はてなキーワード: 検索キーワードとは
https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/about/recruit/jieikankoho.html
よく言われるメリデメは調べればいくらでも出てくるから、あんま言われなさそうなメリデメ挙げる。
まず、ピアス・タトゥー(これは今はイケるかも。調べて)・髪染めはやめろと言われる。外す・消す・黒くすることに抵抗なければおけ。
あと、地元に近い勤務地が良いとか行きたい地方、やりたい職種があるなら4月入隊。
場所も職種もどうでも良いから早く貧困抜け出したい、強いて言えばちょっとした人脈作りたいならそれ以外の月の入隊(季節入隊)をオススメする。
季節入隊はすげえ博打感あるんだけど、半グレとか元起業家とかトップ営業とかニートとか多様な人が入ってくる。
季節入隊の募集は4月入隊で辞めた奴の穴埋めがメインの目的なので、希望の勤務地・職種に行くのは難しい。
徹底的に金を使いたくないなら酒の付き合いを断るキャラ作り、は面倒くさいので防衛省の定期預金とかiDeCoとかつみたてNISAとかで給料天引きして無理矢理にでも使えなくして言い訳にする。あと自衛官生活用便利グッズの購入はよく吟味して、すぐには要らないと思ったら退官する奴からのお下がりを狙う。
思想的にキツいとか、既婚だとか恋人がいるとかなら、貧困から抜け出すことと天秤にかけて自分で決めれば良い。約25万人も所属する組織なのでどうせ一枚岩じゃない。最短でも3年ほどかかるけど、曹になれば外に住める。
間違ってたら補足してくれ。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/rishokusha.html
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/kensaku/GECA150010.do?action=initDisp&screenId=GECA150010
タッチタイピングと、Excelで関数使って最大値とか最小値とか平均値とか、中学レベルの集計ができるようになればおけ。
Wordとかパワポは、正直タッチタイピングさえできれば勝手に使って覚えるので、モーレツに事務員志望で差し込み印刷とか覚えなきゃとかでない限りわざわざ教育受ける必要はない。
なお事務と名の付く職種はいずれも競争が激しく、未経験者歓迎と謳っていても経験者が採用されるケースが多いので注意。
もしWordとかパワポの講義の時間が与えられたら、講義は一切無視してスマホで調べながらPC触りまくって扱いに慣れておく。
スマホでの検索キーワードの基本は「チートシート」。これに「Windows ショートカットキー」とか「Excel 関数」とか追加して検索する。
PCがインターネットに繋がってるならスマホ使わなくて済むので好都合だけど、こればっかりは色んな場所色んな環境で講義やってるだろうし分からない。
PC使えるようになったら、次にどの訓練を受けるかは自由にしたらいい。
と言いたいところだけど、
のいずれかに当てはまる場合、VBAとGAS(あるかは知らないけど)以外のプログラミングを職業訓練で学んで貧困から抜け出すのはかなり難しいと思う。
ちょっと↑の職業訓練検索サービスで調べてみた感じ、オススメは、
のあたり。
選定理由としては、需要が安定していて一定の収入が見込めるのと、PCに詳しい人があまり多くなく活躍の場を得られやすいから。
社会情勢によっては
ネットを通じて色々見られるようになったので、活用できている人はいるのだと思う。
Webのどこかには転がっているとか、検索キーワードを思い出せなければ見つけることが出来ないとか、個人的に困っている。
タイトル詐欺のような物に一喜一憂するのにも、もうしんどくなってきたし、
togetterのような一見まとまっているようでいてまとまってないのを後から追いかけるのも疲れてしまった。
サーベイ論文のような物ができれば良いと思っているが、検索だと同じ記事のコピーばかりが出てくるようになって、網羅性を担保するのが難しくなったと感じている。
ブックマークをつけておく、Webクリップとして残しておくといっただけでは、後々活用できないというのは経験済みで、
代わりになる方法が見つけられずにいる。
最近だと日本語と英語だけ見ておけばなんとかなっていたが、最近だと中国語発のも増えてきた。
中国語発信で定点観測するサイトを探すだけでも、日本人の自分にはかなり労力がいる。
翻訳機能を使って中国語で検索かけるが、ニッチな専門でそれなりの頻度で更新されるサイトに出会えない。
最近、SEO会社とお話する機会があって、最新のSEO技術にびっくりしちゃった。
検索キーワードの埋め込みとか広告の出し方や、有名インフルエンサーのステマ?みたいな話なのかと思ったら、
discord や tiktok にコミュニティ作って、20人くらいが24時間3交代で数か月常駐して、界隈の話題をしゃべりまくって
あたかも、その話題で一部が盛り上がっている感を演出することで、最終的にバズらせるという代物だった。
確かに、2-3人の有名インフルエンサーに商品紹介してもらっても、ステマなのバレバレだろうなって思っちゃうけど、
20人も居たら、みんな本気で楽しんでいるだろうなって錯覚しちゃうし、面白そうなことやってたら、
そりゃ人は集まってくるし、コミュニティが十分に大きくなった時点で最初の20人の大半は契約終了でフェードアウトするんだと。
ここ数年、何が面白くて流行ってるのかよく分からないのに流行ってるものを見かけることがあって、
若い子には流行ってるんですよって言わると納得するしかなかったモノの背後には、
こういういやらしい仕掛けがあったのかもと今更ながら思ったわ。
でもまぁ、それで経済が回るなら、それもいいんじゃね?と思った。
昨日のくりいむなんたらって言えば分かる人は分かるかな。
あれでジュリアナ東京を知っている若者が25人中0という結果になったよね。
漫画やアニメとなると、その時代に生きた人が精力的にネットに情報が整理していて学ぼうと思えば学べる環境が整っているということなのか、お前その放映時に絶対生きてないだろっていうティーンが何十年も前のアニメとかも語れるという例は普通にある。ガンダムとかその典型だな。その特撮版が仮面ライダーで、その共通点は今も絶賛新シリーズ放出中で、若者が「昔のシリーズはどうなっていたんだろう」と興味を持つきっかけを内包しているということ。
しかしジュリアナ東京のようなより純粋な時事ネタは、その言葉を知るきっかけに乏しい。パラパラとかお立ち台という言葉を辞書で知る機会があったら、なんとかそれを検索キーワードとして手繰り寄せればたどり着くこともあるか、ないか。
二次元系のオタには懐古趣味を併発している人もいるものだから、25人中誰も知らなかったのはオタクといえどもここまでかなと一瞬思いそうになったが、さすがに25人に1人の確率で存在するほどオタクも安いものじゃないわなとすぐ軌道修正した。
「時事ネタオタク」というのもいなかったんだろうかと同時に思ったが、同じように考え直した次第。
もしも真面目にZ世代が平成昭和後半の時事ネタに詳しいオタクになろうとしたなら、図書館にある新聞の縮約版を読めというのがまずは考えられそうだ。
でもテレビではやっていて新聞には載らなかったネタなんかもありそうで、完璧を期すには程遠い方法論な気もしてくる。
俺も25歳でz世代なのか微妙な年頃だが、当時流行ったタバコの銘柄なんかもしあったとしても、新聞にも放送アーカイブを検索しても出てこないだろうし、やっぱどう考えても当時を生き抜くという最強のアドバンテージには若者ではどうやってもかなわないものがある気がしてくる。
今の自分の観測範囲外に、観測範囲内で一番面白い漫画の10倍面白い漫画があるのだとしたら、これはもう観測範囲を広げるしかないわけで。
死ぬその瞬間までその10倍面白い漫画を知らなかったらすごく悔いが残ると思う。
今はwikipediaの漫画雑誌一覧やレーベル一覧からも情報を辿れないひとり出版社や独立系出版社というものが続々出ているらしい。
