はてなキーワード: 淫猥とは
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インフルエンザで自宅待機中。
とてつもなく暇なんで、1973年製増田による「30年経っても心に残ってる80年代アニメOVAベスト5」を置いてく。
エッチなアニメかと思ってレンタルしたらいろいろ違ってびっくりした作品。ドタバタで混沌としているのが80年代OVAっぽいんじゃないかと。こうゆうC級ノリは今でも好き。何度も観たわけじゃないのにエンディングの歌(プリーズcall me tonight♪)が今でも頭にこびりついてる。歌詞にタイトル名を入れちゃうあたりが80年代的ルール。
大人の世界ってこんななのかと感じた作品。たぶんエッチシーンが大人っぽかったから。時祭イヴの歌「風のララバイ」が荒廃的な世界観とあいまって、どうにも救いようのない作品だとの印象が強い。ちなみに続編(IIとかIII)を観ていないんで、増田の中でメガゾーンの世界は本当にここで終わっている。今思えば時祭イブって初音ミクみたいな存在なんで、俺らのミクさんが「助けて私は殺される」とか言い出したら、我々はこの世界の構成を根本から疑わねばなるまい。
くりいむレモンシリーズ丸ごと心に残ってるんだが、何かひとつ選ぶならこれ。もはや富本たつや氏のキャラデザそのものが80年代アニメOVAとして記号化してる。閉塞的な淫猥とした館モノの教科書見本みたいな作品でかつエロさ半端ないんで、「殻の中の小鳥(PC98ゲーム)」と併せてメイド古典としてデジタル国宝に指定すべき。尚、くりいむレモンで何を推すかは完全に個人の思想に依るので論争化すべきではないものの、土器手司氏が好きな増田としてはポップチェイサーも捨てがたいとだけは申し上げておく。
「なんかすごいもんみた」とビビった作品。レンタルビデオを自室で観てたが、とにかく怖くて、観るのをやめたいのにやめたら窓の外に何か居るんじゃないかと思ってやめられない状態になった。怖いもの見たさで何度かレンタルして、その後30年観てないけど、とにかくドキドキしたことだけ今でも鮮明に覚えてる。原作者の士郎正宗氏が自分で絵コンテ切ってどっぷり介入した作品だったと記憶しているが、そのおかげでアップルシードの新作がなかなか出なくてヤキモキしてた。
初めて観たとき美麗で驚いた作品。あまり筋の通らないストーリーなのに、垣野内成美氏の美しい絵が動いているだけで許される気がした。救われない話も多いのに、後味が悪くないのは結局のところ主役は美夕だから他はモブってことで。何だかんだいって増田は、OVAもTVシリーズもLD BOXを買いドラマCDを買いWindowsデスクトップアクセサリーを買い、もろもろの売り上げに貢献した。声優は初代もいいけど、三木眞一郎ラヴァ兄さんの色気っぷりは捨てがたい。
観てた時期はほぼ中学生。改めて観なおしてるわけじゃないんで、本当に心に残っている部分だけの感想だけど、こんな時代あったわーと懐古するおっさん仲間がひとりふたりいてくれれば是幸い。
追記。
いろいろ反応ありがと。レダとかパトレイバーとか迷ったよ。あとダーティペア(違うラブリーエンジェルぅ!って脳内で聴こえる)も。アニメ大好きは関西圏?そんな番組があったって聞いてうらやましかったよ。情報の拡散スピードが遅い時代で市場も広くなかったから、中学生がレンタルビデオを週に1本借りるだけでも網羅できる量しかなかったよなOVA。懐い。
それはお前がボキャ貧のあまり「感情移入」という言葉を極めて狭い範囲でしか用いていないからこそ起きる錯誤だよ。
ネトラレのエロさっていうのは「守るべきものを持ちながら快楽に負けて堕ちる女のエロさ」なんだよ。
そんな女を中心に据えて飾り立てその淫らな本性を引き出していくところにネトラレの良さがあるわけ(マゾは除く)。
