「楷書」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 楷書とは

2016-12-04

習字を習っていた人は楷書が一番難しいと知っている

政治家の変に特徴的な書初めとか、テレビに出てる書家のショボい草書体とか見てすげーうまいとか言ってる素人を見ると突っ込むかどうか迷ってしまう。全然うまくねーよ。

書道で一番難しいのは楷書楷書の手本である欧陽詢空海を完コピできる書家が世の中にどれだけいるのか。書道楷書にはじまり楷書に終わるんだよ。

2016-12-03

黒柳徹子が書いた「桜」

さっき、『日立 世界ふしぎ発見!』で、黒柳徹子が解答に「桜」と答えていた。ちなみに正解。さすが。

重要なことは黒柳徹子が綺麗な崩し字で「桜」と書いたことだ。

「桜」の崩し字は、木編に「ツ」みたいな三本線の下は平仮名の「あ」みたいな字。

気になる人は「桜 崩し字」で検索してほしい。

お手本通りの、きれいな「桜」の崩し字。

黒柳徹子昭和8(1933)年生まれ

書道とかは除いて、彼女世代が、日常的に崩し字を書いていた最後世代になる。

私たち(敢えて主語をでかくするぞ、体持ってくれよ!)は、崩し字というか草書の文化を失った。

筆記具は筆から鉛筆ペンになり、縦書きから横書きへ。筆記から印刷へ。

日常的に漢字を崩したり、文字連続して書くことは専門家以外にしなくなった。

大学などで習いはするから、読める。けれど、それを日常で書くことはない。

常用漢字という「崩し」で、はっきり楷書で書く時代に生きている。

楷書常用漢字批判をしたいわけじゃない。回顧したいわけでもない。

ただ、黒柳徹子テレビ番組で電磁的なボード何の気なしに書いた崩し字と、それがまだ可能だった平成28(2016)年。

私はこれをしっかり心に留めてこれから21世紀時代を生きていきたい。

2015-01-19

http://anond.hatelabo.jp/20150118215150

http://goo.gl/qPX3p

を参照するまでもなく、大河のアレはさんずいが不自然

明朝ぽいデザインになっても、要素としては楷書デザインの変型。

三画目の長すぎるハネがデザイン整合性に悩むし、木版であえてそういう箇所を作るかっていう。

また、ハネだけでなく、墨溜まり石井明朝のような昭和ぽいデザイン

あのさんずいの三画目がなければまったく目立たなかったと思う。

2015-01-18

大河ドラマ花燃ゆ』にパソコン明朝体フォントwwwの誤解

辞書編集者の飯間氏が指摘したのは「PCで使用されるようなフォント丸出しの字体大河ドラマで使うのはどうなの?」ということなのだが、その反応を見るといくつか誤解しているコメントが見られる。

1.「幕末明朝体って……」→明朝体は当時にもあった。指摘されているのは当時なかった字体花燃ゆで使用されたのは小塚明朝と言われている)が使われていたということ。

2.「小道具古書の題字がフォントを打ち出して印刷しただけって…」→そうではない。ドラマキャプチャー画像と小塚明朝で打ち出した「海防臆測」を見比べれば分かるが、ところどころ異なっている。ハッキリ分かるのは「防」の4画目。小塚明朝を参考にして綻びを入れながら美術が書いたと思われる。ハム速コメント欄には字体の違いからハッキリ「小塚明朝ではない」という意見もあるが。

どんな字体なら文句でなかった?

PCで使用できるフォントでも当時使用されていたような楷書体だったり康煕字典体があったりするので、それを元に小道具の書物を作れば良かった。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん