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はてなキーワード: 無担保とは

2024-04-05

anond:20240404172030

テーブルコインやCBDCは、担保を持つ業者中央銀行が発行するから

クレカほどではないにせよ何れ規制対象にはなると思うのでやっぱビットコイン

無担保型はリスクがあるし

2024-03-23

アベノミクスそもそも論的に「金ジャンジャン刷るからいくらでも『貸して』やるよ!」ってやり方にした所が間違いだったんだろうな

マイナス金利終了したけど。。

安倍さん世襲貴族だったからか知らんけど

普通ニッポン人がどれだけ借金いかからなかったんだろうな。

安倍ちゃんからどれだけ「利息ゼロ!ジャブジャブに金刷るから無限に貸してあげるよ!」って言われても、それで

おっしゃあ!融資ウン億円!倍プッシュだ!ができるような肝が座ってる人、日本にはそんなにいないんじゃないかと思うんだよなあ。

バブル崩壊トラウマもあるだろうし、それ以前にそもそも日本って借金イメージ悪すぎるよね。住宅ローン奨学金だって兎にも角にも繰り上げ返済一択!みたいな人も少なくないし。いつもニコニコ現金支払いがベストと信じきってるというか。

色々調べてトータルで考えてリスクヘッジするんが苦手な人が多い気がする。

コロナゼロゼロ融資だって、あれ普通に考えたら無利子無担保って異常な好条件(好条件とかそういうレベルの話じゃないとも思うけど)だぜ。

それなのにメディアに出てくる借り主は、口を開けば「結局借金だし...」とかなんとか言って不満そうなの。

というか無利子無担保の時点で真っ当な借金じゃあねえよ。友達に飲み代借りてるのとはワケが違うんだぞ。

アベノミクス間中に、日本人の半分でも安倍ちゃんの思惑通り銀行から融資受けてたら

日本経済もだいぶ上がってたんじゃないか個人的には思うんだけどな。

うちの会社融資割り増ししてもらってだいぶ伸ばしたし。

2024-03-17

独身者結婚してるやつより立場が弱いのは仕方がない

人質がいないからな。

保証人という名の人質がいない。

保証人がいれば、本人がもし夜逃げしても保証人に支払わせればいい。

二人で逃げたとしても、親族の数が倍になるからいざという時に金をゆする機会も倍になる。

独身人間結婚してる奴より立場が弱いのは当たり前だ。

銀行無担保で金を借りに来る奴に厳しい。

質に入れる嫁がいるってのは強いんだよ

2023-11-07

anond:20231107104632

横だけどやっぱバックレできるんだね。無担保で一体どうやって回収してるのかと思ったけど。

2023-09-19

anond:20230919215708

実際にはロシアウクライナに対する賠償金を課しつつ、ウクライナ無担保無利子でロシア凍結資産と同額援助して、ロシア賠償金支払ったらそれで欧米に返済してもらうスキームにして、法的な問題回避するんじゃないかな。そんで、ウクライナには欧米企業にばら撒いて貰うと。何なら、援助したら感出して日本みたいなとこに圧加えて自腹で援助させて真水を増やしたりね。

2023-08-24

anond:20230824171021

ある意味、手切れ金だよなあ

無担保で金を貸したら、その関係はそこで終わり

anond:20230824170913

無担保で金貸すときは返ってこないつもりで貸すって暗黙の一般常識だぞ

2023-08-01

無利子無担保借金で集めた資金を上限金利で貸し出すっていうのはどうかな

何も産み出していないのに金が手元に残るのって不思議

2023-03-15

anond:20230314143303

年利15%付近で借りてるなら借り換えるのも手だぞ

消費者金融から銀行に借り換えると多少マシになるはず

俺は某銀行に500万(年利5.5%)の無担保ローンの枠がある

15%なんて異常な金利だってことにまず気づけ

まあ親に土下座した方が絶対いいとは思うが

2023-01-28

anond:20230127151851

無担保お金を借りられたから、なんとかなった

さらに返済猶予もはじまった

2023-01-16

文字だけ「ち」に変えると面白い言葉

湯たんぽ→湯ちんぽ

かんぽの宿→ちんぽの宿

無担保で借りられる→無ちんぽで借りられる

あんこたっぷりちんこたっぷり

ハンバーグを作るにはパン粉必要です→ハンバーグを作るにはちんこ必要です

2023-01-06

はてなー面白い

take-it 「売掛」って形なら、合法的に?無担保10万以上借金できる理屈わからん楽器だって審査あってローン組むぞ。10万以上の売掛禁止にすりゃいんじゃね(ぼくのかんがえたさいきょry


