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はてなキーワード: 法人税とは

2023-10-27

消費税下げて法人税をあげるだけでその汚名返上できるのに

法人高収入人間より中間層貧乏人の方が多いんだから

2023-10-19

スゴイいいこと思い付いたんだけど

全ての税(法人税とか国民健康保険のそう言うのとか酒税とかガソリン税とか)をなくして消費税だけにしたら

それだったら税率20%とかでも耐えられるじゃない?

ものを購入するとかって絶対個人であれ法人であれ必要じゃん。

なので、もう税を消費税だけにする作戦

トータルで税収も上がるんじゃない?

税を納めなくなければ節制すれば良いだけの話だし、

もうややこしい税の仕組みを消費税だけにするの。

これよくない?

累進課税とか納得いかない層も、

全てに対しての消費に対しての税になるから公平なのではとも思う。

もう税は消費税だけにしたらよくない?

2023-10-17

anond:20231017220720

この議論資産税と法人税の話が出てこないの本当に謎なんだよなぁ。

2023-10-16

消費税廃止して奢侈税を復活させて

法人税を増やす代わりに人件費を控除して

社会保険料を軽減して外国人への生活保護を停止してほしい

2023-10-15

anond:20231015125602

AI使ってコストカットして儲ける奴らからそれだけ税金をとって仕事を奪われた奴らに配るべきなのに、自民党法人税所得税減税とか言いやがる

AI使ってコストカットして儲ける奴らからそれだけ税金をとって」はすでにしてるだろ。だから取り過ぎた分を法人税所得税減税で還元してるんだよ。

仕事を奪われた奴らに配るべき」を正当化する絶対的価値観ってあるのか?何をもって「べき」なの?個人的意見だろそれ。

 

仕事を奪われた奴ら」は国に貢献してる?

anond:20231015124858

AI使ってコストカットして儲ける奴らからそれだけ税金をとって仕事を奪われた奴らに配るべきなのに、自民党法人税所得税減税とか言いやがる

アホでしょ

松尾研とか何とかいう奴らは注進しないのか

あいつらは儲ける側だからしないか・・・

流石人権意識の低いヘルジャパン

2023-10-11

anond:20231010214648

今回反対したのはPTA。つまり教育委員会の人も反対ってことだよ。

未就学くらいの小さい子供を家であれ保護者なしに放置するのは虐待だが、小学校にもなって子供同士が公園で遊べないとは。

一人っこ症候群といわれる人付き合いの下手な大人が量産されてしまう。

 

もう一ついうと、親も好きで子供を「放置」してるのではない。

近所の小学校都市部にあるが少子化による統合交通量の激しい道路を3~4本横断しないと小学校にいけなくなると予想されている。

なのに自治体学バス運用しないから歩いてこいといっている。

こういう地道な「こまった」をいっぺんに解決できる細かい予算だてをしてからなら

条例施行していいけど。

今の「ただ議員が勢いで言ってみただけ法案」じゃ教育産業は全部違法産業化してしまいつぶれるし、子持ちが埼玉の家を買い控える動きもでていたよ。

 

経団連消費税増税提案、おまえもだよ。

おまえら社員にこれ以上転嫁すんな。

国の予算は国が手当てしろ、うちはもうこれ以上法人税を払いません。

これでいいねん。

2023-10-10

[]企業ふるさと納税で儲ける方法

企業ふるさと納税の仕組みを使って、企業自治体寄付をすると、簡単に言えば寄付額の9割が法人税申告で戻ってきます

あとの1割は損するので、その分を地域貢献の宣伝料と考えるしかありません。あんまり上手い話じゃないですね。

でも、以下の方法を使えば1割回収どころか儲けを出すこともできます

企業ふるさと納税での寄付自治体が立てた寄付対象事業に行うことになっているので、自分で受注できそうな事業寄付して、その事業を実際に受注すればよいのです。

言ってしまえば環流です。

そうすれば、法人税で9割戻ってくるのに加えて、寄付金の全額がキャッシュで戻ってきます。これでお金が増えましたね。

まあ事業受注の原価はかかるので、この事業で1割利益が出れば実質トントンですが、それ以上の利益を目指せばもっと割りが良くなります

え?寄付と受注が同一企業だとまずい?

