はてなキーワード: 文言とは
なんでこうミソジニストってミラーリングが下手くそなんだろうね
ミラーリングするなら「『スーツ姿の男性の尻や股間がエロ過ぎ』と言って生々しいイラストを描く」にしないと駄目じゃん
メロソンーダ🍉
@mask_watermelon
『眼鏡男子の魅力』の文言と共にイケメン眼鏡男子の絵がツイートされたとして
🤓「ボキのことエロい目で見てるとか女キショすぎやろ⁉️」
とか言い出す男がいたら
👩🏻「お前のことじゃねーよ💢」
って死ぬほど叩かれてると思うんですけど、現在Twitterでは真逆のことが起きています。
https://twitter.com/mask_watermelon/status/1774773249983107191
拙者DLSiteでCOMIC LOのバンドルセットを購入している者なり。
あのさあ、ロリをひよこって置き換えるのまずいよ。実物のニワトリのちいさいのとまざるのはもちろんよくないけどまあ文脈上ギャグですむかもしんない。
でもさ、ひよこクラブっていう真面目な雑誌の先達がいて、それの読者確実にロリエロ漫画見た瞬間に目が攻撃色になる人たちじゃんか。ひとごとじゃなくて自分のことになっちゃう人たち。
そっちに誤爆するような名前絶対ダメだと思うよ俺は。センスねえな。ほんとセンスねえよ。
だって痴漢の置き換えが秘密さわさわとかダサすぎる。せめて迷惑防止条例違反系とかにしろ。176条とかでもいいぞ。
まったくもう、検閲に対抗するなら3店方式みたいなことをやるべきだったんだよ。全部のキーワードを「検閲コード3」とか「検閲コード34」とかにして、変更前の文言はインターネットアーカイブさんのほうにあるかもしれませんねえとかすっとぼけておけよ。それだったら用語で誰にも迷惑かけないだろ。
目次
「弱者女性は理解ある彼氏に助けてもらえるからイージー」が弱者男性に流行っている文言である。
総務省によると、日本の人口は男性が62,110,764人,女性が64,815,079人らしい。
女性全てに彼氏ができたとしても、必ず余りが出る人数差である。
女の寿命の方が長いため一概には言えないが、少なくとも私は生涯で一度も彼氏ができた事はない。
だからと言って、「弱者女性はイージー」を簡単に否定できない。
女性が本当にイージーだからではなく、助けを求めるまでが違いの本質だからである。
弱男にあって弱女にはない辛さを同性以外が語るのは公平ではないが、イージーと断じているのだから多少は聞いてほしい。
聞く限りの弱男の辛さの大半は、強さを求められる性に起因している。
多く見られる意見は、モデルケース通りになれない弱男が異性・同性に攻撃にされる、弱者嫌悪を内面化してしまったために助けを求められなくなる、セルフケアの実感を感じにくい、などである。
まず助けを求める心理ハードルが高く、大事にされた経験が薄いため助けてもらえたかも実感できない苦しみは、男性の方が多いだろう。
SNSではパートナーがいる発達女性が圧倒的に多いため、なおのこと「お前らは助けてもらえるからいいよな」と思うだろう。
女全体がそうであると思われるのは納得いかないが、「パートナーいるのになにが弱者だ」くらいは独身の弱女側も思っているので否定しない。
女全体が助けてもらえると思うのも無理はない。
というより、見た目も扱いも弱男とほぼ変わらない。
助けを求めるハードルは男性より低いかもしれないが、求めたところで追い返されるのだ。
まず、性別は役に立たない。
男より髪が長く、胸が大きく、腰は細くて尻から太ももにかけて大きい。体毛は少なくて化粧をしている。
所作は男性より小振りでおしとやか。ほどほどに弱く、助けたくなる魅力がある。
おそらく弱者男性のイメージする「イージーな女」とは上記のような女ではないだろうか。
性別が分からないレベルで小汚い女を想像する人は少ないと思う。
髪を綺麗にのばすのも、痩せるのも、化粧も所作も知識と時間と金に恵まれなければできない。
逆に化粧してるけど髪ボサボサ、変なこだわりがあるせいで服装はトンチンカンだったり、
外見が乱れても気付かなかったり、とどこかしらで異様な雰囲気を醸し出す。
男と違ってスーツノーメイクは許されないので、どう足掻いても異常性がまろび出る。
スーツノーメイクで行っても死にはしないが、ほんとうに死なないだけである。
せめて体型さえ綺麗であれば価値ある女として見られるが、健康面の知識がないので不可能である。仮に知識があっても金がないので反映できない。よって体型も変になる。
女なので胸は膨らむが、栄養の偏りでただ太るかガリガリに痩せるかの二択しかないのでどちらにせよ美しくはならない。
女というより、典型的な弱男に近い外見になる。
感覚過敏で髪を短く切るしかない弱女もいるので、ますます魅力的に見えない。
こうなると本当に優しくしてくれる存在がいなくなる。
女は小綺麗という世間的イメージも強いので、小汚い女は異性からも同性からも嫌われる。
弱男に攻撃的な一般女性は多いが、弱女に攻撃的な一般男性も同じくらい多い。
本当に何も持たない弱女は、子どもの頃から「女としてありえない」を前提にした扱いを徹底される。
罰ゲーム告白の的にされる、無理やり身体を触られた挙句吐く真似をされる
