はてなキーワード: 気概とは
ある研究室が博士課程入学希望者の受け入れに年齢制限をかけていることがX(旧Twitter)上で話題になっている。賛否両論あるが、ここではタイトルの通り「研究室が博士進学希望者と適切にマッチングするにはどうすればよいか」について考察する。
PIになるためには他のPI候補者に勝る業績が必要である(注1)。業績とは、具体的には論文であり、論文の数と質が共に重要で、それらが多く、また高いほど競争で有利になる。
当然のことながら、論文を発表するには研究をする必要があり、研究をするには資源(ヒト・モノ・カネ・情報)が必要である。ひとたび論文を発表できれば、その論文を元本にさらなる研究費を調達でき、研究に必要なヒト・モノを揃えることができる。また他の研究機関との共同研究を通じて情報を得、さらに質の高い研究を行いやすくもなる。すなわち過去の業績は複利的に作用し、今後の業績にも影響を与える。
これは資本主義の挙動に似ており、業績を複利的に増やしたい場合は投資期間を長くできた方が有利である。すなわち、若年のうちからアカデミア業界に身を置いて、早期に論文を発表できたほうがPIになるには有利である。
年齢制限を設ける理由について、その研究室のWebサイト上に詳しく記載されているが、まとめると以下4点に集約される。
1.過去の経験で、高齢の志望者に本気でPIを目指そうとする気概が感じられなかったから
4.最短で博士号を取得できる年齢(27-8才)から遠ざかるほど、今後のPIとしてのキャリア形成に不利だから
1.についてはあくまで経験論であり、一般化には議論の余地がある(注2)。
しかし2-4については第一章で述べたことも含めて、若年の方が有利であることは一般論としてある程度許容できる。こうしたアカデミア業界の背景から、研究室が受け入れ学生の年齢制限を設けることには一定の合理性が認められる。
大企業であれば、仮に採用者が企業側の求める能力とミスマッチしていることが入社後に判明しても、採用者の配置を転換したり、自社の研修プログラムを通じて長期的に教育を施すことはできる。一方で規模の小さい中小企業やベンチャー企業はそうした余力が大企業ほどはない。研究室の所属人数も多くて数十人程度の小規模組織であり、かつ毎年のように研究費の調達や論文発表が求められる。そのため教育やマネジメントにはあまり余力がなく、学生の受け入れに関しては受け入れ時点でいかにミスマッチを防ぐかがポイントとなる。
しかし非研究職の就職をしてから博士課程に進学を志望する者と研究室のマッチングは難しい。彼・彼女らは研究歴がないため、アカデミア業界の文化や、PIになるためのキャリアパスへの知識が乏しい。そのため行き当たりばったりな研究室選択になるリスクが、ストレートに博士課程に進学した者よりも高い(注3)。また研究室側も、研究歴のない候補者の受け入れはそもそもリスクが高いし、候補者は全国各地の、様々なバックグラウンドの人であるため自分の研究室を広告するにもターゲットが絞りにくい。またアカデミア業界内の知人を介した採用も難しい(注4)。そこでマッチングの成功率を上げるためにも、年齢制限を設けることは有効なように思えてしまう。
PIになるには博士号を所持していることがほぼ必須条件であることから、アカデミア業界では博士号を研究者になるための免許ととらえる文脈がある。かつ博士号は基本的に大学院でのみ取得できることから、大学院がPI養成所としての役割を一部担っている構造もある。そうであれば、大学院がPIの素養の高い候補者を選抜することは自然なことのように思われる。
しかしながら、大学院は本来学問を行う場であり、学問は自由に開かれるべきである。仮に若年であることがPIの素養の高さに繋がるとしても、それを理由に年齢制限を設けることには議論の余地がある(注5)。
タイトルに戻る。第一章・第二章では研究室側の都合を、第三章では博士課程進学希望者の置かれている環境と、マッチングすることの難しさを述べた。この現状でマッチングするには、研究室が年齢制限という方法を、Webサイト上で告知せざるを得ないことはある程度理解できる。そこで議論すべき点は第四章で指摘した。
