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はてなキーワード: 林業とは

2024-06-14

anond:20240614050020

ざっと見、特集内容を刊ごとにジャンル絞ってて元増田のはジェンダー会を抜粋してるだけっぽい。

例えば2023年1月号とかはまともに科学的内容を扱っている。

カーボンニュートラル実現に向けた学術の挑戦

 特集趣旨 / 髙村ゆかり吉村

 日本学術会議カーボンニュートラル学術俯瞰図 / 吉村

 IPCC WGI 第6次評価報告書概要課題 / 渡部雅浩

 保健医療分野におけるカーボンニュートラル健康影響 / 橋爪真弘

 学術分野としての統合評価モデル分野の紹介とカーボンニュートラル目標の絵姿 / 藤森真一郎

 気候変動をめぐるシナジートレードオフ / 亀山康子

 カーボンニュートラル施策社会リスク / 野口和彦

 カーボンニュートラルを実現するエネルギーシステム / 山地憲治

 カーボンニュートラルを実現するための技術開発 / 北川尚美

 カーボンニュートラル社会のための部門別技術開発の機会と政策対応 / 田中加奈子

 カーボンニュートラルに貢献する土地利用と農林業政策最適化とは? / 北島

 カーボンニュートラル社会の実現に向けたマーケティング役割課題 / 西尾チヅル



http://jssf86.org/doukou327.html

2024-06-09

日本語が通じない

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/bambi_yoshikawa/n/n7035883b5e2e

これを読んで「身に覚えのない男性への呪詛」と理解するのはどういう解釈なの。「日本労働環境は最悪だ」は「日本人への呪詛」になるんだろうか。人権意識向上の必要性を感じるのが普通では

日本労働環境は最悪ってどういう「構成」になるの?

農業林業漁業

それとも事務職

日本には数多の職業があって、普通に働いてる人は沢山いて

世界的に見たら、すごく恵まれた国なんだよ

「ナニ」と比べて最悪なの?

「ドコ」」と比べて最悪なの?

それは「ニホン」が最悪なの?

言葉にしなよ

それを「日本労働環境は最悪だ」と書いたら、それは日本構成する日本人への呪詛でしょ

逆に聞くけど

それ以外にどんな意図があるの?

左翼がよくやるニホンdisでしょ

台湾じゃすぐに家を壊してサイコー!!

それと引き換えニホンはダメ他人財産勝手に壊さないなんてクソ、みたいな


ほぼほぼ単一民族構成されてる日本での出来事だけど、日本人に向けてない日本に向けてるんだ、とか

馬鹿じゃないのかな

心優しい人が人権意識向上の必要性を感じたらブラック企業がなくなるのか?

心優しい人が人権意識向上の必要性を感じたら痴漢が減るのかよ?

その人はもともと心優しいのに?

全く関係ない普通に働く人が心を痛めたら劣悪派遣労働条件改善されるのか?

全く関係ない普通に過ごす人が心を痛めたらナンパがなくなるのか?

その人はもともと普通に過ごしてるのに?

違うだろ

ブラック経営者許すまじ(違法労働はきちんと取り締まれ

技能実習生搾取やめろ(きちんと技能実習させろ、奴隷じゃねぇ)

メモリ4GBのPCは捨てろ(せめてもメモリは16GB積め)

個別具体的な話であるべきで「さいあくだー、にほんはーさいあくー」とかいう話じゃないだろ?

これをな、痴漢とか女性差別とかはさ

そこに関心がある人に向けて全力で呪詛を投げるんだよ

総じてものすごく攻撃的なの

多分、痴漢するやつも、接待に「使う」やつも、性的暴行誘導したやつも、これを読まないんだよ


ちなみに元記事だけど

あれ卑怯構成してるから

性的視線さらされる」みたいな誰もが一定自覚がある事象を頭において

その後に個別ゲスな事例を書く

よくある誘導だよ

これで、ウンウン頷く人は詐欺に気をつけたほうが良いよ

女→男の性的視線だって巷に溢れてる

女性誌はどういう特集組む?

半裸の男が表紙になる必要はドコにあるの?

ライダー俳優イケメンはドコ狙い?

ちょっと可愛い子が有名になると、愛称つけて消費するだろ?

