はてなキーワード: 早期退職とは
大学にいると時折早期退職をして学生に戻っている人を見掛けることがある。
私が所属する美大でもそれは同じで、一般大を出て社会でキャリアを積んでから、夢だった美大に来るという人もいる。
だが、彼らの一部(であると信じたい)には、まるで学生を部下のように扱う人もいる。
グループワークでも「私は考える人で、あなた作業する人」という構図で、アイデア出しやブレストには積極的に参加するものの、その後の実制作ではほかのメンバーに投げっぱなしという行動を見ることも少なくない。
私は大学院生かつTAの立場なので、見掛ければそれをやんわり注意するが、本人は問題行動をしているという自覚がないのかヘラヘラされることが大半だ。
年齢が上だったり、社会経験があったりしても、学内では対等の立場である。
# 結論
今、どえらい会社説明会を受けてきた……これが「どえらい」かどうかは人によるけど、別にどえらくも何ともないと思うひとはスルー推奨。
都内の某IT企業。就活サイトでたまたま見かけただけだけど、面接時の提出書類に手書きの履歴書を指定しているのを見て、「この時代に手書き指定!?」と衝撃を受けた。令和のIT企業が手書き指定とはどういうこったいと思って説明会に申し込んだ。
参加者は、私と、もう1人女の子(仮にAさんとしておこう)がいるだけ。中小企業あるある。
ややあって採用担当のおばさんが入室してきて、説明会スタート。アクセもネイルも巻き髪もばっちりな、眉しか描いてない私の5億倍美意識の高そうな方だった。
おばさんはまず最初に、「では、マスクを外して下さい」と言った。「外していいですよ」ではなく? と戸惑ったけど 「マスクってもうしなくていいんですよね」とおばさんはニコニコなので、「そうですね、個人の自由ですもんね」と返した。そう、個人の自由。外して下さいじゃないねん。インフルとか流行り始めてんの知らんのか??
そんなこんなで説明会が始まると、おばさんはまず志望業界を私たちに聞いてきた。AさんはIT業界1本、私はIT以外にも目を向けていると答えた。事実、色んな業界の説明会や選考を受けていたから。
だがしかしこれがおばさんの逆鱗に触れたらしい。「そんなふらふらした気持ちではIT業界ではやっていけない」とブチ切れ。えっこれ面接!?!? 説明会ですよね!?!? 面接で「まだITには絞ってない」とか言ったらんん? ってなるかもだけどさ、少なくとも説明会は「まずは話を聞いてみよう」くらいのスタンスでやるものだと思ってるよ。
まあ、無駄にバチバチするのも嫌だしAさんにも迷惑なのでとりあえず「そうですね」と流してその話題は終了。
マスクの件とこの事件(?)で私は完全にやる気をなくし、ここから先何か言われたら極力言い返そう……と心に誓う。どうせ選考受けないし。
次に、「どうして説明会に参加しようと思ったんですか?」と聞かれる。ここでもAさんだんまり。何なら私もだんまりなんだけど、絶対何か言った方がいい空気なので「履歴書が手書き指定なのが気になった」と回答。おばさんは「それだけ? それだけでここまで来たの?」と素で驚いていたけど、私無駄に行動力はあるのでそれだけで来ました。ごめん。
案の定……とかはあんまり言わない方がいいのかもしれないけど、「字は人を表す。私は十何年人事をやっているが、字だけでその人がどんな人か、百発百中で見抜くことができる」とのお答え。ありがとうございました。
次に現在の選考状況の話。IT企業から内定を貰っている、と言うとおばさんめちゃくちゃビックリしてた。「どこの会社? 何してるの? 選考フローは?」……めっちゃ聞くやん。「でも、面接2回と性格診断だけですから」と答えると謎に納得された。こら。
続いて説明会資料が配布される。配り終えたおばさん、開口一番「何かご質問は?」。
