はてなキーワード: 断捨離とは
これ読んでてよくわからん買ったんだけれど、増田も断捨離あんになっちゃいけなかったのか?
人のものを勝手に捨てる(というか、売り飛ばす)のがOkなんだよね?
そして、勝手に捨てて^H^H^H売った後に、涼しい顔して「余計なものがなくなって、暮らしやすくなったでしょ?」なんてかますのOkなんだよね。
まず増田の大事なものを全部家族に内緒にしているトランクルームなり、貸金庫なりに隠せ。
それから、まずはそのBBAの家の高そうなもの全部車に積んで古物商に売り飛ばせ。
それでもって、「余計なものがなくなって暮らしやすくなったでしょ?」って言ってやれ。
次にいつも使っているものを全部捨ててやれ。
「執着がなくなってすっきりしたでしょ?」って言ってやれ。
BBAはそれだけのことをしたんだと思い知らせてやれよ。
K殺沙汰にされたら、お前もこれまでに何やられたかをぶちかましてやれよ。証拠取ってるんだろ?
...とまあ、無責任に思った。
家が狭いからとっておけない、が口癖だった。
しかし、子供が小学校の図工で作ってきたものを当日にゴミ箱に入れるのはどうなんだろうか。
本人によると「ほこりかぶっていつまでもそのままなのは、みすぼらしいから」らしい。
学校の制服も、卒業式の日にスーパーのレジ袋に入れて捨てられた。
図工の作品も制服も、それほど思い入れがあるわけではなかったが、当日にゴミ箱直行はさすがに切なかった。
オチはない。
なりそうというか今の所ほぼ確定だけど(慰謝料とか財産分与で揉めている)
元々義母が断捨離依存症で、しかも自分の持ち物じゃなくて他人の物を捨てたがる厄介なタイプ。
妻や義姉、義父なんかも度々被害に遭っていたそうだ。(例えば妻は子供の頃からおもちゃや漫画本、CDなんかを勝手に捨てられていたらしい)
それでも妻が実家にいた頃ぐらいは義父や義母方の義祖父母(結婚した時には既に亡くなっていた為面識は無い)が叱れば
ある程度は収まっていたそうだが、義祖父母が亡くなり、義母も定年退職した頃ぐらいから悪化していった。
妻や義姉が実家に置いてあった学生の頃の思い出の品から義父の若い頃からのコレクション等を勝手に処分したり
義姉宅に甥っ子の世話をしに行った際に義姉夫の私物を勝手に売り払ったりする様になった。
当然義母との関係は悪化し、義父は仕事の資料(退職後に始めた法律関係の仕事)を義父が外出した隙を見計らって
わざわざ業者を呼んで処分、帰宅し呆然としている義父に「きれいになったでしょ?これで下らない事(仕事)を辞められるね」と言って大喧嘩になり
仕事にも影響が出たのもあって、結局熟年離婚になった。(計画的に始め老後の資産をしっかり築いている仕事の何が「下らな」かったのか、最後まで分からなかった)
義姉も義姉夫に「あの人(義母)と縁を切らなければ離婚」と言われたらしく絶縁状態に。
人の物は勝手に処分するにも関わらず自分の趣味の物は殆どゴミの様なものですら取っておくタイプらしく、
義実家はちょっとしたゴミ屋敷になりつつある。(生ゴミとかは無いが、とにかく物が多い状態)
ここまでくると断捨離依存症というより別の何かしらの依存症か障害なのかもしれない。
妻自身も義母には呆れつつも、人が良い性格(と以前は思っていた)なので見捨てきる事は出来ないと
「あなたは一切関わらなくて良いので義母と私は付き合っていきたい」
「もう二人(義父、義姉)にも見捨てられてお母さんも反省しているし、これ以上悪さはしないと思うから」
というので、内心縁切って欲しいとは思いつつも(実際に提案したが、猛反発された)見逃してしまっていた。
先日、夫婦で午前中から出掛け、夕方過ぎに自宅に帰ったら自分のPC類が殆ど無くなっていた。(メインPC、サブのノーパソ、会社貸与のPC)
何故か外付けハードディスク類は無事だったが、ゲーム機やソフト、保管していたサブで使っていたスマホも無くなっており、顔が青くなって警察を呼ぼうとしたが、妻に全力で制止された。
「もしかして、お母さんかもしれない…」と。
何でも、何かあった時の為にと、いつの間にか(無断で)合鍵を義母に渡していたらしい。
