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はてなキーワード: 日記帳とは

2023-04-30

anond:20230430015005

500枚なら保存しておけば?

コレクションとしては少ないくらいでしょう。

日記帳ノートを100冊残すよりも場所取らないし。

2023-04-04

anond:20230404232807

言及リンクから書き込み欄開くと元の投稿を何も読めなくなるのはプリミティブにも程があると常々思っている

少女日記帳

2023-03-17

4人目さん

おでんが嫌いです」


レストラン街の案内パネルの前で、嫌いなものを尋ねたら君はそう言った。

「あ、でも材料の1つ1つは大丈夫で、合わさって"おでん"という料理になるとダメなだけです。だからよっぽど専門店とかじゃない限りどこでも大丈夫です」

そんな人もいるんだなと思いながら「そうですか」と僕は答えた。

食べ物好き嫌いなんて些細なことだし敢えて「おでん美味しいですよ」なんてわかりきったことを言うほど僕は無粋な人間じゃない。
だって「なんで焼き魚嫌いなんですか」とか言われたら困る。
嫌いなものは嫌い、好きなものは好きなのだ。そして目の前にいる人間の考えを変えようと思うほどそれらの感情に対して強いこだわりはない。
ただ、これまで一貫して「好きな人が聞いてたら申し訳ないけど」「苦手な人もいると思うけど」と言いながら自分の嗜好を語っていた君が、おでんにだけは配慮を怠ったのが印象的だった。

君が配慮をする必要が無いと判断したそれは、食に興味の無い僕にとって唯一と言っていいほどの好物だった。


コンテンツが溢れすぎているこの世の中では"嫌いじゃない"と思えるものすら貴重で、明確に"好き"だと言えるものはわりと得難いものだ。それが人付き合いならなおさら
長年一緒にいる家族友達にさえイライラすることはあるし、電車で隣に立っている人にさえ不快感を抱くこともある。
そんな世の中で、僕は"好き"と言えるものを探している。

顔も知らない同士だった僕らは、昨今流行りのマッチングアプリで知り合った。
きっかけはありきたりな、好きな映画が同じという共通点だった。

会話を重ねていくうちにそれ以外にも共通点が見つかり、これほどまでに同じ場所を通ってきている人に出会たことが無い僕は、非常に単純ながら「この人が良い」と思い始めていた。ちょうど婚活というものに疲れていたというのもあるかもしれない。
初対面の人間同士が今後長い時間を歩んでいくことを考えたとき、どう考えたってそれまでの道のりが似ている人の方が馴染みやすいのだ。
好きと明言できるほどではないが、嫌いじゃないと感じる相手にやっと出会えた思いだった。

テニスラリーのように、と表現するにはややゆったりした間隔でだったが僕らは途切れずボールを打ち合っていた。たまにラインぎりぎりに打たれたり打ったりもしたけれど、君は難易度の高いショットの方が好きなように思えたので何でもないような顔をして難しい言葉を使ってみた。
本当は必死に調べて返事をしていたんですよ。

そんなラリーを、1ヶ月以上ゆるやかに続けていた。

たぶん遠距離でもないのに1ヶ月も合わずメッセージを重ねているのは長い方なんだと思うけど(実際、この1ヶ月の間に他に知り合った3人の人と会っていたし中には3回くらい会った人もいた)一度僕から誘ったときに断られていたのでもう一度誘う勇気は無かった。
からこそ会わないかと言われたときは嬉しかった。そういえばいいねをしてきたのは君からだったし、通話提案したのも君だった。
思えば最初からいつだってイニシアチブは君にあった。

増田さん、ですよね?」

事前に顔写真服装を送られていたにも関わらず見つけることができていなかった僕に、君から声をかけてくれた。
テキストメッセージから得られる聡明な印象で勝手脳内身長を伸ばしていたけれど、思えばプロフィールに書かれていた身長は低くはないが高くもなかった。

無意識に、いや、嘘だ。意識的自分の背を低くしようとさりげなく膝を曲げたら、君が着けているマスクSHARPであることに気づいた。

ああ、僕もSHARP製のマスクをつけてきたら面白かったかもしれない。
君なのか君の家族なのかもしかしたら当時の恋人とかなのか、とにかく話題になったあのマスクを僕と同じように買った人が君にとっては当たり前なのだということがそこでわかって、それだけのことなのに自分が受け入れられたような気がして安心した。
これ、そのとき伝えておいた方がよかったですか?

