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はてなキーワード: 最終章とは

2023-02-08

書捨て

10数年好きなマンガ作品がある

きっかけは覚えていないが私がそのマンガに初めて触れたのはアニメからだったと思う

思う、と言うのは学生の頃の甘かったり苦かったりする記憶と共に様々な思い出が深みに仕舞われて最早取り出せなくなっているからだ

でもその作品に出てくるとあるキャラクターが初登場してからのめり込むようにハマったのだけは覚えている

どんなキャラクターかの詳細は省くがそいつ一言で言えば破壊衝動の塊みたいなヤツで派手な見た目と物騒な言動厨二病真っ盛りの当時の私にはものすごく刺さった

さて、このマンガと同時期に私の周囲でにわか流行り始めたものがある

"BL"だ

古くからある概念であることは重々承知だが私の周囲では同時多発的にこのタイミングで「腐女子」なるものに変貌する人がとても多かった

当然色々なコンテンツ推しCPの話を否応なしに聞かされるようになり自然と私もそういう思考作品を見るようになっていった

目が合ったから、やたらと突っかかるから、反応が違う気がするからーー願望めいた妄想をいくつも抱いてはコンテンツへの熱と同時にかなぐり捨てて来た

今思えば話題を合わせていただけなのだと思う

否定的になった訳じゃない

熱量と自信を持ってキャラ同士の関係妄想する体力が無くなっただけだ

だがアレだけは違った

そう、10数年物の熱量を抱くことになるあのマンガ

同時期に流行ったのだから当然このマンガにも同じように有り得ざる関係性を見ていた訳であるがまぁ他のコンテンツと同じように熱が落ち着くと同時にそういう視点も持たなくなっていった

ーーとあるCP以外には

私は当時から軽い"公式史上主義"で二次創作の類がかなり苦手だった

勝手自分で作り上げた"公式供給された"と思い込んでいるキャラクターから少しでも逸脱しているとどうにも違和感として捉えてしま

"BL"の全部が全部そういう訳ではなかったと言い切っておくがまぁ自分には向いていなかった

ところがそのマンガを読んでる時だけ足を洗ったはずの腐女子が顔を出すのだ

お互いにお互いにだけは負けたくないと思ってそうな所とか本人だけは気付いてない事に真っ先に気付きそうな所とか、まぁ語れば長くなる妄想をそれこそ山ほどしてきたが何故だかマンガで出番があるたびそのCP解釈に自信が付いていった

その頃にはこのCPへの熱を語る相手はいなくなっていたがそれでもそのまま学生卒業し、社会人になってもその火は消えることなく燻り続けることになる

この火がもう一度高く燃え上がったのは社会人になってしばらく経ってから

このマンガは喜ばしいことに原作がすべてアニメ化していて、さら劇場版が何作か作られている

そんな劇場版の最新作が私の中の"腐女子"を呼び起こすことになる

内容としては原作最終章劇場版らしく素晴らしい演出ネタを盛り込んでアニメ化したもの

私は実はこの映画範囲、つまり最終章原作は未読だったためどうしても見たかったので仕事のクソ忙しい時期だったが無理を言って封切り当日の最終回に滑り込んだ

ーーあの映画館での衝撃を私は生涯忘れないと思う

結論から言えば私が長年暖めていたCPの答えが詰まっていた

ようやくこの記事を書いている理由に辿り着いた

そう、私が長年抱き続けていた願望は、すべて正しかったのだ

私はそう解釈した

有り得ない、馬鹿げていると何処かでわかっていても捨てられなかった妄想

こんな事あるはず無いだろうと鼻で笑われてそれでも諦めきれなかった関係性が

10数年経ってようやく報われた、いや昇華された

この感情はきっと誰にも伝わらないし伝えられない

だって私はこの解釈を今まで誰にも話してこなかったか

そしてこれからもきっと誰にも理解されない

それでもあの映画の15分を見ると思い出すのだ

10数年抱えてきた熱量

あの日の衝撃を

2023-02-05

[]2月4日

ご飯

朝:朝マクド。昼:お菓子。夜:カップヌードル

調子

むきゅーはややー。お仕事はお休み

ルートフィルム

あの√Letterの連なるシリーズとしてリリースされた、角川ゲームミステリーの第二弾。

怪作としか言いようのない奇妙な前作とは打って変わって、手堅く丁寧な出来のADVになっていた。

売れない映像監督八雲マックスと、新人女優のリホの二人の視点を行き来しながら、それぞれの事件の謎を追いつつ、10年前に中断されたドラマ撮影に秘められた謎を解くというあらすじ。

全7話で、単発の事件に加えて縦筋を通す10年前のドラマ撮影中止をめぐるアレコレが挟まるので、プレイ時間こそ短いものお腹が膨れる構成だ。

主人公八雲マックス映像作家であることに矜持を持っていることもあり、撮影していた映像から謎解きを始めたり、撮影の色々を応用したトリックを見抜くのが独自性があった。

とはいえミステリ部分は一般常識範疇で、どちらかというと映像作家としての生き様が縦筋に絡んでいる感じで、熱血漢の良いやつなのがよく伝わってくる。

それだけに、最後最後オーラスで飾らない言葉であるキャラを説得するくだりは、その道の困難さを心配こそすれど、八雲マックス頑張れ!!! と応援したくなった。

ここまでの間に主人公への好感を持てる構成からこそだろう。

もう一人の主人公リホについては、どうしても八雲の影に隠れがちなものの、駄洒落の拾い食いと評される戯けた言葉遊びを始め、可愛いシーンが多くこちらはこちらで楽しかった。

サブキャラ達も魅力的なキャラが多く、中でもワトスン役となる、曲ちゃんはとても良いキャラクタだった。

元ヤン就職したてながら映像編集技術ちゃんとしており技術面でのサポートは抜群、それだけでなくだらしない八雲礼儀作法を教えるシーンも多く、年下オカン系と類例でまとめるのが勿体ない程度には魅力的。

本音では八雲のことを好いているシーンがあるのも可愛い

道中、彼女を疑う可能性がほんの一瞬だけ示唆されたところでは、助手犯人古典からというよりは、心底彼女のことを信頼していただけにすぐ終わったのがよかった。

また、無口なカメラマン金手も、メタ的なネタを使うところが面白く、楽しいキャラだった。

どのキャラ職業人としてのプライドが高く、自身の職域の範疇であれば全力を尽くすシーンが多いのが読み応えがあった。

特に曲が、八雲のため…… ではなく、新人ながら映像編集プロとして事件時の映像からある真実を見抜くところは格好良かった。

一般人主人公ミステリではマヌケにされがちな警察の人たちもちゃんと有能なシーンがあるのも良き。(マヌケなシーンはありはするんだけども)

