はてなキーワード: 無党派層とは
蓮舫氏の得票128万3,262票に石丸伸二氏の得票165万8,363票を足せば、小池百合子の得票291万8,015票を超える294万1,625票で蓮舫氏勝ってたじゃん理論ね?
あの戦略で無党派層が蓮舫に流れたと考えるのは甘すぎるってのはそりゃそう
見通しが甘すぎた故の惨敗なのに石丸未参戦という甘い幻想を見て無党派層も獲得という甘い幻想を重ねるとかマジで負けた理由に気が付けてないんだろうなと
れんちゃんの嫌われぶりかられんちゃんが勝つとは微塵も思っていなかったけど、まさかこんなにも投票する人がいるとは予想していなかったってやつじゃない?
多少でもニュースや政治に興味がある人なられんちゃん以外の選択肢ないし
ただ、自民憎しの人は、世の中の人は、目の前のタスクに追われてニュースや政治に興味がない人が多いこと、自覚が欲しいよね
『なんで😡』って言われても、『目の前のことに忙しいから😥』以外の答えないよね
なので目の前のことで忙しい人は、投票行ったら感じが良さそうな印象がある人(偏向報道だろうが荒い雰囲気を持っていないように見える人)に投票するよね
あるいは、ネットサーフィンしてた時に、なんか怖いこと言ってた人たちじゃないのに入れるよね
過激な言葉は注目を集めるけど、それで集まる人って、多分、フレンドリーファイアする人やで
2024-07-06 https://anond.hatelabo.jp/20240706192348#
※ あの候補の全体の6割弱を占める無党派層の34%は、反自民・反小池の受け皿として選んでるらしい
あの候補を以前から個人的に支持しているとか、自民信者とか小池アシストなら、
その人の信条だから『そうなんだ』で気になるところないけど、反自民・反小池の受け皿って・・・
文京の町、文京区では、石丸氏(28,009)と蓮舫氏(23,924)が割と接戦だったのは感慨深い。
他はもっと票に差がついている(ちな、アニメスタジオのある杉並区は割合としては意外と高かった)
文京区とは?
東大(本郷キャンパス、弥生キャンパス)や お茶の水女子大学附属高等学校、筑波大学附属高等学校、桜蔭高等学校、中央大学高等学校などがあるところ
あと、人口が多めで、アニメスタジオがあるわけでも無い、足立区、葛飾区、江戸川区 、八王子市で、
暇空氏が安野氏よりも票を集めたのも感慨深い
小池ゆりこ 氏 | 石丸伸二 氏 | 蓮舫 氏 | 安野たかひろ 氏 | ひまそらあかね 氏 | 合計(票) | |
---|---|---|---|---|---|---|
文京区 | 49,077 | 28,009 | 23,924 | 5,874 | 2,112 | 123,536 |
杉並区|アニメスタジオがある | 113,484 | 76,796 | 66,045⭐️ | 8,758 | 5,404 | 300,421 |
練馬区|アニメスタジオがある | 164,174 | 86,758 | 68,655 | 8,096 | 6,474 | 374,595 |
足立区 | 148,432 | 70,901 | 51,903 | 4,096 | 5,035⭐️ | 309,347 |
葛飾区 | 98,479 | 52,929 | 36,746 | 3,214 | 3,461 ⭐️ | 215,313 |
江戸川区 | 143,930 | 73,963 | 48,505 | 4,685 | 5,256⭐️ | 309,067 |
八王子市 | 123,401 | 62,479 | 53,862 | 2,680 | 3,658⭐️ | 269,560 |
普段よりどの政党を支持しているなども特に無い、よくある無党派層です。
政治について興味が無いこともないですが、就業していたり、家庭をもっていることもあり、熱心に調べたりすることはありません。(時間もないので、、)
で、表題の件ですが、
一体何が正しい情報なのか分からない。情報が錯綜してて鬱陶しい。
というのが感想です。
昔から選挙ってそういう面があるのが当たり前なのでしょうけど、特にSNSが多用されるようになったためか、イメージ戦略・逆イメージ戦略(敵対候補のイメージを低下させることを思って書いています)が激しすぎるように思います。戦略として選挙を戦うのには必須なのでしょうけどいかんせん鬱陶しい。
特に敵対陣営に対してあーだこーだと難癖(?)つける情報が多すぎて選挙戦の間(今もまだ残ってますが、、)はてなブックマークを見るのも億劫になってきました。
まあ、某元市長のシンパが信者のような振る舞いしてるなぁとは思いますが、実際問題そちらの方がパワハラ気質であるとかテレビの討論で議論できていないとかの情報がバラバラ出てきて鬱陶しい、、
ソース見る時間もないし、そこまでその人自身がどんな人なのかすべて確認する価値があるようにも思えない。(見るなと言われればそれまでですがどうしても目についてしまう)
選挙は祭りだと言われもするので仕方ないかなとも思いますが、その熱気に絆されてませんかね?