そりゃ担保とったり審査したりするのは貸す側が踏み倒しを恐れてのことだろw

貸す側が納得してるなら担保なしでも審査なしでもええに決まっとるやんw

挙句に売掛禁止wwww草www

2023-01-05

個人他人に金なんて貸すもんじゃねぇなって

https://anond.hatelabo.jp/20230105112804

この記事読んで、これが実話か、創作かは置いといて

「食うにも困るほど金もなく卒業できるかどうか?って人生分岐点を、他人の金で乗り切った事に感謝もなく逆恨みするのはNG

「貸す側が計画的資金を使えるか=計画的に返済できるか、を問うのは当然のこと」

感想を持ったのだが、ブコメブクマでは批判が多い事に軽い衝撃を受ける。

というか、それ以上に「金を貸すなら返されないつもりで貸せ」

これを当たり前の様に言ってる連中が沢山いる事が怖くなった。

この手のはてブユーザーは貸す側というよりも借りる側が多いと思うが

貧困層認識では、「知人への借金」とは一時的に貸りることではなくて、貰えることになってるんだなって。


友人や家族に金を貸して、返したいと考えていても簡単には返せない状況にあることを汲むのは貸す側の慈悲でしかない。

借りる側は、貸してもらえることに感謝して、返し終わっても無利子・無担保で借りられた事を感謝すべきだろうと思う。

返してもらったんだからいいだろとか言ってる奴もいるけど、そうじゃねえよな。

自分では到底捻出できない大金を借りられた恩は、全額返しても消えるもんじゃないだろ。

「金を貸すなら返されないつもりで貸せ」

ってのは、本来は貸す時にはそれだけ人格が信頼できる人にだけ貸せという意味であって、借りた側は踏み倒せるって意味ではない。

30万をはした金呼ばわりして、無償提供しろとか言ってるが、俺からすれば7日ほど働いて稼げる金だし大金ですよ。

それを誰かに無償提供するなんてあり得ないね。7日も無給で仕事しろといってるようなもんです。

お前らは7日間無料で働くか?ありえないだろw


ブコメトラバ見てると、貧乏人なんて助けても何も良い事はないんだなって、自分たちで証明してると思うわ。

生活保護とか、そんな無駄金があるなら防衛費に回して欲しいと改めて思ったし、生活保護削減に賛成すべきと思った。

件の元増田の話が実話としても、30万貸すんじゃなくてソープランドでも紹介してやるのが正解だったんではないかな。

2022-11-22

奨学金固定金利1%以上で借りてる30代はろうきんで借り換えてみては

非難されることも多い日本学生支援機構奨学金だけど、自分はこれのおかげで大学に行けたのでとても感謝してる。

それに最近奨学金って金利が固定でも年利0.369%、変動だと年利0.04%(令和3年度3月の利率)まで下がっていて、もはや借りないほうがもったいないレベルとまで感じる。

でも自分は少し後悔してることもあって、それは貸与利率の算定方式を「利率見直し方式(変動)」ではなく「利率固定方式」にしてしまたこと。

平成23年3月金利適用されている自分場合は固定で年利1.17%の金利適用されている。だいたい32歳以上であればみんな同じ感じだと思う( https://www.jasso.go.jp/shogakukin/about/taiyo/taiyo_2shu/riritsu/2007ikou.html )。

