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2024-02-08

海外旅行って楽しいよね

海外旅行がチラホラ話題になってるから書く

親には国公立大の学費を払ってもらい、月数万円の仕送りを貰っていたが別に太い実家ではない(と思っている)

就活氷河期リーマンショックの間の世代大学を出て就職普通にできたから運は良かった方だ

学生の頃にバイト代を貯めて韓国タイに行き、日本と違う空気文化やメシに触れるのが楽しかった

地方の安月給の会社就職してから通勤途中でよく読んでたのは海外旅行web記事で、それによく出てきたのが会社辞めて世界一周してる人たちのブログとかだった

何となくバックパッカーに憧れはあった

なんだかんだ5年で会社辞めることになって、退職届出した時に貯金が250万ほどできており、ふと世界一周できるな?したろ!

ということで春秋航空上海行き片道チケットを取った

もう10年くらい前のことである

行きたい所は3つだけ決めていたが、ルートは未定で、基本的に現地で次の目的地への交通手段を手配する感じだ

最初目的地はネパールで、上海から昆明まで40時間超の長距離列車で移動し、そこから飛行機カトマンズに入る

漫画版神々の山嶺を読んでエベレストを見たかったので、ベースキャンプへのトレッキングをした

4500mを超えたあたりからクソしんどかったが生のヒマラヤは鮮烈だった

そっからインドに行き、一ヶ月ほど時々腹を壊しながらカレーを食べつつインド人に騙されたり頻繁にボラれたりし、スリランカからシンガポールへ飛び、シンガポールから第二の目的タイバンコク陸路で移動する

大学の時に知り合ったタイ留学生を訪ねて酒を飲んだ

その後ビザ必要ミャンマー以外のインドシナ半島各国を麺や焼き飯を食いながら一周し、次は西へ行きたいと氷入りのビールを飲みながら思っていたところ、マレーシア航空ドバイ行き格安チケットを見つけたので予約し、ドバイではオイルマネーの力に驚嘆し、世界一高いビルのブルジュハリファは入場料が高かったので外から見た

飛行機紅海対岸の禁酒国家イランへ、イラン旅人には親切にしろと刷り込まれているムスリムの国なのでいい所だが、テヘランバスで男にケツを撫でられる

後で知ったがゲイがバレると当地では死刑になるので外人ターゲットにするそうだ

イランは当時も経済制裁の影響でatmでのキャッシングが使えず、米ドルを街中で両替するのが面倒なことと、酒が無いので1週間くらいで出国することにし、バスを乗り継ぎアルメニアに抜けて飲んだワインはクソうまかった

あと名物ザリガニチョウザメ結構いけた

当時まだグルジアだったジョージアワインうまい料理がとてもうまい、元栃ノ心さんがワインの輸入するそうでがんばってほしい

シュクメルリ話題になったがヒンカリハチャプリ、ほか名前わからん料理などどれもうまかった

黒海沿いに移動して、パンがクソうまいトルコカッパドキアイスタンブールを回り、ボスポラス海峡を渡ってようやくヨーロッパへ入り、ブルガリアヨーグルトを食べて元琴欧州鳴戸親方生地ヴェリコタルノボを歩いた

ヨーロッパはさすがに文明的で、旅するのに快適であまり苦労した覚えがない

バルカン半島経由で北上し、ポーランドから船でスウェーデン渡りノルウェーサーモンを食うため北極圏の町トロムソに行き、魚屋で買ったサーモンオスロで買っておいたスシライスカリフォルニア米)を炊いて寿司を作って、ホステルで一緒になったドイツ人カップルに振る舞いながら500mlで1本700円くらいするシロクマのラベルの缶ビールを飲んでいたところ、オーロラが出たので見られたのは幸運だった

ノルウェー物価が高すぎたためオスロ空港出国前に2晩ほどベンチで寝てたら警備員に注意される

インドで知り合ったスコットランド人学生を訪ねてライアンエアーオスロからエジンバラへ、夜ギグに行こうと言われて半地下のクラブへ連れて行かれる

さっきまで壇上でサックスを吹いてたシュッとした青年普通にアンフェタミンを勧めてきてびびったが、すでにエールで酔っ払っていたので楽しかった事しか覚えていない

そこからメシと酒がクソうまいバルセロナへ飛び、夜な夜なバルセルベーサを飲み、昼はパエリアを食ったりおやつバレンシアオレンジをかじり、マドリードの安宿の屋上テラスの藤の椅子に座ってチーズハモンで赤ワインをやりながらどこに行くか迷っていたところ、サウジアラビア経由エチオピア行きのチケットがあったのでアフリカに入り、大地溝帯に沿って南下し、ケープタウンまで陸路で移動することにした

アフリカはどこの国も同じで当然黒人ばっかりでメシがまずく、衛生状態治安も悪く交通機関もクソだが、ヤリまくって産みまくって死にまくるという原始の人間生活を見られたほか、やたらと多い子供は汚いがかわいかった

あとサバンナは最高にきれいで、朝焼けの露に濡れた草原が輝く景色は忘れがたく、ライオンキリンやゾウは動物園で見るのと全く違う美しさだった

ナミビアボツワナ南アフリカサブサハラの中でも経済が強いのでそれなりに文明的な旅ができたが、ナミビアの乗合バンエンストしょっちゅうで、止まったバン乗客みんなで押しがけした

乗客同士で一体感が生まれ面白い体験だったが、ライオンのいるサバンナで夜中2時に止まった時はヒヤヒヤした

ケープタウンで久しぶりにうまいワインを飲みながら南米行きのチケットを探して、カタール経由ブエノスアイレス行きを見つけ、カタール航空の機内食ハーゲンダッツが久しぶりのまともなアイスクリームだったので感動して3個も食べた

アルゼンチンは肉とワインがメチャ旨く安いので、毎日ワインを1本ずつ開けた

チリワインも当然うまく、フロンテラというのが安くてお気に入りだった

このワイン日本でも飲めるが、やはり現地と味が違うような気がする

アルゼンチンチリバス網が発達していて、車内は三列シートが基本でゆったりでき、パーサーがいて食事ワインサービスもあり快適だったが、普通に丸2日バス移動とかがあり広すぎである

南部パタゴニアの名峰フィッツロイチリパイネでトレッキングをして、道中一緒になった日本人女性に恋をするが思いは伝えられずそのまま別れた

この人とは帰国後たまに会ってメシを食う仲だが、一度冗談ぽく結婚しないかと言ったら、お前のような貧乏人とは結婚する訳ないと言われた

その後金持ちの男と結婚したらしく、幸いなことである

チリ北上してアタカマ砂漠の星空を見て、それから三番目の目的ウユニ塩湖へ向かう

ポカリスエットCMビートたけしが立ってた鏡張りの景色で有名な所で、ちょうど日本大学春休みシーズンだったため、ウユニの街は日本学生だらけでちょっと辟易したが、さすがに見渡す限り鏡張りの光景や遠近感の無くなるほど遠くまで広がる塩の平原はめちゃくちゃにきれいだった

そのあとペルーへ移動しマチュピチュに行ったが、すでに遺跡を腐るほど見ていたのでやや感動が薄かった

ペルーあたりからラムが安いので、全世界同じ安心安全コカコーラを買って毎晩ラムコークを飲んでいた

バスを乗り継ぎエクアドルグアヤキルに行き、ガラパゴス行きの飛行機を待つ

グアヤキルで数日滞在した安宿から15分くらい歩くと、カラフルな家がびっしり建つ丘があったので、ぶらぶらしていたらおばちゃんに呼び止められる

スペイン語はほぼわからないが、この先に行くと死ぬ的な事を言っているようで、あとで調べたらその先には有名なスラムがあった

別に一人で帰れるがおばちゃんの息子らしき人にホテルまで送ってもらう

グアヤキル新婚旅行で訪れた日本夫婦強盗に遭い、旦那さんが殺された事件があった所である

ただしガラパゴス諸島は観光地のため、先進国並みに治安は良く、物価も同じくらい高い

アシカやウミイグアナがうじゃうじゃおり、進化論で有名な鳥のフィンチも数種類見てリクガメ写真に撮れたのでとても満足した

南米本土に戻って北上を続け、コロンビアボゴタオーパーツ黄金ジェットを見たが絶対あれは魚だと思う

このあたりで日本を出て1年少々経過しており、だんだん旅に飽きて働きたくなってきたので日本へ帰るチケットを探しはじめ、フロリダを経由してニューヨークから日本へ帰還した

