「永久歯」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 永久歯とは

2024-05-13

実家の近所に住むじいさんを車に乗せて買い物に連れて行った三日後

そのじいさんが亡くなった。

昨年に父が亡くなり、私の実家は車を処分したので、実家帰省するときレンタカーを予約する。この連休もそうした。

安いので、地元自動車修理工場フランチャイズでやっているインディーズレンタカーにしてみたら、受付してくれた事務の親切な女性は、レンタカー約款を読み上げる間中修理工場から爆音で流れてくる演歌のUSENに向かって突然「ああうるさいっ!」とブチぎれ、「あなたもうるさいと思うでしょう!?」と私に同意を求め、同僚に修理工場につながるドアを閉めさせると、「最後に乗っていたのは平成15年式のBb(みんなの地元DQNがよく乗ってたやつ)です。令和になってもまだ乗ってました」というある意味SDGsでは? みたいなことを平気で言う私に、令和2年式フィットハイブリッドという、まさに隔世の感というほかない車の操作方法をとても丁寧におしえてくれた。

そんな調子で車を借りて帰ったところ、母に、「同じ町内会のじいさんと私を、車に乗せて買い物に連れて行ってほしい」と頼まれた。

正直、ちょっと嫌だった。母はよく知っている人に違いないだろうが、私はそのじいさんをほとんど知らない。まさにあいさつ程度のイチゲンじいさんであり、むこうも私を同じように思っているだろう。そのイチゲンじいさんを車に乗せて買い物に行く…気が重い。万一大事故になったらどうしよう、面倒だなあとか、そもそも知らない人が苦手…などと種々のことが頭をよぎったが仕方がない。年齢的にも立場的にもそんな子どもじみたことは言ってられないので、私は母の申し出を受け入れ、じいさんと母を買い物に連れて行った。母には一瞬「ええ…」みたいな顔をしてしまったが、じいさんの前では全力の快諾顔を心がけた。

実家所属する町内会は、会の中でまた数ブロックにわかれているらしいが、母らのブロックだけ会費が余りがちのため、いちど寄合(=飲み会)でぱっと使おうということになったそうだ。じいさんはブロック会計掛で、だから買い出しにゆくとのこと。90代のじいさんが町内会の財布のひもを握る、これが種々の法律目的条文に言うところの「少子高齢化の進展」ってやつだなと思った。なお、飲み会の予定は明日とのこと。何もかも急だ。

母とじいさんは、かごいっぱいに酒やつまみを入れた後になって、急に予算に収まるか心配しだし、その場で減らそうとするので、「レジ通して予算越えた時点で減らしてもらったらいいですよ」と私は横から口を出した。買い物は予算ぎりぎりにおさまっており、母は、じいさんのことを「さすが!」と謎にほめ、じいさんもまんざらでもなさそうだった。

じいさんは先述の通り90代、母は70代なので、畢竟ひとり30代の私が荷をせかせかとトランクに積み、これで一安心と思いきや、ついでに寿司の予約にも連れて行ってほしいというリクエストが出た。一瞬「マジか…」と思ったが、乗り掛かった舟というかもうすでに乗っている船なので、ニコニコ笑って「いきましょう!」とうけおい、ナビに寿司屋の住所を設定して寿司屋に向かう、その道々、寄合公民館ではなくじいさんの自宅でやることになっているという話になった。

じいさんは、「もう暑いから、たくさん人が入るとエアコンを入れないといけないかもしれない」と言い、私は「電気代とショバ代として、今日買った酒の数本くらいご自身晩酌にされても罰は当たらないと思いますよ。余っても最後みんなで分けちゃうんでしょうから今日先に飲まれたらいかがです? あ、私は絶対誰にも言いません」と真顔ですすめ、それをきいた母は助手席で、じいさんは後部座席で笑っていた。

寿司の予約がすんで車にもどったところで、私はじいさんに「ほかに寄りたいところはないですか?」ときいた。じいさんが大丈夫というので、家まで送っていき、大量の酒を玄関通り越して冷蔵庫の中までわっせわっせと運び込み、私はようやくそこでお役御免となった。

じいさんの家の下駄箱の上には「努力」と彫られた大きな飾り駒があった。それは木工をしていたじいさんが昔手ずから彫った工芸品だそうで、「努力」と書いた将棋の駒というまんがみたいな一品を掘れる人がこんなに近くにいることに、私はいたく感じ入ってしまった。マクロ組めるより努力って掘れるほうがぜんぜんいいな。

