はてなキーワード: 月下美人とは
あっ。
と頭の中で言っているのに実際に声が出ないことってあるよね。私もそうだよ。夜中に脱糞した。
三十路前の女が真夜中に脱糞した。尻から屁を出そうとして出たのがクソ。それが脱糞だと身をもって知ったのが三十路前の今日だった。みんな脱糞って知ってる?脱いで糞するって書くのに私は脱ぐ前にクソが出た。
最初は何かちょっと出たかなと思った。ちょっと出た時点で脱糞なんだけど。ホラ、尻の肉で支えてる間はまだ外に出てないじゃん?セーフじゃん?尻肉でクソを抱えて座ると同時にズドーン!!!!!ってやればセーフじゃん?でも私は脱糞した。いつも通り尻で支えようとしたら最悪の結果になった。ビチグソって本当にビチッていって出るんだな。尻の穴になめらかな感覚を感じてやべーと思ったし神に祈った。神は力んだ時点でもう出てんだよクソがって言って去った。追う余裕はなかった。
マジの脱糞を初めてした女は頭が真っ白になった。真っ白になった頭にクソの匂いが入ってきてやべーなこれどうすんだ。どうするのがベストクソコミットなんだこれ。
そろーっとパンツを下げた。
いた。
自分のクソとご対面した。
もうついこの前買ったパンツだっていうのに思ったよりいた。赤ちゃんのおむつ剥がしたときこんな感じだよね。でも自分のパンツで見るとは思わなかったよ。私は冷静だったのでそのまま先にハーフパンツを床に降ろした。中腰でパンツを支えてハーフパンツだけを降ろすという行為をする理由なんて脱糞したときだけじゃないか?まともに考えたらもっとあるかもしれないけど今はもうそれしか考えられない。脱糞が私の人生を今刻一刻と狂わせている。
というかハーフパンツを降ろしてからどうしたらいいかわからない。これパンツ降ろしていいのか?このまま?床に?布がたわんでうんこパンツwithハーフパンツうんこになったらどうしたらいい?
ひとまず膝にパンツのゴムをひっかけて浮かせたまま座った。トイレはケツの為のものだ。便器に座る時人は皆パンツを脱いでいる。だからケツを晒して座ることに何ら問題はない。大いなる前進だ。よし冷静になってきた。脱糞って案外みんなするよね?私の父親は結構娘に脱糞報告をしてきたので実は案外身近なところに脱糞は存在していた。大丈夫だよね?お父さん50過ぎてるけど年齢なんて関係ないよね?赤ちゃんだってやるんだから三十路前の女が脱糞したって平気だろ。そう考えたらこの匿名ダイアリーも全然ただの便所の落書きみたいに思えてきたな。大丈夫だ。脱糞は生活の中にある。
話を戻すけど私はとりあえずパンツのクソをペーパーで取ってみた。
むzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzっずかしいなこれ
えっもう完全にカレールーじゃん?ゆるさが。一晩寝かせてやや固まって水が出たときのカレーじゃん?トイレットペーパーで?とる?どうやって?
