はてなキーワード: 現代のベートーベンとは
今回のSTAP細胞事件と佐村河内騒動の共通点は、一般人にはよくわからない分野である、ということだ。
それをマスコミが前者では30歳の一見どこにでもいる女性が成し遂げた偉業、日本すごい、リケジョすごいと囃し立てた。
後者では耳の聞こえない作曲家がこんな凄い曲を書いた。現代のベートーベン、奇跡の作曲家だ、と喧伝した結果である。
結局、マスコミは一般人と同じで何がすごいか、わかっていないのだ。先端科学は勿論、クラシックに関心なんてない。
実際のところ、中身なんてどうだっていいのだ。
彼らは大半の一般人はバカであり、ミーハーであり、新しいものが大好きだ、と思っている。
これは別に今回に限ったことではなく、森口ips細胞騒動のときは嘘を鵜呑みにし
日本人がノーベル賞をとれば『すごい、すごい』とよくわからないのに騒ぐ。
いいかげん、マスコミを見限るべきだと思う。
234 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2014/02/09(日) 02:42:31.43 ID:t2MfM6b30
「男は、ただひたすらに音楽を愛していた」
「そして不器用な男の魂は、バイオリニストを目指す義手の少女と出会う」
静かに暮らす不遇の音楽家
「俺がお前の曲を現代の第九にしてやる」
「そして俺は、現代のベートーベンになる」
そして、音楽業界やオリンピックを巻き込む巨大な陰謀に飲み込まれていく――
「我が社が求めるのは売り上げ、人々が求めるのは耳が聞こえない悲劇の作曲家の物語だ」
「カメラの前ではうまく演じてくださいよ」
「お前が発表したなら誰も見向かなかった!」
「お前は黙って俺に曲を差し出せばいいんだ!!」
「――私はもう人々を欺くことはできない」