ではどうすればよいのか。残念ながら明確な答えは導出できなかったが、いくつかの考えを列挙する。研究室側はもう少しマイルドな表現を心がける(注6)。候補者の面談から受け入れまでのプロセスを最適化させる(注7)。候補者を研究員として採用し、雇用契約を結んだうえで給与を支払う(注8)。候補者側は、なるべく事前にアカデミア業界に触れておく(注9)。また両者のマッチングを支援する第三者機関の設立も望まれる(注10)。これらの解決策は、少なくとも部分的には、研究室と博士課程進学希望者のマッチングに貢献するかもしれない。
研究室と博士課程進学希望者のミスマッチ問題は根深く、今回インターネットやSNSによって表面化したものと思われる。同様の経験をもつ者としては、この問題の解決を願ってやまない。
(注1)
業績以外にも本人の将来性や同業者からの評判も採用に影響するが、ここでは割愛する。将来性や同業者からの評判についても若年の方が有利であることはほぼ自明である。
(注2)
例えば高齢の方が職歴があるため、「本気で(ここでの本気というのは長時間研究するだけでなく、他のキャリアの選択肢を捨てた状態も指すと思われる)」研究に取り組まず、研究が失敗すれば前職に復帰するという選択を取れることがネガティブな印象を与えている可能性はある。
一方で博士課程にストレートで進学する学生の数は減ってきている。彼・彼女ら若年者は、博士課程進学と、就職を天秤にかけて就職した可能性もあり、必ずしも高齢であることだけが本気でPIを目指さなくなる原因ではない。また、そもそも博士課程はPIを養成することだけが目的なのかについても議論が必要である。
(注3)
Podcast「いんよう!」でも指摘されている通り、医者はそれ以外の理系学生に比べて、研究に関する知識が乏しいまま研究室や研究内容を選ぶ傾向が強い。それ以外の理系学生は、学部の卒業研究や修士を通じて研究業界のノウハウやキャリアパスを学ぶようであるが、医者は卒業研究もなければ修士もないため学ぶ機会に乏しい。
(注4)
例えば同じ大学の学部生や修士であれば、あらかじめ彼・彼女らを卒業研究や修士で受け入れて、研究活動を共に行うことで博士受け入れ前の摺り合わせが可能である。また候補者も卒業研究や修士で活動していれば、自分に合った研究室の情報が周囲から入ってきやすい。医者(あるいは非研究職)として働いている限りは、そうした情報は入ってこない。
またポスドクや助教以上の採用であれば前所属の教授から推薦書や意見をもらえるが、医者(あるいは非研究職)は業界が異なるため前所属からの推薦書や意見は少なくとも同業者のものよりは効用が乏しい。
(注5)
同様の問題は、医学部入試の女性・浪人生差別が記憶に新しい。医学部は医者を養成する場である一方で、医学を修める場でもある。当時は若年男性の方が医者としての素養が高いと考えられていたため、女性や浪人生の点数を不当に下げていた。秘密裡に点数を操作していたことに加え、学問の自由という観点でも批判が集まった。
(注6)
研究者の研究以外の発言が話題になることは、国内外でしばしば観測される。
(注7)
組織における採用については、Podcast「経営中毒~だれにも言えない社長の孤独~」に詳しい。
(注8)
給与を支払う一般企業やポスドク以上の採用においては、採用にあたって年齢制限を設けることは比較的受け入れられている。また大学においても、特殊事例ではあるが防衛医大は大学でありながら学生に給与を支払うシステムであり、応募資格に年齢制限を設けている。
(注9)
医学部には卒業研究がないが、自主的に研究室に通うことは可能である。またいくつかの医学部は学生を研究室に一定期間配属する実習をカリキュラムに組み込んでいる。
(注10)
一般企業であれば転職支援サイトやリクルーターが仲介してくれて、候補者と採用側のミスマッチのリスクを下げることができる。大学院進学において同様のサービスは存在しない。
俺は医局内でうだつの上がらない眼科医の父親と、同じくうだつの上がらない乳腺外科医の母親の一人息子として生まれた。
うだつの上がらない両親は医局内で粗雑に扱われており、かと言って開業する気概も資金もなく地方や郊外の関連病院を行ったり来たりしていた。
