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はてなキーワード: 文芸とは

2023-09-29

anond:20230929231438

完璧なバッドエンドって、「戦いはまだ続く…」的な余韻(モンスターパニックにありがち)とか一縷の希望を残しちゃダメだと思うし(『なるたる』とか)、不条理無常こそこの世の真実、的な教訓が匂わされるのもなんか違う気がするので、そういうのをすり抜けてただひたすら何の希望も学びもない、かつポピュラーってクソ難しいと思う。

題名書けないけど、賞取って話題になってる最近推理小説が完全にバッドエンドだった。探すならミステリーな気がする。

文芸だと『パンク侍、斬られて候』が思い浮かんだけど、これも最後にほんの少し希望残ってるなあ。

2023-09-27

みんなどうやってトレンドについていってんだよ・・・

一般人みたいに流行J-POPK-POPも知らないしテレビも見ない

ファッション流行なんてまったく分からんし街中でどんな店が今人気なのかも知らない

そこにリソースをつぎ込むべき分をオタク系のあれこれに注いで生きてきたわけだけど、

まりにも追いたいものが多すぎてどれこれも中途半端になっている現状が辛すぎる

仕事をしつつ、家事をしつつ、筋トレなど運動をしつつ、必要勉強時間も確保しつつ、

政治経済ニュースチェック、国際情報チェック、技術系の情報等をチェック、ついでにはてな

ゲームアニメ、V配信マンガラノベを消化、偏るのも問題から一般文芸ノンフィクションも読んで、

実写映画も見て、諸々の動画も見て、オーディオブックポッドキャストでも聴く

5chとXとTiktokをメインになるべくトレンドを追いながら、翌日の仕事に支障が出ない程度には適度に睡眠も取る

これだけやっても、ていうか絞ってないからなんだろうが、どうしても追い切れていなくて浅いし、

かと言って、ただただ消化するだけじゃ意味もないから、じっくり時間を取って楽しみしたいんだが、それをするとどんどん取り残されていく

リアルタイムでの盛り上がりには当然間に合わないし、みんなどうやってエンタメ系の消費を回してんだ

2023-09-23

anond:20230923193801

うーん、元増田の言ってることに正面から答えるなら、

文芸批評のような見方アニメ評価している人たちなら、たぶんファーストガンダム評価が一番高くなるから、そういうファーストファンが他のガンダムは劣っていると言い出すことがおかしいとは(俺は)思わない。

そういう評価軸を持った人たちだということ。

そういうファンキモいとか嫌いとか思うのは自由だし、無理に友達にならなくてよいとは思う。

2023-09-18

ラノベ漫画でいうと少年マンガくらいのカテゴリしかない

それなのにラノベオタク向け小説のすべてみたいに語るバカが多くて困る

ラノベ少年マンガ以外の作品は無い

マンガ青年向けも少女向けも児童向けも、ホラーアダルトBLもある

小説でそれらを担うのはキャラ文芸とかティーン小説児童書、ホラー官能である

カテゴリになっていて、ラノベの中には内包されていない

ラノベだけをマンガと比べる奴の視野は狭いし、ラノベを過大に考えてしまっている

2023-09-07

anond:20230907013538

なんか二重投稿になったから消したら跡が残ってやがる。めったに書かねえから増田よく分からん

本当にそれが校正者としての正しい姿勢だろうか。校正者は「間違いを正す」存在ではなく、「間違いの可能性がある部分を指摘する」だけの存在じゃなかろうか。

当該部分を直すかどうかは筆者が決める。デスクが決める。編集部が決める。その判断校正者は担わない、自分はそう考えながら校正仕事をしている。

疑問出しへの温度感現場ごとで違うんじゃねえかなあ。

もちろん「俺の赤は絶対正義!」なんて思っちゃいないけどよ。

俺は社員じゃなく孫請けの弱小フリーからさ(ブコメ大手正社員様だと勘違いされてるのは笑った)、そもそも信頼されてねえんだ。「明らかな誤脱以外は極力入れるな」ってな。

決定権を持ってるのは大前提として、著者や編集が言いたいのは「余計な仕事を作るな」って訳だよ。

別にそいつらが傲慢な訳じゃねえ。ちょいと特殊現場で、俺も校正者の指摘を採用するかどうかの判断を任せられたことがあるけど、ありゃあ結構精神的にクるぜ。

決断には脳のリソース必要って話だが、それをずーーっと一日中、どっちでもいい言い回しの変更やクソどうでもいい指摘を見せられては赤字で消してると、イライライライラしてくる。

うそう。「指摘を入れない美学」と「入れる美学」はベテランの間でも結構対立しててよ。酒の席で喧嘩になってんのを見たことがあるぜ。

俺か? 俺は……怒られなきゃどっちでもいいな。ただ、「自分はこんな細かいことに気づけたぜ」ってオナニーにはならないようにはしてえな。

この仕事はいだって、誰のためにやってるのか分かりゃしねえ。著者の側に立つのか、読者の側に立つのか、作品の側に立つのか……人が嫌いでこの仕事を始めたのに、どうしてこんな三つ巴の中間管理職みたいなことしなきゃなんねえんだ。

指摘される=自分自身を否定される、ではないはずなのに、それを担う校正者は何かと悪者にされがちだ。

そうかな。俺はアホだから意見否定人間性否定だと受け取りがちだぜ。

そうでなくたって、魂込めて書かれたものに「こうするともっと良くなりませんか?」って鉛筆入れるのは結構怖いことだし、そこは肝に銘じなきゃいけないと思う。

ただこれは、俺がその昔あるライターに「お前、その指摘本気で書いたのか?」って詰められたのをまだ引きずってるだけかもな。この文章は口が悪いが、よく吠える犬はビビってるだけなんだよ。情けない話だな。

ああそうだ、指摘はバンバンやってくれ、多けりゃ多いほど助かるって現場ももちろんあるけどな。どっちが良いって話じゃねえが、こっちの方が気はラクだ。

校正校閲は、今日知ったこと、ずっと前に少し聞いただけのこと、何の役にも立たないと思っていたこと、それらのすべてが無駄にならない仕事だと思う。

それは本当に俺もそう思う。生涯勉強だよな。テニスプレイヤーの話も良かったぜ、聞かせてくれてありがとな。

俺がこの仕事に就こうとした理由ひとつに、「一生勉強せざるを得ないから」ってのがある。別に勉強が嫌いって訳じゃねえんだが、俺は怠惰人間から、学ばなきゃ飯が食えない状況したかったんだ。

でも結局、今も休みの日はずっと布団から起き上がれねえ。脳が腐っていく音がする。そのうち飯も食えなくなるんだろうさ。

からないことでも「これって本当に正しいのかな?」と検索するだけでも違ってくる。

公式で「徒歩10分」の表記を見ても、GoogleMapできちんと確認する元増田絶対に良い校正者だ。

自分YouTubeで鳥の鳴き声を調べたり、何十年前のその日が本当に雨だったかどうかを気象庁HPで調べたりしてる。

冥福をお祈りする」との表記があれば、その故人が仏教信仰していたかどうか、できる限り確かめたり……

まあこういうのは、校閲の“楽しい部分”なんだろうけどさ。あとのほとんどは元増田の言うように“シャーペンの先っぽで一字一字ゲラ文字をぷちぷち押さえたりするだけの仕事”だったりするけど。

GoogleMapの件はたまたまだ。近くにある別の店の情報を調べてたら、前の店は調べ済みだけどどうにも食い違ってそうだぞ、って気づけただけだ。いちいち調べるほど、俺は殊勝な人間じゃない。

「こんな単価で真面目に調べしてるんじゃねえ」「時間かけていいなら良い仕事なんて誰でもできるんだ」、よく言われたよ。

増田のとこは、校正に金と人をかけられる、いいとこなんだろうな。

この仕事の質は、自分時間と気力や、会社の金とトレードオフだ。まあ、どんな仕事でもそうなのかもしれんが、あいにく俺は校正しか知らねえ。

雨の話で思い出したが、あったじゃねえか。「小説のウン年前のその日は月が出ていたか」って指摘がネットでバズったこと。

あれは周りでもちょっと話題になってよ。

業界入ったばかりの俺はキャッキャ喜びながら「この指摘すごいっすね!」って先輩に言ったんだよ。そしたら難しい顔されてな。先輩に言わせりゃよ、「こんなの、たまたまOKだったか美談になってるだけだ」ってさ。

もしその日が大雨だったとしたら? 新月だったら? そんな指摘を著者に入れてどうなるんだ。

「俺の世界じゃその日は月が出ているんだ」って突き返されるか、その美しい描写がまるまる消えるか。いったいこの指摘、誰が得するんだ?

増田さんアンタは、ニュースノンフィクション現場なのかい? だったら細かい指摘は大事だ、厳密であれば厳密であるほど良い。

俺は一応どっちもやるけど、文芸は何が地雷になるか分からん分からん程度の腕しかいから、俺にはあんまり依頼が来ねえ。憧れの作家うんぬんは、本当にたまたまだ。

冥福仏教信仰の話はまるで発想になかった。毎回調べることは俺にはできないが、覚えとけばいつか役に立ちそうな視点だ。ありがとう勉強になった。

とにかく、AIに取って代わられるその日が来るまで、このへんてこな仕事を楽しみたいよ。誰にも求められてないと感じる日があっても、意味のない仕事だと嘲笑されることがあっても、校正仕事がこの世界にずっとあるといいな。

そうだな。

別に俺もこの仕事が嫌いじゃねえ、というかこの仕事以外で食える気がしねえ。賎業とは書いたし実際本気でそう思ってるが、校正がなければ俺は野垂れ死んでる。

お互い、何とかやってこうぜ。

2023-08-30

https://anond.hatelabo.jp/20230830030711

だって版元角川だぜ?

