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はてなキーワード: 桑の葉とは

2023-03-02

昆虫レストラン誕生日を祝ってもらった

コロナの前(※調べたら、2020年12月だったわ。19年と勘違いしてた。失礼!)に

昆虫食のフルコース自分誕生日祝いで行ったことがある。

自分は食の仕事してるので、世界中の色々なものを食べたくてしょうがないのだけど、

パートナーは、まあ普通の食いしん坊という感じ。

最初は「えー、気持ち悪い」「私食べられないやつあるかも」といわれつつも、

美しく盛り付けられた料理写真を見せたり、シェフエルブリスペインの超有名なイノベーティブレストラン)での修行経験あることを伝えたり、などなど精一杯プレゼンして何とかOKをもらった。

【先に結論

ここから延々と食レポ書いていくのだけど、食べ終わった感想はこんな感じ。

出汁材として使われたら、ほぼ昆虫だと判別不可能

・幼虫系は普通に柔らかくて食べやす

・成虫系は硬い。川海老唐揚げかいければいける

・肉や魚では感じたことない果物/花のようなフレーバーがするものがあった

・それらは人口的に作られた香料と違って自然ほのか香りで洗練されていて、普通に感動した

・常食はしないかもだけど、出汁パックとかだったら使ってみたい

食レポ

19時に一斉にスタートするタイプコース形式で、

お店に入るとまずはウェルカムドリンクスナック

一品目)コオロギせんべいコオロギビール

コオロギスナック

コオロギ出汁を煮詰めたもの小麦粉を混ぜて固めて焼いたせんべい

前評判通りのエビ風味。食感も少し硬めで、「坂角本店海老せんべい」によく似てる。

マッシュルームトウガラシの粉をかけて少しスパイシー&うま味盛りしてあった。

コオロギビール

こおろぎ発酵時に入れたフレーバー黒ビール

黒ビール特有チョコレート風味はあるが、甲殻類感などは全くない。

苦味と濃さも強め。で、とても好み。そういえばむかし、

ヤッホーブルーイングが「前略好みなんて聞いてないぜSORRY」という

ビール鰹節を入れて発酵させた物があったが、それと同じロジックのようだ。

(2品目)ガンもどき春菊コオロギ出汁で炊いたん

コオロギ乾燥させる時に出てきたエキスと、

椎茸出汁を合わせて作った出汁で、ガンもどき春菊を炊いた料理

ガンもどき特に昆虫使ってるとかではない、普通のガンもどき

まぁ、海老出汁という感じだけど、濃厚なタイプエビ感は無い。

普通に和割烹とかで出てきても良いような感じの上品さ。

コオロギってわざわざ言われないと気づかないので、

こういう形で広まるかもなあと思ったりした。

解説によると小麦ふすまを与えて養殖したコオロギらしい。

特に小麦香とかは無かったけど、餌によって味は変わるんだろうな。

(3品目)コオロギ醤油雲丹

雲丹に、コオロギだけを熟成させて作った醤油を塗った物。

下には最初コオロギせんべいが添えてある。

マリアージュで合わせる酒は加世田30年という熟成させたコーン焼酎

大豆を使わずコオロギだけを8ヶ月発酵させた醤油だそう。発酵するんだな・・・

作り方は乾燥させて砕いたコオロギと麹を混ぜて発酵させるとのこと。魚醤ならぬ虫醤。

うま味はきちんとあるものの、甘味がかなり少ない。

薄口の大豆醤油もっとキリッとさせたみたいな感じ。

香りは麹の香りがメインでこちらも特に昆虫フレーバーは無し。

いわゆる魚醤のような癖のある臭いではまったくない。

甘味が少ないので、甘めの食材と合わせると良さそうということで雲丹なのだろう。

コーン焼酎もおそらくフレーバーは香ばしさで合わせて、甘い香りを補う狙いだと思う。

(4品目)カボチャスープ蜂の子ソース

ここでようやく新しい昆虫日本でも昔から食べられた蜂の子

料理の前に「この子たちですよー」と、アクリルボックスに入った蜂の巣を見せてくれるプレゼンテーション。

集合恐怖症の自分には正直かなり厳しい。(まあ絶対こういう演出あるだろう覚悟はしてたからいいけど)

まり直視しないように解説に集中する。

さて、料理の方は甘しょっぱく煮込んだスズメバチの幼虫とサナギソース

カボチャポタージュに落としながら飲むスープ

まあ見た目は幼虫とサナギそのままなので、ザ・虫。

とはいえソースも濃厚な茶色なので凝視しなければあんまりからない。

キャラメリゼされたナッツ香が特長的で、レーズンのような舌が少し収斂するような味わい。

バター感のあるカボチャスープと合わせると、プチプチとした食感とも合わさってなかなかに良い。

マリアージュで合わせるのはボタニカルジンキハダトニックウォーターで割ったもの

スープソースの濃厚さを上手く柑橘香で流してくれた。


(5品目)セミの幼虫&樹液気分ジュース

さぁ、いよいよ昆虫感が出る料理が増えてくる。

植木鉢のような器に木の枝。その先の葉っぱには蝉の幼虫がくっついている。

小学校の時に夏休み集めまくった、抜け殻のあれである

やばいかなと、パートナーをチラッと見るが、全く大丈夫のようだ。

アブラゼミミンミンゼミの幼虫を乾燥させてカラッと揚げたとのこと。

中は思ったよりもジューシーでプチュっとした食感。味は出汁感が強い。

海老唐揚げのような香ばしい感じかなと思ったけど、思ったより香ばしくはない。

香りアーモンドとかのナッツかにかい。成虫になるともっと香ばしくなるらしい。

食感が柔らかめなので、個人的には殻付きの甲殻類唐揚げより好きかもしれない。

合わせた樹液ジュースは、*****と******、***と**(注:これ演出としてクイズだった!ネタバレしないほうがいいと思うので伏せ字にしました)を合わせたもの

ストローセミになった気分で飲む演出。味は、まあ不味くはないけど普通材料の味がする。

(6品目)イナゴトルティーヤ

このコースで一番食べたかったメニューがこれ。

仕事タコスを作ったりしているので、「オアハカ昆虫タコス」は昔から気になっていたので

非常に食べてみたかった一品

イナゴパウダーを練り込んだトルティーヤ生地ベース

焼いてパリパリにしているので、トスターダというのが正しいかな。

イナゴの味的には先程のスズメバチソースのような甘酸っぱい系に仕上げてある。

ベリー感が来るので、ラズベリー系のソースで煮てあるんだと思う。

下にフリホーレス南米黒豆の煮込み)が敷いてあり、味の緩衝材になっている。

見た目はイナゴ佃煮大丈夫なら問題ないレベル

食感は比較バリバリしていて、イメージしてる昆虫食に近かった。

そのまま使う昆虫(成虫)はやはり「硬さ」が一つネックになりそうで、

それを他の食材パリパリに焼いたトスターダ)とかで合わせるのがコツのようだ。


(7品目)イノシシローストイナゴ醤油ソース、韮の蕾のケッパー添え

メインディッシュ

ロゼ色に綺麗にローストされた猪の上に黒ニンニクイナゴ醤油を使ったソースがかけてある。

昆虫の見た目は全くない。普通に美味しい。

イナゴ感みたいなのはからない。パートナー的には一番美味いとのこと。

普通食事が良かったんだね。ごめんよ。と少し思う。

(追加ドリンクタガメハイボール

名物ということで飲んでみたかったタガメハイボール

タガメ発情すると青リンゴに似た香りが出るようで、

かにジムビーム アップルっぽい感じがする。

ただ、それよりももちょっと繊細のような感じで、

人口的な強さがない。個人的には青リンゴよりも洋梨香を感じた。

話を聞いたら、ベースウイスキーブラックニッカとのことらしい。

タガメ漬けるだけで、あれこんなに美味しくなるんか。

(8品目)コオロギラーメン

昼間ランチで出してるというラーメンを〆めで出してくれた。

ヨーロッパエコオロギと二星コオロギの合わせ出汁ということ。

エビ系のあっさりした醤油ラーメン

出汁感はとても強く感じた。だいぶ酔っ払ってきたので、この辺りのメモ適当になってる。

デザートカイコの糞のアイスクリームアップルタルト

今回、全ての料理の中で一番美味しかった。カイコの糞を混ぜ込んだアイスクリーム

ほうじ茶香りのするアイスクリームで絶品。

アイスほうじ茶は入れておらず、桑の葉っぱを食べたカイコの糞を混ぜて香りを作ってるらしい。

これ以外も桜の葉っぱを食べさせると桜餅香りのする糞だったりと、

非常に面白い食材可能性を感じた。

糞を食べるのは結構抵抗感がすごいけど、

カイコの糞は、蚕沙というちゃんとした漢方にもなってるくらい昔から食べられていたらしい。


という、感じで全9品。店名は書かないけど調べれば出てくると思うので、

チャレンジャーは試してみても良いかなと思いました。

追記

いっぱいブコメどうもです。ちょっとだけ返信。

>どっかから依頼されてるの?電通か?

いや全然wなんとなく最近コオロギがすげえ叩かれてるから

結構美味しいのになあと思ったので、書きたくて書いただけ。

オーナー料理説明を毎回してくれるんだけど、

本当に虫取り小学生みたいにキラキラ語ってて本当に好きなんだろうなーと思ったんよね。

なんとなく、そういう人が流れ弾で叩かれたら嫌だなってのがあったかな。

>Antcicadaでしょ?

うそう。1コメ目で店名当てられてびびった。

俺のレポよりもずっと詳細で写真付きの記事あったので、恥ずかしいわ。

ちゃんと調べなくて書いたけど、結構な有名店にだったのね。

パートナーの食後の感想はどうだった?

普通に美味しかったし、楽しかったって言ってくれたよ。

彼女がおおらかな性格なのもあるかもしれんけど、

「食べてるうちに、あんまり気にならなくなった」らしい。

>そこ、もう予約取れなくなってるらしい

そうだろうなと思う。最近2万円弱くらいの客単価のコース系の

レストランは本当に予約取れないよね。

俺も勉強を兼ねて色んなレストラン回るけど、

真っ当な個人店はほとんど紹介じゃないと無理。

いいなと思った店は次回の予約も入れる(人はその後に集める)ことが多いなあ。

>休業中だって

3月から再開みたいだけど、まだ告知HPには来てなかったね。

新しいシェフになると味も変わるだろうし、また食べに行きたいなあ。

2023-02-28

anond:20230228105346

どうせなら蚕の蛹にすればいいのにな。

家畜化された昆虫だし飼いやすい、昔から食べられてきたくらい虫の中では美味、絹が作れる、蚕の糞は蚕沙という漢方薬になり血液の流れを良くしたり、神経痛や関節痛、胃痛に効く上に桑の葉茶のような上品香りで、色も美しい緑なので着色料としても使えるパーフェクト食品

