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はてなキーワード: 殺虫剤とは

2023-08-19

火の鳥を読んでひたすら虫を殺し続ける日々を送っていた

火の鳥を読んでひたすら虫を殺し続ける日々を送っていた

小3ぐらいの頃で学校図書館で読んだ火の鳥輪廻転生という概念を学んで

ひたすらハエとかクモとかダンゴムシとかを潰しまくってこれで次は人間とか犬とかにまれ変われるといいな!って良いことをしたつもりになっていた

この前台所にコバエが大量発生して殺虫剤ぶっかけてた時にふとそんな事あったなぁって思い出してしまった

あいつらちゃん人間になれたかなぁ

2023-08-13

今日は部屋にちっちゃい蜘蛛の巣があるのを見付けて焦って軽い掃除をした後、殺虫剤を買ってきて撒くなどしました。

2023-08-12

anond:20230811232104

殺虫剤一吹きで結構な数の命が奪われてそうだけど

1だけ増えるということはないだろう

2023-08-11

頭上に今まで殺した生き物の数が出たらいいのに

殺虫剤を撒いたとき殺せたかどうか確実にわかる。

便利なので次の宇宙ではそうなってほしい。

2023-07-31

殺虫剤スプレー寿命

よくわからんけど多分10年くらい前の殺虫剤がある。

カセットコンロのガスの寿命は7年という話をみた。

ガスは劣化しないけど、カセットの口を塞いでるゴム劣化してガス漏れが起きる可能性があるらしい。

殺虫剤スプレーも古いやつは捨てた方がいいかな。

2023-07-26

コバエ?!?ー?!?!????

先週ダイソー観葉植物を数個買って植え替えた。

コバエわかないように土の上に軽石もひいた。

それなのにさっき視野にふあわーんって何か小さいものが横切った。

あれは蚊の大きさでは無い。

なんだ?

コバエ?

コバエか?????

やだーーーーおしゃれ部屋にしたいのにコバエなんてやだーーーーーよし駆除すんべ。と思い調べたらまあとりあえず殺虫剤撒こうねしかないんか…。

他にやり方あるみたいだけど確実なのは観葉植物用の殺虫剤を使うことらしい。

それはいい。いいんだが。

我が狭き部屋にはボタンインコ文鳥ゴールデンハムスターが同居しているのだ。やすやす殺虫剤を使ってはならぬ気がしてめそめそしている。

コバエのばか!!!

もう知らない!!!!!どっかいってよ!!!!!

とりあえず外に出しておいたけど仲間連れて来らどうしよ…誰か小動物に優しいコバエ対策知らんか…

2023-07-19

ゴキブリ写真広告は本当に悪質なのか?

たとえば、

ゴキブリ写真が表示されたのち、ゴキブリ退治にはコレ!

って殺虫剤広告を出したら、悪質になるのか?

TPOを考えろみたいな指摘があるけど、そもそもゴキブリTPOなど考えずに、

出てきてほしくない場面で現れるものでしょうに。

とぅぎゃったんはゴキブリ不快=悪質と決めつけているが、

不快なモノを悪と断罪する心こそが、いじめの原因になってたりするのではないか

2023-07-14

anond:20230714112145

なんだっけ、あの、新宿ホテルとかで繁殖してるとかい害虫

殺虫剤に耐性ができてるらしい

人の体温察知して隙間から出てくる

2023-06-30

殺虫剤の効かない蚊が恐ろしい

手の届かないところに逃げられたら殺虫剤が使えないこちからは何もできないのに、蚊は何秒後だろうと何日後だろうと、朝だろうと夜だろうと好きなタイミングで襲いかかってくることができる。

いつやってくるのかわからない蚊が向かってきたところを接近戦で叩き殺すしかない。

この状況に追い込まれるのが恐ろしい。

2023-06-25

殺虫剤でほんとにゴキブリを殺せて驚いた。

先週、家にゴキブリが出て私は恐怖したんだけど、殺虫剤が家にあることを思い出して手に取った。

ゴキブリは床に積まれダンボールの影に隠れている。奥に行かれると厄介だった。

私がゴキブリ殺虫剤を向けるとそいつはこれが何なのかわかったのかめちゃくちゃ素早く動いて逃げた。

私は慌てて殺虫剤を噴射した。でもゴキブリダンボールの向こうに逃げた後で、私は悔しくてダンボールに向けて殺虫剤を吹きかけまくった。ダンボールダンボールの隙間からゴキブリに届けと願って噴射しまくった。