……それ、説明会の最後にやるやつでは?? Aさんを伺うと、やっぱり私と同じようにビックリしたような顔をしてた。2人でビックリしていると「無いんですか? ウチに関心が無いんですか? 何しに説明会に来たんですか?」とおばさん再びキレそう。
Aさんも何か発言する素振りはない。選考受けないしこのおばさんには既に嫌われてそうだしいいや、と思って、あわあわしながら以下のようなことを伝えた。
「説明会は全体説明→質疑応答の流れがスタンダードの文化で生きてきたので、先に質疑応答を求められるのはちょっと文化の違いがあって戸惑っている。出来れば先に全体的な説明がほしい」
「文化の違い」で鎮められなかったらどうしたもんかと思ったけど、おばさん、これ以上やり取りしても無駄と判断したのか説明会開始。いや出来るんかい。
最後に選考フローの説明。企業バレを避けるためにぼかすけど、すげえ色々やる。「面接2回とかで入るとミスマッチ起こして早期退職に繋がるので〜」とナチュラルに他社disりをぶち込む。やめなさい。
最後に、本当に質疑応答をして終了。帰りのエレベーターでAさんとおばさんの悪口で盛り上がってしまった。
圧迫面接なんて言葉もあるけど、まさか説明会でここまで威圧されるとは完全に予想外。IT企業は狭いと他所の説明会で聞いたけど、就活生が将来の取引先やお客様になる可能性無きにしも非ず(カゴメなんかは製品送ってくれるらしい)。せめて、せめて説明会は気軽に話を聞きに行けるものであるべきと思ってる。だって説明会だもの(みつを)。
これまでの経緯について、だらだらと書きます。
夫:32歳、大学院卒、社会人8年目、手取り年収500万円、副業年収75万円
妻:32歳、短大卒、保育士7年目で結婚⇒パート5年目で妊娠&出産⇒現在は専業主婦
息子:1歳
当時ブームになっていたFXを始めることにした。このときの資産は60万円で、最初に入金したのは10万円ほど。バイトで稼いだお金が元手。
大学2年から大学院1年までの約4年間FXに取り組んだが、その割にリスクをとるような取引はしなかったため、最終的にほとんど±0で終わった。
FXで大損した話がネットに溢れていたため慎重になっていたと思う。
ただ、本気で取り組めば稼げるようになるはずだと信じていた。大学時代に数千万円貯めて就職したくないと思っていた。
結局4年費やしても何の成果も得られず、自分に投資の才能はないと悟った。
一晩で30万円溶かしたときはショックだった。その次の日に一人で北海道旅行に行く予定で、キャンセルしようかギリギリまで迷ったけど行った。
結果的には行ってよかった。1月だったけど奇跡的な暖冬で、良い傷心旅行になった。
今から思えばこの経験をしておいて良かったと思う。資産が増減すると自分にどのようなメンタルの変化が起きるか分かった。
若いうちに投資を始めるのは大事。仮に失敗しても元手が少なければ損は少なく、後の人生でいくらでも挽回できる。
大学院2年目のときにゲームや専門書の転売を半年ほどやって50万円ほど稼ぎ、資産は150万円になった。
このときはFXは完全に辞めていた。社会人になったのでリスキーな投資ではなく安定投資をすることにした。
ネット上からWebスクレイピングで株価データを入手し、自分で決めたルールで取引するとどうなるかをシミュレーションするソフトをExcelで作った。
頑張って作ったのに、どんなルールを使ってもせいぜい年率4%しか利益にならず、これならインデックス投資したほうがマシだと思って辞めた。
ちなみにFXをやっていた頃から経済ニュースは参考にしなかった。経済ニュースを見て大金持ちになれるなら世の中の経済学者は全員金持ちのはずだがそうはなっていない。そもそも社会人で日中仕事をしている状況で経済ニュースなんて見れない。などと言い訳していたが、実際のところは勉強が面倒だっただけ。
入社した会社には、10%の奨励金を貰える自社株制度があった。1年目の最初は財形貯蓄をしていたが、1年目の終わりに自社株制度を使った良い方法を思いついたので財形貯蓄は止めた。