グループ企業を使えばいいのです。自社や関係会社寄付利益を得るのを禁止されているので、心配なら関係会社定義から外れる兄弟会社だと都合がよいでしょう。

え?事業を受注するのに入札がある?

自治体に取り入って自社しか請け負えないよう、うまく仕様を調整してもらいましょう。

なんなら、自治体に顔が利く地域コンサル会社かなんかを噛ませると話が早いでしょう。

彼らにマージンを取られても十分手元に残ります

なんだこんなことできるわけないじゃん、と思っていますね?実はやってるところがあるのです!

DMMっていう会社なんですけど。

https://youtu.be/YpGwyU3QrqA?si=4UbBEeDXIi_VuYH-

河北新報上記動画で伝えるところによると、福島国見町事業グループ会社救急車製造会社コンサルかませて受注させて、国見町にはグループ企業から寄付しています

いやー丸儲けですな。商売が上手い。

ただし、入札でゴニョゴニョしているので不正競争防止法に引っかかるリスクがあるのと、思いっき企業ふるさと納税趣旨に反するやり方の抜け穴を突いたやり方なので、初心者にはお勧めできません。

https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:https://anond.hatelabo.jp:443/20231009170443

https://anond.hatelabo.jp:443/20231009170443

企業ふるさと納税で儲ける方法 https://anond.hatelabo.jp/20231009170443

企業ふるさと納税で儲ける方法

企業ふるさと納税の仕組みを使って、企業自治体寄付をすると、簡単に言えば寄付額の9割が法人税申告で戻ってきます

あとの1割は損するので、その分を地域貢献の宣伝料と考えるしかありません。あんまり上手い話じゃないですね。

でも、以下の方法を使えば1割回収どころか儲けを出すこともできます

企業ふるさと納税での寄付自治体が立てた寄付対象事業に行うことになっているので、自分で受注できそうな事業寄付して、その事業を実際に受注すればよいのです。

言ってしまえば環流です。

そうすれば、法人税で9割戻ってくるのに加えて、寄付金の全額がキャッシュで戻ってきます。これでお金が増えましたね。

まあ事業受注の原価はかかるので、この事業で1割利益が出れば実質トントンですが、それ以上の利益を目指せばもっと割りが良くなります

え?寄付と受注が同一企業だとまずい?

グループ企業を使えばいいのです。自社や関係会社寄付利益を得るのを禁止されているので、心配なら関係会社定義から外れる兄弟会社だと都合がよいでしょう。

え?事業を受注するのに入札がある?

自治体に取り入って自社しか請け負えないよう、うまく仕様を調整してもらいましょう。

なんなら、自治体に顔が利く地域コンサル会社かなんかを噛ませると話が早いでしょう。

彼らにマージンを取られても十分手元に残ります

なんだこんなことできるわけないじゃん、と思っていますね?実はやってるところがあるのです!

DMMっていう会社なんですけど。

https://youtu.be/YpGwyU3QrqA?si=4UbBEeDXIi_VuYH-

河北新報上記動画で伝えるところによると、福島国見町事業グループ会社救急車製造会社コンサルかませて受注させて、国見町にはグループ企業から寄付しています

いやー丸儲けですな。商売が上手い。

ただし、入札でゴニョゴニョしているので不正競争防止法に引っかかるリスクがあるのと、思いっき企業ふるさと納税趣旨に反するやり方の抜け穴を突いたやり方なので、初心者にはお勧めできません。

2023-10-07

AI法人税を減らし消費税を増やしましょう」

こういう未来が目の前なのに反AIはどうしてデモしないの?

2023-10-06

anond:20231006014736

富裕層日本出るとか法人税あげると企業日本でるとか言うけどそう簡単には出ないだろう

金の問題もあるし給料問題も。

消費税と社保を下げて、法人税をあげて配当役員報酬を除外した給与分を控除すれば不名誉あだ名は消えるし支持率は爆上がりだと思うのだが?

