippo.co.jp/news/national/810433

狭い道路が多く、渋滞の発生もしばしば。これも、「非線引き」のため市街化調整区域を設けられず、用地買収にかかるお金が高くなってしまたことが背景

八街成田よりも前に国際空港建設候補地となり、農業者たちが激しく抵抗した歴史

千葉県道路がクソなのは中核派革マル派代表される新左翼過激派が、成田闘争で空港のもの妨害するだけじゃなく、土地収用委員会一般人テロ殺傷して機能停止に追い込んだから

左翼マスゴミ歴史修正主義はいいかげんにしてほしい

2020-12-13

実家の裏山が切り崩されてソーラーパネルが設置されることになった

その一報を父から聞いて胸中に去来したのは、幼き日の思い出ではなく、むしろ長じてから度々意識した故郷の衰退のイメージだった。

元より地場産業として誇れるものが取り立ててあったわけではない地元は、緩やかだが確実な経済的衰退と人口減少の影響を受け、公共施設老朽化や各種インフラ経年劣化という形で自治体としてのほうれい線を隠す術を失っていった。

それでも、いや、それゆえに明確な転換点などなく、ただゆっくりとした老化から鈍感なふりをし続けた首長自治体、そして何より住民が半ば共犯のように地元の腐敗と死滅とを看過していった。

からこそ、いまさら太陽光発電などで延命を図ろうとする醜さにほとほと嫌気が差した、その実感があった。

それでも友人の結婚式に出席するために数年ぶりに帰省してみると、どうも聞いていた状況と乖離があったために改めて確認を取ったところ、どうやらこの度設置が決まったのはソーラーパネルではなく、例の宇宙太陽光発電の受電設備ということらしかった。

年齢を重ねたが故に知識と語彙の更新をやめた父をいまさら責める気も起きず、数か月前にニュースサイトで多少話題になっていたトピックに思いを馳せることで2次会の無聊を慰めていた。

令和4n-21年に決定された第n次エネルギー基本計画では、ついに原子力発電の占める発電電力量の占める割合が0%になった。

平成震災とそれに連なる事故以降窮地に立たされていた原子力産業はついに時勢に降参し、明るい未来エネルギーから歴史教科書上の記述となることを選んだ、という建前を本気にしている奴は少々イデオロギーに傾倒しすぎているきらいがある。

現実は、国内ソーラーパネルメーカーの開発した、そこまで安価とは言えないまでもそこそこ効率改善の図られた新型パネル推したい産業界が、細々と開発を続けていた国産ロケットペイロードの使い途を探していた経産文科省に仮託した、おままごとのような科学技術国威発揚煽りを受けた全廃、と言ったところだ。

どこまで行っても消極的な退場に、却って日本という国を感じざるを得ず、左派メディアのこじんまりとした勝利宣言にわざわざ難癖を付ける余力もなかったと見え、平成後期から令和初頭に掛けてあれほど紙面を賑わした役者とは思えぬほど粛々としたレームダック期を享受していた。

実際、人々とメディアの関心は、中国による、気前の良い提供と、経済協力を人質に取った押し付け中間の様な形で供与された受精遺伝子改変技術をどれだけ受け入れるかという議論にあった。

(科学技術という側面において現代日本中国に対して如何にサブジェクト・トゥしているか、という話だ。宇宙太陽光発電所はさながらパクス・シニカに立ち向かうドン・キホーテのようだ、と明に暗に揶揄された。)

米原子力協定の次回更新がないことは誰の目に見ても明らかであり、山のように余っているMOX燃料の行き先はIAEAも知らないようだった。

そんなことだから中間貯蔵施設という名目の、事実上最終処分場たる六ヶ所にすべてを押し付け政府行政と大多数の国民NIMBY精神遺憾なく発揮することで各々の精神の安寧を獲得していった。