それからゴキブリは見かけなくなったんだけど、しばらくの間は黒い影に怯えて過ごした。眼鏡かけてないとちょっとしたものでもぼやけてゴキブリに見えるから眼鏡が手放せなくなった。

で、昨日、ダンボールにつまづいて倒してしまったんだけど、ダンボールの下からからびたゴキブリが出てきてあの時私は殺虫剤ゴキブリを殺せていたことがわかった。

直接ゴキブリ殺虫剤を吹きかけられなかったはずだけど、殺虫剤ちゃんゴキブリを殺せていたのだ。殺虫剤ってやばいね。毒じゃん。

そりゃ鬼滅の刃でもHUNTER×HUNTERでもラスボスが毒で死ぬわって思った。

ゴキブリゴミ箱に入れた。せっかくだからダンボールも畳んでおいた。

2023-06-20

anond:20230620152150

殺虫剤の効かないゴキと殺虫剤に耐性ができたゴキだけが残ったよな

まともな神経の人間は近寄らなくなった

2023-06-13

2年前に一度だけ見かけたゴキブリ

あれ以来全く見かけていない

当時慌てて殺虫剤やらなんやらを買いこんだけど

結局一度も使ってない

あいつは殺虫剤メーカーの回し者だったのかもしれない

2023-06-09

バランス採用の我が風呂場にチョウバエが湧いた、退治の記録である

冬の間に全滅していた我が風呂場にチョウバエが湧いた

繁殖場所風呂桶と床タイルの間の隙間である

 

昨年夏から湧いており、卵が越冬したのでは?と疑惑があるも調べても情報は出てこない

卵は2日で孵化し、約二週間をもって成虫と化す

 

殺虫剤を撒いても幼虫や卵には効果がないのかグズグズと生き残っている

入浴中に壁に止まっている姿が不快である

どうにか退治したい

 

調べたところ、とある論文に行きついた

https://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/files/public/5/51573/20160528112501770912/bbr_59_2_081_086.pdf

「オオチョ ウパエの発育に及ぼす温度の影響 - 岡山大学

筆者の森原修事・安江安宣 両名には感謝を記す

 

要約すると35度を超える環境下では孵化しないのだ

死亡率が高くなる分岐点は32度

オチウバエは熱に弱い

 

これは朗報である

我が風呂場は水もお湯も使い放題

薬剤よりも確実な抹殺方法があったのだ

なぜ気づかなかったのか

 

さっそく風呂場で実践を試みた

大高火力にてお湯を沸かし、風呂場の壁という壁にシャワーを当て、床一面を高熱に晒し

湯気からして激しく熱く、湯が1秒でも肌に掛かれば火傷しそうである

まりに高温すぎてシャワーが止まった

内部の熱感知器が作動し、人命安全のために一定時間ロックがかかるのだ

人間の皮膚たんぱく質にすら危険温度である

推定温度60度よりは上であろうか

 

たかだか32度で50%が死んでいくチョウバエが平気でいられるわけがない

熱湯消毒の翌日である今日、さっそく風呂場を見分したところ明らかな成虫の減少が見られた

羽化する段階で蛹を一網打尽できたのではあるまいか

 

浴室を飛ぶ生き残りの成虫を殺虫剤や手で押しつぶしたあと、二度目の熱湯シャワーで床を消毒した

さらに夜には三度目の熱湯シャワーを行う予定である 

 

風呂場の虫に熱湯は効く

 

今回、チョウバエどこから入り込んだか分からないが、毎日の熱湯シャワーでかなり激減できそうである

このまま15日まで熱湯シャワーを行い全滅を期待するものである

2023-06-08

anond:20230608000120

そうします!!

料理できないレベルでコバエの死骸が落ちてくるようになって、急に……元気なコバエはほぼ見かけません

隣で人死んでる可能性あるレベルで急に出るようになったの本当につらいし怖い 殺虫剤散布しまくりだから死骸なだけか?