皆さんはどう思いますか?
誰もそんなこと書いてませんけど?
目の前のことで忙しかったり、ストレス耐性の限界値があるから意図的にシャットアウトして、ニュース・長文読まないのは理解を示せるが、
動画で真実に目覚めちゃうのはちょっと理解不能ですって話だと思う
↓
↓
全体の6割弱を占める無党派層の34%は、反自民・反小池の受け皿としてあの候補を選んでるらしいので、
このニュースと長文を見ないけど、動画で真実に目覚めてしまう層について、理解を示せるように説明してみてくれる?
ちなみに、あの候補を以前から個人的に支持しているとか、自民信者とか小池アシストなら、その人の信条だから『そうなんだ』で終わりなので説明は要りません。
別に投票先は公選法上問題の疑いがある候補でなくても、立候補最多56人だったのですから他にもいますよね?
繰り返すけど、下記なら理解できますので解説は不要です(「そうなんだ」で終わりにする)
下記について説明してみてくれる?
お願いしたのは下記ですね、ネットで真実に目覚めてしまう人の解説です
詐欺集団や表示誤認狙いを捕まえても、引っ掛かりやすいって根本問題が解決しない限り、どうにもならないよなってお気持になったので
繰り返すけど、下記なら理解できますので解説は不要です(「そうなんだ」で終わりにする)
あと、感じが悪い人・お行儀が悪い人・倫理観のない行動が大嫌いな"上で" (つまり、某氏に投票はしない) 長文やニュースをみない人に対しても理解は示せます
目の前のタスクに追われて、ニュースや政治に時間が割けないこと、ロクデモナイので不愉快な気分になりたく無くて意図的に避けている人が多いこと、
もっともっと自覚が欲しいよね。『なんで😡』って言われても、『目の前のことに忙しいから😥』以外の答えないよね
この層の投票行動が変わったら、『長文やニュースは読める』けど、結果が見えてるから、なかなか投票しない人たちの行動も変わるでしょって思ってます
危機感を持っていなかった自民信者も投票するだろうから、勝つかは知らんけど、全体の投票率は上がる
懲りもせずコントロール不可能なネトウヨを作るのではなく、感じが悪い人・お行儀が悪い人・倫理観のない行動が大嫌いな"上で"、
東京都知事選挙2024は、10日間の期日前投票が前回比7万人増。
約1.15倍の投票数で過去最多となり、史上最高の盛り上がりを見せています。
そんな選挙戦ですが、実はこの選挙「小池百合子」と「ひまそらあかね」の一騎打ちになりました。
しかし現状がこうなっているのは、各候補者の情勢をかなりしっかり観察し把握している方だけでしょう。
多くの方にとって、このような主張はむしろ荒唐無稽に見えるはずです。
この記事では、そういった大多数の方に向け、なぜ現状をそのように読み解けるのか、そして残った二者に何が期待できるかを、解説していきます。
ネット人気が高く、注目度の高い候補なので、やや比重を重くして解説していきましょう。
安芸高田市長時代の議会での舌戦がYouTubeに多くあがっており、インフルエンサーで支持する者も多い石丸伸二は、比較的無党派層の支持も多い候補者です。
一時は彼こそ都知事になるのでは、とも言われていましたが、もうその伸びも終わり、その目は無くなったというのが私の認識です。
選挙戦が進む中で徐々に彼の実態を知り、支持をやめる者が増えていった(Xではそのような発言が多く散見されます)というのが私の見聞きするところです。
情報がますます周知される中、ここから先は支持者が増えるより減る方が速いでしょう。
ひまそらあかねの切り抜き動画の再生回数は、石丸伸二の3.5倍以上、小池百合子の6倍前後と、圧倒的に人気と関心を集めていることが分かります。
ニコニコニュースによって3位に位置づけられ、実際の演説会での同接・再生回数もダントツという事実から考えて、ひまそらあかねが小池百合子の喉元に食らいついていると考えるのは、決して荒唐無稽な推定ではないでしょう。
n番煎じだけど都知事選終わりに改めて。
っていう明確な対立軸があったからわりとわかりやすかったし、実際2009年の政権交代はこのイメージで成功できた。
憲法改正にせよマイナンバーにせよ、自民が改革に着手してるのもあるけど、今あるものを守ろうってそりゃ保守に見えておかしくない。それらしいイシューは夫婦別姓と同性婚とかか(実際この二つは国民からも支持されてる)。
一方、自民党が革新に振れたかというと流石にそういうわけではない。元々レンジの広い政党ではあるものの、軸は保守には違いない。どちらかというと裏金問題等の既得権益の部分が嫌われてる部分が大きい方は思う。
つまり「現状に不満があるから与党自民党は嫌いだが、立憲や共産はもっと嫌い」というのは「既得権益を壊したいが、旧態依然とした保守はもっと嫌い」であるということ。
よく昔のインターネットでは「愛国保守」とか「反日リベラル」とかのレッテル張りがなされていたが、それでいうなら「愛国革新」ともいうべきものを求める人間が若年層を中心に広がってきてるんじゃないかと。
そのイメージを脱却して第三極になろうとしたのが維新と国民民主だろうけど、この3年半国政選挙がないのが痛かった。この2つは自民党嫌いの立憲・共産嫌いという中道右派・左派の層を取り込もうとしたけど、それは選挙で得票数を増やしてバンドワゴン効果的に支持を増やしていくタイプなので、選挙が無い時期は弱い。さらに維新は万博のネガティブイメージ、国民民主は相次ぐ離党等で支持が冷え込んだ。
その間隙を縫ってきたのが石丸。小池と蓮舫、二つの「保守」に立ち向かう「革新」として、維新の推薦を断り党派性なしで挑んで見えるようなブランディング。
本質的には中川暢三に近く、強い思想はなく選挙に勝つこと自体が目標に見えるけど、ただの泡沫候補に終わらなかったのはYouTubeやTikTokというシステムをうまく利用した点。
「地盤・看板・カバン」のうちSNSだけで「看板・カバン」を賄えるって、考えついてもなかなかできない。というか政治家として実績がある人ほどできない。調整や利害関係を無視してるからこそできる所業。
結果的には党派色も薄く失策も少ない小池が強かった(東京ってなんだかんだ日本で一番恵まれてるんだから現状維持の割合が多いのは当然ちゃ当然なんだけど)けど、インパクトはあった。特に最も数の多い無党派層では石丸が小池を喰ってたからね。
ただこのブームが続くかというとわからない。安芸高田市長を辞任してYouTubeという「晴れ舞台」を失った以上、継続的にアピールしていけるのか。
https://anond.hatelabo.jp/20240610211933
選挙自体は小池百合子が291万票を得てゼロ打ちで当確が出るほどの圧勝。当初4年前の小野泰輔よりも厳しいと予想していた石丸伸二が小池批判票と立共批判票を集めて善戦し165万票獲得で次点。蓮舫は8年前の鳥越俊太郎すら下回り128万票で3位の惨敗。2位にすらなれず無党派層を石丸にとられたどころか、本来の立憲民主党の支持層すら石丸に取られている。蓮舫個人の人望の無さに加え、手下による選挙終盤の小池への野次も自身へのデバフとして効果した。自滅以外の何物でもない。