普段自炊しますか?」

家庭的かどうかを見られているのかな、なんて思いつつ少し緊張した状態アイスブレイク的な会話を提供してもらってほっとする。

一人暮らしなので一応しますよ」

「偉いですね。しなきゃなあとは思うんですけど、けっこう惣菜買ってきて終わりみたいな感じでやってるんですよね」

「あ、それももちろんやりますご飯だけ炊くとか」

「ですよね」

わあ、生温い会話。なんて思いながら、初対面の男女の会話なんてこんなものかとも思う。凍った水道管に急に熱湯をかけたら破裂するしね。

生温かろうがなんだろうが、こちらはわりと楽しんでいた。
自分ではない存在から返ってくる想定外の答えは面白い。人と人との出会いはエンターテイメントだ。
ただ生憎自身エンターテイナーでも何でもないので君を楽しませることができていたかはわからない。
最近人気の漫画みたいに長い人生のうちの100分の1の時間自分が変わることもあるわけだけど、君が積み重ねてきた1576万8000分と何分かのうちのこの1分は、君を変えることができるだろうか。そんなことを考えていた。

惣菜を食べてるとき、これでいいのかなあって考えちゃうんです。いつ死ぬかわからないけど死ぬまでに食事する回数は限られているわけで、そのうちの1回がこの適当食事でいいのかなって」


そんな考え方したことなかったなあと思いながら、頭に浮かんだ台詞があったので考えをまとめる前に勢いで口から言葉が飛び出した。

「『明日死ぬとしたら生き方が変わるんですか?あなた生き方は何歳まで生きるつもりの生き方なんですか?』って言葉が好きで自分はいだって明日死ぬつもりで生きてるんですけど、明日死ぬって思ってると大体のこと受け入れられますよ」

言ってから、あ、間違えたなと思った。
これが恋愛シミュレーションゲームだったら好感度ゲージがぐんと下がるBAD選択肢だっただろう。

いつ死ぬかわからないんだから毎日最後の晩餐だし最後の晩餐からと言って豪華である必要は無いし、日々食べたいものや食べられるものを食べていればいいじゃないか
そんなケセラセラ生き方をしている僕の主張は几帳面な君には響かなかったみたいだ。

「いやあ、どうですかね」と曖昧な返答でこの会話は閉じられた。

お茶をしている間、このまま解散も名残惜しいし店を回るのが好きだと書いていたから誘ってみようかなあ。なんて、逡巡していたら君の口から同じ提案が出てきたので嬉しかった。

入った本屋で、世間話を続けながら君は平積みになっている本を何気なくぱらぱらと捲る。

「この前、高校時代日記帳が出てきたんですけど恥ずかしくてそのまま読まずに捨てました」

「えっ捨てちゃうんですか!?それも思い出じゃないですか?」

小学生時代手紙すら捨てずに持っている僕には信じられなくて強めに聞き返した。

「いやもう恥ずかしすぎて……」

高校時代だともう客観的に読めちゃいません?」

「まだそこまで大人になれなかったですねえ」

そうか、そうなのか。君は自分過去を捨てる人間なのか。
これまでの会話の中で歴史が好きなのだろうと推測される君は、15年前かそこらに自分の周りで起きた物事やその時の感情は気にならないのか。

僕はこうやって実体験に基づいたフィクションをつらつら書くくらいには自己を振り返るのが大好きな人間だ。
今日のこの時間だって、この後どんな結末を迎えようとも"この時楽しかった"という事実は変わらないし、僕が選んできたBAD選択肢も変わらないし、この増田をいつか消すことがあってもそれらは僕の人生のうちの1分として残り続ける。

「あ、この本面白いですよ」

近くにあった本を何気なく勧めてみたら君も好きなタイプの本だったようで、やっぱり好みは似ているんだなあと再実感した。

スマホタイトルメモする君を見ながら、君が次にその本を読むとき違う人と一緒にいたとしたら、果たして僕のことを思い出すんだろうかとふと思った。

少なくとも僕は思い出しますよ。
何回か同じ話をしてしまう君と違って僕はけっこう君に関心を寄せていたので。
大好きだったおでんを見ると、これを嫌いだと言った君を思い出すくらいには。