そしてその三日後、飲み会から数えれば二日後に、じいさんは亡くなった。布団の中で亡くなっていた。連絡がとれないことを案じた親戚がすぐにかけつけ、発見ははやかった。

その日にはもう私は実家から婚家に戻っていた。母から送られてきたLINEでじいさんの突然の訃報を知らされ、文字通りの突然の訃報ぶりにひどく衝撃を受けたが、母はLINEに「まあ~おとしにふそくはないでしょう」(原文ママ)とも書いて寄越し、その意外なドライっぷりにはちょっと笑ってしまった。

そうして私は、じいさんを買い物につれていくことを快諾し、道中ずっとにこにこして、精一杯ふたりを手伝ったことを、本当によかった…と思った。じいさんのために、というか、自分精神衛生のために、よかった。すげなくした直後に死なれたら、すげなくしたという自己責任良心の呵責と言い換えてもいいかも)を背負いきれない程度にはショックだったと思う。

それに、連休のよく晴れた日に、ちょっと妙な三人組ででかけたその買い物、なんだか私には結局楽しく思われたから。

死ぬということが、生きるということから決して遠くはなれてはいないように、死んでしまった人たちもまたそうである、と私は思う。つかずはなれず、なんとなく私の歩様にあわせて、今も隣を歩んでいるように思う。

最初に私をかわいがってくれた人を亡くしたのはまだ私が赤ちゃんの頃、母の親友のお母さん。とても愉快な人で、父との結婚を迷っていた母に、「母(はは)ちゃん、馬には乗ってみよ、人にはそうてみよ、よ」とはげました。そのうちこの世にやってきた私は、母以外の人に抱っこされると、せっかくやってきたこの世の終わりのように泣き叫ぶタイプの赤子だったのに、その母の親友のお母さんにだけはごく機嫌よく抱かれていた。そういう写真が残っている。私は、物心もつかないうちに、おしゃべりもできないうちにお別れした、母に伝えきいただけで自分では何にも覚えていない彼女のことを、いつもお守りみたいに心の中に持っている。赤ちゃんだった私に向けられたその無償の厚意を、つらいときの糧にしているようなところが今もある。

最初友達を亡くしたのは小学一年のころ、友達は前歯が抜けていて、永久歯が生えてくる前にいってしまった。その子のお母さんは今になっても私に会うと、生きてたらあの子もこんなふうだったのかと思うという。私の節目、節目に、そう思うという。そのとき友達わたしの隣にいないという人はきっといない。

父親は私のことが大好きだった。父と母と私の三人で、あるいは父と二人で、父の運転する車でいろいろなところに出かけた。ときには父にさそわれて、その仕事についても行き、こんなに大きな娘さんがいるのと客先に驚かれ、父はにこにこしていた。

父は死ぬ間際までほそぼそと仕事を続け、わたしは彼が亡くなる直前にアポをとっていた客先の数件に、父が亡くなったことを知らせる電話をかけた。はじめて話をした先方は、私が電話をかけてきたことによほど驚き、父が亡くなったとの知らせにしばし絶句した後、あなたのことを先生はいつも自慢そうにしていたと言い、最後には先生がいなくなったら誰を頼みにしたらいいか、本当にお世話になりました、と泣き出した。私は、涙する相手に、○○さんのおかげでほんとうに最後最後まで誰かの役に立たせてもらって、惜しんでまでもらえて、父はとても誇らしく、ありがたく思っていると思います、と言うしかなかった。でも父は、実のところ、そんなに殊勝な人間でもない上、けっこう変わってるよなというレベルでこだわりの少ない人でもあった。

父が亡くなる直前までLINEをやりとりしていた人たちに、そのままLINEで父の逝去を伝えようとしたのだが、父はLINEトークをある程度の期間が経つとかならず全削除するという、こだわりのなさを通り越して、ややサイコパスのような一面をもっていた。

亡くなるひと月ほど前、父は、免許を返納することにしたというLINEわたしに送ってきた。車というもの私たちの思い出の多くを占めており、驚いた私が父に電話をかけると、「薄暮時間帯に信号の見落としをした。今まで一回もそんなことはなかったんだから、もう潮時だと思った」と淡々と父は言った。あれだけ運転が大得意で、大好きで、アイデンティティの大部分をしめていたように見えたのに、引き際を悟ればもうしがみつない。その、ものに拘らない姿勢に私はいたく胸を打たれたし、これができない老人が多い以上、今もって、父の最も尊敬すべき美点の一つだとおもう。