はっきり言って立憲民主党の執行部を総入れ替えして、市民連合と共産党との協力体制を見直すレベルだが恐らくそうはならないだろう。直近の基礎自治体の選挙や補選での成功体験から抜けられず恐らく同じ失敗を繰り返すだろう。次の選挙でも大敗してまた党が消滅(3回目)するかもしれない。
エクストリーム競技は田母神俊雄が26万票の3.9%で優勝。10年前の半分以下になっておりやはり過去の人感が強い。むしろ公民権停止の喪明けな割には善戦したとも言える。
2位にははてブアノンに大人気の安野貴博が入った。15万票の2.3%なので泡沫候補としては久々の大物とも言える。今回のエクストリーム競技は田母神と安野の後ろに、反ワク医師の内海、おなじみ暇空茜が10万票台入っていてハイレベルな激戦だった。一方でかつての常連桜井高田が前回の半分以下の8万票、タレントの清水国明や最後の大物ドクター中松は1%も取れずに大敗。桜井高田は2年前の下半身スキャンダルが影響したか、あるいは暇空茜に票を吸われたか。エクストリーム競技もいよいよ世代交代が進むと思われる。アディーレ石丸は石丸伸二と間違えられて得票できた可能性大で、次の選挙では1%も取れないだろう。
エクストリーム競技準優勝の安野と3位の内海、4位の暇空茜はそれぞれ15万票と12万票と11万票。次点の石丸はSNSの力と言われがちだが、選対に百戦錬磨の自民党の組織が実質的に入っていて旧来的などぶ板選挙もしている。はてブアノンにやたら持て囃される安野も、はてブアノンから蛇蝎のごとく嫌われる暇空も世間から見たら同レベルの影響力である。
今回もN国が大暴れしたため公職選挙法の改正議論はますます活発化するだろう。おそらくいたちごっこになり、N国が消滅するか立花が選挙違反で公民権停止になるまで続くだろう。エクストリーム競技的にももはや競技を荒らすだけの邪魔な存在なので、次回以降は扱いを検討したい。
今回中松が1%も取れない大敗をした上に、清水国明、後藤輝樹、大和行男、小林弘、AIメイヤーなど「非N国系で伝統的泡沫候補」となりうる候補で得票率1%を超える候補がひとりも出なかった。今後のエクストリーム競技の主役は、安野内海暇空のような「支持者や組織はあるけどインディーズレベル」の下位候補と、今回の田母神や前回の小野のように「知名度や行政経験はあるけど供託金返還に届かない」の上位候補が中心となるだろう。
あれを見習おうなんてなったら本気で終わりですわ
自民憎しで暴れている人たち、山本太郎の周辺の一部の人たち、あれらをコントロール出来るもんならしてご覧なさいよって思う
そもそも元祖のネトウヨ製造メーカーの自民ですらネトウヨをコントロール出来ないでしょうよ
人の印象で投票するニュースや政治に無関心な層 と 自治体運営が止まらない限りセーフの穏健な現状維持派(見方によっては無関心)
この層は、感じが悪い人・お行儀が悪い人・倫理観のない行動が大嫌いな"上で"、長文やニュースをみないので、
とにかくひたすら、笑顔で朗らかで感じの良い人でありつつ、実績がありすぐに実行可能なメリットを提示する、
特定の層に限定しない(誰も取りこぼさない)包括的な理想を説くが大事だと思いますわ
この層の投票行動が変わったら、『長文やニュースは読める』けど、結果が見えてるから、なかなか投票しない人たちの行動も変わるでしょ
危機感を持っていなかった自民信者も投票するだろうから、勝つかは知らんけど、全体の投票率は上がる
感じが悪い人・お行儀が悪い人・倫理観のない行動が大嫌いな"上で"、長文やニュースをみない人に
どうしたら刺さることができるか真剣に考えて欲しい
・小池の勝ちは順当すぎる。300万票未満、280万票以上を予想してたからほぼ当たる。
