はてなキーワード: 特急電車とは
ついこの間のことなんだけど
そしたらある山村の小さな駅からとてもとても小さなおばあさんが乗ってきたんだ。
すごく腰も曲がってね。歩くのもやっとって感じだった。
一人でどこに行くんだろうか。
誰か待ってる人とかいるのかな?って少し気になったよ。
俺がトイレに行く時、ついでに
おばあさんが席に座れてるかと確認したんだ。
ニコニコして座ってたよ。
あー、何かいいことあるのかな?
そうだったらいいなあ。とぼんやり考えた。
それで電車は終点についたんだけど、
そこに息子さんかな?おばあさんより若い男の人がおばあさんを迎えにきてんだよ。
二人で手をつないでさ。二人でニコニコしながら歩いてんの。
何でだろ?全然わからないんだけど、でも、それを見て穏やかな気持ちになったんだよね。
でも今でもその時の気持ちはわからない。
よかったね。とか、一人じゃなくて安心した。とかでもない。
大体、俺全然関係ないし。
でもすごく感動したんだ。
誰かに会いに行く人がいて、それを待っている人がいるってことは
すごく大事なことなんじゃないのかなって思った。
それだけの話。
http://anond.hatelabo.jp/20090613173230
このエントリを書いてくださった方に対してお礼を言いたいです。わたしも同じように痴漢をされて濡れた経験があります。
来日して、電車に乗ることを覚えたばかりの頃に、特急電車で痴漢に遭いました。お尻を触られるとかであれば堂々と「痴漢です」と言うこともできそうですが、両手でわたしの腰を掴んで電車の揺れに合わせてペニスを押し付けるというものでした。まず、電車に乗ったことがないわたしにはこれが痴漢に当たるのかということが謎でしたし、痴漢だったとしても「電車が揺れる時に当たっただけです」と言い逃がれされそうな気もしました。10代だったので「〇〇〇をおしりに抜き差しされました」とか説明するのは絶対に無理だとも思いました。そもそも男性器を一般的になんと呼ぶのかすら分かっていませんでした。
新宿の少し手前で解放されて下半身に水分を感じたので、「まさか精液をつけられた?」と泣きたいような気持ちで新宿駅のトイレに駆け込んだら、自分の分泌液でした。それも大量の。ショックで呆然としました。彼を捕まえようとか駅員さんに相談しようという気持ちは消えていました。わたしの体は彼を受け入れる準備ができていたのですから。
それ以来、わたしはなんてあさましいのだろうとずっと自分を責めていました。当時好きだった『ハムレット』の中で、ハムレット王子が前王の弟と再婚した母親を"Frailty, thy name is woman"(弱きもの、汝の名は女なり)と責めますが、その一節だけよく覚えています。何年経っても自分の中で整理がつけられない出来事の一つです。
断っておきたいのですが、痴漢の話をするのはつらいです。その後も何度か痴漢に遭いましたが、不快でした。体験談が性的なファンタジーとして消費される可能性がある、というエントリを読んで、このようなことを書くべきではないのかもしれないとも思いました。
でも、考え直すヒントを与えてくださった方とその先生にお礼を申し上げたかった。このような授業をしてくれて、そしてエントリを書いてくれて、本当にありがとうございました。
http://d.hatena.ne.jp/takerunba/20090116/p2
断然、おじいさんが悪い!
じじいが悪いです(キッパリ)。理由はこう。
最も無責任だから
この話の場合、登場人物が5人だけど、
たとえば6人とか7人くらいで、相談されない人がいたらどうなるんだろう?
まったく相談されなかったAと、おじいさんに相談していたのを見ていたBがいたとする。
二人ともそれだけで何もしないとする。
AはともかくとしてBは悪くなりそうだよね。
相談され、事実上スルーしたことでおじいさんが「責任」を負わされるのなら、
話を聞いたのに何も行動を起こさなかったBはもっと悪くなる。
おじいさんが行動を起こさなかったことに対してアクションをとらなかったし、
妻にたいしてもアクションを起こさなかったからだ。
なので、このおじいさんは、通りいっぺんの答えをしながら、何の解決方法も示せず、ただ妻を突き放した。それだけなのです。で、それが最も罪深い。何のリスクも負わず、知らん顔。そういう状態だと思うので、俺としては最もひどいと。そう思うわけです。自分が無責任な傍観者であることを嫌うという理由も大きいけどさ。
「リスクを負わないことが悪い」という結論はどうだろうね。
まさしく最後の行で言ってるんだけど、
この話のような少数限定の限界状況でなければ、大抵のことでは、僕らは否が応でも傍観者にならざるをえない。
「何もリスクを負っていないおじいさんが悪い」ってのはブーメランで、見てるだけの人間は常に「悪」になってしまう。
だとしたら正直、たまったもんじゃない。
といいつつ、
ちょっと前(1〓2年くらい)関西の方で、特急電車でレイプ事件があったけど、それを思い出すなあ。
「共犯者」としての目撃者。
おじいさんは「共犯者」なのかな?