ものすごい速度で文明と生活の尊厳を失っている。もう手で取った方が絶対に早いけどこれ以上尊厳なくしたら今後に響く気がして恐ろしい。いやでもどっかの国でうんこしたケツ手で拭くとかなかったか?国境跨げばまだ尊厳チャンスあるか?いや普通にうんこ素手で触るのが嫌だわ。私はクソニートなので爪を切るのをサボっていたから尚更嫌だ。ちなみに途中であきらめた。もういいどうせうんこは洗うんだから床につかなきゃいい。ということで床に降ろした。なかなかベストな形でたわんだので床にもハーフパンツにもうんこはつかない。よし。
こうなったらもう山場は超えたしあとはただうんこした女が尻を拭くだけ。赤ちゃんじゃなきゃできるわよね。
出来なかった。
最初のことを思い出してほしい。私は脱糞の瞬間力んでいたのだ。しかも屁で。屁と共に糞した。
屁って飛び出るんだよ。つまり私の尻には飛び出た糞がランダムに配置されていた。
ケツを拭く。うんこついてる。
ケツを拭く。うんこついてない。
自分の尻を見ることが出来ないことがこんなに辛いと思ったことはない。もうずっと手につかないか怯えながらケツを探る。どうして。男のケツの性感帯を探りたいとSNSで嘆いている私は今自分のケツのうんこを探している。
もう本当に肩が辛い。たまらずしまむらで買っただぼだぼのTシャツをたくし上げて立ち上がった。ほんとに辛いの。姿勢が。股座を覗くように屈んで腕を伸ばすとあれよあれよととれるわとれるクソ。思ったよりまんべんなくうんこがいた。怖すぎる。私はこの後このまんべんなくうんこが付いていた尻を晒して
1階に行かなければならない。
私は2階のトイレで脱糞した。実家だ。そう実家なのだ。家族がいる家で脱糞し家族がいる家で今から
1階に行かなければならない。
突然の不安、心細さ、孤独感、恐怖、こんな経験をしたことは友達と遊んでいる時にひとりだけ逆行きのエスカレーターに乗ってしまった時以来だ。あれほんとキツい。私だけ上にあがっていくのほんとにキツい。誰も振り返らなかったから私しか過ちに気付いてなくてほんとに辛かった。そして今脱糞という過ちを知っているのも私一人だ。
私はこれから一人で立ち向かわなければならない。向き合うんだ。脱糞と向き合え。父のように。お父さんこんな辛いことを何回経験してるんだ。「ちょっと出ちゃったの(笑)」で済むような体験じゃないぞお父さん。お父さんちょっと出ちゃってるそれってだいぶ出てない?私まんべんなくケツにうんこついたよ?
真夜中なので家族は寝ている。寝ていてくれ。2時半はもう回ってるんだから。月曜日の夜なんだから。神に祈ったがいい加減に神のことをアテにするのはやめた。お前いつも私が便秘地獄のときにトイレで今までの行いを懺悔する私と私のクソに何の施しも寄こさなかっただろうが。バチが当たるぞ。バチが当たってんのは私だクソ!!!!!!!!!!!!!
下半身丸出しの妖怪がハーフパンツを小脇に抱えて、丁寧に諦めて畳んだうんこパンツを片手に持ってトイレからそろーっと出てくる光景。絶対に出くわしたくない。あと普通に今日のうんこが臭い。絶対ポテトサラダのせいだけど美味しいものに罪はない。というか全面的に私の尻がゆるいのが悪い。
階段の電気をつけるのがこんなに怖いことあるか?ホラーゲームって逆に消すと怖いけどつけるのが怖いことってそんなにあるか?いっそ暗いままで行きたかったけど転倒してうんこがこれ以上感染拡大するのはほんとうに無理だ。慎重に電気をつけて階段の下を見る。暗い。暗い!暗いぞ!家族達ったら健康に安眠しちゃって。えらいぞ。いつもぐっすり寝ていいんだぞ。私は寝ないでクソしたけど。
階段を下りたらもう脱衣所なんてすぐだったので完全に余裕。入る。閉める。はいクリア。私は脱糞未経験だけどなんとなくうんこパンツは風呂場で洗った方が良いという強迫観念があったのでハーフパンツを洗濯機に入れて洗濯用洗面器を拾ってうんこパンツと一緒に風呂へ向かう。
