はてなキーワード: 河野談話とは
ネトウヨ「従軍慰安婦を認めた朝日新聞は売国!同じく92年8月15日に吉田証言を記事にしたゴミウリは愛国!」
ネトウヨ「この最終決着で今後日本は永遠に日本軍の関与は無かったとの反論は出来ない!軍の関与を確定したアベは素晴らしい!」
これだからな。
そもそも、アベは朝日新聞の吉田証言の否定のあとでさえ、国会で日本軍の関与を認めた河野談話を継承すると発言。
>慰安婦強制連行説のもととなった吉田清治氏の話は全く根拠のない虚偽であったことは、朝日新聞が認めました。
>河野談話にかわる新たな官房長官談話を発表しないのでしょうか。また、現在使われている学校教科書の慰安婦記述の見直しはどうなっているのか、お答えをいただきたいと思います。
アベの答弁
>河野官房長官談話については、既に官房長官も述べているとおり、安倍内閣で見直すことは現在考えておらず、河野官房長官談話に関して新たな談話を発表することも現在考えておりません。
ヘイトスピーチをやり始めたり、排斥を主張しだしたら自由とは言いがたいけど、「中国人や韓国人とは付き合わないようにしている」ってのをプライベートでやっているだけなら自由だろう。
たとえ差別心から来るものであろうと、個人がプライベートにおいて避けているだけなのと、あからさまに攻撃的な言葉を投げかけたり排斥を訴えるのは異なる。
例えるならば、「いくら検査がしてあっても放射能が怖いから福島の農産物を避ける」という選択を比較的おとなしくやっているだけなのと、「福島の農産物は危険だ」などと大声で口走って周囲・社会を巻きこむ行動をやることとの違いである。
ただし、従軍慰安婦問題における強制性の否定ってのは危ういと思った。
もしこれが「韓国人とは付き合わない」「韓国は嫌いだから韓国製品は買わない」ってぐらいなら個人の選択ですますことができるが、この問題の場合は「韓国が言っていることは嘘っぱちだ」「反日勢力・売国奴が大嘘を広めている」という形で政治的立場を表出するしかないのではないか。つまり、個人の選択をこえて周囲・社会を巻きこむものなのである。
自分が中韓を嫌いだからという個人的理由で忌避しているうちはよいのだけれど、デマにもとづいた正義感で民族差別を正当化したり、他国への蔑視を億面なくやりはじめる人たちは怖い。やはり良くないと思う。
(なお、従軍慰安婦制度における強制性は、日本政府も公式には認めるところである。日本政府は河野談話を踏襲しつづけているし、自民党をふくむ歴代首相がお詫びの手紙を書いていた時期もあるのだから、強制性を否定するってのはデマであるだけでなく政治的に見てもかなり極端だ。
自己の極端さを自覚しないままカジュアルに極端な政治的立場をとる、その現実認識のいびつさはネトウヨ的と言えると思う。まとめサイトに毒されるとそうなる。)
http://www.torekiken.org/trk/blog/oshirase/20150525.html
第一に、日本軍が「慰安婦」の強制連行に関与したことを認めた日本政府の見解表明(河野談話)は、当該記事やそのもととなった吉田清治による証言を根拠になされたものではない。したがって、記事の取り消しによって河野談話の根拠が崩れたことにはならない。強制連行された「慰安婦」の存在は、これまでに多くの史料と研究によって実証されてきた。強制連行は、たんに強引に連れ去る事例(インドネシア・スマラン、中国・山西省で確認、朝鮮半島にも多くの証言が存在)に限定されるべきではなく、本人の意思に反した連行の事例(朝鮮半島をはじめ広域で確認)も含むものと理解されるべきである。
国際的にも主流の見解であり, 女性の人権問題として現在にいたる問題でもある異論のない話だと思う。