成田の「おかえりなさい」のサインを見て泣きそうになり、缶コーヒーコンビニざるそばがうますぎて泣いた

使った金は約200万円、1年1ヶ月の旅だった

仕事休みなので昼から酒を飲みながら長々書いてしまった

今はちゃん再就職していい年になってしまい、結婚して子供ができたりして、出張以外でなかなか海外に行くことはないが、たまにあの頃は楽しかったなあと思い出す

円安でなかなか厳しいが、体力と10万か15万の金があれば近場なら十分行けるので、ぜひ現地のメシや酒を味わって欲しい

2024-02-07

マンションがほしい……が、住まい選びムズすぎないか

30代半ばを超えた。

なんか、自分の家がほしい。

最近「家がほしいなあ」と考えるようになった。

数年前にポンとパートナーができて仲良く二人暮らしをしているが、それまで恋人とは無縁の生活を送っていたので30代に入ってすぐ「このまま独身なら40歳前ぐらいでマンションでも買うか?」と考えていた。その年齢に近づいてきたので、「家がほしい」の想いも少し強くなってきたのだ。年齢を重ねてから家賃払うの大変そうだし。幸い、現時点で結婚してないし結婚式を挙げる予定もないし新婚旅行に行くこともないし子どもを育てることもないので、その分の預金はあるし。

 

でも、「よーし、とりあえず見学だ!」と思っていくつか新築中古マンションを見てみたけど、何をどう調べていいのかまったくよくわからない。

新築現実的に見てローンが通らなさそうなのと支払いが大変そうなので考えておらず、今住んでいるところの近辺地域での中古かなあという感じ。

今住んで居る場所新宿渋谷など都心部まで電車で1.5h程度。素人なのでまったくわからんが、今後の土地価格は下がることはないのでは?みたいな条件は揃っている。

しかし、「どこに注目したらいいか」「何を調べたらいいか」「お金面でどう慎重になればいいか」がまったくわからない。賃貸の家を見学するようなノリで見てまわるけど、多分それじゃダメじゃん。「何千万もかけて欲しいのか?この家???」って考えると、どこを見ればいいのだろう?

 

私は今まで実家以外は賃貸しか住んだことがない。車とかをローンで買ったこともない。なので「駅から距離はどうかな?」「窓の景色や陽当たりはどうかな」「光通信OKかな?」「今持っている家具が入るかな」「G出るかな…」程度の、一人暮らし賃貸さまの注目ポイントぐらいしか見学中に考えられないのだ。

賃貸か持ち家か」の論争が多すぎて、「マンション買うならこういう知識を蓄えろ!」みたいな情報自力で辿り着けない。何を調べればいいんだ。

ぎゃ〜たすけて〜。

 

地元友達は割と戸建てを買っている人が多く、残りは地元友達の大半は独身で気楽に生きている子がほとんど。

マンションを買いたい」みたいな人が周囲にいないのであまり身近な経験談を聞くこともできない。

なんとなく、2005年以降生まれマンションがいいな〜とかは思うけど、マンションを購入している方は買う前にどういう基準で選んだのだろう。

わ、わからん

あと、マンションとか見に行くと概ね誰もが男の方を向いて話すのもなんかイヤ。いいか?お前が愛想振りまいて話してるその男貯金ゼロから。なんなら恐らくローンも組めねえから。私が一人で組むから。頭金出すのも私だから。っていうのをわざわざ穏便に言わなきゃいけないのもなんかいや。御社に問い合わせしたのも、最初に予約取ったのも、予約者の名前も私だろうよ。なんで急にそっち向くんだよ。

一人で生きているときは「自分はサブ」みたいな見られ方することまったくなかったので、「あ、これ!SNSで見たやつ!」と複雑な気持ちだ。

2024-02-06

anond:20240205154759

え?今って「海外旅行に行った」くらいで「実家が太い」判定なの?

自身おっさんなので時代の違いもあるが、俺の両親は生涯でただ一度の海外旅行新婚旅行ハワイで、家族旅行として海外に行ったことは一度もない。俺自身も30越えるまで海外旅行なんて一度もしたことなかった(今でも仕事の都合以外で海外に行ったことはないが)。

それでも俺の実家世間標準からすれば(太くはないかもしれないが)かなりマシな方に位置付けられると思うよ。

2024-01-06

金銭的な価値観がまったく合わない恋人暮らしている。

私はかなりの倹約家だ。

社会人になってから十数年。「貯金をしなかった月」というのがほとんどない。収入がある度、その一部をエンヤコラと積み上げ続けて来た。

実家暮らし契約社員給与が13万ぐらいだった頃も、エイヤ上京して月給18万(額面)で月6万ちょいの部屋で一人暮らしを頑張っていた頃も。

「金がない、ああ金がない、もっといいブランドの服やメイク用品を買いたいし、いい店でいい酒を飲んだりご飯を食べたりしたい」といくら思っても、貯金を一切しないという選択肢を取ったことがほとんどない。思えば、学生時代アルバイトでもそうだった。「収入を使い切る」ということがまずない。

恐らく、生まれ育った家が世間的に見てトップクラス貧乏だったので、節約貧乏暮らしには慣れっこだったからだろう。

数年前、妹が一人暮らしを始めたとき「ねえ、家にあるのって全部お店でいちばん安いやつだったんだね」と言っていたのが印象に残っている。

 

もちろん、結婚式などの出費が続いて貯金ができなかったタイミングや、スキルアップのために学校などに通って貯めていたお金を一気に十数万とか使った時期は一部ある。でも、どんなとき基本的年収2年分の貯蓄を目指して「何かあったときのための備え」というのをつくり続けてきた。

 

投資系や節約系の有名ユーチューバーさんたちが提案している技や生活費の考え方は、既に私の生活で取り入れいているものが多かったりする。

「ああ、やっぱり私の考え方って資産形成をする上で間違っていないんだな」と、まるでおさらいをするような気持ちでそれらを閲覧する。

動画コメントなどを見ると、「わかっちゃいるけどなかなか実現できない」「そもそも本質理解できていない」という人はかなり多いようなので、私は恐らく金を使わなかったり金を貯めたりするのが得意なのだと思う。私も動画とか出せば再生回数は伸びるだろうか。

 

20代給与手取り20万に満たないことがほとんどだったけれど、30代半ばを迎えた現在は平均収入ぐらいは手に入れていて、その内の3分の1〜3分の2は貯蓄や投資などに回しており、20代の頃は夢のまた夢だと思っていた額の資産が口座にある。

まあとは言え、私は独身子どもは当然いないし、賃貸暮らしなのでそりゃあこんなものだろうとも思う。結婚式して新婚旅行行って家の頭金払ってなければそのぐらいの資産はあるよという人は多いだろうさ。

 

 

一方で、一緒に住んでいる恋人はかなりの浪費家だ。

付き合った直後は貯金が数十万しかなかった。働き盛りで仕事上司に取り入るのも得意な彼にとってそれは、「十分な備え」だったようだが。

けれども、付き合った直後に死ぬか否かの大病に罹ってしま貯金は完全ゼロに。

 

治療が終わった今は仕事も復帰し一緒に暮らしているのだけれど、とにかく放っておくと月給をほぼすべて使い切ってしまう。

 

同居当初に「毎月食費をこれだけで収めて、貯金をこれだけ二人でしようね」と話していたけれど、「今月少ないか貯金なしでいい?」みたいなのが何度か続き、あるときふと共有の貯金通帳を見たら私がいない間に勝手に引き出していた。当然ブチ切れた。その他にもいろいろあった。CICにも問い合わせを強いる出来事もあった。何度も何度もブチ切れて、泣いて、沈黙して、「いっそもういいや!」となっても、そのたびに彼は「頑張る」といって、私と一緒にいたいと言う。やっかいなのは、ほんの少しずつだけど改善は見られてきていることだ。ほんの少しすぎて何度もブチ切れるのだが。

 

別れるか?別れないか?ずっと押し問答を続けている。お金問題シビアだ。とは言え、自分そもそも自分で稼いだ金で生きる」のが好きだし、誰かに養ってもらうとなると恐らく窮屈に感じるので相手自分の分だけしっかり収入を得ていたらそれでいいのか?という気持ちにもなる。

 

とは言え、金がないのは世間的にはダメとされている。資産がなければ社会的信用も、選べる人生選択肢薄っぺらい。一人で好きに生きるなら好きにしてもらっていいが、誰かと人生を共にしたいなら、改善はしてもらわなければいけないと考えている。

ただ、私は一般的に見て倹約しすぎる節があるとも理解しているので、彼に自分と同じ水準になれとまでは思わない。

彼が一般人から見て相当な浪費家であると同時に、私は一般人から見て相当な倹約家だからだ。自分と同じ(例として収入の半分を投資に回す等)を強いれば、彼以外の人だって苦しさを感じるだろう。

 

逆に、私がもし彼から「オレと一緒の感覚になれ」と言われたらジゴクのように感じる。それはきっと彼だって同じ。大切なのはお互いの歩み寄りだ。

 