ともすればそれは「佐川男子」 「美坊主」みたいに表出する

誰もがやってることだし、普通査定もされてるべ

女が3人も集まれヒデェ話ししてるだろ

なにも女だけが被害者なわけじゃない

性的特徴の違いによって表出のされ方が違うだけだ

2024-06-07

自然保護団体環境保護団体林業

日本自然保護協会

ttps://www.nacsj.or.jp/media/2023/03/34539/

ttps://www.nacsj.or.jp/2021/10/27851/

WWF ジャパン

ttps://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3547.html

ttps://jsfmf.net/kadai2-2/hayami/WWFhayamipress.htm

日本野鳥の会

ttps://www.wbsj.org/nature/public/strix/11/Strix11_27.pdf

ttps://kidzuki.jp/articles/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%87%8E%E9%B3%A5%E3%81%AE%E4%BC%9A%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%A6%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%81%AF%E5%9C%B0%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81/

FoE Japan

ttps://www.foejapan.org/forest/moripre/index.html

ttps://www.foejapan.org/forest/doc/0608.2.html

樹木環境ネットワーク協会

ttps://shu.or.jp/partnersvoice/pvp05.pdf

ttps://wood.jp/7-mokuzai/web/web-w2093.html

野生生物保全研究会(JWCS)

ttps://www.jwcs.org/data/BiodiversitySDGs12.pdf

ttps://www.jwcs.org/data/Target3TWCSNo2.pdf

森作りフォーラム

ttps://moridukuri.jp/about/index.html

ttps://moridukuri.jp/wp/wp-content//uploads/MoridukuriForum_casestudy_guide_202203_1.pdf

ニッセイ緑の財団

ttps://www.nissay-midori.jp/forest/index.html

ttps://www.rinya.maff.go.jp/j/kanbatu/kanbatu/pdf/h27k3.pdf

2024-06-01

anond:20240601201414

田舎林業コミュニティカナダ林業コミュニティと繋がってるなんてことはしばしばあるので

ハコモノ不動産持ってる故にメディアチヤホヤされている東京文化資産の閉鎖性のほうが問題

文化資本格差というよりコミュニティ格差問題ではないか

都市田舎文化資本格差について話題になるとき、そこで一番問題とされているのは、要するに「何かの道に進もうとしたとき、それに対してどれだけ可能性が開かれているか」という点だと思う。

その点において、俺はやはり都市田舎には大きな格差があると思うのだが、地域に根差しコミュニティに着目すると、その格差をうまく説明できる気がした。



まず、俺が育ったのは野山と田畑に囲まれ僻地農村で、鉄道も通っておらず、産業といえば農業林業ぐらいしかない、田舎の中でもさら田舎の方だ。

なので俺が想定する田舎はそのレベルだと思ってほしい。

その俺が上京して15年経つが、田舎東京の違いは、何よりもコミュニティ多様性にあると思っている。



東京という括り全体でいえば、東京には本物の富豪が住むような豪邸エリアから町工場が並ぶ下町エリアまで何でもある。

あらゆる社会階層の人が東京暮らしていて、それぞれの階層ごとにコミュニティ形成している。

学校職場一種コミュニティで、東大からFラン校まで、大企業から零細企業までなんでもありだ。

人口が圧倒的に多いので、マイナーな分野でもそこそこの人が集まり、その分野でのコミュニティ形成可能になる。



対して田舎は、コミュニティ多様性は小さい。

人口流入ほとんどないのでコミュニティメンバーは何十年もあまり変わらず、同じ小学校を出た人同士が50年経っても固まっている。

地元の名士や地方議員のような人もいるが、社会階層が明らかに違うような人はレアキャラだ。

大きな会社存在せず、大学存在せず、高校はあっても底辺校ぐらいしかない。

大学進学でも目指すとなると、必然的田舎を離れることになり、多くの人はそのまま帰って来ない。



一言でいうと、東京には「上」から「下」まで何でもあるのに対し、田舎には「上」がない。

「上」を目指そうと思うなら、同じく「上」の人々が集まるコミュニティ所属しないのは不利だ。

受験勉強にしても、周囲の大人受験経験者が少なく受験への理解がない、同年代受験生仲間が少ない、といった形で田舎受験生は不利を強いられる。

東京でも育った環境によっては似たような状況になるかもしれないが、そこから這い上がるための地理的制約の有無が、田舎との差だ。



もっとマイナーな分野、たとえば現代美術とかセパタクローとかで「上」を目指そうとしたら、田舎にはコミュニティどころかそれを教えられる人もほぼ存在しない。

なので、田舎に生まれ子供がそれを目指そうとすること自体が稀なことなのだが、何かのきっかけでそれを目指す子供が生まれた時に、格差に直面することになる。

田舎美術館がないというのも、そういう人にとってこそ致命的な問題となる。



そういう点で、田舎で暮らすと何かの道に進もうとしたとき、その可能性が大きく限定されてしまい、それこそが都市田舎格差なのではないかと思う。

俺が想定したレベル田舎ではない、もう少し大きな地方都市であっても、程度の大小はあれ、似たような傾向なのではないかと思う。

それを文化資本と呼ぶのかは知らないが、多くの人が問題だと感じているのはそういうことじゃないのか?という気がする。

2024-05-09

anond:20240509083303

労災死傷者(林業製造建設陸上輸送)を厚労省が公開しているけれど

千人率で見ると55歳以上になると死傷者率は男女比がなくなるし、どちらかというと女のほうが高い

 

逆に55歳未満は女の方が圧倒的に死傷者率が低い

 

15歳〜55歳までで死傷者率が高いのはぶっちぎりで15〜19歳の男(女もまぁまぁ多い)

25歳〜35歳が男女ともに最も低い

 

って考えると、「男だから危険仕事に就いている」ではなく「男女ともに死傷する可能性がある仕事において技術的に未熟、あるいは体力の過信、もしくは体力の衰えを甘く見ている層の事故率が高い」なんだよ

 

から女に肩代わりさせたところで同じくらい死傷するかと言われたらしない

同じくらい死傷させるために(それ以外を度外視して)女性を多く投入すると男の雇用が減るってわけだ

 

でも実際にそれは起きえない

林業建設のように男が多い業種は上層部女性忌避する

まずハラスメント教育が行き渡っていない(パワハラも含む)

次に女性が働くための準備が整っていない(林業建設業務の多くが妊婦に就かせてはいけない状態

もちろん、体力的に肉体労働を行う際の労働力が下がるため補うための投資必要になる

ならば「現状維持女性採用しない)しよう」となる

 

フェミニストに対抗しようと「死亡率だって男女平等だ!女が肩代わりしろ」としたいのならば、さすがに醜いとしか言いようがない

2024-04-30

山に死体隠すなんて、多分素人には無理だよ。

山って大体江戸時代戦後に一回禿げ山になってて、自然を取り戻そうってことで大量の杉やら檜やらが植えられたの。

そして一回でも人の手が入った山って、植生の多様性あんまりないし同じ木が同じ時期に植えられてたりで災害に対する耐性があんまりなくて、自然林と比べて大雨とかで崩れるリスクが少し高い。これを未然に防ぐために定期的に林業の人が入ったり山の持ち主が管理に入ってるから、誰も踏み入れないような山って結構少ないんだよね。

2024-04-24

「若年層が都会に流出する」って避けようがなくね?

6割は大学進学で都会に行ってそのまま都会で就職するんだから、こんなの田舎ではどうしようもないだろ。大学出たあと地元に戻ろうとしても、大卒がやるような仕事役場くらいしかないんだから

過疎化を止めたければ、田舎高校生に「大学行くのやめろ、高卒地元就職しろ」「自分のやりたい仕事をやるな、親のやってる農業林業漁業を継げ」と指導するしかない。そんな田舎嫌だろ。

2024-04-18

anond:20240418111604

林業漁業で、目前の収穫量だけを重視して、将来的な資源を失っていくのに似ているよな、現在Web広告って。

2024-04-16

anond:20240416213524

デスクワークを男がやる意味ないよな

女でもできるんだから

介護や保育や医療など直接人の体にふれるような仕事肉体労働でも女がやるべきだが

それ以外の肉体労働に男は割り振ってデスクワークは女限定でいいわ

農業漁業林業弱者男性にあてがえ

2024-03-31

生き物ってカワイイ方向に進化してるよな


最近思ったことがある。多くの生き物って、人間にとって見た目がいいように進化している気がする。

哺乳類とかだったら、人間にとって気持ち悪いやつはあまりいないだろう。爬虫類とか両生類とか、特に昆虫類だったら気持ち悪いやつがけっこういる。

今回思うところがあったから、4つほどエピソードを語らせてほしい。

1.アナグマ

 去年の秋頃だったか、近所の裏山に登って、入会地の傍にある栗林で農作業をしていたのだが、そこにひょこっとアナグマが現れたのだ。アナグマというのは……約10年前にやってた「のんのんびより」のEDだったかな。「あれってハクビシンとか、タヌキとか、アライグマとか、イタチですよ」とか、そういう歌詞があったのだが、だいたいそんな生き物だ。

 アナグマイタチ科の動物で、体長1m未満のずんぐりしたイタチみたいなやつだ。顔はハクビシンに似ている。※ようつべ検索するとすぐに出てくる。

 で、そのアナグマだが、栗林で農作業をしていた私の方に寄ってきたのだ。まだ若そうな個体だった。当方だが、農業林業はこれでも10年以上やっている。これまで、数多くのイタチキツネアライグマその他の小動物が箱わなに引っかかり、漁師地元住民殺処分されるところを見てきた。

 正直、あまりいい印象はなかったが、半径数メートル以内まで寄ってきたところで、「けっこうかわいいな」という印象が支配するようになっていた。このあたりにはアナグマが少ないのもある。あと、私が育ててるのは栗だから、こいつらには盗まれんだろうという感覚もあった。

 そういえば、小学校高学年だった姪っ子が、同じようなシチュエーション農地の中)で、狸っぽい生き物にポテトチップスコンビニホットスナック(ファミチキ)をあげていたのを思いだした。あれは遠目からだったが、やはりずんぐりした見た目だった。

 結局、栗林に来たアナグマは、その辺りをちょっと掘り返しただけで山の中に帰っていった。もう二度と出会うことはないだろう。例えばもし、私が育てているのがイチゴだったとしたら、確実にその場でクワなんかを握りしめて、ヤツを叩き殺そうとしていただろう。

 実際、うちの畑でサルを見かけた時は、全力で追い払うようにしているし、タヌキやアライグマだったら石を放り投げてぶつけた後、スコップで殴り殺したこともある。蛇とかだったら、毎年20匹以上は駆除してる。長靴で踏んづけて、もう片方の足裏で頭を叩き潰すのだ。ジャンボタニシだったら、毎年夏になると百匹以上は生き埋めにしてる。イノシシは……あれはプロの量子さんの領域である農家は手を出さない。

 私はこれでも専業農家である。大切に育てた農作物を捕る生き物は憎くてしょうがない(人間まで含めて)。蛇足になるが、農業従事者は漁師率がけっこう高い。昔の農家は、田植え稲刈りの時期を除いては、鶏を育てたり、山に入って鳥獣を捕っていた。今でも、狩猟免許がある人もない人も、山でイノシシとか鹿とかを捕って食料にしている例はある。

 私の祖父もそんなだった。私がまだ小学生の頃に、鶏小屋キツネかタヌキかアライグマかはわからないが、そういうのに襲われてしまった。非金属ネット小屋だったから、鶏が何匹かやられてしまっていた。祖父は悔しそうな顔をしていた。

 或る夜に、実家で夕食を食べていると、鶏が騒いでいる声が聞こえた。祖父と親父はすぐに実家を飛び出して、鶏小屋に行くと、キツネのようなものが鶏小屋ネットを破ろうとしていた。なぜか、祖父よりも自分と父の方が早く鶏小屋に着いていたっけ。

 後ろでカチャッ、という音が聞こえた。祖父が目の前に出てきたと思ったら、パアンッ!! という音が聞こえた。※祖父散弾銃を撃ってた。

 キツネのようなものは、その場で転がって痙攣しながら逃げようとしていた。親父が、祖父に鍬を手渡していた。それで、祖父が走り出して、ほうほうの体で逃げるキツネに追いついて……後は、何度何度も鍬が振り下ろされた。ぐちゃ、べちゃという音が聞こえて、狐は何度か鳴き声をあげると……多分絶命したのだろう。※近づいてわかったが、縞々のしっぽだった。アライグマである

 祖父は「このバカタレが、バカタレがぁ、アアッ!!」って叫んでたっけ。愛鶏(?)を殺されたのがショックだったのだろう。とにかく狐に凄まじい恨みを持ってた。あの時の自分は、「すげー。銃かっこいい!! 撃たせて」って祖父にねだってたよ。それくらい衝撃的な体験だった。私にとってのエポックメイキングだった。

「なに、お前も撃ちたい? 大人になったら警察行って免許がとれるど!」

「じいちゃんは、警察に行って銃の免許もっとるん?」

「わしはもっとらん。ひいじいちゃんもっとった。でも、わしは撃てるけえええんよ」

「俺も撃ちたい」

「○○くんが撃ったらいけん。捕まるよ」

「じいちゃんは捕まらのん

「捕まらんよ。ハタチの頃からずっと漁をやっとる」

 平成初期の話である。当時はおおらかな時代だったのだ……。今だったら普通に逮捕される。絶対マネしないように。

 さしもの私も、祖父の遺品である銃剣類は所持しているが、自らの敷地内であっても使おうとは思わない。なにしろ狩猟免許もってないからな。ほかの地元民と同じく、鳥獣駆除行為はひっそりとやりたい。

 話があっちの方にいってしまったが、私は基本的に、うちの農地に入ってくる鳥獣類は殺そうとする。苦労して育てた農作物を食われるのは絶対に嫌であるしかし、たまに殺さない例もある。それが上の例でのアナグマだった。

 その状況で見逃したのは、なんとなくという理由が強い。農場内でメシを食ったばかりで、ゆっくりたかったのもある。しかし、珍しくこっちに寄ってくるアナグマが「かわいい」という感情もあったのだと思う。うちの地域では、アナグマが珍しかったのもあるかもしれない。しかし、不思議体験だった。

2.コガネムシ

 今度は市街地での話だ。

 まだ若いころ、農業者じゃなくてサラリーマンだった時代に、とある国道沿いの飲み屋街にいた。最初の一軒目を探していたのだ。ふわふわ路地をさまよいながら、国道に出たところで、そいつ出会った。

 歩道の上に、もぞもぞと動く物体があった。よく覗いてみると、コガネムシだった。背中の色が特殊で、なんとベージュだった。限りなく白に近い真珠色といってもいい。レア甲虫である。いとおかし!! いとおかし!!

 その真珠コガネムシは、あまり元気がなかった。しか車道に向かってもぞもぞと進んでいた。このままでは自動車に轢かれて死ぬだろう。ぐしゃ、という音がするのだろうな。昆虫類が車に轢かれると、意外と大きい音がする。

 私は、そいつの目の前に人差し指を延ばした。するとそいつは、六本の足でガシッと私の指を掴んで、勢いよく私の手を昇り始めた。

 土の中から出てきたばかりのカブトムシとまではいかないが、元気な様子で私の手指を昇っていた。そのまま徒歩で飲み屋街に移動して、レストラン沿いの並木を見つけた。おそらく欅だったろうか。樹の表面にコガネムシをくっつけると、また元気そうにどんどん昇って行った。

 どうしてあの時、コガネムシを助けてやったのだろう。そういえば、小学生の頃は甲虫が好きだったような気がする。懐かしい気持ちになった。

 今でも、夏場で路上に転がってるセミとか見つけると、拾って助けてやる。すぐ近くにあるクヌギコナラにくっつけてやる。

3.トカゲ

 これは私じゃなくて、息子の話だ。当時は小5だったかな。夏休みだった。

 ある日、家の庭の中にある小道(※田舎から家が大きい)で、息子が「トカゲ見つけた」と報告してきた。「捕まえたの?」と聞くと、「捕まえてない」と言う。

 現場に行ってみると、小道の上でトカゲが2匹、それぞれ離れたところに倒れていた。お腹を上に向けて。瀕死だった。おそらくだが、野猫にやられたのだろう。お腹に爪で引っかかれた跡があった。

 息子がそいつらを触ったところ、1匹だけはまだ息があった。残り1匹について、「よい旅を」と私がその場に埋めてやっていると、息子が生き残った方に落ち葉や土を被せてやっていた。どうやら、回復を待つつもりらしい。「これ、おうち」と言っていた。

 好きにさせるべきだと思った。息子に対して、「日光に当てないように木陰を作る」「できるだけ触らないように」「1日に1回は霧吹きで水をかけてやるように」「餌はやらなくていい」など最低限の指示をした。

 私はトカゲが1日以内に死ぬと思っていた。木の棒で突いても、片方の足が全く動いてなかったし、どう見ても虫の息だったからだ。早い話、移動能力を失っている。

 その日から、息子は毎日トカゲのところに足を運んでいたっけ。水やりは欠かさなかったし、日光を浴びて体がのけぞっていたりすると、木陰の位置を調整してやったりする。

 3日が経って、私が現場を見に行くと、どうやらまだ生きていた。土くれと落ち葉を払いのけると、少しだけ体が動いた。体にはまだヌメリが残っていた。片足だけを動かして、体をのけ反らせて私から逃れようとしていた。「シャー」みたいな感じで、口を開けてこちらを威嚇している。少し気の毒になって、植物用の霧吹きをしてやったのと、一応、ミルワームを顔の近くに寄せてやったが、無反応だった。やはり餌は不用のようだ。

 次の日だったか、息子が飛んできて、「トカゲが動かない」という。現場に行ってみると、そこには……「おうち」から出てきたところで静止しているトカゲの姿があった。口には小さいミミズのようなものが入っていた。目は閉じていた。

「餌をあげてしまったの?」

「うん。お腹すいてると思って」

「そうか。たぶん、びっくりして死んでしまったんだね」

「うん」

「……どう思った?」

「わかんない」

人間常識トカゲ常識は違ったのかもしれないね

「うん」

 そんなやり取りをしたかな。

 そのトカゲは、結局何時間たっても動かなかった。生命活動を停止したのだ……。推測だが、ミミズが喉に詰まって息ができなくなったのかもしれない。放っておいても、数日中には死んだだろうが。

 息子にとっては、トカゲがかわいかったのだろうと思う。私は、あまりそうは思わないが。大人になると、高速で動くトカゲちょっと苦手だ。だがまあ、カナヘビはまだかわいいと思える。トカゲと似ているが、比較するとあまり動かないのもある。

4.セミ

 先日、県道を車で運転していたところ、路側帯を走っていた自転車が急に停まった。その彼女アスファルトにゆっくりと降りて、自転車を端に寄せると、足先でなにかを小突いていた。

 ちょうど信号待ちになったので、その様子を眺めていると、どうやらそれはひっくり返ったセミのようだった。彼女が小突く度に、「ジジッ」という音でセミは鳴いていた。死んではいないようだ。

 その子は、セミに向かって指先を伸ばした。セミは指を樹木だと思ったのか、ホールドした。その子の指に乗ったセミは、一緒に自転車でまっすぐの方向に進んでいった。

 次の信号で、彼女に追いついた。自転車を降りて、民家の入り口に生えている樹にセミをくっつけようとしていた。指で押してやると、セミは樹にくっついて、もぞもぞと枝を張っていた。彼女セミちょっと撫でたかと思うと、また自転車に乗って県道を走り抜けていった……。

 一応、セミかわいい部類には入るのだろうか。丸っこい見た目だから好きな人いるかもしれない。当方はどちらともいえないが、今度セミがひっくり返っていたら、死んでいるか小突いて確認してみようか……と思った。新しい世界が開けるかもしれない。



話は長くなったが、結びにしよう。

大昔から、それこそ多くの生き物がいたのだろうが、人間にとってかわいくない種の生き物がどんどん淘汰されていった。それで、今みたいに哺乳類鳥類可愛いのばかりが残った。

それは、全然定かではない。でも、かわいい生き物はというと、殺される場面でも殺されないことがあったのではないか。大昔から。よって、醜い種に比べて生き残れる可能性が高かったのではないか。と、先日『利己的な遺伝子』を読み終えたばかりの私は感じた。

あなたはどうだろうか。生き物は、やっぱりカワイイ方が生き残れると思うだろうか。しかるに人間場合は、かわいげがあって、みんなに好かれる個体ほど早死にする傾向があるように思えるのだが。

2024-03-27

私が生まれた時祖父は52歳だった

祖父は7人兄弟長男だ。

祖父農家林業をしていた。

私は3歳の頃、弟が産まれから半年ほど祖父の家に預けられた。祖父のことも祖母のことも好きだったので嬉しかった。

祖父民謡を流しながらトラックに私を乗せて苗を買いに行ったり田に連れて行ってトラクターコンバインに一緒に乗せてくれた。

スーパーに一緒に行って買い物をしたり、祖父知り合いの家にこれがオレの孫だと連れて行かれたりしていた。

当時はおじいちゃんってすごくお年寄りなのに私のこと大好きでアクティブですごいって思っていたけれど当時55歳だったんだよね、若かったんだなーって。

その後も盆正月におじいちゃんの家に行くとおじさんたちが集まって、私や弟、従兄弟たちと花火したりバーベキューしたり川にカニ取りに行ったり、かまくら作ったり雪合戦したりとかまってくれたんだけど、若いおじさんたちってまだ50歳なってなかったんだなーって。