2023-06-05

アンチマンも七味顔おじさんも

弱者男性ブコメワラワラ湧き出すの面白い

気持ち悪いけど見てると面白い

マンホール殺虫剤噴射したみたいな感覚

2023-05-07

殺虫剤に虫の絵は必要か?

虫が嫌いだから殺虫剤買いたいのに、絵が描かれているから怖くて触れない。

2023-05-04

ベープマットっていまだに売ってるのすごいね

スプレーを一回プッシュするだけで12時間効き目のある蚊の殺虫剤とか売られてるのに。

俺の親もベープマット派だけどさ。

2023-04-26

anond:20230426173021

輸入食材は軒並みアウトでしょうね。

殺虫剤で虫を殺しているし、殺された虫が食材に入り込んでいる可能性を否定できないので。

2023-03-06

anond:20230306124934

いやだから、本当のトランス女性は切除もしないのにキャーヘンタイいわれたくないから外見チェックも声チェックもとおらないと判断したら入らないの

ただ女性の皆さんはトランス女性のふりした変態行為(春になるとよく出現する女装おじさんとか)にだいぶ傷つけられてるのね

 

ゴキブリが怖い人とゾンビが怖い人がお互い「おれの考えたゴキブリゾンビ」について対処法をしゃべってるようなもんで、

怖がってるものが違うから対処法もずれてるわけ

変態性欲が怖い人と差別が怖い人が、お互い同じことしゃべってるだろと信じて話しあってたらいつまでも平行線なの

ゴキブリ殺虫剤ゾンビはお札、変態性欲は警察差別対処という名前の余計な分類はしないでいいとおもう

2023-02-21

わい「ゴキブリ駆除うまくいかん。殺虫剤誘引力のせいで、屋外から余分なゴキまで呼び寄せてしまってる事ってあり得るんか?」

Bingチャット「あり得るというよりも、〝ある〟で」

わい「まじで」

ちゃんと分かってくれるの、すげえな

2023-02-06

オタクは「この線を超えないでね」という約束ができない生物から駆除するしか選択肢がない

ゴキブリが嫌われるのは見た目の問題よりもコミュニケーションができないか

「この線を超えないでね」という約束さえ守ってくれれば殺虫剤かける必要ないんだよ

オタクが嫌われるのも同じこと

自由に生きてもいいけど「この線を超えないでね」という約束だけは最低限守ってほしい

萌え絵とかを公の場に出さないでねっていうのも超えちゃいけない線の一つだよ

2023-01-18

台湾日本産イチゴ残留農薬が引っかかる理由

はてブとかではあまり話題にならないっぽいんだけど、台湾向け輸出イチゴが向こうの残留農薬検査に引っかかってニュースになった。基準値生産事情との両方をカバーする説明が今回に限らず見当たらないのでどこかに説明を書いとこうと思った。

増田イチゴを輸出したいと地元農家に言われて技術面を中心にいろいろ検討したことがある普及指導員。

  

長くなったので要約すると

・南の国ではイチゴマイナー食べ物であり、安全性評価が進んでいないため極めて安全側に寄った残留基準が設定されていることが多い。

イチゴほとんどの場合、輸出専用の生産ではなく国内基準準拠生産をしているため、基準の違いに引っかかりやすい。しか国内向けよりも雑な対応をしているのも事実

1月後半〜2月は高品質なのに国内相場が割安なことが輸出の動機となっている、つまり今のイチゴは買い。

  

台湾日本産イチゴ農薬残留超過が出た。それだけではなく、あまりに頻度が高いので台湾当局はついに日本産イチゴの全ロット検査を決定した。

記事にあるように、もともと超過が頻繁なため抜き取り検査割合が引き上げられていたにもかかわらず繰り返したためだ。

1/3付のニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce6f0d52c02403ab2ebf420b6fa87145d5ed4632

https://japan.focustaiwan.tw/society/202301030007

先週書いたものを寝かせていたら1/17にも出ていた。またフロニカミド。

https://japan.focustaiwan.tw/society/202301170005

  

農薬残留基準値残留検査問題

農薬残留基準値は国が品目(農産物の種類、タマネギニンジンジャガイモみたいな区別で、メークイン男爵みたいな「品種」ではない)ごと、農薬成分ごとに決めていて、残留基準値が定まっていない農薬は一律で検出されてはいけない。