この低金利時代奨学金としてはとても高い。しかも固定なので今後も変わらないのがつらいところ。

そういう同じ状況にいる人におすすめなのがろうきん奨学金借り換えローンなのでおすすめしておく。ポイントは「生協組合員」となること。

ろうきんの借り換えローン
メリット
デメリット

奨学金を頑張って返済している同世代に届け〜〜

2022-08-12

東京都外国人創業すると保証人無し・無担保で1500万円融資する制度があると問題視される

https://hamusoku.com/archives/10549631.html

大権現徳川家康がいる限りは東京が売り渡されることはない

2022-08-07

田舎はいいな

激甚災害指定されると

働かなくてもお金がもらえるし

家も無担保新築になる

2022-03-27

コロナ対策の「無利子・無保証融資」 本格的な返済始まる

@m3m_official

コロナ融資の据置きも徐々に終わり、元金返済が始まってきます

返済原資が不足した場合補填資金調達リスケかの選択を迫られます

保証協会が追い貸しを渋っている現状もあります

@yatonobanana

コロナ禍での中小企業支援策―実質無利子・無担保の「ゼロゼロ融資」が50兆円規模で行われ、返済が一定期間猶予されましたが、コロナ禍が続き返済開始の見通しが立たない、新規融資も受けられないという過剰債務問題中小企業に重くのしかかっています

@6aMy9ojZUYjpo8

今年に入り、客足は止まった。コロナ対策融資の返済も始まり、このままでは住む家さえ失いかねない。

そりゃ自殺も増えるわ

2022-01-17

anond:20220117185305

はっきり言ってあなた母親兄弟はまともじゃないからどうやっても穏便に別れることはできない

その環境から脱出してまともな生活を送るためにはこの先の人生で二度と近付かない近付けさせない覚悟脱出するために体力を使う覚悟がいる

デモデモダッテしているうちにどんどん状況は悪化するから、こんな場所でも相談できた今が最高のタイミングだと思って動いてほしい

社会人なら銀行カード無担保ローンが契約できるだろ。30万借りて今すぐ賃貸契約して引っ越せ

もし無担保ローンが付いてないなら新規口座を開いてそれに付けろ。今持ってる口座に付けるより早い

30万あれば敷金手数料前金有りの部屋でも契約できるから部屋の選択肢が拡がるし、少し頑張るだけで完済できる金額

いか借りるのは銀行カード無担保ローンだぞ

アコムでもプロミスでもなく銀行カード無担保ローンだぞ

大事からもう一回書く、銀行カード無担保ローンだ

賃貸契約保証人必要と言われたら家賃保証会社を紹介してもらえ、今はどこの不動産屋でも提携してる

契約したら印鑑、通帳、自分保険証免許証、あと大事な物だけ持ってすぐ実家脱出しろ

睡眠生活の基盤だから、まず安心して眠れる巣を確保することが大事DV受けてるんだから引っ越し先は家族には絶対に言うな

部屋を借りたら可能な限り急いで転居届を出す、その時に「DV支援措置の申出」をすること

これは仕事を休んでもやるべき、優先度は高い

転居した後からでもいいかDV相談した機関意見を申込書に書いてもらって提出する

会社には「付き合ってた男がストーカーっぽくなって引っ越した、男は家族とも仲良しだから家族から問い合わせがあっても教えるな」と頼めばいい

他にもいろいろやるべきことはあるけどDV相談した機関が教えてくれるだろう

早期脱出できることを祈る

2022-01-04

国家負債担保は何だ?

国民の命なのか、あるいは無担保なのか

2021-11-30

anond:20211130213420

まとめローンで5%ってメチャクチャ条件いいじゃん。無担保

S枠だと信用情報無傷だから好条件になるとか何かあるの?

anond:20211130013348

消費者金融クレカキャッシングは法定金利上限で設定されていることが多いので、

利息の払いだけで一杯一杯で元本が減らなかったりする。

銀行カードローンの方がマシな年利になりがちなので、ホントは先にそっちを申し込むべきだった。

ちなみに俺の銀行無担保ローンの年利は5.5%。

さすがに今からこんな好条件で借りるのは無理だろうけど、

借り換えとかおまとめ系でマシな条件にならないかは一度調べてみた方がいい。

2021-09-06

原始人がネックレスをつけた理由 パート3

飢餓保険

ブルース・ウィンターハルダー(Bruce Winterhalder)は、動物間で食料が移動する方法理由モデル調査している。盗みの許容、生産/嗅ぎ回る/機会主義リスク考慮した生存副産物相互主義、遅延した互恵主義取引現物でない交換、その他の選択モデル血縁利他主義を含む)。ここでは、リスクセンシティブ生存、遅延型互恵主義貿易現物ではない交換)に注目する。我々は、食料を収集品と交換することを遅延型互恵主義に置き換えることで、食料の共有を増やすことができると主張する。これは、変動する食料供給リスクを軽減する一方で、バンド間の遅延型互恵関係が抱える克服できない問題回避することで可能となる。以下では、親族間の利他主義窃盗(許容されるか否か)をより広い文脈で扱う。