とにかく、ことの主犯たる国産宇宙太陽光発電所は「ひかり」という、加齢臭むせ返る横文字候補からはなんとか逃げ果せた通称を拝命し、20GWもの大電力を供給し始め、東京万博会場の灯りが一斉に点った日をもってひとまずのプロジェクト成功と見る向きもあった。

(日本による宇宙開発の数少ない世界成功に肖って「はやぶさ」なんてネーミングを推す動きもあったが、流石にこの国にも一抹ながら恥の概念は残っていたらしい。また、「まりし」などという旧動燃残留思念、いや怨念が具現化したかのような案も提出されていたもと聞くが、真偽の程は定かではない。)

実際、こんな大規模プロジェクトを実行する能力エネルギーをこの国がいまだに持っていたことに驚いた。

ただ、ひかりから降り注ぐ高密度マイクロ波分散して受電する設備、すなわち受電所の立地が不足していると言う問題は依然として解決の目を見ていなかった。

安全よりも安心を求める国民性に変わりはなく(「焼き鳥デモ」の映像を見たときは流石に乾いた笑いしか出なかった)、電源交付金雀の涙と来れば宜なるかな積極的に手を挙げるごく少数の自治体は奇異の目で見られた。

とはいえ、大流量の循環水系のために沿岸部であることが求められる汽力発電でもなく、大規模な河川と高低差が求められる水力発電でもなく、只広い土地さえあれば良いというだけの必要十分条件は今まで大規模電源立地となることなど考えもしなかった自治体の目には福音として映ったらしく、それらの首長は新たな時代権益ホルダーとなることを選んでいった。

反対に、新規基準適合審査の遅々とした進展と繰り返される住民訴訟、そして最終的な結論としての廃炉の影響をもろに受けた原子力立地の反応はさっぱりであり、政治の影響をもろに受ける歳入に頭を悩ませられるエネルギー立地はもう懲り懲りと言った風情で、役人の誘いをアイリスアウトの向こう側に押しやっていた。

結局、ひかり設計容量のすべてを受電するに必要な30GW分の受電所を運開当初から用意することを諦め、漸次募集という名の先送りを決定した政府は経産文科省を矢面に立たせることを選び、自らは飄々としていたというのだから大したものだ。

結局、運開から5年が経過した段階でもひかりの擁する200k㎡に及ぶパネル3分の1は折り畳まれたままであり、白衣十人黒衣五人などと不必要比喩披露した大臣メディアの総バッシングを浴びる権利を恣にしていた。

そうした、古式ゆかしい伝統的な時勢の中で、2次立地募集に手を挙げた自治体の内の1つが、我が郷里だったのである

「親父が色々動き回ってたみたいなんだけど、さ。正直言うと、あんま関わりたくないなってのがあって」

私の友人であり本日の助演男優、またの名を新郎が、半分ほど空けたアサヒビールのジョッキをテーブルに慎重に据えながら、疲労を隠さぬ赤ら顔で言う。

彼の父親町議を務めており、「太郎」というシンプルすぎる名前出馬を見越して付けた名前だと言っていた。

(国政選挙に出るわけでもないのにな、とは彼の自嘲だ。)

その親父さんはどうやらこの度の誘致に際し懸命に旗を振っていたという。

しかし、僅かばかりとは言え受け取る交付金と、"多少の"造成による環境破壊と、電源立地になるという誇り(この価値観だけは共有が出来なさそうだ)と、それら3つをとりまく可愛らしい権力闘争の予感に、父親の説得と説教とに玉虫色の回答を重ねることでのらりくらりと回答の明言を避けてきたのだという。

彼のこの手の身のこなしは素直に凄いと思うし、そうした人付き合いに嫌気が差していた、というのは私の上京に係る動機の半分を占める。

「でもお前、今更そんなこと訊いてくるだなんて、本当にここの人間じゃなくなっちまったんだな」

この地でこの話題が取り沙汰され始めたのは軽く2年以上は前だという。

誘致か否かで侃侃諤諤の論争があり、どこに建てるかでまた侃々諤々の論争があり、さら用地買収に係るあれやこれやのトラブルがあり、それでも最終決定がなされたのがひと月前というのだから、どれほど地元の世情に疎くなっているかを実感させられる。