「女を中心に読んでるんだったら女に感情移入してるってことじゃん」とボキャ貧のおまえは言うかもしれないが、このとき読者は女の視点では読んでいない。
男の無様さに同情し竿の容赦なさに戦慄しそして女の淫猥さに興奮する…
欲望に浸り切るときの快楽に想いを馳せる、という広い意味での「感情移入」ではあるけれど、そこに没入や一体化は存在しない。
もちろん、男の方に自分を重ね合わせたり、竿になりきったりするわけでもない(マゾは除く)。
よってホモではない。
簀巻きにしたり、ストリップを見せられたり。他にもいろいろやらかしてきたYという男友達がいる。
「いろいろ」については今後も思い出した時に書いていこうとは思ってるんだけど、今日はそもそもの最初の話をしようと思う。
高校3年の時、隣の隣のそのまた隣のクラスのタカハシ(大丈夫、ちゃんと偽名。まるっと偽名)と仲良くなった。放課後にタカハシ(&彼の悪友たち)と駄弁るのが楽しくて、隣の隣のそのまた隣のクラスにほいほい遊びに行くようになってた。
普通ね、放課後はまっすぐ帰るか部活に励むかの二択で、教室に残るのはごく少数。しかも誰とも喋らず独りでってのは、かなり妙でしょ。
Yの第一印象は、何て言うのかな……無感動な無表情。
つまらなさそうにするんでもなく、誰かを待ってるような焦りも見られない。ただ静かに時の流れに乗ってるような。
あと顔は割と整ってた。肌が透き通るほど白いなんてこともないけど、オス全開なガツガツした顔立ちでもなかった。中性的ってああいう感じかなぁ。
私が「あれ誰くん?」と尋ねると、「あいつなー。すげぇクールっつーか無関心っつーか、とっつきづらいんだよ」とタカハシの悪友が茶化す。
Yはそのやり取りが聞こえてるんだろうに、何も言わない。少し離れた席に姿勢良く座ったまま、本を読んでいる。
タカハシが「でもな、」と私の首ねっこを引き寄せて、耳元で囁く。
何が「イケる口だよ?」やねん。イケる口だから何だっつーんだよ。初対面のY君に猥談持ちかけろってか。アホか。
「ヤダーあたしも猥談イケちゃう口なんですーキャハッ♪」とかぶちかませるとでも思ってんのか。品を持て品を。
「あの、Y君は一日何オナニー?」
ごめん、ごめんなさい、わかってる、第一声でコレは無い。ありえない。
何オナニー? じゃねぇよ。単位かよ。「ああ、俺は一日3オナニー」とか素敵に会話が成立しても嫌だ。サンオナニーって語感良いですね、今びっくりした。
当然、Y君からは「……何の話?」とこの上なく怪訝そうな返答を戴く。ですよね、ごめん! こんなデリケートな話題はもっと友情やら愛情やらを深めてから切り込むべきでした!
タカハシは私の背後で何の遠慮も無く爆笑してはる。圧倒的爆笑っぷり。清々しい。過呼吸になって苦しめ。
「せ、せんせー……お……俺ね、一日、4オナニぃ……ぶふぁっ」
別にそんな恥ずかしいこと言わなくていいんですよ、タカハシ君。君に訊いてないですよ、タカハシ君。シャラップ。
ああもう羞恥が身体中を這いずり回ってる、今すぐ帰りたい。ここアウェイなの、もう辺境地と呼んでもいいと思うの。自分のクラスルームが恋しゅうて恋しゅうてたまらん。
「週に2回くらいかな……」
あろうことかY君、真面目に答えてくれちゃった。1日4オナニーより週2オナニーの方がずっとリアルなのは何でだろう。つーか生々しい。
うわーこの人もやっぱりオナニーするんだ……とか、半ば魂抜けつつ考えちゃう。端整な御尊顔を正面から拝みつつ。
同年代のオトコノコが自己処理をしてるところなんて、勿論目撃したことはないから、曖昧に想像するしかない。
って言うかまだY君のパーソナルデータを一切持ってないのに、よりによって最初に加えられた情報がコレ。数学が好きとか古文が苦手とか妹がいるとか身長172センチとか、そういうの全部すっ飛ばして、まっさらなページに燦然と書き加えられてしまった〈週2オナニー〉の項目。むなしい。
回数は?
オカズは?
処理時間は?
サイズは?