2022-12-05

anond:20221204135309

サプリでギムネマを食前に飲めば、糖の吸収を抑えたと思う。

私はお茶で試したけど、最初おなかが張ったので、やめてしまったけど

いまならいいのがたくさんあるかも。

桑の葉

白いんげん

2021-06-29

anond:20210629111110

大学生かな?w

この話をつきつめるとバベルの塔みたいな話になってくるからやめるけど、個人とか自宅とかに置き換えてみればいい。

自分の庭に隣人の柿の木の枝がのびてきたり、熟した柿が落ちてきたら抗議する、それがまあ「利害」という概念のプリミティブな例である

簡単にいうと「争いの火種」ってことかな。

企業活動通貨金融経済活動というルール指定されているのでそのルールを逸脱した利害行動はできない。

たとえば暴力だとか、不法占拠だとか。そのかわりに法律と金が動く。

いっぽう国家民族においては、その国家民族を「定義」した時点で利害が発生する、と考えている。

たとえばウイグル人東トルキスタンという国がもともとあったから、中国侵略されても、中の人間が「我々は東トルキスタン人だ」といえば、

その「利害」を消すことができない。だからそれを完全に消そうとして、100万人以上を奴隷労働させて臓器を抜いたりしている。

基本的人間である以上は利害が必ず発生するわけだが、それを国家レベルでやると、間違えた人間が王になると「暴力」「不法占拠」「弾圧」「虐殺」が発生する。

それがエスカレートした有名な例は、呉越戦争きっかけがわかりやすい。

けっきょく、サイズの違いはあれど「人間の争い」が利害であり、国家建国した人間や、その時点でのトップの「人間性」が利害の拡大縮小を左右させるのだと思う。

紀元前519年のあるとき、呉楚国境の村で小さないから国の運命をかけた戦争へと発展する事件が起きた。その村では養蚕(ようさん)が盛んであったため、蚕の餌となる桑の葉を大量に必要としていた。そのため、辺りには桑の木がたくさん生えていたが、呉の村の子供と楚の村の子供がこの桑の葉を争って喧嘩を始めた。それが子供の親同士の喧嘩に発展し、呉の村の親が負けて家を焼かれた。これに村を統治している郡主は警備兵を出して村を攻め立てた。この報を受けた平王は怒り、国軍を出して村を全滅させた。呉の村が滅ぼされたのを聞いた僚は激怒して国境の居巣と鍾離を攻め落とした。さらに州来まで進撃したため、楚も武将の蔿越を派遣してこれを迎え撃った。だが、公子光が「楚に属国はいずれも小国で楚をおそれて従っているだけです。「戦は情けよりも武で、無勢でも勝てる」と聞きます。まずは属国の胡と沈は君主が年若く、陳の大夫の夏齧は年老いて頑固で国政は停滞し、また頓と許と蔡は楚の振る舞いに不満を持っております。同時に楚も統率力がある令尹が亡くなったため、混乱しております。まずは軍を手分けして、胡と沈と陳の軍勢突入すれば、楚はますます混乱に陥り、他の属国軍勢も崩れるでしょう。まず先鋒隊は隙を多くし、敵をおびき寄せて、後詰の本隊で撃ち破ることをお勧めします」と進言した。僚はこの進言を採り上げて、秋7月に鶏父で呉王僚自らが囚人3千人を胡と沈と陳の軍勢攻撃させ、右軍は公子光、左軍は公子掩余が指揮し、胡と沈の若い君主捕虜し、陳の大夫の夏齧も捕らえた。こうして呉は勢いに乗じて楚を撃破した[1]。

2021-06-12

anond:20210612103117

そもそもすぐ出る茶葉を買ったら?桑の葉茶とかすぐ飲めるよ

2017-05-27

[]

豊田市民芸館・民芸の森」と「豊田市近代産業とくらし発見館」に行ってまいりましたわ。

豊田市民芸館・民芸の森」はたくさんの建物があって、それぞれで展示がされていました。

いえ、建物のものも展示物ですわね。

民芸の森では明日イベントがあるらしく、たくさんの人が作業をされていて、

通りかかると快く挨拶をしてくださいました。

このあたりでは民芸と陶磁に造詣が深い本多静雄という方が活動していらして、

彼に招かれるようにして加藤唐九郎氏ら、著名な陶芸家があつまって

コミュニティを作っていらしたそうですの。

民芸館のひとつでは陶芸家河村氏三代の作品企画展で展示されていました。

ひとかかえあるラスター彩壷が綺麗だったのですわ。

棚に並べて置かれていて三百六十度から観察できなかった点は残念でした。

建物では旧井上西洋館という建物が興味深いです。

二階建てで三つの部屋があるのですが、机と椅子ばかりで生活感が

まったくありません。

明治時代西洋館は打ち合わせ用で、生活の場は和風屋敷だったという

本で得た知識確認できましたわ。

陶芸などの教室では多くの人が活動されていて、活気がありました。

豊田市近代産業とくらし発見館」は豊田市生産されていた生糸関係の展示をメインにしています

ちょうど実習室で生きたお蚕さんの展示がされていて、

いきおいよく桑の葉をはむ白い芋虫の姿が観察できました。

バリバリバリとはっきり音が聞こえることに、とっても驚きましたわ。

昔の養蚕農家はこの音と一緒に生活していらしたのですね。

2013-12-28

坊主憎けりゃ袈裟材料である絹を作る蚕が食べる桑の葉まで憎い

さら植物すら憎いし、つまりセルロースが憎いし、炭素水素がそもそも憎い

陽子電子が憎い」と言った時点で初めて「でも別に世の中の全部が嫌いってわけじゃないんだよ」と言い訳する

んで「じゃあ好きなモノは?」って聞くと「絹織物」って

あほ

2013-08-02

健康茶は高い。

なんでネットで買う健康茶は高いんだろうかと思う。

黒ウーロンとサラシア、ルイボス桑の葉をまぜたお茶で数千円とかびっくり。

 
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