はてなキーワード: 書記官とは
1883年6月、金玉均は自身にとって3回目の日本訪問の途についた。前回の訪日で会見した日本政府の高官は、朝鮮国王の委任状があれば借款に応ずることを示唆しており、朝鮮からの留学生尹致昊の帰国に際しても大蔵大輔の吉田清成はかさねてそのことを金玉均に伝言していた[5][注釈 2]。
しかし、高宗からあたえられた300万円の国債借り入れの委任状を持参して来日した金玉均に対する日本政府の対応は冷たかった[5]。300万円は当時の朝鮮における国家財政1年分に相当しており、日本の予算約5,000万円からしても巨額なものであった[5][7]。メレンドルフの妨害工作もあったが、日本政府としても大蔵卿松方正義が緊縮財政を進めているなか、財政力に乏しく政情も不安定な朝鮮に対し、そのような巨額な投資をおこなうべき理由は乏しかった[5][10]。金玉均は、日本についで、フランスやアメリカ合衆国からの借款工作にも失敗した[5]。
1884年5月、金玉均は失意のうちに朝鮮に帰国した。朝鮮では、以前にもまして大国清の勢力が猛威をふるい、朝鮮国の重臣たちはそれに追随し、開化派の活動はいっそうせばめられていた[5]。清とフランスの緊張関係の高まりから、5月に遼東半島に移駐することとなった呉長慶にかわって野心家の袁世凱が実権を掌握し、朝鮮王宮は彼の挙動に左右された[5]。これに危機感を覚えた金玉均らは国王高宗を動かそうと計画した[7][10]。高宗もまた閔氏の専横に心を痛め、朝鮮の将来に不安をいだいていたのである[7]。
清仏戦争の直接原因となった1884年6月23日のバクレ伏兵事件(英語版)
1884年6月、ベトナム領有を意図するフランスとベトナムでの宗主権を護持しようとする清国との間で清仏戦争が勃発した[10]。清越国境付近のバクレでの両軍衝突が引き金となったが、この戦いで劣勢に立った清国は朝鮮駐留軍の半数に相当する約1,500名を内地に移駐させた[5]。独立党は、これを好機ととらえた[10]。日本もまた、壬午軍乱以降、無為にすごした失地回復の好機とみて清国勢力の後退を歓迎した[5]。井上馨外務卿は帰国中の弁理公使竹添進一郎に訓令し、10月に漢城に帰任させた。竹添は軍乱賠償金残金の寄付を国王に持ち掛ける一方、金玉均ら独立党に近づいた[5][11]。
竹添進一郎
金玉均らは11月4日、朴泳孝邸宅に日本公使館の島村久書記官を招いて密談をおこなった。集まったのは、金玉均、朴泳孝、洪英植、徐光範、島村の5名であった[12]。そこで金玉均は島村にクーデタ計画を打ち明けているが、島村はそれに驚きもせず、むしろ速やかな決行を勧めるほどであったという[12]。かれら独立党は3つのクーデタ計画案を検討し、同年12月に開催が予定されていた「郵征局」の開庁祝賀パーティーに乗じて実行にうつす案が採用された[12][注釈 3]。金玉均は11月7日に日本公使館をおとずれ、竹添公使にクーデタ計画を打ち明け、そのとき竹添から支援の約束を得ている[12]。
金玉均は漢城駐在のイギリスとアメリカ合衆国の外交官にもクーデタ計画を相談した[12]。かれらは、金玉均のえがく理想に共感し、清国よりも日本を頼るべきことについても理解を示したが、しかし、決行については清国の軍事的優位を認めて、これに反対した[12]。金玉均はさらに、それとなく高宗にも計画の内容を伝えて伺いを立てた[12]。高宗もまた、清の軍事力を考えると不成功に終わるのではないかとの懸念を伝えたが、金玉均はこれに食い下がり、フランスと連動して動けば充分に勝機はあると訴えた[12]。高宗は、これを諒とした[12]。
しかし、クーデタに動員できる軍事力といえば、日本公使館警備の日本陸軍仙台鎮台歩兵第4連隊第1大隊第1中隊の150名と、陸軍戸山学校に留学して帰国した10数名の朝鮮人士官学生および新式軍隊の一部にすぎなかった[5]。この人数では、半減したとはいえ、なお1,500名を有する清国兵および袁世凱指揮下の朝鮮政府軍に対抗するのは無謀といってよかった[5]。
弁護士の一部に読点として「,」を用いる人がいること及びそのようになった経緯については、概ね記事の通りだとは思う。
ただ、弁護士の大半がそうしているかのようなタイトルには違和感を覚える。
記事中にも全ての弁護士が「,」を用いるわけではないとの記載があるが、ブコメで「,」を用いるのが弁護士の大半であるかのような誤解が散見されるので訂正しておきたい。
職業柄、多数の弁護士の書面を見る機会があるが、体感では「,」を用いる弁護士は全体の半数以下である。
正確に数えたわけではないし、サンプルに偏りがあると言われればそれまでだが、それでも全国的に大多数の弁護士が「,」を使っているとはいえないのではないか。
弁護士以外には、「,」を用いる人はそう多くはない。
(本人訴訟のベテランの方だと使っていたりすることもあるが…)
そのため。「,」を用いていれば弁護士作成の文書だという推認はある程度合理性があるといえるだろう。
他方、「,」を用いていないから弁護士作成の文書ではない、という推認は成り立ち難いのではないかと思う。
また、記事中では、「,」を用いる理由として、裁判官がコピペしやすいことが挙げられているが、これも疑問である。
そもそも、裁判官が弁護士に準備書面のデータの提供を求めること自体そう多くはない。
その上、裁判官が準備書面の記載をコピペするかどうかを決める際の考慮要素として考えられるのは、データ提供を求める手間(実際にやりとりをする書記官の手間も含む。)、コピペによって省ける手間、コピペによって失われる文章のニュアンス、コピペした文章の細部を訂正する手間あたりであって、記事にもあるが、置換一発で解決する読点の問題が決め手になることは考えにくい。
「,」が用いられる理由としては、記事中に指摘されている裁判所の要請と慣習以外に大した理由はないのではないかと思う。
以上、なぜ〇〇なのか、と言われたときは、そもそも本当に〇〇なのか疑わないといけない、という話。
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残数1部な。早い者勝ちだゾ?