女の服着るなよと制服を引っ張られる、髪や脚などが他の女と同じくらい露出してるのが気持ち悪い・風のせいできもい女のパンツが見えてしまったという理由で暴力をふるったり暴言を吐かれる、いきなり顔を覗き込んで大声で採点する……
地域差もあるかもしれないが、こういう魅力的でない女に対する男のいじめはよくある。
女性が好みではない男性を拒絶するように、男性も女性を拒絶する。
男が関わる事、接近する事でアピール認定されて拒絶されるのに対し、
女は女っぽい形をしているだけで、要は視界に入るだけでアピール認定されて拒絶される。
こうなると、そもそも男に助けを求めようと思えなくなる。
仮に助けられたところで、優しくしてやっただけで調子乗ってきやがったと陰で笑われる未来が待っているからだ。
パートナーを持たない弱女の多くは、毎日ように女としての価値を否定される。
女として成功している同性が特別に扱われるのを見ながら、女として何の価値もない自分を異性の手で何度も突きつけられて罵られる。
それでもまだ異性にだけ嫌われる分には良い。
もちろん、絶対に体力で敵わない上に権力者には男性が多いので、異性にも嫌われない方がどう考えても良い。
(突撃してくる男性もいるが、それは犯罪を犯すタイプの特殊個体なので一般枠には入れていない。)
弱男にも覚えがあるかもしれないが、
異性には踏み越えられないラインも、同性なら踏み越えられるのだ。
同性の敵は同性という話ではない。
同じくらいの攻撃性を持つ存在でも、避けられないのは脅威であるという話である。
異性を徹底的に避けても生きられるが、同性を避けることはできない。
グループ分けはどうしたって同性同士になる。
一般女性からしてみれば、女なのに女の要素を持っていない、どちらかと言えば男っぽい何かが自分のコミュニティが混じっているのは異常事態なのだ。
女の世界は男とは対照的に一番可哀想な人が偉いため、「気持ち悪いがどちらかと言えば可哀想」な弱者女性は一度様子見される。
何も与え合っていないように見える一般人たちも、お互いに居心地の良い時間を提供するというギブアンドテイクを自然に行っている。
テイクばかりでギブができない人の相手ができるのは、余裕のある人だけである。
長い持論の果てに言いたいのは「弱者女性はイージーではない」だけではない。助けを求めているわけでもない。
そもそもハードだと思われたところで可哀想だねで終わりで、苦しみは何も変わらない。
ここまで読んだ人の中には、男女問わず
「そんな辛さは男性/女性だけじゃない」、あるいは「それでもこちらの性別の方が辛い」と思う人もいるかもしれない。
正直、性別を理由に特別扱いされる人は平均より上だけなので、目くそ鼻くそと同じである。
どっちが辛くても不幸自慢にしかならない。苦しみを否定されていい理由もない。
同じ境遇の誰かと傷を舐め合えれば、さみしさはマシになるかもしれない。
最後に、できれば男女問わずパートナーがいる人は弱者を名乗らないでほしい。
異性または同性でもいいが、他人と場所を共有できている時点でコミュニケーション能力と人間的魅力が保証されている。
平均より上の人より困難は多いかもしれない。
でもあなたには助け合える人がいる。
たとえそれがモラでも、見初められるくらいには価値がある。その人を捨てても次の人がきっといる。
自分に自信を持って、前を向いてほしい。
もし「俺/私は人に好きになってもらう努力をしたからパートナーがいるんだ!選ばれたみたいに言うな!」と思っているならもう一度2章から読んでほしい。
好きになる/好かれる土俵に上がれない人はたくさんいるんだよ。
隣に誰かがいる事で言われなくなる暴言がどれだけあるか、わかってるんじゃないの。
パートナーのいる弱者女性を見たくなくて同じ障害を持つ男性の著書を読んだら「苦難の果てに出会ったのが今の妻です」と書かれていて追い討ちをかけられた弱者女性からのお願いである。
私もパートナーができたら、潔く弱者を名乗るのをやめるつもりだ。
余談
「典型的な弱者男性」の外見として用いられている呼び名と画像については知っているが、絶対に使いたくなかったので徹底的に避けた。
あらぬ疑いをかけられては困る。ので、ここに「描き下ろし」と「描き起こし」の違いについて記す。
「描き起こし」:イラストレーターなどが描いたもので、公式の監修を受けるもの
描き起こしイラストを制作する際は、公式から設定資料などを提供してもらうことが多い
なんで今回のプリキュア公式のポストにある「描き起こし」っていう表現は、アニメスタジオが描いてない限り正しいので、これをもってAIだ!と騒ぎ立てるのは己の無知を晒すようなものである。
「描き起こしイラストのグッズが登場!」などの文言がありふれているので、疑っている人達は一度検索してみて欲しい。
赤坂正浩氏は「少数の意見」として現行憲法の規定に同性婚を含むという解釈があることを認めてる。
樋口陽一氏は、憲法は「革命的」ではないと言っているだけで、同性婚を許容する意見が6割を超え、すでに「革命的」でもない現在に同じ意見が成立するかは疑問。
高橋和之氏も、憲法が「カバーしてない」と言っているだけで、同性婚を憲法が許容しないと言っているわけじゃない。
何より、これらを踏まえた政府見解自身が「想定していない」と言ってるだけで、「禁止したものと解することができる」なんて言ってはないよね。
これを踏まえて増田は札幌地裁の結論を「相当危険だ」と批判してるけど、その批判は妥当かなあ?
たとえば
憲法24条1項は文言上両性間の婚姻を定めているが、個人の尊重がより明確に認識されるようになったとの背景のもとで憲法24条を解釈することが相当である。(略)
これ。「社会情勢の変化」というのを増田はどうも近年の風潮を指していると理解している節があるけど、こと日本国憲法の解釈について言うなら、明治民法との比較において述べていると理解するのが妥当じゃないかね。つまり、「婚姻には戸主の了解が必要」としていた家父長制・家族制をベースとした明治の民法規定に対して「個人の尊重がより明確に認識されるようになった」日本国憲法における第24条の、両性の合意「のみ」という規定は、「結婚する二人以外の人の了解は(婚姻の成立において)必要とされない」という趣旨の条文であると解釈することが相当だろう、という意見。この点、札幌地裁の見解はきわめて穏当な解釈であり、個人的には十分納得できる意見だ。もちろん、その時点で同性婚が「想定されていなかった」という点については、全く異論はないよ?
でもって、「想定していなかった」事態が起きてきたときに、法の精神に則りどう解釈すべきかと議論するのは、言葉の意味からいって「解釈の変更」ではないんだよ。「解釈の変更」というのは、あくまで従来から「解釈A」があるのに、それに反する「解釈B」と差し替えようとするようなことを指すんだよね。これは、与党が交代しようが何しようが、国家体制が変更していない限り軽々しく変更してよいものではないはずだよ。近年では、慰安婦問題を最終的かつ完全に解決とした見解を、次の政権であっさりひっくり返した韓国さんの対応とか(あれには呆れた)、あと本邦でも大いに批判された「集団的自衛権」に関する解釈変更が記憶に新しい。あれ、世界各国の状況を理由にした強引かつ「危険」でまさに「ド直球」な解釈変更だったよね。これらについては当然増田も同意してくれると思うし、あの時はさぞあれらを批判してくれてたんだろうと思うんだけど。
それに比べれば、「想定していなかった」事態にどう処すべきかというのは、まさに現在の人々の意見・見解や国際的な潮流、そして立法の精神を踏まえつつ、新たに「解釈」を立てるだけのことであって、それ自体はむしろ必要なことだよ。あくまで憲法は「想定していない」。同性婚も、それに対する民意の大きな変化も。そして、「想定していない」事態が生じたとして、私たちの社会はそれに対応しないわけにはいかない。なぜならそれは、そこに厳然と存在する人一人ひとりの権利に関わる問題であり、何よりそれが憲法の他の条文
日本国憲法第13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
とバッティングするおそれがある以上はね。
でもって「現在の人々の意見・見解や国際的な潮流、そして立法の精神」を考えた時に、憲法24条をもって同性婚が許容できない、許容しようとする解釈を作るのは「危険」だなんだと騒ぐのは、結局のところ、日本国憲法の条文を勝手に「同性愛差別」に利用しようという魂胆(歪んだ認知)をお持ちの場合だけなのではないかと思うんだ。まあ、増田の意見自体は勘違いによるものではないかと思うけどさ。そもそも憲法は、国民を縛るものではなく政府に対して国民の権利を縛るなよと規定するものだ。だから、24条は「結婚に第三者の意見がいるような法はダメ」、13条は「幸福を追究する国民に、最大限配慮しないとダメ」って条文なんだよね。国民を縛ってるんじゃなく、国民を縛ろうとする政府にストップをかけている。だから、想定されていなかった事態(同性婚)に対して、あたかも公式見解(解釈)がすでに存在するかのようにふるまい、ましてや憲法の条文をタテに国民の幸福追求権を阻もうとするなんていうのは、憲法解釈を大いに歪める行為であり、許せないよね。憲法解釈を大切にする増田なら当然賛成してくれることだと思うんだけど。
ただ、札幌地裁も、まだ同性婚に関する国民の意識が依然として議論の渦中であることを踏まえて、従来の法が憲法13条に現時点で違反しているとまでは言えない、という見解を取っており、これは増田も引用してくれているとおりだよね。個人的に残念ではあるけど、そこにも異論はないんだ。ただ、注意しておきたいのは、判決文に言う国会議論が進まず、同性婚を認める立法が進まなかったことが「憲法違反であることが明白になっていたとはいえない」というのは、当然ながら、国民の意識が高まり議論が成熟した暁には「(同性婚を妨げる法規定は)明白に憲法違反である」という意見と同義なんだよね。この点も、判決文を熟読した増田にはよく分かっていることだろうけど。
だから、「憲法24条で同性婚は認められてませんwお前らの大好きな憲法でなwwww」てやるのは、ちょっと完全アウトな行為であり、地裁判決はそういう連中に「御前ら、違うからね?」とまともなツッコミを入れただけ、その程度のものであって大騒ぎするようなものではないんじゃね?ってのが俺の解釈なんだけど。
「両性の合意のみに基づいて」の「のみ」は、婚姻を異性婚に限るという意味ではなく、婚姻をする2者以外の意志の介入(端的には家制度下による両者親族の意向など)に歯止めをかけるために入れられた文言である、というのが、24条1項の立法者意思についての一般的理解。そもそもこの憲法が誕生した時代に、「同性同士が結婚する」というアイディアは、法曹界だけでなく当時の同性愛を実践する当事者にとっても全く現実的なものではなかった。
このことから、立法者意思説に立った場合も法律意思説に立った場合も、24条1項は、同性婚を積極的に禁止しているわけではなく(人間と法は、その時点での想定の枠外のものを「禁止」しない)、同性婚を「想定していない」(未規定)という解釈が一般的である。2021年の札幌地裁判決に始まる各地での同性婚訴訟の判決も、このような解釈に基づいている。その点で、https://anond.hatelabo.jp/20240316113208 の増田が書いている「憲法は同性婚を想定していない、というのは憲法学会の通説であり」は100%正しい。