思えば、共通点の多い同士であると思って出会ってみたが差異確認し合うことの方が多かったかもしれない。
それでも僕にとっては些細な差異で、"嫌いじゃない"という思いに変わりはなかった。

ところがどうやらこの認識でも僕らは差異があったようで、君ともう一度会うことはなかった。



僕の記憶域も有限だし、できれば幸せな思い出を取り出しやすいところに置いておきたいので思い出をアウトプットすることもある。
どうせ人の目に触れるのなら面白く脚色したくもなる。それがまさにこの増田なんだけど。

Ctrl+XとCtrl+Vの繰り返しで思い出や感情や付随する諸々を外部媒体に書き出すまでが一連の儀式なので気にしないでほしい。
執着してこんな長文を書いてるわけじゃなくて、執着しないために書いているのだ。
アウトプットして領域が空いて初めて僕は次に進める。

2023-03-12

anond:20230312184114

今日のワイの餌増田なんかはむしろ日記帳としては正しい使い方してると思うのは俺だけだろうか

2023-02-08

anond:20230208225852

オフライン日記帳に書くような日記は「出版するわけでもないのに書く文章」の代表格だな

2023-02-05

anond:20230205211548

なんで増田に書くんだろ。

自分用のそれこそ「クローズド日記帳にでも書いておけばいいのに。

根幹になる数字偽装する、公文書だって保管期間を守らないし書き換えるし偽装する。それができるやつが出世するし、バレても佐川のように保護される。

そういう職業倫理がぶっ壊れてる組織で働けるメンタルタフネスがあっても性癖に関してはダメージ喰らうってのは面白い生態だと思ったよ。

っぱいろいろ違うんだな、普通のとは。同僚の官僚もどこかぶっ壊れてるんだろうな。

2022-12-28

「ここはおまえの日記帳じゃねぇんだ」が通用しないかはてな匿名ダイアリー(日記帳)は最強なんだよな。

2022-12-14

無断リンク禁止からリンクフリーへの足跡

最近はてな内でインターネット老人会やおい腐女子部の方が過去を振り返っていたので、それに関連して無断リンク禁止からリンクフリーへ至った足跡記憶を振り返りながら記そうと思う。
ただし、当該エントリリアクションでも触れられている通り、まだまだ規模が小さかったとは言え個人視点で見れば広大なインターネットの全てを捕捉するのは難しく微妙個人間で差異があるものと思われる。
違いがあれば私はこうだったと教えてもらえると更におもしろくなるかも知れない。

さて、若者の皆さんはインターネットオンラインコミュニティではその当初「実名文化」であったことをご存知だろうか?
実名文化となった要因は様々あると考えられるけど、大きく影響を示した要因の1つは「JUNET」であると言われれば、まぁ納得はするのではないだろうか。少なくとも影響ゼロではないだろうなと。

JUNETは学術ネットワークで、その主要コンテンツ今日における電子掲示板群と非常に似通ったものがあり、つまり話題カテゴリごとに整理されたページが存在したのだ。
建前上、JUNETはごく真面目な学術ネットワークだったので書き込み責任は個々人にあり、書き込み責任持ってもらうため実名制が取られていたとされる。
電子掲示板群で「である」調の文体もJUNETで使われていた文体であり、由来は論文に使われていた文体なのだ

まぁ実名であっても責任?なにそれ?みたいな感じで至るところへ噛み付いたり、唐突にまったく脈絡なく関係のない話をはじめ、それを指摘され叱られたら逆ギレして大暴れする抜き身のナイフみたいな方が居たんだが・・・そのことについては別の機会に。
えっソイツどうなったかって?今でもTwitterで元気に至るところへ噛み付いてレスバしてるけど?
私の年甲斐もなく落ち着かない性分はなかなかだと自覚してるが彼女には負ける。私はそろそろ落ち着かないとと思ってるがキミはそのままで良いと思うよ。

