はてなキーワード: 殺虫剤とは
ここしばらく毎日トコジラミのニュースを見てる。マンションのワンフロア丸ごと引越したり、うつ病なったり、駆除に十万だか二十万だかかかったり、絶対に被害に遭いたくない。
なにか対策はないかとフマキラーの『天使のベープ』を買ったりはしたものの、正直気休めにしかならない。毎日の通勤で人混みは避けられないし。
今1番恐れてるのはフカフカのシート。電車、バス、映画館なんかにあるやつ。いかにも“いるぞ”って感じがする。
フランスの映画館なんてではGoogleの口コミに「トコジラミに刺された」とか続けざまに書き込まれることもあるらしい。基本暗いし、上映中安心して観てられない。当分行く気がしなくなった(『マッドマックス』はじまったのに)。
電車やバスは観光客も多いし、彼らの荷物は危険物に見えてしまう。海外みたいに硬くてツルツルのシートに替えてくれないかな。それなりの費用はかかるだろうけど、殺虫剤やらその都度使うより安く済まない?無理?
ここしばらく毎日トコジラミのニュースを見てる。マンションのワンフロア丸ごと引越したり、うつ病なったり、駆除に十万だか二十万だかかかったり、絶対に被害に遭いたくない。
なにか対策はないかとフマキラーの『天使のベープ』を買ったりはしたものの、正直気休めにしかならない。毎日の通勤で人混みは避けられないし。
今1番恐れてるのはフカフカのシート。電車、バス、映画館なんかにあるやつ。いかにも“いるぞ”って感じがする。
フランスの映画館なんてではGoogleの口コミに「トコジラミに刺された」とか続けざまに書き込まれることもあるらしい。基本暗いし、上映中安心して観てられない。当分行く気がしなくなった(『マッドマックス』はじまったのに)。
電車やバスは観光客も多いし、彼らの荷物は危険物に見えてしまう。海外みたいに硬くてツルツルのシートに替えてくれないかな。それなりの費用はかかるだろうけど、殺虫剤やらその都度使うより安く済まない?無理?
俺が高校生の頃だったと思うけど
母が急に文鳥を飼いだした
それは別に好きにすればいいと思うんだけど、なぜか俺の部屋の勉強机の真横に鳥かごを置いていた
日当たりがいいとか他に場所が無いとか、そんな理由だったと思う
ヒス親として家庭内では有名だったし文句も言えず強引に置かれた
可愛いことは可愛いんだけど、一日中ピーチクパーチクうるさいし、臭いし、世話しに母親が頻繁に子供部屋に入ってくるし
だんだん嫌になった
苦しんでいるのかいないのかよくわからんかった気がするが、たしか2,3ヶ月後に死んだ
殺虫剤の臭いなのか、あるいは隣に殺虫剤のスプレーボトルが置いてあったからか、母は俺がやったことを理解していたようだった
鳥に対しては申し訳ないことをしたと思っているが、母親が自分が被害者であるかのように泣いていたのは今でも納得できない
お前は加害者だろ?
安心の住処にたまに出るあいつ、招いてもいないのにいつの間にかどこからか、長い触角を揺らし、ガソリンを塗りたくったような人工的なテカテカの体をもつあの生き物のことを、現代日本で知らない人はまずいないだろう。
一人暮らしの敵、家族で住んでても敵の、Gの呼び名で呼ばれるあれだ。
名前を冠した噴射タイプの殺虫剤、「巣まで皆殺し!」とかいう物騒なキャッチフレーズの置型殺虫剤は広く知れ渡り、恐怖と憎しみを一心に受ける虫だ。
メスのカブトムシやカナブンもほとんど同じ見た目をしているくせに、あの平べったいからだと長い触覚、何より自宅に現れるという点でこれだけ嫌われるというのもなかなか可哀想な話だ。
たしか中学生。夕方頃。いつものようにリビングにいて、ちょっとそこまでと廊下に出たときだった。普段はスリッパを履いているが、ほんの10mの移動だからと一瞬の素足の瞬間だった。
ぐねり
こう表現するのがおそらく一番近い。左足の土踏まずのあたりで何かを踏みつけた。土踏まずの部分は名の通りペッタリと地面を踏む形でなく半円状の空間ができるが、そこに”何か”はベストフィットした。
なんか踏んだな、とは感じたものの、そこまで硬いものではなく重力に従って私の足は踏み降ろされ、その勢いのまま
ずりゅん
”何か”がズレた。
巨峰くらいの大きさの粒から若干水分が抜けて薄くなり、それをまるごと踏みつけてしまった。ズレた感覚は皮から実が押し出されたのだろうと直感的に感じた。それまでの人生で一番近い感覚がぶどうだった。
あってるけど合ってない。
あとはそのまま、足を退けて目に入った明らかに果物とは違う毛の生えた脚に自分でもよくわからない叫び声を上げて垂直に飛び上がった。
叫び声を聞きつけた家族が跳ねる私と事故現場を見て混乱していたが、説明している余裕なんてない。
感覚を振り払いたくてビョンビョンと飛び跳ねながら風呂場に直行し、足裏を風呂掃除用の硬いブラシで力を込めて擦った。おいてあった掃除用洗剤やらアルコールやらをぶっかけて風呂椅子に腰掛けて片足の裏を半泣きで覗き込み、一心不乱にこすり洗いをする姿を自分で俯瞰して、そういう妖怪のようだと一瞬思った。砕けたパーツがくっついていなかったのが不幸中の幸いとでも言うべきか。
気の済むまで洗って風呂を出ると事故現場はもう無かった。聞けば兄が後処理をしてくれたという。「バラバラだったわ〜」とのコメントは余計だが、見なくて済んだのはありがたい。身体部分と羽部分が分離していたといい、つまり、あのときの「ずりゅん」は上から斜めに力が加わったことでソレが分解された感覚だったのだ。ぶどうと思った厚みと感覚の納得感とともにあの類の甲虫を踏むのはぶどうを踏むときに似ているという本当に要らない記憶が残った。
余談だがその後しばらくはひたすらインターネットで同じ体験を検索し、よくあることだと自分を納得させた。調べた中で多かったのは靴の中に潜んでて気づかず踏んでしまうケース。出勤前に勢いよく踏み抜いて「パンッ!」と音とともに弾けさせてしまった人もいた。スリッパの中にいたとの投稿もいくつか見られた。しかし、ネットをいくら探しても私と同じ生足で踏み抜いた人はいなかった。あれはゴキブリの警戒心と人間の迂闊さが合わさった一瞬の奇跡の出来事だったのだ。そんなレアな体験をしたいと頼んだ覚えはないのだが。
無理なお願いとはわかっているが、基本的に警戒心が強く薄べったくて危険からの反応速度が0.11秒とも言われる奴らのくせに、人間が必ず使う箇所に隠れるのはお互いのためにやめていただきたい。こちらも無駄に命を奪ってしまった罪悪感が残り、「力が強すぎてちょっとのことで人間を殺してしまう巨人」の気持ちはきっとこんな感じなのだろう。
以上、ゴキブリを素足で踏んだときの感覚は半乾きのぶどうを踏んだときと同じである。この文章を読んだ方もその感覚を想像してみてもらえると、あの時の私も浮かばれる気がする。
実体験でもいいし、実体験でなくてもいい。例としてはこういうやつ。よろしくお願いします!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/277488
https://jp.reuters.com/article/idJP2021010401001373
https://www.sankei.com/article/20230911-6H64UQAOGJKWNEVRVFSIKSY3RY/