ただし、同じ増田が追記で書いている「両性の合意がない以上、それに準ずる制度は作れたとしても憲法上の婚姻には該当しないって理屈付けしなきゃ無理」のほうは間違っている。「憲法で同性の婚姻が保障されていない状態のまま、民法戸籍法において規定された婚姻を同性に拡張すること」自体は法律論的には問題がない。憲法上では未規定だった対象や事項を下位法で包摂するというのは、憲法24条以外の憲法条文でも当然存在する。たとえば肖像権・プライバシー権は憲法上では想定されていなかった未規定の権利だが、第13条の幸福追求権という抽象的な包括的人権から敷衍される具体的権利性のひとつととらえることにより、後に民法で規定され保護されることになった。そこは、増田も引用している高橋和之先生がこのように書いている通りである。
「日本国憲法は、人権をそこで列挙した個別的人権類型に限定したのではなく、時代の変化に応じて生ずる個人の新しい必要・要求が具体的人権として個別化されることを認めている」
なお、ここで元増田に都合の悪いことも書いてしまうと、元増田が引用している高橋和之氏の「立憲主義と日本国憲法」 の
婚姻の自由については憲法24条が保障しているが、近年議論され始めた同性間の結婚まではカバーしていないというのが通説である
という部分は、実は2020年発行の第五版では「通説であった」と改められている。このことは国会質疑でも取り上げられている。https://twitter.com/P_reDemocracy/status/1597644240489701377
それはともかくとして、2021年札幌地裁判決では、少なくとも同性カップルに対して権利保護の仕組みを一切立法しないのは国会の裁量範囲を超える違憲状態であり、このような違憲状態を解消するうえで、実際に現行の民法戸籍法が規定する婚姻を同性に拡張することで解消するか、それとも海外のシビルユニオンやPACSのような、婚姻と似たような形で同性間にもパートナーシップの法的保護を保障する、別建ての法律を新たに創設することで解消するかは、国会の広範な裁量に委ねられる、としていた。以後の各地域での同性婚訴訟の基本的な流れも基本的にはこの立場にあった。「同性間に結婚を許してもいいし、同性向けに(あるいは同性も含めて)結婚みたいな別制度を作ってもいいから、とにかく何かやりなさいよ」ということだ。
一方、今回の札幌高裁判決は、この建て付けから一歩踏み込んで、現行民法戸籍法が同性間の婚姻を認めていないことは、憲法24条1項にも違反するとしており、ここまでの判決とは大きく意味合いが変わった。これは同性婚訴訟の当事者を支援する法曹にとっても予期せぬ判決で、驚き混じりの賞賛の声が出ているほどだ。ただし、その「違憲である現行民法戸籍法のあり方」に対してどのような立法的解決を図るかは、引き続き立法機関たる国会の裁量に任されていると考えられる。よって、憲法24条1項の定める「婚姻」の下位分類として、現行民法戸籍法の定める「婚姻」と、新たに民法で規定される「何か」(たとえばシビルユニオンやPACSのような婚姻類似制度)が併存する、という建て付けも可能であろう。その点では、札幌地裁判決に続く一連の判決での示唆と、求める立法的解決の形が激変しているわけではないと思う。
とはいえ(これまで保守派が「同性婚を禁止している」と認識していた)24条1項自体にもとづいて「現行民法戸籍法は違憲だ」という判決が出るというのは結構すごいことで、おそらくこの判決が出たことで「国会がどのあたりを落としどころにするか」というラインも変わってくると思う。おそらく自民党保守派も「婚姻制度が提供する法的保護のごく一部について最低限保障するようなショボいシビルユニオンを作れば違憲状態は解消され、保守派も何とか納得するだろう」だったものが、「同性パートナーシップを現行民法戸籍法の「婚姻」には絶対入れさせたくないが、そのためには、あるていど充実したシビルユニオン法案を提案せざるを得ない」という感じになるかもしれない。法相から以下のような物言いが出てきたのはその潮目の変化を表していると思う。
小泉龍司法相はこの日の定例会見で「国民生活の基本や国民一人一人の家族観にも関わる問題で、国民的なコンセンサスと理解が求められる」とし「われわれも、議論を進めるという意味では貢献できるところがある」
岸田首相「同性婚規定、なくても憲法に違反しない」 札幌高裁が「違憲」判決出したのになお後ろ向き:東京新聞 TOKYO Web
与党内でも、公明党はもともと同性婚推進派だし、自民党内で同性婚反対の論調をリードしてきた安倍派はいまズタボロの状態にある。外堀は徐々に埋まりつつある気がする。
法律を改正して同性婚を認めれば済むので、憲法を改正する必要はない。
憲法24条1項が同性婚まで保障しているかは議論の余地があるけど(保障している、と判断した札幌高裁の判決は相当踏み込んでる)、国会が同性婚を法制化した場合にそれを最高裁が違憲と判断することはまず無いんだから、さっさと法律で同性婚を認めて良いんだよ。
法律を改正すれば済む話についてわざわざ憲法を改正するなんて戦後一度も超えられていないハードル(万年与党の自民党が長年党是として掲げているのにできていないこと)を超えなきゃいけないとか主張する増田はおかしいよ。
「憲法は同性婚を認めることを憲法上要請している(国に義務付けている)わけではないが、国会が立法で同性婚を法制化することは禁じていない」という穏当な解釈すら受け入れられない事情が増田にあるの?
