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はてなキーワード: 現実的とは

2024-04-27

精神病院入院してきたけどさ

今までに会ったことないタイプ人達がたくさんいて驚いた。

まず、生活保護受給者

精神障害なり病気なりを理由として働けないらしいんだけど、ワガママで常に文句ばかり言っている人ばかりだった。

からしてもらう・物をもらうのが当たり前で、思い通りにいかないと不平不満のオンパレード

あと、やたら買い物好き。割と外出が自由にできる病棟だったんだけど、毎日近くのスーパー衣料品店に行って何かしら買ってくる。そのお金はどこから出てるんだ?

あと、現実的でないことをよく言ってる。もう還暦前で仕事もしてないのに「マッチングアプリ高学歴高収入の良い男狙ってるんだ〜!」とかるんるんした話し方で聞かされてゲッソリ。

そして、病状が落ち着いても退院したがらない。入院費タダだし(一般的収入がある場合精神病院入院費って結構高額)、3食勝手に出てくるし、構ってくれる看護師や他の患者いるから、自宅で一人で過ごすより費用もかからず快適なんだろうな。

他、

・異性の患者看護師から微笑まれたり優しく話しかけられただけで、相手自分のことを好きだと勘違いして暴走するおっさん

女性性交渉の有無を聞いたり、口を開けば下ネタばかり言っているおっさん

・毎回女性トイレに入るおじいちゃん

生活保護受給者可哀想からと身内でもないのに物を買い与えたり、現金を渡すおばあちゃん

・そんなに話したこともないのに生い立ちなど過剰な自己開示をしてくるおばちゃん(そして、こちらにも同等の自己開示を求めてくるのがしんどい。当然断った。)

・ボディタッチが過剰どころか、腕へし折られるんじゃないかと思うくらいの強さで掴んでくるおばちゃん

などなど。

ここに入院した時点で自分も同じ穴の狢なんだけどさ…

普通に会社員してたら出会わない人達ばかりで衝撃だったよ。

働きすぎて鬱が悪化して療養するための入院だったけど、上記人達に構ってたら悪化しそうで必死自衛して過ごしたよ。

これから精神病院入院する予定のある方、ご参考まで。

「0歳児から投票権」はドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」(未成年の子投票は親が代理して行う)を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。たとえば日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではないことに驚いた。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の選挙権付与するモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法憲法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方子の選挙権を親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。また、少なくとも表向きは、少子化対策のために子持ちの票を増やそうという理由でもない(その理由馬鹿らしさはこれでも読めば良いhttps://mond.how/ja/topics/v35a8jk8lwp89el/jw3f2o4dj0z9fo4)。あくまでも普通選挙の拡大に資するというのが理由である。より民主的政治制度への変更を試みようという提案(として自らを位置付けている)というわけだ。ただ、民主主義平等選挙原則も同様に要請するからドイツ人がやっているように、平等選挙原則と両立するかを考えなければならない。

 平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要がある。それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論は話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうだ。私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。それでは子から投票付託されたという代理人という建前が崩れる。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも、ここから分かるように一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞いた覚えがある。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないようになる制度可能性こそを真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、もう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、そもそも平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がない。上記議論では、平等選挙原則基本法(=憲法改正によっても曲げることは許されないと言われている(※※)。

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。つまり、賛成・反対の議決もなく、本格的な議論もされずに一蹴された話だということだ。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※※

これはドイツ基本法79条3項の規定故ではあるが、憲法改正限界という純法律的論点を脇に措いたとしても選挙権平等を真面目に考えないことが民主主義であることを疑わせるのは変わりはない。なお、日本憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)が、平等選挙原則排除憲法改正限界に引っかかる理論可能性はあるだろう。

追記

 それにしても、吉村氏に関しては、自身が子の分も含めて4票あるというから、「代理モデルの利点である平等選挙原則との抵触回避の利点をわざわざ捨てているように思う。利点を捨てるような発言自分からしていくあたり、本当にただの思いつきなのだろう。ドイツ人の議論を持ち出しながら(これをやったのは音喜多氏だが)、ドイツ人が回避しようとしていたことをやってしまうのは無様だ。「消滅可能自治体」に引っかけた話題作りという以上の意味はないのだろうが、話題作りのために民主主義根本原理に手を触れるのはどうかしている。それが弁護士のすることだろうか。