もう最高。峠超えた。風呂は命の洗濯よってミサトさんも言ってた。脱糞なんて洗い流せばただの脱。いっちょやりますか。パンツ洗いってやつをね。
すgggggggggggggggっごい時間かかる。
うんこってこんな洗うの時間かかるの!?ずっと洗面器のお湯がうsssssssssssssssssっすい泥水みたいになる。何回すすいだ?何ならずっとシャワー出したまま流してるよね?なんで私は今日に限ってレースの凹凸が付いているパンツを履いていたんだ。新しく買ったからだよ。最悪だよ。凹凸の溝にへばりついたうんこがすこしずつ出てくる。一気に全部出てくれよ。
もう面倒でシャワーを直接当てた。うんこってこんなにシミになるの?ここまで来て私は「脱糞パンツは洗って使うのではなく捨てるもの」だと察した。いやでもこれ一昨日買ったパンツだよ。パンツの寿命って2日?セミより短命な生き物ってこの世にいるの?どちらかと言えば月下美人に近いわね。美しくなりなさいよ。うんこ落ちろうんこ落ちろうんこ落ちろうんこ落ちろうんこ落ちろうんこ落ちろ。
駄目だった。
とりあえずお湯は濁らなくなったので諦めて絞って洗濯機に入れた。そして見えないろ過うんこが飛び散った風呂を夜中の3時前に掃除する。お母さん。私怖すぎて排水溝にも床にもカビキラー使いまくりました。カビキラーってカビに効くんだからうんこにも効くだろ。私はこの世でカビのことが相当に怖いからカビより強いカビキラーのことをとてつもなく信用している。実際排水溝はめちゃくちゃ綺麗になったので「○○ちゃん、お風呂掃除してくれたのね。助かるわー。」と思われることだろう。これは善意ではなく私のアリバイ工作だというのに。私は今宵だけでいくつ罪を重ねるのだろう。ごめんねお母さん。てかパンツ買ってきてくれたのお母さんだからパンツ捨てたら確実にバレるんだよ。親に買ってもらったパンツ2日で捨てるのってやばすぎるよ。しまむらにも申し訳ないよ。しまむらの何かしらのパンツ作りに携わった人に申し訳ないよ。しまむらのパンツを2日でうんこパンツにしてしまう私の罪は相当重いのではないか?もはや絶望による負の余裕がある。しかし本当の恐怖はここから始まった。
パンツ洗ったし手も洗う。
キレイキレイの泡ソープでわしわし洗い流す。うんこ触った手を。
うんこ触った手を。
ハッピーバースデーソング2回分洗うって話は子供に手洗いを教える為のもんだと思ってたのに真に受けてしまう。いや実際そのくらい洗うべきなんだけど。でも公衆トイレで誰もハッピーバースデーソング2回歌ってる人いないじゃん?私も歌って洗わないし。でも私の手は今うんこ触った手になっている。
結局2回洗って手を拭く。
うんこ触った手を。
これタオル触っていいのか?いいに決まってるだろ洗ったんだから。でもうんこの菌って目に見えないよね?全然詳しくないけどうんこに含まれる菌って口から入ったら地獄じゃなかったっけ?大丈夫?本当に?
オレンジジュースって酸味があるよね。酸って字が入ってるし何かしら穢れにもいいでしょ。もうよくわからない理由で小岩井のオレンジジュースをコップに注ぐ。コップをとる手も氷を入れる手もさっきうんこを触った手だ。本当に大丈夫か?酸味がうんこに勝てると思うか?オレンジはうんこより強いと心から信じられるか?
食洗器に触るのも怖い。実際もう散々洗った手なんだから平気なんだけど。平気だよな?さっきハッピーバースデー2回歌ったもんな?あれって本当に2回だっけ?テンポとかある?結構ゆっくりめのハッピーバースデーじゃないとダメだったりする?でもしっかりめに歌ったよね?声に出して唱えないとダメとかある?あれって実はうんこからの魔除けの文言だったりする?