それは嘘。
札幌高裁は「両性」は男女という二つの性に限らない、なんて判示してない。増田のリンクした判決要旨にもそんなことは書かれてないし、判決の全文にも書いてない。憲法24条1項が同性間の婚姻についても、異性間の場合と同じ程度に保障しているとは書いてあるが、同時に民法の規定について「憲法24条を受け、両性つまり異性間の婚姻を定めた」と書いたり、24条について「その文言上、異性間の婚姻を定めている」と書いているのでむしろ「両性」は男女二つの性のことだとはっきり書いてある。
増田は同性婚が認められるためには男女以外の組み合わせが「両性」に含まれないといけないと考えているし、そのことから札幌高裁は両性が男女に限られないと判断したに違いないと考えちゃったんだろうけど、それは早とちり。
そんな理屈付けしなくて良いよ。最近同性婚について判示してきた下級審は同性婚が認められていないことが合憲だと判断した判決も含めて、同性婚を法律で定めることができることを前提として判断している。
両性の合意のみに基いて成立”は“親など本人以外の合意が要らない”という意味で両性が“男と女”を強制しているわけじゃない、というのが憲法学者の見解なので
というのも同じく的外れ。憲法24条1項は男女の結婚を保護しているが同性の結婚をわざわざ禁じてまではいない("男と女を強制していない")ので立法で同性婚を認めることはできる、と解釈するのに「両性」に同性ペアを含める必要はない。赤坂正浩は同性婚の法制化は認められないという考えで喋ったようではあるけど、増田が反応している意見とは噛み合ってないよ。
憲法解釈を憲法制定者意思に求めるのか、有権者に求めるのかとか
これって院レベルで学ぶ事だし、ちゃんと書けたら学位もらえると思う
だけど、視点が大事ってだけで内容に関してはめちゃくちゃだしあんまり参考にならない
でも原文読んで理解できるなら憲法学者(政治哲学か、日本なら法哲学も入るか)は何やってんだよってことになる
やっぱり話し合うにも前どう考えられてきたかとか前提的な知識は必要だと思う
水遊びは泳ぐのに関連するだろうけど、それだけだと泳げない
憲法なんて国民全員が関与して議論されるべきことなんだから(主権論は別として)
ただ議論をよくするためにどう考えられて来たかを学ぶのがいいと思う
樋口、長谷部、木村とか色々わかりやすい初心者向けのいい本がいっぱいあるし
これで良くなったらいいね
「憲法は同性婚を想定していないのは本当 」(https://anond.hatelabo.jp/20240316113208)とそのブコメから。
(元増田)
(ブコメ)
長谷部編『注釈日本憲法(2)』(有斐閣)だと同性婚の導入は憲法改正が必要と改正せずに導入可能の二つの説があるといってるね、24条を文言解釈して同性婚を排除するって相手を独自説というほどそんなに通説だっけ
これは両方正しくて、近年(ここ5年ほど)になればなるほど「同性婚も認める」または「排除していない」って論者が増えてるんだよね。
それはそれで元増田の
「憲法は同性婚を想定していないのは本当 」(https://anond.hatelabo.jp/20240316113208)とそのブコメから。
(元増田)
(ブコメ)
長谷部編『注釈日本憲法(2)』(有斐閣)だと同性婚の導入は憲法改正が必要と改正せずに導入可能の二つの説があるといってるね、24条を文言解釈して同性婚を排除するって相手を独自説というほどそんなに通説だっけ
これは両方正しくて、近年になればなるほど「同性婚も認める」または「排除していない」って論者が増えてるんだよね。
それはそれで元増田の
あまりにも多すぎて取り上げられないので。
自己の意見ではなく憲法学の通説的な見解はこうだって紹介してるものに対して「わたしの考えた最高の見解」が数多く。別にいいけど。
それに対して岸田総理は「憲法は同性婚を想定していない」と発言し、はてブやX他のSNSなどで、主にリベラル左派からの批判が集まっている。
婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
この「両性」というのは「男女」という二つの性を指すというのが政府見解、それに限らないというのが今回の札幌高裁の判断だ。
少なくとも同性婚に関して言いますと、これは議論がありますが、日本国憲法の場合には二十四条で法律上の婚姻が尊重されるべきであるという規定があって、そこには婚姻は両性の合意に基づくということになっていますので、通常の解釈は、法律上の結婚は男性と女性と、両性というのはそういう意味だと。