毎月の収入とボーナスをすべて自社株の購入に充て、次の月に売却するのである。そうすれば奨励金10%(税金を引けば8%)分が利益になる。
ドルコスト平均法のように購入時期を分散するだけでなく、売却時期も分散するのでリスクは少ない。
この方法は今も続けているが、毎年30~50万円の利益を生み出してくれている。
ここで資産が大きく増えたのは結婚したからである。結婚時は私の資産が300万円で妻の資産が800万円だった。
私の資産が150万円ほど増えた理由は、会社の寮に入っていたため家賃と光熱費を大きく節約できたためだ。具体的な金額は覚えていないが、合わせて約3~4万円だったと思う。
妻は結婚するまで7年保育士をしながら800万円貯めた。実家暮らしで、無駄遣いしない性格だったためである。
誰もが知るように保育士は薄給で激務であるため、結婚を機に辞めた。それから約5年は年収100万のパートを続けていた。
結婚は価値観のすり合わせが大事だと思うが、それほど苦労はしなかった。結婚前からお金の話や将来の話はオープンにしていた。
ただ、妻に財布を握られて投資ができなくなるのが心配で、将来のライフプランや投資で想定されるメリットなどをパワポ資料を作ってプレゼンした。プレゼンについてはかなり気に入ってくれて、投資を自由にやらせてもらえることになった。
家の家計管理も私がやることになり、毎月の家計簿も付けている。
投資については、この時期からインデックス投資をすることにした。海外株、海外債券、国内株、国内債券をバランスよく保有する形で投資信託を毎月購入していた。
ただ、リスキーな投資にも手を出しており、仮想通貨も購入した。当時の仮想通貨はバブルで、急上昇したあと急降下する動きをしたため、私は数十万円損して終わった。
新型コロナウイルスが発生した2020年である。またFIREムーブメントが起きた年でもある。
FIRE本で書かれていた内容だが、投資については昔から有名なインデックス投資のやり方のままで目新しさは無かった。ただ、FIREは投資だけでなく収入や支出などを含めた、新たなライフスタイルの提案なのだと感じた。
今の家計管理をもっと洗練すれば、早期退職できるのも夢ではないと分かった。計算してみると50歳で資産1億円を達成してFIREできる見込み。
家計管理を洗練すると言っても、既に支出はそれなりに切り詰めている状態だった。車を持たず、民間保険には加入せず、携帯は格安SIMで、夫婦そろって服も買わない。
減らせる支出は外出や外食ぐらいだったが、コロナのおかげで両方減らすことができた。この年の年間支出は約300万円。
投資については、リスク度合いを大きく引き上げた。投資信託の中身を全て米国株や全世界株に変え、資産の9割を投資信託、残りを現金という配分にした。
株式はリスクが高く金額の増減が激しいものの、長期的にみた成長率は現金や債券より高いと分かった。緊急で必要になる程度の現金が確保できているため、残りは株式にしても問題ないと判断した。
この判断のおかげで2021年には投資の利益が300万円になった。なお2021年以外の年の利益は平均100万円ほどであり、2016年以降で利益が50万円を切った年は無い。
また2020年に不妊治療を始めた。結局子供が生まれるのは2022年となるが、体外受精まで進んだため合計で100万円ほど費やすことになった。
実際は150万円ほどかかったが、市や県からの補助金、確定申告の医療費控除分を引くと、この金額である。
不妊治療については結婚後初めて夫婦の意見が大きく割れた。これまでも子供の話はよくしており、お互い子供が欲しいと言っていたが、その本気度は違った。
私は子供は自然に産まれると思っており、高額な不妊治療をしてまで欲しいと思っていなかった。普通の買い物でお金を払うときは、払うお金に対して妥当なリターンが想定できるかどうかで判断する。しかし不妊治療は、言わば高額なギャンブルである。