スポーツも不出来で両親と同じく気弱な俺が平穏な学生生活を送ることができたのは、幼稚園から高校までエスカレーターの私立男子校に進学したからだろう。
母校は俺が入学した時には既に開成や筑駒などに大きな差をつけられていたが、同級生には芸能人や経営者の子息がたくさんおり、彼らとの格差を感じずにはいられなかった。
高校を卒業した俺は1年間の浪人を経て都内の私立大学医学部に進学した。
部屋の先輩はスポーツ推薦で入学した他学部の学生であり、俺とは全てが真逆だった。
合コンに明け暮れ、大量の酒を飲み、それにも関わらず部活で結果を示していた。
先輩は善意から俺を合コンや遊びに連れて行ったが、お互いに気が合わないとわかってからはコミュニケーションも殆どなくなり、寮から出られる二年目以降は祖母の家に帰った。
大学を卒業した俺は東京を離れ地方の総合病院にて初期研修に入り、そのまま内科の道に進んだ。
当初は呼吸器の道に進もうと考えていたが、実習中に見た気管支内視鏡のおぞましさと患者の辛そうな様子を見てやめた。ちなみに内科のローテート中でもこの気管支内視鏡を目にするのが一番嫌だった。
妻は俺が女性経験がないことを知ると「その歳で…?信じられない…」とドン引きしていた。
結婚式の際、地方で代々事業を営み財力もあり顔の広い義父の招待客でホテルが埋め尽くされる中、隅っこで父と母が小さく座っていた。
結婚後、妻との営みは片手でちょうど数えられる回数しかなく、妻は俺の性的能力の低さを侮辱し俺は男性機能を喪失した。
そのため俺と妻の間には子供がいない。
完全な家庭内別居が始まり、消化器内科医として一人前になった頃にちょうど病床の母が亡くなった。
見舞いも拒む妻は当然葬儀の日にも予定を入れており、俺は一人で東京に向かった。
続く
26歳の冬、
ざっくばらんに言うと好きな人には彼女がいて陰キャ喪女には略奪する気概もないので失恋しました。
思い出に書き散らします。
スラリとした体型に冬用アウターが似合っててかっこよくて推しだった。
目が合わせらなくて、話すと緊張して
「あ、これ好きなんだな」
と思う頃には手遅れで、そこからはインターネットの付き合いで身につけた積極性で頑張った。
彼がいる映画に誘われて隣に座った。
ドリンクを渡した時手が触れて映画の内容が半分飛んでったりした。
あんまり仲良くなれてないので400円以内の義理チョコだったけど渡す時心臓が口からまろびでるかと思った。
男性しかいなくて話したこともない人ばかりの飲みのご飯も彼がいるから行った。
コンカフェで働いていたので会話で困らなかったのをこれ程感謝したことは無かったです。 楽しくて結果オーライ✋
ここまで1ヶ月でした。夢みたいに楽しくてほんの少し辛くて、ドキドキした毎日でした。
職場に行くのが楽しくて、眠い集会も全然眠たくなくて、後ろ姿を見れるだけ幸せでした。
ここしかないと思って勇気を出して彼女がいるかを「大丈夫?」ではなく有無をガッツリ聞いた。
彼は奇跡だと言った。
でも、悟られたくなくてチラッと聞いたディズニーに行く予定について聞いたりしたら楽しくなってきた。
そこからはリラックして素で話せて、オススメされたアニメや休みの日の話などをした。
楽しくてあっという間の2時間だった。
ちょっと彼女さんへ申し訳ない気持ちがあるので心の中で謝っておく。許してクレメンス。
その翌日もご飯に誘われて一緒に次の集まりで使う道具の買い出しにいって、未練を確認してしまった。
数年ぶりすぎて少し諦めきれないのである。
そんなこと向こうの知った話ではないので迷惑だし早く忘れたいな…の気持ちで、書いたら整理が着くかなとおもって書いてみた。
友人は不倫じゃないからチャンスあるよ!と言ってくれるけどそこまでの経験値が皆無すぎて恐ろしすぎる。
あ〜あ、初恋って実らないってマジなんだなぁ〜
選ばれないのを身をもって実感するのマジで辛すぎ😭
次こそ良い御縁がありますように……🥲
夫婦が子供産まないんじゃなくそもそも未婚が増えたから子供が減ってるって話を見た。
ぶっちゃけ現代日本って、結婚のデメリットがでかすぎて多少メリットが増えたところで結婚したいと思えない、そんな環境じゃね?