日本軍「慰安婦」問題に関し、事実から目をそらす無責任な態度を一部の政治家やメディアがとり続けるならば、それは日本が人権を尊重しないことを国際的に発信するに等しい。また、こうした態度が、過酷な被害に遭った日本軍性奴隷制度の被害者の尊厳を、さらに蹂躙することになる。今求められているのは、河野談話にもある、歴史研究・教育をとおして、かかる問題を記憶にとどめ、過ちをくり返さない姿勢である。
ここでは「日本軍性奴隷制」という非常に硬直した語、 定義がそれほど緩くなく、議論を呼びそうな単語が入ってる。初出ではないのだが、あまりメディアでも登場しない言葉だ。この言葉が「従軍慰安婦」のように慰安婦問題の議論が錯綜することは、誰にとっても望ましくないはずだ。どうしてこの単語を入れてしまったのか、これは安倍政権にたいする敵意からの勇み足ではないか。
最近この議論に参加するときは拡散した論点の枝葉を切り落として本質に向かうような努力をしているのでこの言葉が入ったことに戸惑いを感じている。
また、安倍首相の極端な歴史認識に影響され感情的なベクトルが議論の両陣営に広がってることにも猶予せざるえない。熱くなった論争はイデオロギーの二極化を生みはじめてる。この対立の激化の行き着く先に光は見えない。
いま必要なものは冷たく、小さくても堅牢な言論ではないだろうか。政権の勢いに恐怖するあまり、闇雲に対処療法的な方法に走ることはもはや逆効果だ。安倍首相の就任から「ネトウヨ・ナショナリズム」問題にたいして行われた「レッテル貼り」が効果を上げていない現実から目を背けてはいけない。「攻撃のための言論」は真に人には届かないということを身を持って知りそれを改めるべきだろう。あるべき姿を見せることこそが道であり、鏡になってはいけない。論争の先になにを残すのか、それを心しておきたい。
最近、いわゆる従軍慰安婦問題について、韓国政府やメディアの報道で安倍首相が叩かれている。しかし、具体的に何が論点になっているのかさっぱり分からない。ちょっと調べてみてもネトウヨとブサヨの煽り合いしかでてこないので、参考になる冷静な議論に辿り着くことができない。なので、結局のところさっぱり分からないままである。
安倍首相にしても「河野談話を踏襲する、それを見直さない」という方針を打ち出している。それで、何が問題なのか。おそらく首相の内心では色々と思うところがあるのだろうと個人的には察するところもある。だが、公に表われてくる行動で大きく問題になる点はないように思える。
安倍首相は慰安婦問題に関する歴史認識を歪曲しているという報道がされることがあるが、具体的には首相として彼が行なったどういう行為が歴史認識を歪曲する行為なのだろうか。「歴史を歪曲するな」という批判がされているが、河野談話の踏襲が歴史の歪曲なのだろうか。
韓国政府や一部のマスメディアは、具体的に日本政府が何をすれば「謝罪」とみなされるのか曖昧なまま要求をしているようにしか見えない。具体的な要求をせずに誠意を見せろとだけ言うのはヤクザの手法であり、あまり良い印象を抱くことができない。かつて、日本政府は、河野談話で元従軍慰安婦へ謝罪をしている(という認識でいる)。また、政府が主導でアジア女性基金を設立し、金銭的補償と謝罪を行なった(という認識でいる)。それでは、なぜ不十分なのだろうか。それ以上に何をすれば、元従軍慰安婦は満足するのだろうか。
こう書いていて、自分自身でもまったく人の気持ちが分からない人が吐露するような文章を書いていると気付く。そして、まさにこれこそが最初の疑問なのだ。つまり、「従軍慰安婦問題に関して安倍首相の何が問題なのか?」さっぱり分からないという不安だ。
・配偶者控除廃止
・竹中重用
・厚生年金保険料引き上げ
・国民年金保険料引き上げ
・医療費値上げ
・家計消費減少
・海外に数十兆円のばら撒き
・外国人大量受入
・永住権取得条件大幅緩和
・カジノ解禁
だってそうでしょ
一国の総理大臣が民間の一新聞社の誤報あるいは捏造の謝罪で世界にいちいち発信するんだぜ?