角川なんて人権意識ゼロ思想を捻じ曲げるようなラノベとか文芸書出しまくっているし何をいまさらって感じ。

 

というかモノホンヘイト本しまくっている徳間書店の堕ちっぷりに比べりゃ角川すらまともに感じちゃうしもう終わりだよこの国。

2023-08-26

anond:20230826005213

根拠なく創作呼ばわりする中傷

まぁ、よくある創作文芸から……

日記サイトフィクションだと思って読むスタイル否定しないか

日記を読みにくる読者と筆者に押し付けるな

っていうか、そんなんで増田を楽しめるのか?

せめて読者の自分も「日記を読んでるテイ」でフィクション登場人物になりきって読もう、とか思わんのか

2023-08-08

なぜ図書館には漫画ゴシップ誌がないのか

「なぜ図書館で本を借りることは恥ずかしいのか?」

https://blog.tinect.jp/?p=82951

図書館は、基本的人権ひとつとして知る自由もつ国民に、資料施設提供することをもっと重要任務とする。

1.日本憲法主権国民に存するとの原理にもとづいており、この国民主権原理を維持し発展させるためには、国民ひとりひとりが思想意見自由に発表し交換すること、すなわち表現の自由保障が不可欠である

知る自由は、表現の送り手に対して保障されるべき自由と表裏一体をなすものであり、知る自由保障があってこそ表現の自由は成立する。

知る自由は、また、思想良心の自由をはじめとして、いっさいの基本的人権と密接にかかわり、それらの保障を実現するための基礎的な要件である。それは、憲法が示すように、国民不断努力によって保持されなければならない。

2.すべての国民は、いつでもその必要とする資料を入手し利用する権利を有する。この権利社会的保障することは、すなわち知る自由保障することである図書館は、まさにこのことに責任を負う機関である

3.図書館は、権力の介入または社会的圧力に左右されることなく、自らの責任にもとづき、図書館間の相互協力をふくむ図書館の総力をあげて、収集した資料と整備された施設国民の利用に供するものである

4.わが国においては、図書館国民の知る自由保障するのではなく、国民に対する「思想善導」の機関として、国民の知る自由を妨げる役割さえ果たした歴史的事実があることを忘れてはならない。図書館は、この反省の上に、国民の知る自由を守り、ひろげていく責任を果たすことが必要である

5.すべての国民は、図書館利用に公平な権利をもっており、人種信条性別、年齢やそのおかれている条件等によっていかなる差別もあってはならない。

外国人も、その権利保障される。

6.ここに掲げる「図書館自由」に関する原則は、国民の知る自由保障するためであって、すべての図書館基本的妥当するものである

図書館自由に関する宣言」とやらにはこんな大層な宣言がされているようだが、実際に図書館に置かれている本は小説教育的な本ばかりで偏りがたいへん大きい。

雑誌もあるにはあるが技術的なもの文芸関係のものばかり。

国民の知る自由を謳うのであれば漫画や週刊SPA!週刊プレイボーイなんかも置くべきでは?

TOUGHを読む自由は?バカサイを読む自由は?

国民の知る自由などと御大層なことを言っておきながら、実際には体よく国民教育したいだけではないか

図書館図書館が本気で国民の知る自由を守る立場にあると思っているのなら、あらゆる書籍から平等に本を選定して収蔵すべきでは?

2023-07-31

anond:20230731173308

エチエチな美少女なんて生まれ得るんだろうか?」までは適度に気持ち悪くていい感じの増田文芸だったのに、そのあとが嫌な感じの気持ち悪さ出てる

2023-07-28

anond:20230728231421

でもそっちのが金は稼げるし

文芸方面エンタメで売れてから

お遊びでやればいくね?

小説なんか誰でも書けるし今時自費で本も出し放題

けど増田小説でくってくことが目的なのでしょ?

2023-07-26

anond:20230725231257

おもしろミステリとは何か」を語るなら、まず「ミステリとは何か」を定義する必要がある。私は以下のように定義をしている。

 

 

倒叙ミステリ」のように犯人側が殺人を犯す心理を描いていく作品もあるのだが、本エントリではとりあえず上記定義を厳密に適用し、倒叙ものミステリではないとする。また東野圭吾容疑者Xの献身』のように、犯人側と探偵側の視点が入り混じり、その構造自体が読者へのサプライズになるような高等テクニックを用いた小説もあるのだが、こういうものも一旦ミステリではないとする(古いミステリファンならご存知だろうが、実際に『容疑者Xの献身』が本格ミステリなのか否かで、大議論が起きましたな)。

 

