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2024-05-07

永井豪フェミニズム

永井豪漫画家としての功績とフェミニズムについて言うならば、それは「少年漫画における少女像の変遷」について語る必要があります

少年漫画には歴然エロ枠があり、その中からも常に漫画史に名を残すべき作品が生まれてきたことは間違いありません。日活ロマンポルノが多くの映画人を輩出してきたのと同様に、少年漫画エロからも多くの才能が巣立っていきました。しかし、その枠内で当時の漫画関係者のもっていた女性自体の変革を試み、実際に成功した人と言えば、それはやはり数少ないと思います永井豪は、間違いなくそのうちの一人です。

永井は、1970年前後少年4誌で同時連載を実現したほどの売れっ子漫画家でしたが、彼の出世作が「ハレンチ学園」(ジャンプ,1968~)であることは間違いないでしょう。この作品で彼は「柳生十兵衛」という少女ヒロインに設定しました。十兵衛は、侍ガール(!)であり、そして、男のエロ攻撃に対して敢然と戦うヒロインです。もちろん、エロ枠ですからいろいろな目に遭うわけですが、それでも永井の中にある「凛々しく強い女性」への憧憬が原型として誕生したわけです。続く少年チャンピオンでの連載で彼は、それまで少年漫画では御法度とされていた「少女主人公」で連載をやりたいと編集部に訴えます。が、却下されました。そこで彼は「では悪党一家主人公ということで」と言い抜けて、実際は一家の長女を主人公として連載をしました。それが「あばしり一家」(1969~)です。菊之助は、強くて悪くてセクシーで、そして底抜けに明るい戦う少女です。以後、彼の代表作の数々において、このような女性たちが大活躍することになります。(「デビルマン」のヒロイン「美樹」は、登場当初から主人公を圧倒する気の強い少女として登場し、終盤では前に立って戦う……そして……姿まで見せます(それまで少年漫画あんな目に遭うヒロインがいたでしょうか?)。「キューティーハニー」はエロ枠でありながら、遂に堂々と少女主人公しかつヒットを飛ばしました。また、「デビルマン」の後に書かれた永井代表作といってよい「バイオレンスジャック」では、頼りない主人公(男)を守る「戦う女性たち」が凄絶な美しさをもつ存在として、そして、ジャック自身性別を超越した存在として描かれます。)

実際、一般的に言ってエロ枠における女性像というのは、1980年代以後の超有名作で言えば「まいっちんぐマチ子先生」にみられるように”セクハラを許容する都合の良い無力な聖母”みたいな所にありました。そういったもの比較すれば、永井作品いか先進的であったか理解できると思います

強く、カッコよく、セクシーな戦う女性たち、そして何よりも、主人公として活躍する少女今日少年漫画女性主人公、自立した強い少女、守られるのでなく前に立つ少女、戦う少女は少なくありません。彼女らはどこから来たのか。また、プリキュアなど「戦う少女像」がどこに源流をもつのか。もちろん全てがとは言いませんが、永井をはじめとする多くの表現者が、女性エロネタ扱いすることに飽き足らず(表現者良心として)挑戦を続けてきた結果であろうと思っています

私は、永井作品が、1970年から以後のガールズ・エンパワメントの一翼を担い、その後の同種の作品先鞭をつけたという点で、フェミニズム史に大きな貢献をした人物として評価してよいと思っています。まあ、彼自身は「単に女の子が好きで書いてただけですよ」というだけかもしれませんが、彼の仕事は大きな意義のある仕事でした。

そんな永井先生仕事の意義も当時の時代状況も理解せず、ただ単に身の回りの身内に受けのよさげなことを口走る自称フェミニスト」がいるとしたら、それは歴史についてもフェミニズムについても理解の精度が低く、底が浅い存在と言うしかないでしょう。残念なことです。増田書き込みが、ただの風聞に過ぎないことを祈ります

anond:20240506130556

2020-08-05

柳生十兵衛とか松本幸四郎とか歌舞伎団十郎とか襲名する系のやつって同じ名前のやつ誰を指してるかわからんからむかつく

2019-11-25

歌舞伎講談時代劇ヒーローっていまでも人気あるの?

歌舞伎から人気?

源義経→いまでも人気あるけど全盛期ほどではない

忠臣蔵→いまでもそこそこ人気あるけど低下気味

楠木正成戦前に持ち上げられまくった反動で廃れ気味

石川五右衛門知名度はそこそこ残っている

曽我兄弟→廃れた

荒木又右衛門→廃れた

源為朝→廃れた

・鼠小僧→廃れた

講談から人気?

新選組→いまが全盛期じゃないかというくらいの人気

真田幸村→いまでも人気はあるけど全盛期ほどではない

真田十勇士→幸村本人の人気と比較するとだいぶ廃れた

宮本武蔵→いまでも人気はある(もともと義経や幸村ほどの人気はない)

水戸黄門テレビドラマ2011年まで)が終わって低下気味(2019年BSで新シリーズやってた)

大岡越前テレビドラマ2006年まで)が終わって低下気味(追記2013年からBSで別のドラマシリーズが始まっている)

柳生十兵衛→廃れたけどまだ知名度は残ってる

清水次郎長 →廃れた

国定忠治→廃れた

一心太助→廃れた

映画ドラマから人気?

・必殺→テレビドラマ2009年まで)が終わって低下気味(年一でスペシャルドラマをやってる)

鬼平犯科帳テレビドラマ2001年まで)が終わって低下気味(2016年までスペシャルドラマ多し)

遠山の金さんテレビドラマ2007年まで)が終わって低下気味(2017年スペシャルドラマをやった)

暴れん坊将軍テレビドラマ2002年まで)が終わって低下気味(何度かスペシャルドラマあり)

銭形平次テレビドラマ2005年まで)が終わって低下気味

鞍馬天狗→廃れた

丹下左膳→廃れた

座頭市→廃れた

子連れ狼→廃れた

旗本退屈男→廃れた

眠狂四郎→廃れた

桃太郎侍→廃れた

個人的にはこんな印象だけど合ってる?

2019-02-06

anond:20190206105728

坂本九

柳生十兵衛

数学的帰納法により、常に名前nを名乗ろうとしてn+1を求められるようになり、無名となる

2016-04-03

オレが時代劇漫画で好きなオチ十選

http://anond.hatelabo.jp/20160403140144


虎眼流を滅ぼした盲目跛足の剣士に辛勝したけど想い人は切腹してましたオチ



天下人喧嘩した茶聖の切腹介錯し、その首を抱いて表へ出たら一同みな土下座オチ



一緒に彰義隊に参加した親友が敗走中に切腹しちゃった!ので自分だけ単身流浪を続けた果てに行き倒れオチ



御前試合に参加した剣士たちがなんやかんのあって勝者も敗者もみんな死にましたオチ



柳生十兵衛の正体は魔王ルシフェルだったんだ!な、なんだってー!の勢いのまま打ち切りオチ



甲賀ロミオ伊賀ジュリエット江戸城の前で抱き合って心中するオチ



越中に 越されぬ山 が二つある 京の中山 備前岡山オチ



剣心が戦争から帰ってきて病気にかかって薫殿の腕の中で死ぬオチ(うろおぼえ)



連載が原作に追いついちゃったので一時休載しま夢枕獏はさっさと続き書けオチ



万次さんがアイヌ小刀見て完全に思い出しましたオチ

2014-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20140506021400

ページめくりの問題じゃないの?

(構図のアレコレはあるだろうが)ページは左方向に進んでいくから

左側に特徴があったほうが大ゴマでどおおん!と手前に描けて迫力出るじゃない。

その逆が眼帯、隻眼キャラで、大概は右目がふさがってるよね。

キャラは画面上で左方向を向くことが多いから、奥になる右目が眼帯、表情をつける左目は無事となる。

伊達政宗とか、ハーロックとか、バルメとか、厨二病お嬢さんとかさ。

まあメジャーどころでも柳生十兵衛とかアスカとかカカシ先生とか左目眼帯もたくさんいるけどね。

これが刀傷(眼は開いてる)キャラになると、左目負傷率が格段にアップ!

キャラ付けからやっぱ特徴になる部分をよく見せたいんじゃないかな?

 
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