そこでちょっと、最後、時間の残りが少しずつなくなってきているんですが、録音反訳の話、先ほども御説明の中で最高裁の方からいただいたんですが、私も不案内なんですけれども、何か最近、電子速記「はやとくん」なんていう、えらいかわいらしい名前の機械、速記反訳システムというソフトが開発されているようです。「「はやとくん」をご存じですか?」なんていうチラシもあるんですけれども、名前の由来までは私承知しませんけれども、これも、名古屋の元速記官の方がこういうシステムソフトを開発されて、聴覚障害者等々の訴訟、裁判参加にも役立っているというふうなことが結構書いてあるんです。
実際、テープで法廷のやりとりを反訳するというのは難しいでというのは、実際その反訳を請け負っている業者の方からも出ているらしいんですよね。というのは、事件の内容が、記録もないからわからへんわけですし、裁判の専門用語もいっぱいあるわけです。そうなるとやはり、立ち会いメモぐらいはもらえるらしいんですけれども、ほとんどそんなの役に立ちまへんのやという話も聞いています。それで、不明な箇所を書記官に問い合わせたら、不明は空白にしておいてくださいよというような調子でやっているそうです。
そういう意味で、書記官からも、テープの反訳について疑問の声というものを私幾つか聞いています。テープによる録音反訳でしたら、当然のことながら反訳者は法廷に立ち会ってへんわけですから、やはり不正確な文書をつくってくることが間々あるそうです。私も速記のことはよくわからへんのですが、見ましたら全然意味の違う文書が出てくるらしいですね。
そうなると、今度はその校正のために書記官がえらい時間を費やすことになると。これは二度手間なんですね。そうなると、書記官さんだって本来の仕事に支障を来すことになるんじゃないか。いや、そんなことはありませんと言いたいんでしょうが、そういう指摘があるという事実については御承知されていると思うんですが、そういう現場からの録音反訳の精度的な問題を指摘する声を踏まえたときに、この「はやとくん」、こうしたものを実際速記官が自主的に、六割以上が自費で購入して使ってはるらしいんですよ、だったら、こういうのを併用しながらやれば十分対応できるんじゃないでしょうか。この「はやとくん」の使用というのはお認めになっているんでしょうか、みんな使ってはるらしいですけれども。その点、いかがですやろか。
○中山最高裁判所長官代理者 まず、録音反訳方式について種々問題点が指摘されているという御質問でありますけれども、録音反訳方式を利用するに当たりましては、反訳者に対して聞き取りやすい録音を提供するために、特別な録音システムというものを法廷に設けまして明瞭な録音の確保に努めているほか、今御指摘ありましたように、反訳を依頼するためには、証拠調べに立ち会っている書記官が、立ち会いメモ、これは必要に応じて書証とかあるいは準備書面の写しも添付いたしますが、それを作成し、録音テープとともに反訳者に送付して、反訳書の作成に必要な事件情報を提供しているところでございます。
また、この録音反訳方式によって作成された調書はあくまでも書記官の調書でございますので、書記官が必ずそれを自分の責任において考証するということからも、その内容を見ることは当然必要でございます。そのあたりのところは、職員団体の方からも、この録音反訳方式を導入する際に、書記官による検証というものを必ず守ってくれ、入れてくれ、こういうふうにも強く言われているところであり、最高裁としてもそれを当然のこととして受けとめてやっているところでございます。
現実問題として、録音反訳方式でするとそういった正確性が問題になって控訴審等で破られている事象があるかどうかというようなことを見ますると、そういうものはございません。したがって、精度としては非常に良好に推移しているというふうに考えているところであります。
次に、「はやとくん」のことでございますが、これは聴覚障害者の裁判参加に役立っているというようなお話でございますが、この聴覚障害者の方々の裁判参加がどういう場面を想定されているかということによってもこれは大分違うことになります。例えば証人として聴覚障害者の方が来られた場合に、それを「はやとくん」のシステムを使ってディスプレーを見せるということ自体、これは実は通訳ということになるわけでありまして、それは速記官の本来の速記の職務とは別物ということになるわけであります。したがって、そういうものを利用するに当たっても、訴訟法上、そのあたりをどう正確性を担保していくか、だれがそれを見ながらやっていくのか、そういった問題もあるわけでございます。
ただ、「はやとくん」は利用するといたしましても、これも前々からこの法務委員会で御説明申し上げておりますけれども、もともと速記官の制度というものは、昭和三十七年に労働科学研究所というところに最高裁の方から依頼して、どのくらい打鍵ができるかどうかということを調べたことがございました。その結果、週二時間、月八時間ないし十時間しかできないということでありました。そういうようなところを踏まえ、「はやとくん」を使用したときにこういった八時間ないし十時間というものが飛躍的に伸びていくのかどうか、そういったような問題ももちろんあるわけでございますが、その辺については、職員団体あるいは速記官の内部において一致した考えはない、むしろ考え方は相当異なっている、そういう状況にあろうかと思っておりますので、「はやとくん」を入れることによって一遍にいろいろな問題が解決するということにはならないというふうに考えております。