2023-10-04

anond:20231004200109

法人税は割とたっぷり払われてるしなー

つーか政治家NPO法人かに流れてる税金を引き絞るのが先なんだが

出る量が多いと、いくら入れてもキリないっつーの

anond:20231004200109

法人税は割とたっぷり払われてるしなー

つーか政治家NPO法人かに流れてる税金を引き絞るのが先なんだが

出る量が多いと、いくら入れてもキリないっつーの

anond:20231004200109

法人税は割とたっぷり払われてるしなー

つーか政治家NPO法人かに流れてる税金を引き絞るのが先なんだが

出る量が多いと、いくら入れてもキリないっつーの

法人税を上げろ←よくわからない

ラジオ流してたら「法人税を上げろ。企業のご機嫌取りするな。庶民暮らしが良くならない」みたいなことを語気荒く話してる人がいたけど

ぶっちゃけ世界で戦えうる外貨を稼げる大企業日本を支えてるみたいなとこあるしそれが廃れたら本当に本当に終わりだしやばくない?

というか雇用が安定しないし外資逃げていってやばくない?そっちのが庶民生活悪くならない?

全体的によくわからない

候補者A「法人税を減らし消費税を増やしましょう」 面接官「偏差値75超えの世界へようこそ」

候補者B「法人税は減らしたほうがいいですが消費税現状維持が最適だと考えます」 面接官「我々が解決するのは偏差値75超えの社会課題ですが、今一つ勉強が足りていませんね」

2023-10-01

増税なんて言っているが法人税減らせばチャラになるでしょ

労働者法人税減ったらうれしいやろ?

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part1/3


 国税庁の最終面接のことを思い出している。大学四年生の頃だ。今までの面接は、無機質な長机とパイプ椅子のものだった。だがその時は、四角いどっかりとした檜机と、ふかふかの椅子だった。それでいて圧迫感のある面接であり、最後に「私達と一緒に働けますか?」と言われたのを憶えている。

 「はい。私でよければ宜しくお願いします」といったことを告げると、その場で最終合格が遠回しな言い方で告げられた。内定通知は賃貸アパートに届いた。

 こんなところに書くほどだから予想はつくだろうが、結構前に官僚を辞めている。仕事は大変キツかった(きっつー、というやつ)が、やりがいはあった。いつかは挑戦してみたい仕事もあった。

 思えば、大学3年生の春からコツコツコツコツと勉強を重ねて、やっと第一志望のひとつだった官庁合格できて、「やったー!」と無邪気に思っていた。案外こんなものだ。

 国家公務員課税部門)としての経験20数年しかないが、せっかくのシルバーウィークだ。ちょっと語ってみたい。今は税務コンサルタントとして働いているが、夏前に大きな仕事が片付いた。今は仕事を少なくしてもらっている。

 仕事のことを、はてな匿名ダイアリーに書いてる人を稀に見る。今回、私もやってみようと思った次第だ。企業との課税交渉協議録とか、個人法人の税額とかを載せない限りは大丈夫だろう。何かあったら責任は取るつもりだ。

 高橋洋一山口真由が自著で話している内容に比べれば、当日記はベジタブルのようなものだ。あの内容を出版して捕まらないなら、ここで書く内容など余裕でセーフだ。

 なお、私ははてなユーザーの中では年寄り(フミコフミオさんと同い年)である。古い表現があってもお許し願いたい。

 先に言っておくが、「霞が関に来なければ体験できなかったことは人生財産」とか、「国のために働いている自負があった」とか、「苦しかったけどいい仕事ができて国民のためになった~」といったことはあまり書かない。

 そんなに夢や理想のある官僚じゃなかった。僅かばかりはあったが。むしろ組織に負のイメージがあって、若い頃に限った語彙だと「こいつらクソ野郎だな」という感情を抱いていた。それで、40代になって数年後に転職した。再就職規制に引っかかる危険はあったが、グレーな方法突破した。

 当日記は、数パートに分かれている。できるだけ簡潔にまとめたい。以下、思い出を何点か挙げて回想する。



思い出① 税金とは何か?という問い

 中学生の頃から、「税ってそもそも何ぞや?」という疑問があった。大学に入ってからは、税理士資格を取るために勉強していたが、どれだけ勉強しても税への理解イマイチだったし、全科目に合格した後も結局わからなかった。