面白いミステリとは何か

ミステリとは〈謎を追う構造を持つ物語である。その謎には、大きく分けて二種類がある。〈人間の謎〉と〈トリックの謎〉だ。

ブコメでも出ているが北村薫の「私」シリーズ典型的な前者で、日常の中で発生する何らかの謎を解いていくと、その謎に関わった人間ドラマに突き当たるという構造を持つ(ざっくりと説明しているので、多くの例外を切り落としている)。ストーリーミステリ構造が使われていて、サプライズも用意されているものの、最終的には人間ドラマを描くことが主眼の小説と考えていい。

翻って「トリックの謎」というのはいわゆる〈本格ミステリ〉と呼ばれるジャンルで、絶対不可能方法殺人などが行われ、犯行に使われたトリック自体面白さで読ませるものと考えればよい。綾辻行人十角館の殺人』はもろにこちらに当てはまり、実際にトリック自体が斬新で衝撃があったため、名作としていまに至るまで読みつがれている。

ミステリを巡ってしばしば問題になるのが〈人間が描けていない〉という件だ。平たく言うと、トリック小説人間ドラマとの相性が悪いのだ。人を殺すならば夜道で後ろから刺せばいいだけで、わざわざ密室を作ってその中に閉じ込めたり、アリバイトリックを仕掛けて警察を欺いたり、クローズドサークルの中で大量殺人チャレンジしたりなど、コスパの悪い行動を取る必要はない(実際に、現実世界本格ミステリのような事件存在しない)。トリック小説としての面白さを作り込めば作り込むほど「こんなことをする人間がいるわけないやん」という問題が浮かび上がり、リアル人間ドラマからは遠ざかる。これは構造的に仕方のない問題であり、謎解きミステリ文学賞レースで弱い理由もここにある。

増田は〈トリックの謎〉に特化したミステリに対し〈キャラクター描写ストーリー偏重〉する読みかたをしており、こう読まれるといかに名作といえどつらいものがある。アダルトビデオを見て「ストーリーがめちゃくちゃじゃないか」と言っているようなもので、〈トリックの謎〉系の小説を読む際はモードを変えなければならない(とはいえ十角館の殺人』が小説として稚拙すぎるというのは私も同意するところで、いかトリックが斬新であろうともこんなもん評価できるかという増田の主張は、理解できる面もある)。

まとめると、ミステリには二つのタイプがあり、それぞれ別の軸で評価しなければならないということだ。〈人間の謎〉を描くタイプミステリでは、ミステリとしての驚き + 最終的に描かれる人間ドラマの深度が評価ポイントとなり、〈トリックの謎〉を描くタイプミステリでは、ミステリとしての驚き + トリック面白さが評価ポイントとなる。「面白いミステリ」とは、その作品が属するジャンルで高いポイントを得たものといえるだろう。両者をごちゃまぜにして測るべきでない物差しで測ってしまうと、価値を見誤る。

殺戮に至る病』は読んだのが昔なので覚えていないのだが、構造的にはサイコサスペンス + ラストに驚きがあるという作品だったと思うので、ここではミステリとしては扱わない。

上記2作はミステリとして何が優れていたのか

上述の通り。

自分ミステリを楽しむには何に着眼すべきなのか

キャラクター描写ストーリー偏重〉するのであれば、〈人間の謎〉を主眼に置いた作品を読むのがよいかと思う。とはいえ十角館の殺人』以降、綾辻行人はぐんぐん小説が上手くなった人なので、例えば代表作『時計館の殺人』なんかだと、あくまトリック小説ではあるのだが、小説としてのエグみは『十角館』よりもだいぶマイルドになっており増田も楽しめるかもしれない。

おすすめ作品

米澤穂信『王とサーカス

米澤穂信ミステリ構造を使いつつ、それを深みのある人間ドラマと融合させていくことに長年取り組んでいる人で、『王とサーカス』は代表作のひとつでもある。2001年カトマンズで起きたとある政変テーマとなっているが、殺人事件の謎を主人公女性記者が追っていくにつれ、〈報じるとはなにか〉という現代的なテーマが浮き彫りになる。磨き上げられた体温の低い文体も素晴らしく、読んでいる最中カトマンズの街を旅している気分になる。

島田荘司『奇想、天を動かす』

人間の謎〉と〈トリックの謎〉は相反するというようなことを書いてきたが、それをムリクリ融合する試みも過去何度も行われており、島田荘司はそれを最高レベルで達成した作家のひとりである。『奇想、天を動かす』では作中で大トリックが使われているものの単なるトリック小説ではなく、読むにつれ戦後日本という巨大なテーマが立ち上がってくる。

連城三紀彦『宵待草夜情』

連城三紀彦は〈人間の謎〉を描くことに主眼を置くタイプミステリ作家で、吉行淳之介を思わせる優れた文体をもっているのだが、そういった文芸調の作品にやけにハイコンテクストで作り込んだミステリ様式を持ち込むあたりがユニーク作家である。『宵待草夜情』はいずれも重厚人間ドラマが描かれつつ、そこに作り込まれミステリの要素が投入されていて大変面白い最高傑作と呼ばれる「花虐の賦」も収録されている。