ただ、電話を切ったあと、今までいろいろなところに連れて行ってくれて、たくさんの送り迎えをしてくれて本当にありがとう、と万感の思いをこめて送ったLINEも、父が、入院後(退院してくることはなかった)母とかわしあった感謝の思いを伝え合うLINEも、亡くなった時には父はすべて消しており、それを見て、私も母もあまりの父らしさに爆笑した。

(ついでに、父が亡くなる前々日まで、もはや執念のトークの削除を行っていたので、トークルームのどのあたりの人たちにまで逝去を伝えるトークを送るべきか見当もつかず、非常に頭を悩ませることになった)

そんな感じの人だったので、この世におおよそ未練というものがあったとは到底思えない。退院の手筈を整え始めていた日の深夜の3時過ぎという、家族がやや油断している上に一番身動きしづらい、マジでどうしようもない時間にいきなり息を引き取ったため、父の死に目にあえなかった母。父の逝去からしばらくして、急に「お父さん、最後に私に言いたかたことなかったんやろか」としんみり言い出したので、私は反射的にげらげら笑って「あるわけないやん」と言ってしまった。死ぬ間際まで律義にLINE全削除を続けた男にそんな情緒があるとはちょっと思えなかったのだ。母もすぐにげらげら笑いだし「そうやね」と言った。

こんなふうに父のことを思い出しているとき、私はやっぱり父がすぐ側にいるように思う、フロアシフトを挟んだスカイラインの、運転席と助手席くらいの距離のところに。

まれから今日にいたるまで、誰かの死はいつでもそばにありつづけた。だから死んでしまった人たちも、同じようにいつでもそばにいるように思う。

生きてとなりにいる人のように声をかければ答えるわけではない、電話をかければ出てくれるわけでもない。そうだったとしても、生きている人とはほんの少しちがう居方で、それでもわたしのとなりにいてくれているのではないか、と、わたしはいつも信じる。

じいさんは、私が買い物に連れて行った翌日の飲み会の日、つまり亡くなる三日前、近所に住むばあさんに、私のことを「車に乗せて買い物に連れて行ってくれた。あの子はとてもいい子だ」と言ったそうだ。

それを近所のばあさんから母は伝えきき、今度はわたしにそれを教えてくれた。じいさんがそう言ってくれたから、近所のばあさんは私に「会ってみたい」と言っているらしい。

ありがとうじいさん。よくわかんないけどばあさんも、私に会いたいと思ってくれてありがとう。会おう。

私は今、私に会いたいと思ってくれる人がいるなら、その人にとても会いたい。だから、次の帰省ときには、私は近所のばあさんに顔を見せに行くつもりでいる。

私の目にうつり、私が今生きている世界は、そのときには隣に、近所のじいさんがどうしたっていてくれる、そういう世界だ。

2024-04-29

anond:20240429092619

1950年代後半生まれ自分の母は、口腔ケアには無頓着だったしそれは80年代まれ自分に対しても同様だった

そのため今ガッツリ負の遺産を背負わされており悔しい

 

の子ならみんなやってる歯科の定期診断どころか、歯が痛いと訴えても「疲れてるせいでしょ」決めつけられ歯科に行かせてもらえない

歯の磨き方を教えてもらえず、歯ブラシ渡されるだけ、毛先が開ききったのを使わされ続ける

歯並びは良いとは言えず、歯によくものが挟まるため、デンタルフロスを欲しがるも買ってもらえない

学校から「う歯」の通知が来た時だけ歯科に行けるが、母の決めた近所ではヤブとされてるところ以外には行けないし嫌な顔される

  

さぞ貧しく医療知識のない家なんだなって思うじゃん?

ところが父は年収で言えば上位1パーセントで誰もが知ってる医療企業勤め、母もそこの正社員だったのが結婚で辞めた人だった

ただし父は子供健康管理は母がやるべきだと思っててノータッチだった

この環境自分10代で永久歯失って入れ歯になってるし、被せ物や詰物ない歯なんてほとんどない、臼歯は全て終わってる

親がこれで、自分もこの環境のせいで深刻性を理解していなかったので、取り返しがつかないことになっている

 

増田のいう、裕福だとか良家なのに歯が終わってる50代以降の人にもこういう人達がいるんじゃないかな?

個人的な(鈍い)肌感覚では、過去歯列矯正は「すごい出っ歯」とかの、見た目に"不快感"がある人がするものという意識審美的?)が強く、噛み合わせなど健康面にフォーカスされるのは2000年代くらいからのように思う

2024-02-10

永久歯が25本しかない

自分の今生えている歯を改めて数えてみたら、25本しかなかった。

まず、中学生とき矯正で3本抜いた。(口が小さいのに歯が大きくて、歯の納まる面積が足りなかったため)

その後に上の親知らずを2本抜いた。

下の親知らず2本は、真横になって歯茎の下に潜っているのであえて何もしていない。

幸い虫歯はないので、この25本を大事にしていかないとな…と思う。

2023-12-26

anond:20231223045239

元増田気持ち、めちゃくちゃ分かる

自分も何度も同じことを思った

  • むし歯菌や歯周病菌を殺菌できるようになって、歯を磨かなくても良くなればいいのに
  • 永久歯が何度も生えてくればいいのに

とかね

でも今はもう諦めた

歯に関する知識を学んで、やるべきことをやる方向に切り替えた

なるべくそういう方向に気持ちを持っていくようにしたよ

歯磨きは、生きてる以上はやらなきゃいけないことの一つ

風呂に入ったり、洗濯したりすることと同じことだという諦念

2023-10-19

anond:20231019070017

歯科矯正永久歯に生え変わるときから親知らずが出るまでの長い期間やる重めの習い事みたいなものなんだけれど、その時間メンテナンスを創出できるってことなんだろうな。

そもそもUSとかだと歯医者に行けるレベル健康保険がついているのが福利厚生ちゃんとしている会社の証って感じがする。

そういう意味で言えば、歯科矯正との相関というより、家が裕福かとの相関で、アメリカンドリームなんて噓っぱちということの実証なんじゃないかな。

2023-09-08

歯の生える新薬記事

間違って変なところに塗ったらそこから歯がメキメキ生えてくるグロ想像したけど、記事を読んだら乳歯、永久歯以外にも歯の芽があってそれに働きかける仕組みらしい。

適当な皮膚に塗っても生えてくるわけじゃなさそうだ。

2023-07-30

anond:20230729201238

いくら偉くなっても自然には歯は生えない。

今ある永久歯を失わないように大切にしよう。

2023-05-08

anond:20230508171101

永久歯先天性欠如歯は、10人に1人の割合で見つかるから

ほんとに多いんだよ。

2022-09-02

歯科検診じゃなくて歯石取りを無償化しろ

https://financial-field.com/living/entry-147826

ここでは未成年者の虫歯が減った事に対して

歯科検診が実施されている幼児高校生までの学生に対しての結果として、乳歯のむし歯の減少や軽症化、20歳頃までの永久歯の1人平均むし歯数の減少傾向などがあります。」

とか書かれているけれど、違えだろと。

子供虫歯が減った本当の原因は、虫歯感染症であり乳幼児期に親などの家族から移しさえしなければその後はどんなに歯磨きを怠ろうともけして虫歯にはならないという知識国民に知れ渡り

親が子供へのキス食器の共用を避けて虫歯菌を感染させない努力をするようになったからだよ

歯医者歯科衛生士は自分達の食い扶持を守るためにこの有用情報国民に広めようとはせず、上記有用知識ネットによって広まった

子供虫歯の減少に歯科検診は無関係。寧ろ歯科検診によって本来ならば放置したら自然に治る可能性のある初期虫歯を見つけて無理に削って二次カリエス危険を高めているとすらいえる。

そして大人虫歯においてすら、歯科検診の無償化なんて何の意味もないんだよねえ

大人虫歯歯周病の予防のためには自宅での歯磨きだけでは足りず、歯科医院での定期的なクリーニングが欠かせず

そのためには歯石取りを無償化した方がいいに決まっているし

もう虫歯になってしまった大人に対して必要なのはインプラント歯列矯正保険適用再生医療の実現であって、歯科検診「だけ」無償化されたところで何の意味もないどころか有害だと思う

2022-03-11

anond:20220311124302

こういう記事書くとすぐヘイトスピーチが飛んでくると思ったら案の定

障害特性のせいで暴力を振るってしまうのは仕方ないんだから障害が無い人間がやり返すのは単なる一方的暴力

そんな事もわからないのか?