東大とか一橋大とか慶應とか早稲田とか、そういうい大学を出てるわけじゃない。偏差値50ちょっと大学だ。たまたま会計学講義を取ってみたら面白く、勉強にハマった。

 税とは、一般的説明だと、国や地方自治体国家の維持や発展をめざして、民間では供給されにくい公共的なサービス提供するにあたっての資金として「税金」を徴収している――ということになっている。

 だが、おかしいと思っていた。だって、国はお金自由に発行できる。地方自治体が言うのならわかる。あと、大昔だったら年貢を物納で納めてもらわないと国が維持できなかったはずだ。

 だが、現代社会国家がそんなことを言っても説得力イマイチだ。税金をとらなくても、別にお金を刷ったらそれでいい。金本位制時代を通り抜けて、今では発行された紙幣のものに信用がある時代なのだお金というのは、それがお金であるがゆえにお金だ、というトートロジーである

 増田民の人も、わかってる人はわかってるだろう。税とは何かが。ここで答えは書かない。気になる人は、Yahoo!知恵袋とか、Quoraで求めれば賢い人が教えてくれる。

 私が納得いかなかったのは、一応は国家公務員一種試験(昔だったら上級甲種試験)を通ってきたはずの人達が、入庁一年目だった私の質問に答えられなかったことだ。「そんな当たり前のことを聞くな」という人もいたし、「ここではちょっと…」と口を濁す人もいたし、「知らん。自分で調べろ」という人もいた。

 税を納めるのは当たり前のこと、ただ、その原理と言うか……そう、原理大事だろう。何も考えずに常識を信じていいのは中級者までだ。上をめざすのであれば、身も蓋もない本質を疑う必要がある。

 こういうことを私が言っても説得力がないので、ちょっと引用させていただく。

それぞれの原理を、その自然本性のかぎりで探求しようとしなければならないし、きちんと定義されるよう腐心しなければならない。というのも、原理はそのあとに続く事柄にとって、大きな影響をもっているかである。実際、原理は全体の半分以上であり、探求されているものの多くは、原理を経由することで明確になると思われるのである。 ニコマコ倫理学(上) P.62


 なぜ国民から税金を取るのか、という新人職員の問いに答えられる職員10人に1人ほどしかいなかった。思えば、この時からはいつかここをやめようと思っていたのかもしれない。

 実際、徴税国民みんなから集めたお金公共サービスに充てるため、というのはお題目だ。わかりやす国民を納得させるための。本来目的はほかにある。それに比べると、上の『お題目』はビックリマンチョコのおまけに近い。ウエハースだ。



思い出② 課税処分の難しさ

 トラブルになりかけた事例になる。詳細は端折って書く。専門用語は補足するか、日常的な言葉に言い換えている。

 キャリア官僚現場体験しないイメージがあるかもしれないが、別にそんなことはない。入庁二年目から普通に現場だったし、30才を過ぎて地方支局で働いてる人もいる。

 当時は、北海道某所にある国税局に勤務していた。一応は税理士必要な科目は残りふたつというところまで取っていたが、それでも実務は難しかった。勉強しないといけないことは山ほどあるし、一年目は税務の学校で学ばせてもらったが、実務に必要知識の何割も身に付いていない。税務の世界は広いのだ。

 最初の頃はひたすら、簡単事務とか雑用とか、先輩が受けた税務相談の回答案作りとか、上位機関から調査ものとか、庶務全般文書収受会議日程調整~飲み会手配まで含む)に、兎に角いろいろやった。

 すべて勉強になるとは思ったが、正直これは臨時職員がやった方がいいのでは……と感じるものもあった。まあ、とにかく新人らしく何でもやった。

 赴任して半年だった。とある先輩を経由して、それなりの事業規模の法人の税務申告を最初から最後までやらせてもらえることになった。同じ年代職員(※省庁キャリア)の中では遅い方だった。資本金結構ある機械メーカーだったかな。これまで当業務では、先輩方を手伝う立場として動いていたから、割とすんなりいくように思えた。

 申告内容は当然精査するのだが、日本課税制度は一応性善説でいっている。国民法人含む)が嘘をついたりごまかしたりしない、ということを前提にしている。その企業も、過去に税務に関して更正処分(支払う税額が誤っていると判断した場合に○円払いなさい、という措置関係トラブルを起こしたことはない。