でもふと、彼と生活をしていると、例えばRPGゲームなどをプレイしていると、彼の生き方プラスに働く場合も時にはあるなと思う。

ゲームをすると、私は貯めたアイテム武器いつまでも使わずに起き続けている節がある。保守的生き方と似ている。結果、敵を倒すスピードは遅い。

一方で彼は、貯まったアイテムはすぐに何か別のものに変えてスキルアップし、武器をどんどん使ってどんどん強くなっていく。彼の方がRPGクリアするのは早い。

なんなら武器もなんかカッチョイイ。みみっちい感じでゲームが進む私は、なんか地味。武器もかっこわるい。

私は私でゲームを楽しんでいるけど、もし閲覧者がいたとして、どっちのプレイが見たいかと言えば断然彼の方だろう。

 

ゲーム現実では次元が違うけれども、私の生き方は彼から見れば「お金がせっかくあるのに使わずにひたすら貯めてどうするの?目的もないのに?」という信じられない行動をする人なのだろう。

 

私もある意味そう思う。投資知識をある程度身につけた今でこそ、「老後資産にする」や「親の介護資金」というほんの少し具体的な目的があるけれど、以前は「お金を使うのがもったいないから貯金する」というスタンスだったように思う。「お金を使わない人生趣味です」とも言えるのかもしれない。それは、果たして幸福なのか?と言われるとわからない。不安を取りのぞくために貯めているという感覚が近いのかもしれない。恐らく私は、死ぬときいちばん金持ちタイプだ。

 

彼がもし「お金が貯められない」病だとしたら、私は私で「うちにはお金がない」病に呪われているようにも感じる。

 

両極端だからこそ、どっちの価値観も学び合って、ちょうど半分ぐらいになれたら、いいんじゃないかなと思う。

私は、彼の考えなしで破天荒性格は嫌いじゃない。安定志向で恐がりな私に「自分一人では絶対に見れない景色」を見せてくれるのが彼なのかもしれないと思って、一緒にいる。

 

「金遣いの荒い彼氏」というのは、非常にキケンだ。そのままでは、老後はのたれ死ぬしかないだろう。

いざというときはいだって別れるんだ。その気持ちは常に持ち続けている。

でも、彼と私が力を合わせれば、「お互いに自分一人では辿り漬けなかった、ちょうど間の人生」が待っているのかもしれない。

 

そう思ってなんとなく一緒に暮らし続けているけれど、もういい年だし、まあやっぱり、金銭感覚があう人と暮らせてる人はマジでいいなと思う。

みんな金銭感覚とかどうやって合わせているんだろう。恐らく、ぴったりあう人同士で暮らせている人の方が少数だろうな。

2023-12-29

世の中にはブライダルローンというものがあるらしい。

結婚式指輪新婚旅行資金を借りるためのローンとのこと。

自分が出せる範囲で慎ましくやればいいのに借金してまでやるってのは金銭感覚が壊れてるなぁと思う。

2023-12-26

anond:20231226121817

ブライダルローンってなんや?と思って調べたら結婚式新婚旅行借金なんやな…

身の丈にあった結婚式にしとけばいいのに、借金してまでそんな見栄を張る感覚理解できないわ

2023-12-19

年末ジャンボ買った

7億円当てるぞーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

100万でもいいから当てるぞーーーーーーーー!!!!!

7億円当てたら何したいか

まずは残りの奨学金さっさと返す

新婚旅行結婚指輪資金にして、妹の大学学費も払ってあげて、23区内の治安の良いところ(+学区の良いところ)に家を買って、実家リフォームして、私のおばあちゃんも夫のおばあちゃんも高級老人ホームにいれてあげたい

残りは投資と、将来生まれてくるだろう子供のためのお金と、両親の老後の資金にする

仕事は大変だけど辞めずに続けるんだ、もちろん今より働き方はセーブするけど

みんなは7億当たったら何する?

年末年始楽しみだね

2023-12-14

anond:20231214212940

結婚式新婚旅行の事ね

不妊女性の方がずっと多いのでどうやったって男女逆にはならないよ

それくらいはさすがに書かなくても分かると思った

したくもない結婚式に大枚はたいた

フォトウェディングがよかったけど、旦那義実家がどうしてもしたがって揉めに揉めてやらざるを得なかった

新婚旅行旦那希望海外 100万くらいかかった

本当に欲しかった家具とか家電は一つも買えてない

家のこともまだ考えられない

不妊治療始めたけど、医療費は全額私の口座から払ってる

結婚したけど全然理想通りの生活を送れてない

なんか馬鹿らしくなってきたな

なんで私だけお金払って不妊治療してるんだろう

旦那子供欲しがるから病院行きはじめたけど、もうやめようかな

やめる理由が見つかって少しほっとしてる

旦那が非協力なせいなら私のせいじゃないか

子供はほしいけど、その前にまず自分幸せって思える生活をしたい

2023-12-03

医局ヤバすぎ

うちの医局ヤバい

何がヤバいって、シフト勤務を謳ってるPICU医局員がろくに病院に来てない。多分規定に引っかかるくらい。そのくせ医局派遣の外勤に行く、明けに高額バイトに行くとかやりたい放題。

当然それ以外の医局員の反感を買ってるけど医局長と教授はどこ吹く風。俺達のやり方に文句言うんじゃねえ状態

女医は全体的にやる気がなくて早く妊娠して当直抜けるレースに入ってる。当直免除かつお腹張るんですぅーって言いつつ新婚旅行と称して妊娠中に海外行ったり。旦那も止めろよ。

事件が起きたら陰キャ医局員がやったんだ!あれもこれもそうに違いない!って噂流して喜ぶクズ多数。そいつを追い出して退職予定だった問題児を引き留めて短期留学に行かせるとかやりたい放題。意味わからん。それで僕は惜しまれながら開業するけど教授の厚意で外来ます!とか狂ってる。開業中に大学で勤務してていいわけ

医局終わったわ。

2023-11-25

anond:20231123092038

結婚本決まりして親への挨拶だの式場だの新婚旅行だのが具体化してるなら一回「真面目な話」をする場を設けたら?

お互い遊んできただろうけど結婚するからには浮気不倫はなし。みたいな。どこから不倫か、男を含む複数人会食はOKだがふたり食事NG、手つなぎ・キス等の接触はもちろんNG…とか。

一緒に子供希望するか、それならいつごろか、いまのうちに検査だけでもふたりでしておくかどうか。借金はあるか、何か懸念のある親類はいるか。etc

そんな具体的な話に進んでないのにグダグダ言ってるなら知らん。さっさと別れるかプロポーズするかしろ

2023-10-26

義姉の犬の飼い方が気に食わない

まずペットショップで80万円する犬飼っててバカくせぇとなった。

ティーカッププードルアプリコット女の子じゃないと嫌なの!だって

ティーカプップードルなんて犬種はいません。

ただの栄養失調です。可哀想な犬。

ペット業界の闇とかツイートたことないんか?

彼氏同棲開始と同時に飼い始めて、80万円は折半だそうだ。

縁起でもないけど別れた時どうするんだよ。

付き合いたての脳みそ花畑状態ペットを飼うなよ。命だぞ。

義姉も彼氏も犬のことは溺愛しているようではあるが、なんか方向性が間違っている。

犬のことが好きなんじゃなくて、犬を連れてる自分が好きなんだろう。

「お出かけは基本犬連れていけるとこじゃないとダメからリサーチが大変!子連れなみに制限あるよ~」なんて言って色々連れまわしている。

多分犬は家で寝てた方が幸せだと思うよ…。

9月のまだまだ暑い時期に海に連れていく!と言っていて、

わず「それは早朝とかに…?」と恐る恐る聞いたら「海着くのは昼過ぎかな~!」と。頭抱えた。虐待だろ。

やんわり注意したが、「海風が吹いてこの辺より涼しいらしいよ!」と。

知らねぇよ。義姉の暴走を私に止めることはできなかった。ごめんな可哀想な犬。

せっかく海連れて行ったのに波を怖がって全然だった~!と後日譚を聞かされて気が滅入った。

日が照る日中に歩かされた砂浜はさぞ暑(熱)かっただろう。

訳も分からず連れていかれた海はさぞ怖かっただろう。可哀想な犬。

犬を昼間に散歩させるな!ってツイートたことない?