ルートフィルムとしての続編は難しいかもしれないが、八雲と曲のコンビ主人公としたADVならいくらでも作れそうなのでシリーズ化期待したいが、残念ながら開発会社のあれこれがあったこともあるのか発売数年ながら音沙汰がないのが寂しい。

島根県観光要素についても、前作よりは抑え目ながらそれなりにあるのも楽しいポイントシリーズ恒例しまねっことの交流可愛い

ただ、最終章までは丁寧にまとまっている良い作品だなあと思いながらプレイしていたが、残念ながら縦筋の風呂敷の畳み方だけは文量が足りなかった。

他人操作することに長けた巨悪の掘り下げが全くなく、証拠証言を揃えて警察逮捕させるだけなのは物足りない。

映像作品のありように関する思想バトルに関しても、八雲マックスマックスさで押し切るばかりで、実際にそこをもっと見せて欲しかった。

とはいえ、ここまでの道中で八雲マックスマックスな力強さを好きになっていたので、物足りないものの不自然さや違和感やなかった。

悪い意味で余白が残っちゃった感じかな。もっと読みたかった。

主人公達の良い奴感が凄く大事作品で、そこを楽しめると好きになれたのだと思った。

2023-01-23

映画ネタバレされたい派はどれくらいいるんだ?

世の中にはネタバレNG派とネタバレOK派がいるけれど、自分ネタバレOK派の中でもおそらく少数派の、「積極的ネタバレされたい派」なんだ。

ハラハラする不穏な展開が苦手で、最初から結末を知っていれば安心して楽しめるから積極的ネタバレ摂取したいんだよねえ。

から小説最終章から読むし、漫画ネタバレサイトを先に見てから読むし、旧作映画Wikipedia等であらすじを読んで起承転結に心構えをしてから観るようにしている。少し前だと、YouTubeでファスト映画を観てから映画を観ていたかな。

馬鹿からファスト映画違法だと当時は知らなくて(公式があげてると思ってた)、「世の中には自分と同じように、ネタバレされてから本編を観たい人がたくさんいるからこういうのに需要があるんだ!」と思っていた。どうやら違ったみたいだけど。

また、ワガママなことを言うと、ストーリーのバレは求めていても、作品サプライズ要素はネタバレされたくないという気持ちは一丁前にある。

例えばスパイダーマン ノーウェイホーム場合だと、あらすじや結末は知っておきたいけど過去作の俳優が勢揃いなことはバラされたくない、みたいな。

でも最近ネタバレ摂取から作品鑑賞が難しくなってきたので、そもそもハラハラするような展開の作品を避けるようになってしまった。(好きなのに)

自分みたいな人間が多ければそれ用のコンテンツ公式が用意してくれるのかなあ。。はあ

2023-01-14

ポケモンサトシ最終章こんな大団円は嫌だ

最後ピキピキと画面が割れ

おめでとうと祝福されながら

現実世界へと戻るサトシ

2023-01-10

久しぶりのフルボッキを体験できたエロビデオ

俺のスペック

1. 57歳、独身、母を介護

2. 高学歴

なぜフルボッキなのか?

1. 帝王切開後を絆創膏でうまく隠してあり経産婦だとわかる

2. 生チンポが欲しいとの告白超自然

3. オッパイの崩れ具合が経産婦らしい

区役所勤務7年目 真面目一筋の奥さんは実はレーベル史上最高のドM体質 望月33最終章 バイブじゃなくて本物のチ●ポをください 他人男の子供を妊娠するリスクもお構いなしにひたすら生中出しを求める不貞ママ

2023-01-01

おススメのWeb記事を紹介するのでみんなのオススメを教えてほしい

年末年始帰省したけど暇なのでみんなが好きなWeb記事を教えてほしい。

古くても新しくてもオッケーで。


有名どころが多いけど自分が好きな記事をいくつ紹介する。



ドラゴンボールフリーザ編で終わってたら名作だった」とかのたまう輩に鉄槌を下しブウ編がいか最終章として素晴らしいかを力説するための覚え書き

https://adenoi-today.hatenablog.com/entry/20150608/1433757131

ドラゴンボール…いや全ての漫画考察記事の中で一番好き。

"ブウ編は摩訶不思議アドベンチャーだったドラゴンボールが徐々に大人世界になってしまった落とし前を付けるための物語"という視点で行われる考察目からうろこで時に泣きそうになった。

亀仙人の教えで締めるのも見事。

これ読んでからドラゴンボール読み返してますますベジータが好きになること間違いなし。



100日間おなじ商品を買い続けることでコンビニ店からあだ名をつけられるか。

https://note.com/mutekiinc/n/n773f51e01077

誰もが一度は考えた事があるだろう「コンビニで同じものを買い続けてるけどあだ名つけられてたりするのか?」を実際に実行してまとめた記事

予想に反して?ハートフルストーリーで作者の人柄もあるのかコンビニ店員さんとの会話が小気味よく楽しい

出てくる店員さん全員好きになりそう。



呪いが解ける日

https://note.com/lens/n/nb7d499187ec1

博多大吉の何気ない一言で救われた人の話。

自分特に"呪い"がかかってるわけではないが読んでて涙が出てきた。

人を救うのって格言ではなくこんな何気ない言葉なのかもね。




検証クイズ王は、大喜利の回答からお題を導き出せるのか?