独立系出版社で出されているのはちょっとその概要を調べる限りはルポや小説が主なイメージだが、おそらく漫画を出している出版社も絶対にある。
もしもそのなかに自分にとって一番刺さる漫画があるんだとしたら、見つけるまでは死んでも死にきれない。
むしろ、はっきりいってその漫画以外の漫画を読んでいた今までの時間の方が時間の無駄だと思うぐらいで、もし神様が漫画というものに興味を持った瞬間に俺にとっての一番面白い漫画を提示してくれたなら、漫画を読むときはそれだけを読むと言うのが時間の最も有意義な使い方だと思う。
今俺が漫然と数週間後には読んだことも忘れるような漫画を読んでしまっているのは、発掘行為に対する苦しさへの逃避と、一時しのぎの中途半端な楽しさを享受するための妥協に過ぎないのだ…。
脱線気味なので話を本題に戻す。
つまりそういうひとり出版社とか独立系出版社にしか漫画を出してない人が、読者であった以前にはその漫画家や出版社の人間とリアルでのつながりがなかったような読者と需給の関係を結んでいる事例があってもおかしくないと思うわけだ。
そのようなリアルでのつながりがなかったような読者、つまり読者になる以前にはその人と友達でも、ご近所さん等地理的な距離による地縁があるでも、職場の人間でも、その他あらゆるリアルのつながりがなかった読者は、どうやってその出版社や漫画家を知ったのだろうと思うわけだ。
漫画通には単なるメジャーマイナーではなく、そういう漫画家を知る(発掘する)方法を会得していて、そういった漫画家の読者の一員に滑り込むことさえできる猛者もいるんだと思う。
私はその方法を知りたいのだが、問題を単純化するため、リアルの中で見つける方法はひとまず置いておいて、まずは「インターネット上のそういった出版社をどうやって見つけているのか」ということに話題を限らせてほしい。
今まで書き忘れていたが、そういうわけで私が今念頭に置いている出版社はネット上にSNSでの発信やサイトを開いているという前提が条件としてついてくる。それがないとリアルの中で探すしかなくなってしまって話がややこしくなるので。
具体的に方法として訊きたいのは、たとえば検索ワードを選定するときに意識していることはあるかといったことだ。言い換えれば、そういう出版社とかが出て来るような検索キーワードで意識的あるいは無意識的にググるセンスをどうやって磨いているのかということが知りたい。いうまでもなく言葉を知らない奴より言葉をたくさん知っている奴の方が検索の世界では強いし、さらにやみくもに言葉を打つよりもその界隈の情報がヒットそやすい語群というのがあるわけだ。たとえばこれは倫理的に悪い例だが、ネットでアニメを見る人は単にヘボン式の綴りの知識だけでなく、日本語タイトルをローマ字にしたときどこで区切るものかということを心得ていたりする、みたいなことがある。その変換が半ば瞬時にできるぐらい研ぎ澄まされている。
さすがに「ひとり出版社」と検索して漫画を出している出版社がごろごろ出るほど甘くはないわけで、一つ捻った言葉で検索するセンスが必要なのだとはわかるわけだ。
俺がやってるのが検索時は適度にゆっくり入力して、検索サジェストに出て来る言葉で知らない言葉で漫画関係っぽいものは片っ端から検索することと、あえてたまに誤字って検索してセレンディピティを誘発させたりしてるが、今のところ収穫はないので、これらの方法はだめそうだ。
というわけでそういう出版社にたどり着いたことがある諸賢が見ているなら、そのとっている方法を教えてほしい。
dorawiiより
もしも商業漫画よりも同人誌に面白いものがあるんだとしても、それはまあいっかと思えてしまう。これはもう俺が思えるか思えないかという問題なんだけど、同人誌を探すきりのなさは身に染みてわかっているので、あきらめがついてしまうという感じかな。商業で一番面白いのが見つかれば十分なんだ。
なので勝手ながら、出版社(法人)と契約してる漫画家縛りとさせていただきたい。
出版社を介している以上個人出版(自費出版)ではないものだと思ってたんだけど違うの?逆にkindle無料漫画とかもろ個人出版の典型例だよね。
あくまで俺の興味は同人誌ではなくビジネスとして仕事上のパートナーからマネー(原稿料等)を得る対価として作られた作品にある。