もちろん、ラジカルに、両性というのは二つの性ということなので、男性と男性、女性と女性というのも解釈上あり得るというごくごく少数の説がありますが、一般には日本国憲法の現行規定で同性の法律上の婚姻を認める制度は設けられないことになっているんだと思う
憲法24条は(略)同性のあいだの結合をも『家族』とみとめるほどには革命的ではない
婚姻の自由については憲法24条が保障しているが、近年議論され始めた同性間の結婚まではカバーしていないというのが通説である
近年(2017年)においても憲法学会の通説では同性婚は憲法の保障するところではない、とするのが憲法学会の通説であり、政府見解は正しいと思われる。
どちらかというと札幌高裁の方が憲法解釈を変えようとしている、と理解した方が良いだろう。
ちなみに高橋先生は芦部門下として憲法学のスタンダードだった「芦部憲法」の補訂を行っていた人物で、戦後憲法学の本流と言っていい。
また、樋口先生はよりリベラルな立場で、立憲デモクラシーの会代表として安倍政権の事実上の解釈改憲(厳密に言うと政府は解釈改憲はしていないという立場。ややこしいが。)を批判しており、同会はその後市民連合に発展的解消をしている。
憲法24条1項は文言上両性間の婚姻を定めているが、個人の尊重がより明確に認識されるようになったとの背景のもとで憲法24条を解釈することが相当である。(略)
社会情勢の変化により憲法解釈を変更すべきとのこと。まぁ分からなくもないが裁判所がそれを言うのはどうなんだろう。
例えば有名な尊属殺重罰規定の違憲判断について、最高裁は「社会情勢の変化」などは理由にせず、「目的に対する法定刑が重すぎる」ことを理由にしている。(社会情勢の変化に対応するのは立法府との判断だろうか)
同性婚を可能とする国は多く、国連自由権規約人権委員会は、同性婚を享受できるよう指摘している。国民に対する調査でも同性婚を容認する割合はほぼ半数を超えている。
地方公共団体により実施されているパートナーシップ認定制度は自治体による制度という制約があり、本件規定が異性間の婚姻以外について一切手当をしていないことに鑑みると、 同制度によって同性婚ができないことによる不利益が解消されているということはできない。
法の支配とはかなり異なる考え方で個人的には危険なことを言ってるように思えるが、最高裁はどう判断するのであろうか。
(各国の状況で憲法解釈が変えられるなら9条周りは解釈改憲し放題だし、世論の動向で憲法解釈が変えられるなら刑事司法関係の人権保護上かなり危険だろう)
国会には立法の裁量があるが、同性婚を許さない本件規定について、国会の議論や司法手続において憲法違反であることが明白になっていたとはいえない。同性婚立法の在り方には多種多様な方法が考えられ、設けるべき制度内容が一義的に明確であるとはいい難い。同性婚に対する法的保護に否定的な意見や価値観を有する国民も存在し、議論の過程を経る必要があることも否めない。そうすると、国会が正当な理由なく長期にわたって本件規定の改廃等の立法措置を怠っていたと評価することはできない。
この場合、国側は裁判には勝っているという理屈で最高裁に上訴できない。
今回の場合は賠償が認められなかった点で原告側が上訴してくれたから最高裁の判断が仰げるものの、原告側が「違憲」判断が出たことに満足して上訴しなかったら議論が宙ぶらりん(高裁での違憲という裁判結果は残るが政府はそれに拘束されない)になってしまうところだった。このシステムも妙に思える。
そして、最高裁の判断のないこの時点で政府が憲法解釈を変更するというのはまさに行政府による「解釈改憲」となる。(いわゆる戦争法案のときは、政府は「解釈改憲をしていない」と位置づけていたにも関わらず、樋口先生たちだけでなく立憲民主党や共産党もそれを強く批判していたはずだ。それに比べても今回はド直球の解釈改憲になる。)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_65f17930e4b01707c6d2759b
◯想定していない以上制限もしていないわけだから、憲法解釈でごちゃごちゃいうよりも通常の立法措置でOKなんちゃう
◯想定していないがだからダメというわけではないでしょ。だいたい両性っていうのは本人同士が決めるものって意味だし。
(他にも複数あったけど全部取り上げるのはめんどくさい)
条文読み直してみてね。「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立」するんだよ。
両性の合意がない以上、それに準ずる制度は作れたとしても憲法上の婚姻には該当しないって理屈付けしなきゃ無理。