https://omocoro.jp/kiji/233185/

オモコロだとこれが一番好き。

クイズって知識ゲーでしょ?」と思っていたけど、無理ゲー論理的試行で挑み答えを導きだせるのは凄すぎる。

クイズ王の頭の中を少し覗いた気分になれて楽しい


Twitterで「うんち出たぁ!」でバズってしまった結果どうなったかをまとめた

https://kenichi1351.hatenablog.com/entry/2021/12/13/162452

人はなぜいつまで経ってもうんちネタが好きなんだろうね。

不幸ではない平和なバズネタでただただ笑えて良かった。



2chで15年かけて969まで育てたスレ荒らしに埋められた

https://amino774ml.hatenablog.com/entry/2018/06/29/160758

こっちもバカネタ

もうタイトルだけで面白い、古のインターネットだ。



もうちょい書こうと思ったらURLあんまり貼れないみたいなのでここら辺で。

みんなのおすすめ記事教えてほしい。

2022-12-29

今日の俺

深夜1時起床 何してたか思い出せない

1012時 就寝

12時 実家から荷物が届く

13時 ニコニコゲームがサ終するからとキミガシネプレイ

たぶん15時 就寝

17時 目が覚める 卵買いに行かなきゃと思いつつ服着替えるのがめんどくさい

18時 キミガシネ2章前半までプレイしてまだ最終章が全て解禁してないこととコメント欄が臭すぎて同類になりたくなかったかプレイを止める。ちょっと判断が遅い。デスゲームもの民度が悪い。

19時 やっと着替えて買い物に行くもエコバッグを忘れる。卵を素手で持って帰る。

20時 食事をとってないのでトーストを食べる。ついでにワインを飲む。卵を消費しないといけないが面倒くさい。

2020分 ネット麻雀をやる。東1親番で四暗刻1シャンテンになるもホンイツに振込み、こんな運ゲー時間使ったら損だとして降りた(タスキル

20時半 冬はこんな風に脳みそのコア数がオクタコアからシングル化するから冬は仕事を辞めざるを得ないんだよ、という旨の増田を書く

2022-12-26

最終兵器彼女マンガワンで全話配信されてる

学生の頃読んだなーと思ってちまちま読み進めてるけど改めて名作だな…

ちせが自分人間だと認識する方法が「恋する感情」なのが切ない。味覚が無くなって皮膚感覚快感を感じる機能が無くなっても「あなたを恋しいと思う心」がギリギリのちせを人間側に踏みとどまらせてて、でもちせの思いとはうらはらにちせの非人間化がどんどん進んでいくの描写がえぐくて胸が締め付けられる

高校生が背負うことじゃないよ…

大人になって、そして今の世界情勢の最中で見るとますます戦争意味戦争の中で生きている人の事を考えさせられてしま

今八章でもうすぐ最終章最後まで見届けるわ

2022-12-22

霊媒探偵城塚翡翠クソ面白かった

全5話。

知り合い全員から解約しろと言われ続けたHuluに入っていてよかったと初めて思えた。

 

1~3話の最終章へのブリッジ的な殺人事件があるんだけど、

ここが正直微妙小芝風花かわいい以外に見どころがない、

よくあるカワイイ女優出しただけのミステリドラマだなーと思って”3話切り”しようかと思っていた。

高校来の友人にその話をすると

「5話まで見ないと意味がない」と言われて「言うほどそうか」と思いながら

5話まで見たが、言うほどそうだった。

 

5話ってのがいい。

長すぎない。

 

問題は内容を話そうと思うとネタバレになってしまうところ。

原作2020年ミステリ系の賞を総なめにしたという話だが、なるほど納得。

いやー、今年一番の拾い物だったかもしれない。

2022-11-16

パヨク最終章

今回の草津の件とかイーロンマスクツイッター世田谷自然左翼を大量リストラしたりとか

いよいよパヨク終わりの始まりがきたなという実感が

2022-10-29

anond:20221029154651

最終章が続いてるから、というか次が(も)山場なんだな。

2022-09-29

ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネ最期』観たよ

クレメンザ的なキャラがいなくて寂しかった。モスカが中尾彬に見えてしかたなかった。

2022-09-24

[]9月24日

ご飯

朝:バナナ。昼:かいわれ大根ピーマン焼きそばベーコンエッグトマトチーズ。夜:キャベツウインナースープパン

調子

むきゅーはややー。お仕事おやすみ

EVE burst error

クリア

20年以上前ゲームなのに、オシャレで格好いいイケてる雰囲気が凄かった。

私立探偵小次郎パートと、エージェントまりパートで全く異なる二つの事件捜査する。

捜査過程で街を探索するのだが、情報屋とのやりとりや、聞き込みなどのシーンが洒落ててたり、ゲラゲラ笑えたりと個性豊かで楽しい

絵で表現しきれない箇所はバッサリ黒塗り背景に文章だけで表現するのも潔いし、何よりそのテキスト面白いのだから一切問題なし。

ホテルバーや海沿いの倉庫など、登場する場すら格好よく感じてくる。

軽妙なやり取りもあれば衒学的な部分もありで、兎に角事件捜査を楽しめる。

二人主人公制は最初のうちは時折登場人物が重なる程度なんだけど、徐々にそれらが一本に繋がっていくところが快感

特に二人の主人公が互いを知らずにコンピュータ回線越しに事件捜査のために協力するシーンはただCIコンソール文字が出るだけも演出なのに、熱く燃える今作屈指の名シーンだろう。

この互いが互いをあまり知らずに事件捜査のために協力するという関係性も、格好いい。

普段はだらしないけどやる時はやるタイプ主人公拳銃片手に非合法組織と戦いながら夜の街を駆ける、そんな創作物テンプレート自体根本的に格好いい…… と言ってしまえばそれだけなのかもだけど、もうこれは冴羽獠DNAに植え付けられた僕たちの宿命なのかもしれないなあ。

(ルパン三世でもいいし、ダグラスカイエンでもいいし)

ジャズっぽいBGMも決まっている。

そんな感じで、事件捜査する過程については百点満点文句なしの出来。

だけど、物語の終盤はかなり駆け足気味かつ、しっくりこない終わり方だった。

突然現れる現実を超越した科学技術に、二人の主人公蚊帳の外自体が進行し、犯人が突然恋愛をはじめる展開、そして自白で幕をおろす。

最終章までの丁寧な展開、格好いい展開はどこへやらで、正直肩透かし

犯人自白と、とあるキーパーソン独白だけで最終盤は進むため、二人の主人公がそれらにどう感じたのかどんな行動を取ったのかが一ミリもわからないのは流石にガッカリ

何より「犯人自白」とは書いたが、とあるSFガジェットにより厳密には正しい言い回しではなく、真の意味での犯人はおそらく作中でセリフが全く無いという構造も、流石にちょっと終わった感じがしなかった。