もはやそういう次元にはなってないし、じゃこれ発信したら河野談話も村山談話もさっき踏襲するって言ったばっかなのに
早速約束破るのかって平気で約束破る首相としてアピールする事になるだけアホらしい。
例えば初めから踏襲するつもりがない、とはっきり明言しておいてからあの謝罪で以って世界に情報発信するなら分かるけど、
全てが後手後手に回って、朝日の謝罪待ってからこれだからもうね、アホに付ける薬は便秘薬だけじゃないのかって思う。
で、英ガーディアンとかニューヨークタイムズじゃ早速歴史修正主義者のレッテルと閣僚のネオナチ撮影の件と合わせて戦前の軍国主義に回帰しよう
っていう侵略思想を匂わせる発言だと叩かれたわけで、本当にアホらしい。
国内景気でも綻びが出てGDP-7.1という重大ニュースを圧力かけて殆どの民放やNHKで報道させなかったし、今度は圧力で朝日に謝罪させたように見える。
こういうあからさまな事やってたら、そりゃアホな国民でもさすがに気付くよ。
視聴率だって読売・産経は信じても朝日・毎日は信じないと自民幹部に言わせてるし、読売・産経が御用新聞社だって吹聴してるようなもんだって事すら
未だに気付いてなさそう。
頭が弱すぎてインドとかアフリカに金やっても全部裏目に出てる外交問題でもまだ中国包囲網なんて幻想を掲げてやり抜こうとしてるけど、
目先の利益を優先する詐欺政権だってもう海外じゃ有名だよ、下痢便総理さん。
恒例の靖国参拝も見送ってるし一国の首相なのに保守層からも見向きもされないなんて、自民党始まって以来だと思うよ。
全部が後手に回ってる。
アベノミクスも最初こそは投資家や大企業に歓迎されたけど、景気が円安になっても変わらず不況で国内製造業とか中小企業、労働者は格差に怨嗟の声が充満するし
外交ではGDPで大幅に負けてる中国を包囲しようなんてアメリカ様の命令に忠実になり過ぎて周りが見えてないし、もうアホらしくて助言的な事も言う気が失せたわ
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/scopedog/20140902/1409673225
で、朝日たたきのブコメが並んでいるが、はてな村民はいつからネトウヨ集団になったんだ?
ま、朝日の慰安婦報道は、たしかに褒められたものではないが、あんな報道は何十年も前の報道だぞ?
河野談話だって、 1993年 だから、20年以上も前の話だ。
そんな昔の話を持ち出して、今さら「謝罪しろ」だの何だの、韓国民や中国民みたいにしつこいな。
それより、読売や産経はどうなんだ? たとえば読売は、社説を含めて、ナベツネに検閲されており、
朝日では、朝日批判の記事もときどき掲載されるが、読売ではそんなことはあり得ない。仮に
読売内部で読売批判(≒ ナベツネ批判)みたいな趣旨の話(つまりリベラルな話)を書けば、
あっというまに左遷されるか首だぞ。恐怖の独裁体制。言論統制。
ブラック企業問題だって、技術者の特許問題だって、法人税の切り下げだって、
読売と自民党はすべて労働者の権利を切り捨てる方針を取っている。
それにもかかわらず、はてなな村民は、読売や自民党を責めることはない。
結果的にひどい目に遭っても、黙っている。唯々諾々と受け入れる。消費税増税も唯々諾々と受け入れる。
朝日を叩くしか能がないから、自民にいいようにあしらわれるんだよ。自業自得。
( 24年も続いた不況も、福島原発事故も、誰のせいだか、よく考えてみろよ。)
トラバへの回答。
> どこの政党ならいいんじゃ?
ま、あんたにしてみれば、自民以外はみんな左なんだろうけどな。 www
ほー、まったく同じこと言ってるんだね。
勉強不足なのは認める。だけど、こういう安部首相の側面をネット含むメディアは報じてないのは問題だよね。
だって、今回報じる場合に「2007年と同じ主旨で」って書いたメディアはあるのかな。あるなら教えてほしい。
こんなこと言ってたって、ほとんどの右派も左派も知らないんじゃない。ブッシュのときか。そのときとスタンスは変わってないって感じなのかな。
右派が知ってたら、河野談話を責める同じ勢いで責めてるだろうし。左派は、右派を「安部は認めてますけどw」って煽ってるだろうし。
安部首相は慰安婦問題に関しては、かなりリアリスティックになれるって感じなのかな。
やっぱなんだかんだ強制連行の部分が問題になるよなぁ。"Forced"と"abducted"の違いの誤解とかあってきついんだけど。
そこで争うより、やっぱ米軍や韓国自身の慰安婦の問題も含めて「人権問題」として扱った方がうまくおさまると思う。日本だけが炎上しないという意味でも。
海外への伝え方がやっぱり日本は下手だと思う。海外メディアもかなり酷くて、河野談話に関する調査するって話も「1993 apologyを取り消そうとして、反対に合ってやむなく止めた」って報じてるから、
そういうところが俺は不満で、でも海外のメディアではなくて学術研究だと日本側の言い分も客観的に検証してくれてるものもあるって発見があったってことを伝えたいって主旨ね。
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20140314/1394815420
要は国は法的責任をとって謝罪し、関係者を処罰しろ、てのがあちらさんの要求なんだけど、そんな要求は絶対にのめない。
過去の日韓協定で決着済みと言う理由もあるけど、それはのめない理由の一部でしかない。
ネトウヨは嘘ばっかりで嫌いだけど、一つだけ彼らの主張の中で擁護してあげたいものに
これをそのまま擁護するって事はないんだけど、これに近い部分で思うところはある。
韓国の要求通り国がその法的責任を認めて関係者の処罰なんてことになったらどうなる?