なにより、自分が結婚生活やっていくよりネットで他人の結婚生活に「そんな相手を選んだのが悪い」とか「やっぱ結婚なんてするべきじゃないな」とか感想言うだけのほうが楽だしな。この楽ってのが強いわ。これでいいやって感じになれる。
いろんなとこで言われてるとおり、このままだとこの国終わるんだろうけどさ、もう日本このまま終わってもいいんじゃね?
これからの日本、たぶん結婚のデメリットがでかすぎて結婚しないって人たちが一番辛い状況になっていくと思う。
でもしょうがなくね?結婚したいと思えないし、リスク負いたくないし、楽したいんだから。どうせほとんどの人間は100行かずに死ぬんだし、中年すぎてからの2・30年とか誤差でしょ。
女が刈り上げにするのは最近のトレンドだしズボン履くのも普通だしいわゆる「女性的な口調」じゃない奴もいる
明治頃はズボンははしたない、髪を結うのが大人の女性のマナーなのにボブカットなんて異形、という扱いだったが当時のフェミがオラオラして認めさせた
一方で男ときたら、スカート履けばオカマ、髪を伸ばせばオカマ、物腰柔らかだったらオカマ、不寛容すぎるしその風潮と戦う気概もない
定型にあてはまらなかったら男じゃない、男未満の女に類似する生き物だという男尊女卑価値観が当の男を苦しめている
Twitterを見ていたら,「〇〇という建物が解体されてしまった。価値のある古い建物が保存されないのは悲しい。」と建築旅アカウントに自分の住んでいる田舎が取り上げられていた。
彼は誰かを責めているわけでもないし,純粋に悲しんでいるのだろう。彼のフォロワーが自治体に抗議をして…ということもないので,実生活には完全に無害だ。
それでも,彼と自分との間にある隔たりを感じて暗い気持ちになった。
別に田舎の人間は「価値のある古い建物」を好きで壊しているわけではない。その建物が長い年月残ってきたということは,それなりの価値を感じていた。
でも,いろいろな事情で壊さざるを得なかった。維持費の問題かもしれないし,管理できる人がいなくなったからかもしれない。
ただ,「文化のつまみ食いをする立場で,よくそんなことを言えるな」と心の暗い部分で思う。
都市に住む彼は文化資本で圧倒的に有利な立場にいる。博物館,美術館や図書館が山のように整備されていて,いつでも旅に出て田舎に行ける。
かたや田舎では,県庁所在地に博物館と美術館,市町村に小さな図書館があるだけ。自分が住んでいる場所から美術館まで行くには,自動車で2時間かかる。
田舎を出て別の田舎に旅をしようとすると,信じられないほどお金と時間がかかる。
彼はそんな「文化的に恵まれない暮らし」が想像できない。彼はいろいろな田舎を訪れて,文化をつまんで食っていく。
しかしその文化が金のなさや人手のなさにギリギリで耐えながら成立していることを知らない。あるいは,知った上で目を背けている。
そしていざ文化が消えていくと,SNSに悲しみの気持ちを書き込む。「自分が支える」という気概は全くない。
極端な言い方をすれば,「田舎の人間は,俺たち都会の人間というゲストに文化を見せるためのキャストだ」と田舎をテーマパークのように思っている。
気概があってチャレンジ精神溢れる奴はすでにみんな炎上プロジェクトに巻き込まれて灰になってるから。
チャレンジ精神で取り組んだ結果、プロジェクト炎上してもコストや期間増やして時間的にも精神的にも健康的に働けるようにしてくれるなら多少は協力しようとは思うよ。
あとチャレンジすることは多くても業務の二割程度に抑えておかないとリスクが大きくなりすぎて自分が潰れるので、本当に必要なところでのみチャレンジしてもらうようにしてもらうといい。
もういきなり本題から入っちまうし、なんなら全然日記じゃねえが「弱者男性」なんて言葉二度と使うんじゃねえぞクソが。なぜならお前の品位を底なしに下げるからだ。
まあこんなことを言うとどこからともなくやってきたアホが
「ブフォwww そんなこと言ってるお主こそ弱者男性なのではwwww小生、噴飯が止まらないでゴザルwwww」
とか言ってくるんだろう。クソが!飯ちゃんと食え。
結論から言えば俺は、元々お前らが「弱者男性」として罵倒し嘲笑の的にしていたイケてない男のうちのひとりだった。筋トレにはまってからは「すげえ筋肉の人」というレッテルを手に入れて無双状態の俺なわけだが、これでも「弱者男性」の辛さや苦しさは痛いほどに分かる。
だからこそ俺が、今の時代を苦しく生きる弱者男性どもの矢面に立って、「待った」をかけようというわけだ。傾聴しろ!