とはいえ、謎解きのロジックや、あっと驚くサプライズトリックを楽しむ作品ではなく、事件捜査過程の格好良さを楽しみ作品だと割り切れば文句なし

なお、柴田茜というルポライター女性が「僕っ子」なのは、流石に当時でもコテコテでやりすぎなのでは? と思っていたが、かないみか氏の演技力のおかげですぐ違和感がなくなった、声優ってすごい。

原作アダルトゲームなこともあり、明らかに情事意図するシーンや、明らかに元はエッチなことされたけど違うことに置き換えたシーンなどが多くあり、元もプレイしたくなった。

また、銃を突きつけた状態自由を奪うために服を脱がすというシーンが3回ほどあって性癖を感じたが、たしかにその惨めさはエッチだなあと思った。

続編が色々と出ているが、近年の作品以外はどれも評判が良くないので、飛ばしてその近年の作品を遊ぼうと思う。

2022-09-06

anond:20220906143808

最終章入りました!って言ってからクロスギルドとかサボの件ぶっ込んで風呂敷広げ始めたのは笑えた

ワンピース最終章って何年かかると思う?

とりあえずパッと出てくる伏線というか解決しないといけない話題

10年で足りる?

2022-09-05

先週バズっていたcourseraのデータアナリスト養成コースに申し込んだ

わけだが、日本スキングコンソーシアムからの申し込みでなかったために無料になれなかった。

無料期間に2章まで進めてみたが最終章の公開は12月なんだな。

ということは、認定証ゲットするには(円安で割高になった会費を払いながら、ORいったん退会して)待たなきゃならんのか。

さっさと認定受けて就活再就職)に使うって方法は使えなさそうだ。

ところで、申し込んだはてなーのみんなは何を目的にいつまでかけてどう進めるつもりなんだろう(問いかけ)。

よかったら参考までに教えてもらえんだろうか(共有)。

2022-08-22

anond:20220822081702

ひとつマジレスするとな

この傾向は1970年代ロボットアニメ時代からあって

超電磁マシーン ボルテスV』(1977年)のプリンスハイネルだの

闘将ダイモス』(1978年)のリヒテルだの当時の女子にすごく人気があった

老害じじいの回顧になるが、当時から主人公側のキャラってのは

正義の建前があるからあんまり個性が掘り下げられなくて

よく言えば元気いっぱい言い換えれば子供っぽい

悪役の方が内省的だったり敵組織内で孤立してて複雑な人間関係を抱えてたりする

要するに悪役の方が大人っぽく見える

これ、(一般論として)なぜDQNに惹かれる女が多いか問題と関わってくる

少なくとも昭和時代、不良はなぜか大人っぽく見えた

それは「学校の外の広い世界」を感じさせる存在だったか

オタク男子は完全に子供扱いだった(だって実際アニメとか本来子供の見る物だったし)

そういやファーストガンダムブーム期はシャアガルマのBLがすごく流行った

何せ美形悪役王子キャラが同時に2人登場だから

そしてシャアガルマもアムロより歳上で、平パイロットではなく指揮官という責任ある身分

ガルマは赴任地の令嬢との悲劇的なラブロマンスも背負ってる

そう、当時は理解してなかったけど、昔の少年向けアニメじゃ

主人公サイドは大っぴらに恋愛できなかった(子供には共感しにくいからだろう)

そんで悪役ばかりが色っぽい役回りを背負っていた

大人になってからわかった、そりゃ女はそっちに惹かれるわな

自分ら男のオタがまだメカ戦闘シーンの格好良さで盛り上がってた年齢の頃

女のオタは一足先に色気づいてディープ人間関係ドラマかに注目してたんだから

だが、こういう女オタ心理想像できるようになったのもやっと30代後半以上だな…

ただまあ、現代子ども向けの建前がなくなって主人公側でもワルっぽい奴がずいぶん増えた

ドリフターズ信長とか豊久とかサイコパスの狡噛みたいな戦闘狂の大人は俺も好き)

あと建前上は少年向けの作品でも主人公側のキャラが途中で

「ワルっぽくなる≒大人っぽくなる」(中二病化ともいう)みたいな傾向あるよな

進撃の巨人最終章でのエレンアルミンのキャラ変とか

あいうのに惹かれる人は「罪を背負ったキャラ」ゆえの魅力を感じてるのかも知れん

2022-08-18

今日ワンピース最終章のお告げ(夢)を見た

黒ひげ「メイルシュトロームへの鍵が覚醒たかロックスの力…ゼハハハハハ…」

ナレーションメイルシュトローム…それはゴッドバレーを一夜にして沈めた自然現象といわれているが、その実態は…」

黒ひげ「オヤジの力、そしてメイルシュトローム…俺は地と海を統べるホンモノの王になる」

(なんかあったけど忘れた)

ルフィを捕まえる黒ひげ

黒ひげ「一体いつから───────俺が2つの実の能力しか手に入れられないと錯覚していた?」

黒ひげの周りに闇が広がる…

黒ひげ「天竜人も海賊王もくだらねぇ…俺がただ1人の王として世界に君臨する!」

ここまでしか夢の中で読めなかった

2022-08-17

ヤマトから一味入りして何すんねん

横乳巨女には沸きに沸いたが最終章目前の今仲間になってどないすんねん

しかも夢が「光月おでん」とかいうしょっぱさ

その男国を見捨てて世界一の船で楽々航海してたような奴やぞ(キャラは好き)

ていうかワノ国編あんなに長かったのにヤマト登場が遅すぎて思い入れが薄い

命張って雷蔵守ったミンク族とかワノ国に入る以前にもカイドウ討伐に重要なことしてたモブマジで命張ったトノ康とかSAN値削りながら生きながらえてた傳ジローとかもいる中での、ルフィたちが騒動起こしてからようやく立ち上がる程度の腰の重さで一緒に戦った面はさすがに厳しいよ

だってヤマトおまえカイドウタイマン時間稼ぎできるレベルに強いんじゃんお前、手錠とか普通に自分で外せただろそれ

今まで何やってたんだよ一体…

いやそもそもろくに喋ったこともない知らんおじさん一人にあこがれて金棒振り回してんのも良く分からんが(おでん自称してんのになんでカイドウの技使ってんの?せめて刀持てや)

絵面がよくなるから正直一味に女の子は増やしてほしいがヤマトデカすぎてバランスが悪い、ヤマトは好きだから普通にしらほしとかハンコックとかとセットでどうにか麦わら大船団入りみたいな活躍させてくれんか

