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2014-04-10

STAP細胞存在に決着が着く最短の道のり

理研STAP細胞検証チーム丹羽氏ら)が検証実験を行うことを、先日の会見で発表している。

私は、この検証は案外早く決着が着くのではないかと思っている。完全な決着には1年を要するだろうが…。

1. 酸処理により、GFPの発現は、おそらく起こる。

これは、自家蛍光かもしれないし、死に際の断末魔でOCT4-GFPが発現するのかもしれない。しかしとにかく、蛍光は発すると思う。

小保方氏が200回以上見たというのは、この蛍光であろう。

(参照:http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52007102.html

蛍光が起こることが確認できれば、コツが要ると言われている酸処理の手技自体クリアされたことになる。

2. しかし、他の未分化マーカー遺伝子の発現は起こらないだろう。

検証チームは、酸処理後に他の未分化マーカー (Nanog, Sox2など)の発現をRT-PCRなどで調べると言っている。

Nature論文でも見ているが、はっきりいって信用出来ない)

3. ほかの未分化マーカーの発現がなければ、全能性を有する可能性は極めて薄い。

十分確認するためには、キメラマウスを作る必要があるが、ほとんど消化試合と言って良い。

とすれば、「STAP細胞存在しまぁす」という小保方氏の主張は、OCT4-GFPの発現のみを根拠とした「誤認」に基いていたことになる。

以上が、小保方氏の解釈は誤認でありSTAP細胞存在する可能性は低い、という結論に達する道のりで、これに至るのは意外と早いと想像する。

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