食べ物は、飢えている人にとっては、十分に食べられている人よりもはるか価値がある。飢えている人が自分の最も貴重な価値物を交換することで命を救えるなら、その価値物を交換するために必要な数ヶ月、あるいは数年分の労働力に値するかもしれない。彼は通常、家宝感傷的な価値よりも自分の命の価値を考えるであろう。脂肪と同じように、収集品も食糧不足に対する保険になる。地域的な食糧不足による飢餓は、少なくとも2種類の取引で食い止めることができた。

しかし、取引コストが高すぎて、バンドはお互いを信頼するどころか喧嘩をしてしまうことが多かった。自分食べ物を見つけられない空腹のバンドは、たいてい飢えていた。しかし、取引コストを下げることができれば、バンド間の信頼の必要性を下げることができ、あるバンドにとっては1日の労働に値する食べ物でも、飢えているバンドにとっては数ヶ月の労働に値するかもしれない。

局所的ではあるが非常に価値のある取引は、上位旧石器時代収集品が登場したことで、多くの文化可能になったと、このエッセイは主張する。収集品は、必要ではあるが存在しない長期的な信頼関係の代わりとなった。もし、部族間、あるいは異なる部族個人間で持続的な交流信頼関係があり、互いに無担保の信用を得ていたならば、時間差のある物々交換が刺激されただろう。しかし、そのような高度な信頼関係があったとはとても思えない。上述した互恵利他主義に関する理由に加え、ほとんどの狩猟採集民の部族関係がかなり敵対的であったことが観察されているという経験的な証拠から確認できる。狩猟採集民の集団は、通常、1年のほとんどの期間は小さな集団に分かれて生活し、1年のうち数週間だけ中世ヨーロッパの市のような「集合体」に集まって生活する。バンド間の信頼関係がなかったにもかかわらず、添付の図に示されているような主食重要取引が、ほぼ確実にヨーロッパで、そしておそらくアメリカアフリカの大物ハンターなど他の地域でも行われていた。

添付の図で示されているシナリオ仮定のものであるが、それが起こらなかったとしたら非常に驚くべきことである旧石器時代ヨーロッパ人の多くは、貝のネックレスを楽しんでいたが、もっと内陸部に住んでいた人は、獲物の歯でネックレスを作っていた。また、火打ち石や斧、毛皮などの収集品も交換手段として使われていた可能性が高い。

トナカイバイソンなどの人間の獲物は、一年のうちで移動する時期が異なる。ヨーロッパ旧石器時代の多くの遺跡から出土する遺物の90%以上、時には99%以上が単一の種によるものであるほど、部族ごとに異なる獲物に特化していた。これは、少なくとも季節的な専門性を示しており、おそらく1つの部族が1つの種に完全に特化していたことを示している。一つの部族メンバーは、専門化した分だけ、特定の獲物種にまつわる行動や移動習慣などのパターン精通し、それらを狩猟するための特殊な道具や技術を身につけていたことになる。最近観察された部族の中にも、特殊化した部族があることが知られている。北米インディアンの一部の部族は、バイソンカモシカ狩猟サケの漁にそれぞれ特化していた。ロシア北部フィンランドの一部では、現在でもラップ族をはじめとする多くの部族が、単一種のトナカイ牧畜に特化していた。