○植田委員 いや、私、後でそれを聞こうと思っていたんですが、まず、実際に六割以上の方が使っておられて、それで、なおかつそうした「はやとくん」の使用について、実際それを導入することが正確な、迅速な裁判につながるかどうかは、それは議論の余地はあるんでしょう、いろいろな見解があるんでしょう。現実問題としてみんな使ってはるということは、とりあえずその使用を黙認なさっているんですか。お使いになる分には結構ですよということで、特に、いいの悪いの、けしからぬのけしからなくないのということは、別に見解としてお持ちじゃないということでいいわけですね。
○中山最高裁判所長官代理者 たしか五八%の速記官の方々から、「はやとくん」を使いたいという、そういったものが当局の方に出されておりまして、それは許可されているということで承知しております。
○植田委員 要するに、六割近く希望して許可されているということは、非常に使い勝手がよくて業務の遂行に資するものだということは、当然その点については認知をされているということですよね。そんな、まずかったらあかんと言えばいい話でしょう。
まあ、一応聞いておきましょう。
○中山最高裁判所長官代理者 最高裁判所として「はやとくん」の有用性をどうこうということではございませんで、本人がそれを使いたい、それが速記、要するに記録を残すという意味で別に支障にはならないということから許可しているものでございます。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/154/0004/15404100004008c.html
○小林(千)委員 それで、実際のこの速記がどのようにとられているかということをお伺いしたいんですけれども、実は、私も初めて、先日、実際に裁判所速記官の皆さんがとられている速記の方法というものを見せていただきました。このように目の前で速記官の方が国会の中でとられている手で書く方式とはちょっと違うようで、速記用のタイプライターみたいなものを打って、言葉をいわば記号化するそうですね。それで、その記号を見てそれを日本語に直す、このようなやり方で裁判所の中の速記方式はとられているというふうに見せていただきました。
この日本語に直す方式なんですけれども、従来は、その打った記号を見て直していたわけなんですけれども、その中で、速記官の方々の努力により、自分たちでソフトをつくり上げた、「はやとくん」という名前らしいんですけれども、これにより、パソコンでその記号というものを日本語にいわば翻訳する、こういった作業をできるようになった、こういったことを速記官の方みずからが自分たちで研究をして新しいソフトを開発したというふうに伺っております。
そして、もう一つは速記用のタイプライターなんですけれども、官から支給されているといいますか指定されているタイプライターではなくて、ステンチュラというアメリカから輸入された機械を使っている。そちらの方の機械は、それぞれの人の手に合わせて微調整ができるようになっている。例えば、打鍵の重さですとか、打ち込む深さですとか、手の体格に合わせた間隔も調整をできるようになっていて、キーのタッチも軽いということで、体にかかる負荷というものは大変少なくなっている。こういったステンチュラという機械と「はやとくん」というソフトを使って速記録をつくられている方が多いというふうに伺いました。
しかしながら、この「はやとくん」というソフトも指定外ソフトということで、この「はやとくん」の研究開発についても、自分たちの勤務時間外の時間を使って、いわばプライベートの時間を使って、仕事に対してのことに時間を費やしている。それにかかるお金もすべて自分たちで自腹を切って行っている。その「はやとくん」も、認められていないソフトなので、支給をされているパソコンにインストールすることができないから、それを使うためには、自分の、私物のパソコンを持ち込んで使わざるを得ない状況になっていると伺っています。
また、そのタイプライター、ステンチュラなんですけれども、これも、アメリカのメーカーで、そこから自分たちで輸入をしている、約四十二万円ぐらいかかると言っていました。四十二万円、仕事のために出費をするんですから、自腹を切って、これは大変大きな負担だと思うんですよ、私は。
このように、自分たちで自助努力をしながら、仕事にかける情熱を持って勤務に当たっている、事務の改善に対して大変大きな努力をなさっていることに対して、私は大きな敬意をあらわさなければいけないと思っているわけなんですけれども、最高裁の方は、何で、とても有用な「はやとくん」ソフトを今インストールすることを認めていないんでしょうか。そして、このような速記官の方々の努力というものをどのように認識されているのでしょうか、お伺いをいたします。