処罰の対象・・・俺たちの爺さんの誰がその対象になるかわからないのだ。
そんな事は考えたくもないし、いまさらそんなものに爺さんを引きずり出させる事態はまっぴらごめんだ。
もちろん中には「罪は罪だから」と、自分や知人友人の爺さんを差し出す人もいるだろう。(それが故人であっても)
慰安婦の方々にはもちろん補償はすべきだと思うし、その為の基金だって過去に日本政府は立ち上げた。
それで納得せず、国の法的責任を認め爺さんたちを引きずり出すべきだと言うなら、もうそれ以上の譲歩は支持しない。
そう生きたい奴は勝手にどうぞ、私はこの世のすべてが清く正しく美しく生きるべきだなんて全く思わない人間なので。
爺さんたちを差し出さない態度を卑怯だと罵るならどうぞ、こちらもその都度反発するだけだ。
一生、ずっとね、君らの抵抗勢力であり続けるよ。
「検証はするけどその内容は一切公開しないし談話の見直しもしない」って、韓国側からしてみたら凄まじく嫌らしい戦術だよなあ、と思った。
この部分がおかしいとか、この部分は間違ってるとか、そういう指摘を一切せず、「ああ、あれね。きちんと調べましたよ。え、どの部分を?ははは、まあまあ、そんな事はどうでもいいじゃないですか」ってやるわけだから。
そう遠くないうちに韓国政府から「日本政府は検証内容を全面公開せよ」って物言いが付くんじゃないかな。
そこで初めて「いやあ、本当は見せたくなかったんですけどねえ。相手がどうしてもって言うもんだから、そこまで言われたらむげに断るわけにはいかないじゃないですか」とやるんじゃないかな。
最近よく変な記事が湧いているので。
【従軍慰安婦問題の「根っこ」とは?】
・1965年に日本と韓国は「日韓基本条約」に調印。「賠償金」と引き換えに韓国は
「これ以前の問題はすべて解決&以後一切の保証を求めない」と正式に契約を交わした。
・しかし現在、韓国は「従軍慰安婦問題」なるものを持ち出し、「謝罪しろ」と日本に要求する。
「すべて清算する」と固く約束することを引き換えに慰謝料を支払う
→にも関わらず「許せないので謝れ」と迫る
→「(河野談話を以て)謝ったな!?謝ったということは非を認めたということだ!償え!」
という、チンピラと同レベルかそれ以下の【ゆすり・たかり】でしかないと言うことである。
仮に従軍慰安婦問題とやらが韓国の主張通りの「人類史上最悪の性奴隷事件」だとしても(断じてそんなものではないが)、
これを「はい、そうです」と認めることは、国家の威信を地に貶め、国家自らを窮地に陥れることに他ならない。
こういうと、「国家の威信なんていらない。未来のために清算すべきだ」などというお目出度い人が出てくると思うが、
それはすなわち、「チンピラの気が済むまで誠意を以て重ねて何度でも謝罪し続けよ」ということと同義である。
その末路が分からないならまさにお目出度いと言わざるを得ない。
こう言ってもまだ、
「いや、相手はチンピラではなくれっきとした国家であり、誠意を以て対応すれば必ず解決に向かう」だとか、
のたまう輩もいるだろうが、こういう奴はとりあえず昔売れた『バカの壁』の「y=ax」のくだりだけとりあえず100回読んでこい。
(※『バカの壁』の内容のうち「y=ax」による「話せば分かる=大嘘」のモデル化についてだけは良くできていると認めざるを得ない)
つまり、何が言いたいか、というと、
「従軍慰安婦問題」とは、韓国から日本への【ゆすり・たかり】であり、
仮に非があったとしても(ないが)日本は一国家として毅然とした態度で対処する他はあり得ない
ということである。
つまり、「軍の強制制」だとか「少女が自ら望んで〜」とか、二の次、三の次どころか、
本来、議論の枠にすら入れてはならない類いのものだというお話。
これはつまり、
というのが「根っこ」のお話だということです。
この「根っこ」も分からないのに議論とか、マジおこがましい。
・・・ちなみにこの「根っこ」。
単純だが、非常に厄介である。
現に日本はそれで窮地に追いやられている。
言い換えれば、まさにチンピラに「はめられている」状態。
これに「日本政府は毅然とした態度を貫くべし!」と言うだけでは問題は解決しない。