旧石器時代もっと大きな獲物(ウマ、オーロックス、ジャイアントエルク、バイソンジャイアントナマケモノマストドンマンモスシマウマ、ゾウ、カバキリンジャコウウシなど)が大きな群れをなして北米ヨーロッパアフリカを歩き回っていた頃は、このような特殊化がはるかに進んでいたと思われる。人間を恐れない大型の野生動物はもはや存在しない。旧石器時代絶滅させられたか、あるいは人間人間の発射物を恐れるようになったのであるしかし、サピエンスサピエンスが生きていた時代には、これらの動物の群れは豊富で、専門のハンターにとっては簡単に獲物を得ることができた。取引に基づく捕食の理論によれば、旧石器時代に大型の獲物が大規模な群れをなして北米ヨーロッパアフリカを歩き回っていた頃は、専門性はるかに高かった可能性が高い。部族間の狩猟における取引ベースの分業は、ヨーロッパ旧石器時代考古学証拠と一致する(確実に確認されたわけではないが)。

このように、群れを追って移動する部族は、頻繁に交流し、多くの交易の機会を得た。アメリカン・インディアンは、乾燥させたり、ペミカンを作ったりして食べ物を保存していたが、それは数ヶ月はもつものの、通常は1年はもたなかった。このような食料は、皮、武器収集品などと一緒によく取引された。多くの場合、これらの取引は年に一度の交易遠征の際に行われた。

大規模な群れをなす動物は、1年に2回だけ領土を移動するが、その期間は1〜2ヶ月であることがほとんどである自分たちの獲物となる動物以外のタンパク源がなければ、これらの専門部族は飢えてしまうであろう。考古学的な記録で示されている非常に高度な専門化は、交易があったからこそ実現したのである

このように、時間的にずれた肉の交換が唯一の交易であったとしても、それだけで収集品の利用価値は十分にあると考えられる。ネックレスや火打ち石など、お金として使われるものは、取引される肉の価値がほぼ同じである限り、閉じたループの中で、ほぼ同じ量を行き来する。ここで注意してほしいのは、本稿で述べた収集品の理論が正しいとするには、単一有益取引可能であるだけでは不十分だということだ。相互有益取引の閉ループ特定しなければならない。閉鎖的なループでは、収集品は循環し続け、そのコスト償却する。

前述したように、考古学的な遺跡から、多くの部族が1つの大きな獲物種に特化していたことがわかっている。この専門化は少なくとも季節的なものであり、広範な取引が行われていた場合フルタイムで行われていた可能性がある。習性や移動パターン、最適な捕獲方法専門家になることで、部族は莫大な生産利益を得ることができた。しかし、このような利益は、単一の種に特化することは、1年の大半を食料なしで過ごすことになるため、通常は得られないものであった。部族間の分業が功を奏し、それを可能にしたのが交易だった。補完関係にある2つの部族間の交易だけで、食料の供給量はほぼ2倍になる。しかし、セレンゲティヨーロッパ草原のような地域では、ほとんどの狩猟地域を移動する獲物は2種類ではなく、10種類にも及ぶことがあった。そのため、種に特化した部族が入手できる肉の量は、近隣の一握りの部族との間で交易を行うことで2倍以上になると考えられる。その上、余分な肉は最も必要とされる時に得られる。つまり、その部族の同種の獲物から得られる肉はすでに食べ尽くされており、食料がなければハンターは飢えてしまうのである

このように、2つの獲物種と、同時ではないが相殺される2つの取引という単純な取引サイクルから、少なくとも4つの利益、つまり余剰の源が得られたのである。これらの利益は異なるものであるが、必ずしも独立したものではない:

1. 餓死しそうな時期に肉が手に入ること。

2. 肉の総供給量の増加:すぐに食べられる量や保存できる量を超えた余剰分を取引し、取引しなかった分は無駄になっていた。

3. さまざまな種類の肉を食べることで、肉から得られる栄養の種類が増えたこと。

4. 単一の獲物種に特化することによる生産性の向上。

食料と交換するために収集品を作ったり、保存したりすることは、悪い時期に備えての唯一の手段ではなかった。特に大きな獲物が得られない場合には、縄張り意識採集権の取引が行われていたようである。これは、現在残っている狩猟採集文化の一部にも見られる。

アフリカ南部クン・サン族は、他の現代狩猟採集文化の残存者と同様に、限界のある土地に住んでいる。彼らには専門家になる機会はなく、わずかに残っているものを利用するしかない。ホモ・サピエンスは、最初ネアンデルタール人から最も豊かな土地と最高の狩猟ルートを奪い取り、ずっと後になってからネアンデルタール人限界土地から追い出した。しかし、生態学的に厳しいハンディキャップを負っているにもかかわらず、クン族は収集品を交易品として使用している。