子供はほっとけないけど、犬は別に半日留守番くらいできるだろ。

アクセサリー感覚でいろいろ連れまわしてやるなよ。可哀想な犬。

その後、犬を折半して飼った彼氏とはとんとん拍子で結婚に至ったのは何よりだが、

結婚式はグアムで挙式!新婚旅行ヨーロッパ!その間、犬はペットホテル!とのこと。

少しの外出にもわざわざ犬を連れまわすのに、1週間ペットホテルに預けるのは平気なんだな、と笑ってしまった。

犬がいるなら旅行するなよとは思わないけど、海外旅行したいなら犬を飼うなよ。全部落ち着いてから飼い始めればいいのに。

私も猫飼いたいな~とは思っていても、どうせいずれ子供産んで気軽に外出できなくなるんだからペットを飼うならそのタイミングの方がいいか、なんて考えて控えているのに。何も考えないって楽でいいな。色々自分言い訳してペット飼うのに踏み切れない私の嫉妬なのかな。

義姉夫婦の不注意で犬が死なないことを祈る。

2023-10-16

結婚式に行ったら死にたくなった話

元先輩の結婚式に行ったら何だか惨めで死にたくなったので思いの丈を書き殴りたい。本当はこんな文章を書くこと自体時間無駄なことは分かっている。でも他のどんなことを考えても、どうしても忘れられない惨めさなのだ。今回ばかりは、気持ちの整理が全く付けられなくて、はてな匿名ダイアリーに頼りたいと思う。

登場人物は2人。

私(25)既婚

Aさん(28)既婚、職場の元同僚。私より先に結婚し、婚姻届けを出してから1年後(私の後)に式を挙げた人。

Aさんは結婚と同時に退職した。私はその頃、結婚式の準備を進めつつ、結婚に向けて動いていた。私が婚姻届を出していなかったのは『挙式日結婚記念日にしたい』という思いからだった。やがて私が式を挙げ、2週間後にAさんからLINEがきた。

『私もあの式場で結婚式することにしたよ♥ 招待するね(ぴえんの絵文字)』

え?なんで?

結婚式場の数は限られていることは分かっている。でも、職場の元後輩である私と同じ式場で数ヶ月後に式を挙げること、そして私を招待できる神経が物凄く図太いなと思った。(私は絶対にできない)「パクられた」とかそんな生易しい感情じゃなくて、『私の思い出を上書きされる』という、強烈な拒絶の意思が沸々とわいた。しかも、その日はちょうど私の誕生日当日で、誕生日に合わせて新婚旅行スケジュールを組み始めていたので、その点も狂った。その時は「まだ航空券を取っていなくてよかった」と思ったが、今となっては新婚旅行理由にご祝儀だけ渡して欠席すればよかったと強く思っている。最初に感じる心の違和感自分感情を軽んじたらいけないなと思った。

それはさておき、そんな人の結婚式に参列してとても惨めになった話が今回の本題。あくまでも私を成仏させるために書く文章なので、分かりづらかったらすいません。というかこんな記事誰も見てないだろ。

禁止事項のお姫様だっこをしていた

私はウェディングドレスの形状上、「腕を大きく上に上げたり、お姫様だっこはしないでください」と事前に注意されていた。(オフショル部分のレースに伸縮性がなく、繊細なため)これは私が特別ではなく、皆さんにお願いしていることだとも。(私の名誉のために言いますが、Aさんは私より一回りほど太ましい体型をされている)

Aさんも私と同じブランドドレスということは聞いていたが、オフショルレースデザインまで丸被り。それなのに、堂々とお姫様抱っこをされていた。

だってお姫様だっこ写真を撮りたかったのに、私と夫が真面目すぎたの?と悲しくなり、その場で泣いた。いたく感動している人に見えたようで、新婦のお母さんからは「ありがとうねえ」と言われたが違う。さらに会場も盛り上がっていて、悔しくて惨めな気持ちになった。一生に一回のことだからって何でも自分たちの好きなようにしていいの?

ゲストがウェイ系

大学生を呼んだのか?とでも言いたくなるようなノリで、ゲストの層が私とは真逆だった。バルーンアートを作って知らないゲストの頭に被せたり、そのバルーンを割ったり、テーブルに置いてあったペッパーミルを持って、他のテーブルゲストのお肉にかけて回るとか…もっとインパクトの強いこともしていたが、特定されそうなので控えたいと思う。

私の結婚式記憶が汚いものに上書きされて辛い。

③私よりゲストが多い

私より15人ほどゲストが多くて正直悔しかった。

④会費が高くて演出が豪華

私より3000円会費が高いことも腑に落ちていなかった。が、私がやらなかった演出フラッシュモブジャズ生演奏 等)を入れていてまあ引いた。

私は、結婚式は完全に新郎新婦自己満足のものだと考えている。参列側にとっては金銭的な負担が重く、丸一日かけて他人結婚強制的に祝わされるという、時間負担も重いものから。だからこそ、演出必要最低限にして、なるべく会費は安くしようとしたし、その上でゲスト1人につき1000円だけだけど、私たち負担した部分はあった。演出の分、料理予算をかけた。

でも、私より3000円高いくせに料理は最低ランクドリンクオプション付けていない、でもやたら演出が入るという矛盾を私は料金表を見て知っているから、すごいむかついた。ここまで承認欲求に素直になれることが逆にすごい。

⑤白々しいサプライズが多い

3回(フラッシュモブ含む)サプライズがあったけどくどくない?特殊サプライズだったので詳細は伏せるけど、最後新郎サプライズプロポーズして終了、新婦号泣。なにこれ?インスタ映えの詰め合わせみたいな結婚式でめちゃめちゃむかついた。

エンドロールにほぼ新婦しか映っていない

新婦ピアスを付ける、グローブを付ける、頭にティアラを載せる、靴を履く、ブーケ越しの笑顔ファーストミート手紙を読みながら泣く新婦ゲスト写真を撮る新婦。間に申し訳程度にゲストの姿が差しまれ最後新婦笑顔(ドアップ)で終了。なにこれ?

こういう指定をしていないと出来上がってこないような、新婦feat.新郎with親族、時々ゲスト みたいな仕上がり。なんなん?

引き出物クッキー5枚だけ

プチギフトだろこんなもん

私の会費と綺麗な思い出返せ。

帰り夫が車で迎えに来てくれて号泣。撮った写真動画は早々に送り付けて全て消したし、席次表も席札も式次第も全部捨てた。もう一生関わることはないし、記憶から抹消したくてLINEアカウントを消して仮想的に自殺した。

結婚式に行ったら死にたくなった話

元先輩の結婚式に行ったら何だか惨めで死にたくなったので思いの丈を書き殴りたい。本当はこんな文章を書くこと自体時間無駄なことは分かっている。でも他のどんなことを考えても、どうしても忘れられない惨めさなのだ。今回ばかりは、気持ちの整理が全く付けられなくて、はてな匿名ダイアリーに頼りたいと思う。

登場人物は2人。

私(25)既婚

Aさん(28)既婚、職場の元同僚。私より先に結婚し、婚姻届けを出してから1年後(私の後)に式を挙げた人。

Aさんは結婚と同時に退職した。私はその頃、結婚式の準備を進めつつ、結婚に向けて動いていた。私が婚姻届を出していなかったのは『挙式日結婚記念日にしたい』という思いからだった。やがて私が式を挙げ、2週間後にAさんからLINEがきた。

『私もあの式場で結婚式することにしたよ♥ 招待するね(ぴえんの絵文字)』

え?なんで?

結婚式場の数は限られていることは分かっている。でも、職場の元後輩である私と同じ式場で数ヶ月後に式を挙げること、そして私を招待できる神経が物凄く図太いなと思った。(私は絶対にできない)「パクられた」とかそんな生易しい感情じゃなくて、『私の思い出を上書きされる』という、強烈な拒絶の意思が沸々とわいた。しかも、その日はちょうど私の誕生日当日で、誕生日に合わせて新婚旅行スケジュールを組み始めていたので、その点も狂った。その時は「まだ航空券を取っていなくてよかった」と思ったが、今となっては新婚旅行理由にご祝儀だけ渡して欠席すればよかったと強く思っている。最初に感じる心の違和感自分感情を軽んじたらいけないなと思った。

それはさておき、そんな人の結婚式に参列してとても惨めになった話が今回の本題。あくまでも私を成仏させるために書く文章なので、分かりづらかったらすいません。というかこんな記事誰も見てないだろ。

禁止事項のお姫様だっこをしていた

私はウェディングドレスの形状上、「腕を大きく上に上げたり、お姫様だっこはしないでください」と事前に注意されていた。(オフショル部分のレースに伸縮性がなく、繊細なため)これは私が特別ではなく、皆さんにお願いしていることだとも。(私の名誉のために言いますが、Aさんは私より一回りほど太ましい体型をされている)

Aさんも私と同じブランドドレスということは聞いていたが、オフショルレースデザインまで丸被り。それなのに、堂々とお姫様抱っこをされていた。

だってお姫様だっこ写真を撮りたかったのに、私と夫が真面目すぎたの?と悲しくなり、その場で泣いた。いたく感動している人に見えたようで、新婦のお母さんからは「ありがとうねえ」と言われたが違う。さらに会場も盛り上がっていて、悔しくて惨めな気持ちになった。一生に一回のことだからって何でも自分たちの好きなようにしていいの?