数十万や数百万のお金を費やしたとしても、子供が産まれてくる保証はない。子供が産まれるまでいくらかかるが分からない。そういうお金の使い方が受け入れられなかった。しかも産まれた後は2000~3000万円ほど費やすことになる。
しかし妻にとっての子供は、人生に絶対必要なものだった。不妊治療で子供ができなければ養子を貰いたいとまで話していた。
私自身は、子供ができなければそういう人生を楽しめば良いと思っていた。しかし妻は、子供がいない人生はただの暇つぶしになると言う。
夫婦の幸せを考えるなら子供は必要な存在なのだと思った。それに私自身も、今後の人生において子供がいないことを後悔するときが来るかもしれないと感じた。そういうわけで不妊治療を始めることにした。
コロナバブルのおかげで株が値上がりし、資産が3000万円に到達した。2020年に400万円増え、2021年に600万円増えたので、2年で1000万円増えている。
FIREを意識するようになって家計を見直したこと、コロナで外出が減ったことも影響し、手取り収入に対する支出の割合が50%になった(2019年以前は40%以下)。
なお2021年後半にはTwitterで話題になっていたレバナスを50万円分購入し、今では半額になってしまった。
2年続けた不妊治療の甲斐あって、息子が誕生した。息子が産まれたことで支出が増えるかと思ったが、今のところあまり変わっていない。
国や会社から手当金が貰えるようになり、外出や外食の頻度がさらに減ったので、それらのお金がおむつやミルクに消えることになった。息子の服やおもちゃなどはメルカリで安く購入し、ベビーカーは人から貰った。
3か月ほど育休を貰って育児をした。最初の頃は、自分の人生はこれで良かったのだろうかという葛藤があったが、4か月目くらいになると息子を愛おしく感じるようになった。
2023年まではジュニアNISAに入金できるため、2年分の160万円を入金した。
仕事のストレスが強かったため、将来サイドFIREできるように副業を始めた。始めた当初は一か月に60時間労働して6万円稼いでいたが、徐々に効率アップし、2022年の後半には一か月に40時間労働して12万円稼いだ。
副業を始めたことでFIREできる目標年齢が大幅に下がり、34歳で仕事を辞めてしまおうかと考えていた。
2022年は株価が下がったものの、急激な円安のおかげで資産が伸び、4000万円に到達した。資産の8割以上をドル資産にしていたのが良かった。
また転職はしていないが、仕事の内容が大きく変わったことでストレスが無くなった。34歳で仕事を辞める計画は先延ばしすることにした。
副業に対するモチベーションも下がったが、今後のことを考えると続けた方が良さそうなので一か月に20時間労働して5万円稼いでいる。
資産を築く方程式が以下だとすると、重要度合いは収入と支出が40%ずつ、残りの20%が投資というイメージ。
実際のところ収入ー支出で毎年300万円ほどになっており、投資の増分は100万円ほど。2021年は300万円増えたので例外もある。投資資産が増えるほど福利効果を感じられるようになるというが、減少するリスクも高まるのであまり安心感は無い。
家は今も今後も賃貸アパートの予定。妻は一軒家に憧れがあったが、理想の家を手に入れるには1億円かかることをYouTubeで知り、中途半端な家に住むくらいなら賃貸で良いという考えになった。
車も持つ予定はない。ただ子供が産まれると車があれば便利だなと感じることが増えた。電車で人に迷惑をかけることがないし、行動範囲も広がる。それでも車を持たないのは夫婦そろって10年以上のペーパードライバーで、運転すること自体が怖いから。
保険については、妻は家系にがんの経験者が多いため入りたがっている。その話になる度に、保険商品は確率で考えれば損になること、資産があれば保険は不要であることを説明している。
現在保有している資産の割合は以下で、現金以外は米国株と全世界株。
投資信託:25%
毎月の投資額の内訳は以下の通りで、自社株を除けば毎月18万円投資している。なお年2回のボーナスには手を付けず、毎月の投資額の一部となっている。
自社株:20万円(一か月後に売却)
投資信託:8.3万円
ETF:7万円
・下落相場では資産額が半減することは覚悟し、絶対に損失確定はしない
投資のことは自分なりに勉強&実践してきたつもりだったが、振り返ってみると収入を増やして支出を減らす方が効果的だった。今後も資産が増えれば福利効果を強く実感できるかもしれない。
資産の増減には昔ほど動揺しなくなった。大学生のとき30万溶かしたのはかなりショックだったが、今では30万円程度の増減は日常茶飯事。たまに大きく動いたときには1日に100万増減する。動揺しないのはインデックス投資に対する信頼が強いため。
将来の目標は息子が小学生になるまでに仕事を退職することと、息子に1億円の資産を残すこと。
これからの時代は子にお金を残さないといろいろ厳しいかなと思っている。ただ息子がお金を無駄遣いするような性格だったら、あまり残さず夫婦で高級老人ホームに入りたい。
ワイも金はない側の人間だけど、ここまで落ちてないという自負はある
外資系の保険会社で働いていた夫・邦夫さん(仮名・59歳)の早期退職を機に、心機一転、北関東のはずれにある小さな町に、二人の子供とともに移住した田辺恵美さん(仮名・51歳)。
前編『59歳外資系勤務夫が51歳妻と地方移住も…「奥さんは働かないの?」近隣住民が向ける好奇の目に切り裂かれたメンタル』では都内から車で3時間ほどの移住先へ引っ越してから、ご近所との交流に一抹の不安を覚えながらも、新生活が始まった様子を伝えた。
上の娘は私立中学校へ、下の息子は公立の小学校への編入手続きを済ませたのだが、これが失敗に終わってしまう。
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「言葉遣いや地元の慣習に馴染めなかった娘は学校でも浮いてしまったようで、毎日暗い顔をしていました。私立と言っても地方では結局地元の人間の集まりなんですよね。同じ小学校や同じ町内から通学しているようなコばかりで、遠方、それも東京からの編入生である娘は周りから距離を置かれていたようです。
本人は普通に振舞ってるつもりなのに『気取ってる』『セレブぶってる』とか言われて仲間外れにされたみたいですね。息子は息子で『でかくて変な成金趣味の家の子供」という目(偏見?)で見られていたようです。『成金趣味』だなんて、小学生が日常的に使う言葉じゃないと思うので親や周りのおとなの影響でしょう。
一番ショックだったのは先生方もよそよそしかったことです。授業参観に行った時、いくら手をあげても指してもらえない娘の姿や、休み時間に他の子供たちが先生に誘われて校庭で遊んでる中、ひとりで教室に残る息子の姿を目にした時は胸が押しつぶされそうになりました」
自分はいわゆるゆとり世代。2013年度新卒。希望通りでは無かったが、特段苦労する事もなくトントン拍子で中堅の会社に就職した。周りをみても、就職活動の苦労は、第一希望の業界や会社に入社することは出来ないがどこで折り合いをつけるかだった。無い内定の友人達は、どうしても希望の職業に就きたいか、モラトリアムを延長したいかと言った感じ。
モラトリアムを謳歌した友人達も、自分で何か始める、または数年遅れですんなりと就職。
一方、自分の親はバブル世代で、自分が逆立ちしても入れない企業たちから囲い込みされてその中の一社に入社したらしい。親の就活話しを聞くと、羨ましくて自分達は苦労したものだと思っていた。
ちなみに母親は新卒時に超大手企業に勤めていたため、子育てが終わってからの再就職も経験を買われた為、用意だったらしい。