いわゆるドメイン投票制度ドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 当然ながら、投票価値平等に反すると言わざるを得ないのだが、これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。そしておそらく音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、このPDFは、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではない。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本国憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の票を付与するというモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方、年齢にかかわらずに選挙権を付与し、子どもについては親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権が一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。ただ、ここでも言われているように、平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要があって、それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論というのは話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうである

 私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞く。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないという理由を真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、それはもう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がないはずである

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※念のためにいうが、日本国憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)。

いわゆるドメイン投票制度ドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 当然ながら、投票価値平等に反すると言わざるを得ないのだが、これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。そしておそらく音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、このPDFは、調査局の報告書という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではない。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本国憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の票を付与するというモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方、年齢にかかわらずに選挙権を付与し、子どもについては親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権が一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。ただ、ここでも言われているように、平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要があって、それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論というのは話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうである

 私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞く。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないという理由を真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、それはもう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がないはずである

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※念のためにいうが、日本国憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)。

弱者専用車両でいいだろ

から思ってたんだが女性専用車両はネーミングが良くない。

女性優先車両にしても、仰るとおり男性が乗ってくる恐れがある。現実的ではない。

かといってピンク車両も怒る人は怒ると思うね。

弱者専用車両改名して、多様なマイノリティが使える車両にすればいい。

anond:20240427003000

2024-04-26

ネット女娼フェミ詐欺師りりちゃん被害に軽い見かたしてる理由簡単だろ。

たかが2,3年で稼げると思ってるから

脱税込で数千万稼ぐネット女娼フェミからしたら、数千万は体売るだけで現実的に稼げる程度の話だから罪が重すぎるって言ってるだけ。

こいつらはおぢにたった数万円でセックスしてるくせにね

anond:20240426043221

有事の際はむしろ余ってるゴミおじをどうやって徴兵したり徴用工にするかが重要と思うなぁ

ドローンの最終組み立て工程、流れ作業でできる簡単お仕事ですみたいなとこにゴミおじ殺到、そこにいる女や若者に使えねえゴミおじ扱いされて更に社会への怨嗟を溜める展開が現実的やぞ

2024-04-25

職場勘違い説明したがりジジイイラつく

完全に愚痴の話。

もともと⚪︎⚪︎省みたいなところにいたジイさんが俺の部署再就職みたいな感じで入ってきた。まあ天下りだよね。

現場感の強い研究系の部署なので俺とそのジイさん含めた5人ぐらいのグループで野山にワサワサと入っていき、調査して帰ってくる

そんな感じだ。

歳の割に体力はあるし、そう言った場面では問題はなかったが致命的にウザい部分を持っていた。

めちゃくちゃ説明したがりなのだ。そして微妙に間違っている。

素人相手ならなんとかなるがその分野のプロから聞くと「あーズレたこといってんなあ」って感じだし、専門家が目の前にいてもその人を差し置いて説明したがるからややこしい。

誰かが質問すると、我先に説明するんだがこちからすると「この方、いまお前の横にいる専門家質問したよね?なんでお前が割り込んできておまけにズレたこ説明してるの?」となる。

ここまではまあ個人的には(嫌だが)ある程度我慢できるが、俺的に我慢できないのがこのジジイが全くズレた回答をすることだ。

以前、ブース出店でこの人と学会に出たことがある。我々の展示物は「特殊カメラAI分析を組み合わせてこんな発見ができました」というもので、特殊カメラは自社のものAI分析は別会社に頼んでやってもらった。

割と先進的な内容で、かなりの人が興味を持って聞いてきてくれた。その中で何人かは「御社特殊カメラ撮影だけでなくAI分析もできるんですか?」と聞いてきた。

当然、別会社がやっているので「弊社ではできないのですが、別会社・・・」と答えるか「できます」と言ってその別会社に丸投げするべきだと思うのだがこの爺さんは

簡単ですよ。AI分析というのはですね・・・」とAI分析原理手法について説明するのだ。なんでやねん

お客さんが「いえ、御社自身AI分析・・・」と訂正して聞き返してもこのジジイから出る回答は「AI分析原理なのだ。明らかにお客さんがイラついてるのが伝わってきて俺自身は気が気でなかった。

そんなことが何度も何度も続いた。

他にも性能の良いミラーレス仕事で購入したときの事で、望遠が効くもんだから新入社員と性能のスペックの話になった。

俺「望遠も効くし相当遠くの道路標識文字が読めると思う」

新入社員「すごいっすねぇ!何百メートルぐらいまで見れるんすかねぇ」

ジジイ簡単ですよ。道路標識までの距離さえわかればあとは画素数の話なんでどうのこうの」

まずお前には聞いてないし、なんだその回答。そもそもどうやって道路標識までの距離測るんだ?レーザか?