基準値は国ごとに違う。日本場合は760の品目に対して様々な農薬残留基準値が決まっている。日本における米のように食文化的に重要かつ国内栽培農薬を使いたい品目は、効率的栽培をしつつ生産物を毎日大量に食べても安全になるラインがよく検討されている。一方外国からたまるっきり未知の野菜果物は、リスク評価に基づいて基準値検討されるまではどの農薬も検出されてはいけない。近年輸入するようになって安全評価が進んでいない品目は、かなり安全に寄った基準になる。

東南アジアにおけるイチゴ食文化もあまりないマイナー品目扱いなので、ほとんどの農薬成分に関して評価されていない=検出されてはいけない設定になっているか、とても安全に寄った数字になっている。また、重要な品目ほどその国での安定栽培必要農薬をきちんと精査して基準設定するが、暖かい国ではほとんど栽培していないので、栽培必要農薬について使いつつ安全基準を考える動きにもあまりならない。

  

外国台湾基準値

イチゴは輸出品目として有望視されており、農水省は諸外国残留基準値を調べて公表している。

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/attach/pdf/zannou_kisei-185.pdf

https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/zannou_kisei.html

この通り、日本より厳しい国は多い。

台湾はその中でも日本基準に合わせた基準値改定をしてきた。

輸出相手国の残留農薬基準値対応した 生果実いちご)の病害虫防除マニュアル平成27年のため農薬情報は古い)にその動きが書いてある。

https://www.maff.go.jp/j/syouan/syokubo/boujyo/pdf/ichigo_shousai.pdf

台湾では生果実いちご)の生産はあるが、主要作物ではないことから日本から残留農薬基準値に対する要望を受け入れられる余地がある。2015年2月12日には台湾の生果実いちご)で違反事例が最も多かったシフルメトフェンの基準値国内基準と同じ2ppmに変更された。 輸出用の出荷量が国内消費に比べて圧倒的に少ない生果実いちご)では、輸出向け専用に生果実いちご)を生産することは困難であることから台湾等に対して引き続き残留農薬基準値の変更を求めていくことが重要と考えられる。

  

生産側の農薬使用ニーズとのずれ

今回の農薬はフロニカミド(商品名ウララDF、多分アブラムシとコナジラ対策)とシアンラニプロール(商品名ベネビアOD、多分アザミウマ対策)で、どちらも台湾残留基準値のもの日本よりかなり低い。

フロニカミドは台湾向けイチゴでよく引っかかる成分だ。天敵カブリダニを導入している状況で利用できる。似たようなシチュエーションで使う剤としてピメトロジン(商品名チェス)があり、これも台湾向け輸出で残留超過が多い剤だったが、基準値が引き上げられた。しか国内ではチェスからウララシフトする傾向がある。栽培地の状況と輸入国基準が噛み合っていない。

ベネビアも上市からまだ10年経っていない剤で、それ以前のジアミ系統(プレバソンなど)については台湾側はそれなりに基準値引き上げをしてくれているが、ベネビアの基準値改訂されていない。

手間のかかる検討を経て妥当残留基準値が設定される過程を後押しするのは農薬を使いたい生産者(と売りたい農薬メーカー)の希望なので、生産が活発でない国ではどうしても使用農薬の変遷に遅れる。

  

台湾特有検査事情

今回は基準値の違いが主な原因だろうが、台湾に関しては検査手法の違いもある。

台湾イチゴ農薬に関してさまざまな安全性評価を進めてくれており、基準値だんだん改定されている。しかし、台湾残留検査流通状態検査するとして対象にヘタを含める。日本は可食部つまりヘタを除いた部分で検査する。台湾に関しては基準値が同じでもこの差で引っかかることがある。

イチゴの花の中心部、丸い黄色いところ(花托)が膨らんで実になる。農薬は面積あたり一定量が付着するので、花のうちに散布された農薬は実が大きくなってから散布された農薬よりずっと少ない量が付いている(肥大希釈)。