○中山最高裁判所長官代理者 裁判所では、現在、例えば全国の裁判所をつなげるJ・ネットというシステムをつくっておりますし、あるいは全庁でLAN化を進めているところであります。
先般の内閣官房の情報セキュリティ対策推進会議でも、各省庁の情報システムの脆弱性というものが指摘されましたが、その最大の要因は、内部ネットワークに個人用の端末をつないだり、ソフトを入れることにある、そういったところは非常に慎重に考えなければならない、こういうようなところでございました。したがって、今後こういったシステムを全国展開するに当たって、相当慎重な配慮というものをしなければならないのが一つであります。
それからもう一つは、もともと「はやとくん」は、名古屋の遠藤さんという速記官の方が開発されたというものでありますけれども、NECの98のパソコンをベースに最初になされ、その後DOS/V、それからウィンドウズということで、いわばマイクロソフトがいろいろ変えてきた、そこに合わせてOSを合うように変えてきたというわけでありますけれども、裁判所の方も、その間、実は、MS―DOSからウィンドウズ三・一、ウィンドウズ95、98、そして二〇〇〇、XP、このように進んできているわけであります。そういった中にそれまでのOSに基づくものを入れましても、それはなかなか一緒に稼働しないということにもなりますし、また、そのソフト自体をインストールした場合には、そのメンテナンスを一体どうするのか、あるいは、ウイルスチェック等でいろいろ問題が起きてきた、やはりソフトの相性というものがございますから、システムに影響を及ぼしたときにそれはだれが責任を持ってやるのか、こういったところの問題も非常に難しいものがございますので、この辺の保守管理体制が整えられて初めて認められるということになるわけであります。
このようなシステム上の制約から、私用ソフトのインストールについては、これは慎重に対応しなければならないということを御理解いただきたいと考えますが、速記官の執務環境の整備については、職員団体からも非常に強い要求が出てきているところであります。きょうも後ろに私どもの職員団体である全司法の委員長がしかとにらみに来ておりますけれども、そういうような職員団体の意見も十分聞きながら、できる限りの努力をしてまいりたいと考えております。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/159/0004/15903120004003c.html
裁判所の職員の中で、速記官の皆さんの問題について質問をいたします。
昨年の質問の際も、今の裁判でも、そして将来の裁判員制度の下でも、速記官の皆さんの技術や意欲を大いに生かすべきだということを求めました。その際に、速記用の反訳ソフト「はやとくん」のインストールを官支給のパソコンにもできるようにするべきだということを求めたんですが、十二月に実現をしたとお聞きをいたしました。その経過について、まず御報告をお願いします。
○最高裁判所長官代理者(園尾隆司君) 通称名「はやとくん」と言われております反訳ソフトは、速記官自身が開発したものですので、これを官支給のパソコンにインストールするには、当該ソフトが裁判所内の標準的なシステム環境に影響を与えないということについて検証を行う必要がございましたが、昨年六月にこの検証を実施するということを決定いたしまして、全国の速記官の意見や執務の実情等を踏まえて検証対象とするソフトを特定いたしました上で、十月に検証実施に着手いたしました。
検証の結果、「はやとくん」ソフトが裁判所の標準的なシステム環境に影響を与えない旨の報告書が提出されまして、インストールについて問題がないということが明らかになりましたので、十二月上旬にそのインストールを許可したものでございます。
○井上哲士君 私、これまでは、この「はやとくん」の有用性について検証すべきだということを質問いたしますと、そういう今おっしゃったようなセキュリティーの問題があるので有用性の検証ができないんだっていう御答弁をいただいてきたんですね。
今の経過でいいますと、セキュリティー等の問題についてのみ検証をしたということになりますと、この有用性っていう問題は、局長は地裁時代にもごらんになっているんだと思いますが、その速さ、正確さっていうことについてはあえて検証するまでもない、有用性が高いと、こういう判断だということでよろしいんでしょうか。
○最高裁判所長官代理者(園尾隆司君) 速記官は、この「はやとくん」ソフトを自ら開発いたしまして、それからその改良ということにつきましても様々な努力を重ねておるというところでございますので、その有用性につきましては、速記官が自らがそのような使用形態を取っておるというところから、言わば外から見て観察をして検討しておるということでございますが、その点も踏まえまして今回のインストール許可ということに踏み切ったというわけでございます。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/162/0003/16203290003007c.html