何でそんな事を!泥棒に鍵を渡したの!?って怒り、妻も母を泥棒呼ばわりなんて酷い!と喧嘩になったが
結局義母に問い正した所、義母が「良かれと思って」業者を呼んで「処分してあげた」事が判明した。(ついでに妻の漫画類なんかも処分されていた)
翌日、急遽休みを取って買い取り業者に連絡を取った所、まだ売り払われてはいなかった。
「こういう事よくあるんですよ~」と他人事の様な面で話していたが、既に売買契約は行われている上に一部は既に販売中で
購入されたものもある、そちらはこちらが「何とかしてあげますので」とりあえず買い戻して下さい、
身内の事なんで賠償等はそちらでやって下さい、ウチには一切関係ありませんといった態度。
相当揉めたが、警察まで呼ばれて、結局どこの誰かに売られるよりはマシと全て買い戻す羽目に。
買い取り価格2万ちょっとの会社貸与のPCが(普通はそんなに安くならない)市場価格として10数万で買い戻さなければならなかったり
非常に悔しい思いをした。業者も半ばグルみたいなものとすら思っている。一発で業務のPCだと分かるので、完全に足元を見られていた。
総額で数十万払わされた。
妻も今回の事で頭にきたと、母とは絶縁も考えると怒った態度を見せていたが、俺は義母に対してと同じぐらい妻にも不信感を抱いていた。
何故断捨離依存症である義母に合鍵を無断で渡していたのかと責めると、母は唯一の肉親だし…もう反省してると信じてたし…と言い訳。
そして俺が義母を泥棒呼ばわりした事を持ち出し、あなたも暴言を吐いた訳だし、私も反省してるから、もうこの件で喧嘩するの止めよ?
と何故か被害者面をする始末。
自分は妻に対し、自分のPC類も勿論だが、特に会社のPCを無断で処分しようとしていたのがもう致命的に無理だと。
仮に会社のPCを紛失していたら、重大なインシデント案件で、良くて減給処分やもう絶対出世出来ない程度のペナルティ、
最悪情報漏洩で一発解雇や慰謝料請求もあり得ると。今回は何とか買い戻したが買い戻せなかったら大変な事になっていたと。
だからこそ自分は怒っているのに、何故理解してくれないのかと説明したが、
妻は「だから何でそんなに怒ってるの…?」とキョトンとした感じだった。
買い戻したお金については「私が働いた分のお金から少しずつ返せば良いんでしょ!?それで満足なんでしょ!?」と逆ギレする態度。
もうこの人間とこれ以上夫婦関係を続けていくのは、完全に無理だと思った。
ここからはもう想像だが、妻の所持品で義母に処分されたのは、何年も前に買って読んでそろそろ処分しないとね、となっていた本。(それでも本棚から一斉に消えていた光景には驚かされたが)
妻もノートPCやゲーム機、iPhoneやタブレット等を所持しているが、それらは一切無くなっていなかった。
本当は、事前に「断捨離」に義母が来る事を分かっていて、妻が自分の物は好きにして良いと生贄に差し出したのでは無いか。
疑心暗鬼だが、疑わざるをえない。信頼関係は完全に崩壊した。最早義母だけでなく、妻も敵だ。
で、今は妻は義実家に(嫌々ながら)帰り、慰謝料や財産分与(妻から慰謝料と多額の財産分与を要求されている)で交渉中。
恐らく弁護士挟む事になる。そうなると弁護士費用だけでなく婚費も嵩むだろうな…と暗澹たる気分。
俺からすれば、泥棒に追い銭をやる様なもので、こんな事の為に働いてきたんじゃないと悔しくて仕方が無い。
どうも妻は、自分の夫が社会的に死にかかる程の危機に直面していた(しかも自分が原因で)という事を、イマイチ理解していない様だった。
後でそれとなく聞いた限りだと、義姉夫妻も最初は義姉が「そこまで怒らなくても…」という態度だったらしく、そんなものかと呆れている。
義姉夫は高価な私物をやられてしかも殆ど戻ってこなかったらしく、相当しんどかったと嘆いていた。
それでも再構築したのは、義姉夫が出来た人だったというのもあるだろうし、子供の存在(特に親権)も大きいと思う。
恐らく性別が逆だったら、即絶縁しなければ離婚、そうでなくても絶縁して離婚して慰謝料払え、という意見が圧倒的多数だろう。