ゲストがウェイ系

大学生を呼んだのか?とでも言いたくなるようなノリで、ゲストの層が私とは真逆だった。バルーンアートを作って知らないゲストの頭に被せたり、そのバルーンを割ったり、テーブルに置いてあったペッパーミルを持って、他のテーブルゲストのお肉にかけて回るとか…もっとインパクトの強いこともしていたが、特定されそうなので控えたいと思う。

私の結婚式記憶が汚いものに上書きされて辛い。

③私よりゲストが多い

私より15人ほどゲストが多くて正直悔しかった。

④会費が高くて演出が豪華

私より3000円会費が高いことも腑に落ちていなかった。が、私がやらなかった演出フラッシュモブジャズ生演奏 等)を入れていてまあ引いた。

私は、結婚式は完全に新郎新婦自己満足のものだと考えている。参列側にとっては金銭的な負担が重く、丸一日かけて他人結婚強制的に祝わされるという、時間負担も重いものから。だからこそ、演出必要最低限にして、なるべく会費は安くしようとしたし、その上でゲスト1人につき1000円だけだけど、私たち負担した部分はあった。演出の分、料理予算をかけた。

でも、私より3000円高いくせに料理は最低ランクドリンクオプション付けていない、でもやたら演出が入るという矛盾を私は料金表を見て知っているから、すごいむかついた。ここまで承認欲求に素直になれることが逆にすごい。

⑤白々しいサプライズが多い

3回(フラッシュモブ含む)サプライズがあったけどくどくない?特殊サプライズだったので詳細は伏せるけど、最後新郎サプライズプロポーズして終了、新婦号泣。なにこれ?インスタ映えの詰め合わせみたいな結婚式でめちゃめちゃむかついた。

エンドロールにほぼ新婦しか映っていない

新婦ピアスを付ける、グローブを付ける、頭にティアラを載せる、靴を履く、ブーケ越しの笑顔ファーストミート手紙を読みながら泣く新婦ゲスト写真を撮る新婦。間に申し訳程度にゲストの姿が差しまれ最後新婦笑顔(ドアップ)で終了。なにこれ?

こういう指定をしていないと出来上がってこないような、新婦feat.新郎with親族、時々ゲスト みたいな仕上がり。なんなん?

引き出物クッキー5枚だけ

プチギフトだろこんなもん

私の会費と綺麗な思い出返せ。

帰り夫が車で迎えに来てくれて号泣。撮った写真動画は早々に送り付けて全て消したし、席次表も席札も式次第も全部捨てた。もう一生関わることはないし、記憶から抹消したくてLINEアカウントを消して仮想的に自殺した。

2023-09-11

妻との価値観が合わない【追記あり

妻との価値観が合わない。

結婚するまでは散々妻のわがままに付き合ってあげた。

プロポーズクリスマスイヴに、ロブションでハリーウィンストン婚約指輪を渡し、アマンに一泊したいという妻の希望をすべて叶えてあげた。親に借金までして叶えてあげた。

結婚式はグアムで挙式した。

僕は都内で友人も招待した結婚式を挙げたかったが、妻はあまり友達が多くないようで、海外家族のみの挙式をしたいと言って聞かなかった。

年明けには妻の希望オーストラリア新婚旅行へ行く予定だ。

賃貸お金を払い続けるのは馬鹿馬鹿しいので、この夏にマンションも購入した。

結婚儀式関連を概ね終えて、いい加減腰を据えて貯蓄をしていこうと思い、まずは共有口座にお互いの貯金をまとめようと言ったら拒否された。彼女と僕の貯金額が不均衡だから不公平だと。僕の貯金彼女に比べて少ないのは前述した彼女の願いを叶えるために散々捻出したせいだ。

それなのに独身時代貯金は別々がいい!と。これは私が自由に使うお金だ、と言って前もティファニー20万円くらいするネックレスを何の相談もなく買おうとしていて喧嘩になった。

もう結婚して、僕という伴侶がいるのに高級なアクセサリーやらデパコスで着飾る必要はないんじゃないか?もう少し地に足をつけたお金の使い方をしてほしいと伝えたが、結婚前と態度が違う、後出しジャンケンだ、モラハラだ!と一方的にキレて彼女実家(電車20分ほど)へ避難して行った。

本当に話し合いが出来ない化け物で辛い。

追記:

何でそんなにわがままを聞いてしまったんだ、とコメントを頂きましたが、女性にとってプロポーズ結婚式は憧れとか理想が色々あるものだと思います。実際妻は「こうして欲しい!」「こうしたい!」っていう希望がかなりハッキリしており、そこで妥協があったら今後の結婚生活で何かある度、「希望通りの結婚式やプロポーズをしてくれなかったくせに」と思わせては可哀想だと思い、できる限りのことをしてあげたつもりです。それってそんなに責められることですか?

夢を叶えてもらったんだから結婚したら僕に尽くしてあげようと思うのが普通じゃないですかね。

ま、なんかあっても貯金1200万ぐらいあるから

給与の一部をかならず貯金する習慣と、

給与が上がっても多少しか生活水準を上げない習慣を続けていたら、

なんかいつのまにか貯金が1200万以上貯まった。

 

おおよそ200万(実際の投資額はそこから2〜3割減ぐらい)ぐらいは

投資信託やら株なので来月とか数十万ぐらい変化している可能性があるけれど、

今日だけの話で言えば間違いなく1300万以上資産がある。フハハハハ。

 

2020年コロナ真っ最中ときに700だか800万だかの現金があると気づいてから投資とか始めたけど、

そこから500万以上貯まっているの我ながらすごいな。

20代の頃は年収ずっと200万円台とか400万以下だったのに。フハハハハ。

まああれだ。私は30半ばの独身なので、

純粋に「同世代の人が結婚式して新婚旅行行って家の頭金払って車買って維持費払って子ども産んで育ててる(早口)」の分が

そのまま貯まっているだけなんだけれどさ。

 

しかし、貯金はいい。「ま、何かあっても貯金1000万以上あるし」と思えるからだ。

 

一緒に暮らしている恋人は、経済ニュースを見るのが趣味のようで(特に政治面世界情勢)、

そうではない私のことを経済オンチだと小馬鹿にしてくる。

が、私は今日株価とかドル値を知っている。私が登録している証券口座はその気になれば新聞だって見られる。

おまえは基本スマートニュースだけだろうフハハハハ。

 

その気になれば、いつだって恋人を捨てて引っ越しだってできる。

私は共有家具をすべて放置しても最悪すぐに買い直せるが、

こいつは人生ほとんど貯金をしてこなかったし今もほとんどないか引っ越しもできない。フハハハハ。

 

今の私の年収は500万円台ぐらいだけれど、これだけ預金があれば頭金もそれなりに出せるはずで、

ひとりでマンションとかだって場所・規模によるが何とか買えるはずだ。

恋人は私よりも年収が少ないのでローンだって組める額が少ないはずだ。

その気になればいつだって捨ててやるぞ。フハハハハ。

 

親が持っている土地だって

本人はもう自分のために売って私たちにのこすつもりはないらしいが、

仮に急逝したら私だけが相続税払えるはずなので私がひとりじめだ。

 

噂によると親が祖父から相続したとき相続税が1400万ぐらいだったそうだから

まああと数年あれば十分それが払える額ぐらいは貯まるだろう。

まあまあい土地だし、手に入れれば時期によっては

現金スッカラカンになるかもしれないが以降は夢の不労所得だフハハハハ。

 

ただ、私は貯めることは知っていても使い方をあまり知らない。結婚もしてないし、子どもも育ててない。

二人暮らしではあるものの月々の生計は基本ひとり分(完全折半)だし、

贅沢はもちろん好きだけど、穏やかな日常の方が私的には好ましい。

今ある年収で十分おつりが来るぐらいの生活で十分なのだ

 

そもそも、親の年金が少なすぎるということで(どっちもろくに働いていないからな)

「何かあったとき介護費用を援助できるように」ということで若いからコツコツ貯めたから、

預金自分のために使うという発想があまりない。

なんのために貯めているのだろう。フハハハハというためにだろうか。

 

今のところ、恋人貯金しない癖を自分サポートするつもりはまったくないので、

何をしても基本ワリカンの我が家だけれども、それが正しいのかはわからない。

実際、年収の少ない方のパートナーサポートをする人は多いはずだし。

まあ、恋人は私よりも年収が倍あったときも使いまくっていたそうだから基本放置するつもりだが。

 

お金がある程度あれば、

今後何か起きても「フハハハハ」と人生選択肢を多く取れるのでお金があるのはいいことだと思う。

投資すると必然的経済状況とかもある程度は見えてくるしね。

 

だけど、お金があることだけで幸せかといえば、別にからない。

恋人お金全然ないけど、多分彼はいざというとき選択肢があることなんかより、

今あるお金を使わないで欲しいもの我慢する方がよっぽど意味わからんのだろうしね。

から見たら、私のほうが不幸せものなのだろう。

(もちろん私の貯金額など知らないだろうが)