あるいは、上京して好き放題やっている(ように見える)私に対する軽蔑嫉妬の念が多少なりとも混じっていたのかも知れない。

なるほど、確かに私には家庭もなく、親族との濃密な付き合いもなく、仕事周りの土地付き合いもなく、自由気ままにやっていると言われても反論する材料がないことに気づく。

であるなら、こんな日くらい友人の愚痴と誹りを受ける義務も果たすべきだろう。

そう思って、コークハイを傍らに、言葉少なに彼の言葉に相槌を打つことに決める。

まったく、本当に大変な役回りだと思う。

返す返す、自分には出来る気がしない。

翌朝、久々に実家の自室で目を覚ますと(物置と化していなかったことに驚いた、こうした面に関する母の義理堅さには感謝しても仕切れない)、やはり気になっていた裏山に足を伸ばした。

アルコールが多少残ってはいたが、丁度良い運動だと体に言い聞かせて路を辿っていく。

子供の時から変わらない、というのはフィクションの中にだけ許される情景で、長らく人の手が入っていないことを伺わせる荒れ様には流石に心のどこかが痛んだ。

…いや、いや。

地元を出て戻らぬお前に心を痛める権利などあるのか?

よそ者同然と化したお前が捨て犬に見せるような仏心を発揮して碌なことになるのか?

もはや何も言う権利などないことに遅ればせながら気付き、せめて在りし日の遊び場の記憶が損なわれぬよう、路の途中で踵を返した。

もう2度と見れぬであろう山の景色を視界から追いやり、そういえば客先から急ぎの問い合わせを受けていたな、などと頭からも追いやり、足早に帰路に就いた。

帰路。

実家への帰路か、東京への帰路か、自問せずとも回答は明白だった。

思い出深き裏山は、もはや私の裏庭ではない。

2020-09-21

anond:20200921193244

工場まで建てて、莫大な数を作って売りさばくから1個あたり50円で済むという話と

それだけを1個だけ作った場合に50円で作れる

という話は次元が違うんだよ。原価の考え方を間違ってる。工場建てるところから用地買収も含めて、計算しろ

2020-08-31

屋台焼き鳥屋さんに

北海道から沖縄まで

同時発売したいので作ってと

いきなりいって、できるか?という

 

から言わせると1日100本と1日100万本は 1万倍大変なだけという考え方のほうがわからない。

仕入れだけ見ても1万倍は大変だろ 金の問題が合ってもそうそ簡単に1万倍には出来ない 仕入れだけでもな

バイト1万人とかでも 大変だな

工場つくる 用地買収して 安定的にこういんやとって・・・

そうぞうをしてみりゃいい、

単に人数が増えるというだけが、それだけ至難かという

2020-05-29

[]換地、替地

換地かんち)とは、土地区画を整理した際に新しく与えられた土地のことである

例えば、農地までが遠かったり、農地が入り組んでいて耕作する機械を入れるのが大変なときに、土地を交換して整然とした形の土地にする。

このとき考慮するのは面積だけではなく、地質や水利環境などが照応するように換地することになっている。

一方、替地(かえち)というのは、収用した土地に代えて与える別の土地のことだ。公共事業用地買収などの際、金銭に替えて譲渡される。

別に土地じゃなくてお金をもらってもいいじゃん? という話ではあるが、ダムのように村ごと引っ越して大規模に生活拠点が失われる場合や、公共事業による土地価格の上昇が期待されるようなときに、替地が要求されることがある。いきなり遠くまで引っ越したら生活再建が大変だし、これから土地の値段が倍になるのに、安いときの値段で土地を買われても納得できない、というのがその理屈