お前の言う簡単だ、は現実的じゃねーんだよ

とにかく話をぶった斬って自己完結して強制終了するもんだから、また話題を一から始めなきゃいけないしこのジジイまじでしんどいわ。

2024-04-24

はい!3か月たちました!採点の時間です!

2024/04/24 UNRWA職員ハマス関与「証拠ない」 検証チームが最終報告書 | 毎日新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20240423/k00/00m/030/099000c



2024/01/27 国連スタッフ、奇襲関与か 米、資金拠出一時停止 | 共同通信

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nordot.app/1123729801589801967

John_chapter9_verse25 国連パヨク大好きだからハマス対処するのは大変だ
name-25137412 今の国連はこういうことを平気でやる組織だと思っておかないとなあ Hige2323
chiyosu 捕虜にした戦闘員国連職員ポロポロ混ざってるって話は前から報道されてなかった?UNRWAハマスが協力なり実質一体化なりしてる観測は前提で、今回は奇襲を手引きした証拠が見つかったって話だと思うんだけど srng,Hige2323
Midas ポイントは『このタイミングで出頭してきた桐島容疑者(の歴史的必然性』にある。簡単にいうとこれ『国連軍vsイスラエル国連スタッフですらシオニズムにブチキレつまり日本赤軍は正しかった」になる(歴史の転換点 omega314,awhitelotusjp,smihon,nessko,corydalis,rgfx
colonoe 事実なら、再発防止策がとられるまで日本資金を出すべきではない/本当にテロに関与してたらid:cinefukコメントスターをつけてる人達はどんな反応をするんだろう Hige2323
Gim 客観的国連スタッフ反社だと思う。
brain-owner マッチポンプじゃん「ハマステロ国連が加担して着火、虐殺虐殺叫び人道という名の水を掛けて消火活動イスラエルが悪い様に工作された国連の謀に釣られた世界中人道主義者、国連私物化するパレスチナ
ZeroFour いかなる誘惑も恫喝もはねのけ一分の後ろ暗さもなく中立かつ公平、そんな立場組織というもの存在できないのだな…。 srng
Yagokoro 国連って、カスみたいな活動家が滅茶苦茶入り込んでるよな colonoe
prq098 紛争当初の『奇襲に関与』だからな。中立公平を求められる国連機関が、テロ組織情報提供等したとなれば、国連権威は完全に失墜だ。擁護するコメがあるが信じ難い。イスラエル憎しで何でも許されるわけではない。 Yagokoro,Hige2323,colonoe,srng,suecast,gesyo,name-25137412,h5dhn9k,arvante
fruten12UNRWAの一部現地職員ハマス構成員としてイスラエル人の人質監禁もしてたってのは前から海外だと報道されてたけど日本だと殆どニュースになって無かった。国連内部でも処分が行われたみたいなんで事実なんだろね。 Hige2323,rustedMetal
cyber_bob となると国連職員100人死亡の信憑性が揺らぐんだが大丈夫か / 12特定されてるってことは、ガザ国連事務所ハマス拠点からデータごと証拠を掴んだんだろう。 Hige2323,nikumiso10,colonoe,srng
Hige2323 正直信じ難い話だが、国連側の対応見てると濡れ衣でも無く事実っぽい
kihiketufuwabe 信憑性は高そうでイスラエルの言い分が裏付けられた形か。そりゃイスラエル国連の言うことなんて聞かんわな/トップブコメ国連テロの一味だ!」と言い出したのではなくテロの一味だったってことだよ Hige2323,arvante
saihateaxis イスラエル最初から言ってたけどホントネタが出て来たのかプロバガンダなのか。
Ereni UN Watch暴露に関わってるかなと〜https://x.com/eleninumber5/status/1751108874533482698 Watch国連監視人権NGOだが、一時期アメリカユダヤ人委員会の傘下だった(調査力は極めて高い)。/訂正 今回の打切りとWatchとは直接関係ない daij1n,rgfx,yoshinon
technocutzero 世も末 gwmp0000,Hige2323
hagakuress 国連、昔からそう言う連中に入り込まれ過ぎててなぁ。 Hige2323,Yagokoro
ryokusai 複数スタッフが昨年10月7日イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲に関与した疑い」特に他意はありませんがこれ置いときますね。https://twitter.com/UNWatch/status/1721674136945058206 https://b.hatena.ne.jp/entry/4744860620328828911 gwmp0000,gwmp0000,Hige2323