「まっさらな状態だから自由に可能なものだと立法できるじゃん、みたいな間違った意味に取る人が市井には出てきちゃうでしょ」
ごめん、本当に出てきちゃったね。こんなに読解力に欠ける人が多いとは思わなかったんだ
◯コメントにある両性以外の同意を法制化したら憲法違反になるよ。両性の同意のみなんだから。だから同性婚推進の方々は両性の意味をこねくり回している。
◯ここでの「同性婚を想定していない」は、結婚は異性の間でしか認識しない、同性婚というものはその存在を国は認知しないという意味であることの説明がいるんじゃないの。
そうでないと、同性婚については想定されてない、まっさらな状態だから自由に可能なものだと立法できるじゃん、みたいな間違った意味に取る人が市井には出てきちゃうでしょ。
“両性の合意のみに基いて成立”は“親など本人以外の合意が要らない”という意味で両性が“男と女”を強制しているわけじゃない、というのが憲法学者の見解なのでは。/
両性というのは二つの性ということなので、男性と男性、女性と女性というのも解釈上あり得るというごくごく少数の説
ですね、独自解釈ありがとうございます。
お前は間違ってると強弁してるだけで具体的に何がどのように間違ってるのか、間違ってるとする根拠は何かを全く示せてないって意味やで
会話が成立してへんのやなくてお前さんの理解力が低すぎるだけやね
絶妙に間違ってるな。MMT理解していたらそんな文言出てこない。
まともな解説本でも何でもいいから一冊でも読めば自分がMMTをかなり誤って理解してることを認識出来ると思うぞ。
どうせ読まんだろうけど筋として平易に理解出来る本を紹介しておくわ。
https://www.shuwasystem.co.jp/book/b510385.html
まあ最初の一行目はその通り。
だが氷河期世代に月10万配ったところで何か問題が起きるとは思えなかったし、賠償をするときにマクロ経済の話を持ち出すのも不適切であるのでわざわざ書かなかった。
公務員の仕事は、業績=給与に直結する仕事ではないので、サービス向上が後手になりがちなのかなーと。
(なのに公務員がボーナスという仕組みをとっていることは矛盾している気がするが)
・わからなすぎて調べたが、説明は~のページへ、とか言いながら直リンクで飛べない
等、ただ不親切なだけ案件は多かったので、改善したほうがいいとこは多い。
なかなか複雑だよね。
この前も、別の所なんだけど書き込みしたら反応があって嬉しいなと思って友達に見せたら「これ、煽られてるよ」と言われてえっ!?となった。
自分はネット文化に疎いから煽られるなんて全然分からなかったし、文言そのままに受け取ってしまった。
みんなもそういう経験ってあるの?
画像生成AIの著作権問題、文化庁議論で争点はっきり(https://ascii.jp/elem/000/004/188/4188529/)
興味深かったのが、東京大学の田村善之教授は、生成AIの登場で、著作権の保護範囲を拡大するべきではないと述べられた点です。「高品質の創作物の出現を、プロのクリエイターなどの少数の卓越した者に大きく依存した創作の文化から、アマのクリエイターなどの多数の者が高品質の創作物を作出しうる以上、従来以上に保護範囲を拡げて、創作者にインセンティブを付与する必要はないのではないか」と話しました。「少なくとも保護範囲は従前のままとしておいたほうが、AIを活用した新たな創作が促され、著作権法の究極の目的であるはずの文化の発展に資するのではないか」としました。現在は過渡期でもあり、将来的にはほとんどの創作者がAIを活用する時代の到来が見込まれるため、それを見越した法制度の設計の必要性も述べられていました。
パブコメに対する文化庁の返答で、非常に重要に感じた文言があります。「本考え方では、新たな著作物などのコンテンツを創作する活動を行うものとして、クリエイターの用語を用いています」という表現です。生成AIを利用していようがいまいが、著作権上はクリエイターとして区別をしていないという姿勢が感じ取れるところがあります。
>なにはともあれ、まずは「田舎ってこうなんですか?」という田舎全体をおとしめるような文言をTwitterに載せてしまった事を謝らなければいけないなと思ってます。私も田舎の出身なのに……。・主語を大きくしない
東京高裁に控訴したとき国選弁護人に原判決を見せたら、文章として滅茶苦茶である、ということであった。一審の弁護士も、決めつけているから滅茶苦茶な文章で成立していないと言っていた。
何が理解できないのか?