2023-07-11

作品と作者を分けて考える・作品の種類による違い

基本作品と作者は関係ないと思っているが、そうでもない場合もある気がしてきた。

歌手:曲と歌手関係ない。

作曲:曲と作者は関係ない。

作詞:詞の傾向による。平和とか愛をメインにしているのに差別発言とかだと困る。

(追加)プロデューサー関係ない。あくま作品とだからグループのものを嫌うのはあり。

(追加)社長関係ない。それこそジャニーズがどうでも曲は別判定。

タイアップ先がある場合そことの食い合わせも重要

作詞作曲を兼ねている場合関係あり判定か。メッセージ性が高い場合関係あり判定が出そう。

実写映像作品

出演者作品演者関係ない。

脚本作品脚本家は関係ない。

監督作品の傾向による。

プロデューサー作品プロデューサー関係ない。

他、スタッフ作品スタッフ関係ない。

アニメ

声優キャラクター声優関係ない。が、イメージの低下にキャラクターを付き合わせるというのも?

監督関係ない。

脚本関係ない。

作監関係ない。

プロデューサー対象年齢によっては気になる。

映像作品と併せ、複数人で成立する作品関係ない判定多し。

おそらくゲームもこのカテゴリ

漫画

漫画関係ない。

原作関係ない。

作画関係ない。

そもそも数が多すぎて合わなかったら投げ捨てろよという感じ。

文芸

小説作品の傾向と対象年齢による。

エッセイなど:自分の主張100%なので犯罪者だと書きなおしたほうがいいだろ感。

これも数が多すぎるが、漫画よりは真面目にとられる感がある。

山下達郎作詞やってるから関係あり判定かもなあ。

主張が全面に出てるか出てないかが分かれ目。普段聞いてる人が判断してくれ。

https://anond.hatelabo.jp/20230711141527

2023-06-29

占いって、未来を変えられるならそれは運命じゃなくて自由意志からデタラメふかしてるって事になる。

変えられないのならそもそも知った所で意味がないというか、占いをするのもしないのも全部神の掌の上じゃんって思う。全部決まってるのなら金払った所で仕方ないからおれは占いをやらない。ここまで含めて運命かもしれん。お遊びや付き合いでおみくじ引くくらいはあるけど。

戒めや忠言として受け止めるくらいが良しとか言われたりする。悪質なのだと聞こえの良い、客が求めてる言葉をつらつら並べ立てるだけとか。

そんくらい人に頼らず自分の魂に聞かんかいって思う。

まあバーナム効果とか、荻原浩小説で読んだコールドリーディングとか、そういうのを聞き齧ってはいるけども、いざ実際占いやってみて「おっ!」と思う事があれば信じちゃうのかもしれんね。

そういうのも込みでおれは占いを受けないのかもしれない。どうせ自意識の繊細な部分を突っつかれるなら、文芸や歌のパンチラインの方がいい。

anond:20230629043934

はてなblogはともかく、言うほど増田いか

 

 

きじゃないアピールするブクマカ兼ねてそうな厨二増田

  ↓

 

 

いつもこんなんや

2023-06-26

夢をかなえるゾウ」に関するツイートについて

この長文を書いている間にツイート主が自ら問題点に気付いたようなのですが、一応書いたので載せます

公に相応しい言葉を使われた「夢をかなえるゾウ」の批評論文普通に読みたい。




勢いに任せて書いていたら思いの外長文乱文になってしまった。歴史については細部に誤りがあるかもしれません。ご容赦ください。

発端と一連のツイート

https://twitter.com/dfuz4/status/1672629861524062213?s=46&t=RfgMyrvtZQTMi53tj0NN1A

https://twitter.com/dfuz4/status/1672958086733250562?s=46&t=RfgMyrvtZQTMi53tj0NN1A

https://twitter.com/dfuz4/status/1672973973825650689?s=46&t=RfgMyrvtZQTMi53tj0NN1A

https://twitter.com/dfuz4/status/1672965101517955073?s=46&t=RfgMyrvtZQTMi53tj0NN1A

長いので要点まとめをしました。

この時点で既に長いですが、この下に本文があります

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1.筆者の思うツイート主の問題点

「公」と「私」の視点および言葉遣いの混同

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2.「公」における良書主義について

ツイ主の考え方は所謂「良書主義」であり、

公の場では良書主義否定されている。

公による良書主義は、先の大戦で見られた悲惨言論統制思想弾圧に繋がる。

民主主義においては、全ての本、全ての人、全ての思想信条は法の下に平等に扱われるべきとされる。

また歴史的に見ても、本と人間(思想信条)は密接に紐づいており、

公の姿勢としてその部分が守られているため、

特定の本を否定することで人格否定されたと考える人が現れてもおかしくはない。

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3.「私」における良書主義について

私の場では(各個人における)良書主義は認められている。

公の立場からしても、本来良書・悪書判断個人に委ねられるべきとされている。

ただし、文字通り一人一派であり、そうでなくてはならないため、

私人立場から私人言葉特定の本を肯定否定すれば、

当然、他人から私人立場から私人言葉反論される場合がある。これもまた自由であり、自然かつ健全である

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4.「公」と「私」の混同

マッチングアプリを使っている1ツイッタラーは「私」の立場である

大学指導を受けている文学研究者は「公」の立場である

前述の通り、私人立場で、私人言葉を使ったことが発端だが、

途中から研究者批評研究という公の立場を持ち出しているため、区別がついていないと思われる。

公の立場には公に相応しい言葉があり、当然集まる意見にもそれが反映される。

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余談.「全ての本は素晴らしい」と考えている人はいるのか?

いない。

公の立場では「全ての本は平等」に過ぎず、

私の立場では「全ての本は平等ではない」。

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5.今回のまとめ

「私」の立場で発信したのであれば、他人の「私」の意見も受け入れるべき。

反論を受けてから「公」の立場を持ち出すのは、「公」に相応しくないという点で悪手である

また、その二つの視点は明確に区別しなければならず、

研究者であるならば、嫌いなどの私情を挟まない冷静で平等視点で、相応しい言葉論理的批評しなければならない。

あくまでも私人としての意見であるならば、自らのためにも研究者立場を途中で持ち出したりせず、最後まで私人意見に留めたほうが無難

個人的には発端のツイートの内容はあくま私的意見であり、さして騒ぐようなものではないと思う。が、意見を言いたくなる人がいてもおかしくない。

ただし、途中で研究者という公的立場を持ち出したことで、認識として危険だと思ったためコレを書こうと思った。

ツイ主に敵意はない。出来れば本人に届いてほしいが、読みづらい文章申し訳ない。本を愛する気持ちは勿論自分もそうなので、よくわかる。




ここから本文

〜〜〜〜〜〜〜〜

1.筆者の思うツイート主の問題点

ツイート主のツイート及び意識問題点として以下がある。

・「公」と「私」の視点及び言葉遣いの混同

本人がこの視点区別がついていないことが、一番の問題なのではないかと思う。

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2.「公」における良書主義について

まず前提として、日本には古く戦前に「良書主義」という考え方がある。

コレはざっくり言うと、

"世の中には(ツイ主の言葉を借りれば)「しょうもない」「薄っぺらい」=悪書存在し、それらは教育および教養において価値を持たない。歴史的・文学的に意味を持った良書のみに価値がある。"という考え方である

ただしコレは、例え「公」の立場が定めたものだとしても、突き詰めていけば、ツイ主も表明しているようにどこかの個人「私」の主観に基づくものである

そのため「公」とされる場所においては、近年ではこの考え方が否定されている。

「公」の最たる例が図書館(※1)である

"絶歌問題"と言えば大々的にニュースにもなり、記憶にある方も多いと思う。

大筋は以下。

①「こういった内容の図書図書館が置いて良いものか」と市民からクレームが入った

クレームを受けた一部図書館が該当の図書閉架=職員の出納が必要場所に置いたり、除籍とした

図書館対応として正しいのか議論が起こった

論点としては、

公的自治体である図書館が、特定出版物市民の目に入らないように検閲排除するのは正しいのか

・それは言論弾圧に繋がり、思想信条自由に反するのではないか

といったものである

議論の中、多くの図書館ではこの絶歌特別扱いせず、他の一般図書と同じように取り扱った。つまり開架=誰でも手に取れる場所に置いた。

この対応は良書主義への抵抗であり、

"本の評価は、読んだ各個人「私」に委ねられる。図書館「公」において、すべての本(すべての人間、すべての思想信条)は平等である"

という姿勢を強く示したものである

民主主義に端を発する図書館歴史を学んだ者であれば、この姿勢には拍手を送るだろう。

「公」においては、良書も悪書もあってはならない。

図書館ひいては司書職の人間私的判断で、特定の本への接続を薦めることまた同様に妨げることは越権行為であり絶対的タブーである。(※2)