2024/01/27 反イスラエルのあまり一線を越えたブコメが凄い

https://anond.hatelabo.jp/20240127160600

saihateaxis はてブテロ擁護サイトなんだからしゃーないよ。ガザに敷設した水道管はロケットになってるし支援物資ハマスに流れてるけどしゃーないんよw gesyo
nemuiumen 中身を主語意識して読めばどうやらまずい案件であることはわかったはずだけど、「米が資金拠出一時停止」という見出しの後斜め読みしたら誤読する人もいたとは思う。本文はちゃんと読まないとね。 saihateaxis,Windfola,wisboot,saJittarius,zet_memory,hahihahi
cyber_bob 難民支援してるつもりの国際社会寄付金が銃やロケット砲や地下トンネルに使われてるというのに。面白がって良いことじゃないのにうっすらとしたユダヤ差別根本に感じるのよね。 saihateaxis
hagakuress ま、コメント欄に潘基文の件書き込んでる方も居るけど、国連自体グズグズなのは前提とした方が現実的だよね。 Hige2323,naga_yamas,saihateaxis

2024/01/28 国連スタッフハマスイスラエル奇襲関与か UNRWA調査開始 | NHK

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20240127/k10014337551000.html

brain-owner 国連ハマスは怪しくないのか?イスラエル憎しでバイアス掛かってね?国連が初手の行動を「テロ認定していない」いまだになのは国連内でのパレスチナ側の圧力でしょ。国連中立とは思えない ss56235,ermanarich

anond:20240423193037

次の政権交代細川政権型になると思われる

自、立、維の三党鼎立になり、立・維が組めば政権交代となる

ただ、現実的には自立連列か自維連立の政権になるだろうから政権交代は起こらないと思ってよいように思う

テスラの今後

別に潰れるとは思わない

ただ、

といった感じでEVバブル崩壊って感じにはなるだろうけど、それで潰れるのではなく現実的なところに落ち着いていくのではなかろうか

現実的なところに落ち着いちゃったらイーロン・マスクやめちゃいそうだけど

2024-04-23

anond:20240423194338

「話が通じない」

現実的でない」

理想論

ソースは?」

「それってあなた感想ですよね?」

anond:20240423180432

共産と手を組んで支持基盤からそっぽ向かれた立憲が政治家としてエンジョイ勢なのは間違いない

維新万博成功土産に強固な組織作って現実的な第二自民党にのし上がってやろうと思っとったやろな

まあ現実万博どうなんだって感じだが

anond:20240423171804

二大政党でやってるアメリカイギリスを見ると、現実的政策にはほとんど差が無いわけで。(差があっても議論しているうちにだいたい似たような政策に落ち着いていくわけで)