替地には歴史的意味もあり、単純な土地の交換を意味することもある。ときには田畑の売買の禁じる法律の抜け穴としても機能した。また、江戸時代には所領・知行地の交換のことも替地と称した。

それにしても、法律用語って、似た響きの癖に内容が全然違っていることが多くて、まことにややこしい。

2020-03-27

国「土地売ってちょうだ~い」

地主A「いくら出してくれんの?」

国「3億円でどや?」

地主Aのお隣さんの地主B(ほなワイが3億1円で買うたるわ)

地主A「国さん残念やけどもうBさんに3億1円で売ってもたわ。すまんけどBさん当たって」

国「Bさんそこの土地売ってんか」

地主B「6億円出してもらわな売れへんなあ」

相談者「こんなふうに用地買収の値段を釣り上げることはできるんでしょうか?みんなま~るく収まるもんでっしゃろか」

2020-03-09

anond:20200309195222

個人住宅とかコンビニについては

プラモから速い、のだが

でっかい建物は基本ワンオフなのよねー

いずれにせよ中国がすごいのは用地買収の手間がないとこだよな

2019-12-31

anond:20191231135614

へたすりゃ工場用地買収原材料の手配など恐ろしくかかるばあいもあれば、

既存ラインを使える場合もある

 

そういうのすらわからないやつが、法案を作ったということはわかった。

2019-01-31

明石市職員は本当に「7年間何もしてなかった無能怠慢職員」なのか

明石市長の舌禍問題について。当初の過激な言い分への批判一色模様から一転して、

神戸新聞NEXT|総合|部下に「辞表出しても許さんぞ」「自分の家売れ」 明石市長の暴言詳報

↑の市長発言詳細が明らかになると、「悪いのは7年仕事放置してた無能職員であり、市長はむしろ正しい。立派」みたいな意見が続出していて愕然とした。

当の市長のものの是非については、正直それほど強い感心はない。個人的には、どんな背景があるにせよ「(市民の家に)火をつけてこい」って発言はあまりに酷すぎると思う。が、市民安全を想う明石市長言葉の熱意に感銘を受けたり、あるいはこれまでの功績を評価して、明石市長を支持したいという立場を取る人たちを別に否定するつもりもない。


それよりも気になって仕方がないのは、この発言の是非を巡る議論に際して、パワハラ発言被害者である職員が「7年間何もしてなかった無能怠慢職員」だと決めつけられがちなことで。

市長擁護する側は言わずもがな批判する側からも「無能職員を働き者の市長が叱責した」という前提に立ったコメント散見されて、「いやいや、そもそもこの記事だけじゃ実際の職員の働きぶりがどうだったか分かんないじゃん。ちょっと待ってよ」と。

市長「そんなもん6年前から分かっていること。時間は戻らんけど、この間何をしとったん。遊んでたん。意味分からんけど」

職員金額提示はしていない」

市長「7年間、何しとってん。ふざけんな。何もしてへんやないか7年間。

   平成22(2010)年から何しとってん7年間。金の提示もせんと。楽な商売じゃお前ら。あほちゃうか」

おそらく、前掲の記事のこの辺のやり取りであったり、

「ややこしいの後回しにして、楽な商売しやがって」

「7年分の給与払え。辞めたらええねん、そんな奴。辞めるだけですまんで、金出せ金も

市長のこの辺の言葉であったりとかが、職員は7年何もすべきことをしていなかった、遊んでいた、面倒な仕事を後回しにしていた、給料泥棒……みたいな印象を与えるのだろう。

でもこのやり取りは、あれだけ過激言葉を使うほど興奮状態だった市長が、上の立場から一方的にまくし立てていたであろう状況なわけで。そんな一方的発言だけを見て、市長職員の働きぶりが有能・無能だったと決めつけてしまうのはどうにも不公平に思えてならない。