まぁそんなこんなで日本インターネットはその当初実名文化であり、TCP/IPWWWデファクトスタンダードとなりWindows 95社会現象になるほど売れた時代ホームページ開設ブームなんてものがあった。
まぁブームと言っても現在に比べればまだまだ小規模のものではあったが、個人が自宅からウェブアクセスし、何ならウェブサイトを公開するというのは中々に特別感があったのだ。

そのホームページ開設ブーム期のホームページ実名文化の影響下にあり、住所から氏名、電話番号家族構成、勤め先などなどを載せているホームページが数多く存在した。現代個人情報保護の感覚からすると実におおらかと言える。
言ってみれば、その当時のホームページは後の時代に登場する「前略プロフィール」みたいなものだったのである
書いてある内容も個人日記帳しか実像へかなり近い個人日記帳のようなものであった。実名で交友関係がわかったし、ホームページ管理者学生であれば甘酸っぱい恋の悩みとかを隠すこともなく実名で書いていた。
この当時のホームページはあまりにもリアルすぎる個人情報の塊であり「ホームページ管理者が広く公開していないURLを無断で他所転載することはネチケットに反していた」という古の文言現代で記すこととなる。

現代感覚からしてみると「広く公開していないURLって何なんだよ」と言いたくなるし、情報技術から見れば「ローカルDNSサーバでも立てたのかな?プライベートIPアドレスならば個人利用だと事実上無限みたいなもんだ」と広く公開していないプライベートURL可能性を探り始めるが、当時の人の感覚からするとインターネットなんてドマイナーなのでインターネットを使ってる時点で隠しているつもりだったのだ。
実にバカバカしいと現代人は感じるかも知れないが当時の大半のインターネットユーザは至って真面目に本気でそう考えていた。

例えば過去時代NTTハローページという個人電話番号を膨大に載せていた冊子を発行していた。
この個人情報公開情報であるが、電話番号所有者に無断で何ら関係しない他所へ公開した場合倫理的問題いか?と言われれば現代人でも問題と感じるはずだ。現代では特殊詐欺とかあるしね。
じゃあ何でNTTはそんなもん発行していたのか?と言えば、当時の電話番号を取得するには加入権というもの必要であり、加入権は金融商品としての側面を持っていたこからハローページへ記載されているということはNTTがその個人の信用をある意味担保しているという判定が得られることがあったのだ。
まぁつまり電話番号すら持ってないヤツは信用ならんから取引しないという考え方がマジで存在したんだ。

現代の、それこそ若者感覚からするとNVNOで気軽に電話番号を入手できてしまう今では考えられない価値観だ。
ちなみに加入権の反動からか約20年前に契約書すら必要のないプリペイド携帯電話詐欺が横行するっていう失敗があったので約20年前が最も電話番号価値は低かった。

まぁそんなこんなで、URL公開情報であっても勝手に使うのはダメなんだ、URL無断転載禁止なんだ、無断リンク禁止なんだという価値観時代存在したが、それが急速に失われて「リンクフリー」が台頭する時代が来る。
リンクフリーが何故一気に広まったのか?と言えば「Yahoo!」が日本国内で営業開始したからであった。

当時のYahoo!ディレクトリ型と呼ばれるウェブ検索エンジン方式で、これはハローページなどと同様に人力でURL情報収集して掲載するという形のウェブ検索エンジンだった。
掲載されるには審査必要で、Yahoo!掲載されるということはウェブサイト一定価値と信用を与えてくれるものだった。まるで本当にハローページみたいだ。
この価値が失われるのは「Google」がロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンを開発したからであったが、リンクフリーGoogleが登場する前から使われ始めている。

リンクフリーYahoo!が登場したからだけでは実は説明しきれず、Yahoo!が人気サイトランキング形式掲載するようになったからというのが実際の答えである
人気ランキング存在するようになると競争が生まれる、当時のウェブサイトにおいてはアクセス数(≠ユニークユーザ数)こそが人気の指標であり、URL無断転載禁止無断リンク禁止スローガンはこの人気争いの中で邪魔になっていった。

そして同時にインターネット芸人みたいな人たちも続々と登場するようになり、個人の赤裸々な情報が詰まった日記帳のようなホームページは段々と廃れていき、匿名インターネット芸人が笑い話やお涙話で人気を集めるようになった。
うつまりテキストサイトブーム」の到来である