特にこの大きさの話は盛り上がってた。
あのね、一応、私もここにいるの。キミら男水入らずの一対一で談義してるつもりかも知らんけど、俯瞰で見てごらん。綺麗な三角形が見えるでしょ。あれがデネブ、アルタイル、ベガ……Y君と、タカハシと、それから私ね。相槌打つことさえ躊躇われて、二人の猥談を有難い念仏かなって思いながら拝聴する地蔵ポジションに甘んじてる女子がいるの。「この赤ペンよりも長いか否か」で白熱してないで、気付いて。
って言うかY君、私を好奇の目でチラ見してくるの、止めなさいよ。こいつ趣味悪いなと直感した瞬間である(そしてその予感は的中していたと後の数年で思い知る)。
この日以降も「ヨッ、猥談しようぜ!」とタカハシが私を引きずり込むので(「マリカーしようぜ!」と同じテンションで言ってくるのがムカつく)、何だかんだでYとも仲良くなってしまった。
自分のカラダに自信があるって、いいことだと思う。オトコノコであろうとオンナノコであろうと。
肉体美って言うの? そういうの、私は全然自信ないから。ほんと、他人様に見せられるようなもんじゃないってわかってるから。だから自分のカラダを誰かに見せてもいいって思えるのは、すごいことだと思うの。
でもさ、せめて特定の相手、たとえば恋人限定とかにしとこうよ。
友人のYに「脱いでもいいかな」って言われた時、思った。
Y「あのさ。脱いでもいいかな」
私「? 着替えるの? どーぞ」
漫画(JOJOの第3部。エジプト、行ってみたいな)を読み耽っていた私は、どっこいしょと身体の向きを変えてYに背を向ける。
Y「じゃなくて……違うんだ」
私「?」
Y「俺のカラダを、見て欲しい」
今、何て?
今、何て?
パードゥン??
えっと、ここあなたの家ですよね。ストリップクラブとかじゃないですよね。
あと私、あなたの友達ですよね。純粋な。彼女どころかセフレでもなく、至極ピュアでノーマルなフレンドですよね。
あなたの裸体を、私に拝めと?
何で私だよとかいろいろ思うことはあったよ、そりゃ。見てどうしろっつーんだとか。それって楽しいのか、とか。
でもYが「楽しいかどうかはやったことがないからわからない。けど、やってみたい」と堂々と言い放つので、仕方が無い。私も付き合ってみることにした。
まずパーカーを脱ぐ。ネイビーの、ごく普通の、多分ユニクロの。
もはやこの時点で動きがじれったい。つーかねちっこい。いやいやパーカーくらいスルッと脱げやと思うのね、別にそこに性的ニュアンスをめいっぱい含めなくてもいいじゃんかと。
でももう始まってる、と言うか、何かスイッチ入ってる。多分、マゾヒストのスイッチが。
見られることって快感なんだろうか。Yの頬がほんのり赤くて見てるこっちが恥ずかしい。あれっもしかしてコレ私が辱められてるの?
さて次は、どっちだろうと思った。
正直どっちが先でも嫌だ。正直心の準備ができてない。って言うか別にあと何時間待ってもそんな心の準備はできそうにない。
うわぁどっちだ、どっちなんだと心臓が喚く。
Yの両手は迷っているのか、お腹あたりのTシャツをきゅっと握りしめている。
「どっちが、先がいい?」とは、言われなかった。言われなかったけど、目が言ってた。
無言で動揺している私を見透かしたように、挑発する目付きだった。
Yの手が動く。
水色のTシャツの裾を交差した手で掴み、こう、昔の体操着を脱ぐ時の要領で脱いでいく(あれだと服が裏表逆になるから、脱いだ後面倒なんだよね)。
緩慢な腕の動き。腰が見える、おへそが見える、うっすらと腹筋が見える、薄い皮の下の肋骨が見える、脇毛が見える、二の腕が見える。
下から順番に眺めていたら、もう脱いでた。
ぱっと、指を開く。
水色の布が、ぱさっと音を立ててフローリングの床に落ちる。その音が、やけに大きい。
多分、無意識で息を止めてた。
ふと浅く溜め息が漏れて、慌てて口を閉じた。
こっちを見ないで脱いでたYが、そんな私に気付いてちらりと視線を寄越す。
一瞬だけ、笑う。
あー、楽しそうだなこいつ、と悔しくなる。まぁ、Yが楽しんでるんなら、いいけど。
外ではベルトを付けるけど、家では苦しいから付けない派のYは、今度はジーンズのボタンに指をかける。
銀色のボタンは、触るだけでカチャリと小さく音がする(酷く性的な音に聞こえるのが腹立たしい)。
ゆっくり、丁寧に外す。
今度はジッパーに手をかける。
親指と人差し指でジッパーの先っちょをつまんで、チチチチ……と開いていく。
うわぁあああ聞きたくない聞きたくない! 恥ずかしさで顔を覆ってしまいたい! 耳栓! ギブミー耳栓!!