そういう状況下で侵略戦争否定だの河野談話否定だの、「戦後レジームからの脱却」を仕掛けようとした首相および日本政府。
一国の寄って立つ基本方針(少なくともその一端)をひっくり返すだけの大転換をしようというのだから、内外から大きな反発が出るのは必然だし、それなりの勝算というか手立てを持って臨むものではないのだろうか。
中国にしろ韓国にしろ過去から現在まであらゆる隙を突いて日本に外交戦を仕掛けている。
アメリカやオーストラリアにまで戦線を広げる様子が日々報道されているが、では日本はそれに対抗し得ているのか。
「真意を説明する」と偉い方々はたびたび口にするが、真意を説明した上で日本の立場を示し、諸外国の理解を得る努力というのを一体どれほど行っているのか。
銅像立てるのと同じくらいインパクトのあるカウンターを次々打っていかないと差を広げられるばかり。日本政府もいろいろやってるのかもしれないがよく見えてこない。
この1、2ヶ月の外務省や官邸のサイトを見ても、せいぜいこのくらいしか見あたらない。他にあったら教えて欲しい。(官房長官会見は全然書き起こしがないので検索できない)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/ip/page22_000950.html
新聞報道はあるが。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO65065940Z00C14A1PP8000/
「全くもってふがいない。日本もあらゆる外交手段を使って我が国の正当性を全世界にアピールしなくてはならない。このまま中韓に押し切られることは許されない」
なんて右のふりをしようかと思ったが面倒なのでやめておく。
実際本気で味方増やそうという気合いがさっぱり見られないので、放っておけば押し切られて本当に外交的敗北(どういう形かはともかく、少なからぬ日本国民にとって不愉快な結果)を喫することもありえるだろう。
ボクシングでファイティングポーズは取ったが、ラウンド中盤まで無気力プレーで判定負け濃厚、という状況に見える。
最終ラウンドでKO勝ちでもするつもりなのか。
長々書いたけど、これで「負け」となったとき、責を負うのは不利な戦いを挑んだにも関わらず無気力プレーしかしなかった誰それだろう、ということだ。
◆◆◆
とはいえ、やる気出されても困るし。後釜にもっとやる気ある人が来られても困るし。微妙な論だった。
◆◆◆
昨年時点では、TPP辺りを議題の中心にするつもりで、TPP合意を取り付けて政権浮揚の材料にするつもりだったんだろうが。
現状はどうみても、「歴史認識」「従軍慰安婦の扱い」「河野談話の取扱い」そして「今後靖国を再参拝するか否か」が議題の中心になりつつある。
日本側は歴史問題を議題にすることは突っぱねるだろうが、オバマ側は議題に据えようとするだろう。
また、記者会見の場で、両国マスコミが「靖国の議論はどうなりましたか?」と質問が出ることは不可避。
日本側が望まないにも関わらず、歴史問題にアジェンダセッティングされてしまうから、安部政権は本音ベースではオバマに来日して欲しくはないのでは?と思う。
しかし、今「オバマ来日は取りやめになりました」となると、「日米同盟の崩壊か?!」とみなされちゃうから、安倍氏からすれば
個人的に期待しているのは、宮中晩餐会。
両首脳同士の会談は、内容が直接外部には出てこない。
本当は歴史問題でヒートアップした内容であっても、日本側が「オバマは理解してくれた」と官房長官がシラを切れば、それ以上マスコミは追求できない。
オバマやハイデンは、安部・菅・取り巻きたちが、歴史問題をアジェンダに据えても、会談後の発表を捻じ曲げ、「アジェンダにならなかった」とシラを切ることをお見通し。
だから、シラを切れない状況で、歴史問題に言及するのではないか?
具体的には、カメラも入っている宮中晩さん会の席で、天皇隣席の状況下で、「これ以上日本の指導者が靖国を訪れないことを希望する」とスピーチする。
こういう状況になってしまうと、安部の面目は丸つぶれである。なにしろ、崇拝する天皇の面前で、そのような発言をされてしまうことになる。