ヤマトよりトラ男の方がよっぽど麦わらの一味してない?いや男はもう要らないけど…

ていうかトラ男のところは他の船員が弱すぎ(船長30億でNo.2が500ベリーはまずいだろ)だからむしろここにヤマトが入ったら最悪の世代バランス取れる気がしてきた

あとボニーの活躍まだなのかよ

2022-08-10

ワンピース最終章に入ったという話を見てちょっと読みたい感じになったけど、もう十数年読んでないから今からいかけるのはだるいな。

2022-07-28

青山剛昌尾田栄一郎の対談がクソ面白かった

ワンピースコナン、両者とも100巻を超えたということで迎えたこの対談。なおコナンのほうが話数はちょっと多い。

ファンとしても青山剛昌がたびたびワンピース名前を出していたこと、100巻が同じタイミングで来るのでそこで対談をしたいと言っていたこと。コナン100巻のときに尾田が青山を戦友だと祝ったことなどがあったので、かなり楽しみにしていたのだが、ついに初対面!

なんとつながる表紙!声優の祝福コメントコラボ動画看板!などなどお祭りムードが漂った中でサンデー編集長は尾田に名刺を渡していつでもこっちに来いと言わんばかりの熱だ。

多分青山はこんな大事になるなんて思わず提案したに違いない。

そんな対談では読者が初めて知る新情報散見された。作品ファンは要チェック!なのだが本当に面白いのは二人のスタンス、そして雑誌の色がわかる部分であった。

尾田が語るジャンプ競争の激しい世界だ。

常にアンケート順位を気にしている。そして他誌のことはライバルだと思っていたそうだ。ワンピース連載当初というと灰原哀が出てきた頃でコナンは人気爆発を始めたころ。だからコナンは敵でライバルであったので読まなかった。しかも「推理漫画少年漫画の一位であってはならないと思ってた」などの超失礼発言が飛び出す。現場ジャンプ編集長はここで胃が焼き切れたであろう。

そんな尾田に対して青山ジャンプサンデーの味方だったと話す。仏か?

そもそもジャンプ自分の描く漫画共通点が無いのでライバルになりえないらしい。

元々ジャンプ漫画家が入れ替わる漫画雑誌だ。それに対してサンデー漫画家を据え置きで漫画が変わっていく風潮がある。

このあたりが二人のスタンスを大きく分けた部分でもあり、二人がその雑誌の色にハマった部分でもあるのだろう。

そしてジャンプサンデーの違いを青山が指摘し、尾田が解説した部分が興味深かった。

ジャンプラブコメラブコメ、バトルはバトルと分かれている。それに対してサンデーにその境目はない。殺人ラブコメも同じ場所で起こるのだ。

ジャンプ恋愛を挟まずヒットした作品成功体験としてあるのだろう。尾田自身もラブを挟むと人気が落ちると思っている。

しか青山は即答で否定する。むしろ燃え上がって応援してくれると言う。これは青山サンデーラブコメを挟んだ作品成功体験があるからだ。

どちらが良いかいかではない。そういう色なのだ

ここまで本当に漫画論がなかなか噛み合わない二人である

ジャンプ側の前編はそれが如実に現れており、尾田が「あの頃のジャンプを語ってくれ」と頼むと青山は「マガジン派だった(見てない)」と返すのだ。

ジャンプ第一線でずっと戦ってた大手企業勤めの尾田とサンデー特別顧問立ち位置でアホほど稼ぐフリーランス青山と言った感じ(干支が一回り違うのもある)。

そんなバチバチジャンプ対談から後編サンデー対談になると、一気に空気が緩和されるのだ!こんなところにも雑誌の色が?と思ったのだが、狂犬の尾田が仏の青山に心を開いていくのだ。

前編では見出されなかった共通点がどんどんと増えていく。

ファンレター嬉しい

考察厨の扱い方

入院中でも仕事したい

・周囲だけ変わっていく

自分の年齢もだが声優の年齢も心配

大谷育江かわいい

映画に関わりすぎた感がある(忙しい)

漫画描くの辛いと思ったことがない。楽しい

・転生してもワンピコナンは描く

・一作品で好きなこと全部やってる

・一応終わろうとは思ってるが約束しきれない

などなど。このあたりから意気投合モードだ。

狂犬尾田が最後には「せーので一緒に終ろう」とか言い出すほどなのだ

正直なところ青山はいろんなジャンル漫画家と対談する機会も多いのと超がつくマイペースなので、どこでもこんな風ではある。

しかし尾田のこの感じはなかなか見れないものだった。とくに少女漫画大好きの青山ラブコメを後押しされてしまった今後の最終章ワンピース!いたる所でカップルが生まれるかもしれないし生まれいかもしれない!

そのきっかけとなるかもしれない対談、何度も言うが必見である

なお大量に入荷したらしい近所のサンデーがもう売り切れているので注意が必要だ。電子もあるがポストカード欲しいなら急ぐように。

2022-07-23

id:baikoku_senseiだがGレコ4観セックスネタバレあり

4、5部は8月に同時上映みたいなのどっかで見た気がするんだけど

昨日某所でネタバレありのGレコスレ見かけて

アレ?と思って調べたら上映始まってた

でも調べたら上映館少ねーのな

まぁ4部から見始める人は少ないだろうし減るのは仕方ない…

ん?でも1部上映してるとこも少ないから元々困難なのか?

よくわからん




まぁ仕方なく遠出して観に行った

配信あるだろうけど、劇場で完走したいという気もあったし

ただ、1は良かったけど2、3はやっぱり混戦だと分かりにくかったり、観賞後に謎の頭痛に襲われたりしたのでちょい心配

でもtとかだと概ね好評なんだよな

今観に行ってる奴なんてよく訓練された富野信者だろうからアテにならんけど

ガンダムからG席で観るとか言っててアホかと思ったけどワテもG席で観ちゃったりして



OPって前からあったっけ?思い起こせばあった気もするが

・クンパ大佐ランニングするんだ…!と微笑ましく観てたらレイハントン家の人だった

女医先生と目が小さくてやたらいい声の人、いい人かと思ったらやべー奴らだった

でも助かったのは良かった

注射いる?

艦長聖人レベルでいい人なんで人間爆弾にされてマジで心配しちった

てか人質取られてるのに自由に動きすぎやろ

青森県警とは違うのだよ青森県警とは

・ジット団、爆弾は偽物だったりそれなりの良識はあるっぽいけど警察(名前忘れた)は普通に撃ってんだよな

昔はチッカラのが好きだったけどツインテール(名前忘れた)の方がかわいく見える

あのアプサラスっぽいやつ強そうだし強いだろうけどどうなんだろ

キア隊長死ぬところ、不覚にもウルッと来ちゃったけど、でもお前が空けた穴やん…?さっきまで戦闘優先してたやん…?というのがちらつく

作中でもフォローはされつつもスルーされるからよくわからん

でもたしかツインテ孕ませてたはずだからギルティ

計画性のないセックスしてそう





全然関係ないんだけど、これ帰りの電車で書いてて

女学生が大量に乗ってきてしかもワイの座ってる長シートごとスルーされてんのな

もしかしてこれ女性専用車両とかじゃねーよな…?




まぁ、でもジットラボ普通にいいとこぽくて

普通にワイの地元より都会なんだよな

売店あるし

・マニィは普通にいいやつだけど

巨大MS鹵獲はどうかと思う

リーゼントオカマの濃いような薄いようなキャラ

ラ・グー御曹司っぽいけどいい人やな

たらこける人は普通に怪我心配

ムタチオン関係ないだろうけど

てか、キャスト観るまでラ・グーボーカリスト子安と気付かんだ

ムタチオン露出は割りとショッキング


フォトンルピード怖…アイツ月光蝶よりヤバくねー?人殺し呼ばわりもやむなしつーか普通に虐殺…立ち直り早いのはいいのか悪いのか

マスク、いまさらマックナイフは型落ち感あり

関係ないけど司教のお付きの女の子かわいい

バララの前でマニィとイチャつくのはどうかと思う

エンディング普通にGの閃光でよくねと思ったり思わなかったり

まぁ最終章でやるんだろうけど


でもなんだかんだ戦闘シーンはいいしキャラも魅力的だからしかったれす(調教済み)

こないだ、たまたま図書館でGレコの本見て、富野エッセイみたいなんかなと思ったらガッツリ設定語っててたまげた

実はどれがクレセントシップでどれがフルムーンシップかよくわかってなかったり

ガランデンってどうなったんだっけ…?

2022-07-15

創価学会二世としての記憶感想を私も書いておきたい(クソ長文)

創価中高ですごした増田https://anond.hatelabo.jp/20220714094742)に触発されて。

今のわたしのように、たとえ大人になってから学会活動をやらなかったとしても、親の庇護下・監督下にあり、人間として成長段階でもある、幼少期・思春期青年期前半くらいまでを「二世」として過ごすって、人生経験の中で結構インパクトがある出来事のような気がする。

たまに誰かに話したいな~とか思うけど、世間的な見られ方から、「私親が学会で~」っていうのはいまだに言いづらく、そこでどんな活動をしていたかというのは周囲の非学会員には一切話したことがない。

増田になら…と改めて思ったので、書いておこうと思う。

生誕とほぼ同時に入会

うちは最初に母が入って、父が母につられて入ったという感じで、活動に熱心なのは母だった。

父は言われて新聞配達してたくらいで、仏壇の前に座るとかそういうことは一切しないライト会員。

私は生まれた翌年の桃の節句の日に入会した。0歳なのでもちろん自発的悟りとか目覚めとか釈迦みたいなことではなく、親に勝手に入れられた。

このシステムがまずすごいよなと思う。自発的意思が芽生えないうちから新興宗教に入会って人権蹂躙っちゃそうだろという気がする。

入会日を桃の節句にあわせたのは女の子だったからだそうです(シンプル理由

幼稚園(『お寺』との断絶)

私自身に学会員の自覚はなかったが、母はバリバリ活動していた。会合なんかにも連れられて行っていた。

地域役員地区部長とか? 的な人の家でやるやつと、文化会館といわれる宗教施設でやるやつ、どっちにも連れていかれていたが何の集まりかは全然わかってなかった。

人がたくさん集まってて、同年代の子ももいる集いにつれていかれ、後ろのほうで遊んだ絵本よんだりしてるくらいの感じ。

ちなみにこのころは、まだ学会日蓮正宗破門されていなかったので、普通に七五三等で日蓮正宗のお寺にも行っていた。

が、破門されたとたん日蓮正宗邪宗筆頭みたいな扱いになる。

戦前戦後の墨塗教科書感があり、当時ですらちょっと「え? もうお寺にいかないの…なんで…?」ってなってた。

小学校(自宅で会合が始まる・合唱団入団選挙活動

自宅で会合が始まる

母が地区役職についたようで、低学年のころから自宅が週2くらいある会合の会場になった。

家が創価学会会合の会場になるとか、もしかしたらかなりヘビーな悲劇二世体験のように思われるかもしれないが、実際にはに集まった大人の人らにかわいがってもらったりおしゃべりしてもらったり、同世代の子どもと楽しく遊んだりという記憶しかない。

家に人がたくさん来るのがシンプル楽しいので、自分から会合の場にいることが多かった。

嫌だな~と思ったことはなかった。日常風景みたいな。でもそれは小さかったからで、多感な時期からそうなってたら絶対嫌だったと思う。

会合最初にみんなで法華経方便自我偈をとなえたあと、唱題する。

低学年のころ、その方便品の教本(勤行要典という)をみて、会合に来た大人たちに「これは外国言葉なのか? 何が書いてあるのか?」ときいて困らせた記憶がある。ひらがながふってあるので音だけは読めたが意味不明すぎて…。

あと、会合してる裏で、当時家で飼ってた猫が産気づき、私が猫にかぶりつきで「がんばれー! もう少し!」とかでっかい声ではげましていたので、隣の部屋で会合中の大人らはこっちが気になってしかたなかったらしいということがあった。

会合座談会の内容は、『大百蓮華』(日蓮の残した著作(まとめて御書とよばれる)の抜粋がのってる会合用のテキスト月刊)の勉強とか体験発表とか、今思っても穏当な感じだったなと思う。

学会歌を歌う時間とかはもちろんあった。

家で歌われまくってたのと、中学くらいまで学会歌のオルゴール目覚まし時計(なんかの記念品)で起床していたので、今だにメロディーの一部をおぼえている。

https://www.youtube.com/watch?v=Z5ydB2Onbo8

朝この曲で起きてました。奇特すぎ。

役職についてる人がいるとはいえ子どもの目には会員同士の関係あくまフラットな感じに見えていた。

合唱団入団

今もあるのかしらないが、当時、学会二世キッズは、学会がやってる合唱団にさそわれることがあった。

しかしこれは入会時とちがい、親に強制的に入れられたのではない。

母に「やってみる?」ときかれたので、そのころウィーン少年合唱団にあこがれていたというただそれだけの理由で「やってみるわ」と答えた次第。

ウィーン少年合唱団にあこがれてなかったらたぶんやんなかったし、やんないならやんないで母は何も言わなかったと思う。

一応入団に際してオーディション的な歌唱テストもあったが、そこで音痴だったら落ちるのかっていうのはわからないし、多分そんなことないんじゃないだろうか。

入ってみたら、多分毎週ではなかったと思う駆れども、日曜日文化会館指導があった。

指導学校音楽教師してる等、歌舞音曲の心得のある会員が、おそらく無報酬でやっていて、学会歌ではなく一般的合唱曲練習をしていた。

たんぽぽ」(どんな花よりたんぽぽの花をあなたに贈りましょう♪)にここで初めて出会って、なんて素敵な曲なんだろう、情景が目に浮かぶぜ…とめっちゃ感動したのはいい思い出の一つで、いまだにとても好きな歌。でもタンポポ別にいらない…。

小学校が違う気の合う友達もできたし、先生の一人が若めのイケメンだったので合唱団は楽しみだった。

創価中高の増田も似たニュアンスのことを言ってたが、池ちゃん外国歴史上の偉人リスペクトしがちで、それが関係してるのかしらないけど、ある日突然第九…大晦日に歌うあれを練習しますーってなった。

小学生ながらに「フロイデーシェーネルゲッテルフルケン」とかって一生懸命練習したよね…。

なんのためにやってたかというと、当時、学会がヤフド(当時は福岡ドーム)を貸し切って、そこで池ちゃんがやってくる大規模な記念式典をやることになってて、そこに九州ブロック? のみんながあつまって第九合唱する…みたいな話になってたので、そのため。

このとき練習普段練習の20倍くらい気合が入っていて、池ちゃんが来ることの重み・貴重さ、池ちゃんの前で歌を披露できることがどんなに名誉かをめっちゃ説かれた記憶がある。

あと、合唱のほかにも「夢や目標をもったら、それがかなうように唱題(お題目を唱える)を一生懸命やりましょう」的な指導があったのだが「でもお題目を唱えるだけではだめ。目標をかなえるためには、そのための努力もかかせない。努力に加えてお題目も唱える。どっちかだけでは意味がない」ということを先生が言っていたのを今でも覚えている。

今の私は別に努力だけでいいだろと思うが、現世利益志向宗教として、特段変な教えじゃないよなってのは思う。

なんの催しか忘れちゃったんだけど、発表会のために合唱団員の何人かからダンスするメンバーを選ぶってことがあって、私は踊りとかドへたくそなのになぜか立候補

練習時点でグダグダの踊りを披露してたんだけど、そのとき自分でやるっていったんだから責任もってしっかりやろう」という、もはや信仰とかなんも関係ない普通ダメだし(指導)受けたのも印象に残っている。

選挙活動

学会二世には「選挙祭り」って感覚持ってる人がいるんじゃないかと思う。

実際祭りだし、会員はその時期になると手弁当で友人知人宅を突撃し、候補者のビラをわたし投票のお願いをしていた。電凸とかじゃなくて、家凸。やば。電凸もしてました。

でも不思議なことに、母って、当時凸ってた相手と絶縁どころかいまだに仲いいし、最近できた非会員の友達(母はめちゃくちゃ社交的で友達が多い)に対しても、投票日に投票所に連行する「連れ出し」とか平気でやってるのに、不思議と嫌われてる様子もない。こないだ連れ出し被害食らった人と母と私の3人で飲んだくらい。

私は自分友達に同じことやったら絶対ドン引きされて絶縁されるだろうなと思うんだけど。このへんは世代感覚なのか、母のキャラゆえなのか、いまだによくわからないところ。

とにかく私は同じことはできないし、したくもないし、そもそも公明党には投票してない。

話がそれたが、当時の家凸は、同じ地区の会員同士で車とかに乗り合わせて回ることがおおくて、子どもの私も車に同乗していた。

完全にお出かけドライブ気分だし、乗り合わせする家の同世代の子とかも来るので、普通に楽しんでついてってた。

あと、当時は親のやってることや信じてることを当然に受け入れていたので、乗り合わせた子といっしょに、信号停止中、後部座席からリアガラス候補者のチラシを掲げて、後続車にアピったりしていた。

若いカップルがにこにこ笑って、オッケーマーク出してくれたの未だに覚えてる。向こうは覚えてるかなあ。

今おもえばひたすらめちゃくちゃ寛容な人たちだ…それか会員だったのか?

中学校(活動に疑問を持つようになる・教学試験

活動に疑問を持つようになる

小学生のころから国語社会歴史)が好きだったんだけども、中学生になると古文の授業がはじまり日本史の分量も増えたこともあり、その分野への興味関心は増していった。

母の蔵書である古典文学全集解説書、文学文化財の図録本などを開くのが大好きで、たのしみな時間だった。

円地文子清少納言枕草子解説している文章リリカルかつキリリとした美しさに感銘を受けた。

腐女子としての目覚めとこじらせも発生していて、その脳のままに平家物語現代語訳を読んで、平経正守覚法親王関係都落ちに際して琵琶返しにいくあれ)に爆萌え

絶対修学旅行では仁和寺に行きたい!! って心に決めて実際行ったり、数多のいにしえの物語随筆舞台になった京都、その登場人物である彼女ら彼らが参詣し今も残っている古寺への興味がすごく高まった時期だった。

しか学会員は寺とか神社とかを蛇蝎のごとく嫌っており、母もそういうメンタルだったので、京都や、京都に限らず、寺や神社積極的に行きたがる私との間でちょっと揉めた。

寺や神社を頭ごなしに否定する学会員の在り方に疑問が芽生えてきたのもこのころだった。

教本には、勤行の最後には「諸天善神のおんために」祈ると書いてあり、ご本尊にも「南無妙法蓮華経」の字のまわりに、いろんな神様名前が書いてあるのに謎すぎる。

(ちなみに改定が入った現在の教本では諸天善神のおんために、部分は割愛されてるらしい。祈れよ)

私は母に、はるかから善男善女が祈ってきた場がそんなに悪い場所であるとはどうしても思えない。貴重な文化遺産歴史の息吹を感じさせるすてきな場所だとしか思えない。そんなに嫌うなんておかしい、というような趣旨のことを懸命に訴えた。

訴えられない、訴えても聞き入れてもらえない学会の家の子もいたのかもしれないけど、私の母はそういうタイプでもなく、私の考え方や言動によって、寺や神社への抵抗感は薄れたといっていた。

そんなわけで、母とはのちに一緒に京都旅行を何度もすることになったし、そんなときには寺や神社にも普通に詣でた。

世間一般学会偏見をもっているんだなあ…ということを知ったのもこのころだった。

中学友達立正佼成会で、呼び出されて逆折伏されそうになるっていう出来事もあってしんどかった。そして世間からしたらどっちもどっち

政教分離的なところでも疑問が生じてきて、もやもやすることが増えてきた。

でも学会は小さなころから当たり前に傍らにあるもので、うちは別に多額の献金とかで破産してるわけでもなければ、活動生活破綻してるわけでもない。どころかその時点で、楽しい思い出がいっぱいあった。

(今もって)学会の一側面しか知らないにもかかわらず「世間で決めつけられてるような団体じゃないのに…」というジレンマを感じていた。世間で決めつけられてるからには理由があるだろうに…。

ちなみに、法華経方便品は一体何を言ってるのか? という低学年のころ解消されなかった謎は中学生の時まで続き、ミネルヴァ書房から出てた法華経日本語訳を読んで解消した。(文化会館の、数珠とかうってるグッズ売り場で普通に買えた)

読んで「シャリホツ!(なるほど!)」みたいな感じあった。(?)

日本語として何を言っているのか? という謎は解消したが、内容は中学生には難しい部分も多く、あまり心に響くことはなかった。

教学試験

教学試験について説明すると長くなるので省く(説明はここ: https://www.sokanet.jp/kaiin/news/2022070101302/)けど、リンク先にもあるとおり、中学生になると、先述の「御書」やなんやから出題される試験を受けることになる。

一般的な検定試験と同じで、初級~上級みたいな段階的な区分けがあって、当然上の試験合格は難しいし、そもそも試験も年に1回きっちりあるいかそういうもんでもないらしいがよくわからない。

上級のほうになると、ある程度しっかりした活動してないと受験資格も得られないんじゃないだろうか。

ただ最初にうける、英検で言えば5級的な試験だけは、中学生になったらすぐ受けられるっぽくて、私も中学時代に受けた。

さっきも書いたけど、古文が好きで得意だったので、「御書」の勉強シンプルおもしろかった。夜にやってる勉強会も同世代が集まるからしかったし、普通に合格した。

でもそれ以降の試験は受けたことないし、受けろと言われたこともない。多分受験資格が発生してない。

母親は一番上まで持っていて、父親は未受験

高校同級生に会員がけっこういることに驚く・創価大学受験して進学しない)

同級生に会員がけっこういることに驚く

高校のころは学会活動への興味はほぼ0になっていたので、文化会館でやる大きい会合だけ顔を出していた。

信教の自由であるとか、折伏新聞啓蒙選挙活動についての疑問についてまじめに、ナーバスに考えていたのはむしろ中学生のころで、高校ではもはやあまりそういうことに囚われなくなっていた。

やりたい人がやればいいし、やりたくない人はやらなくていいい、自分あんまかかわりあいになりたくないかな、くらいの、ごくのシンプルなところに落ち着いてきた。

親は、そういう私の姿勢についてはじめのうちはいろいろと小言を言ってきていたけど、会話を重ねるうち「それも考え方だね」とむこうが折れた感じ。

高校生になると学区がかなり広くなり、生徒数も中学までとは比べ物にならないため、同級生二世について「あの子学会なんやな…」と会館である大きい会合の場に来て出くわして互いに知ることになる。

けっこういるのにおどろいた。

多分あなたのまわりにもいっぱいいると思いますよ、私がそうであるように口にしないだけで。

創価大学受験して進学しない

学会員の間では、創価大学は超絶いい大学東大にも負けない日本最高峰大学! みたいな扱いなので、高校に進学してから偏差値的に全く大したことないのを知って驚いたというか拍子抜けした。

めちゃくちゃいい大学なら目指すのもありかなと思っていたけど、そうでもなかったので、最終的に滑り止めの一環として受験した。

活動自体はどうでもいいかなと思いつつ受験しているの……もうこれは、幼少期から刷り込みしか言えないと思う。

偏差値的に大したことなくても、学会員の間ではめっちゃほめてもらえるのもわかってたし…。

当日の試験も易しかったし、学費免除の枠で合格したが、魅力を感じてるわけではないので進学はしなかった。

同じクラスの、割と熱心な二世からは「せっかく合格したんだから行かない?」と最後まで説得されたが「すまん、京都行きたいわ!」ってことで断った。

親でもそんなこといってこないのに…とおもってちょっと引いた。

大学学会ネットワーク驚愕偏見を感じる)

学会ネットワーク驚愕

そんなわけで京都に進学したら、すぐ現地の会員の人が面会に来て、京都の会館(堀川にある立派なやつ)に連れていかれたし、同じ大学の先輩ともつながらせられた。

ネットワークマジで驚いたしちょっと怖かったよな…。

ちなみに大学には創価学会サークルがあって普通に活動していた。

極左サークルとかはめっちゃ厳しく規制されてて、校内いたるところに掲示があったが、創価学会サークル普通に野放しになっていた。

別に実害ないってことなの? 今思ってもちょっと謎。

どっちにしろ私は入らなかったし、学会員としても一切活動しなかった。会館に行ったのも最初の一度くらいだったかな。

この時つながらせられた大学の先輩、1回生前期のかなり早い段階で連絡を取らなくなり、名前も覚えていないのだけど、この人に勧められて宮本輝の『錦繍』を読み、最終章で身も世もなく泣きまくったのを覚えている。

名前は忘れたけれど、今でも大好きで大切な一冊を勧めてくれた人がいたことはずっと覚えていたい。

続き(https://anond.hatelabo.jp/20220715032335

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