そう言う点では「よ党」と「ゆ党」があるのは悪くないと思うよ。

ただ緊張感が無くなるので、よとゆが定期的に変わるってのが、かつて描いた二大政党制の夢なんだろうと思う。

日本場合は、真に「ゆ党」といえる与党無いの主流派からちょっとはずれた人々も自民党の内部にいる。

流派が失脚すると与党内部で「ゆよ党」が入れ替わって擬似的に刷新してきたって事情があるよな。

anond:20240423135553

検査でも静脈麻酔必要なようです。

なので「めちゃくちゃ痛いか麻酔をしてほしい勢」vs「検査に大掛かりな麻酔リスク的にもコスト的にも非現実的なので避けたい医療勢」の対立がよく発生しています

流石に摘出は麻酔するのがデフォの筈なのでこの論争は起きないはずです。

男の生きづらさ・VTuberになりにくい

女性VTuberに比べると男性Vの数は圧倒的に少なく成功者も限られる。

普通にVTuberとしてデビューして、そこそこ推してもらえて食える、を目標に据えると

男性であることは絶望的にマイナスだ。.......現実的ではない。

バ美肉のように男性以外になることもできる。しかしそれだと、男としてのありのまま自分評価してもらうことはできない。

やじも暴力選挙妨害犯罪も全部表現の自由だよ

暴力からNGなんて妥協はないよ

全部表現の自由

表現の自由の名のもとで殺人OKだよ

じゃないと結局どこかで「俺が考える表現の自由ではないなにか」が生まれ規制対象になるよ


現実的な話でいえば、表現の自由かかげたとしても権力公共の福祉とか市民とかが

表現の自由とかなんとかいうのでそんな蛮行が許されるわけねぇだろ猿」

規制をかけるし、そういう大衆権力者に嫌われたゴミクズチンカスマンカス共の主張も蓋開けてみると彼らこそ正解だったよね?ということがあるから嫌われ者でも表現の自由で守らなきゃならんって話になるんだ。

表現の自由なんて言い出すやつは基本的ゴミクズというレッテル貼られるような奴や行為なんや

有害日本らしさの問題について

 

 日本語は非論理的言語である

 …とは思わないが、(他の多くの言語と同じように)注意して使わなければまったくナンセンス議論を平気で生み出してしま言語ではある。

 

 自分最近特に気になっているのが、修飾部の制限用法と非制限用法の無節操混同である

 

有害な男らしさ』という言葉がある。

 これは英語のtoxic masculinityの訳語なので、当然この「有害な」という修飾は制限用法であり、「無害な男らしさ」の存在も暗に示すものである

 しかし、これを日本語にした言葉自体には、非制限用法解釈もあり得てしまう。再翻訳すれば、"masculinity, which is toxic"(この有害なる男らしさ、とでも再々翻訳しようか)という解釈可能だということである

 これが、時には無意識に、時には意識的に、日本語議論を混乱させているのを昨今切に感じる。

有害な男らしさ」を語る議論は、「男らしさの肯定否定か」ということではないはずだ。

「何が有害な男らしさで、何が無害な(または有益な)男らしさか」を弁別することであるはずだ。

 それが、現実的にはどうなっているか

 後者議論なんてどこにもない。

有害な男らしさ」の定義なんてしないまま、前者の極論に持っていきたいことが丸見えのくだらない対立しかメディアにはない。

 

    (以下略

 

 飽きた。

 ここからハリウッド映画の「依頼人」を例に、海外では女にも「有益な男らしさ」が求められること、「有益な男らしさ」がなければ誠実に議論する社会はあり得ないという話をしようと思ったが、そんなことはここまで読んで、わかる奴は既にわかってる話だし、わからない奴は何を言ってもわからないだろう。

 非論理的自然言語からこそ論理的に使うのだという発想が社会になく、学校で教えてもいないから、良い大学を出ても平気でこの程度の基本的文法事項も注意しないで使う、それどころかそういう詭弁で煙にまくのを賢いとすら思っている「インテリ瀬川深)」がいっぱいいるような国では、保守リベラルもないのである

 そして、こんな根本的にその議論の誠実さを証明するようなトピックをもこそこそと避け、あわよくば自分が何を言ってるかも曖昧なまま、反撃されずに気持ちよく他人を叩ければ良いという国民性こそ、日本のすべての凋落元凶なわけである

 

 ああ、この有害なる日本らしさ、日本の男らしさ、日本の女らしさよ。

そもそも誇りってイデオロギー硬直的な態度だから現実的政治主張からあんま好かれなさそう

2024-04-22

anond:20240422214119

男側に焦点をあててもまともな人間は「単純な事実」「オールクリア」という表現は使いません

まあ女あてがうとか現実的にありえないか正論なんだけど

低学歴には分からないんだろうけど物扱いしないというのは文の終わりに免罪符構文をくっつけることではありません

objectificationの意味を調べてこい

anond:20240422220939

>年上を好む男の子がいい

ああ、独身ババアの非現実的な願望ね、ご苦労さん

女をあてがえ以上の苦情が出てこないって事は、それ一個解決すればオールクリアっていう単純な事実しかないのでは

でも「仕方ないにゃあ…じゃあ女をあてがうよ」とはならずに「死ねい」となるのがおもしろ

まあ女あてがうとか現実的にありえないか正論なんだけど

なので死にます

2024-04-21

anond:20240420234252

未婚男性の死亡年齢の中央値は67.2歳。

老後に必要資金は月10万×2.2年=264万円

現実的数字ですね。

anond:20240421084458

ルールを守れず基準を満たせず約束も守れない人間に同じもの提供する必要性って何なんだろう

提供する側からすれば金さえもらえれば客なんてどうでもいいだろうけど

からすれば金を払って得られるものはそれなりに期待して必要としたものだろうね

それが得られないなら買わなくなるし、買わないなら提供する側からみても金がもらえなくなるから客を考えるようになる

まり結局それって不便で差別だって訴えて無理して金もわず実現してもらおうとおねだりしてる案件って

金にならないどころか客を減らす原因になってるもののものなんじゃないの?