「弱者」の定義は? ネットによればコミュニケーション能力がなかったり、恋愛に関して奥手だったり、あとはまあ容姿が……な人のことを指しているみたいだ。
確かに認めよう。
俺たちにはコミュニケーション能力がない。俺のこれだって大胸筋が代わりに会話してくれてるみたいなもんだ。
しかし、コミュニケーション能力がないことについて生まれる弊害については、お前らに責任が一切ないとは言わせない。
例えば、弱者男性は滑舌が悪い。しかしその滑舌を聞き取る努力をしなければ、お前たちだって損をするときがある。もちろん、俺たちだって滑舌をよくしようとする努力が必要だが、そこは相互協力あってこそってものだろう。弱者男性が勇気を出して発言しているときは、きちんと耳を傾けてあげてほしい。
恋愛に関して奥手である場合が多いという点についても、これは無論、コミュニケーション能力が皆無ゆえに誰とも恋愛をしてこなかった彼らのことだ、ちょっとやそっとの無礼は見逃してやって欲しい。恋に目覚めたてのころは、誰にだってそういう時期はあったはずだ。
もちろん、弱者男性が悪くないとは言わない。
ただ、誰にだって勘違いやすれ違いはあるだろう。それを「弱者男性がうんたら」「チー牛が勘違いしてうんたら」とか実体験みたいな漫画にしてツイッターに垂れ流して共感を集め出すのはさすがに酷くないか? なあ! 救いはないのか!?
お前らがそんなことをして弱者男性をつるし上げて礫を投げつけるから、弱者男性はもっと恋に奥手になっちまうんだ。どうせ俺なんて、とな。
自分磨きをすればいいという意見もあるかもしれない。しかし、自分磨きをしようという気概さえも、この弱者男性を集団でいたぶるムーブメントは削いでいるんだ。可哀想だとは思わないのか!?
これを見ている弱者男性がいたら、聞いて欲しい。お前らは常人が幼少期に通過する恥ずかしさやミスや手違いやすれ違いを、遅れて今、体験しているだけなんだ。恋愛や結婚を諦めちゃだめだ! 俺と筋トレしよう。君ならできるさ。
さて。
ここまでは「弱者男性」の定義と該当する男性諸氏についての小言戯言をウダウダ並べたわけだけれど、ここからはターンチェンジ、お前らの話になる。
そう。
お前らだよ。
ネットで不特定多数のイケてない男を「弱者男性」だの「チー牛」だの「新海誠が好きな元彼」だの「生魚のコスプレ」だの「V豚」だのとくくってるそ・こ・の!!!!!!!!
お前お前お前お前お前~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!