この法案については、私も昨年もここの委員会でこの法案改正について質問をさせていただきまして、ことしも同じ質問を実はしなければいけません。というところに、毎年やっているところに根本的な問題があるのではないかなというふうに思っているわけでございます。
昨年は、この日切れ法案の中に裁判所法の一部改正というのもありまして、そこの中で裁判所の速記官の方々のあり方というものが問題になっておりました。これは、平成九年のときに裁判所の速記官の養成というのが事実上一時停止というふうになっておりましてから、毎年毎年、この日切れが出てくるたびに法務委員会で議論の種にもなっている問題でございます。
昨年、この質問をして以降、最高裁の方では、速記官の方々が独自に開発をされた反訳ソフトの通称「はやとくん」が、昨年の十二月にインストールが許可されたということを私も速記官の方から伺いまして、本当に速記官の方々の自助努力というものが職場の中で報われたなというふうに、よかったと思っております。
つきましては、昨年質問をいたしました答弁につきまして、何点か確認をしておかなければいけないところがございます。
このように、裁判所速記官の皆様は御自身でさまざまな自助努力をしながら仕事に携わっていらっしゃるわけでございます。そのような速記官の方々の執務環境の整備につきまして、昨年、整備についてはできる限りの努力をしてまいりたいというふうに御答弁をいただきました。昨年から一年間でどのような環境整備が行われたのか、そして、これからどのようにさらに取り組んでいかれる予定なのかを御質問いたします。
○園尾最高裁判所長官代理者 昨年の通常国会において御質問を受けて以後、現在までの間に検討いたしましたことの中で最も大きいのは、ただいま御指摘のありましたいわゆる「はやとくん」ソフトを裁判所の業務用パソコンにインストールすることを許可したことでございます。
「はやとくん」ソフトは、ただいま御指摘のありましたとおり、速記官がみずから開発をしまして、その上に、ステンチュラという機器もみずからの負担で購入をして業務に使っておるということでございまして、これについて裁判所のパソコンで使いたいという強い要望があったわけでございますが、裁判所の業務用システムのソフトに悪影響を与えないことが確認されていないということでそれまでは認めていなかったわけですが、昨年秋に専門業者にソフトを Permalink | 記事への反応(1) | 23:38
IDコール来てなかった
ツイッター連動もしなくなってる
id:oooqureeeですが
私は裁判所に言われてます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
2年ほどまえ さんざん はてなでも書いてます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
その時なんか 今も ツイッターでいるでしょうけど フォロワー1万人以上で、過去に 名前出すかどうするか・・・迷うところですが idだし個人情報に繋がるわけではないのと これで検索するとわかるので敢えて出します! soulfire さんと色々あった方 に
頭のおかしい人が、行政の道路工事がわからなくて居座っているという前提にされて、名古屋教えてダイヤルに勝手に相談したメールをUログで掲示して わざわざ見せ付けてくるような事をされ 大変ショックを受けただけでした!!!!!
名古屋市瑞穂区の豆田線の道路拡張工事はその当時でさえ終わっていました!!! googleマップの画像で終わってなかっただけで、ああいう画像は平気で2,3年前のでも使ってる事はあります。今はもう差し替えられましたが。それを地元の人に聞いたなどと書いてもいました。
soulfire さんの名前を出したら わかる人にはわかると思いますが リナックスOSの関係者でもないのに リナックスOS ubuntu の名前を使ってた人です。 今は名前変えてます。
その人は、なんとなく変だったので、Uログでブロックにして以来関わってませんし、何の相談もしてませんし、この人に病院行け 精神科行け というアドバイスもされてませんでした。
それどころか、半壊アパートからは逃げなくてはいけなくなったので、瑞穂区役所に相談もできなくなりましたが、その前警察署でのショックもあり、本当に動けなくなり重篤なうつ状態か何かになり (それまではなってません) 漢方の神経内科には通っていて、入院設備もあるし内科も精神科もあり、ケースワーカーもいるので、市大病院で相談や診療(精神科も含め)を受けたい と言っていたのは私で それをさせなかったのが瑞穂区役所でした (ようつべ録音あり)
https://www.youtube.com/user/midorimusi007/videos
1個1個説明は省きますが、一時的に生活保護申請し受給したはずだったので・・・医療券をうまい語弊を用いて出さなかった様子も録音されてます そこに至るまでの親の異様さ ( http://sky.geocities.jp/oooquree/fax.html アパート半壊画像も ) も認める供述も 区役所で許可を取った録音にあります。
こういうの はてだ oooquree の方で 何がして欲しいか (行政を見張って 機能するように して欲しい) まで書いて出してました。
そういうのは全部無視して 頭がおかしい 事前提で って・・・・・・・・・
そういうの 誰も 止めないし
自殺する人は 弱い とか ブログで書いた人には、ブ米で非難が集まり 弱さはわかった上でどうするか だ などと書く人たちもおられました。。。 soulfireさんのアーカイブもわざわざはてぶに載せる人がいるので、知ってしまいましたが、ああいう事をしておいて・・・
ええと、話を元に戻すと
私はこれで、逆に アパート放置して逃げたので、壊して住めなくしておいて、家賃滞納 支払え! という訴えを起こされ 住所はわからなかったものの、PHS番号で書記官が電話してきたことがあって、その時 最初は家賃溜めて逃げた人と思っていた他の裁判所の人もいて、言い方なんかがきつかったので、こっちは調停まで立ててたのに、前の亡くなった大家の息子から、業者に家主が名義変更されてから、2ヶ月弱 (2ヶ月さえ経ってない) でアパートの私の部屋の壁際まで、つまり隣の部屋まで壊しました!!!!!!!!!!!! と怒鳴り返してました。(電話で 向こうの言い方きつかったので)
こういう事はよくはないけど、たまにか 時々は あります!!!! 京都で借地借家人組合がついた事件で 京都地裁平成18(ワ)2455号 も借家の立ち退きで、居住部分ぎりぎり壁際まで壊し、家主側が訴えられ 負けてます (賃借人勝訴)
これは、弁護士を使ったので、地裁でなければ!と思ったのでしょう。賠償金200万円もふっかっけてます!!! ここの政党のやり方は全部そう!!! http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n242182 【悪質家賃滞納店子に悩む大家さんたちへ】下の方まで見ると判例があり、そこにふっかっけてるのがわかる記述も。
最初言い方がきつかった裁判所職員に、聞いたら【家賃滞納による明け渡し訴訟】 は よくある (というか増えてる まあまあある かも) と言っていました。
150万円どうやってかかるのでしょう? 弁護士費用4~50万円としても 倉庫代など併せても、追い出すだけでなら、そんなにかかる事がとても一般的とは思えません。
今 何か書かれた事も、【追い出す】ことだけの費用ではない事を書かれてます!!!
なぜ、ここに書いて 私のところに書かないし
それにしても 私が警察でのこと 【録音見て 特に 3】 を 四日市の警察のニュースについて書いて 新聞でこういうのが載るなら、警察署の中で違法な業者 ---アパートは半壊にする 鍵は家賃滞納もないのに施錠する--- に加担し 私を責めて 【この人も商売なんだで】 【きちっとした商売せにゃかん】 (名古屋弁らしい) と言って 法的な場以外での 面談を強要した話も 警察署の中で 【強要罪】 ですから 取り上げてもらえないかなと 書いたら 【のる】だったか 何か 簡単な一言ではあるものの 肯定的に ブ米か何かで “ ” で書いた人
に、ツイッターやってたので、拡散お願いできないか 聞いたら ツイッターの人たちは 物分りが悪いので 説明が困難とかなんとか・・・
ものすごく 否定的 かつ 官僚のような 腰の重さ になったというのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 確か 自分で中卒を名乗ってた人で、色々意見書いたりもしてた・・・
この拡散力!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰か助けたくない
少しでも自分達と同じ虚無仲間がほしい
アパート半壊についても はてなでは お前が早く退かないからだろ!!!!! と書かれました
これも 見ない方が良いと思うので、田中氏の架空話書いた奴 何かあっても、ここに書いても 見ないので!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私のは拡散させないのに
共産党なんて 私にだけじゃなく ヒドイのに http://homepage2.nifty.com/inachan//kyoto.police.htm 京都では元市長まで訴えられてるのに!!!!! 私は借地借家人組合に 【【共産党が そんな事 言うはずがない!!!】】 と言われたのに!!!! 共産党なんて最初から変だったのに!!! 国会議員の事務所での相談で 弁護士が嫌がる などと言われたし 【賠償金が数十万円だから】 と。 でも立ち退き全般を請け負えば、京都の事件だって借家1軒もらったそうで 700万円相当 だったと自慢げに借地借家人組合代表は語ってきた!!! そういうバカな事するからだ!!! ちゃんと採算合わせれば良いのに!!!! 分割で家賃がかからなくなった分払ってもらえば良いのに!!!! 3割でも210万円!!!!! 本当にバカだ!!!!!! それで威張り腐ってる!!!!!!!
http://kinpy.livedoor.biz/ 査問されたキンピーさん http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2005/12/post_5e30.html タダ働きを強制する共産党: アッテンボローの雑記帳 http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/senjyu.htm 共産党がひた隠す党内ワーキングプア・無契約専従実態
それどころか 代々木病院 で検索すると・・・ もっと怖い事も 元国会議員秘書を口封じのため入院・・・
今は寝返ってるので、それも差し引いて考えたとしても、やっぱりおかしいし怖い。 正論 に強制入院について 元秘書が書いてる
あと これも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! http://togetter.com/li/679571 【「例の件まとめた」と書いて私が精神障害者として名古屋教えてダイアルにメールした人の件】 まだ、謝ってもらってない
http://kie.nu/1-AJ 前もkienu不調で見られなくなったら、消えてる・・とか書かれ 変な人扱い 書いた奴 kanose 偽りの安穏?安定 あ、平和の象徴
上のだけじゃなく https://archive.today/NMUU4 全部タイトル【Ulog私からブロックされてるのに相談に乗りたがる人AtoMa 理由は私が精神病で放っておけないかららしい 追記「勝手に人を精神病としてまとめを作ろうとしていた事への謝罪は無し」 ギークハウス関連だったので狂ってるんじゃなく狂ったふりのようだが不気味 狂った振りでも普通じゃない。 この前見た偽精神科医のように何らかのコンプレックスではないだろうか? // 元のタイトル→// これは、何?TLに他人のツイートが0な人。偽精神科医でもないが、最初は普通の性格悪い人の嫌がらせかと思ったら・・・ 】
元々何の関係もないのに、なぜ和解?! 和解とは元々仲が良かった場合の話 謝罪はしません 和解なら応じますって ドンだけ女癖悪いのか!!!モテるとも思えないのに・・・ 弱みある人を付け狙う!!!!!!!
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今の大家に この上の奴のようなことされたから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言ってきただけだけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私が最初入った月だから、心配するかと思って、給料日が月末最終日なので、翌月の家賃は最終日に とわざわざ説明したのに、前からの住人に、【家賃払ってない】などと!!!! おそらく月末の最終日までに、支払いにアパート敷地内にある事務所(作業所があるから)に払いに行った時に、そう言われたのだろうけど、それをわざわざ私のアパートの部屋の前で、その住人たちが【家賃払ってない】って とか話してたのは、月を跨いでいた。
そんな悪い噂を流しておいて、なぜか 【喫茶店 行こう】 と 誘いに来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんで 行かなあかんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は、入居時 保証人がない代わりに、余分にお金を払うという誠意も見せていた!!!!!!! 事情も画像もあったので、アパート破壊画像や親のFAXも見せた。 見せたのは保証人ない説明のためで、それ以上迷惑をかけるつもりはないという社会性を持っていると表すため、保証人なしの代わりに余分にお金を払った 。 その事は 契約書に書いてある!!!!!! 書いてもらった!!!!!! 余分に払う事も私から言った!!!!!!!
こちらは、誠意を見せたのだ!!!!! その誠意に対して、人の弱みを見たら 穴があったら突っ込もうと言わんばかりに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この事だけじゃない!!!!!!!!!!!!!!! まだある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この程度 セクハラにもならないだろう。 それもわかってて向こうはやっている。 でも、悪い噂を流しつつ 近寄ってくるって・・・ もし何かあった時 私を変な人にできるから、という計算も働いていたのではないだろうか?と考えたりすると 物凄く嫌な気に・・・・・・
この町は特殊だから 田舎の閉鎖性 とも ちょっと違う!!! 単なる田舎には 日展選考委員はいない。 良くない技術職の未来みたいで、技術職への搾取というか、パート パートに分かれ、全体が見られない人 を 赤子の手を捻るように、うまく洗脳 搾取して支配して行く・・・・
ここに実際来てないと 住んでないと 怖さはわからないかも
なんといっても、市長の給料が 2011年まで 愛知県下 ナンバー1!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! とてもそんな財務状況じゃないのが、ネットの各市町村の財務など見たり、公務員の給料見るサイトでも出ている
https://www.google.co.jp/search?q=2011%E5%B9%B4+%E5%B8%82%E9%95%B7%E3%81%AE%E7%B5%A6%E6%96%99+%E7%80%AC%E6%88%B8 今でも色々と出てるなあ・・・ 前の保存が http://archive.today/wmn4L#selection-1435.0-1545.2 wikipediaなのでソースがある!!! すぐ訂正というか改竄されたが!!!
ソース!!! http://archive.is/N5YOp 市長の給料は数年前まで愛知県1位 http://blogs.yahoo.co.jp/chugamo2008/35924073.html 2012年 月収99万円愛知県の首長給料番付 http://area-info.jpn.org/RKMayorPy230006.html 2012年2013年月額2千円減額 Daily SANQ2011 http://www.845.fm/daily-sanq/?p=3901 Daily SANQ2012 http://www.845.fm/daily-sanq/?p=6006
2012年8月23日市会議員から市長に、「 平成 11 年度から現在までに、鉱山資源採掘に関わる事業者、珪砂組合関係者、窯業業界団体等から政治資金を受け取っているか伺う。 」質問が出された。 http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:ui11oV-2KQ8J:www.city.seto.aichi.jp/docs/2012082300013/files/usuiatusi3.pdf
http://www.bengo4.com/fudosan/1110/b_219167/ 【店子に訴えられるかもしれません】 http://www.bengo4.com/fudosan/9/b_219186/ 【下に書く例で、もし敗けたらいくら位の金額になるのでしょう?】前と回答変わった!のが後1つあるなぁ。前匿名じゃなかった!このサイトの回答 弁護士なのに違ってると奥さまがたに評判! ブログで http://blogs.yahoo.co.jp/ojrutky41/33144802.html リンクはフリーだから というか、この人弁護士ドットコムからは自分は転載しまくってる・・・
あああーーーーーーーーーーー ひどい
医師免許を持っているけど臨床系ではない人ってそれなりにいるんじゃないかな?
製薬会社なら医師しかできない研究内容や実務もある。(やっぱり独占資格だからね)
実際は美容皮膚科で保険対象外で高価な処方箋がないと作れない有効成分濃度が高い基礎化粧品を出したり、
レーザーで脱毛したりシミ抜きしてたりするのは規則正しい生活(ほぼ9時5時)だと思う。
特に同じ意識の医師と共同経営でローテーション組めばかなり仕事は楽だと思う。
あとは公務員になるけどやはり保健所なんかだと所長になって、指導とかで臨床は保険師任せ。
風の噂に聞いたことがある。東方にあるという人が死ぬ国。人が死ぬ。なんて素晴らしいんだろう。生気の欠片も見受けられない、倦み疲れた先人達を眺めながら、そんな夢みたいなことを考えていた。
議会には王、貴族、官僚が参加する。だが、建国当時から生きている老いぼれがほとんどだから、こいつらだけじゃ政策どころかまともな会話すら覚束ない。泡を吹いてる奴なんて可愛いもので、言葉を忘れ獣に帰っているような奴までいる。
だからそいつらの子孫が、子孫と言っても子や孫も耄碌して使いものにならないので十何代目の子孫が、横に付き添い、泡を吹いてる口元に耳を傾け、意見を伝えるという形式になっている。が、意見なんて高尚なものを考えることができる奴なんて一握りも残っていないので、実際は子孫達が自分の意見を述べるに過ぎない。もっとも、口の泡を拭いたり、獣に帰った爺に餌を与えて黙らせたり、それなりに忙しいとも言えるが。
書記は新人。新人と言っても何十年やっているかわからないが。書記官の自分は新人の仕事ぶりを見ているだけ。あの耄碌爺たちと一緒だ。もっともあの世代の書記官は流石に三百年ほど前に辞めてしまい、自分はその後の世代だからあそこまで耄碌はしていないが、それも時間の問題だろう。
仕事の帰り道。街にいる人々も当たり前のように生気がない。思考停止した労働者がのろのろと動いてる他は歩く人すらまばら。若者は濁りの中にも苛立ちを泡立たせた目をして座り込んで無為に時間を潰している。建国当時の人間が生きているのだ。議会のように現役であるのは例外だとしても、年寄りは腐るほどいる。そいつらは呆けて泡を吹くまで権力の座を明け渡さないし、明け渡したとしても次の世代は、腐った発酵物が更に腐って液状化してしまうくらいに、腐っても足りないくらいにいる。若者の順番が来る日なんて彼らにとってみれば永遠にも思えるだろう。席が空くのをただひたすら待っている。
家へ着くと妻だった生き物が糞尿にまみれて呻いていた。服を脱がせタライに汲んだ水で体を洗ってやる。あーうーあーと呻く妻を洗いながら早く反応がなくならないかと何十万回と願ったことをいつものように思う。
反応がなくなると監査官に連絡することができる。そこで3人の監察官に3日に渡り本当に反応がないか検査される。といっても、収容所に大量に寝かせた人間に、1日2回、刺激を与え反応がないか見るだけの簡単なものだ。そこで反応なしと認定されると晴れて殺すことが許可される。不死と言っても殺せば死ぬ。もっとも専門の処理場で念入りに細切れにした後、焼却しなければならないが。
王や貴族など、子孫によって生きて傀儡になってもらわなければならない他は、反応がなくなると喜んで処理場へと持って行く。それも当然だ。かつて愛した美しい人とはいえ、いや、だからこそ、動けなくなるまでに老いた体は退化し小さく丸まり、言語どころか日常生活も送れない程に理性をなくした、別人のように変わってしまった伴侶を、数十年、数百年と面倒を見続ける辛さにあっては。作業が辛いのではない。かつて熱烈に愛した人を、忌み嫌っていくことを、そして死を願うことをやめられない、己の心が辛いのだ。
いつもの作業を終え妻を部屋へと寝かしつけ、その際に受けた傷の治療をして、ようやく一息をつく。一日で唯一、心を落ち着かせられる時だ。いつもはただただ何も考えることなく、倦み疲れる仕事のこと、そして死を願ってしまう妻のことから離れて、自由な時間を堪能し心を休める。だが今日は日中に考えていた人が死ぬ国のことを考えていた。権力者も死ぬことで若者が活躍することのできる国。かつて愛した人を憎まずにいられる国。そして何よりそれらのことで苦しまなくてもいい国。そんな夢みたいな国を夢見ながらいつしか眠りについていた。夢は見なかった。もう千年ばかり見ていなかった。