テキストサイトの思い出についてはこのエントリを読むインターネットユニークユーザ諸氏の方が詳しいしバラエイティに富んでいると思われるので任せた。

ディレクトリウェブ検索Yahoo!の登場は別にテキストサイトだけへ影響を及ぼしたわけでなく、2ちゃんねるの元になった電子掲示板群「あめぞう」の前身であるあめぞうリンク」は「リンクサイト」と呼ばれる種別ウェブサイトであった。
そのほか後年にはリンクサイトの発展型であるランキングサイト」も登場しており、ここまで来るともはや牧歌的インターネットなど想像も付かないような喧騒が起きるようになり、更に現代では当時を喧騒表現しても良いのか迷う程度に現代インターネット闘争本能が強すぎる人たちが多く生息している。
アーマードコアの新作発表されたしそっちでやれよ。

URL無断転載禁止無断リンク禁止派の最後抵抗はやはりGoogleによるクローリングだろう。
前述したロボット型と呼ばれるウェブ検索エンジンウェブページからウェブページへのページリンク自動的収集するというもので、人力で登録していたYahoo!よりも収集効率が物凄く高かった。
しか自動収集するからこそウェブサイト管理者からすると謎のアクセスが急激に増え、何なら当時「Google」という単語など知る由もなかったので特にリンクを多く持っていたウェブサイト管理者からするとDDoSアタックか?と疑念を抱かせる程度には迷惑千万だった。

もちろん静かに間内だけで楽しんでいるようなウェブサイト管理者としても急にアクセスが増えることは不快感しかなく、Googleの人気が増えていくに連れてリンクされない権利を求めるユーザもまた増えていったのだ。
この件であまりにも叩かれすぎたGoogleウェブ検索エンジン検索結果に記載されない「noindex」という施策を取ることとなり現代でも運用されている。
ただしこのnoindex、性善説運用されておりウェブクローリングする側がnoindexを無視すりゃ普通にクローリングできるので完璧解決手段ではない。

まぁこんな感じでテキストサイトあたりから日本インターネット匿名文化へ傾倒するようになりリンクフリー一般的になっていったのだ。何ならリンクフリーって言葉すら見なくなる程度にはリンクフリーが当たり前の価値観であるインターネットになった。

そう言えば、はてなブックマークでも無断リンク禁止勝手ウェブブックマークするなという意見が取り沙汰されたこともあったが、その辺の思い出話はブクマカのほうがよく記憶しているだろうし任せた。

いやはやインターネットというのはここ数十年で大きく変容したものだと懐かしんで私の昔話を終えよう。

2022-12-06

しがない大学生の将来への不安

自分都内とある大学文学部に通う学生である偏差値も低くFランとまではいかないものの、そこの学生だと言ってもお世辞でも賢いねという反応は誰もしない。

学部文学部、まだ一年である

私には、何もない。

飽きっぽい性格で何も続かない。書こうと思い買った日記帳最初の3ページ以外にインクは乗っていないし、高校部活も2年で辞めた。頑張るのが面倒だったのだ。

趣味も特技もない。休日は寝ているか、ソジャゲのイベントを走っているくらいだ。人より自分が勝っている要素なんて何もない。50m走で10秒台を切ったことがないし、歌も下手、学力最初に述べた通りだし、愛嬌があるわけでもないし、彼氏いたことがないし、文学部のクセにこの程度の文章しか綴れない。

しかし、私の唯一のすごいところは友人の中に私より頭の悪い人がいないところである。それがとても私は誇りであったし、自分より知恵がある人が近くにいると自分ひとりではたどり着けない考えに触れることができて楽しかった。友達は決して多くないけれど、恵まれていたなと思う。

この文章過去形なのは、今はそれがしんどくなってしまたかである

高校の友人は皆、有名大学に進学した。私も含め皆、受験方法一般入試であった。そのために友人たちが一生懸命勉強したのはよく知ってるから努力が報われたのは喜ばしいことだし、それに対して妬むなんて感情は一切ない。

しかし、有名大学に進学した友人たちのSNSを見ていると気分が落ち込んでしまう。しっかり将来に向け、就職に向けいろいろな経験を積んでいる。ボランティアなどにも積極的に参加しているし、サークル活動も楽しそうである