他の狩猟採集民と同様に、クン族は1年の大半を分散した小さな集団で過ごし、1年のうち数週間は他の集団との集合体で過ごす。集会は、取引が行われ、同盟が結ばれ、パートナーシップが強化され、結婚が行われるという特徴を持ったフェアのようなものである。アグリゲーションの準備は、一部は実用的だが、ほとんどはコレクション的な性質を持つ取引可能アイテム製造することで満たされる。クン族が「hxaro」と呼ぶ交換システムでは、4万年前にアフリカ発見されたものとよく似たダチョウの殻のペンダントなど、ビーズアクセサリーが多く取引されている。

クン族が収集品と一緒に売買する主なものは、他のバンド領地に入り、そこで狩猟採集を行う抽象的な権利である。これらの権利の売買は、隣人の領域採集することで緩和できるような地域的な不足の際に、特に活発に行われる。先に述べたバンド間の食料取引と同様に、収集品を使って採集権を購入することは、スタンリーアンブローズの言葉を借りれば、「飢餓に対する保険」となる。

解剖学上の現生人類は、意識的思考言語、そして計画を立てる能力を持っていたはずであるが、取引を行うためには、意識的思考言語、そして計画を立てることはほとんど必要なかったであろう。部族メンバー単一取引以外の利益を推論する必要はなかった。このような制度を作るためには、人々が本能に従って以下のような特徴を持った収集品を作るだけで十分だっただろう。(このような制度を作るためには、人々が本能に従って、以下のような特徴を持つ収集品を手に入れることができれば十分であった。) これは、我々が研究する他の制度についても、様々な点で同様であり、意識的設計されたというよりは、むしろ進化したものである制度儀式に参加している誰もが、その機能を究極の進化機能観点から説明することはなかっただろう。むしろ、究極の目的起源を示す理論というよりも、行動の近親的動機付けとして機能する多種多様神話観点から説明していた。

食物の交易に関する直接的な証拠は失われて久しい。将来的には、ある部族狩猟跡と別の部族の消費パターン比較することで、今回の記事よりも直接的な証拠が見つかるかもしれないが、この作業で最も難しいのは、異なる部族親族集団境界特定することである。我々の理論によれば、このような部族間の肉の移動は、大規模かつ特殊な大型狩猟が行われていた旧石器時代世界各地で一般的に行われていたと考えられる。

今のところ、収集自体の移動による間接的な取引証拠が多く残っている。幸いなことに、収集品に求められる耐久性と、今日考古学者が発見した遺物が生き残った条件との間には、良い相関関係がある。徒歩で移動していた旧石器時代の初期には、穴の開いた貝殻が500kmも離れた場所から発見された例がある。また、火打石も同様に長距離を移動していた。

残念なことに、ほとんどの時代場所で、取引コストが高いために貿易は大きく制限されていた。一番の障壁部族間の対立であった。部族間の主な関係は、良い日には不信感を抱き、悪い日には明らかな暴力を振るうというものであった。部族間の信頼関係を築くことができたのは、婚姻親族の絆だけであったが、それは時折であり、範囲も限られていた。財産保護する能力が低いため、たとえ身につけたり隠し場所に埋めたりした収集品であっても、収集品は数回の取引コスト償却しなければならなかった。

このように、取引コストが高いために、現在我々が当たり前のように使っている市場企業、その他の経済制度の発展が妨げられていた長い人類先史時代において、富の移転取引だけではなく、おそらく最も重要ものでもなかった。しかし、取引コストが高く、市場企業などの経済制度が発達しなかった先史時代には、おそらく最も重要ものではなかったであろう。我々の偉大な経済制度の下には、富の移転を伴うはるかに古い制度がある。これらの制度はすべて、ホモ・サピエンスサピエンスとそれ以前の動物とを区別するものである。ここでは、我々人間には当たり前で、他の動物にはない、最も基本的な富の移転の種類の一つである次世代への富の移転について説明する。

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