 

「フハハハハ」と言えることは、余裕ではあっても、幸せかどうかはわからないものだ。

彼と一緒に部屋で過ごしているときニコニコ過ごせている時間の方が、

通帳を見つめている時間株価確認している時間なんかよりよっぽど楽しいし。

 

今、彼と金感覚があまりにも合わないので

「このまま付き合い続けていいのか」を悩む日が増えているので自分の考えを書き殴ってみたけれど、

やっぱりまとまんねーや。あーあ。

 

2023-09-10

新婚旅行モロッコに着いた初日東京都会社員男性(34)と会社員女性33)は、マラケシュ旧市街ホテルで休んでいた。

https://digital.asahi.com/articles/ASR996S7ZR99UHBI01B.html

眠りにつこうとしたそのとき、「ドンッ」という衝撃があり、ミシミシという音とともに1分間ほど大きな揺れが続いた。

2人は枕で頭をおおったが、男性は「ホテルが崩れて死ぬ」と思った。

まさか、こんなことになるとは」。旅程は約10日間。

被害の少ない場所を探して回る予定だという。

迷惑にならないように今すぐ帰国すべきでは

2023-09-04

結婚出産金掛かりすぎわろた

この春、いわゆるデキコンをして、もうすぐ子供が産まれる。

ざっくりかかったコストを列挙しておくので参考にどうぞ

2023-08-27

anond:20230827093838

なぜ3ヶ月かというと、それくらいに嫁が楽しみにしているイベントがあるんだよね

それは私の協力がないと絶対に行けないやつなので、どうなるか楽しみ

昔の実績だと、新婚旅行の1ヶ月前くらいにいきなりキレて無視をしはじめて旅行前日に「旅行どうんだ!」とキレながらまたキレた

結局旅行はいったが、あの時にすっぱり離婚しとけばよかったと今でも後悔している……

2023-08-14

生涯独身不安要素

近年、日本における生涯未婚率は上昇しており、男性生涯未婚率2022年28.3%となったそうだ。これは50歳時点で婚姻歴のない人の割合を示したものなので、現在20代が50歳になる頃にはこの数値が更に上昇していることが予想される。

さて、私は23歳で、今年度末で大学卒業する大学生の男である結婚について考え始める事はまだ早計だとは思うが、今まで女性との交際経験はないほか、性格面でも容姿面でもいわゆる「非モテ」に分類されるような人間である事、他にも、食べ物の偏食が激しい、就職後も実家暮らしの予定であり一人暮らしの人と比較して自立した生活力が低いなど、総合的に考えて結婚に向かない要素が多く、約3割の人が生涯未婚となる社会において自分が7割の結婚できる側の人間だとは到底思えない。

そのため、生涯独身で生きていく覚悟をする必要があると考えたが、それに対して漠然とした不安もある。そこで今回は、その不安言語化してまとめるため、この記事執筆した。

生涯独身で生きていくにあたって、大きく分けて3つの不安がある事に気づいた。

まず一つ目は、年齢を重ねてから後悔する可能性があるという事である

結婚には「適齢期」があり、歳を取ると結婚する事は難しくなる。そのため、若い間は独身である事を気にしていなくても、一般結婚が難しくなるとされる30代後半以降になってから、「若い頃に結婚しておけばよかった」と感じ、後悔してしま可能性がある。

生涯未婚で過ごした場合、仮に自分結婚していたら幸福になっていたかどうかというのは全く分からない。そのため、隣の芝は青く見えるという言葉のように、結婚している人が羨ましくなったり、結婚しなかった事を後悔する可能性が高いと危惧している。

二つ目は、ライフイベントの少なさである

結婚した場合新婚旅行結婚式、子育てといったライフイベント経験する事になるが、結婚しない場合にはそういったイベントがなく、非常に平坦な人生となる事が想定される。もちろんその方がラクという見方もできるのだが、少々つまらない人生となってしまう事は否めない。

もちろん一人で趣味を楽しんで過ごすということもできるが、趣味には飽きがくるだろう。

また、人間は、年齢を重ねるにつれて、自分が楽しむよりも他者を楽しませる事に充足を感じるようになるように思う。そのため、家族を持って、配偶者子どもを楽しませるような人生を送った方が、充実した人生になる事が予想される。

三つ目は、老後に対する不安である

私には母方の祖母と父方の祖母がいるが、いずれも子に非常に頼っており、高齢者家族支援無しに生きていくのは非常に難しいのではないかと感じている。

高齢者家族の勧め等無しで自ら老人ホーム等に入居するというのはあまり想像ができない。かといって、一人で暮らしていれば、加齢による生活力の低下でいずれは限界が来るし、突然倒れても誰にも気づかれないといった危険性もある。

あいにく、私には兄弟どころか従兄弟もおらず、老後に頼れる親戚が存在しないため、生涯独身で過ごした場合の老後に対する不安が大きい。

生涯独身で過ごすにあたって、三つの不安点を挙げた。

私はこの記事執筆する事で、生涯独身に対して漠然不安に思っている事を言語化する事ができ、少しスッキリした反面、これらの不安と付き合っていかなければいけない今後の人生に対して憂鬱に感じてしまった。

これらの不安点の払拭方法や、その他の助言などについて、ぜひともコメント意見いただきたい。

2023-08-03

まれから30年間、海外に行ったことがない

どうやら新婚旅行カナダオーストラリアに行くことになりそうなので、

覚悟を決めて英会話スクールに申し込んだのだが周りから

旅行だけのためにそんな事しないよ!?

と仰天された


正直、こっちもびっくりだよ

海外日本より格段に危険、何があっても自己責任、しっかり準備して行くのが当然

とか言うじゃん

しろ

変圧器買ったり、現地でSIMカード手に入れたりとかの準備力もそうだけど、

大前提として発想力がないとその準備自体そもそもできない

ってことをしっかり出来るようなアンテナ高い人達英会話ガバガバ状態でレッツゴーできることが衝撃だ


この準備すること、しなくてもいいことのバランスってどうやってとってる?

現地でスリされたら、交通事故にあったら対処や連絡をどうしようとか不安でいっぱいなんだが

2023-07-28

社会的強者男性金持ちから結婚しまーすw大金結婚式開きまーすw」

社会的強者女性イケメン金持ち彼氏結婚しまーすw大金新婚旅行しまーすw」

子供が生まれ

社会的強者男性女性「私達は弱者!国と社会独身もっと私達に優しくして!」




これもういい加減やめよう

妊婦病人じゃないんだよ

2023-07-18

anond:20230718172926

ひっかかった点

元増田東京一人暮らしマンだというけど同棲もしないで結婚とは、しっかり生活営める予測がついてるのか?

 遺伝によりイラつくと台パンしださないか田舎千葉でも)に家建てられる程度に稼ぎと通勤耐性があるのか?

・「大きな音と怒っている人間が苦手。」で披露宴をしてそもそも大丈夫なんか?母ちゃんや親戚が耳がとおかったら司会のマイクやら音楽もそこそこ大きめに入るやぞ、耳栓検討してもええんちゃう

たばこ、酒は他の人にも禁深酒・禁煙でやるやろ?ウィズコロナで食べるとき以外はマスクもさせるんちゃうの。顔も見えない声も聞こえない煙もアルコール臭もさほどただよわせないただのおっさんがそんなに怖いか

・親父の家は持ち家なん?(遺産放棄する必要性懸念

・「父親にも、直接ではなくても結婚報告くらいしときな」に賛成。幸せな家庭を築くことが唯一「親父に元増田人間として勝ててた」ってマウントとれる部分だし、はがきくらい出せば。ただし差出人の住所は不明よさげ

結婚時に戸籍別に建てれるんだし本籍地適当皇居千代田区霞が関1-1-1)とか、いざというとき手続きの労をとりやすいとこに移動してええやで。

相談者ってだれ。元増田

パフェはたべたきゃ嫁と食え

・「勝手戸籍から抜けたらいちゃもんをつけてくるかもしれない」←これは完全にナンセンス。両性の合意結婚したら勝手に抜ける。それが子供というもの

 なお戸籍からぬけても相続放棄したことにもならない(まあ借金ありそうだからした方がよさげだが)

・「逆に、今学費分を返納したら父親になにをしてもいいのか?」←ダメだけど?まあ父親として子に学習させる義務義務教育)は果たしたんやろ。

 そしたらもう他人(まあ知り合い)。他人に何してもいいという考え、おかしいし怖いよ。

・「「子どもとしての責任」ってなに?」←義務という意味ならとくにないよ。できれば孫の顔みせるとうれしいね、とかそんくらい。

・「報告したとして「相手の顔見せろ、結婚式に招待しろ」となったらそれにも従う必要があるのか?」

 ないね。ただ「きてもええけどおまえお祝儀100万もってこれるんか?まわりみんなそれくらいもってくるで?」てフカシこいとくのはおもろいかもな。

 金ありそうならタカ理由にはなるしそれで新婚旅行豪遊とか食洗機とか妊娠中の生活費とかでぱーっ!と使ったら、

 あいつ、なんか他人にしちゃええやつやな、うるさいけど。くらいに思えるようになるんちゃうか。

・「母親が~最初からそう言ってくれれば受け入れられたが、まるでこちらが異常者みたいな流れで進めようとするやり方が気に入らない。」

 そのへんは全く判断できない。おまえがそう思うんならそうなんだろうよおまえんなかではな。ただ、たぶん自分他人結婚式んときくらいはちゃんと振る舞った男の記憶があるんだろう。今もそうかはママにきけ。

・「過去清算なんて必要ないし、こんなことで清算できないと思う。当人が忘れたり、逃げたりすることで一種解決としたい場合はそれを尊重しても良いのではないか。」ええやで~。両性の合意しかいらんよ!