 一応は提出書類を三周ほどしたところ、申告書類も、帳簿も、領収書請求書契約書(請書)も、通帳関係問題なし……それで、さあ決裁だといった具合に伺いをスタートした。

 先輩方の場合は、スルッと起案が通るようだったが、自分場合はそうはいかなかった。新人に厳重なチェックが入るのは当然だった。

不動産の項目がおかしい。取得した不動産価格常軌を逸して安い。税をごまかそうとしているのでは?」

 という、先輩及び直属の上司からツッコミがあった。上司を納得させないと、次に進むことができない。思えば、あの先輩は、このことがわかっていて私に振ったのかもしれない。

 当時の私の実力を超えた課題だった。頭を抱えたのを憶えている。あの時の思考過程を追っていこう。

 かくして・・・

 探求の旅は はじまった

 まず何をすればいいかというと、不動産価格がしっかりしたものかを調べればいい。正当な根拠のある価格であればいいし、不適当価格であれば……面倒なことになる。

 不動産売買にかかる課税額は、比較シンプルだ。普通法人税と同じで基本は定率である(税額表を見ればいい)。ちょっと賢い中学生でも実務ができるだろう。

 印紙税も、登録免許税も、不動産取得税(県税)も、固定資産税(市税)もそんな具合だ。不動産本体価格については難しい計算必要だが、焦る必要はない。市区町村にある固定資産税台帳には、固定資産税評価額が載っている。それを見れば、登録免許税の目安となる不動産価格がわかる。※固定資産税の納付書にも書いてある。

 それを根拠に……と思ったが、そんなに単純な話ではない。ならば先輩も上司ツッコミを入れたりしない。イレギュラーなケースなのだ

 その物件は、なんと固定資産税台帳に載っていなかった。そういう土地だった。登記簿を見たところ、字名がとんでもないことになっていた。奥地にあって、大昔は栄えていたのかもしれないが、今では地域まるごと誰も手入れをしていない。そんな土地だった。しかし、幅4.0m以上の道路は通っている。江戸時代の人が整備したと思われる。

 国税庁においても、外部公表している不動産価格の調べ方みたいなものはある(いわゆる路線価だが、当然奥地には路線価がない)。国でも地方自治体でも、不動産価格を求めるための要綱要領は具えているが、今回は通用しないのではないか。そういう案件だった。

 若かりし日の私は思案しつつ、先輩にも相談して上司に2つの案を出したはずだ。懐かしい。

 1. 比準価格(みなし計算のようなもの)を使って不動産価格を弾くと、今の数倍以上の価格になる

   メリット…適正と思われる税を徴収できる

   デメリット…上申や裁判等になった時に勝てる保証がない

       県や市町村にも情報共有や協議意見聞取が必要

 2. 今回は大した金額ではないため、相手方の税額を受け入れる

   メリット…百万にも満たない税額差であり、費用対効果を考えるべき

   デメリット相手方が悪質だった場合前例を作ることになる

 結局、2.の案が採用された。それで、起案はあっさり通った。協議相談をしたのは直属の上司までであり、決裁の責任者には上司が一声かけたくらいだ。それで新人職員の一件目である課税処分は通ってしまった。

 思えば、先輩や上司からすれば、最初から2.一択だったのだ。今の私の判断もそうだ。課税額の差として百万円にも満たない金額のために、そこまでの手間はかけられない。もっとかに日本の税務行政のためにやらないといけないことが山ほどある。

 一応弁護しておくと、現場で働く公務員には、「法適用裁量」と「エネルギー振り分けの裁量」がある。現場的な要素が強い職種だと、上司の指揮監督を受けるのが望ましくない場合がある。極端な例だが、警察官凶悪犯をパトカーで追っている最中に、スピード違反信号無視をしている者を放っておくのはやむを得ない、といった観点だ。

 余談になるが、国税局職員県税や市税の脱税を見つけた場合も、人や状況によって対応が変わる。情報提供する場合もあれば、見なかったことにする場合もある。

 それこそ昔の話だが、飲み会とある話を聞いた。ある個人納税者から地方税務署相談があったという。要約すると「1年前に出した赤字決算の申告書だが、実は黒字で、税金を納めないといけないことがわかった。どうすればいいか」ということだった。追加で納付すべき税額は、約30円のようだ。このままでは脱税者になってしまうと焦っていたらしい。