実際自分同級生上級生に殴り返された事あるけどそれでも収まらないんだから仕方ない。

一回小学生の時殴った上級生にボコボコにされた事あったからその上級生が教室に来た時にいきなり顔に向かって鉛筆削り投げてやったら永久歯が折れてレレレのおじさんみたいになって大爆笑したの今でも覚えてるよ。

そいつギャン泣きしてた、きっと俺を殴ったの後悔してるだろうなw

あの顔じゃ一生イジられて彼女も出来ないだろうなー、可哀想w

ってかヘイトスピーチ禁止条例法律にしてネットにも適用してこういうの逮捕できるようにしないといけないな。

2021-12-11

https://anond.hatelabo.jp/20211210142136

自分は先天性永久歯欠損で、どんなに歯磨きを頑張ったところで生まれつき歯が生えてこないって時点で増田より遥かに不幸だと思うんだけど、

それを何度か書いててもこんなに沢山反応ももらえないしブクマもつかなかったんだよね

日本歯科医制度根本的な問題とか、インプラントへの保険適用の拡大を進めろとか、何度も書いてきたのに全然注目されなかった

でも男の言う事だとこうやって聞いてもらえるんだね。

こうやって自分は不幸だ女は恵まれているって喚くだけの、女を攻撃する何の発展性のない意見でも尊重され、聞いて貰える。

それがまさに男性特権だよ。

世の中の人間は「女の話を聞かない」、本当に驚くくらい。

https://anond.hatelabo.jp/20211210142136

子供の頃から歯磨きを欠かさずしていても先天性永久歯欠損で歯がない自分からしたら、

単なる怠慢さえなければ歯を失わなかったであろう増田境遇は十分に羨ましいわ。

2021-09-20

ここが欠陥だよ人間

・喋るところと食べるところと呼吸するところを共有しており、冗長性がなく、感染症に対する脆弱性を有する。

永久歯は一度しか生えず、また綺麗に並んで生え揃うことはほぼない。設計思想運用双方に難がある。

・二つ以上ある内臓と、一つしか内蔵が内蔵されており、冗長性がない。

内臓の多くは神経を有しておらず、疾患に対する検出性が悪い。また膵臓アクセスが悪く、メンテナンス性も悪い。

親知らず盲腸など、ほぼ機能しない内臓がいくつか残っており、リソース無駄いである。

 

他には?

2021-09-17

ガチャどうこう言われてるの見て思ったんだけど先天性の疾患とか遺伝系が関係ある病気あるやつって親恨んだりしないの?

ガン家系とかアレルギーとかアトピーとか糖尿とかハゲとかブスその他色々

自分は生きてく上でそこまで問題ない程度(永久歯が数本ないのとブス)だけど健康に産めなかったハズレゴミ親って恨んでるし食品アレルギーとかだったら親いくら憎んでも足りないんじゃない?

2021-08-21

anond:20210514215806

自分の昔増田読み返してて、何気なくいたこれに反響が多くて驚いた。

なんの拍子にこれを思ったか覚えてないのが残念。

分かる系のブコメがあって意外だったのと、永久歯も頭にぎっしりですよコメ見てゾワっとしました。

2021-07-31

歯ブラシが一生広がらない

20数年毎日歯ブラシ使ってるけど、毛先が広がったことがないのが気になっている

タイミングで買い換える家族歯ブラシは1ヶ月もすれば毛先がバッサバサに広がるのに、自分歯ブラシは下ろした時と変わらないままのように見える…

自分の歯の磨き方が下手なのかと実は10年以上気にしてる

でも永久歯になってから歯医者にかかったことないんだよなあ

2021-06-28

歯は設計不良品

・スペースに対して生えてくる歯の数が多すぎる

  特に親知らず20年ほど経って一番奥に生えてくるって、それバックアップにもならないから。

永久歯は一度生えると2度と生え変わらない

  冗長性がなさすぎる。サメを見習って欲しい。

虫歯歯周病に対する脆弱性

  毎日数回熱心に歯磨きするだけでは予防しきれず、高度専門家による定期的な予防保全必須である

 

まとめると歯はリコールものである

2021-03-26

健康な歯を維持する難易度が高すぎる

永久歯が生えてくるのって、小学生低学年の頃からだろ?

