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2023-11-23

膿栓(臭い玉)がでた!!うわああああ!!!

Twitterとかで書くのは恥ずかしいからここに書く。当然、汚い話なので注意。

たぶん30超えたあたりからかな?と思う。膿栓が出るようになった。1年に1回あるかないかくらいの頻度。

知らない人もいるかな?喉の奥からゴマつぶみたいなのが出てくるの。固まったハナクソみたいな見た目で、潰すと歯クソを集めて圧縮たかのような、「地獄ってこういうことなのかな?」みたいなとんでもない臭いがする(じゃあ潰すなよ)。扁桃腺に穴が空いてて、そこに食べかすとかが色々詰まって出来るんだって。なんで神様はそんな仕様にしたの?激詰めしたい。

インターネットを始めたころ、この世には臭い玉というものがあり、定期的に出てくる人たちがいる。自力で取ろうと試みる人たちもいる。すごいにおいがする。という話を読み、ウッソだぁー!きったねー!!と思っていた。

でも本当だった。

歳をとったからなのかな。鼻炎が悪化たからかな。私もこちら側の人間になってしまった。めちゃめちゃ悲しい。

予防できるもんならしたいし、押し出して取れるなら取りたいが、私の場合目視はできない。咳やうがいで、自然に出てくるに任せるしかない。その頻度が、前述の1年にあるかないかである。恐怖。

思えば生理が始まる前にも、「毎月お股から血が出るゥー!?ウッソだあー!!」と思っていたのだろうか。もうそ気持ちは思い出せない。

祈るような気持ちで、日々歯を磨き、鼻うがいもし、リステリンなどを使っている。もう出ませんようにと。

でも出る。貧困も、戦争もなくならないみたいに。

なんなんだよクソが。人生はクソだ。あ、歯クソか。

ところで猫に嗅がせてみたが、フレーメン反応はしなかった。いい子だねー。

2023-11-21

anond:20231120172028

こういう労働無理な女のための花嫁学校があればいいかもな

料理とか家事とかじゃなくてもっと手前の、結婚までもっていく手腕を磨くところ

働けないけどペット的な可愛さ全面押し出して癒やしを演出したり

2023-11-20

スーパーヒーロー映画の化けの皮がはがれ、ついにプロパガンダが暴かれるか?

MCUがいよいよもって危機に瀕している。最新作、マーベル興行収入はズタボロだ。

製作費2億7000万ドルと言われ、リクープ可能ラインを表す2.5倍の法則適用すると資金を回収するのに6億ドル近くの興行収入を稼がねばならない。


MCU凋落するにつれ、ついにスーパーヒーロー映画コミュニティが行ってきたプロパガンダが暴かれるかもしれない。

MCU日本Twitterなどでも見られるようにリベラル国外文化親和性があるような人が取り上げムーブメントを作り上げてきた。

その中で彼らはMCUは"女性活躍が見られる"や"ダイバーシティが..."と言った言説でMCUへ観客を誘致してきたわけだが実際にはマーベルはそれらの作品群とは真逆の客層に対して物を売っていた。

マーベルの読者が別に保守主義者にモノを売っていたというつもりはない。

実際にはDCの方が傾向で言えば保守主義的な人々にモノを売っていたし、スタン・リーを筆頭にどちらかというとリベラル左派的な価値観作品群を従来から押し出していた。

しか重要なのはそれらの作品女性ではなく男性にモノを売っていたと言う事だ。


まり基本的スーパーヒーロー物のアメコミはboyが主要客層だったし、女性作家が増えたとはいえマーベルコミックは今でもそうだ。

そういった作品群の中であまりにも男性メインすぎたので女性主体としたキャラクターを開発してきたという歴史がある。

これはつまり週刊少年ジャンプあくま男の子マーケティングターゲットにしてきたが、現実の読者を精緻分析することで、それに合わせて徐々に女性キャラクターの造形が変化していったに過ぎない。

別に女性主導だとかそういうわけではないわけだ。


しかし、MCUはそのバックグラウンドを奇妙に偽装してきた。一部のMCU作品女性キャラ主体となった女性主導の女性向け映画だというように喧伝してきた。

しか実態男性向けの作品を無理やり女性向けにアジャストしたに過ぎない。

スーパーヒーロー映画映画館のスクリーンをあまりにも独占しすぎるため、女性向け映画がまるで上映できず、むしろ2000年代後半からアメリカ映画館はどんどん男の向けになっていった。

そういった文脈知らない日本人向けに、こんなに立派な女性向けヒーロー物があるぞと日本の一部スーパーヒーローファン喧伝してきたがその化けの皮がついに剝がれる時が来た。