 その相談を受けた税務署員はこう答えたという。「実は、ボールペンとか消しゴムとか、事務用品を買っていたのを申告書に書いてないんじゃないですか? だったら、納付すべき税額はやはり赤字では? 問題ないですよ」と。※以後の話は不明

 課税処分はもちろん、どのような行政処分であっても費用対効果という観点が重視される。税収1万円増のために2~3万円をかけるのは議論余地があるにしても、20~30万円をかけるのは明らかに不合理だろう。

 テレビネットメディアはてなブログでは、公務員は何も考えずに税金支出しているイメージがあるかもしれないが、ちゃんと考えている人が多数派である。そこは信じてほしい。

 数年後、私は北海道から霞が関に戻ることになった。それから退職するまで、ずっと法人課税部門にいた。



 Part2/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201302

2023-09-25

信用金庫は信用ならない話

これは身内におこった出来事で、まだ揉めている途中なんだけど…

Twitterに書いても途切れ途切れになってしまたから、ここにも書かせてほしい。

本人は、ネットとかあんまりだけどとりあえず載せてほしいということで…話をまとめてみた。

家族事業により信用金庫へ2億円の借金がありました。

なんとか、1億円までは返済が済んでいます

さらに手持ちの土地を5,000万円で売却するので4,000万円を返済することで合意

この土地信用金庫担保に入っているため、売却のため担保解除を依頼したんです。

しかし、支店長が変わったとたん4,200万円の返済を一方的要求されました!

本店命令』とのことでした。

「4,200万円と経費を除いた残金すべてを信用金庫の通知預金します」といきなり言われました。

返済金額も増え、残金も通知預金に。

買い手さんからも、遅くなると取引出来ないと言われていたので、これを仕方なく受けました。

その後も、

担保解除について2週間先を指定しても「日数が足りません」と言われ、

委任状を依頼しても「支店にはありません」とのやりとりが続き、本店へ出向きました。

本店で聞いたら「支店にもひな形があります担保解除も遅くとも1週間でできます」と言われ、支店での嘘が発覚!

これは支店が悪いのかと思っていたら、

信用金庫から「この件は県の保証協会へ連絡する」と言われたので、支店対応を報告してくれるのかと待っていました。

そして、

信用金庫次長から会社法人税個人所得証明書の提出依頼が保証協会から来ている」と言われ金庫へ持っていきました。

が、後日自分から県の保証協会確認した所「依頼しておりません」と言われ唖然しました。

また、当社の決済時の内容も提出していたのですが、その情報取引先の不動産屋が持っていました。

どうして渡した覚えのない個人情報を持っているのか尋ねると、

信用金庫支店長から頂きました」と!

個人情報を、こちらの断りなく渡していたのです。

そして、

いろいろありましたが、もう疲れてしまい4,200万の返済と通知預金は受け入れました。

しかし決済当日に支店長からいきなり、「通知預金から納税額を引いた残りの金額もすべて借入金の返済とします」と言い出したのです。

これを受けないと「担保解除証明書」は持って帰る。と、強引に押し切られました。

口約束だけでしたので後日、本店融資部課長等を交えて何度か話をして、出された条件に付いての文章作成し書名捺印をお願いしましたが、断られました。

「では、これは条件ではないのですね?」と聞くと、

「いや条件です」とのくりかえし。

こちらには条件として出しつつも、証拠となる文書は残さな方針のようです。

「このような事は、他にも普通に行われていることですか?」と聞けば、

「この件でこんなに時間がかかったのは初めてです」

と、他にも同様のやり口があったかのような回答でした。

法的な手段に出るしか解決の糸口は無いのでしょうか?

このような理不尽な事が自分の身に起きるとは思わず、どうしたらいいものか。

とにかく、T信用金庫はまったく信用できません。

聞いたまま代筆しました。

優しそうに見えるから足元を見られたのか分からないけど、信用金庫側があまりにもひどい対応でびっくりしている。

同じようなことってよくあるの?

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