ある程度の大人になってからならともかく、そんなクソガキに歯の重要性なんて分かるはずもなく、

そこから虫歯ゼロを維持するのって難易度高すぎでしょ。よっぽど親の意識が高くないと無理だよね。

しかも、歯医者って当たり外れがかなりあるから子供の頃にヤブ歯医者治療されてたりしたら最悪。

(でも歯医者選びは大人になってからでも重要で、おちおち気軽に歯医者に行くことはできない)

大人になってうわ!歯って大事!歯を大切にしよう!って思った頃には既に詰め物が、銀歯が、って状態

あー、つら。

2021-03-13

給食皿うどん 麺揚げすぎで児童ら7人の歯が欠けるというニュース

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20210313/k10012913091000.html

このニュースについてるブクマ米で、被害者を笑いものにするようなコメントが多いのが信じられない。

だって歯だよ?失われたら二度と戻らないんだよ?

失明や指切断のような深刻な話なのに、どういう神経してたら笑えるんだ…?

そりゃ生徒は乳歯の可能性もあるが、全員が乳歯とは限らないし教職員はどう考えても永久歯でしょ?

それ以外の場面でも入れ歯の人を笑いものにしていいような風潮があるし

身体の一部であり失われたら二度と戻らないのに、歯の問題って軽視されすぎてない?

髪の毛でもそういう風潮はあるけれど、それでもまだ「ハゲ差別するな」と言える空気はある。

歯に関してはそういう反論すらなく一方的に笑われるばかり。本当に最悪だ。

2021-02-13

歯医者が怖いのは痛いからじゃない

歯科恐怖症というのが認知されているらしく、検索してみたが、書かれている事に違和感しかなかった

歯医者が怖い理由は痛いからでもなければ、キーンという音のせいでもないでしょう~

いや、多少はあるかもしれないけれどそれらは本質的な事ではない

歯医者が怖いのは、虫歯を削ったらもう戻らない事、歯医者での「治療」を続ければ歯は減って悪くなる一方でいずれは抜く羽目になる事。

そして抜いた永久歯はもう生えてこない事。さらに抜いた後には入れ歯という原始的で不便な手段や隣の健康な歯を削るブリッジ、おそろしく高額なインプラントという手段しかない事。

要は不可逆的だから怖いんだよ

虫歯骨折のように、いずれはくっついて治るものならばこんなに歯医者は怖くない。

歯を抜いてもまた生えてくるならば全く怖くはない

再生医療さえ実用化されれば問題ない、いやそれが無理ならせめて削らないブリッジや外さなくて済む入れ歯安価インプラントを普及させてくれよ

歯科恐怖症のページってそういう根本的な部分への配慮というものがない

2021-02-06

水道水ロリデーション

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-02-010.html

「その後、水道水ロリデーションは、米国内はもとよりオーストラリアブラジル香港アイルランドマレーシアニュージーランドシンガポール英国など多くの国々や地域に導入されるようになりました。世界的にみると3億7,000万人が水道水ロリデーションから利益を受けていると見積もられています

また世界23カ国から集められた永久歯むし歯の予防効果86編)、および乳歯むし歯の予防効果(66編)に関する報告を収集し総括してみますと、国の違い・民族の違い・生活様式の違い、さらにむし歯有病状況の違いがあるにもかかわらず、現状のむし歯有病状況を半分以下にするという効果確認されています。むし歯の健康格差をフロリデーションが減らすということも分かっています。」


日本でもやって欲しい…

2021-01-31

うっせえわが全然うっさくなくて絶望した

え?マジ?この程度かよ今どきのロック

ギザギザハートの子守唄丁寧にパロってて優等生アピールってのも大衆に擦り寄りすぎてて泣けてくる

反骨精神とか全然ねえじゃんむしろ模範的反抗期健全アピールしてるまであって寒気がすんな

ま?これ?その程度かよ今どきのロック

満ち足りすぎて牙をなくした子どもたち永久歯だけど綺麗に揃って四角く綺麗で親知らずなんてどこにもない

そんな飼いならされた豚ちゃん達の飼いならされてる反抗期

これをロックと言ってるやつはマジでなんも分かってねえわ

アラサーが聞けば馬鹿にしてアラフォーが聞いたら雑音でアラフィフはキレて禁止する爺ちゃんちゃん涙目になって育て方間違えた日本は終わりだと天皇写真土下座を始める

それがロックだろ?

お前、これがロック

反抗?反骨?マジで言ってん?お前の人生順調すぎか?