実態としては日本映画館でのヒーロー物は男性によく見られていたのだがアメコミクラスタはなぜか女性にも人気があるかのような言説を押し出していた。

実際には女性キャラが主導する作品でも男性の方が良く見ていたのだ。いくつかの記事ではよく見ると女性スーパーヒーロー映画の男女比が男性の方が多いと書いてあるにもかかわらず、女性の観客が多いと勘違いしている人を見た。

しかし、これはシンゴジラ女性にも人気があるなどとうそぶくようなものだ。もちろんシンゴジラを好む女性はいるが圧倒的少数派だ。

これは、そういった実情に対して苦悩している女性に対して"実際にシンゴジラ女性に人気だ!お前もそう言え!"と強制しているようなものだ。


今後はMCUの人気が凋落し、そういった言説もおさまってくるだろう。

そして実際は単なるボーイズクラブに過ぎないことが露呈するだろう。

2023-11-16

あなた今日もよく目覚めました。

しかし、ニュースなんか見るのはやめましょう。

ニュース世界戦争事故災害犯罪に巻き込まれ被害者たちを伝えます

でも、あなたには関係ありません。

あなたには関係ないのです。

ニュースあなたより悲惨な目にあっている人たちを押し出してきます

すべての心ある市民はあまねくこれを知る義務があるとでもいいたげに押し出してきます

ですが、あなたあなたで大変なのです。

心優しいあなたは、自分より悲惨境遇の人たちに心を痛め、自分のことを二の次に考えます

あなたは、その優しさであなた自身をいたわるべきなのです。

寄付をするのはお金持ちに任せておけばいいのです。

世界を知るのは世界を変えることができる立場の人に任せておけばいいのです。

ニュースなんて見るな!

牧歌的生活想像してごらんなさい。

薄っすらと大地を照らす日の出と共に目覚め、高原の涼しく清らかな空気を吸い込むのです。

居間ゆっくりと温かい飲み物を飲むのです。

そう、この生活ニュースを伝えるメディアなんて入り込む余地はないのです。

旅館に泊まったあの日を思い出してください。

あなたあなた人生を取り戻していたのです。

あの時間を今も取り戻すのです。

2023-11-12

anond:20231112070228

ああ、それはそれとして

例えば、ゲームロード中に流れる一枚絵が何種類も、既にある。他にも、棒立ちではなく動きのあるポーズ立ち絵もあるんだ。

これが粗悪なら、AIの方がいいじゃん・・・となるのも分かるんだが。大陸ゲーだから、それらの見た目が悪いような事も全くないんだよ。

なのに、なぜそれらを使わず、全く関係のない、特徴もない無関係AIイラストを使うのかがわからない。

わかりやすく例えると、原神をアピールするのに、登場しない謎のAI生成キャラクターを全面に押し出した一枚絵を使ってるようなもの

2023-11-05

anond:20231105191716

は? それは 

中共さらにつけあがって強く押し出してくるかも

 に対するレスか?

anond:20231105135349

あれで戦争が長引けばロシアが削れて脅威が減るので日本メシウマ

という理屈は通るんじゃないかなとは思ってる

けど…その後のあまりロシアポンコツぶりで中露の力関係が完全に逆転してしまったのを見て

中共さらにつけあがって強く押し出してくるかも、と思ってダメだなって思った

思い通りにはなりませんね

2023-10-28

鶏肉ザクロ煮が失敗したけど美味かった

家に死んだじいちゃんが残したザクロの木がある

今年は天候のせいかたくさんザクロの実がなった

しかし、うちの家族は誰もザクロを食わない

ザクロは一粒一粒に種が入っているので食うのがめちゃくちゃ面倒なのだ

一粒取って、口先のあたりで指で実を潰して液を飲んで、種を出すみたいなのを100粒連続でするのが嫌だから

ただ例年は木に二、三玉なれば多い方なのだけど、今年は10玉以上なっていて、何ならいまだ小さい玉が増え続けている

さすがに放っておくのはもったいないかと気まぐれに一玉とって、ジュースにした

厚い皮を剥いて、ボールに一粒一粒とる

赤い粒に付着した白い皮をなるべとり、水に浸して浮いてきた皮やカスを取り除き、ざるで水を流す

すり鉢に水気を切ったザクロの粒を入れてすりこぎでつぶし、小さな粒の中の果汁をもれなく押し出していく

最後はざるで濾して、ようやく小さな湯呑一杯分くらいのピンクの液体となった

風呂上がりに冷やしておいたザクロジュースを飲むと、これがまあ美味かった

甘さとすっぱさのバランス絶妙で、口に何の嫌味も残らない

ザクロ特有香りなどを感じるわけではないが、あまりにもすっきりとしたのみ心地で、風呂上りにぴったりだった

母にジュースにしてみたら美味かったよというと、母は5玉ほどを一生懸命剥いて、ミキサーで種とジュースに分離し、少し砂糖を入れて煮ていた

そのザクロジュースゼリーを作っていたが、これは失敗だった

正直美味しくはあったのだが、ザクロ自体香りやコクなど強い個性があるわけではないので、清涼飲料水を固めたみたいな味のゼリーになってしまっていた

ゼリーにするには砂糖を入れないと甘さが足りないと思うが、そのせいでザクロスッキリとした持ち味が失われている」というのが私の感想で、母も苦労して作った割には個性のない味だと同意していた