・そんな長期間の別居って立派に離婚事由なんだよね。だから実質離婚した親としてあつかっていいとおもう。

 母親にはなんか事情があったんだろう。(戸籍みてみたら、もしかしたら父親からみて自分たちのほうが後妻や愛人だったりとか?)

 まあ母親だって恋する若い女だった時期があったんだろうし、じじばばの意見を29歳の子供なんて守らなくてもいいよ。新生活に専念しな。

2023-07-12

父が死んだ。葬式もした。

喪主ではないし長々としゃべっても飽きられるだけだからここで自分の整理がてら、書いておこう。

父という人間のことはなんといって表現していいかいまだによくわからない。というのは母が強烈すぎるからである

 

父は1940年代まれ日本人男性である出身地は西の方の川沿いの豊かとはいえない田舎である

6番目の息子である工業高校に通うために下宿がてら養子に出されるまでは、兄の一人に小遣いや親の愛を搾取されていた。

 (おそらくそのせいで自分へのいじめにはとてもドライであるいじめが嫌いだし、「ズルイ」という言葉も苦手である。)

工業高校卒業後は、工場のあった景気のいい化学メーカー就職した。読書が好きで(速読で)すこし本で勉強すればペーパーテストはたいてい受かる。

職場ではじまった国内留学のような制度の初年度生にえらばれて会社のカネで大学化学科に進学した。

学費の足りない分や生活費は賭けマージャンで補っていたという。のんびり無口なくせにダマテンかメンタンピンか即降りの雀風である

趣味登山で、安くて黒いカメラも一応持っていた。(父が人生もっともイケイケだった時代かもしれない)

そこで一学年年上にあたる女性出会った(大学では同学年)。九州で育って浪人して偏差値で選んで入った教育学部にいた女性は、はきはきとしゃべり美人笑顔が気さくだった。

怒るとまくしたてて手が付けられないが、おこっていなくても気を許した人間の前では延々とラジオのようにしゃべっている。

話すうちに多少の脚色も入って来る。それを父はわかっているのだがいちいち訂正しない程度にはおおらかな父と女性は気が合ったようだ。

1960年代?の大学には学生闘争が(東京でとくに盛んに)あった。田舎大学にも多少の余波はあったが、両方とも危うきに近寄らずで敬遠していた。

父は卒業化学企業にもどり、女性は数か月だけ「印刷会社腰かけ事務職」をして寿退社初任給洋裁用ハサミと広辞苑を買ったという。

二人は親へ挨拶をすませ神前式結婚式をあげた。新婚旅行国内)ではパンタロンネッカチーフなど流行の服をきたイケメンの父が観光名所の立て札の前でまぶしそうに笑っている。

1970年代。m市の社宅に二人暮らし妊娠。里帰り出産でまるまるとふとった増田を生んだ。ぴかぴかの母の笑顔は(そのころまだモノクロ写真しかなかったので)モノクロームである。(追記:よく考えてると写真現像紙の質が悪くて色褪せてただけで新婚旅行出産も一応カラーだ)

夏だが一般家庭にはクーラーがないころだ。産院にはあったそうだが、おくるみでぎっちりくるんだ写真をみるに母には赤ん坊を薄着にするという考えがなかったようだ。

(なお増田は今も超絶汗かきである。失うはずの汗腺が全部残っている)

二人目もm市在住で西に里帰り出産した。このとき増田も母実家に連れていかれた。

このころ叔父浪人してから医大に入って実家から通っていた。叔父マンドリン部に入ったといって増田になにかを弾き語りしてくれた。あと本好きの増田学研漫画植物百科を買ってくれた。

三人目を生む前に父は関東のk市に転勤になった。おそらくこのへんで、父は化学から離れたようだ。(父、転身)

というのは、データベースで父の名を探したことがあるのである。染料の特許論文かに1-2件だけ名前があってぷつりと途切れた。

というわけでk市で三人目が生まれた。そうして5人乗り自家用車を買っていろんなところにつれていってもらった(なおそのころベビーシートはない)。

だが車内で父はタバコを吸った。車内はひどい匂いでひどく揺れ、子供たちはぐったりしていたし従兄弟などはゲロを吐いたこともある。あまりいい思い出はない。

(母は父に「ニヒルなくせに私にだけやさしい大人男性」というイメージを抱いていた。一時期はタバコ容認~勧めたことがあったようだ。実際は父のほうが年下で気弱ですらある)

そうしているうちに二人目がアレルギーという未知の病気にかかって(そう、1980年代にはアレルギーによる気管支喘息すら新規だった。父も母も本を買いあさった)、

そのころの(無鉛ガソリンとも限らない)車の排気ガスアレルギーのもとだ、という説にすっかり怯えてしまい、「もっと田舎っぽい場所に家を買いましょう」となった。

とはいえ社宅だって、そこそこ郊外で、隣は竹の子がとれる竹林だったのだが。

まあ、3人の子育ての忙しさの中で狭い金魚鉢みたいな社宅でのハイソ自慢、愛され自慢だの、昇進自慢に母が飽き飽きしたんだろう。

1980年代、父はチバラギの片隅に土地を買って家を建てた。

そこで知ったのだが父はいつのまにか一級建築士になっていたそうだ。意気揚々と自宅を設計現場監督がてら家族をつれてわくわくとみせにいった。

(このへんで、のこり全部の西にいる親類から東京叔父さん」と呼ばれはじめる。後日つくば万博ディズニーランド成田への前泊などで宿をお貸ししたこともあるようだ。)

お礼にとめてくれる親戚をたどってお盆に西をめぐったこともあったがそう回数は多くない。いつも核家族の5人が一緒であった。

 

増田と父と電車記載を削除)

 

そのあと増田はなんとか就職して、ひきとめたがる母親喧嘩しながら「自分の金で」一人暮らしをはじめ、あまつさえ恋人ができたというと、

母が「空の巣症候群」というやつでいろいろとヒステリックになりはじめた。

子供が「いやもう自分大人から口出しをするな、するなら人生最後まで口出しする覚悟しろ恋人よりよい伴侶候補がいるならいますぐつれてこい」とブチ切れてやると、

父親に「ウエーンくやしい!」と子供のようになきついていた母を思い出す。

その後も「恋人を家につれてこい紹介しろ」というからそのとおりにしたところ「こんにちははじめまして」の二言目に「うちの教育方針は!」とはじめたのでみんなでドードーしたのをおぼえている。

子供教育することが母の生きる目標だった。母には並列処理はできないのである教育となったら教育だけをするのだ。

「もういいか子供にかかわらず好きなことをしな」というと……。

しばらくしてようやく、母は広い庭をいじりたいから、もう一軒家を建てて引っ越すといいだしたのだ。

庭で草花をそだてていれば嫌なことはすべてわすれられるという。

父は母のことを浪費家だと数度指摘した由来はこの辺にもあるとおもう。

(ほかにファッションや作り付け家具など、彼女なりの「上質な暮らしイメージを達成するために骨身をおしまなかった母だ。

今で言う「お値段以上」なのだろう、「モノはいいモノだから3人の子供に使うのならこの値段は惜しくない」という言葉を母から何度も聞いた。

学校の縄跳びなんか子供向けのすぐ切れるプラスチックじゃなくてボクサーが訓練に使うようなものをもたされ重かった。)

母にしてみれば教育費を払いきれたのは自分の塾のおかげもあり、父はケチだというのである。どちらが正しいかは…。

ところがしばらくすると、父自身が肺の難病にかかった。タバコは肺にはよくないということはわかっていた。

父は早期退職制度で、ただ社外顧問で数回きてくれればという職だけをのこして闘病に入った。

幸い年金ももらえる。子供への仕送りもぱったりとまってお金には余裕がある。

郊外というよりもはや森の中を切り開いてつくった庭の広いおしゃれハウス建築中)は、たちまち父の療養ハウスに方向転換となった。

手すりやら風呂やら改築し、母は断捨離をし、こだわりより健康を優先し…。

そこで難病なのに20年も生き延びたのは確かに母のおかげであろう。

 