七転八起でバッキバキな負け犬の遠吠えロックンロール

一転したことすらないお利口ちゃんのポップがロック名前を騙るな

2020-12-02

anond:20201202230155

乳歯が抜けて永久歯に生え変わる感じかなって

スペアが作られていて待機してるんだと思う

2019-10-03

anond:20191003123619

[追記あり]

当方歯科医師夫婦。長女が5歳の時に乳歯に虫歯を作ってしまいました。見つけたときはショックでした。

夫婦ともにそれなりに専門知識もありますから元増田さんとおなじかそれ以上に気をつけていました。食器の共用はもちろん、ジュースなども他のお子さんより少ないか、ほぼ与えなかったと思います歯磨き毎日していました。

それでも虫歯はできていました。虫歯は臼歯隣接面と呼ばれる、奥歯と奥歯の間です。長女はその部分がくっついており、歯ブラシだけでなく、本来はフロスをつかって清掃すべきでした。この部分の虫歯はある程度大きくなって一部が欠けてこないと、普段歯磨きでは気がつきません。

おきてしまたことはしょうが無いので、父親である私が治療しました。長女は涙を流しながら、痛いのを我慢して治療させてくれました。

それから子供虫歯については永久歯虫歯を作らないことを中心に治療指導するようにしました。虫歯を作りたくて作る親はいません。ちなみに、3歳まで菌が入らなければ、、、と言いますが、現実はなかなか難しいですよ。

元増田さんも、歯科医院に連れて行ったのであれば、責任果たしていいると思います。痛い治療はかわいそうですが、なんとか連れて行ってあげて下さい。

何歳のお子さんかはわかりませんが、「痛いけどがんばれ」と言って応援してあげてください。「すぐおわる」とか「痛くない」とかウソはだめです。痛い治療をがんばったということを褒めてあげないと続きません。

そして、普段歯磨きですが、

・両親で交代して行うこと。(磨き残しのクセがだれでもある)

・仰向けで明るいところでしあげ磨きをすること

・最低でも小学校6年生までしあげ磨きをすること

・フロスをつかって、引っかかったり、繊維がばらけるようなところがないか(あれば受診)を確認すること

・歯の溝に灰色の部分がないかよく見ること(あれば受診

を注意してください。

そして、定期的に歯科医院に連れて行ってください。(「虫歯がありそう」で構わない)

初期の虫歯は、明るいライトの下で、乾燥させないと判別できません。

こういうことを書くと「宣伝だ」と言われるかも知れませんが、虫歯になった時点で歯医者も親も本人も負け戦です。

[追記]

ブックマークの数が400を超えて驚いています

たくさんコメントを頂いたので、追記します。(10/5 0時頃)

多くの人にいっぺんに伝える機会も普段はありませんし、コメントもたくさんあったのでこの際ですから長くなりますが書きますコメント賛否があり、特に否定的意見普段歯科医師患者の会話ではほとんどありませんから、とても参考になります

まず、細菌がなければう蝕処置にならないという話。

これはラット実験証明されています。ただ、人間を無菌で育てることは現実不可能です。どの段階で感染するかはいろいろな意見がありますが、教科書的な結論はないかと思います

ただ、細菌を増やさない、細菌の餌になるショ糖をとらない、細菌のすみかであるプラークをなるべく早く落とすというのは虫歯予防の原則になります

歯は生えた直後は柔らかく、虫歯になりやす状態です。実際歯を削ってみても、80歳の歯と6歳の歯ではかたさが違います食事の度に脱灰と再石灰化を繰り返して、硬くなるのです。このときフッ素再石灰化を進めるため、乳歯や幼若永久歯に塗布することが推奨されています

ただし、進行したう蝕には効果はありません。

歯を磨け、甘い物を避けろ、食器の共用はやめろとうるさく言うかというと、過去のこれらの啓蒙子供のう蝕は明らかに減っているからです。1975年頃をピークに一人あたりの虫歯の数は右肩下がりです。これは歯科医師業界)にとっては大きな成功体験なのです。虫歯が減って仕事がなくなったと憤る歯医者はいません。

虫歯なる子供を減らし、重症化させないためには、歯科医院にう蝕を主訴にきた子供と親に対しては、耳が痛いだろうなとは思っても言わないわけにはいかないのです。

例えば、4歳で右上の乳臼歯に虫歯ある子供がいます。いままでと同じ生活をしていれば、左上も左下も右下も虫歯になるのは時間問題です。数回の治療で1本の虫歯を治しても、他の歯の虫歯が進みます。そうこうしているうちに6歳臼歯が生えてきて、使いもしないうちから虫歯になってしまうことがあります治療ができるようになる3~4歳から永久歯の生える5~6歳まで、思っているほど時間が無いのです。しかも、6歳臼歯は永久歯の中でも最も大きく、咀嚼重要な歯なのです。