恐怖によって私の思考はすっかり支配されていた。さっき洗濯機に入れたパンツ、万が一にもうんこの香りしたらアウトじゃない?洗ってシミが落ちなかった元うんこパンツをお母さんが見たらアウトじゃない?「○○ちゃん、脱糞した?」って人生で絶対に聞かないであろう問いかけを聞かされる可能性出てきたな。お母さんは脱糞経験者の妻なんだから脱糞パンツわかるよな絶対わかる。目利きでわかるよ脱糞パンツ。やばい。かといってこのクソ深夜に洗濯機回すか?1階で妹が寝てるのに?というか今回したら私は何時に寝るんだ今日。いやでも脱糞隠蔽工作に比べたら睡眠時間なんて秤にかけてる場合じゃないのでは?ていうかさっきの風呂の洗い方って足りてる?そもそもトイレほんとにうんこついてない?床に落ちてないよな?私の尻ってまだうんこついてる?全部拭いた?さっき何ならシャワー当てて流したけどまだついてる?これ本当にベストクソコミット出来てるか?ベストクソコミットって何だよ。
もう殺人を隠す犯人の心境と一緒だった。私は今人殺しほどの罪を犯し隠蔽しようとしているのだ。
そして私は普通にメンタルが雑魚なので疲れて全部どうでもよくなったので洗濯機は回してないし食洗器とか普通に開けた。
今うんこ触った手でキーボード打ってる。脱糞は人生を変えない。私は今何も変わらないままここにいます。
お父さん、いつもありがとう。今度は脱糞した後どうするか教えてほしいと思いました。もう遅いけど。
3年前ぐらいだったと思う。
普段は高級品をまったく買わないのだが、たまたま銀座のデパート(有名な時計があるデパート)に行ったらどこかの香水メーカーが期間限定で出店しており、なんの魔がさしたのかそこで3万円ぐらいする香水を買ってしまった
普段香水つけないのに、ふらっと立ち寄ってテスター嗅いだら「うわ〜いい匂い!」と思って衝動買いだった覚えがある
で、買ったのに3年ぐらい存在を忘れており、1か月ぐらい前にドレッサーの中から発掘し、さすがに腐ってるだろうなぁと思ったのでガーゼに2回プッシュしてサシェ?に入れて吊るしルームフレングランスとして使用してたんだけど…………
たかだか2プッシュしかしていないのに香が1週間続くのである!!!!!!
しかもちゃんとトップノートからラストノートまで香が変化する すごい
プッシュしたての時はグリーン系の爽やかな香だが、最後はぬくもりのあるほっとするような香になる すごい
買ったの3年前なのにまったく香が劣化していない すごい
有名ハイブランドの名を冠した安い香水(イオンとかそこらへんのドラストでも売ってるようなレベルのもの)だとツンとした下品なアルコール臭がして匂いが半日で飛んでしまうが、まったくそんなことはない
思えば普段香水なんかつけないのに3万もする香水をたった1回テスターを嗅いだだけで衝動買いしたのも香水の魔力にやられた感がある
(この日記は、アパシー・シリーズ及び七転び八転がりの現在の状況をある程度知っている人向けの文章です。
全く知らない、という人のため解説を挟んではいますが、分かり辛い点もいくつかあるかと思います。申し訳ございません。)
タイトル「アパシー・シリーズ」とは、1995年に発売されたSFCのゲーム「学校であった怖い話(以下SFC版)」を軸に展開された作品群の事だ。
経緯が少々特殊なのだが、このシリーズは「七転び八転がり」というサークルから今もなおゲームが出続けている。
単純に考えて24年もの間、この「学校であった怖い話」という作品は応援され続けてきている。また来年迎える25周年に向けての動きも出始めているようだ。
尚実際には24年ずっと絶え間なく作品が出続けたかと言うとそうではなく、パンドラボックス(SFC版の制作会社)の経営不振等により2001年以降は休止状態であった。
その後メインシナリオライターである飯島多紀哉氏(旧飯島健男氏)がゲーム制作に復帰しアパシー・シリーズの制作が開始される。
同人ゲーム・小説・グッズ等を数年に渡り販売するも再び休止、数年後また復活……と大まかに言えばこのような流れだ。
また正確にはSFC版及びリメイク作品であるPSのゲーム「学校であった怖い話S(以下PS版)」はアパシー・シリーズには該当しない。
ここまで「学校であった怖い話」「アパシー・シリーズ」は長い間応援されてきたゲーム・シリーズである、という事を記してきたが、実は私自体の歴はそれほど長くはない。
学校であった怖い話を好きになったのはおよそ8年ほど前である。上記の流れで言うと2度目の休止時期に当たる。
最初にSFC版の存在を知り、恥ずかしながら実況動画から入った。その後SFC版をバーチャルコンソールで、PS版をゲームアーカイブスでプレイした。
後々になって「アパシー・シリーズ」もプレイし始めた。人によってはアパシー・シリーズを苦手とする事も多いが、私は夢中になった。二次創作も多少していた。
少なくとも1995年を舞台とした、SFC版と同じキャラクターが出てくるゲームは一通りプレイした。そうでない作品の中には触れていない物もあるため、その程度かと言われればその通りなのだが。
この頃既に休止状態に入ってた事もあり、アパシー・シリーズはもう更新されないだろうと思っていた。
それだけに、2014年小学館から小説「学校であった怖い話 月曜日」及びその作品群が発売された時には本当に驚いた。
更に2018年、他でもない七転び八転がりから同人ゲーム「学校であった怖い話 新生」が発売された時には非常に期待に満ちていた。
知ったときには遅かったと思っていたのに、「ゲームが次々と発売される」という流れをリアルタイムで実感することができるのだと。
上に「少なくとも1995年を舞台とした、SFC版と同じキャラクターが出てくるゲームは一通りプレイした。」と書いたが、厳密に言うとこれは僅かに誤りがある。
現在最新作に当たる「アパシー 学校であった怖い話 極(以下極)」は購入していない。その一つ前の作品である「アパシー 学校であった怖い話1995 月下美人の章 第一巻」も、購入はしたがプレイをしていない。
理由としては、極が発売される前のタイミングでジャンルを離れたからだ。
2019/5/13現在、七転び八転がりは「アプリ開発」を目的としたクラウドファウンディングを行っている。
このアプリ開発こそが、上記「25周年に向けた動き」の中で現在確認できるものである。
https://camp-fire.jp/projects/view/140712
支援額1000万円到達でアプリ開発に着手する他、そこに至るまでの区切りとしてもいくつもの企画が立てられている。
このクラウドファウンディング、またその前後のTwitterや製作者のブログに対し、既存のファン(ここでは暫定的に「学校であった怖い話及びアパシー・シリーズが好きである人」のことを指す)から疑念の声が次々と上がっていったのだ。
具体的にどういった事がありどういった声が上がったのか、明確に記す事はここでは控えさせていただきたい。その理由となる事態については以下に記載させていただく。
ファンの間で不信な声が上がり始めた頃、「問題まとめ」と題し不信だと感じられる事柄をまとめたプライベッターの記事が作成された。
現在は削除されており引用はできない。私も一読はしたものの、詳細には覚えておらず申し訳ない。
またTwitter等ではサークル代表である飯島氏及びクラウドファウンディングの苦言や暴言がちらほら見かけられた。支援しない事を勧める声や、高額なプランで支援した人への暴言も見られるようになった(ただしあくまでこれらは極一部のユーザーの発言であり、多くの人は疑念や不信の声に留まっていた)。
そういった動きに対し、飯島氏は最終的に以下のブログ記事を発表した。
http://plaza.rakuten.co.jp/iijimatakiya/diary/201904120000/?scid=we_blg_tw01
読めば分かるのだが、二次創作に関する記述については全く正しい事が書いてある。二次創作は違法であり、作者がそれを黙認していることが多い。
「学校であった怖い話」を全く知らない人がTwitterでこの記事について言及し、そのツイートには多くの反応があった(所謂「バズった」)。
多くは「当たり前だ」「筆者の言うとおりだ」「このジャンルのファンは何を考えているんだ」といった内容である。
そしてこのブログの内容通り、何人かが「弁護士を介して話をした」という発言をした。その中には上記プライベッターの記事の作成者も含まれている。
補足しておくが、この作成者はれっきとした学校であった怖い話のファンである。この事態の後、極を購入したという旨のツイートもしている。
どころか、苦言や暴言を吐いた人の殆どが学校であった怖い話を好きなファン達だ。
……ただし、これはあくまで上で脚注を加えた通りの意味での「ファン」、つまり作品自体のファンを指す。
この文章で具体例を明記しないのは、こういった事情があったからだ。
プライベッターの記事は、明確なネガティブキャンペーンが行われていた「極端な例」だったかもしれない。
しかし実際起こった事を列挙する際、当然ながらユーザー側の事態は把握できても、サークル側にどういった事情があったのか、どういった対策を取ったのかを全て把握することができない。
そのため「今回起こった問題」を私が書き連ねると、どうしてもユーザー側贔屓のバイアスがかかってしまい、サークル・代表批判と取られかねない文章となる。
今回はあくまで私が「アパシー・シリーズを追うのをやめた話」という個人的な内容の記事であるため、上記の理由により詳細は省かせていただく。
またそういった経緯があるため、現在はなかなか事態が分かりやすくまとめられている文章は見当たらない。
なお、私自身はTwitter等で暴言を吐いたり、クラウドファウンディングに対してネガティブキャンペーンを行ったりはしていない。
匿名ブログでこう言っても信憑性は無いだろうが、つまり「弁護士が怖くて離れた」という理由ではないことを主張しておきたい。
「二次創作がやりたくてゲームをプレイしていたから、その趣味が脅かされるため離れた」という理由でもない。
何故追うのをやめたかというと、「ブログの最後に『黙って去ればいい』と書いてあったから」である。
今回飯島氏がブログでこのような発言に至った理由は何故だろうか。
飯島氏の言う「自称ファンだがこちらはファンだと認められない人物」が増えすぎて、個々人に対処しきれなくなった、
もしくはそういった暴言に耐えきれなくなり強い語調のブログで拡散せずにはいられなくなった、等色々考えられるが、これらはあくまで憶測に過ぎない。
ただ結果として、この記事は「自称ファン」のみならず普通のファンの一部にも圧力を与えてしまったのではないだろうか。少なくとも自分はそうだ。
自分は正直、「学校であった怖い話」及び「アパシー・シリーズ」のことは好きだが、飯島氏に対してはそれほど良い印象を持っていない。
そもそもの考え方として「作者と作品は分けて考えられるべきであり、作品が素晴らしいからといって作者まで好きになる必要は無い」と思っていた。
勿論良い印象を持っていないからといって暴言は吐いていないし、素晴らしい作品の作者であるという点に置いては尊敬の念があった。
しかし、どうにも飯島氏の諸々の発言及び行動においては懐疑的な目を持ってしまっていたのだ。
上記ブログ記事を読んで、区切りがついた。「ならば自分は黙って去ろう」と思った。発表していた二次創作作品は全て取り下げた。
純粋に怖いと感じた。こういった思いを持っている以上、私も少なからず敵意を持たれているかもしれないと思った。
……そう思うと、私みたいな人間も「自称ファン」の一部であっただけなのかもしれない。
あの記事は、二次創作はしておらず、尚且飯島氏の事も悪く思っていない人にとっては、特に疑問を持たない当然の内容なのだから。
重ねて言うが、飯島氏の二次創作に関する主張は正しいだろう。私だって、自分のことを嫌いな人に自分の創作物を弄られたくはない。
そのため、私は深く反省した。作者に懐疑的な目を向けながら8年間、その作者の制作物で二次創作をしていたことを恥じた。
そうして私は学校であった怖い話やアパシー・シリーズから離れることにした。
しばらくはこの事を思い出してしまうため、SFC版含め過去のゲームをプレイする気も起きないだろう。
未練が無いとは言わない。未練が無かったらこんなお気持ち表明文は書かない。
気持ちを整理するため、このような文を書かせてもらった。
最後に、この日記は決して「作者に少しでもマイナスイメージがあるなら二次創作をやめろ」という主張をする物ではない。
私の場合は今回語った事態が一番のきっかけであったが、「飽きを感じ始めていた」等他の理由も少なからず存在する。
あくまで「そういう人間もいた」という自分本意の語りであって、他人に強要するものではない。