・2位3位は蓮舫150万票、石丸120万票を予想していたが、真逆にひっくり返っていた。蓮舫は神宮外苑開発問題にクローズアップされすぎたね。どんだけ使い古されて小池とかぶろうとも子育て政策をいの一番に掲げて票を取りに行ったほうが票になった。
・石丸・あんの・暇空の結果を見て、今無党派層の票を取るにはネット戦略がいかに重要かが分かる。どんだけ批判意見が飛んでこようと、SNSで「すごい」「すごい」と投稿し続け票を囲い込む運動員の存在が必須。リアルの街宣は支持者の結束以上の成果を得られない。蓮舫支持者は若さが足りないのでついていけていなかった。
・あんのは5位という順位だけ見れば上位だけど票数は物足りなかったね。次の選挙を目指すよりも、都庁で雇われて宮坂の後継として小池の下でデジタル担当で活躍したほうがいいんじゃね
・暇空は何の政治実績もない野良tuberとしてみれば10万票の結果は高い数字に見えるけど、リベラルに対抗する右派の政治活動家の票数としては、かつての在特会桜井誠にも届かず、注目に値しない。ただ著名人の支持表明が選挙終盤に入るなど、次の選挙に活かせる要素はたくさん温存しているので、かつての在特会20万票近くまでは伸びしろがある
・じゃないほうの石丸、NHK党の立花が支援して諸派で出馬した候補者だが、「石丸」姓だけで10万票近く取るのがびっくりだよ。「医師」という硬派な肩書きのおかげか
そもそも立憲支持層、もっと広くリベラル寄り無党派層でも小池氏支持者は多かった(おそらく約半分)
全く不満が無いわけではないけど別に今のままでも良い。
たとえるなら、今までA社の製品使ってたけど、知り合いの家族がB社で働いてるっていうから
今度からB社の製品買うかな、性能にそんなに違いは無いしみたいな感覚
そうだったのに、B社への買い替えを勧める人達がA社の製品への罵詈雑言を繰り返し
「こいつ何いってんの?それって私のことも馬鹿にしてるってことじゃないか。こっちはA社製でも特に不満はなかったのにB社製に乗り換えようとしてるのに。そんな不快なことを言うんだったらやっぱりB社製に乗り換えるの止めるわ」
私は、単なる会社員であり、自分と自分の身の回りの人の幸せを一番大切に思っている。それ以外のことは正直どうでもいい。
なので、立候補なぞする気はまったくないし、しようと思ったことは一度たりともない。また、完全な無党派である。
なぜなら、マニフェストとか、理念とか、想いとか、それ以前に、お前に投票しても絶対勝てないだろう、という気持ちになるからだ。
日本の選挙で勝つにはどうしたらよいかを全く理解せずに、当たって砕けている候補者があまりにも多すぎる。
日本の選挙についてすでにわかっていること、あるいはわかってきたこと。
・新自由主義的・自己責任的な価値観が今の日本では多数であり、その前提に沿わない政治家が選挙に勝つことは一部の例外を除いて難しい。
・つまりイデオロギー的にはネオリベラリズムの価値観が薄く広く浸透しており、政治家は自身が政治家であり続けるためには、建前上はその前提に立つ必要がある。
・多くの無党派層の人間は政治には関心がないが、経済と自らのお金の損得には極めて具体的な関心を寄せている。
・政治に関心がない、選挙に行かない人が多いのは、その結果が自らの損得にどう影響するのかを具体的に実感できないことに起因する。
・有権者は自らの損得に関わらない多少の悪に対して、目をつぶることはいとも容易に行う。
・政治家の具体的な実務能力を図る指標は存在しないが、その実務能力は経験や実績によって担保される、と多くの人は考えている。
・特定の世代以上の旧来メディア型の人間は、もはや何を言われても旧来的な政党組織の枠組みでしか投票を行おうとはしない。