会社に入ってからは、いわゆる氷河期世代の人達もいたが、自分達や親世代と同じようだと思っていた。たまに飲み会で当時の就活苦労話等も聞いたがイマイチよくわからなかったし、今思えば、彼らは氷河期でも勝ち組の人達だったんだなと思う。
しばらくして、違う事を経験してみたくなり退職。職業訓練校に通う事になった。
訓練校では生産管理を学んでいた。クラスメイトの構成は、バブル世代3割、ゆとり世代3割、残りは氷河期世代だった。バブル世代の面々は、リストラにあった人もいたが、子育てが終わり早期退職し、今後はゆっくりしたい人や現場から管理職へキャリアアップしたい人達だった。一方のゆとり世代は、自分のように違う事を経験したくなった人、モラトリアムを味わいたくなった人、結婚を機に退職した人、フリーターから正社員を目指す人々だった。
自己紹介で今までの経歴を話すのだが、もちろんゆとり世代は学生に毛が生えた内容だった。
驚いたのは氷河期世代で、華やかな経験を持つ人達もいたが、就職に失敗しその後派遣を転々としているとか、40代過ぎてバイトの面接も受からないだとか、就職を諦め今まで資格取得の勉強をしてたが年齢的に諦めたとか、ブラック企業を超える漆黒企業で長年勤め身体を壊したとかだった。
今まで、正直、氷河期とか言ってるけど結局は自己責任じゃないか?と思ってたが、こうも世代が偏ると明らかに不平等さが際立っていた。
氷河期世代の人達は愚痴っぽく、ゆとり世代の呑気さや、バブル世代の経歴について、よく愚痴を吐いていた。気の毒だとは思ったが、話を聞くのは正直辛かったし、氷河期世代で無くてよかったと思った。
訓練校生の就職活動は、ゆとり世代は若さを買われ、バブル世代は経験を買われトントン拍子に進んでいった。
氷河期世代は、漆黒企業の専門職経験者以外は、苦労していた。若くも無く、経験や技能を持たないものは選ばれないのか。
見ていて辛くなったが、どうする事も出来なかった。
うちの小学生の子、不登校でほぼ毎日家にいてマイクラやったりYouTube見たりして過ごしてる(この話は長くなるし、今回の筋とはずれるから略)。
で、最近うちの兄が早期退職して、半年くらいのんびりしてから再就職するらしい。決まりそうなとこがあるみたい。
年に数回家族同士で会うんだけど、先日、「Sくんはどうなの?まだ不登校なの?おれしばらくヒマだから、連れ出そうか?博物館とか。」って言ってくれた。
うちの子のことを気にかけてくれてるんだ…。それだけでうれしい。さらに遊びに連れてってくれようとしてて…。なんかすっごいうれしかったな。
おれが高校になるころ、兄は一人暮らしはじめて、就職して結婚して子ども出来て、子どもたちは手が離れて。疎遠になってたわけじゃないけど、家族だったころにくらべると関係が薄くなってた。
でも子どものころ、兄が大好きだったなぁ。くっついて出かけて、なんでもマネして…。いい兄だったから好きだったんだな。そして今も変わらずいい兄だった。
おいおい中学生の君!聞いてくれ!インフィニティーなコンテンツが見たくてたまらないんだ!オレ43歳で、氷河期ロスジェネ。20歳代のときはニートだったから、テレビと2ちゃんで浪費してたんだ。でも今はプロが作ったコンテンツがめちゃくちゃあるんだぜ!Amazonやネトフリ、ディズニープラス、読み放題のAmazon、近所の図書館でどんな本でもウェブで取り寄せられるんだ。それにゲームもXboxゲームパスでたくさん遊べるのに、オレがしてるのはただボケーっとしてることくらいだ。なんでかって?朝早く起きて子供を保育園に送って、夜は8時前に帰ってきて、あとは自由な時間が2時間くらいしかないんだ。映画を見てても寝ちゃうし、最近はうつ病にもなってるんだ。FIRE(早期退職)っていうのがどうすればできるかばっかり考えて、FXでやったら妻に内緒で貯金の一部分を使ってしまったんだ。自己啓発の「明日死ぬかもよ」って本を見たけど、「今から死にます。真剣に死にます。」って書いてあって、3、2、1、死んじゃったよ……。あのときこれやっておけばよかったとか、あれやっておけばよかったとかって後悔すると思ったんだけど、全然そうでもなくって、死を受け入れちゃってたんだ。でも、後悔したいんだ。