こちらかしたら警察に突き出してやりたいぐらいのどうしようも無い人間を(どうせ民事不介入で大した事にはならないだろうけど)
身内という理由で事が起こるまで擁護し続けたのは、申し訳ないけど義母の育て方が悪かったとか、妻自身の育ちが悪いと言わざるをえない。
悪い事を悪いと認識出来ない、異常な身内の危険性を認識出来ない、あまつさえ自分から関わりを持とうとする、
身内の罪は大目に見ろとパートナーを責め立てるというのは、もう決定的に人間として信頼出来なくなる言動だった。
その事も伝えたが、どうにも妻はイマイチ理解出来ていない様だった。
妻は「自分がやった訳じゃない、母がやらかしただけなのに、何で私が責められるの!?」と。
男が社会的に死ぬ、という事はどういう事なのか、(自分も生活に多大な影響なのに)どうにもリアリティが無い様子だった。
あまり言いたくなかったけど、女性の社会性が低いと言われるのは、こういう所なんだろうな…
<追記>
自分でも言葉が過ぎてると思うけど、本当に妻という人間には嫌気が差しているので、憤りが隠せなかったのでしょう。
お互い信頼関係を築いていた、と思っていただけに、ある意味義母よりも憎さ100倍だ。完全に裏切られた。
勤務先であった実際のケースで、ある社員が手癖の悪い身内に業務用スマホを盗まれ売却されかけた事件があった。
その社員は結局、クビにこそならなかったが役職は降格になり(表向きは別の理由)、50代になっても
元の立場には戻れず平社員のまま、定年になる見込み。情報漏洩は例え未遂でも業種的にも会社的にもあってはならない出来事。
そんな末路を見ていて、すぐ馬鹿正直に報告は出来なかった。
どうせインシデント案件になったら今の立場は終わるのだから、何とかリカバリーしなければと必死だった。
買い取り業者も「似たようなケースはたまにあるので」と言っていたので、恐らくある程度分かっててやってる可能性が高い。
他のPC含めフォーマットはされていなかったのは不幸中の幸いだと思うしかない。証拠が無いのが非常に悔しい。悪質な業者ではあると思う。
義母の行為が断捨離かどうかは自分も甚だ疑問だが、義母本人が「断捨離」と、義父や義姉が「あいつは断捨離依存症だ」
他人の物を勝手に処分したりするのも断捨離の一種なのだろうか。正直よく分からない。
妻に関しては、元から「女ならどうこう~」とか「女なら◯◯は分かる、理解出来る」という言い方をよくしていた。
裏を返せば「男には◯◯の事など分からない」という事。
そこに何となく違和感はあったが、言葉使いの問題だろうと見過ごしてしまっていた。
「女なら(自分のやった事を)分かるんでしょ?理解出来るんでしょ?」と。
俺的には慰謝料請求して離婚したいぐらいだが、情もあったので離婚はしたいが慰謝料は請求しない、財産分与もきっりちする、
という旨を告げると、自分はパートしかしてないしそれじゃ生活に困る、あなたから離婚を言い出したのだから財産分与は勿論慰謝料も請求する、
そもそも私は離婚する意思など無いのだから今の所離婚する気は無い、生活費は毎月◯◯万振り込んで欲しい、と告げられ、さすがに呆れた。
母とは絶縁する、とも言っていたが、現状義実家にいるらしいし、仮に百歩譲って復縁した所で完全に絶縁出来るのか疑問しか無い。
もう全く信用出来ない。「絶縁」という言葉の意味をよく理解していないのでは?とすら思ってしまう。
この事件が起きるまでは普通に気立ての良い性格だと思ってたのに、一皮剥けたらこれだよ。
上の分には書かなかったけど「あなたが働いてまた稼げば良いじゃない!」という発言もあった。
数十万稼ぐのにどれだけ努力して気を遣いながら働いていると思っているのか。
その一ヶ月分前後の手取りになるまでに、どれ程の気苦労を積み重ねてその地位を得られたと思っているのか。
新宿のタワマンで女性刺され死亡 逮捕の男は2年前にストーカー容疑:朝日新聞デジタル
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASS583T1CS58UTIL016M.html
>ストーカー扱いされてるけど、結婚を約束して金引っ張った上で別れ話してるみたいなので詐欺かな。別れ話が拗れたから女がめんどくさくなって男をストーカーにして警察に相談したんでしょ
>何したら何十回も刺されるほど恨まれるんだよ。ホストに貢ぎまくって借金作ってる奴に救いの手が差し伸べられるならこのおっさんも助けられて然るべきだったのに。
>1000万取ったら相手をストーカーとして訴えて、それで大人しく諦めると鷹を括ってたんだろうな まぁ人を舐めてたらこうなるってこった コロコロされても仕方ないわな 来世に期待しよう
> 『ストーカー案件』というより「頂き女子に貢いで騙された」と「趣味のプラモやアイドルグッズを断捨離させられた(もうこの先の人生空っぽ」の合わせ技(事件まえ木内容疑者は大切にしてたバイクやクルマを売却
はてブって様変わりしたよな
ゴールデンウィークですね。
私は、前半の4月27日~4月29日は、親族の法事があり、福島県まで行って来ました。
4月27日の早朝から高速道路の渋滞を予測して、前日の深夜から福島に移動しました。
シャワーを浴びて4時半に就寝、7時に起床して大浴場で汗を流し、朝食を食べてから9時ごろお寺へ移動。
!
10時からの法事で、お坊さんのお経が始まったころには眠気との戦いで大変でした。
何とか我慢して、お墓で焼香等を済ませて、親族の自宅に集合して皆で精進料理を食べました。
親族からアルコールを勧められ気を良くして飲んだところ、一気に眠気が襲ってきてそのまま爆睡でした。
それから、その日の夜に近くの居酒屋で故人を偲び、食事会をして昔の話で盛り上がりました。
翌日、渋滞しない時間に移動したつもりでしたが、結局、高速道路で大渋滞にはまって2時間半の移動時間が4時間半の運転になり、疲れ果てました。
あ~温泉に行きたいです。
ゴールデンウィーク後半は、自宅の不用品の断捨離でもして近くの銭湯にでも行って、のんびり過ごす予定です。
後半、旅行される方は渋滞情報をチェックしながら早めの移動がベストです。
国内、海外旅行をされる方は、ウイルス感染しないためにもマスク着用をお勧めします。
細川徳生
アニメやコミカライズだけ見てた場合、作画コストを考えたら馬や乗り物なんか出したくない、徒歩で済ませるものは徒歩で、となると思う
というか、たぶん最大の理由がそれ…なるべく人間だけ描いて終わらせたい
登場人物たちではなくアニメーターや漫画家などの作画スタッフが断捨離したいんだろう
そのほか
スローライフ推奨はテレビ番組でやってる、国や自治体も宣伝してる、ゲームでもヒット作多数、というか「異世界のんびり農家」なんて台詞で出てくるのがダッシュ村だし、やってるのは「あつ森」だし、メジャーな素材を拾って作りましたとしか言いようがない
あと、田舎といってもそこそこ規模の地方都市在住なら農業なんて無縁なので「あこがれのスローライフ」は普通に娯楽として消費するよね。「地方都市在住なら自動車必須」という話と営農とは、分析対象としても描写対象としても全く重ならない…「乗り物の描写がない…スローライフに憧れ…これは完全に一致!」という発想こそ都会的発想では
吐き出すところがないからここで書く。
私はワーキングファザーである。可愛い娘たちのために仕事を限界まで犠牲にして、家事も育児も保育園送迎も全てこなしているという自負がある。
もちろん妻も頑張っている。お互い仕事をしながらギリギリの生活を成り立たせている素晴らしいパートナーである。
だが、そんな妻に対して不満を感じてしまうことはある。一番大きいのは夜の家事である。妻は寝かしつけからそのまま寝ることが多く、そのあと私は家事や残った仕事をする。日を跨ぐまで仕事をした後でも夜家事は私がやるし、妻が飲み会の時も私がやるし、自分が飲み会の時でも、当然私がやる。
妻にとってはこの分担がデフォルトらしい。週に一回でも妻が夜家事をすれば、「私もやってるし」と強く主張する。残り全てを私がやったとしても、だ。
私が不満を顔に出した日には、「そんな不満だったらなんかやるけど」と言葉を残して寝室に消えていった。名もなき家事が散乱しているというのに。男女が逆であればインスタ炎上案件である。
