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はてなキーワード: 暴対法とは

2022-09-02

anond:20220902172505

オウムは長い時間かけて慎重にやった結果だし

暴対法で起きてる不利益を知らないとか馬鹿ですって自己紹介してるってことでいい?

anond:20220902171602

オウムは長い時間かけて慎重にやった結果だし

暴対法で起きてる不利益を知らないとか馬鹿ですって自己紹介してるやん

anond:20220902170233

ヤクザなんか暴対法でギュウギュウに締め付けたったけど

あいつらが逆ギレして暴力に訴えたかっていうとおとなしくボコられてるしなぁ

 

オウム新法と暴対法成功例があるのに何をいつまでも怖がってんだって感じだよな

さぁみんな、かるとをていぎしよー

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/takehiroohya/status/1565297766280339459


このブコメ群を呼んでどっちの意見を聞いてもピンとこないのはあれだよ

これ統一協会排除しようみたいな着眼点からなんだよな

暴対法は、暴力団定義したが、逆に半グレを取り締まれなくなってる

似たようなことが簡単に起こるぞ

「我々はカルトではありません(キリッ」ってな宣伝文句にされる


統一協会解散させようなんてな間抜け活動してる団体もいるが

それやったら、統一協会「じゃなくなった」団体複数産むだけだぞ

奴らにとって末端の器の大きさなんぞ大した意味を持たんだろ



なんか、そういう事を論じてる人、どっち側にもあんまし居ない感じなんよな

2022-08-31

anond:20220831122034

いまの世間の流れは暴力団過激派に対するそれと同じで「これ以上新しい被害者加害者を増やさないため」の対応なので、いま所属してる人たちに関しては「世のため人のため、そのまま干上がって消えてくれ」としか言いようがないなあ

仮にここ最近大人しくしていたとしても、かつて大規模な反社会的行為を行っていた過去はまだ清算されてないわけだし

おそらくこれから暴力団における暴対法みたい、統一協会(や摂理顕正会幸福の科学創価学会)に対するカルト規制法みたいなのが出てくると思う

2022-08-28

anond:20220827235417

まず日本語としてカルト定義する必要性はなく、

法律上カルト定義したいというのは前提だと思うが、そうであってもカルト定義必要ではない

反社会的思想活動を行っている団体規制したいという運動思想の一部として統一教会規制したいのだから

反社会的団体法律上定義統一教会 (反社と同じ意味かそれに含まれる法定義、の要素である統一教会

であればいい。

具体的な法文としては前に「暴対法の拡充」を投稿したことがあるが、

暴対法に準じて、不法行為及び刑法抵触する活動を行うまたはそれを教唆扇動する団体

どうしても「カルト」を法的定義するなら上記を満たす宗教団体とすればいい。

活動規制としても暴対法に準じていいと個人的には思う。

あとマインドコントロール洗脳の法的定義の方が重要だし難しい

anond:20220828093546

暴力団と一緒にするなら

なんで暴対法と一緒に規制しなかったのかって事実は残るよね

統一教会がやってきたことは変わってない

まり論理的に考えて常識の方を急激に変えることにした以外の答えるないよね

あるなら、その根拠を示してくれたらこの話は終わりなんだけど

絶対ムリだよ

頑張ってくれ

anond:20220828081200

それは君が暴対法制定以前の社会をしらないからでしょ

ヤクザだって社会と密接に関わるのが常識だったんだぞ

anond:20220827174539

カルト規制法を作って指定カルト団体を明確に定義するのが先

暴力団暴対法があるから排除正当化されるわけで、反社会性を個別判断に委ねて排除対象を決めるのは法的リスクもあるし現実的でない

anond:20220828065914

暴力団なんて戦前から存在して政治と密着に関わってきたけど、暴対法立法化して公安対象にしただろ

カルトに対しても同じ手法を取るだけだろ

anond:20220828003519

なんだ、君まともじゃん

だったら、暴対法範囲拡張して宗教団体に対しても適用すればいいってことも、君はわかってるはずだよね

anond:20220828002059

君、暴対法の条文読んだことないでしょ

暴力団定義公安委員会指定されることだよ

カルト宗教擁護するなら、暴力団も同じ理屈擁護してみなよ

2022-08-21

anond:20220821191837

暴対法二条

この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

一 暴力的不法行為等 別表に掲げる罪のうち国家公安委員会規則で定めるものに当たる違法行為をいう。

二 暴力団 その団体構成員(その団体構成団体構成員を含む。)が集団的に又は常習的に暴力的不法行為等を行うことを助長するおそれがある団体をいう。

三 指定暴力団 次条の規定により指定された暴力団をいう。

四 指定暴力団連合 第四条規定により指定された暴力団をいう。

五 指定暴力団等 指定暴力団又は指定暴力団連合をいう。

六 暴力団員 暴力団構成員をいう。

七 暴力的要求行為 第九条規定違反する行為をいう。

八 準暴力的要求行為 一の指定暴力団等の暴力団員以外の者が当該指定暴力団等又はその第九条規定する系列上位指定暴力団等の威力を示して同条各号に掲げる行為をすることをいう。

2022-08-18

anond:20220818125630

まず、「カルト」という言葉は「反社宗教団体」を意味します。良い暴力団存在しないのと同じように、良いカルト存在せず、カルト排除する際に理由不要です。

もちろん暴対法による元構成員社会復帰困難性のような、運用面の問題に対する批判はありえますしかし、「暴力団排除するのは不当」という議論は成立しません。

反社会性を前提としない場合カルトではなく「新興宗教」と呼びます。これも「うさん臭い連中」といったニュアンスで使われがちの言葉ですが、字義的には批難を含まない、ニュートラル呼称です。

では新興宗教帰依していることを理由採用拒否することは可能か? あるいは、従業員信仰する宗教調査することは許されるか?

これは一律に回答できるようなものではなく、究極的には裁判最高裁まで戦うようなお題になりますが、

雇用契約自由原則に従って採用拒否することは理由の如何を問わず可能、と主張することもできるし、

実務能力ではなく宗教団体への所属理由採用拒否するのは不当かつ違法、と主張することもできそうです。

現実的には、不採用あるいは解雇の際に理由の開示が不要であるから、信教を理由とした採用拒否解雇とそれ以外を弁別することが困難なので、それを防止することもまた困難であるとは思います

では雇用契約ではなく、カルト所属する代議士罷免できるか? というと、これは無理です。政教分離というのはそういうことではありません。これについては安倍晋三氏が答弁を出していますので引用します。

現在自民党連立政権を組み、政府と一体となっている公明党と、その支持母体である創価学会との関係は、政教分離原則に照らして適切なものであるか。公明党創価学会は「政教一致」の関係にあるか。

 (我が国における政教分離原則に係る内閣官房参与発言に関する質問主意書 2014年6月16日 新党大地 鈴木貴子

(略)一般論として申し上げれば、憲法の定める政教分離原則は、(略)宗教団体等が政治的活動をすることをも排除している趣旨ではなく、また、憲法第二十条第一項後段の規定は、宗教団体が国又は地方公共団体から統治能力の一部を授けられてこれを行使することを禁止している趣旨であって、特定宗教団体支援する政党所属する者が公職就任して国政を担当するに至ったとしても、当該宗教団体と国政を担当することとなった者とは法律的に別個の存在であり、宗教団体が「政治上権力」を行使していることにはならないから、同項後段違反問題は生じないと解しているところである

 (衆議院議員鈴木貴子君提出我が国における政教分離原則に係る内閣官房参与発言に関する質問に対する答弁書 2014年6月24日 内閣総理大臣安倍晋三

要は代議士統一教会の指示に従って動いていたとしても、それは統一教会統一教会として権力行使しているわけではないので、政教一致にはあたらない、ということです。カルト代議士排除するには、贈収賄などの犯罪行為として立件するか、あるいは自民党自身統一教会との決別を決意し関係者を排除(除名)する必要があります後者場合、党から除名されても議員資格は失わないので、統一教会新党ができることになりますね。

anond:20220818125630

それを問題にするなら暴対法みたいにしようって事よね

真っ当な意見なんだけど

この話になるとアベガーが発動しちゃって

統一協会カルトからカルトなんです」みたいな事言い出して

とにかくまつわること全部否定して良いって感じになってるもんな


あれ?そういえば昔、ユダヤでこんな・・・


まぁ、ともかくも、そいつを雇うな、そいつに絡むな、それは「やってはいけない事だ」とするなら

暴対法みたいに「指定暴力団」という感じの括りがいるやね

そうしないと、皆が大嫌いな「差別」だぁね

2022-08-17

自民党にとって統一教会問題は、社会党にとっての拉致問題

かつて1/3を安定的国会で占め、「1と1/2政党制」の1/2側であった社会党

それが政党要件消滅間近まで衰退する原因の1つは、北朝鮮拉致問題であった。

社会党とその後継社民党拉致を頑なに認めず北朝鮮擁護し続けたことで信用を失った。


自民党統一教会問題を甘く見ているようだが、拉致問題と同じくらいに国民が厳しく見ている問題だと気づいたほうが良い。

小選挙区制度は風が吹けば簡単政権が吹き飛ぶことは、政権交代の歴史証明している。

社会党の二の舞になりたくないなら、すみやかに統一教会含むカルト被害者の救済、カルト団体への暴対法並に厳しい取締、政治家カルト団体の完全切断をすすめるべきである

2022-07-20

宗教課税論より宗教を法で監視する方がいい

税金を取るよということは社会が行き過ぎたことする団体であろうが宗教を認めるということになるから

暴対法みたく宗教団体監視して活動に制約を課す法律作って、行き過ぎた行為には罰を課す方が良いと思う。

私は政教分離について寛容的なほうだし、新興宗教はあってもいいかなと思うけど

せめて大学とかの公共の場やお店での勧誘禁止してくれると助かる。

2022-07-19

anond:20220719210254

ネトウヨだけど、ほぼ同意

現行法では反社カルト認定できないという大前提があり

から今はその建前で話して、将来どうするかを議論しなければならない。

東浩紀スタンスを明確にしなかったのも、これを理解していたからこそ

事件直後で今よりも情報あいまい大勢の見るテレビ番組ホスト側の立場としてはなにひとつ公的

見解を示すわけにはいかなかったから。

個人的には、暴対法匹敵するような、かなり強力な法整備必要だと思ってる。

ただ、野党支持者の人にも考えてほしいんだけど、なんらかの規制をしたとしても

今の膨大な信者をどうするか、受け入れ先を用意する必要絶対にある。

今の自民党のように(乗っ取られない程度の)適度な距離感で付き合うのはあまり良くないひとつ妥協案だ。

それがNGとなるとどうする?施設収容する?徹底的に殲滅して改宗を迫る?投票権を取り上げる?

そんなことが今の日本でできると思う?

2022-07-18

anond:20220718183443

カルトを切れという人たちは、切られたカルトの行き先ってちゃんと考えてるんかな。

で、どこまでがカルトかってのもちゃんと考えてる?

統一教会だけ?創価も行っちゃう?霊波乃光は?天理は?PLは?民青も正体を隠して洗脳するから同罪?

オウム殺人をしていたから線を引けたけど、洗脳して寄付させるのを犯罪認定するよう法改正するのは結構重たい作業だよ?

あと、山上容疑者母親もそうだけど、全財産しり取られるようなのは資産信者であり、

庶民信者にとっては優しくて本当に心の支えになる顔を持ってたりもするんだ。

そういうのを全部政治から追い出すとするじゃん?人数的にはとんでもない信者の数がいる。有権者と言い換えてもいい。

そいつらはまたこっそりと手を組んでくれる政党と繋がるんだ。意図的じゃなくても自分たちに有利な方針政党自然に推される。

だったら、意思決定に関わらない程度に緩く繋ぎ止めておく方がまだマシってのがこれまでの政治だった。

でも、今強い主張でカルトと完全に手を切れというのなら、その先は殲滅しかないという覚悟は持ってほしい。

政治宗教を分けるなんて簡単ではない。統一教会と◯◯教と◯◯教は反社会的組織である公式認定して

暴対法くらい強力な制限をかける必要がある。

俺はそれでもいいと思ってるけどな。

anond:20220718195333

暴対法以降締め付けがきつくなって、最近宗教団体擬態する反社勢力も増えてるって指摘がある

もともと過酷お布施要求する宗教団体なんて、悪徳商法隠れ蓑みたいなもんだけど

今後、反社会的活動と距離が近い宗教団体は増える可能性が高い

ここで曖昧にしてきた宗教政治問題議論しておくのは大切

2022-07-14

セクト法は80年代から

結局は暴対法の拡充で反社会的勢力をまとめて規制すればいいんじゃないかねぇ

適用条件の精査は必要だけど

2022-07-12

anond:20220710213029

わかってない奴が多いけど、民間レベルでは統一教会はずっと危険視されてきた。

でも、国家レベルでは危険宗教カルトとして認定して活動制限するような制度はないんだよ。

大量殺人まで行くとオウム新法があるけど。

そもそもカルトという言葉定義日本公的にはない。

暴対法の整備で反社がかなり弱体化したように、宗教もそういう法整備必要なんだけどとにかく現時点ではそういう法律がないんだ。

から洗脳して寄付させても現行法では合法自己責任)であり、マスコミ警察はそれを悪いことと明言するのは厳しいんだ。

うっかり悪いことという前提でコメントしてしまうと、憲法信仰自由侵害となりお詫びと訂正案件になる。さらには宗教団体から糾弾される隙ができてしまう。

まり民間自衛レベルでは明確に危険視すべきでも、報道などの建前上は憲法保証された合法活動というテイで話さなくてはいけない。

やるべきは、早急にカルトから国民を守る法整備であって、そこで違法となってから堂々と警察マスコミで追い詰めていくべきなんだ。

憲法違反スレスレの誰も矢面に立ちたくない法整備だとしても、誰かがやらなくてはならない。

2022-06-15

日教組被害を受けた僕ら」の歴史的経緯

これとかもそうだが未だに日教組による教育被害が云々という言説がまだ見られるんだが。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/sivaprod/status/1536206227939950592

 

この際ちょっとその言説の経緯をまとめておくよ。

この言説のキーマン小林よしのりなんだがそこに至るまでを説明しないといけない。

 

日教組批判が激しくなったのは1980年代後半から

日教組昭和22年に結成されて昭和30年代には組織率8割以上を誇って…というのはWikiとかで勉強してくれ。

右翼による日教組批判特に熾烈を極めるようになったのは1980年代の後半からなのである

街宣車大音量日教組日教組!と怒鳴っているので一般の人の日教組知名度はこの辺りで上がった。そもそもノンポリの人は学校先生組合なんて知らんもんである。但し右翼一般受けは悪かったので日教組評価は下がらなかった。

また日教組集会を開くと周囲に街宣車が多数集結して大音量軍歌を流し音圧を競うようになった。

すると近所の会社仕事が全くできない。電話どころか窓を閉めても耳を塞がないといけないような状態だ。

でも日教組知名度が低く、どこで集会をやってるかも判らないので右翼の評判が下がるだけだった。

 

こういう極端な抗議行動が流行した背景には当時の政治的社会的状況があった。

その一つは「デタント」で、もう一つは「任侠右翼の増加」である

ソ連敵性喪失

右翼が何と戦っていたかというと、その最大の敵はソ連だった。これは街宣右翼だけじゃなくて神道系の右翼統一教会も皆同じだ。

だが1985年ゴルバチョフ書記長就任するとどうにもならないほど疲弊したソ連改革政策ペレストロイカ推し進める。最初は大した変化はなかったが、チェルノブイリ原発事故以後は情報公開も進め、世界を巻き込みながら怒涛のように変化していく。

それによって西側ではゴルバチョフ歓迎ムードが高まり、要するに憎むべき敵性国家で無くなっていったのである

更にソ連共産党活動を停止し、遂にはソ連が無くなってしまった。

これは右翼陣営勝利のはずだが、困ったのは攻撃する敵を喪失してしまった事で、自分らのアイデンティティの根幹の喪失でもあった。鈴木邦男ソ連崩壊時に「これは僕らの問題だ」と語っている。アイデンティティ喪失に苦しむのか、敵の乗り換えをしてアイデンティティを保持するかという含みがある。結局鈴木は敵の乗り換えには乗らなかった。

 

また、街宣車での街宣はやりすぎて体制側に対策が出来てしまった。

まず憲法違反の疑いもある静穏保持法が施行されてしまったので外国公館などの特定箇所で大音量を出すと逮捕される。

またソ連大使館前の道路街宣車が近づくと全交通遮断される。言っておくがソ連大使館前の道は外苑東通りという都バスも走る幹線道路である。当時は街宣車のせいで道路遮断されたりそれで周囲が交通マヒしたり運行経路が決まっているバス20分以上立往生なんて事はザラだった。

 

こんな風に最大の敵であるソ連がやたら腰が低く物分かりが良くなった上にソ連大使館に街宣掛ける事も出来ない。

だとしたら残存敵性勢力である日教組に向かうしかない。

という事でこの時期に日教組悪質性が増加したのではなく、ソ連の変化とデタントの為に日教組批判が熾烈となったのである

 

任侠右翼参入増による右翼街宣車の大増加

まずそもそも右翼だが、元はヤクザとの明確な区切りは無かった。これは土建屋、鳶や水商売テキ屋も同じだった。

区切りを引いたのは警察である

戦後右翼は、例えば児玉誉士夫など体制癒着しそれは米国従順という事でもあった。

1960年代末に左翼学生運動が盛んになるとこれに対する体育会右翼学生組織されていった。新右翼と呼ばれる。

新右翼の特徴は反ソ反共ながらも反体制反米である事だった。これは当時の世相や全共闘運動に影響を受けている。

ここを境に右翼系の政治結社誕生して行く。そしてそれらは「街宣車軍歌を流し辻説法をする」というスタイル確立していく。

この街宣車は最初旧軍自衛隊国防色(カーキと灰色バトルシップグレイ)だったのが後述の事情威圧感の強い黒塗りになっていく。

よく「街宣右翼」とネットの一部で言われるが、1980年から右翼政治結社街宣車スタイルをみな踏襲しており、それ以外はないような状態だった。ヤクザっぽいがはじめの方の新右翼にはヤクザとの殊更の関係はない。

因みに日本会議中央の人士らはこういう街宣ではなく、就職しないで大学に残り学生運動を続けた人たちである

 

80年代になると校内暴力学校が荒れ、ツッパリ型不良が大増殖して暴走族も大増殖した。また暴走族右翼感染が進んだ。特攻服旭日旗暴走族の印となったのもこの頃だ。不良or大人への反抗=右翼ファッションだったのである

更に暴走族ヤクザ構成員リクルートの場になる。

こうして右翼≒不良≒ヤクザが緊密化したところで任侠右翼の街宣参入が増えたのだが、もっと大きい商機的な問題があった。

 

思想右翼の主な資金源というのは機関紙販売である。これは志を同じくする人からの購買もある。

が、もう一つのパターン不正思想的に看過できない行いをした法人へ抗議街宣をして、その手打ちとして機関紙の購買を取り付けるという方法がある。

ヤクザが参入する主目的後者の方で、民事介入暴力の支払い手段として機関紙購買を取り付ける為に政治結社を立ち上げるのである民事介入暴力というのは殴ったり蹴ったりじゃなくて、企業商業活動暴力団が威圧をもって参入する事だ。

企業恐喝街宣車を利用するのだ。国防色より威圧感がより強い黒塗りが主流になっていったのはこの為だ。

暴力手段行使されないようにみかじめ料として機関紙を購読する会社も多く、大変な出費になっていた。

 

因みに総会屋も同じことを70年代にやっており、機関紙/誌の執筆者編集者需要が高まり学生運動就職が困難になった学生運動家が多数その仕事に就いた。総会屋の多くは内容には口を出さなかったので社会不正糾弾する記事を書きまくり総合誌ブームが起きたが、80年代初頭の商法改正総会屋が潰されると大方廃刊

だが技能を身に付けた者は大手メディアフリーランスとして雇用された。リベラル/左翼ライターには総会屋の手先出身結構居たのである

 

こういう訳で街宣右翼業界は膨れ上がり、日教組集会8月9日反ソデーには黒塗りのハイデッキバスが大挙して集合し爆音軍歌を流すようになった。それまでのライトバンやタウンエーススピーカーつけてる貧乏右翼とは大違いだ。

ハイデッキ観光バスというのは6000万円以上する。それの座席を取っ払ってラウンジ型にしてシャンデリアやカラオケ自動車電話冷蔵庫バーカウンターをつけて車検を通したら1億を超える。それに自民党共産党のようなプロの街宣用スピーカーアンプを搭載して、北方領土の日にはフェリー陸路釧路とかの空港回送しておくのだ。組員は飛行機で向かってバスに乗り納沙布岬に向かって「露助この野郎」とかやって帰るんである

しか一社あたり3台とか6台とか持ってるのだ。沢山来すぎて根室渋滞になるほどだ。当時の任侠右翼の羽振りの良さが判るだろう。

 

ハリウッド映画でもジャパニーズヤクザ描写されていた頃で、特に企業活動への威圧的介入は警察問題視されていた。

そこで暴対法施行される事になる。これは大抵の暴力団を社会的に殺す大変大きな力がある法律だった。

伊丹十三ミンボーの女には暴力団が右翼街宣車企業恐喝に来るシーンがある。この映画暴対法施行直後に公開されたので同法施行で先を案じているヤクザを大いに怒らせる事になって伊丹ヤクザに襲撃されて重傷を負ってしまった。

余談だが、この時伊丹を襲撃した組は後にJR東本社前の土地を巡って殺人事件を起こした。JR東本社道路に面しておらず、また同社は本社付近建物を次々に押えているのだが、購入すれば都道と面して建築基準が大幅緩和されるその土地に手を付けなかった。それほどヤバい土地だったのだな。

 

ちょっと長くなったが、「えせ右翼在日朝鮮人右翼の評判を下げる為になりすましてる」とか噴飯物の事をいう人が多く居る界隈なので一応説明した。

えせ右翼とは一般には上記のように民事介入目的ヤクザ運営して構成員も被る政治結社の事だ。もっと硬い警察用語では「右翼標榜暴力団」という。

 

90年代右翼不遇の時代 

こうして

1.バブル的に増加した任侠右翼暴対法により急速縮小

2.ソ連消滅により敵を喪失

となってソ連勝利したはずなのに右翼/保守業界というのは停滞してシュリンクしてしまう事になる。

そして当業界では超直的なそれに代わって冷戦後政治リアリズムを中心に多様性がある論説が流行するようになった。産経新聞コラム「斜断機」が柔軟で面白くて単行本化されてしまうような時代だ。因みに吉本隆明の門下生が多く書いていた。

そんな中で反共反ソイデオロギー一本の人らには居場所が無い。ソ連無き後に残った残存敵性勢力日教組をひたすら叩きながら閉じた業界で腐っていたのである

当時は欧州もみな社民政権リベラル人気で冷戦後世界情勢にも楽観的だった時代だった。 

 

 

 

続き→https://anond.hatelabo.jp/20220615180755

2022-05-18

全日本テコンドー協会クーデター騒ぎはなんだったのかね?

2019年クーデター騒ぎがあった全日本テコンドー協会

当時の会長だった金原氏は「ヤクザ」「資金を使い込んでいる」と罵られて引き摺り下ろされ、当時の理事は全員が理事から追放されてテコンドー界の外部から理事が入った。

 

しかし、不可解な事がある。このクーデターの際にJOCから監査のメスが入ったが、金原氏を始めた当時の理事不正は明るみに出ることはなかった。

クーデター派がいう様な使い込みがあれば、業務上横領罪に相当する行為だが、理事達は一人も書類送検すらされていない。

外に居る分には彼等が白か黒かを誰も分からない。

見事にクーデター成功した。しかし、結局クーデター派の指導者は誰一人として新しい理事になる事はなかった。そういう判断JOCが下したのである

 

金原会長時代日本国際大会を開いた事がある。大きな会場だった為、主催地の県警に金原氏名義での申請書を提出している。

本当に金原氏が反社とのつながりがあるヤクザなら、この申請書は通らない。

このクーデター以前に警察金原反社じゃないと認めていたのだ。

クーデター賛同した理事は勿論、この事は知っている。知っていてなお「無理が通れば道理が引っ込む」の理屈金原氏をヤクザ反社だと罵ったのである

 

ただ「金原体制では東京五輪メダルが取れないか体制を変えるべきだ」と事実のみを言えばよかったのだ。

当時の強化委員長だった小池氏を「テコンドー経験素人」とする嘘のリークをマスコミに流したのも明らかに不要だった。

国内には小池氏よりも実績のある指導者が居る」と事実のみを言えばよかったのだ。それを有りもしない嘘をマスコミに流して炎上させた。

 

かに金原氏は水商売不動産世界に生きる実業家でありグレーゾーン人物である

ヤクザに払うみかじめ料を拒絶する為に、排斥運動をおこしてヤクザから銃で撃たれている。2発も。

 

「2発撃たれたからといって彼がヤクザであるという証拠にはならない」

 

この文脈理解できない人間テコンドー界には多数居る。金原氏はヤクザだと信じてやまない人間が多数居る。

何故なら、WTテコンドー界(ITFテコンドーを持ってきたのは朝鮮総連幹部であり、この話とは別なので悪しからず)を80年代初頭に日本に持ってきたのは義人党というヤクザ親玉からだ。

当時は暴対法もない時代だったかヤクザ大手を振って町を歩けた。金もあった。国際試合に出るにも総裁鶴の一声で金が出た。

今思えば異様な時代だが、テコンドーなどというマイナー武道選手をやってるだけでスポンサーがついて金がもらえる狂った時代がそこにはあったのである

その時代を知っている人からすれば「金原ヤクザ」という言説を信じたくもなるのだろう。そして、その時代を知る人間に育てられた選手達も。

 

勿論、全ての道場ヤクザに直結するわけではない。WTテコンドー韓国から日本に来たルート複数ある。

中には右翼空手家韓国空手を教えに行った手土産テコンドーを持って帰ってきたような道場もある(昔の大会では街宣車駐車場に並んでいた。今思えば異様な景色である)。

或いは、ニューカマー朝鮮戦争後に渡ってきた)の在日韓国人テコンドー師範民団支援を受けて始めた道場もある。

日本師範の中にはアメリカなど別の国でテコンドーを学んで日本に持ち帰ったという例もある。

ただ、現実にはヤクザの持ってる不動産格安で借り受けて道場をやっている様なところもある。今も有る。

 

このように、ヤクザが身近にいる世界に過ごして居たのが古い日本WTテコンドーなのだ。(……勿論、昔から今に至るまで完全にクリーン道場も沢山ある)

から金原ヤクザだ」という言説が平気で信じられる。見た目が厳つい水商売やってる怪しい実業家を捕まえて「ヤクザ!」と呼ぶのである

テコンドーと無縁で空手界の片隅に居た彼を連れてきたのがヤクザではなく●●であるにも関わらず、だ。

 

今のテコンドー界には金がない。

しかし、狂った時代を知っている人は金がない事を信じられない。

高橋総裁埋蔵金がある」「それを金原が使い込んだ」「理事たちは1000万貰っている」

と信じている。

 

2014年に【全日本テコンドー協会は、専任コーチへの補助金不適切会計処理があり、日本オリンピック委員会(JOCから約3000万円の返還を求められている問題で、30年間で返還する計画でJOC合意】というニュースが流れた。

 

この問題実態はこうだ。

 

当時、スポンサーだった風俗雑誌出版社が潰れて、協会には本当に金がなくなっていた。

スポンサーがいないか専任スタッフも雇えない。大会を開くには多数のボランティア善意必要だ(金原氏のお膝元の長野県では全日本ジュニアが行われていたが、あれも金原氏の関係者たちのボランティアで成り立っていた)。

それを当時のJOC事務局長川杉氏に金原氏が相談した所、「専任の強化スタッフを雇う為の補助金JOC申請し、その強化スタッフとして任命した師範から寄付金名義で金を集めれば協会運営費に回せる」という明らかなマネーロンダリング提案され、飲んでしまった。

 

それが明るみに出たのが、このニュースだった。

 

他の複数競技団体でも同様の不祥事が起こっていたが、テコンドーの30年間の返済計画というのは余りにも異例であり、JOC全日本テコンドー協会財務が余りにも貧弱である事や事の経緯を忖度しての決定だった。

勿論、飲んだ金原氏が全面的に悪い。川杉氏も悪いが金原氏が全面的に悪い。

ただ、この事件に対してクーデター派が「金原が3000万使い込んだ」とするのは曲解が過ぎる。

当時の理事会の議事録には金原氏が自腹で建て替えた額が500万を超えていた事が残されているからだ。

 

この事件の後に反金原派が協会を離れて独立し、WTテコンドー界の競技団体自体が分裂する。

そして、全日本テコンドー協会公益社団法人返上。外部から弁護士理事に招き入れ、団体内でコンプライアンス遵守の姿勢を打ち出していく。

協会コンプライアンススポンサーを重視した姿勢選手指導者希望とかけ離れた組織運営になっていった。

例えば協会が余りにも貧弱な財務を立て直す為、スポンサー企業を探したり奔走した結果、スポンサー企業意向で大きな選考会・大会・強化合宿の会場が交通の便が悪い地方都市が使われる様になった。

金原氏や当時の理事が良かれと思って動く事の全てが裏目に出て、多くの選手指導者達と全日本テコンドー協会の首脳陣との間に溝が出来ていった。

 

で、東京五輪直前にクーデターが起きる。

 

東京五輪も終わった。

選手達は頑張っていた。韓国代表の強豪選手を破ってメダル獲得まであと一歩の所まで辿り着いた選手が居たのは驚きだった。

日本テコンドー界という狭い世界で見れば大変立派な結果であるといえば立派な結果だ。

 

しかし、残念ながら世間一般から見れば何でもない。

予選無しで出場枠が確定している東京五輪メダルを取ってテコンドーを盛り上げるというテコンドー指導者たちの淡い夢は潰えた。

 

あのクーデターは一体何だったんだ?

 

テコンドー界の外の人たちはマイナースポーツ問題なんて誰も興味を持たないから、誰も振り返らないし総括もしない。面白い話題があれば炎上させて楽しむだけだ。

金原氏がヤクザの様な風体なら「あいつはヤクザで悪い奴だ」と石を投げて火を付けるだけだ。

このマイナースポーツを少しでも良くしようと不器用にも努力していた人達に火を付けた人たちは満足したのだろうか?

 

東京五輪という大きな祭りの直前で、それまで祭りの準備をする為に努力してきた人間のクビを全部切り取って、最後の美味しい所だけを持って行った人たちは祭りを楽しめたのだろうか?

谷町総会屋つれて殴り込みかけた選手も居たな。東京五輪は楽しかたか

 

おいマスコミ。おい文春砲。この件はメッチャ面白いから、調べてくれよ。先入観持たずにあのクーデターが何だったのか書いてくれよ。

アウトレイジよろしく登場人物みんな悪人から絶対面白いぜ。

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