少しずつ治さないで一度にたくさんやればいいと思う方もあるかも知れませんが、そんなに長く子供は頑張れません。抜けばいいという方もあるかも知れませんが、麻酔をして抜歯をするのも小学生まではなかなか難しいのです。あまりに早く抜くと、歯並びが悪くなります。磨きにくくなって虫歯リスクが上がります

何度も何度も歯磨き指導して、時には乳歯の虫歯治療を一回休みにしてでも、永久歯を守らなければいけません。

「負け戦」という言葉に思いのほか反応があったので、言葉選択を気をつけなければとも思いましたが、上記の様な例がまさに「負け戦」なのです。乳歯を犠牲にした撤退戦です。乳歯が犠牲ならいいのではと思うかも知れませんが、その間、子供はいつもどこか痛いのです。食べるたびに痛いのです。親は仕事の合間をぬって毎週のように歯科に通うのです。夜は歯が痛いと泣かれるのです。歯科医も顔を見るだけで泣かれる子供をなだめすかして、治療をするのです(これは仕事なのでたいした問題ではない)。新しく虫歯ができたり、進行するので、計画がなかなか立たない治療です。

小さい虫歯が1個2個なら負け戦ではありませんね。これは訂正します。


磨かないのに虫歯にならないという人は確かにます。唾液の性状、歯の形、性質食生活個人差があるからです。(歯周病リスクは別ですので、綺麗な歯が中年以降にぐらぐらになって抜けていく人は結構ます。)だからといって、予防をしなくても一緒とはなりません。

しあげの歯磨きについて

6年生までやるの?→高学年になれば毎日出なくても良いと思います適当毎日やるくらいなら、しっかりを週1回です。

身長が170cmの6年生でも寝かせるの?→寝る場所でやればいいだけです。布団やベッドでやってください。立った状態で上の歯はみれません。

2歳の子供に咬まれます。→たぶんブラッシングの力が強すぎです。歯肉に歯ブラシが強くあたると痛いので咬みます。歯肉と歯の境目も磨くべきですが、優しく細かく動かしてください。。

口を開けてくれません。→まずは親が歯磨きするのをみせましょう。子供の前に座って歯磨きをしながらテレビでも見ててください。まねするようになります。立って磨くのは余りみせないほうが良いと思います子供がまねをして、歯ブラシ咥えて歩き回り、転んで突き刺さることがあります

歯磨き中の唾液は飲んでいいの→飲んで大丈夫です。

歯磨き粉は?→子供用のフッ素入り低発泡のタイプが良いかと。いつも使う必要はありません。スッキリするので、磨けた気がしてしまます。使いたければ、子供自分で磨くときに少しだけつけて、しあげ磨きの時は歯磨き粉無しでよいかと思います

歯ブラシは?→ギザギザなどがない普通の形のものを。開いたらすぐ交換しましょう。

最後に、虫歯は親の責任?という点について。

子供は自ら虫歯を予防することはできない」という点は明確な事実だと感じています。「虫歯にならないように努力をする」、「初期の虫歯治療に連れて行く」というのは「交差点で飛び出さないように周囲に気を配る」程度の親もしくは周囲の大人責任だと思います。「虫歯の1個や2個で大げさな」という意見もありますが、1個や2個ですまない事例を見ているからこそ、そうならないように指導されていると思ってください。取り返しがつく失敗だからこそ注意されると思ってください。

ちなみに、私の母とその父(私の祖父)も歯科医師でした。私の乳歯には1本虫歯がありました。母は「おじいちゃんが「じぃじあそんで」とうるさい孫を黙らせるために、しょっちゅうあめ玉をあげていたから、それで虫歯になった」と言っていました。時代としてはそんなものでした。

母親がしっかりしてさえいれば虫歯はなくせる(減らせる)というのはそろそろ限界に来ています。実際、減り続けていた子供虫歯は近年横ばいです。ゼロにはなっていません。周囲の大人責任ですという啓蒙をつづけることで、もう一段階減らせるのではと思っています母親自分の「息子」に「虫歯はお父さんが防ぐのよ」と伝えることで、次の世代につながると思います

長くなりましたが、元増田さんのエントリを通じて、たくさんの人に自分エントリが読まれたことを感謝します。元増田さんは子供歯科に連れて行っただけでも責任果たしてます。あとは完治まで根気よく通ってください。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん