はてなキーワード: 松尾とは
つらつらと今のネット社会について思ったことがあるので、前者を話の出汁にして及第点を許さない・許すことが出来ないネット社会構造について書き散らしたいと思う。なお、筆者は別にTATSUROのファンではないしCD等も持っていない。また本件の松尾氏に対する言及については主題と外れるので取り上げない。
まだ内容を知らないなら、radikoのタイムフリー(一週間以内)で聞いてくるかニュースサイトの書き起こしを見て欲しい:
さて、その上で次の質問を投げかけたい。果たしてTATSUROは「ジャニー喜多川の性加害」を擁護しているのか。それともしていないのか。しばし、お考え願いたい。
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答えが「している」の方はハズレ。そして「していない」の方もハズレ。正解は「本当なら問題だと考えるが、自分が把握していないのでコメントできない」。つまりノーコメントだ。
自分が考えるに、これおそらく次のような建付けで説明できると思う。
1. TATSURO本人はその噂は聞いたことがあったが、真実であるかを判断するほど情報を持っていない
2. ジャニーズ事務所も今に至るまで創業者による性加害を「あった」と認定していない( https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-700/ )
3. よって会社を代表するアーティストとしては「あった」ことを前提としたコメント出来ない。
これに対して、過去の裁判で加害の事実が認められているではないか! 卑怯である! という反論が予想されるし、個人的にはTATSUROの発表には最高裁での判決を知った上でのコメントが足りていなかったと考える。ただ、今がトレンドとジャニー喜多川の性加害問題について多くのメディアでも盛んに取り上げられているが、ならば現在、彼や事務所と取引があった組織がどれだけ氏の所業について声明を出しているだろうか?
念の為だが、だからTATSUROの対応も許されるということではない。吉田豪氏が ヤフコメ で指摘していた通り、薄っすらと業界全体が共犯関係にあり、うかつに声を上げられないところが問題なのだろう。さらには現ジャニーズだけではなく、独立した元SMAP(新しい地図)や元TOKIOなどにも延焼しかねないし、事務所を辞めたジュニアの人にすら風評被害が出てしまうかもしれない。松尾氏が口火を切って声を挙げたことは偉大ではあるが、個人ではなく会社組織となるとそう簡単には動けないのだ。当然、松尾氏もそれは想定した上で、声を上げようと呼びかけているのではあるが……
(自分としては、だからジャニーズ事務所本体が早急に創業者による加害を認め、外部委員会や透明性のある組織改革、看板の付替えなどで心機一転し、責任を持って業界全体を巻き込んで芸能界の清浄化に取り組むのが筋であるとは考えている。)
次は、ならばTATSUROはその加害について言及する必要があったのか検討したい。
私見ではあるが、ジャニー喜多川の性加害について説明責任が発生するのは現段階ではジャニーズ事務所および加害に関与した者のみであり、それに関与せず単に所属タレントの活動に関係していた作曲家や振付師などには発生しないと考える。
そこで、もう一度番組での発言に立ち戻りたい。もし時間が許すならば彼の発言をもう二回「イチ音楽家」および「長年に渡り音楽業界を引っ張ってきた重鎮」の言葉として読み直して欲しい。
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いかがだっただろうか。思うに、前半と後半の論調の違いに違和感を覚えたのではないだろうか。そう、このコメントは、前半はスマイルカンパニー代表として会社の代理、そして後半は一介の音楽家としてジャニー喜多川およびジャニーズへの想いの吐露という構成になっている。そう、TATSUROという唯の音楽家としての、だ。松尾氏の契約解除にジャニーズへの忖度が疑われているなか、なんでそんなことするんじゃいと頭を抱える行為だが、音楽家としての彼はジャニー喜多川の功の部分について語らざるを得ないのだろう。
ここで重要なのは、あくまでのTATSUROはあくまでも音楽家として「私」を語っているつもりであるということだ。そして不幸なのは、週刊誌などの好奇心の徒が興味を持っていたのがジャニー喜多川と音楽を通じて縁があったことに対する反省・釈明であったことだ。なぜあんなにも大量の性被害を生み出したジャニー喜多川の肩を、今やシティポップで海外にも名が轟くTATSUROが持つのかと。
そう、求められていたのは、TATSUROという音楽界を生き抜いてきた重鎮が、責任感を持って性加害問題へ言及することであり、それによって歩みが鈍いジャニーズ問題に進展が見られることだった。筆者も正直その方向性の声明を期待していたところがあるので肩透かしであったし、前述したように最高裁による裁判結果という事実は参照するべきであったと考える。
さらにここからはラジオ聴き個人としての意見だが、自分にとって先日のサンソンはTATSUROの生き方をそのまま出力したようなものに感じた。週刊誌等の俗事な話題を厭い、一身上の理由のみ告げる。なので、全く持って現状の炎上状態に対応するには未熟で不適切であると同時に、(氏の中で)一貫して筋は通っているな、と感じた。特にファンではない自分がそう感じる程なのだから、曲を聞き続け、ライブにも通っていた氏のファンのアンビバレンスは想像に難くない。
ここまでにグダグダと書いてきたように、長々6分も使ってラジオで述べたTATSUROの対応は、ジャニーズ事務所のゴタゴタに端を発する松尾氏のスマイルカンパニー契約解除事件へのものとしては上手いものではなかった。そして連日のように彼のどこがマズイか諸々記事が生み出され、はてぶでを騒がせている。首肯するしかない理性的な論説もあれば、偏見に基づいた単なるアンチが皮を被っただけのゴミもある。しかし、一貫しているのは彼は失敗したという前提だ。つまり、何が大衆の心を逆なでし、何が更なる炎上を招くのか。これはネット社会では数多くの物事が炎上してきた結果、その都度に識者がなぜ炎上したのか解説記事を書き広めてきたことの成果だ。
これによりネット民の炎上リテラシが向上し、やれ謝罪文がテキストではなく画像だ、検索クローラを拒否している、被害者に対する謝罪が条件付き謝罪だ、などなど「正しくない」炎上の型が言語化がされてきた。これ自体は社会全体の知識の向上であり当然ではあるのだが、最近は「正しくない型」にハマっているとそれ自体が罪とされているような感覚がある。本来はそれらは当事者の間で決着を付けることで十分なのに、ネット民が「型」を定規のように振り回し、それがいかに正しくないかおもちゃにして遊ぶような。
そしてこれは謝罪文だけに限らず、どんな事柄に対してもSNSで尤もらしい解説や批判が一斉に広まって、そしてフォロワーがそれを縮小再生産して再びばら撒く。これが正しい知識である場合は問題ないし、歓迎することでもあるとは思うのだが、ただそれなりに長くネットをやっていて感じるのは、結局はそれは知識として深く根付くことはなく、単なる善悪の物差しとしての判断基準になっているのではないか。専門家が専門家足るのは状況に応じて適切な対応が取れるからなんだが、単なるSNSのユーザである我々にそれ程のものがあるのか。
そう考えると、松尾氏とTATSUROのこの問題は、突き詰めるまでもなく当事者間の契約問題の話であり、外野がそれを酒の肴にして相応しい相応しくないと論じるのはなんだかなあと感じている。
(個人的には週刊誌のゴシップ記事は情報源が曖昧なものが多くあまり好まないのだが、最近はてぶでは多く見かける気がしている。文春による調査報道で週刊誌の記事がエントリーすることが多くなったからだろうか?)
まず自分はサタデーソングブックからの山下達郎ファンで、自分の音楽の嗜好に大きな影響を受けているし、コピーバンドも多くやってきた。
ただ聴くのは最近再評価されているシティポップ文脈上にあるシュガーベイブ時代やRCA時代が主で、特にここ10年位は新譜やリマスターを出る度全部買いするほどではない。
達郎の存在を大きく感じているが、胸張ってファンを名乗るほどでもない、微妙なファンである。
そんな自分が例のサンソンを聞いた後、整理し切れないお気持ちをつらつら書いてみる。
自分は正直今回のサンデーソングブックを聴くまでは、少々達郎氏に同情すらしていた。
ジャニーズの下請けみたいなもんだし、まぁ多少の忖度も致し方ないよねと。
松尾氏がSCと業務委託関係にあるのは知らなかったけど、氏との親交は様々なメディアで見聞きしていたので
バッサリ解除はだいぶ物々しいけど、達郎も板挟みで苦労してるのかなと。
だからサンソンでは忖度は否定しつつ、ジャニー喜多川氏の一連の疑惑についてはひとまず調査チームの報告を待つ程度の当たり障りない報告をして、場合によっては今後の対応決めるまでの時間稼ぎにサンソン休止もあるかも、位に思っていた。
ところがいざ蓋を開けてみたら、松尾氏との今までの親交は全否定。
松尾氏の提言を根拠のない憶測による批判と斬り捨て、それが解除の一因と認める(そもそも社長に一任なのに達郎が「認める」っておかしいが。そして色々他にも論理矛盾があるが)。
(この辺りの達郎の言い回しは是非Radikoで聴いて欲しい。文面以上の怖さ、冷たさがある)
事実、音楽系メディアは腰が引けた報道しかしていないし、業界人も多くはダンマリ。
実際は達郎こそが忖度を要求し、少しでも異を唱える者を切り捨てる側だった。
ショックだった。
日々理不尽な忖度根回しを要求され、少しでも異を唱えれば切り捨てられる。
そんな日々の辛さを癒してくれるのが音楽であり、達郎の言う「市井の人に届ける」はそんな自分のような者に寄り添う音楽を届けてくれるものだと勝手に思っていた。
そんな自分が一番見たくないもの、聴きたくないものを聴かされた。
今まで抱いていた勝手な期待が裏切られた。
その後達郎は延々とジャニーズ愛を語った後で「これを忖度と感じる人は私の音楽を不要とする人だ」と言い放つ。
信者なら「自分こそが選ばれしファンだ」と狂喜しただろうけど、自分はもうだめだ。ついていけない。
そもそも達郎はサブスク拒否し、物理のみでやっていくと宣言しているから、新作を逐一追わなくなった自分のようなファンはもはや邪魔なノイズでしかないのだろう。
これを聴いてしまった以上、今後はどんな気持ちで達郎の音楽に接すればいいのか。
「作品と作者の人格は別だ」と力説した達郎が、その舌の根が乾かぬうちに「俺の言うことが分からない奴は俺の音楽も聴くな(意訳)」と言っている。
「ああわかったよ。もう聴かねえよ」と吐き捨てたい一方で、達郎の音楽は達郎の思う形ではないにせよ自分の中で大きな位置を占めているのも事実だ。
サンソンで知って聴くようになった数々の音楽も、達郎と紐づいてしまっている。
新興宗教の元信者のようなといえば大袈裟だが、それの縮小版のような複雑で空しい気持ちを抱えている。
唯一今回の騒動の中でほっこりしたのが七尾旅人のツイートだった。
https://twitter.com/tavito_net/status/1678010883971366913?s=61&t=4yrPjfd_pvJEGuUfn5NXxw
斉藤和義氏が政治的発言をして炎上した時も、事務所社長の浜田省吾がのらりくらりと庇ったりしていたよなぁ。
というか、SCというか達郎もこういうミュージシャンの多様性を認める懐の深い奴だって勝手に思っていたんだよな。
松尾氏の契約はマネージメントと違うし、バックグラウンドも違うから一概には比較できないけど、もう少し血の通った解決はできなかったのか。
できないんだろうな。達郎はそういう奴じゃなかったんだ。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/268244
ツイッターを更新。ジャニーズ事務所の性加害問題に言及したことが遠因となり、所属していた事務所とのマネジメント契約が終了したことを報告した。
松尾氏は「15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」と報告。
山下達郎が慎重に言葉を選んでると感じたのは、松尾氏のことは「憶測に基づく一方的な批判」と言い、自分の関与については「根拠のない憶測」と言いわけているところ。
多くの被害者の証言があるので松尾氏の批判に根拠は十分ある。一方で、性加害のまさにアレをナニしている瞬間を目撃しているわけではないし、刑事事件で有罪判決が出たわけでもないのでギリ憶測とも言える。
そして山下達郎が性加害事件に関与しているかは根拠がまったくない憶測。ただ、忖度とか契約終了の意思決定に関与している可能性は高い。
https://anond.hatelabo.jp/20230709143809
7/9サンソン内放送の「スピーチ」は7/3-5に収録されており、7/6の松尾氏記事(小杉周水が泣いてた&山下夫妻意向を弁護士確認済み等)、また7/5服部吉次氏告白記事は踏まえずに話されている。
7/9サンソンの冒頭で山下達郎は「例によって前倒し」と収録である旨発言。
7/7ツアー島根公演について「はず」と形容しているので、7/7以前は確か。
7/2サンプラザ最終日については過去形で語っているので、7/2以後なのも確か。通常ツアー地方公演の前日に番組録るのもないので、おそらく7/3~5の間に番組は収録している。
地味に冒頭で「ネットや週刊誌等」と言ってるのも気になるというか、7/6以降であればメディア側の震源は日刊ゲンダイなのは明白で、その場合「週刊誌等」ではなく「夕刊紙等」と言うはず。
そしてこれはラジオリスナーのカンなんだが、「スピーチ」部分は番組の通常の流れの中ではなく、別日で録音したものを素材として流している感じがする(「えー」の入りの声があきらかに2秒前のフリと違う)。
ただ通常番組収録を行うTOKYO FMスタジオ収録か、「おうちスタジオ」収録かは判断できなかった。リモート収録ではない。音質的にはほぼ違いなかったと思うので、TOKYO FM収録?
また、明らかに自分で書いた文面(台本)を読み上げている。誰か別の人が書いたものではない。しかしその場のアドリブでもない(一番連想したのは菊地成孔の口上だった)。またSC内での原稿チェックが無かったとも思えない。チェックしたからこそ公式リリースで言及している。
ということで推測。
7/9(日) 山下達郎 楽天カードサンデーソングブックで「スピーチ」を放送
7/6(木) 松尾潔 日刊ゲンダイ連載記事掲載(小杉周水が泣いてた、弁護士経由で山下夫妻が契約解除賛成を確認)
7/5(水) 19:25 スマイルカンパニー声明発表、サンソン内でコメントありを明言
7/5(水) 6:00 日刊ゲンダイ 服部吉次氏独占インタビュー掲載
7/3(月)-7/5(水)のどこか 山下達郎サンソン翌日曜放送分本体を収録
上記より前の7/3(月)-7/5(水)のどこか 山下達郎「スピーチ」収録
さらに前の7/3(月)-7/5(水)のどこか 山下達郎「スピーチ」原稿作成、社内確認
7/1(土) 松尾潔 Twitterでスマイルカンパニーとの契約解除、山下夫妻の意向を公開
カンだけど7/3(月)に山下から言及の申し出、7/4(火)に「スピーチ」原稿作ってすぐ社内確認、同日収録、7/5(水)夕方SC社公式リリース、という流れだったんじゃないかな。
収録の弱みでもう打ち返せない7/6(木)に追い情報を出せたKC松尾&ゲンダイ師匠のケンカの強さが際立つ(もちろんほとんど偶然だけど)。
6/20 松尾潔 RKB Grooooow Up! 生放送で「第三者委員会でない」件を批判
6/12 ジャニーズ事務所再発防止特別チーム(第三者委員会でない)記者会見
6/2-30のどこか 双方弁護士経由で「山下夫妻が契約解除に賛成」を確認
6/2 スマイルカンパニー小杉周水が松尾潔に「山下夫妻が契約解除に賛成である」と告げる
5/22 松尾潔 RKB Grooooow Up! 生放送で引き続きジャニーズ問題に言及
5/18 スマイルカンパニー小杉周水が松尾潔に契約解除を通達
5/16 Yahoo!ニュース等に書き起こし
5/15 松尾潔 RKB Grooooow Up! 生放送ゲスト出演で前日の動画に言及
ちなみに松尾潔は明確に日弁連の定めるガイドラインを踏まえたうえでの「第三者委員会」を提言しており、山下達郎は踏まえているのかいないのかよくわからないけど同じく「第三者委員会等での事実関係の調査というのは必須」と発言しているので、結果的に松尾潔の「ジャニーズ事務所は『特別チーム』とか適当な逃げ打ってないでマジの第三者委員会立てて調査報告しろやオラ」という提言を補強することになっている。
氏について特に思い入れはないのだが、自然と氏の発言や音楽が耳に入っている中で、以前から何となく感じていた違和感が、今回の騒動ではっきりしたので少し書いておきたい。
以前から、氏は、(伝聞なので発言は不正確かもしれないが)市井の人のために音楽をやっているとか、自分は一介の音楽職人だとか、そういったことを常々発言しているという話は耳にしていた。しかし、彼は数十年前から一線で活躍し、莫大な富を築いてきただろうし、以前はレコード会社の役員もやっていたいわば音楽貴族なわけだ。それなのにことさら自分をイノセントな存在に置こうとするその不誠実さがどうにも受け付けない原因だったのだ。
今回の騒動についても、喜多川家との強い繋がりを持ち、芸能界の裏も表も知り尽くしているであろう氏が、ジャニー氏の所業について何も知らなかったというのは考えにくいにも関わらず、あくまで自分は知り得なかったとカマトトぶっている。また、松尾氏は、氏とのこれまでの関係に最大限の敬意を払った表現をしていたのに、氏は、松尾氏とはメールをたまにやり取りする程度で会っていないなどと敬意のかけらもない態度に終始している。自分は純粋無垢で悪行については知らないし、今回切った相手のことも自分にとって大したことないというわけで、不誠実にも程があるだろう。
自分は、基本的に音楽家の発言や行動と創作した音楽とは切り離して考えており、例えば人間性が最低とされる音楽家や犯罪を犯してしまった音楽家の音楽も聴くことはあるし、ましてやそれでCDを回収したり配信を停止すべきとは思わない。しかし、氏については、不誠実さが度を超しているのであって、これはどうにも許せない。
「キャンセル」までは主張しないが、これからは理解あるファンに囲まれて片隅でひっそりと活動いただき、私の視界には入らないで欲しいというのが、切なる願いだ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4739076653842958469/comment/Shin-Fedor
暇空氏の中では「ナニカグループが山下達郎さんを総攻撃してジャニーズを潰そうとしている」という構図になってるのか……。松尾さんが赤旗に出ていたのでまた点と点が繋がって「真実」に気づいてしまったのだろうか
なるほど!
って構図になってるのか!
山下達郎の個別論点は筋が通っていると思うけど、当初の松尾さんの提言した論点からはずれているので違和感が残る。
作品やタレントに罪はない(最近のキャンセルカルチャーを念頭に置いた発言と思われる)のはそのとおりだが、「メディア、広告業界、芸能界だけでなく、みんな(ファンや視聴者も含む)がジャニーズの作品・タレントは性犯罪・性暴力の上に成立していたことを直視しなければならない」と言われているのだ。
「今回の疑惑を放置することは、ジャニーズ事務所だけの問題じゃないと思っています。一番の弊害は、今回の報道やマスコミの有り様を見た子供たちが、もし性犯罪・性暴力の被害者になったとき『声を上げても無駄だ』という諦めの気持ちになるかもしれないことです。疑惑を放置することで、社会全体が諦めの気持ちを子供たちに植え付けかねないのではと怖れを感じています。メディア、広告業界、芸能界だけでなく、みんながこの問題を直視しない限り、性加害や性暴力は、この先もなくならないでしょう。音楽業界に身を置く私も正直つらいです。ましてや、こういう世界に憧れたことがある、あるいは憧れている家族がいる、といった人たちも胸を痛めているはずです。私たち一人一人が、この国が抱える問題として当事者意識を持ち、みんなで膿を出すというところに、舵を切るべきじゃないでしょうか」
引用元:https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/325603/2
自分は当該番組(通称サンソン)をたまに聴いており、いつもはおじいちゃんとそこに集う類友のたわいないハガキと
選曲を楽しんでいるのだが、週半ばにコメントを出すと事務所が告知して以降、どうせロクなことは言わないんだろうなと思っていたら案の定そんな感じだった。
今回の番組の構成も踏まえつつ、結局彼が何を伝えたかったかを考察し、どう受け止められるかを観察する。
山下達郎のファンの方で何故こんなに炎上しているのかわからないひとにも一読していただけると幸いである。
<参考リンク>
https://anond.hatelabo.jp/20230709143809
https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230702140000
https://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230709142936
まず驚いたのがコメントが番組の中盤、30分近く経ってから流れたことであった。
芸人の結婚・恋愛報道が出た後のラジオで冒頭すっとぼけてから中盤で報告するくだりは何回か聞いたことがあるが
こういったお世辞にも明るいとは言えない話の場合はリスナーのために冒頭でさらっと言及して
あとはいつも通りやるパターンが多いので、一旦普通に番組進行してから報告するのは新鮮である。
ちなみに今週は「棚からひとつかみ」という山下達郎の膨大なレコードコレクションから
この番組の中心は洋楽で、山下達郎の曲は基本的には最初と最後にしか流れない。
熱心なファンから送られてくるウィットに富んだおたよりを時折紹介しながら洋楽を流しまくる番組である。
当然山下達郎オンリー回もあるのだが、6月は既にそうした達郎三昧が続いていたので久々に洋楽回になるはずだったのだ。
しかし予定を変更したのか最近リリースしたリマスター盤中心の達郎三昧回となっていた。
コメントを発表する前にかけたのはJuice=Juiceによる「Funky Flushin'」カバーと本人歌唱、
そして「Rainy Walk」の3曲であった。「RainyWalk」はアン・ルイスをプロデュースした際にボツになったものを
本人が買い取ってアルバムに収録したものであり、この放送中でも本人からそのような紹介があった。
コメントで強調されていた「一作曲家、一楽曲提供者」という自身の位置づけにも通ずる選曲であり
この2曲を先にかけたのは、コメントのために野次馬で聞いているひとたちへの当てつけなのではないかと邪推してしまう。
「ジャニーズ批判をしたことによって業務提携を解消した、それに山下達郎が同意した」が事実なのか
また事実であればそこにどのような正当性を見出すのかという点であった。
その答えは簡潔で「松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったことは認めます」ということである。
そのあと「理由は決してそれだけではありません」と続くのでおっと思ったのだが
そのことについては触れることを差し控えられてしまった。ここで何か松尾氏との問題や経緯に関する新たな情報があれば
松尾氏側からの視点しか無かったこの騒動に新たな見方が生まれ、
内容によっては契約解除の正当性が見いだされてスマイルカンパニーや山下達郎への風当たりが和らいだ可能性も十分あったはずである。
前から何か問題はあったんですよ風の雰囲気だけ出されても、他に大した問題も無いのにジャニーズ批判をしたからこそ契約解除したことが際立つだけで逆効果だったと思われる。
更に山下達郎には興味が無いが、ジャニー喜多川の性加害報道に関心のある層が気になっていたのは
「山下達郎は当時そのことを知っていたのか、また今こうした告発をどう受け止めているか」あたりだと思う。
別に山下達郎はジャーナリストでは無いので、自ら当時の姿勢を省みて何かしらの責任を取ったり
コメントを絶対に出す必要が必ずしもあるかと言われると、それが望ましいかもしれないが(他の楽曲提供者同様)微妙であった。
吉田豪もコメントしていたがこの件には「誰もが知っていて、誰もがうっすら共犯関係にあった」側面があるからである。
しかしジャニーズ批判を展開していた松尾氏の契約解除、というジャニーズへの忖度と取られかねない行為に踏み切ったために、
諸々問われることになったというのが現在の山下達郎および事務所の前提である。
この問いに対する回答は「噂には聞いていたけど知らなかった」であり、疑念を持つ人はいたとしても大きな問題はない。
そのまま性加害を擁護しているわけではない、第三者委員会による調査は必須という内容をすらすらと読み上げて
楽天カードマン(一社提供なので番組の途中にふざけたCMが延々と流れている)に
バトンを渡していればまだマシな着地を迎えられたと思うのだが、ここからなぜか達郎のエンジンがかかる。
3分にわたりジャニーさんおよびジャニーズ賛美&思い出タイムが繰り広げられたのだ。
「ジャニーさん」との出会い、一緒にやった仕事、キャリアへの影響、功績と感謝・・・
NHKFMの今日は一日ジャニーズ三昧、あるいは関ジャムのジャニーズ特集でそのまま流しても
何も違和感が無いぐらいのめちゃくちゃ熱いコメントである。自分がジャニーズ関係者なら涙ぐんだかもしれない。
更にメンバーが退所したSMAPやキンプリのことを急に惜しみ、妻である竹内まりやの名前を出してまで再結成を願っていたが、
この流れだと大半の人は「なんでジャニーズ辞めちゃったの」という意味に捉えるので
内部軋轢や方針の違いで飛び出したメンバーやファンからしたら余計なお世話といったところである。
山下夫妻がジャニーズ側の視点でこれらの解散・脱退を捉えていることも示唆されたので本当に余計だったと思う。
では何故山下達郎がこのような話を展開したのか。
本人はコメントの中で、今回の件に関するネットや週刊誌の最大の関心事は
「私(山下達郎)がジャニーズ事務所への忖度があって、今回の一件もそれに基づいて関与しているのでは?」
であるとしている。それにこたえる形でこれらのコメントを出したと考えていいだろう。
振り返った通り、彼がジャニーズに対して並々ならぬ思いを持つことは痛いほど伝わってきたし、
松尾氏の契約解除については冒頭で松尾氏のジャニーズ批判が原因であると明言している。
「はい、忖度してます。それで切りました」なのだが、山下達郎にとってYES/NOはおそらく重要ではない。
彼が伝えたかったのは「僕とジャニーさん、ジャニーズとの絆を忖度なんて言葉で呼ばないでくれ」ということなのではないだろうか。
忖度という言葉そのものは他人の心中を推し量ることという意味だが、この数年政治問題でこの単語が連呼されたこともあり
以前より一層ニュアンスとしては悪いものとなっている。そのような薄汚いイメージで僕とジャニーズの関係を表さないでくれというのが
山下達郎がコメントに至った原動力であり、正直松尾氏が自分の名前を出してどうこう言ったことはそこまで気にしていない可能性がある。
現に松尾氏の名前を挙げたのは序盤だけで、松尾氏の主張にも特に反論していない。
むしろコラムで言及されていた義理人情ストーリーを本人の声でしっかりと補足してしまっているぐらいである。
その一方で忖度という単語へのジャッジは厳しく、コメント終盤で
「このような私の姿勢をですね、忖度あるいは長いものに巻かれている、とそのように解釈されるのであればそれでも構いません。
きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」とまで言い切っている。
いや達郎、あなたの中でそれが絆だろうがエターナルだろうがどれだけ美しい言葉で形容できるものだとしても、
結果としてジャニーズをおもんばかって首切ってたら世間の受け止め方は一緒なのよ。
そんなに熱い絆があったのならしょうがない、ということであれば今まで忖度で追及されてきた政治家たちにも
おそらく夢を語り合った時間とか、何かを一緒に成し遂げた経験とか、誰かの成長を共に見守ってきたこととかあったと思うよ。
とぶった斬るのは簡単だが、細かい表現にここまでこだわってしまうのがアーティストらしいところである。
それを「多分ファン以外の世間には屁理屈にしか聞こえないです」って止められるひとがマジで誰もいないまま発信されたことが問題なだけで。
ラジオでの発言が物議をかもすたびに、ラジオ=クローズドかという議論が起こり、個人的には色々思うところがあるのだが、
今回に関しては本人がわざわざツイッター、インスタ、FBの代わりにここで発信すると宣言してからのこの展開なので、
世間一般との認識のズレの大きさだけが浮き彫りになってしまった形である。
ファンが今回の対応に疑問を提起すること自体を封じ込める踏み絵のようなものであり、全くスマートではないと思うのだが、
好意的に受け止めているファンもいて、ツイッターでも嫌なら聞かなかったらいいんです!と振りまわしている人が既に散見される。
わざわざこの一言をつけたことで、この踏み絵がファン以外、世間一般や企業、周りまわってステークホルダーに行きつく可能性もあるのだが、おそらくそこまでは考えていない。
この騒動自体は根深いながらもジャニー喜多川の性加害報道においてはあくまで場外乱闘なので
BBCなどの海外メディアが取り上げている様子は今のところない。
しかしこの性加害問題がなぜ外圧でしか浮上しなかったのか、という点においては本質的な部分を含んでいるため、
海外メディアが続編ドキュメンタリーを制作するとしたら、日本におけるこの問題に対する反応の例、
あるいはジャニー喜多川への信仰の例としてこの騒動を取り上げる可能性はある。
それでも会場は箱を貸すだろうし、CDも流通するだろうし、元々海外の配信プラットフォームとはほぼ無縁の存在なので山下達郎が食いっぱぐれることはないだろう。
今日の山下達郎のコメントから見えてきたものは、お前ら世間がどれだけ騒ごうが
自分の大事にしているものを譲るつもりは一切無ければ、うしろめたさを感じて取り繕うつもりもない、
またジャニー喜多川を堂々と称えることで被害者に与えるダメージも知ったことはない、
それでもファンと今までのキャリアが十分自分を支えてくれるという、THE重鎮THE大物らしい絶対的自信とその空虚さだけであった。
松尾は批評家として喰っていく都合上、彼が裏で手を回したとしか考えられないジャニーズ関連の言論弾圧は受け入れられない。かといって松尾にとっても正面を切って彼を敵に回すのは部が悪いんだろう。
松尾はこれを理解していて彼と最も近い存在である達郎をリングに引きずり出した。いや、ひょっとすると達郎が加勢して共に小杉理宇造を打倒してくれるかもしれないと期待したんだろう。蓋を開けたらあの通り。彼は小杉理宇造を「ビジネスパートナー」と呼んで庇ってしまった。
ジャニー喜多川への達郎の評価は、それこそティーンの頃から堂本剛のような存在の成長を近くでみていたら掌を返して否定するようなことはできないだろう。自己保身もあるだろうが、達郎が迂闊なメッセージを発すれば彼の存在や人生を否定することに繋がりかねない。これに関しては同情の余地があると思う。
問題は、いくら恩義があるとはいえ、小杉理宇造について無批判でいられるとする態度だ。彼から性加害の事実を知らされなかったからと言い訳するなら、なぜ今それを責めようとしないのか? 旧ジャニーズエンタテインメントの社長をビジネスパートナーとまで呼ぶなら、そのパートナーである達郎はこの言論弾圧にどうして無頓着でいられるのか? 知らぬ存ぜぬに終始することなく、正しい判断ができる立場にあると松尾が踏んだのが達郎だった。が、その願いは敢えなく裏切られてしまった。
この話で何がしんどいかというと、小杉理宇造の息子で現社長のSHUSUIだ。スウェーデン人脈を生かして現地の作家陣とコライトした楽曲をJに提供し成功させることで、それまでの歌謡曲にはなかった制作方法を本格的に導入した実績があり、家柄とは独立に評価されるべき業績と言える。この一連の展開によって、それも単なる親父のコネで仕事が貰えてただけだろうとなりかねない。家業を継がされてしまったばかりに、親父の意見に造反も出来ず、業界の先輩にも頭が上がらない状態でたいへんな板挟みにあっている。社長としての権限があるはずの彼だが、Jと心中する地獄の道の舗装を破壊するルートは、どうも初めから存在していなかったらしい。
あとはもう転がるところまで転がったらよいと思うが、問題にすべきはスマイルカンパニーの小杉理宇造とその院政体制である。
他の部分で盛り上がるのは不毛だと思うよ、という話。
知らなかったと言っているのは、松尾氏も同じだから、どっちもウソを付いているし、どっちも変だというなら解るが、松尾氏を称賛して、山下氏を非難するのは、全く理解できない。
この度、私のオフィススマイルカンパニーと業務提携をしていた松尾潔氏が契約終了となり、そのことについて私の名を挙げたことで、ネットや週刊誌等で色々と書かれております。私は、Twitter・facebook・instagramといったものを一切やっておりませんので、ネットで発信することができません。そのため、私の唯一の発信基地であるこの「サンデーソングブック」にて、私の話をみなさんにお聞きをいただこうと思います。
少々長くなりますがお付き合いください。
まずもって、私の事務所と松尾氏とはですね、彼から顧問料をいただく形での業務提携でありましたので、雇用関係にあったわけではない。
また、彼が所属アーティストだったわけでもなく、従って、「解雇」にはあたりません。弁護士同士の合意文書も存在しておきます。
松尾氏との契約終了についてはですね、事務所の社長の判断に委ねる形で行われました。松尾氏と私は、直接何も話をしておりませんし、私が、社長に対して契約を終了するよう促したわけでもありません。そもそも、彼とはもう長い間会っておりません。年にメールが数通という関係です。
今回、松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して、憶測に基づく一方的な批判をしたことが、契約終了の一因であったってことは認めますけれど、理由は決してそれだけではありません。他にも色々あるんですけれど、今日この場では、そのことについては触れることを差し控えたいと思います。
ネットや週刊誌の最大の関心事はですね、私が、ジャニーズ事務所への「忖度」があって、今回の一件も、それに基づいて関与してるのでは?と言う根拠のない憶測です。
今の世の中は、なまじ黙っていると言った者勝ちで、どんどんどんどんウソの情報が拡散しますので、こちらからも思うところを、正直に率直にお話ししておく必要性を感じた次第であります。
今、話題となっている性加害問題については、今回の一連の報道が始まるまでは、漠然とした噂でしかなくて、私自身は1999年の裁判のことすら聞かされておりませんでした。当時、私のビジネスパートナーはジャニーズの業務も兼務していましたけれど、マネージャーでもある彼が、いちタレントである私にそのような内情を伝えることはありませんでした。性加害が、本当にあったとすれば、それはもちろん許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば、第三者委員会等での事実関係の調査っていうのは必須であると考えます。
しかし、私自身がそれについて知ってることは何もない以上、コメントの出しようがありません。自分はあくまでいち作曲家、楽曲の提供者であります。ジャニーズ事務所は他にもダンス・演劇・映画・テレビなど、業務人材も多岐にわたっておりまして、音楽業界の片隅にいる私にジャニーズ事務所の内部事情など、全くあずかり知らぬことですし、性加害の事実について私が知るすべも全くありません。
私は中学生だった1960年代に初代ジャニーズの楽曲と出会って、ジャニー喜多川さんという存在を知りました。何年か後に、初代ジャニーズの海外レコーディング作品を聞いて、私はとても感動してこの「サンデーソングブック」でも特集したことがあります。
1970年代の末に、私の音楽を偶然に聞いたジャニーさんに褒めていただいて、そのご縁で、数年後に私のビジネスパートナーが、近藤真彦さんのディレクターとなったことから、「ハイティーンブギ」という作品が生まれました。その後も、ジャニーズに楽曲を提供する中で多くの優れた才能と出会い私自身も作品の幅を大きく広げることができ、成長させていただきました。
たくさんのジャニーズのライブに接することができたおかげでkinki_kidsとの出会いがあって、そっから「硝子の少年」という作品を書くことができて昨年の「アメージングラブ」まで、彼らとの絆はずっと続いております。
芸能というのは人間が作るものである以上人間同士のコミュニケーションが必須です。どんな業界会社組織でおそらく変わらないでしょう。人間同士の密な関係が構築できなければ良い作品など生まれません。そうした、数々の才能あるタレントさんを輩出したジャニーさんの功績に対する尊敬の念は今も変わっていません。
ジャニーさんの育てた数多くのタレントさんたちが戦後の日本でどれだけの人の心を暖め幸せにし夢を与えてきたか。私にとっては素晴らしいタレントさん達やミュージシャンたちとのご縁を頂いて、時代を超えて長く歌い続けてもらえる作品を創れたこと。そのような機会を与えていただいたことに心から恩義を感じています。私の一個人、一ミュージシャンとしてジャニーさんへのご恩を忘れないことや、ジャニーさんのプロデューサーとしての才能を認めることと社会的倫理的な意味での性加害を容認することとは、全くの別問題だと考えております。作品に罪はありませんしタレントさん達も同様です。
繰り返しますが私は性加害を擁護しているのではありません。アイドル達の芸事に対するひたむきな努力を、間近で見てきた者として、彼らに敬意をもって接したいというだけなのです。ですから、正直残念なのは、例えば素晴らしいグループだったSMAPの皆さんが解散することになったり、最近ではキンプリが分裂してしまったり、あんなに才能を感じるユニットがどうして?と疑問に思います。私には何も分かりませんけど、とっても残念です。
願わくば、皆が仲良く連帯して素晴らしい活動を続けていって欲しいと思うのは私だけではないはずです。キンキ、嵐、他のグループみんな末長く活動していって欲しいと思うばかりです。先日、あの男闘呼組の再結成って嬉しいニュースがありましたが、同じようにいつか近い将来SMAPや嵐キンプリの再集合も実現するような日が来ることを竹内まりや共々に願っております。
性加害に対する様々な告発や行動というのが飛び交う今でも、そして、彼らの音楽活動に対する私のこうした気持ちに変わりはありません。
私の48年のミュージシャン生活の中で、沢山の方々からいただいたご恩に報いることができるように、私はあくまでミュージシャンという立場から、タレントさん達を応援していこうと思っとります。彼らの才能を引き出し、良い楽曲を共に創ることこそが、私を本分だと思ってやってまいりました。
このような私の姿勢をですね、「忖度」あるいは「長いものに巻かれている」とそのように解釈されるのであれば、それでも構いません。
以上が今回のことに対する私からのご報告です。
松尾潔がスマイルにギャラを支払う契約だったってのに驚いてる人いるけど、
松尾事務所がスマイルにマネジメント業務を委託してたってだけじゃないの?
まぁ決まったあとに批判すれば松尾自体の生存ルートはあったかもしれないが、
山下達郎自身は仮にジャニーの罪が確定してもジャニーに批判的な立場に立つつもりはないと言っているから山下達郎自身のルートに分岐はなかったと思われる