また、この対応からも分かるように、本というもの個人思想信条人格と密接に紐付けられて考えられている。

一冊の本は一つの思想であり、一つの信条であり、一個の人である

二次戦前夜のドイツ焚書に対するハイネ言葉である「本を焼く者は、いずれ人間も焼くようになる」からもそれがよく分かる。

「公」の場において、特定の本を特例として扱い肯定否定することは、その本に書かれた思想およびその思想同調する人を肯定否定していることになる。

からこそ、良書主義言論統制思想弾圧に繋がるとして廃れていった。

ただし、繰り返すが、コレは「公」における話である

--------------

3.「私」における良書主義について

前述の通り、評価は「私」に委ねられる。

司書職の人間に、職務外で好きな本・嫌いな本を聞けば全員がその両方を答えるだろう。コレは「私」の範疇であるため自由である

ツイート主の発言に戻ると、

本人も表明しているように、発端となるツイートした時点での立場は明確に「私」である

マッチングアプリをしている私人としての発言しかない。自由である

そしてそこに、たくさんの「私」の反対意見が集まった。コレもまた自由であり、自然である

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4.「公」と「私」の混同

問題はその後だ。

自然の摂理で発生した反対意見に不満を覚えたツイート主は、「批評」「研究」という言葉を持ち出して、文学研究をしている学生という立場から発言を始めた。

研究者言わずもがな公の存在である学生であっても、指導教員がおり、大学には国から補助金が出ている。

批評研究はもちろん存在するが、公には公に相応しい言葉がある。

しょうもない薄っぺらい、大嫌いという言葉で語られた批評存在しない。(文芸商業誌にならあるかもしれないが、当然「私」である)

研究者は、特定の作者・文書研究対象に選んだからといって、選ばなかった文書を見下しているかといえばそうではない。

(内心の「私」の部分ではそうであったとしても、それを「公」である研究の中で露悪的に表現することはない)

それが「公」における平等である

公に相応しい言葉を使って正しく批評していれば、反論であっても同じように公に相応しい言葉を使った建設的な意見が来ていただろう。

指導教員に聞いてみてほしいが、以下のように言われるはずだ。

個人としての発信なら問題ないが、研究者としての発信なら相応しい言葉ではない」

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余談.「全ての本が素晴らしい」と思っている人はいるのか?

これはハッキリ言うが、いない。

公の立場では「全ての本は平等」に過ぎない。コレは法の下において、そうでなければならない。

私の立場では「全ての本は平等ではない」。コレは法の下において、また民主主義において、そうでなければならない。

ツイ主にアレコレ言ってる人は全ての本が素晴らしいと思ってそう言っているのではなく、

好きな本を貶された、好きではないけどその言い方はないでしょう、お前の態度が気に食わない、なんとなく鼻につく等等、一個人の「私」の立場から意見に過ぎない。

また途中から研究者立場を持ち出したことに対して違和感を覚えたり、それはダメでしょうと思ったり、マウントを取ろうとしていると捉えて不快になった人もいるだろう。

何度も言うが「私」の立場からであれば自由自然健全である

ただし、当然、誹謗中傷や現行の法に触れる発言自由範疇外なので、コレについては受け入れる必要はない。(警察に行ってください)

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5.今回の件のまとめ

ツイート主は「私」の立場で「私」の言葉を使い、

特定の本およびその本を好む人を選別・選民したために、

「私」の立場から「私」の言葉反論不快感の表明、揶揄が集まった

(自然な流れ)

これに尽きる。

「私」の言葉を使った時点で、「私」の言葉は集まってくる。

そして、後から「公」ぶるのは無理があり、「公」の在り方に照らせば悪手だ。

まり公と私を混ぜるな危険。ということで一度冷静になって考えてほしい。

研究者ポーズを取って「批評という文化に馴染みがない…?」等と煽っているが、それこそ公に相応しい言葉を用いた批評という文化に対して失礼である

研究者であろうが、ツイッター発言している時点で"私"の立場です。だから自由でしょ?」というなら納得できる。しかし、ならば他の人の「私」の意見が集まることも受け入れなければならない。

何度も言うが研究者という「公」の立場を取るのであれば、「私」の好き嫌いを挟むことは相応しくない。

この区別をはっきりさせて、「公」の姿勢理解していないと、研究者としては危険すぎる。

※1) 公の最たるものには文書館もある。文書館は歴史的・文学的に保存価値があるものが選別され保管されている。そこには「公」=研究者による評価判断が下されている。

ただし、文書館および文書職員は当然「文書館に所蔵されない本はしょうもない薄っぺらい。大嫌い」等とは言わない。

あくまでも歴史文学的な保存価値という一要素を選書基準としているに過ぎないからであり、良書・悪書を選別しているわけではないかである

また、勿論そういった言葉が「公」に相応しい言葉ではないかである


※2)近年ではCCC一般企業の参入、指定管理業務委託といった制度により、自社や関係各社に利益が上がるような本の取り扱い方をしている図書館もある。しか本来図書館の在り方としてはこの限りではない。実際に問題にもなっている。

2023-06-23

anond:20230623000256

サブカル練度や教養、嗜好の懐の広さ度合いが高い連中は一般文芸新書、専門書も嗜むだろうから

一般向けに自己紹介する時は「趣味読書」ということにしてそう。そうでなければそうしたほうがいい

初手「ラノベ趣味」を名乗る奴はちょっと

若者が読んでる小説情報ってどうやって調べるんだ?