お前だ。
まず俺の経験から言わせてもらうが、お前らはひょっとするとお遊びで冗談でオモシロだと思い込んでいるのかもしれないが、そうやってイケてない奴をネタに嘲笑しているとき、イケてない奴の心は数回死んでいる。冗談ではなく。
そしてお前らはイケてない奴を殺している。
冗談ではなく。
こういう奴はマジで自覚がない。無意識。他人を傷つけているということにとことん無知で、他人を痛めつけているということに突き抜けて無自覚だ。
今のインターネッツの人々は弱者男性をいたぶることについて半ば了承的だが、これが俺には本当に理解できない。
お前たちがやっているのは弱者に対して石を投げる行為なのだ。老人を殴り、障がい者を蹴り、子供を突き落とし、病人をビンタしている。
これを聞いて「ええ~、言い過ぎでしょ笑」とか思ってるそこのお前。お前が一番危険だ。
なぜならお前は加害者側にいることに無自覚だからだ。まさしく俺が言った通り、無知で無意識で無責任なのだ。
そういう発言はお前の品位を下げている。どれだけ美人でも、どれだけ成績優秀でも、どれだけスポーツ万能でも、弱者を虐げ、嘲笑している時点でお前は「下品」なのだ。
例えば、「運動部入ってない奴はマジで危機感持ったほうがいい」って動画でバズってた唇プルプルぱっちり二重男がいたな。
俺はああいうのは良いと思う。きちんと面と向かって、問題提議をしているからだ。しかも「危機感を持て」と提案までしている。
これらについては本当に、いいことが何一つとして生まれない。
まず弱者男性(に、該当すると意識的にでも無意識的にでも感じている男)は、これらを受けて自信を失い、世間から笑われるという恐怖を覚える。そのせいで成長が怖くなる。変化が怖くなる。よって変われず、世の中に怯えて暮らす。ひょっとしたら社会に牙を剥く奴もいるかもしれない。
そしてお前。お前らはこれについて、何も得るものがない。「ストレス発散になる」? 違うな。なぜなら弱者男性へのヘイトは、お前のストレスの原因の解決にはならないからだ。
そのうえ、お前は悪口を言うことに抵抗がなくなる。人を罵倒することに躊躇することをなくし、性格は下品になっていく。ゆくゆくはクソ人間になる。一旦落ちた品位を取り戻すのは難しいぞ。何しろ自分を否定しなくちゃいけないからな。お前の目の前にはありとあらゆる罵詈雑言で無限に中傷できる「弱者男性」という弱者がいる。そいつをいじめることでまたストレスを解消するか? いいだろう。ただしお前は一番否定しなくちゃいけない自分自身を顧みることは今後一生ない。いたちごっこはすでに始まってるんだよ。
とにかくお前ら気付け、「弱者男性をいたぶること」が常態化していることの異常さを。
そして気付いたらすぐやめろ。手遅れになる前に。
増田が
女は一人で決断する能力も、年収と身長以外のさまざまなパラメータを定量化する能力も、一人で稼いで一人で生きていくような覚悟も、ましてやお前や将来の子供を養うような度量も気概もない
https://anond.hatelabo.jp/20240208215941
お前が男だろうが女だろうがどっちでもいい。どっちかというと男くさいけどな。
そんなことよりさ。
読んだと言うならそれは示せるだろ。別に後付でもいいから読んだことを示せる情報を書け。
話はそれからだ。
どーしても男だ女だの議論がしたいなら、お前はそれ以前だという残酷な事実をおしえてやるよ。
一時期女オタクで、やたら過去を捏造しまくってそれ指摘されたら鍵垢にこもったアカウント名が数字のクソ女いたじゃん。あいつと同じような感想なんだよ。
俺は女オタクの友達それなりにいるが、レベルの高い女オタクってちゃんと読んだ作品については男オタクなんて比較にならんくらい熱く解釈についてかたるし、少なくとも熱を感じるんだよ。
お前からはそういう熱が全く感じられないんだよ。レベルが低すぎる。
つまりお前は、まともに読んでない作品について最新話と最初のあたりで絵が変わったことに気づいてそれを指摘すればウケると思ったけど叩かれるのが怖いからチキって匿名で書くようなやつなんだよ。
雑魚すぎだろ。 反論記事でお前がバズるために技巧を凝らしたって言ってたけどさ、
書いた長文がこの程度の浅くて薄っぺらくて中身のないものでしかないならもうお前の限界がこれってことだろ。
それはつまりお前オタク向いてないから今すぐオタクやめたほうがいいってことだよ。
そうじゃないと言うなら今からでもオタクとして胸をはれる文章書いてみろよ。今なら注目を集められるぞ。頑張れよ。