しかし私はどうだ。サークルにも入っていないし、友人もいない。授業以外の用事大学活動に参加することもない。ただ何となく講義を聞き流した後にバイトに行き、帰ったら掃除のしていない汚い一人暮らしアパートで寝るだけだ。

この現状を嘆くのは筋違いであることはわかっている。高校生のあの時真面目に勉学にも部活動にも取り組まなかった私にはお似合いの将来が今流れている、それだけのことである

頭ではわかっているのだ。でも不安になるのだ。

文学部に入るなんて将来のことを考えていないやつだけだ、と聞いたことがあるがまさにその通りである勉強を頑張れなかった私は将来のことを考えられるわけもなく、国語何となく得意だったからというだけで文学部を選んだ。すべて自分が悪い、わかっている。

記憶力の悪い私は高校生の頃の記憶ももう朧気である。そして将来のビジョンも見えていない。

私の頭の中には過去未来もない。今がただ流れていくだけなのである

1年生なのだからまだ巻き返せる? 高校生の頃に頑張り切れなかった自分が今更なにができようか。こうやって私の日々は無意味に流れていき何も生み出さないままいつか死ぬのだ。

将来を高望みしているわけではない。有名企業就職したいだなんて考えいないし、結婚願望もない。苦しまない程度に、たまに少し楽しいことがあればそれでいいと思っている。それでも不安になってしまうのだ。

この文章には結論があるわけでもないし、救いがあるわけでもない。私は今不安を抱えている、ただそれだけの話である

2022-11-14

すずめの戸締まり震災描写

俺は福島浜通り出身震災当時は東京在住だったんだけど

当時のオフィスがタワマンの上層階にあって本当に死を覚悟するくらい揺れたのがトラウマなのと

子供の頃通ってた通学路が津波に浸かっていくのとか原発の爆発をドキドキしながらニュースで見てた経験がやっぱりすごく鮮明だったし

もう諦めて遺体無しで葬式が済んでしまった知り合いもちょいちょいいる

俺は直接の被害者じゃないけどそんな事もあって今でも地震速報が聞こえるとちょっとキドキするんだよね、ちょっとだけどさ

今回、映画館であのアラーム音が鳴ったときも正直緊張が走ったし

震災跡の描写とか黒い日記帳とか大量の「いってきます」には感情ハチャメチャになって鳥肌が止まんなかった

それと同時に「これをエンタメにしちゃうのかよ」っていう気持ちが生まれなかったと言えば嘘になる

けど不思議とあの作品けしからんとは思わないんだよな

別に嘘で塗り固めてなかったし、優しい人達が優しい世界構成していて、俺たち生きてる人間が受け取れるメッセージとしては総じてポジティブものだったか

おそらく、制作陣の最大の配慮がそこだったんじゃないかと思う

あの脚本を甘ったるいと感じた視聴者もいたと思うけど

警報音を鳴らさない」「津波を想起させる描写を控える」みたいなピンポイント配慮じゃなくて、トータルでみたときポジティブで優しい作品にするってことが、あの災害エンタメ作品で扱う条件だったんじゃないかと思うし、それがちゃんと実現されていたと思う

俺はそう受け取った

それなのに猫に対してはとても厳しい

どうして…

2022-10-20

anond:20221020214245

ここは日記帳なので俺自身がわかっていれば十分で、お前にわかるように言及先を明示する必要がない

キレ散らかすところまで行ってないものをnot for meと揶揄してほしくないなあ

ただの感想文までケチつけるでしょ君ら

日記帳感想文書いてウザ絡みされるとか予期してないよそんなの

2022-09-26

anond:20220925235314

知ってるかもしれないけどPMS精神症状が強いならPMDDかな?)の場合生理の数日前に一番ひどくなって生理が来ると軽快するなど決まったリズムがあるはずだから、説得するなら1ヶ月のうち落ち着いた時期を見計らってするのがいいと思う。私は抑うつ強めのPMDDピル服用し始めたら嘘みたいに楽になった。人間なんて体内の分泌物で簡単人格が変わっちゃうんだなと思ったよ。

説得は「第一あなたが辛そうだし、自分しんどいから」という方向でする。問題意識が共有できても受診を嫌がるなら、まずは記録をつけるところから始めるのもおすすめする。ルナルナ生理周期管理アプリ)とかカレンダーとか日記帳とかなんでもいいから、「○月✕日 15分怒鳴り続けた きっかけ:○○」みたいな短い記録をつけていく。自分客観視できると進展があるかもしれない。

ただ、子どもが幼い感じがするので、そもそも育児に適性がなくてキャパオーバーなのでは?とも思った。過労、気疲れ、睡眠不足とか、症状がひどくなりやす環境かも。がんばって。

2022-09-18

初めて書いてみる



吾輩は34歳の主婦である

7.8歳から日記をつけていた。どうしてつけ始めたのか覚えてない。それに最初の1冊がどこにいったのかもわからない。なんとなくだけど、本を読むのが好きだったか自分も何か書きたい→書くことがない→自分のあったことを書いてみる、とかそんなような感じだったかもしれない。もしくは母に勧められたか

誕生日プレゼント日記帳を買ってもらっていたことを覚えてる。アンネの日記を読んだ日から日記帳に名前をつけ、語りかけながら書いていた。とても懐かしいし、その日記帳もどこに行ったかからない。このまま見つからないことを願う。

中学生になってポエム出会った。自分気持ちをつらつら書くのではなく、素敵な聴き心地の良い言葉に書き換える。そのころの日記を見返すことができたら……しかしこれも例によってどこに行ったかからない。このまま見つからないことを願う。

高校生になるとmixi流行り、日記デジタルに移った。しかし人に見られると言うことがとてもストレスになってやめてしまったし、確かアカウントも消してしまったのでもう残っていないはず。

大学生からスケジュール帳に予定を書くようになり、空いたスペースにその日あったことをサラッと書くだけ。自分気持ちを書くことはしなくなった。

社会人になり、スケジュール帳に予定は書くが日々あったことは書かなくなった。なぜなら週6で8時30分から22時まで働き、たまに日曜日も働いていたか自分の予定がなかったから。まぁ、この話は関係ないので割愛

そしてもうスケジュール帳に予定を書くことも、日記を書くこともないまま月日は流れて結婚し、子供が生まれ、今に至る。

ここまで読む人がいるのかわからないけど、ここまで読めた人はわかるはず。わたしには文を書く才能がない。だから日記も読めたもんじゃない。だけど、ずっと日記を書いていたし、たまに読みづらい日記を読み返しその日のこと、その時の感情を思い出し顔が赤くなったり青くなったりするのを楽しんでいた。

しか日記を書かなくなった今は過ぎた時間を思い出すためのもの写真しかない。携帯には(どうでもいいけど、スマホのことを携帯と呼ぶのはポリシー。だけど、写真のことを写メって呼ぶ人のことは???と思ってる。写メは写「「「メール」」」だから!!!)、子供たちの写真で溢れているので見返すにはもってこいだけど、自分気持ちや考えを思い出すのは少し難しい。

写真を撮ってるときは「子供たちかわいい!」「一緒にいてたのしい!」「泣き顔もかわいい!」「怒ってる顔もかわいい!」っていう感情から、そういうのは覚えてても、写真に写ってないそのほかの時間であった気持ちとか感情ってこと。

で、また日記を書こうと思ったんだけど、子育て中に手書き日記ゆっくり書く時間はないし、携帯でなら隙間時間に書けるかなと思ってやってみることにした。

やってみるならブログにしてみようかな→匿名で誰のかわからないっての面白そう→はてな匿名ダイアリー

mixiで失敗したからまた失敗するかも。そのときバックアップとってアカウント消そう。そして携帯メモ帳にひっそりと書いていくことにする。

2022-09-17

RubyKaigiブックマークNGに入れた

登壇して○○について話をしてきましたので、解説とか補足とかしたいと思いますこれはいい

参加してきました。有意義な話が沢山聞けて楽しかったです←これブクマする奴は万年小学校に通ってろ。日記帳から書いてる本人は構わん

2022-09-09

指輪物語を書いたのはトールキンじゃ無い。翻訳源氏物語黒人

おかしいでしょ?