「なろう小説オッサンしか読んでなかった!学生が読んでいるのは一般文芸!中高年は脳みそキッズ中高生大人読書!」みたいな話題ちょくちょく聞くからソース探してるんだが全然見つからねえ。

文芸雑誌がやった母集団がクソほど偏りまくってそうなアンケート(これってアニメージュ読者に好きなアニメ聞くようなもんだろ)ぐらいしか見つからん。

購入者の年齢情報とセットになった小説の売上資料がねーんだな。

ジャンプみてーに読者アンケハガキがあったら大まかな購買層とかわかるんだろうけど、そういうのがないんだろうな。

中学生 人気 小説」で検索してもGoogle先生は「中学生オススメ小説ランキング」とかいうクソみてーなアフィ記事しか出さねえしな

2023-06-21

おれは真実に目覚めた上で再びマトリックスに戻りたいかといえばそれはイヤ(そもそも青いピルを選ぶかと言えば微妙なとこだけど)だと思う。知ってしまった以上は嘘に戻りたくないと思う。

でも自然科学が発展してしまって、感情神秘すらも唯物論的に身も蓋もなく明かされてしまいつつある世の中に生まれしまったのもイヤに思う。

例えば薬だとかの外的な操作で脳の仕組みをハックするようなものじゃなく、正しい?自然な?本来の?方法感情を揺り動かしていたい。

それこそおれが好きな音楽だとか文芸だとかで。

もちろん人の感情の全てを理解するにはまだまだ程遠いだろうけれど、それでも「正しい」感情の動かし方という考えが欺瞞に過ぎないのを薄々自覚せずにはいられないのが嫌で、もっと神秘のあった時代に生まれたかったなとも思う。

全ては脳内物質が決める事でいいじゃん。何か問題でも?という人もいるんだろうけど、おれはそこまでラディカルに割り切れない。

不思議矛盾だ。

かといって真実なき世界から宗教に戻る(というか「行く」だけど)かと言えばそれもイヤだから、何か芸術フィクションの力を信じたい気持ちがそこに働いてるのかもしれない。

2023-06-04

表現行為に憧れなり熱意なり衝動なり、少しでも心惹かれる所あったらアジカンリライト歌詞って理屈抜きでグッとくると思う。

別にロックに限らず色んな音楽なり美術なり文芸なり、なんでも。

逆に全く何もピンと来ないって人とはなんかもう根本的な所で理解し合えないタイプだなって思う。向こうもそう思う気がする。

歌詞なんて大体抽象的なもんで、各々が自分体験と結び付けて具体的に落とし込んで受け取るもんだと思う。

初期衝動的な感情を歌った歌詞自己表現とは別の体験と結び付ける人もいるのかもしれん。でも

「軋んだ思いを吐き出したいのは存在証明が他にないから」

とか

意味のない想像も君を為す原動力

とか、逆に何と結び付けるんだろう。

2023-05-31

雪舟って世襲だったの?

🙅‍♀️違います

雪舟武家出身でしたが、幼い頃に禅僧としてお寺に入りました。

当時は文芸で身を立てるにはお寺に行くしかなかったからです。

有名な涙でネズミの絵を描いたエピソードはこのお寺での修行時代の話です。

お寺で絵の勉強を学んだ雪舟大名加護を受け創作活動しました。明にも行ったよ。

というわけで雪舟世襲ではなく、頑張った人でした!

2023-05-28

[]5月27日

ご飯

朝:なし。昼:ピザ。夜:うどんたまご納豆ネギ、天かす。間食:ガム。

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○いづみ事件ファイルVol.1潮騒

携帯電話専用として発売されていたADVニンテンドースイッチ移植版。

原作携帯電話専用ゲームということもありかなりミニマム作品プレイ時間も30分程度。

編集仕事をしている木戸いづみが担当作家鏡月正宗のトンチキな命令鎌倉で起きた事故捜査をすることになる、捜査をしていくと事故ではなく殺人事件可能性が見えてくる、美女自称する明るさと当たって砕けろの信条武器木戸いづみは事件の謎を解けるのか。

シンプル事件現場の調査をして、関係者証言を集めて、推理して、犯人特定するオーソドックスADVの良さがあった。

推理というよりは証言矛盾から犯人特定するのだけれど、短いゲームの中ではありながらも、信用のおける証言とそうでない証言区分けする楽しさと、他の証言との矛盾を見出す面白味があった。

関係者から証言を集める会話の部分も、美女自称する主人公木戸いづみの少し滑稽なシーンがあったりしてコミカル楽しい

とはいえ流石に30分のプレイ時間の中に物語らしい物語を詰め込めてはいないので、一般的文芸ジャンルとして使われるミステリという用語よりはパズルクイズや謎解きの類いに分類した方が収まりがよさそうかもしれない

事件が起きて捜査するというテンプレートと、文章自分ボタンを押して捲るというシステム根本的に好きなので、僕はこれぐらいの規模の作品でも好き。

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