お前が男だったとしたら余計悪い。ただ悪いだけを通り越して最悪だ。
お前はさいたまがnoteで書いたお前が幼稚でお気持ちしか表明できない社会性が未発達の「赤ちゃん」であるという指摘について全く否定できていない。
お前が反論すべきは男か女かよりお前の言ってることがどれだけ低レベルかってことなのに、なぜかそちらにはまったく反論しないで女ってきめつけるなの一点だけで他の部分を押し返せると思ってやがる。
ありえないほどの短絡的な思考で呆れて物が言えないよ。どんだけヌルい場所で生息してたんだよ。もっとよく考えてから文章かけよ。
ボロカスに言われて悔しいからって後釣り宣言みたいなことまでしちゃってさ。恥の感覚をどこに置き忘れてきたんだよ。
それでもお前が女オタクであればまだ「女オタクの環境がきつそうだから、仕方ないな」って同情する余地はある。
だが、お前が男オタクであればそれすらない。ただお前がオタクとしても人間としても低レベルという事実だけが残っちゃうんだよ。
ただただ「何の理由もないのに」社会性が未発達の赤ちゃんであるという事実だけが残るんだよ。
お前はな、女オタクであったときより男だったときのほうが悲惨なんだ。
バカじゃなければそれはわかるから、本当に男で恥を知る理性と知能があったならなおさら黙ってるべきだったんだよ。
ところがお前はそういうことがわからないから「女じゃありませーん、私男です」だけでなにか反論できたつもりになってしまったってわけよ。
どうしてもっとよく考えて反論を書かなかったんだよ。脊髄反射で隙だらけの立ち回りで、嘲笑してくれと言わんばかりじゃないか。
お前を産んで育てた両親に申し訳ないと思わないのかよ。 お前をバカにしてくるやつをケチらせるくらいに強くなれよ。
そういう気概がないならその何の役にも立たないチンケなプライドを捨ててネットでは女オタクとして生きろ。
そのバカさをさらけ出しながら女オタクに媚びながら周りの同情を買っていきていくモブとしてしかもう生きる道はないよ。
そんなの嫌だろ。なら踏ん張れよ。女か男かみたいなしょうもないところで戦うんじゃなくて
○ご飯
○調子
むきゅーはややー。おしごとは、おやすみ。
○ 探偵・癸生川凌介事件譚 泣かない依頼人
携帯電話で配信されていたアプリをニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第十二弾にあたる。
癸生川探偵事務所に小学生の依頼人が訪れることから始まり、幾つかの謎が同時並行的に展開していく。
学校に来ない小学生、ウサギの殺害事件、数ヶ月前のプールでの事故死、そして殺人事件。
目まぐるしく次々と事件が起きていくが、シリーズいつもの面々が事件解決のために右往左往するオーソドックスなシナリオになっている。
小学校と中学校が主な舞台になるので、聞き込みの対象も生徒や先生と学校関係者が中心となる。
生徒サイドは良い意味で今までのシリーズらしくない、キャラクタの可愛らしさが強調されたパートもあり、この辺は結構好みな展開。
個人的には、ウサギのアクセサリーを弄る癖がある北村梓ちゃんを可愛いと思ったのでもっと出番が欲しかったところ。
何故ウサギが殺されていたのか、という魅力的な謎が開幕早々に提示されるので開幕の引きはバッチリ。
ただ前作と同様にトリックらしいトリック、興味深い論理の飛躍などはないのは好みが別れそう。
この魅力的な謎も、解決を読んだときの納得感は薄く、腑に落ちなかった。
地に足を付いた聞き込みと証拠から犯人を少しづつ浮き彫りにしていく様はゲームにはなっているが、探偵・癸生川凌介事件譚らしさがあるかと言われると悩ましい。
しかし、トリックやロジック以外の、小説的な情緒を語る部分もまた探偵・癸生川凌介事件譚のらしさが映えるポイント。
今作は人の身勝手な悪意に文量がしっかり割かれていて、犯人が最低で嫌なヤツだからこそ、憤りつつ読み進められた。
小学校、中学校が舞台なので序盤は朗らかで可愛らしい雰囲気で進み、殺人事件が起きてもなおどこか優しい空気感がある。
ところが、それらの可愛らしさがとある証拠の発見を境に一転するのが恐ろしい。
この人間の底知れぬ悪意を端的な文章で切り込んでくれるのは、興味深く楽しめたポイントだった。
シリーズとしては、シーズン2はこれで終わりで、13作目からはシーズン3としてまた別のライターさんが手がけることになる。
前作あねの壁も今作も、ミステリとしてはあっさり目ながら、情緒的な部分で探偵・癸生川凌介事件譚をやろうという気概は感じられて、これはこれで楽しめたシリーズだった。