しまいに、仕事を終えて0時過ぎから夜家事をしたため翌朝起きられなかった時には、「早く寝なよ」との言葉を頂戴した。だったら家事をやってくれ、あなたは子どもと同じ9時間睡眠だろう、という言葉が喉元まで出てきたが、日頃のサラリーマン生活のお陰で耐えることができた。
また、夜家事におけるゴールが妻と私ではだいぶ違う。妻は食洗機と洗濯機を回せば良いらしい。私は炊飯器のセット、玄関の片付け、ゴミまとめ、ダイニングテーブルの片付けくらいは最低ラインだと思っている。この認識の微妙な違いもストレスを与えてくる。
まぁ、こんなしょうもない愚痴をここで書く時間があれば夫婦で話し合ったら、という意見もあるだろう。確かにその通りだ。書きながら私もそう思っている。ただ先述の通り、妻の自己評価は高く、そもそもゴール設定が違うため、なかなか議論が噛み合わないだろう。またこういう類の討論で勝ったためしがない。私もこんなにやってるのに、という自己評価を強化して終わるだろう。
いいんだ、私はこれを知っていて結婚している。実家暮らしが長い妻は家事をやってもらって当たり前だと思っていること、家事のスピードやクオリティがいまいちなこと、加えて妻は部屋の片付けや断捨離が苦手なこと。この辺りは理解した上で妻と生涯を共にする選択をした。そしてその選択は正しかったと言い切れる。つまり、こんな細かい家事分担の偏りは、私が黙って引き受ければいい。それで家族みんながハッピーなんだ。
なんだか取り止めもないが、書いてるうちに少しスッキリした。願わくばどこかで同じ境遇のパパ友ができて、数ヶ月に一回くらい愚痴を肴に酒を飲めたらなぁ、と願っている。
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オタクである増田の部屋は、本とグッズであふれかえっていた。段ボールやケースに詰め込んだだけの「整理」状態が続き、本棚の本は荷物に埋もれて取り出せない始末。レンタル倉庫まで借りて荷物を預けたものの、部屋はまたすぐに荷物でいっぱい。漫画や雑誌の最新刊は読めるが、一つ前の刊は読めない状態だった。
さすがにヤバいと感じ、断捨離を決意した増田。しかし、オタク特有の「これは価値がある」という思いが捨てられず、なかなか進まない。そんな時、Amazonで予約した商品が次々と届き、物価高の影響で財布がピンチに。一念発起、一気に整理を進めることにした。
最初は売り上げにこだわるあまり、写真撮影や説明文に凝っていたが、ある程度慣れると「写真より価格が全て」であることに気づく。ほとんどの商品は大体の相場が決まっているため、100円安く出品することで、次々と売れた。
手間がかかっても、グッズはセットより単品で出品するのがポイント。
・ 一気に欲しい人よりも、特定のアイテムだけ欲しい人が圧倒的に多い。
・セットの方が高く売れる場合もあるが、それは売り手の勝手であり、売れやすさを優先すべきだ。
出品しても売れないものは、まとめてリサイクルショップへ持ち込んだ。
・安く買い叩かれるが、処分の手間が省け、多少の金銭も手に入るため、メリットは大きい。
倉庫も含めたグッズの出品に半年、すべての売却・処分に1年かかった。
・その間にオタクグッズ以外の本や衣料品なども整理し、気が付けば空っぽの本棚と厳選された衣料品だけになった。
・10数年ぶりに広々とした部屋を手にして、増田は感慨にふける。
その後もオタク活動は続けているが、ライブで買うのはタオルやTシャツくらいで、ブラインド系は買わなくなった。
・本は購入しても、読まなくなったらメルカリで売るようにした。
・服は吟味して長持ちするものを買い、インナー等は一定数を買い直しするように心がけている。
・新しいものにも慎重になり、今まで好きだったものをメインに応援することで、使うお金も減った。
・新しい趣味を始めることもなくなり、SNSで友人たちの持ち物と比べて対抗意識を持つこともなくなった。
・年齢を重ねたことも影響していると思うが、ライブなどの経験を積む中で、物よりも経験を重視するようになった。