市によると、事業は10年度に国が始め、約200メートル区間約1900平方メートルに42人の地権者がいた。

から用地買収委託を受けた市は職員3人で、12年度から個別交渉を開始。早ければ16年度末に完了する予定だった。

市によると、交渉は「住み慣れている」「権利関係が複雑」などの理由で、一部の合意が大幅に遅れた。

交渉担当した市幹部は「最後建物放置していたのではなく、1カ月に1回以上は地権者交渉していた。正式書面で金額は示していなかったが、概算額提示していた。市長が激高した時期は契約前の最終段階だった」と話す。

市長は「7年間何しとってん。楽な商売しやがって」と怒鳴ったが、別の職員は「金額提示をしていないことを、全く着手していないと思い込んだのではないか」と推測した。

叱責された市幹部、責任痛感も土地買収の交渉「怠慢ではない」 明石市長暴言(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース

一方でこちらは、遅れて公開された職員からの弁明記事。もちろんこれはこれで職員から擁護的な言い分であるわけだから、これだけを鵜呑みにして「なんだ職員側は十分頑張ってんじゃん」と判断するわけにはいかないだろう。

しかし、調べてみると用地買収の実務について知識のある人たちから、「職員が7年仕事してなかった」って取り上げられ方に同じく疑問を持つ声がチラホラ見受けられる。

明石市長の「パワハラ」案件について、自治体としてできること・できないことから考える - Togetter(例えば、この方の一連のツイートとかは知識の無い自分にもわかりやすくて参考になった。)

というか、用地買収手続き実態とかが全くわからないにしても「複雑な事情があって難航していたんじゃないか」とか「縛りの多そうな役所仕事だし、職員立場ではどうにもならないこともあったんじゃないか」とか、いろいろ想像は付きそうなものだし。それを「7年何もしてなかった」とまで言ってしまうのはあまりに短絡的じゃないかなあと。担当職員が何度か交代していたというから尚更、みんながみんな揃って全くやる気の無い職員だったなんて考えづらいし。

たぶんこれが、民間企業での上司と部下のやり取りだったらこうはなってなかった気がする。

税金収入を得て、公共のために働く公務員という立場

お役所仕事の非効率さや、公務員の働きぶりそのものに負のイメージが持たれがち

・一方で明石市長が功績ある、優秀な人物だと評価されている

・当初の報道で、市長の立派に見える発言部分が報じられていなかったことに対する反動

……などなど、いろんな要因が重なってこういう流れになっちゃったのかなあと。

まあもちろん、実際いざ蓋を開けてみたら、やっぱり職員がただ面倒な仕事を後回しにしていた、どうしようもない怠慢職員だったって話になる可能性もある。(市長の叱責の翌月には買収がまとまったって話もあるようだし)

しかし、もし職員自分の出来る範囲できちんと尽力していたのだとしたら、今の彼らの心情を思うと何ともやり切れないなと。ただでさえ、逆らえない上の立場人間からあんキツイ言葉を投げかけられた上に、仕事実態を知らない全国の人々から無能だ怠慢だとレッテルを貼られ、「こいつが悪いんだから言われるのも当然」なんて言われるんだもの。まるで「いじめはいじめられる側にも原因がある」って被害者側が叩かれるみたいに。理不尽にもほどがあるような。

それに、例え仕事が滞っていた原因として職員の落ち度が少なからずあったとしても、「何もしてない無能」とまで言われることはないんじゃないかと。

今この世のどこか(というかたぶん明石市)に、市長言葉と此度の件で、自分仕事全否定されて尊厳名誉も踏みにじられた職員がいるのかもしれないと思うと、凄く居た堪れない気分になってくる。

今後、市長発言の是非そのものだけでなく、用地買収経緯の実態が明らかになることで職員が「何もしてないわけではない」ということが明らかにされて、彼らの名誉回復されていく展開が訪れるか。そうならないのであれば、彼らが実のところ本当に同情してあげる余地が全くないほど、「7年何もしてなかった」怠慢すぎる職員であってくれることを願うばかり。

2019-01-30

明石市用地買収パワハラ事件に思う

私は現在とある地方自治体で用地職員をしています

申出証明その他を税務署地権者に送りました。疲れますよね。

さて、本題です。

明石市駅前国道ビルが一軒だけ残り、市長からパワハラ叱責を受けたというアレ。

個人的には市長の言うことは正しいと思うし、あの家燃えいかなって思うこともある。

でもね、用地の職員叩かれすぎじゃない?