実が赤くなるころには表面にただの水でもついてほしくないので、収穫の直前にはあまり農薬散布をしない。なので大きくなったイチゴの実本体にかかっている農薬の量は、同じ表面積の葉よりずっと少ない。

しかし花の時点でガク(=ヘタ)は既に出来上がっていて、肥大希釈が効かない。しかも輸出するような立派な実になる花はガクも立派だ。台湾向け出荷ではどうしてもこれがネックになる。

  

販売側の問題と輸出体制

基準クリア保証は難しいが、せめて誠実にやってほしい

これら基準の違いはとっくにわかっていることで、やや難しいが対応可能だ。なのに基準超過を繰り返し、ついに全ロット調査まで基準を厳しくされてしまたことは、手間のかかる残留基準値見直しをやって買おうとしてくれている台湾消費者への不義理だと私は思う。

国内向けにはきちんと対策していても、輸出では基準超過を出し続け評判を落として来たのが日本産イチゴ輸出体制だ。今回国内向けにも使用している産地ロゴがしっかり写った荷姿の写真ヤフーニュースにまで載ったことはそれなりに衝撃だと思う。輸出での不手際が最も恐れている国内評価の下落に繋がる。

輸出で残留基準値を超過しても、いまのところ「その商品が廃棄になる」くらいしか直接的なペナルティがない。国内では出荷回数に対して検査回数が圧倒的に少ないので、流通済みのものに遡って影響する。後は消費者取引先が離れるという社会的制裁ペナルティだ。

実際に数年前に自分対応した件でも「その国の基準値を下回ることを誰が保証するのか(あるいはしないのか)」について曖昧だった。

日本基準を守るためには、農薬登録制度、地域の防除暦、すぐ参照できる使用記録、出荷組合による自主検査と何重もの仕組みがあるが、輸出先の基準について日本基準並みの保証はできない。しかし先に挙げたような農水省技術情報から農薬の使い方を検討し、輸出向けの残留検査をするなどはできる。

輸出はJAなど出荷組合が直接海外需要者と取引する場合もあるが、卸売業者を経由する場合ほとんどだ。卸売業者が買って海外需要者に販売する形式になる。もし基準値超過があれば、取引現場では卸売業者の評判が下がっていくのだろう。しかし今回ネットニュースパッケージ掲載されてしまったように、社会的制裁部分を被るのは生産者だ。

そもそも制裁がなくとも消費者への誠実さがあるべきだ。卸売業者は、台湾に売るなら台湾の人が求める基準合致するもの責任を持って仕入れるべきだし、生産者も台湾行きだとわかっているならきちんと基準クリアするような栽培をするべきだ。どちらも国内向けなら絶対基準値超過を避ける動きをするだろう。なのに台湾向けとなるとやってしまうのは、台湾消費者の軽視ではないか

  

輸出専用イチゴほとんど栽培していない

イチゴの輸出に関して、絶対に輸出で商売していきたい、と思っている産地はほとんどない。

イチゴは花がいくつもついた枝(果房)を1本出し、花が実になって収穫でき、その間にまた次の果房が出てくるというふうに収穫の小さなピークを繰り返す。1011月ごろに1番果(最初の果房)の出荷が始まりクリスマス年末高値シーズンがある。その後早ければ1月に2番果の出荷が始まる。(市場では定植のずれや1.5番があるので販売連続する。)

2番果の最初の実は大きいし、大抵の産地で味がいい時期だが、国内行事もなく相場はいまいちだ。この時期の実を外国で高く売りたい、気温が低くて痛みにくいし、春節商戦に間に合えばなおよし、という事情イチゴ輸出を後押ししている。

そんな調子なので完全に輸出に的を絞った栽培などはごく少なく、基本的日本向けの残留基準値対応した栽培から、それぞれのレベルで「気をつけている」のが日本産輸出イチゴだ。2番果のみ台湾向けならまだ防除体系(何の病害虫に対して、いつ頃どのような農薬を使えばよいか)の組み立てができるが、1番果の輸出や2番果でもより厳しい香港などに出すとなるとほとんど有機栽培のような防除になる。きちんと「輸出用の畑では収穫予定の◯日前を過ぎたらこ農薬は使わない」など決めているところもあるが、そうではない産地が多いので頻繁に残留基準値超過が発生してしまう。日本産農産物安全であり、日本基準を守っていれば十分という誤った感覚はよく指摘されるところだ。

