はてなキーワード: 現生人類とは
確かにナウシカがいなければ現生人類はすぐに絶滅していただろう、そこは認める。
しかしナウシカに全責任を押し付けたのなら、押し付けられた最高責任者であるナウシカは最後まで慎重な判断をするべきだった。
墓の技術を用いれば現生人類が新しい環境でも生きていけるだけの可能性だってあった。
その真偽を確かめる前に破壊したのは全責任を背負わされた者の判断としては絶対に間違っている。
人が傲慢であることを認めるなら例え危険を冒してでも墓の技術を現生人類存命のために転用しようと努力するべきだろ。
ナウシカの境遇に対する同情は当たり前だが、それとは分けてナウシカは現生人類の運命を決断する立場にいたことを理解するべきだった。
墓と和解する、墓の技術を使って適応できるよう変わる、新生人類と共存の道を歩む確率なら後者の方が高いことは疑いようがない。
武力的制圧の観点からなら生殺与奪拳をナウシカが握った時点でついている。
ところがナウシカは根っからのテロリストだから相手が無力化しても最後まで暴力を手放さなかったわけだ。
真意を聞かされた人間がナウシカだけだったのが現生人類・旧人類・新生人類全員の不幸だった。
それにナウシカが押し付けられた側というのなら、ナウシカは現生人類と話し合い情報を共有しあったか?
勝手に一人で現生人類を愚かだと決めつけて話すタイミングもあったのに、一人で判断し一人で決断してたじゃないか。
それがエゴ以外の何だというんだ。
王蟲とは心を通わせるというが、ナウシカのような特異な人間でないからこそ現生人類を導く役目があったのではないか。
カリスマ的求心力を向かわせた先は結局ただの暴力と破壊活動だった。
平時においてはみなまとも、とは夏目漱石の言葉だが、平時でないからこそナウシカの本質が浮き出た最終審判となった。
どれだけ苦しくても人の命を奪ってでも生きたいと願わない人間もいる。
ナウシカは危険な道を手探りで歩くことよりも、エゴイズムにまみれた自分の信じる正義で現生人類の生きのこる選択を奪った。
それはナウシカに背負わされた責任よりも遥かに重い結果だった。
何度でもいうが墓の技術を破壊したというのは取り返しがつかない選択だ。
政治力・武力を持った人間が行うべき選択は、支持率や多数決が問題ではない。
正しい歴史が残るかどうかだ。
ってこんだけ書いててヴ王もその場にいたような気がするなあ。
というかラストでヴ王がナウシカの決断に納得してるのがやっぱり腑に落ちないわ。
ヴ王なんて墓所の技術を何としても手が欲しかった側の人間じゃん。
お前こそ読んでないだろ
将来的に死ぬかどうかじゃなくて生命として認めるかどうかって話で
王蟲は環境を綺麗にする生体兵器だったのが長い年月で魂や精神性を身に着けた
つまり最初はまがい物の生命でも長い時を過ごせば生命としての自然な姿へと回帰していくのがナウシカの世界観
ところが産まれてすらない新人類の卵に対してナウシカは一方的に
と決めつけたわけだ
それで焼き殺したと
何様なのこいつ?
何百年という長い年月をかけて生命体として成熟していったんだぞ
産まれる前の新人類の卵相手にお前は生命じゃない、ノーカンな、ホイ焼き卵(ブォオオオ)
本当に調和を愛するなら新人類の1人でも育てて経過を見たらどうだ
と、思ったら自分のことを母親だと思い込んだ赤子同然の巨神兵を使い潰して捨てる女だった
悲劇のヒロイン気取り
こんなやつに子育ては無理だ
墓所戦争のときはみんなテンション高かったからナウシカマンセーで済んでた
しかしことが全部済んで振り返れば自分らがしたことにゾッとするだろうし
何度もいうがナウシカはナウシカ教の教祖で特殊性癖持ちのテロリストだ
勝利したとも言えないような状況になった
一体、森の賢者のところで何を学んできたのか
ただの休暇、完全に無駄だった
本人が王蟲の知性の芽生えを崇拝してるにも関わらず
新しい者にはチャンスを分け与えない
当時は正しければ何やってもいい世の中だったが
今はその間違いにみんな気づいてるだろ
人は必ず間違える
だから寄り添って生きてるんだろうが
そこを勘違いしてるやつは大嫌いだ!
それ自体は殆ど失敗しているので結局外部に敵をつくる以外に生き残る道がなく、外部に敵をつくるのは思想の左右関係なく一定の連帯を保つのに効果的であるから「連帯感を保つために外部に敵をつくること」をメタ化してそれ自体が“伝統”となってしまえば最早そのやり口は陳腐な嘲笑の的でしかないのだが、意外に人間というものはメタ的に物事を考えることができる実例をその場で説明してその場で納得しても自分の実生活や実生活の積み重ねかつ延長であるところの思想に反映することができないので、つまり外部に敵をつくって生き残るのがホモ・サピエンスの頭の中身をしつけるのにもっとも効果的な方法で、同時に現生人類の限界点であり知性の敗北の象徴とも言える
非現生人類のホモ・サピエンスは20万年前から10万年前にかけてもっぱらアフリカで現生人類に進化した後、6万年前にアフリカを離れて長い年月をかけて世界各地に広がり、先住のネアンデルタール人やホモ・エレクトスなどの初期人類集団との交代劇を繰り広げた
交配できない人類が同じ時代に生まれる可能性はあるし、交配できない可能性もあるってことじゃん
おそらくだけど、完全に交配できない種が突然生まれるわけじゃなくて、徐々に交配できな人が出始めてほとんど交配できなくなるのが10万年単位ってことでしょ
10万年単位くらいで起きる可能性があるなら、もうアフリカを離れて6万年くらい経ってる
だったら、もうそろそろどこかの地域と地域では交配できない程度の差ができてるヒトがポツポツいてもおかしくないんじゃないと改めて思うんだが
は?
「不平等こそが悪」だって当初の人間である現在のリベラル派が唱えてるじゃん
なら出生段階で均一化されたら不平等なんて発生しようがないだろ
規格化された社会で全員同じ最大幸福を得ているところにイチャモンつけられる人間なんているわけ?
全員「これが最高に幸せ!」って思ってるのに水を差す権利がどこにあんの?
少なくともお前にそんな権利はない
自由意志云々いうなら自由意志がそうなるように遺伝子操作して生み出せばいいだけだろ
本人が自由選択したという自己認識が最も自由にとって必要なんだから操作した事実を教えても平気な操作してればALL解決
そもそもの話現生人類は産まれた時から国家権力にひれ伏すように洗脳されてるんだから法治国家を良しとしてご丁寧に生きてるお前は
操作されて不幸か?
それによれば、その辺の雑草なんかも日々熾烈な殺し合いをしているらしい。
その中で生き残った者の性質が子や孫に受け継がれて変異していく、とのこと。
これが正しいとすれば、人間ってのは生物の中で唯一、自由競争原理に疑問を持ち、これに抗う力を持った存在なのかなぁと思った。
キリスト教やマルクス主義が生まれるってのはほんとに人間らしいことなのだろう。
あと聖書的には進化論より、現生人類が少なくとも30万年前ぐらいから居たって事実がやばいらしい。何でかっていうと、最初の人間アダムが生まれたのはどう計算しても1万年前ぐらいだから。
注釈者は、アダムってのは本当の意味で最初の人間ではなく、神の説く理を理解できるほどに成長した「最初の人間」なのだという解説をしていたが、正直苦しいw