○7年間なにもしていないからああ言われて当然。

・7年かけてあのビル以外全部契約してるじゃないですか。

・あのビルに限ったとしても、報道されてるのは「7年かけて契約できなかった」だけで、「7年の間一度も交渉しなかった」じゃないですよね。交渉してないってなんで言えるんですか。

金額提示してないんだから交渉してないだろ。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3552.htm を読んでください。公共事業で収用を受けた地権者への税控除の特例です。その要件の一つに「買取申出から半年以内に契約すること」って書いてあるんですよ。買取申出がいわゆる「(1円単位での)金額提示」です。逆に言えば金額提示から半年で決着が付かなかったら地権者が大損こいてますます契約は難しくなるの。それを避けて交渉を進めるには「概算提示しかないってわけ。金額提示スタート地点じゃなくてゴール地点にあるって感じ。

そもそも土地金も補償金も公正な税金支出の名の下にめちゃ厳しい基準があるんです。だからモリカケあんな騒がれたんじゃん。上げろって言われて金額上げたらそれは役所仕事じゃない。そんな中でどうしようもない地権者なんてごろごろいるの、少しは知ってほしいな。

結論としては、公務員簡単に叩かれすぎてきびし~って感じ。

2018-02-27

anond:20180227015750

車両を2倍に増やせばいいのに

列車ってのは安全のために先行列車とは一定の間隔を空けて走るようになってるんだ。

いま10両編成で走ってる電車が全部20両編成になると、列車同士の間隔が狭くなってしまって超低速運転になるか大幅減便になる。

列車1本あたりの長さと、路線全体で見る運行本数のバランスを考えると今から2~3両増やすのが限度だよ。言うまでもなくホームも長くしないと止まれない。

あるいは線路を横にもう2~3本増やすかだね。用地買収しないといけないからこれは厳しいだろうけど。

追記:

過去にはJRだか国鉄だかが全車2階建ての電車を導入して混雑緩和を図ろうとした事もあった。確かに乗車定員は増えるが、2階建てにすると1両あたりのドア枚数が減ったり階段が出来たりして乗降に時間がかかり、逆効果だったそうだ。

2018-02-18

anond:20180218090528

路線を作るのは鉄道会社の維持費用云々だけじゃなくて用地買収なんかも絡むから社会全体ではものすごい負担になりそう

2016-11-27

バブル脳の北陸新幹線計画小浜経由で日本終了のお知らせ

北陸新幹線敦賀新大阪間のルートが、小浜京都経由できまりそうと聞いて、もう日本は駄目かも、と思った。現在日本財政的窮状が見えていないバブル脳の老害がまだ政界に跳梁しているのか。

北陸新幹線・3ルート国交省の詳しい比較はこちら。

https://www.mlit.go.jp/common/001152043.pdf

舞鶴経由なんてもとより頭がおかしい。もともと無茶な小浜経由の影を薄くするために、わざとスケープゴートとしてむりやり候補ねじ込んだとしか思えない。

新大阪駅京都駅間の人口密集地にもう一本、新幹線を作る?どれくらいのお金時間がかかると思っているんだ?(資料では2.1兆円とあるが、とてもそれですむとは思えない)。新快速バンバン走る中、どれくらいの需要があるんだ?しかも、既存東海道新幹線と並走するんで、災害時の迂回ルートにもなりはしない。そして小浜市という人口3万の町のどこに、わざわざ迂回してまでも行かなければいけない巨大な旅客輸送量のニーズがあるんだ?それって、(米原ルートとの小浜ルート建設費の差額の)1兆5千万価値があるのか?国家予算が50兆円の時代の1兆5千億円の価値が分かってる?日本人美徳の「もったいない精神はこれだけ規模がでかいと忘れ去られるのか?