トールキン翻訳しただけ。じゃあ誰が書いたかって言うと、ビルボフロドが書いたのよ。

で、トールキンエルフ語のそれら「西境の赤表紙本」を英語翻訳した(という体裁をとっている)。

そして我々日本人さらにその英語版を日本語翻訳したものを読んでいる。

貴方指輪物語ハードカバー版を持っているならば、カバーを剥いた表紙が赤いことに気づくはず。それこそがフロド達が書いた「西境の赤表紙本」の日本語版なのである

からビルボフロドによるあれらの描写は彼らの視点で見たもの感じたものをなの。だからこそ、トールキンは本当に世界を見たように描写する事ができたのさ。

で、その赤表紙本にはホビットからみての黒人のような生き物はほぼいなかったわけ。だって、いたらもっと書いてるに決まってるだろ?

から、「指輪物語」の中つ国のファンタジー生物には黒人がいるのはおかしい。と、俺は感じるのです。

ちなみに日記は以下のように引き継がれています

まずビルボ・バギンズ。ホビット冒険こと、ゆきてかえりし物語主人公ドワーフのお宝を巡る冒険の旅についての日記的なものを書いた。人生最後西方に旅立った。

そしてフロド・バギンズ。ビルボ甥。ご存知指輪物語主人公ビルボから日記帳を引き継いで指輪を巡るたびの顛末を記す。冒険で傷ついた心身は癒える事無くに西方に去る。

及びサムワイズ・ギャムジー通称サム)などホビット庄の住人。フロドから日記を引き継ぎ、別バージョン郷土愛に溢れる(退屈な)ホビット庄の記述追記(そのため、序章で指輪物語を断念する人多数)。

まあ、映画版ロード・オブ・ザ・リングアマゾンの力の指輪も、「指輪物語」では無いとわりきってるから別に黒人が出てもLGBTが出ても車いすダウン症中年が出てもどうでもいいんだけどね。

2022-09-04

10年前に初めて増田日記を読んで衝撃を受けた

10年前にたまたまどっかのリンクから流れ着いて増田に来た

一人称増田な時点で意味不明だったし1番恐怖を感じたのが内容が気味悪かったこ

何かの愚痴のような内容だったが全く共感できず日本語なのに違う文化圏のような違和感を感じた

きっと精神異常者の日記帳なのだろうとブラウザを閉じた

10年経った今、増田駄文を書き連ねている、うんちしたいとか

今読めばあの日記を理解できるのだろうか

理解出来た時俺は正常と言えるのだろうか

2022-08-14

anond:20220814022158

意見ありがとうございます

海外ジョブディスクリプション(JD)っていうのがあって、そこに書かれている以外のことは基本的にやりません。

たとえば経理プロとして雇われた人間が、自己判断なり要請されて総務の仕事をすることはない。

もちろんちょっとしたことくらいヘルプすると思いますが、PC作業を何時間も肩代わり、とかはありえないと思います

プロフェッショナル性を否定することになるので。おそらく向こうの人のキャリア観に関係してるんだと思います

転職が多いので、次につなげるためですかね。

結果として「オフィス管理者」「採用管理者」みたいに枝分かれして、それぞれのプロが生まれますね。

ぼやっとした範囲で「総務」みたいなのがあまりない文化だと思います

anond:20220814021432

日記帳に予定がない日があると怖くなる人が一定数いるように、

何かしない時間瞬間を意識してしまうと怖くなる人が一定数いるのではないだろうか。

プロフェッショナルの件は正直あまり意味がわからない。

プロフェッショナルだろうが空いた時間他人の手伝いをする人はするし、そうでない人はそうでないだけだろう。

そこで空いた時間他人の手伝いをするなど言語道断プロ失格であるなどとは言うまい

anond:20220814021432

日記帳に予定がない日があると怖くなる人が一定数いるように、

何かしない時間瞬間を意識してしまうと怖くなる人が一定数いるのではないだろうか。

プロフェッショナルの件は正直あまり意味がわからない。

プロフェッショナルだろうが空いた時間他人の手伝いをする人はするし、そうでない人はそうでないだけだろう。

そこで空いた時間他人の手伝いをするなど言語道断プロ失格であるなどとは言うまい

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