全く趣味で作られた(ものでもないものもあるがこの際細かいことはどうでもいい)同人誌はさすがに有象無象としてどうでもいいやと割り切れるので。
「ゆっくり茶番劇」の騒動は、商標権者側が放棄手続を行うという発表で幕引きされた(実際にされるかはこれからだが)。
そもそも登録されないためにはどうすればよかったのか、これからどうすればいいのか、現実的な対応をまとめたいと思う。
特許庁の「特許行政年次報告書」によれば、2020年に年間で登録される商標の数は実に約130,000件に上る。
https://www.jpo.go.jp/resources/report/nenji/2021/index.html
「ちゃんと周知徹底しろ」「利害関係者に自動で伝えるシステムにしろ」という、分かったような苦言をよく見るが
この方々の脳内では商標登録は年間で数百件ぐらいのイメージなんだろうなと思う。
年間13万件の個別の商標公報をいちいち国民全部に周知するのは現実性に乏しく、
実際にシステムを作ったとしてもこの人達は絶対に見ないし税金の無駄だとか文句言うだろう。文句しか言わないから。
商標が登録されるまでは「商標公開公報」と「商標登録公報」の2回公報発行がなされるので、そこで気づくしかなかった。
逆に言えば、特許庁からすれば『2回も公報発行した(+異議申立期間も設けた)のに何文句言ってんだお前ら』という感じ。
ただ、商標の年間の出願・登録件数は上述した通り多く、個別の商標公報をいちいち国民全部に周知するのは現実性に乏しいので、
必要な分野や文字の表記等について、J-PlatPat等の検索ツールで自分で確認をしに行くというシステムがとられている。
また、今回の騒動で知った方も多いとは思うが、商標登録を阻止するための方法は下記3種類が挙げられる。
・異議申立(登録後2か月:誰でも可)
登録後2か月が経過すると権利化阻止のハードルが跳ね上がるので、できれば公開公報が発行され、まだ審査が進んでいない時点で情報提供を行っておきたい。
(※情報提供も異議申立等と同じく、商標法の登録要件をどう満たさないかを法に則って説明する必要があるので、弁理士に任せよう)
基本的には「自分が取られたら困る言葉についてウォッチングしておく」or「取られたら困る言葉は先に取る」しかない。
守るべきものが明確だと思うので、民間の商標調査会社が提供している商標のウォッチングサービスを勧めたい。
(ステマだと思われたくないので、詳細な会社は「商標 ウォッチング」で検索して見比べて欲しい)
当然お金はかかってくるが、ウォッチングにかかる手間を代行して商標ゴロや競合の類似名称出願のリスクを低減してくれるのと
外国での商標対策や 無効化等についてもワンステップで相談に乗ってくれるところもあるため、
もし商標に関して付き合っている特許事務所等がない/ウォッチングサービスをやってないならこの機会に検討をしておきたいところ。
今回の騒動でも、外野の知識のない方々が間違った情報で騒いで関係各所に大きな混乱が発生したので、
正直、正当な権利者でもないあなたがどうこうする問題ではないとは思っているが、
好きな界隈についてこの機会に自衛を考えたい、という気持ちは分からなくもない。
ただ、上記のような調査会社が個人と契約してくれるかは不明だし、契約してくれても個人で運用するには結構高額なので、
Twitterの商標速報botの活用を勧めたい。公開された商標出願の内容をタイムリーに全部つぶやいてくれるという優れものだ。
https://twitter.com/trademark_bot
このbotから自動で特定キーワードを拾ってくるシステム等を作ってもいいだろうし、
twitter検索であれば「from:trademark_bot (検索キーワード)」で商標速報botに絞ってキーワード検索もできるので、
「何か個人でやれることを見つけたい」という人はそれぐらいから挑戦するのもいいだろう。
特許庁の今年のシステム刷新によって、商標関連の公報は毎日公開される運用に変更になった。
仕事でもないことで日常生活に差し障っては何にもならないので、1か月に1回等、日を決めて運用するのがいいだろう。
もし一見問題となりそうな商標出願が見つかっても、あなたがイメージする問題と実際に商標で起きる問題は範囲が異なることが多い。
(今回の騒動でも、ゆっくりジャンル全体に影響が出るとカッとなって誤解したり、ゆっくりの絵柄にまで権利が及ぶと勘違いしている人も多かった)
アクションを起こしたり騒いだりする前に、本当に影響があるものなのかできれば専門家(弁理士)に相談しよう。
俺の田舎にロシアのテーマパークがあって、それの思い出がとてもきらきらしいのに何で今こんなことになっちまってるんだろうという懐古話だ。
ググればWikipediaは出てくるが、写真が既に潰れたあとの廃墟画像でしかない。
でもあそこはとてもきれいな、光り輝くような場所だった。少なくとも俺の脳内では。
新潟なんて、特に冬は、毎日たいていどんより暗い。雪降るし雨降るしみぞれも降る。
関東から嫁いできた俺の母親は俺の幼少期のころからうんざりしていたようで未だに愚痴る。晴れの日が本当に少ない、寒くて暗くて気が滅入ると。
でもロシア村ではそれが反転する。
あそこでは雪が降ってる方がいい。明かりをたくさん灯すので、暗い方が映える。暗い中に白いものが舞っているのが照らされて見えるのも美しいが、施設そのものがとてもきらきらしく作られていたので明かりが灯るとそこらじゅう何もかもが輝き出しているように見えた。
教会のあのタマネギみたいなかたちの屋根、ステンドグラス、当時の俺の身長の何倍くらいあったのか、大人でも見上げるような高さの大きなクリスマスツリーに飾られた玉飾り。
反射された光が雪の地面に落ちて、なお光っている、その光景。
ロシアの伝統衣装で着飾った、完全にスラブ系の顔立ちのスタッフたち。
明るく照らされた館内に敷かれていたカーペット。
土産物のマトリョーシカの、俺の小指の一関節分くらいしかない一番小さいやつに至るまでに手描きで施された繊細な模様。
全部、とても、きらきらして綺麗だった。
ハスキー犬かひょっとしてマラミュートだったのか、でかい犬が何頭か飼われていて犬ぞり体験とかやっていた。乗りたかったが乗れなかった。時間がなくてだったか、それとも犬ぞりやるには雪が足らなかったんだったか。
マトリョーシカと、あとサンタクロースのガラス細工を買ったはずだ。ロシアのサンタは青いのだと紹介されてて、青いサンタのガラスの人形を買ったはず。深い濃い青のサンタ。どこ行っちまったかなあれは。
それと、アライグマの尻尾のついた、毛皮の帽子。子どもに買い与えられたものだから流石にマジモンの毛皮ではなかったはずだが、いかにもそれっぽいかたちの、そして実際ちゃんと暖かい帽子。めちゃめちゃ気に入って何年かかぶっていた。本物の毛皮のマフとかも売っていて、とても手触りが良かった。
あとなんか、キャビアとか食べた気がする。三代珍味だつって親が食わしてくれたのだが、そもそも当時えらい偏食だった俺には何がそんなに評価されている旨さなのかよくわからなかった。あんまりしょっぱくもなくて、なんかこう、変な味だったような、「なんじゃこりゃ」ってなった記憶だけがある。ボルシチも食べたんだろうが、ちょっと変わったビーフシチューみたいな感じだったような。あんまり記憶にない。
記憶にあるのは子ども3人連れでヘトヘトで食堂の長椅子(俺の向かい)に腰掛け、子どもに何か食わせながら父を待っている厚着した母親。
あとはとにかく、きらきらしてきれいな建物と土産物屋とスタッフたちの姿ばかりだ。
寒くても暗くても何も気にならなかった。毛皮は暖かく、建物は照らされ、ステンドグラスは色とりどりで輝くようだった。
電気の明かりも当然あったが雰囲気出すためかガチのロウソクも随所にけっこうあって、その小さな火の灯りがものを照らすさまが美しかった。
Wikipediaの写真は閉園後の廃墟だし、検索キーワードのサジェストは心霊がどうのこうのとかだし、今のロシアとくりゃご覧の有り様だが、
俺にとっては寒くて薄暗い中できらきら輝いている、青いサンタとアライグマの尻尾の帽子の国だったんだ。
どうしてこんなことになっちまったんだろう。