  

今は輸出したいくらい割安で美味い

完全な余談だが、前述したように輸出したいくらい割安なので、今の時期のイチゴは買いだ。

ネットで見かける1番果がいちばん美味しいというのは近年の秋の高温からすると無理があると思う。1番でも2番でも果房の最初の方が大きくて味がよく、後の方になると小さくて美味しくないのだが、1番の頂果が肥大する頃は気温が高く消耗しがちだ。

冬の天気が悪い地域では日照不足で味が落ちる傾向は確かにあるが、冬に天気がいい地域なら今が最高だろう。選ぶなら単純に大きい方が美味い。同じ大きさならヘタが立派なのがいい。酸味は品種差によるところが大きいが、好み次第なところもある。

  

農薬についてはきちんと安全性検討された結果の基準値が設定されていてそれで十分だ。さらイチゴしか食べないとか基準値が想定する以上の摂取量を予定している人のためにお伝えすると、自分が見てきた農薬散布が少ない冬の自主検査結果では使用した農薬でも検出限界以下まで下がっているものが多い。(これを過信して輸出して事故を起こすわけだが。)

また、イチゴ場合は葉裏にくっついて汁を吸う害虫ダニの天敵であるカブリダニの利用が基本技術になっているため、畑に天敵ダニが投入される秋以降はそいつらが死なない程度の毒性の農薬しか使えない。今回引っかかったウララDFとベネビアODは、天敵ダニを生かしつつ天敵ダニが食べない種類の害虫を退治するための殺虫剤だ。というわけでイチゴカロリー源に生きてもそう問題は発生しないだろう。

  

そんなわけで、私は1月に入ってからイチゴを大量に食べている。こちらでも栽培が増えた「恋みのり」は着色しにくい品種特性があり、色が理由で割安になっているものが多く手に入る。酸味やイチゴらしい香りが弱いという欠点はあるが、空洞果がほぼ発生せず重量があり、色がいまいちでも甘みが強いので腹いっぱい食べたい人におすすめだ。もちろん他品種も今がいい時期だ。ぜひ今買ってほしい。

2023-01-15

anond:20230115130511

じゃあそういう人の存在も受け入れろ。

自分が気に食わないからって増田攻撃するなよ卑怯者。

お前がやってる気に食わない上司増田攻撃するのは蜘蛛不快殺虫剤かけるのと同じことだ。

蜘蛛を殺す人

先日上司が自宅に現れた大きな蜘蛛にびっくりして殺虫剤をかけて殺したという話をしていた。

話を聞いているかぎり、長い足をもった茶色のそれはアシダカグモで間違いないだろう。

その蜘蛛が益虫であることは知っているが、怖いし気持ちいから殺したということのようだ。

「それはびっくりしましたね」「怖かったでしょう」と蜘蛛を殺したこと共感してもらいたくて話しているようだった。

上司仕事のできる人で部下から慕われる人格者であり、私も尊敬もしていたので、「大変でしたね」と弱めの共感を示すだけにとどめた。

私はアシダカグモ殺虫剤をかけるような人間が大嫌いだったからだ。

気持ち悪いというだけで害もない生き物の命を躊躇なく奪える人に嫌悪感を覚えてしまう。

その気持ちいか排除しようという感情は虫だけに向かうものなのだろうかと疑いたくなってしまう。

蜘蛛が嫌いなひとはこういうだろう。

「害がない?とんでもない。私を怖がらせているだけで極めて有害ですよ」と。


これは虫のことであって虫以外のことに話を広げるのは適切ではないのかもしれないけれど、

気持ち悪いという感情攻撃性に置き換える人が苦手だ。

蜘蛛を殺す人のように私にも気持ち悪いと思うものはたくさんあるが、実害のないものにまで攻撃を加えるようなことはしない。

罪なきもの気持ち悪いだけで排除されることを肯定してしまっては、

私もまたどこかの誰かの”気持ち悪い”によって排除されてしまうことを、受け入れざる得なくなってしまうからだ。

どうかこの世界に本当の寛容を。

かにとって不快なだけでなにかが排除されない社会に少しでも近づいていきますように。

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