一方の中央新幹線大阪延長は、国の融資支援による前倒しが決まっていて、現状では2038年開業予定になってる。北陸新幹線は、2023年春に敦賀まで開通予定で、その直後に着工しても、小浜ルートの工期15年だから、結局、開業時期は同じだ。

だとしたら、北陸新幹線米原ルート(工期10年)にし、米原駅ホームを、東海道新幹線から北陸新幹線にドア・ツー・ドアで乗り換えられるように改造し、5年間は米原での乗り換えを我慢する。中央新幹線が開通し東海道新幹線の便数が激減する 2038 年から大阪から米原経由・直通便を出すようにするのが、もっと経済的合理的だろう。

ソフト施策としても、たとえば米原での乗り換え時に、プラットフォームで隣の車両の移動するだけですむよう、指定席車両単位シンクロさせるとか、指定席特急券は特例で通しで買えるようにするとか、いくらでも施策は打てる。「JR会社が違うから」などと言うのは、兆円単位の工費の違いに比べれば些細な差に過ぎない。

今の日本高齢化洒落にならない状況に深刻な状況に陥っていて、お金は少しでも多く、今後の高齢者を養う力を持つ若者を育てる教育と、国際的お金を稼げる技術力の種を産む研究開発費に突っ込まなければいけない。そして2100年には人口は8千万人まで減少すると予測される中、地方から撤退」して、生活資本整備は都市部に「集中」と「選択」をする政治的に難しい舵取りをしなければならない。

経済的にあまり効果がない土木工事には1円ですらお金を費やす余裕はない危機的状況なのだが、「北陸新幹線小浜ルートで」などと寝呆けたことを言っている連中は本当に日本の現状がわかっているのだろうか?

米原ルートのもう一つの利点は、米原の北東側に、北陸新幹線名古屋方面への短絡線を作れば、横浜静岡名古屋から北陸方面への新幹線移動も可能になる点だ。しかも安くできる。繰り返しになるけど、2038年に中央新幹線大阪まで開通すれば、東海道新幹線はがら空きになる。それを有効活用し、災害時に迂回路としての役目を果たせるよう、メインルートから距離を離しておくのは、ものすごく重要だ。

なので、我々がすべきことは、2038年開通予定の中央新幹線新大阪までしっかり期限内に完成させて、空いた東海道新幹線をすぐに北陸新幹線転用できるよう、東海道新幹線北陸新幹線制御系統共通化などソフト面での対策を、時間をかけてしっかりやっておくことに尽きる。

場合によれば測量・説明会運営用地買収政府自治体支援すれば、中央新幹線の開通はもっと早められる可能性もあるだろう。

これまでも、日本鉄道災害対策は「天災路線ダメージが出たら、工事担当者が集中して復旧作業して、素早く再開させる」のが基本で、需要にまったく見合わない東海道北陸中央新幹線トリプルネットワークの整備は筋が悪すぎる。どんな災害でも素早く状況を見て復旧ができるような人材の維持・育成こそ大切だ。

少しでも多くのお金日本未来を担う人的資源の育成に。土木事業業界を潤すという考え方は早く捨てないと、日本未来はない。最小限の投資で最大限の効果を実現するよう、願わくば、多くの関係者再考をお願いしたいと思う。

2016-04-12

http://anond.hatelabo.jp/20160412094128

あなたこそちゃんとものを調べてから書いてくださいね

外環道路について、こと市川周辺の区間に関しての用地買収はとっくに終わっていますから

 
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