Googleもそうだけど早期退職の募集があると「この会社潰れる」とか言い出す人いるんだが
下り坂で早期退職募集なんてしたらみんな出て行くから悲惨なことになるし
あんまり良い条件を提示できないから社員も悪い条件のまま退職せざるを得なくなる
そもそも業務に対して人員を割り当ててるので戦略変更や市場変化で業務内容が変われば人員も変わる
「プログラマーはもういらないけど営業は欲しい」とか普通にあるけど、プログラマーが営業やりたいかは別でしょ?逆もそうだけど
「この先仕事が無くなってお前(ら)の給料上がらないから、他の仕事探すなら今のうちだよ?」
っていうのと
「社員減るので残ってくれたら給料上がるけどこんな良い退職条件が今後あるかは分からないよ?」
っていう天秤にしてるだけだから
なので早期退職を募集してても人員が足りてない部署はあるし新規採用も同時並行で進めるのは当たり前
日本は事実上の一般職っていうのが多くてプログラマーでも「技術系でしょ?」ってことで工場勤務とか平気でさせられる
結局は人事異動で人員整理しているんだけどそれに対して社員希望のケアなんて全然無いよね
「嫌ならやめれば?」っていうのを暗に迫ってるわけだけど
そういうクソ人事と退職パッケージだったらどっちがいい?っていう話だよな
客観的に見たら、たぶん仰る通りなんだと思う。
ただ、大企業が無難だというのがやっぱりちゃんと理解できなかった所があって。
大企業でもリストラの報道はたくさん聞くし、最近は早期退職と言う手続きを使えばピンポイントで退職推奨できると言うような雰囲気だから、寄生なんて無理じゃないかな。だから入ったからには死ぬ気で頑張るよ。どこに行っても。
仰る通りです。今はとても考えられない。
でも、一通り転職活動やって、自分のスキルの棚卸しとか色々やったら、 JTCで定年まで500万ってのはとても無理だと思ってる。絶対どこかでクビやリストラに当たると思うので、
入社したら会社の収益に貢献するために全力で頑張るけど、一方でいつ首になっても死なないように勉強したり資格取ったりするのはずっとやっていくつもり。
実はみんなが推してくれる大企業も、ここ何年かは大規模なリストラクチャーを実施中で、早期退職をやったり、グループ会社を売却したり、一方で逆に合併させたりとかなり色々な事をやっているから、そういう世界に入っていくんだと覚悟はしていくつもり。
これまで3社ほど経験して、どの会社もファンドに買われてMBA持ちの経営陣にすげかわるという経路をたどった。
まずやるのは不採算部門の整理。個々の事業は儲からなくても会社全体で見れば意味があった、とされてきたものもカットされる。場合によっては給与カットや早期退職を募るというケースもあった。
そして新しい事業をやりたがる。とはいえ、何か画期的なものがもたらされたことは一度も見たことがない。経営のプロは来るが事業のプロは来ないこともある。あるいは、経験者が来ても過去に実績があったらしいジジイで特に新しいアイデアはないとか。
そうやって経営陣が経営だけのプロ集団かジジイの同窓会みたくなる。
結局のところ、不満を抱えた有能な社員がごっそりいなくなり、次に売られるのを待つだけの会社となる。
3回も見てると、会社を良くするというより、整理の段階で生じるうまみがあって、それを吸い取るだけで彼らには十分なのかな、とさえ思ってしまう。
彼らが来なかったらもっと稼げぐ事業ができたのかというと、そんな自信もないので、自分はスキルが役に立つところにひょうひょうと移っていくのを繰り返している。