それだけなんだけどさ。

私が今36歳で、結婚して住んでるとこから飛行機2回乗り継いで、今日5歳と3歳の子ども連れて実家に来てるんだけど、88歳になるおじいちゃんは今もすごく元気で、私と私の子どもたちに会えたことをすごく喜んでくれて。

ほんとありがたいことだわ、何に感謝してるのかわかんないけどほんとありがたいわありがとう

2024-03-16

子供不登校になったら働かせればいいじゃない

そうかそうか

農業やろな

漁業でも林業でもええで

ほらほら

2024-01-27

園芸学部なんてあるのか

千葉大学園芸学部は園芸学のほか造園学に強みを持ち、一般農学部内包される畜産水産林業などに関する専攻を設置していない。


園芸学部 - Wikipedia

2023-12-16

anond:20231216115054

お前はぽちぽちデスクホビーしてるのに女から職業選択の自由を奪うのか?

林業やってる女だってゼロじゃないし、労災に遭う男だって自分で選んでやってんだろ?

それが嫌ならお前もさっさと尖閣諸島行って命掛けてこいよ無能w

anond:20231216114823

そんなもんデスクワークだろ

デスクワーク労働じゃない

IT土方とか言ってる奴はママゴトしてるだけで土方ほどの人権はない

女は林業のような本当の仕事は避けている

少し判断を謝ればすぐ死に直結する「本当の仕事」について男と同じだけ死ななければ女は男と同等とはいえない

2023-12-14

いま寂れてる地方の全盛期って何年ころ?

80年代かな

林業とか鉱業のところは60年代もっと前か

軍艦島60年代らしい

 

そういう全盛期の頃の写真探すけど意外と無いんだよね

 

ーーー

各地の全盛期まとめとか面白そうだな

 

俺の地元は俺が11歳の時が人口ピークなんだけど全然そんな感じなかった

そもそも人口ピークが全盛期ではないと思うんだよな

 

___

 

新潟、全盛期でググったら出てきた

こういうのだよこういうの見たい

https://www.youtube.com/watch?v=Atc2ujmBVVk

https://www.youtube.com/watch?v=AQMqJdVCdZQ

2023-11-12

都会の人間にやさしく出来ない

俺は某ぽつんとした田舎の一軒家を特集する番組で見られるような限界集落から奨学金シマシで都内の難関とされる大学に進学した

大学会社の同期とのコンパとかで都内出身の男が学歴アピールしているところを何度か見たが、そういったシーンに遭遇すると恵まれ環境人間自分の手柄みたいに言うんじゃねーよとか、女も女で都会生まれのくせに大東亜帝国とか入ってんじゃねーよと思ってしまい、都会のやつらが気持ち悪く見える自分に気がついた

地元では浪人もできず都会にも行けず勉強もできず所得も低い家庭で高卒賃金の安い地元林業かに就職する奴らを見てきたから、恵まれ環境で育ったことを自慢するやつや逆に都会に生まれたのに堕落したやつに我慢ならない

2023-11-08

anond:20231108185405

林業が廃れてロクに営林してないか伐採しても役に立たないと思うぞ

2023-10-26

そういえば、女は自衛隊に入れ林業やれSTEMやれって言ってるインセルが多いけれど

それ全部トランス女性がやってくれるんじゃない?

わーくにの林業は林地の傾斜が激しいため、ドイツなどの平地の林業と比べて大変不利である

そもそも林道を作ること自体が困難である場合が多い

クレーンを使った吊るし切りも行われているが、より安全方法を考えるべきであろう

そこでスキーリフトのような空中移動設備を山に設置することを提案してみたい

山側の支柱はワイヤー3本で固定し、支柱と、麓側の重機かなにかの間にケーブルを張る

ケーブルにかける滑車式の移動装置の開発が必要である

ケーブル下に生えている木を釣り上げながら、上から3メートルぐらいずつ切断し、麓まで下ろす

2023-10-23

anond:20231021092359

私はパートナーゴンドームを嵌めている間に考えているのは植民地時代マレーシアプランテーションについてです。

そんなことを考えているうちに準備を終えたパートナーが私と繋がります

2023-10-22

なんて古い日本古来の森を取り戻そう的な運動はないんだろう?

林業に気を遣ってるのか興味すらないのか

2023-09-25

anond:20230925125654

林業デメリットで高い事故率が挙げられることからすると、選んでようが分かってようがデメリットとして挙げることに支障は無かろう。

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