被告人の2ちゃんねるに対する認識や本件書き込みの動機を前提としたとしても、・・・・・・ 警察官が無用の警戒活動をするかもしれないと思うことは当然であるから、弁護人の主張する
上記事実から直ちに被告人に偽計業務妨害の故意が存しなかったとは到底言えない。
確かに私は2ちゃんねるに書き込むときに、かなり本気で、あるようにみせてやんよオラアアアアアアアアという風に書きました、しかし、パソコンのある居室内を警察官が監視しているわけでもない
むしろ、個人のアパートの居室を誰かが監視している方がおかしいので、もし、本当に見ている者がいるとすれば、そちらの方が捜索されて、問題になる。しかも、2ちゃんねるは、種種雑多な事柄が
大量に書き込まれるインターネット上の掲示板であるので、なぜそこに記載された本件文言を警察官が通報により発見した場合に、それが、あるようにみせている、と分かるのか理解し難いという他ない
作業通話サービスRemork(現yurupo、以下りもーく)が正式版開発の中止、β版提供の終了を発表した。
全ての事柄のタイミングが悪すぎて地雷原歩いとるんかとしか思えない。
人は自分がよくわからんもの、自分と違う考えのものは排除する性質を持つ生き物だ。
これは人類が種として今まで生き残るために獲得した性質である。
規約を読むのはめちゃくちゃ頭のいい奴か、法律関係に詳しい奴か、今まで規約を見なかった事で痛い目を見たことがある奴だけである。
何より、法律について詳しい奴は日本人の1%もいないし、IQ120以上は全人口の6.4%しかいない。
大抵の人間は目の前の与えられた情報だけで判断して生きている。
無断で人の絵や声、生成物を学習してしまうということは、元の絵柄の人間に成り代わり仕事を受けたり悪事に利用することができるからだ。
実際海外でも生成AIへの学習規制についての議論が始まっている。
ふわっとしか知らないオタクは、絵とか声勝手にパクって利益得ようとしてるゴミカスきもい!!!死ね!!!と思っている。
これを前提に誰がりもーくを殺したのか考える。
りもーくは同じく作業通話サービスであるもくりの提供終了発表とほぼ同時に公開されたこのサービスはもくり終了後の移行先として期待されていた。
しかし一方でもくり終了発表直後にほぼ同じようなサービスの提供タイミング、もくりをアナグラムで並び替えたりもーくという名前。
これがめちゃくちゃまずかったと思う。
何故か。
利用者の大半であるオタクはひねくれているので大手サービスが終了?!ビジネスチャンス!!成り替わったろ!!としか受け取れないのだ。
開発者がもくりがなくなるってみんなが困ってる!よし!喜んでもらえるよう即開発しよう!と本気で思っていたとしても、開発者の二人の為人を知らないので邪推してしまう。
勿論真理がどちらだったのかは私も知らないが。
作業通話サービスを提供する人間が、今大半のオタクが毛嫌いし怖がっているものを作っていた過去というのは非常にまずい。
もう敵が自分たちを搾取するために造ったサービスなのでは?!としか受け取れない。
しかもその発表の場の写真が明らかにアニメ系のイラストを生成している事実。
また、真偽は定かではないがオタクに大人気にじさんじの四コマ漫画の生成AIを運用しようとしており、そのXアカウントに現在鍵がかかっている。
そこに先月の漫画のドラマ化事件でも話題に上がった著作者人格権~が規約に書いてあったという事。
規約の書き方もまずかった。
著作者人格権を行使しないという文言は他のサービスの規約にも明記してある。
実際もくりの規約にも書かれている。
しかし、りもーく上に上げる画像は簡単に言うと自分の著作物か著作権フリーのものに限ると書いてあった。
これが生成AIを過去に造った開発者のサービスということを合わせて考えたらもう生成AIの学習に使うのでは?と邪推されてもしょうがないと思う。
仕事で使っていたクリエイターもいるだろう、鍵のかかった部屋で身内との通話で発表前の画像を上げて切磋琢磨していた人も多いに違いない。
二次創作だってグレーな同人活動の一つであるのだから勝手に画像を使われたら困る、となることも分かる。
上の文言がなかったら多分頭いい人が著作者人格権云々は書くのが普通やで!もくりも書いてあるやろ?と言って半分位のオタクは納得したと思う。
丁度生成AI支持者vs生成AI反対者の対立が白熱しているという事。
これがXという140文字しか打てないサービスによりコマ切れで論争が伝搬し超絶拗れている。
無断で学習はいけないと思うけど、生成AIというものは今後のテクノロジー発展に欠かせないよ!という人。
生成AIで許可取りとか面倒な上金がかかりそうだし学習元であるイラストレーターとかいう引きこもりオタクがうぜえなと思っている人。
そうやって生成AI反対者を全てのAI反対者として批判することで、自分たちに有利な状況を作ろうとしているのである。
AIという技術は今後不可欠になるが、現状無断でクリエイターの生成物を学習している生成AIは規制すべきであるという人。
AIとかなんかよく分からん怖い!!反対!!!推しもやめろって言ってるし…という人
後者が生成AIという言葉を見ると、なんかわからんけどヤバそうだし怖いので使うのやめよ…となっている。
このオタクにちょっと法律やら詳しそうな頭良さげなポストを流すと、ヤバい!使うのやめよ!?とRTして同じタイプのオタクに広がって炎上する。
実際、りもーくのサービス終了の引用RTやRT先を見ていると、
残念だけど生成AI作ってたってだけで怖いから使わんかったと思う…という者も多く見受けられる。
最後に、りもーく運営者の出したサービス中止のタイミングとお知らせ文の書き方について。
過去生成AIを作ってたという事実をオタクが炎上させたので、印象も悪いし今後も利益が見込めないので終了します。
というのをとても丁寧に綺麗な文章で書いている。
まぁそうである。
実際早く見切って次のサービスに切り替えた方がいい。
作業通話サービスというのは課金が必須な部分が少ないので、もくりも利益が見込めずサービスを終了する。
だが、この書き方と割り切りの早さのせいで上記の生成AI支持者vs生成AI反対者の火種になってしまっている。
反AIが一つの会社を潰した!集団リンチと変わらん!と生成AI支持者は今後もこの件を武器に語るだろう。
大半の怖がっていたオタクは先に出した謝罪文で、誤解が解け利用を考えていた人が多い印象だ。
まぁ本当に~???と疑っているオタクもいたが。オタクは身内以外の人間不信なのでそう思うのもしょうがない。
結局のところ、りもーくを殺したのは全てのタイミングの悪さである。