理想的ものあげたとして現実的じゃないのはそういうところでしょ

生成AIを巡るイデオロギー

自己紹介

最初私自身について述べると、クリエイターとして飯を食っている人間である

口幅ったいがプロ自称しても差し支えないぐらいの稼ぎと仕事だと自認している。

話題の生成AIについて、今後私達の社会生活のあらゆる場面に普及していくと考えており

私自身いつかは仕事フローに生成AIにまつわる技術意識的に組み込む時が来るのだろうと考えている。

その流れは是認しつつ、かといって生成AIを取り巻く現状を良しとするわけでもない。

何らかの法的規制あるいは運用上のガイドライン必要だという立場にいる。

大別すればAI規制であるが、スタンス総論賛成各論反対、ぐらいの温度感事態を静観していると思って欲しい。

危機感

昨今の反AIと呼ばれる先鋭化したアンチ画像生成AIの人々について

一人のクリエイターとして、かなりの危機感をもって眺めている。

重ねて言っておくと、私は決して”反”反AIではないし、規制を望む立場にある。

私自身、作品AI学習に使われているし、その漠然とした忌避感や嫌悪感体験し、理解している。

おそらく反AI、と言った時点でその界隈の人々からは「反AIという蔑称を使うなんて話にならない!勉強不足だ!」と一蹴されてしまうのだが

皮相的な党派性にとらわれて本質的議論を進めようとしない時点で、その未熟さ・幼稚さを露呈してしまっている。

勿論、所謂推進派と呼ばれる人々、AI使用者の非倫理的冷笑的な振る舞いについても承知しているし、問題視している。

現在、互いに互いの粗を探して吊し上げていることは大変残念に思う。

しかし現状、私がより不安視しているのは反AIの人々の振る舞いの方だ。

AI言動過激化すればするほど、現実的な落とし所を決める意思決定の場で

規制を求める人々の声は届かなくなり、立場を危うしてしまうのでは…という懸念を抱かざるを得ない。

AIの人々が認識するべき事実

生成AIに関する問題意識を持っている人はどうか以下の項目について調べ、自分なりに咀嚼し十分に理解して欲しい。

現在主流である拡散モデル学習・生成機序理解すること。生成物は学習した画像切り貼りコラージュではない。何十億という画像データを数GB圧縮することはできない。

学習データ画像にほぼ近いもの再現することがある、という海外論文引用する人もいるが、プロンプトで狙い撃ちにしても再現されるのは天文学的確率の低さである

著作権法・隣接権の概念文化庁及び政府見解理解すること。人・AIを問わず学習行為規制されていない。「無断学習」という概念自体が現状では不当である

・開発企業使用者に対する非現実的要求をしても事態解決しない。

成果物類似性依拠性(LoRAなど)については肖像権著作権に関わる現行法で争う余地があり、対処可能である。これは手描きでもAIでも同様である

・これまでに観測された諸問題は、厳密には使用者自身モラル問題であり、より正確に言えばSNS問題である

誹謗中傷やLoRAによる嫌がらせラフをi2iで勝手に清書された、自分の絵柄で性的コンテンツを生成され誤認される…といった問題は、原理的にはAIがなくとも可能である

公的に開示されている資料を読めば、概ね同じようなことは書いてある。

現状における事実或いは公的見解であり、これらを推進派や技術者のレトリック断じて耳を塞いではいけない。

彼らと同じ前提を共有し、同じ言語で会話しなければ、交渉テーブルにつくことすらできない。

実際に手を動かすのは法を整備する政府であり、AIに携わる技術者だからだ。

戦う相手を間違えてはいけない。

規制を求めるのであれば、彼らの認識を正すのではなく、事実解釈で争うべきだ。

どうか建設的な議論の場に立って欲しい。

お気持ち”で戦える段階はとうに終わっている。

現実的な落とし所を探っていくしかないのだ。

おそらく、私のこうした声もポジショントークとされて届かないのかもしれないが。

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