それから。ジーンズ素材ってね、多分、摩擦係数大きいんですよ。
こすれるの。肌と。
衣擦れの音が半端じゃない。
「あーコレあかん音ー情事の音だよージョージのサウンドですよコレはー」って頭の中で馬鹿っぽく呟いてみても気を紛らわせないくらい、やっぱえっちぃの。音が。
何と表現したらいいかわかんないから、皆さんお持ちのジーンズを脱いだりして気分だけでも味わってください。
座ったまま、途中腰を少しだけ浮かして、ジーンズを脱ぎ取る。そっちは結構乱暴にぽいっとベッドの上に放り投げてた。
後、何が残ってるって?
正解! パンツでーす!
ブリーフ派とトランクス派? 男同士の派閥のことなんて、わたくし存じ上げません。ともあれYが着用してたのは、黒が基調のトランクスでした。
でもね、ぴったり密着してない方のトランクスでもね、わかるの。
勃起してやがるなって。
目算で、私とYの距離、1.5メートル。そう近いわけでもないし、細部をまじまじと見れる距離ではない。
あーどうしよ。これどうしよ。どう収拾付ければいいの。
脱いだら着ればいいじゃない! 時を巻き戻せ! ほらほら一人でお着替えできるかなー? まずはYくんがポイしちゃったジーパンをねー、んしょんしょって履いてみよっかー。
ごめんこれ以上は無理です私がパンクします、って言いかけたその時。
Y「ごめん、ちょい無理」
え?
と、Yを見れば、何か涙目で、でもこの上なく嬉しそうな、いやむしろ恍惚とした表情みたいな、あんた何その顔、って思ったら。
Yはダッシュでお風呂場に駆け込んでいった。
え、ちょ、Y? Yさん? 何事?
急展開に頭がついていかない。混乱して立ち上がりかけた私の耳に、聞こえてくる微かな声。
押し殺した声が、それでもお風呂場という反響しやすい空間のせいで漏れてくる。オォウ兄さん艶っぽい声出しやがって……そんなに辛抱たまらんかったのかい……?
なーんて下衆な部分が反応するけど、ものすっごくホッとしてた。終わった。あの呼吸すらままならない張り詰めた緊張の糸が、切れた。
数分後、Yは満足そうな笑みを浮かべて戻ってきた。パンツ一丁で。
脱いだ時のまどろっこさは何だったんだってくらい事務的に、スピーディに服を着ていく。
すっかり元通りのYに、「どうだった?」とにんまり笑いながら訊かれる。
「……淫猥」とかろうじてコメントを出すと、その響きが気に入ったのか、その日はずっと「いんわい。いんわいかー」と繰り返し口にして御満悦だった。
銃は人を殺すって前提からみたいな?
孫の写真はエロになるかならないかを、おじいちゃんの決定権から公的機関の基準に委ねられることが問題とかじゃないの?
鹿撃ち用で人は死なないとかならいいんだけどやっぱり死ぬわけじゃん?
孫がハダカじゃなくても発表会でおめかししたストッキングとガーターベルトでもエロになるわけじゃん?
挑発的なとか淫猥なとかどこかの知らない変態趣味の取り締まり官がおまえの孫エロいんでお前犯罪者とか言うのがヤバイおまえ俺の孫の何をしってるんだ的な話じゃないのん?
わたしの猟銃は鹿撃ち用なので人なんか殺しません といったところでそれ人死ぬだろという理由から規制するのとおなじように
おまえの孫のドレスアップした姿でエロい事考えるやつはどこかにいるわけだし その洋服の格好はエロ漫画の一こまに似ているからそれ意識した児童ポルノだろこれっていう感じで取り締まるとか
銃の話からいえば、子供は基本エロいんで初めから管理しとけって感じになるのかな
まあそれでもいいんだけど
子供はエロいから生まないように育てないようにしましょうとかしたほうが確実で安全だもんね
それともまた違う話で 銃は鹿撃ち用熊撃ち用競技用とちゃんとわかれているのだから 子供にもエロゾーンを規定しろって話?
子供が写真に写るべき姿は正装で直立正面から何度までの範囲で表情は作らないとか水遊びは前もって警察から許可を得ることとか親類関係を示す情報を含むこととか 健全児童基礎みたいな条例つくれって感じ?