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2020-11-28

北海道更別村歴史

anond:20201128171308

北海道更別村という自治体がある。

で、「元更別」という地名があるんだが、実は現在は「元更別」は更別村にはない。

更別村北側にある中札内村という自治体に「元更別」はある。

開拓の昔、現在の中札内と更別は同じ幸震村(大正時代には大正村)という自治体に属していた。

大正村にあった市街地から次第に開拓が進んでいったわけだが、当時は中札内と更別には村の境界はもちろんなかった。

大正時代第一次大戦好景気に湧くころ、島根県から移民団更別村語源になったサッチャルベツ川水系開拓を始めた。

昭和4年にこの地域鉄道ができると、現在の更別市街が発展し新市街誕生した。

そして、もともと開拓団が入植して市街地があった旧市街が「元更別」と呼ばれ、次第に「元更別」市街は寂れていった。

昭和22年大正から札内と更別が分村した時、「元更別」は中札内所属するようになった。

こうした歴史的経緯をみるとき「元」という言葉は非常に輻輳するニュアンスを持つと感ずる。

増田がいうような「もともと何かだったもの」というニュアンスももちろんあるんだが、元ちとせの「元」を「はじめ」と読むことが示すように、物事の源をさし示すことがあるだろう。

おそらく「元」という言葉ニュアンスシークバーみたいに切り替えることができる。

源に近いところから、変わってしまったその先を想像させうる。「元」は言語としてそんな守備範囲を持っているような気がする。


今は「元更別」の地名を訪ねる人は少なくなった。

現在では鉄道に近い形で高規格道路が走っており、自動車十勝南部を通ろうとすると元更別は通過しない。

しかしかつては、中札内村札内〜元更別〜大樹町尾田へ抜けるルートこそが主要交通路であった。

開拓団もそうした経路に沿って第二の故郷となるよう汗を流した。

旧道にはいまでもいくつか小さな集落があり、歴史を確かに伝えている。

2013-12-12

http://anond.hatelabo.jp/20131212165644

はてなダイアリー旧市街地。人は多いけど区割りはめちゃくちゃで建物老朽化してる。

はてなブログ新市街地。まだ人は少ないけどきっちりした都市計画のもとで作られてる。

2013-03-04

海外での危機管理ホテル選び

大切な人を護るために。海外での危機管理の話。

http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20130303/1362341772

というのを読んだ。ここだけちょっと気になった。

 それと、ホテルをそもそも少し高めのところか、町からちょっと離れた不便なところにしておく。高いホテルほど犯罪被害に遭う確率は下がるし、郊外ホテルでも発生率は下がる。不審な人間ホテルの中をうろついていたらおかしいからだ。

これはアメリカの話なのかな。ヨーロッパだと少し事情が違う気がするので、自分ヨーロッパの町を旅行するときホテルの選び方を振り返ってみた。あらためて考えてみると、当たり前の話ばかりなんだけど。

自分ホテルを取るときBooking.comを使う。ホテル探しに使えるのはTrip Adviserとか、他にもいくつかあるけど、高いホテルから安いホテルまでひと通り網羅しているのはBooking.comだという印象がある。目的地で検索かけると、たくさんホテルの候補が出てくる。たとえばロンドンで1400、パリで1700くらい。びっくりするくらい小さな町でもそれなりにひっかかる。

問題はここからどう絞っていくか。基本、安全第一に考える。そのとき、上の記事にあった「ちょっと高めのホテル」っていうのはい選択肢だと思う。ただし、「ちょっと高め」っていってもいろいろある。それにちょっと高めのホテルならホテル内は安全だけど、周辺も安全とは限らない。ホテルに出入りするとき犯罪に巻き込まれる可能性もある。とくに、旅行中はどうしても遅い時間まで行動してしまうしね。それに、できるだけ安いホテルに泊まりたいし。

ここで大前提になるのは、まずヨーロッパの町は、場所によって治安全然違う、ということ。通りが一本違うだけで、お金持ちが住む高級住宅地から強盗が闊歩するスラムに変わる、というレベルのことが起こりうる。そして、基本的に犯罪スリとか軽犯罪を除く)は、もともと治安悪い場所しか起こらない。したがって治安悪い場所治安が悪い時間(夜)行かない、というのが防犯対策の基本だ。もちろん治安悪い場所といってもいろいろあるので、時間関係なしに無法地帯っていう場所もあるけど。

自分が住んでいる町なら、だんだんどこが治安がよくて、どこが治安が悪いか分かってくる。でも、はじめて知らない町にいくとき全然土地勘がないからわからない。なので、まずネットで「町の名前治安」とかで検索をかける。そうするとそれなりに「◯◯広場周辺は危険」とか情報が出てくる。まずそこを避ける。安ホテルが密集してる地域はこういう危険場所が多いので特に注意するべき。

もっとかいレベル治安情報はなかなか見つからないので、あとは「常識的に」考える。たとえば

1.中央駅周辺は、どこの町でも犯罪者、ヤク中の溜まり場なので、たとえ便利であろうともやめておく。

2.公園の近くのホテルもだめ。昼間は良くても、夜はやばいところが多い。人目がないから。ホテルに帰るとき公園の近くを通らなきゃいけないようなところも避けるべき。

3.それから移民が多い」地区も基本、貧しい地域なので危ない。

などなど。

今はストリートビューとかで通りの様子を見れるからホテル周辺の様子を確認しておくのもいいかも。ざっと見るだけでそこがそれなりに裕福な地域なのか貧しい地域なのかわかると思う。家の様子がどんな感じなのか。アパートみたいな集合住宅が多い所は基本的に貧しいところだよね。大きめの一戸建てが多いところはそれなりに裕福。落書きの有無も一応判断基準になる。

上の記事では、「不便な郊外ホテル」をおすすめしているけど、こういう判断の手順を経ないで郊外ホテルを選ぶのはとても危険だと思う。ヨーロッパ都市郊外って「中流~アッパードルの住む住宅地」か、「職業犯罪者のたむろすスラム」かのどっちかだからしかも「不便なところ」って… 車移動ならいいけど、そうじゃない場合、徒歩で人気の少ないところを移動する時間が増える=犯罪ターゲットになる可能性が高まるだけだ。そんな郊外ホテルを選ぶくらいなら、町の中心部、観光地どまんなかのホテルのほうがよっぽど安全だ。観光地ってだいたい安全から。(もちろん観光客狙いのスリ詐欺ひったくりくらいはあっても深刻な犯罪はあんまりない。それなりに警備されてるから)まあ高いけど。

とか、あれこれ考えながら、町の地図を眺めてると、だんだん町の様子も分かってくる。ヨーロッパの中くらいの大きさの町だと旧市街があって、そこから新市街のほうに町が発展していった様子がよくわかったり。もちろん交通機関と、行きたい場所関係とかも頭に入ってくる。そうしておくと現地に行って計画変更があったときでも、すぐに対応できる。ちょっと時間が余ったから、あそこに行ってみよう!とか。そう考えるとホテル選びって、いい旅行の前準備になるんだよね。個人旅行楽しいよ!

 
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