・逆に特定の世代以下の人間の多くは、もはや旧来的な政党組織に対して何も信用をしていない。
そのうえで、一人の若者が、自分とその周りの人たちだけの幸せを追い求めるのではなく、都道府県レベルの自治体もしくは日本という国自体を良くしていきたいと考えて、
民主主義という枠組みの中で選挙に勝利し、政治家になることを志した場合に、取るべき手段を考えてみよう。
・イデオロギーとしては、新自由主義の前提に立ち、過度な再分配を控える立場を取るべきである。
・強みは経済にするべきであり、その経済に対する知見や能力を具体的に指し示すビジネスの経歴を有するべきである。
・貧乏でない、子どものいない、病気でない、マイノリティでない、困っていない、そんな人にどんなメリットをもたらすことができるのかを示すべきである。
・小さくても何らかの政治関係の経験を積み、経歴としてアピールことで、抽象的な実務能力を想起させるべきである。
・特定の世代以上の年齢の人が名前を聞いて安心できる政党組織からの後押しを掲げるべきである。
・そのうえで、政党政治とは明確に異なることを指し示し、特定世代以下の年齢の人が既存政治とは異なるという印象を抱くように仕向けるべきである。
だが、それだけでは十分ではない。これはあくまでも投票するときの最後の選択肢に残った場合に、上記であればあるだけ優位なだけであり、
そもそも最後の選択肢に残るかどうか、という点については、上記の要素は全く関係がない。
最後の選択肢に残るためには、最低限でも名前を見て顔が想起できるレベルの知名度が必要で、
さらにいえば政治家や選挙と聞いて顔が想起できるレベルであることが望ましい。
加えて、直感的に投票の選択肢に入れてもいいかなと思えるレベルの好感度が必要となる。
知名度を上げるためには、様々なメディアで有権者に対する情報接点を作り出すことしか方法がなく、
それを意図的に行うとすれば非常に多くのお金がかかることが推測される。
知名度と好感度をトレードオフにすることは基本的には意味がないのでやってはいけない。数多の泡沫候補がそのことを全く理解していない。
重要なのは、知名度であり、知名度は極端な話を言えば金で買えるものである。
新自由主義は多くの富める者を生み出した。
その中には、もはやどう放蕩しても使い切れない金を持ちながら、日本という国の未来に対して、何らかの政治的な働きかけを行いたいと考える者がいるかもしれない。
そういう人を探し出し、実際に会い、話し、説得し、協力を取り付け、金を引き出すことができるならば。動かした金で知名度を引き上げる手段はいくらでもあるだろう。
自分は数年前に千葉に引っ越したので、今回の投票権はなかったのだが、がっかりはしたものの、そうだろうなとも思った。
地元に住んでいたこともあって、応援していたし、今回も応援はしていたが、都知事に立候補したとき、たぶんだめだろうなとも思っていた。
落選理由は、すごく単純に言えば、蓮舫さんが立候補したことだろう。
自民党が落ちていて、国政への変革の勢いをつけるために、立憲民主党から知名度のある人を立候補させたことを、無党派層に見透かされたのだろう。
それでも、その後都政への言及がしっかりしていれば、支持者や立件民主党の為ではなく、東京都の為に立候補したのだと思わせることもできたのだろうけど、その部分はたとえあったにせよ目立つことはなかった。
結局、東京都を考えての立候補ではないと思われたのではないかなぁ。
選挙で勝つために必要なのは、住んでいる人の投票なのだという、当たり前のことを改めて考えてほしいと思う。
なんてことを、数年前の比例区選挙の時も思っていたんだけどなぁ。
悲しく思う。