ただ母はだんだん父が自分より弱い生物になりさがっていくことがなかなか納得できなかったようだ。

母にとっては子供庇護すべきで、父は母を庇護すべきだったのに、すべてが逆転してしまったのだ。

母の癇癪は昔からものすごく、感情の嵐の生のままの奔流であって、いうことがよくまとまっていない。

Aといった直後にいいかえすとじゃあ反Aだと躊躇なく言えてしまう。もちろんきっかけはあるのだが。

母がなんでタバコを吸ったの!と責めて、理由をはっきりいわないと納得しないので父は「母も勧めたではないか」と言い返すのではなく「社内政治に参加するためだ」と説明した。

「なんで私を浪費家だというの!」「なんで感謝してくれないの!」には、

それぞれ「幼少より母の愛に飢えていたため」などの適当理由がつけられ、反省書となった。

反省書はなんども日記にかきつけられ、こどもたちへも父がこんなに反省したとメールで送った(母もいつでも読めるようccつき)。

まるで自首後の犯人動機を言えと迫る刑事のようなやり取りである。さしずめ母は愛情刑事であった。

 

この「なんで」期の母は2人だけの蜜月のはずがいきなり愛情が枯れ果てたかのようなふるまいをしたので子供たちにも影響があった。

あるときなど増田が呼び出されて母と東京カフェであった遠かったねよく来たねの二言めで「今日ね、おとうさんをいじめてきたの」というのである

どのように苦しめたか。それがどれだけ自分の恨みを買った人間の正当な末路なのか。話はじめると30分以上いきつぎもしないでとうとうとやる。

増田や父は、そういう手の付けられない母をどうしていいかいつもわからないで黙っている。

ただただ、ああ、となりのテーブルの客が居心地悪くて逃げたなあときときょとしながら口をはさむ隙を探す。

まるで楽園のなかの地獄であった。

やめてくれ。あなたたちは善良で努力家で思いやりある人間だっただろう。泣きたかった。

カフェの次は庭園つきフランス料理で父もいるときニコニコと「お父さんに遺言をかかせたの。私に全部残させるって」というのである

増田遺産も愛も父からはあたえられない子供になったのだと、増田当人にむかって心から嬉しそうにいうのである

理由を聞いてほしかったようだが「ふーんそう」というのがせいぜいだった。

後日やっぱり何十回もしつこく聞かされた。あれもこれも、…、わたしケチといわれたのよ!!父は母に愛情がない!

父は平謝りするしかなかったらしい。

増田ボケがきたか気がくるっているとしかおもえなかった。

でもその場で諭そうにも耳も悪い。

「その話は今聞きたくない」と穏やかに告げるとまるっと無視された(なんなら常にセリフを母にカブせられているし慣れてるけど)。

もう一度はっきり言うと「え?」といわれ、もっと大きい声でいうと「大きな声を出さないで!心臓がどきどきする!」と泣き出すのである

補聴器をすすめたけど、ぼわんぼわんして不快だとつけたがらない。

それに庭に出ている間も補聴器をつける必要がない(むしろつける必要がないから庭がすき)だから悪くなる一方だ。

子供たちは私を味方してくれない、おとうさんばかり味方して、おとうさんがだましているからだ!ということで本当に手が付けられなかった。

  

でも素直な母は、父をいじめるだけではなくまっとうに、増田子供たちに直接説得も試みた。

ところが増田子供がうまれて送迎などで忙しいのに、携帯業務用)に電話をかけることがつづいたのである

運転中は出られない。うるさくて運転に集中もできない。ガチャギリするしかない。それでもかけてくるのでやむを得ず「固定電話にかけて」と携帯ではブロックをした。

このことは増田子供の送迎がいらなくなりガラケーアイフォンをのりかえるまで続いた(のりかえたときブロックは解除した)が

ボケ?もとから機械音痴?の母は下の兄弟増田の伴侶に「増田ちゃんわたしブロックしたの!解除するようにいって」と何年も頼み続けた。

   

父はじわじわと悪くなった。3年に一回ほどのペースで入院するたびに母から死にそうな声で「おとうさんが入院したの、もうだめかも」といわれて子供たちが全国から新幹線などでとんでいった。

父は母に「浪費家だ」といったことを老後一生かけて平謝りし続けた。

酸素マスクが一日中必要になっても、下の世話はしないからと母にいいわたされると一回30分かけてでも一人で家のトイレにいった。

母はトイレにいく父の血中酸素モニターが鳴る音だけはよくきこえたらしくて「いつもピーピーうるさいから本当に止めさせたかった」のだそうである

かにもブザー音がなると死んでいるかもしれないし、地震があると停電したら酸素送風がとまってしまう。そうすればすぐに酸素濃度がさがって窒息死だ、ということで不眠ぎみであったという。

なるほど不眠であれば気が狂うほど老々介護はつらいだろうというのはさっせられた。

途中で増田は「あなた(母)はもう後期高齢者だし、父はさっさと介護認定を受けるべきだ。他人を入れろぜひ入れろ、入院介護施設はないのか」とアドバイスをしたりもした。

父も早く「介護認定を」といえばよかったのだが母だけに甘えていたかったのかもしれない。

母親認識は古くて「介護認知症施設にいれられ毎朝チーチーパッパと歌わせられる」というなんかアレな印象しかなかったのだが、

父も「自分=強い=介護うけられない」とおもってた節がある。いいコンビだよあんたら。

まあ、実際、肺病で介護認定がそんなに高くなった父という存在チバラギ地方では珍しく、認知症むけばかり取り揃えられている施設からは選びづらかったようだ。

 

母は一度、「もうすべてをほうりなげたい。お父さんなんか死んで良い」と増田ドライに告げたので増田市役所を通じてケアマネに緊急電話をした。

実際病状がすすんでいるのも理由にあったようだ。

父は身の回りを手に取ることすらおぼつかない。あれをとって、かわりにこれを置いて、の命令の繰り返しの24時間。そりゃ気が狂う。

頭がはっきりしているだけに介護をうけておきながら「あの礼状は出したか」などと口うるさいこともこまごまという。

ケアマネ介入後はデイステイのできる施設をいくつかめぐって、母に介護休暇をあたえ父の入浴はステイ先で複数人介護をうけることにして解決となった。

  

他人の手が入ったあとはなんとか母の忍耐がたもったようだ。

ラインでこまめに連絡をとると、お互い聞き取れない・聞いてもらえない長話のストレスと徒労感も解消された。

コロナのおかげで世の中全体が肺病に警戒しており、

ストレスのたまった母親の消費欲やお出かけ欲も「コロナは怖いから」と唱えるだけでだいぶ抑制された。

母はユーチューブをおぼえた。

コロナワクチンふたりともいち早くうけられた。怪我の功名である

 

増田の残りの二人の兄弟子育てに忙しい中でガス抜きに付き合ったらしい。なんとか二人の生活はつづいた。

  

そうして2*年の闘病、*年の介護認定酸素マスク、90日の入院のあげく父は体重が半分になって逝去した。

母は感情が高ぶると耳が全くなにも聞こえなくなるので、増田葬式の打ち合わせに逐一ついていってすべてをメモにして渡してやった。

 

父がなくなって重荷が下りても母はやはり理不尽であり、やはり葬式相談のあとにも爆発した。

かねて希望していたように「全部の遺産を母の元に相続させつつ凍結などの不愉快事態にさせない」ためにはなるべく資金を動かさないほうがよいのに、

はいます資金をすべて自分の口座に動かそうというのである

それなら司法書士とか頼んだ方が楽だよというと、母の感情は爆発するのである。「高いでしょう!?」3万でいける「デモデモダッテ」。

今すぐにでもATMにいってお金おろしてあつめたいというのである。(父は箪笥貯金を高額な葬式分くらいはおいてあったし互助会にも入っていたか葬式費用ではない。)

なぜと問うと、「子供たちに私からお金を送りたいから」。はあ~~~???だよ。じゃあ法定相続割合でよくない?父もそれが一番簡単からのぞんでいたんでしょう。

anond.hatelabo.jp/20230712024305

2023-07-03

anond:20230703201654

この話にはいくつかの矛盾や疑問が見受けられます

1. 病気発見から半年も経っていないのに、医師があと2年ほどで死ぬ見立てるのは早すぎるように思えます。通常、病気の進行を正確に予測するためには、より詳しい検査や経過観察が必要です。

2. 葬儀会社へ行って自分葬儀の話を聞くという行動は、病気の診断から半年も経っていない段階で予想外であり、現実的ではありません。

3. 夫が結婚指輪結婚式新婚旅行がなかったことを後悔しているとありますが、この話ではそれらが具体的に関係してくる理由や背景が明確にされていません。この部分について詳しい説明必要です。

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