余りにも料理するには手の込む食材だと難儀していたのだが、ネット鶏肉ザクロ煮というアルメニア料理があると知り、作ってみた

簡単に言うと、皮付きの鳥のもも肉を塩コショウよく焼いて、鶏油を取り出し、その鶏油玉ねぎクミンを炒め、そこに鶏肉を戻して、ザクロの実と白ワインをくわえて煮込むというもの

仕上げに生のディルパクチーをちぎってのせて、生のザクロの実をひとまみかけて完成

大体調理に1時間半くらいかかった

味付けは塩コショウクミンだけというシンプルさながら出来上がったソースは絶品だった

甘酸っぱいカレーソースと言ってしまえばそれまでだが、口当たりがよく、何口でも食べたくなる

クミンの複雑な香りがあり、鶏油のコクがあり、それでいてザクロスッキリとした風味がクセをなくしている

バターチキンカレーからバター唐辛子トマトニンニクショウガヨーグルトも抜いているようなレシピなのに、「このソースってバターチキンカレーの味に負けてなくないか?」と思った

何なら辛みもないのでより口に運びやす

甘みも酸味もちょうどいいのでご飯にかけても不自然さはなく美味い

生のディルパクチーの青臭い香り薬味として機能しているのは、料理自体に甘さがあり、スパイスクミンしか使っていないから生のふたつのハーブ香りを足しても香りが複雑になり過ぎないからだろう

ゲテモノかなと思って調理したが、材料選択無駄のないレシピの完成度を感じる結果となった

しかし、私自身の調理でいくつか失敗だったなと思う点がある

まずはザクロの粒をそのまま使ってしまった点だ

煮込めば中の種も柔らかくなり、種の苦みがスパイスのように感じさえするとレシピでは紹介されていたが、アルメニアとはザクロの種類が違うからか、火の加減を間違えたからか、ザクロの種は食すのに邪魔になるくらいの硬さになってしまった

これは次回はザクロの粒を絞ってジュースにしてから料理に使うことで改善できると思う

二個目の失敗点は高めの地鶏を使ってしまたことだ

食ってわかったが、この料理鶏肉を柔らかくした方が美味い

硬くて味の濃い地鶏より柔らかいブロイラーの方がたぶん美味くなると思った

三点目の失敗は鶏肉を煮る際にあまり煮汁に浸っていなかった点だ

これは火加減の間違いともかかわるかもしれないが、ソースの味があまり鶏肉自体には染み入っていなかった

煮込む際に鶏肉が鍋の下の方に行くように調整すべきだったし、その方が鶏肉自体も柔らかくなっただろう

今回は一枚肉をそのまま使ったが、一口大にした方が火も味も入りやすいかもしれない

ハーブ白ワインや何よりザクロはまだ残っているので明日にでもまた作り直してみようと思う

秋口の定番にしてもいいなと感じるほどの料理だった

2023-10-25

anond:20231024171448

それを理屈をこねて遊んでいる、と言われればそういった側面は多分にあるかもしれません。

側面どころか前面に押し出していますよ。

増田論法で行くと増税クソメガネいじめられている岸田も弱者、訴えられているトランプ弱者国際世論というとんでもない母数から責められているプーチン弱者、70億総弱者という話になるんだが?

羊の皮をかぶろうとしてもオオカミオオカミ

今の立場を捨てて年収400万・ヒラ・中年独身KKOわくわくセットになった方がマシというやつが弱者という結論方丈記にも出ている。

2023-10-23

アリスとテレスまぼろし工場問題点(長文)

岡田麿里監督作品は見たことがなかったが、「あの花」が名作であることは知っていたし

チェンソーマンを見てMAPPAに興味を持っていたので、渾身の劇場作品であるこの作品を見に行こうと思った。

とは言えあまりヒットしている雰囲気はなく、ネットをふわっと見る限り絶賛している人はあまりおらず、

見どころはあるが問題も多い、というような感想が多数なのであまり期待はしてなかった。

鑑賞した結果、見どころはあるが問題が多すぎるのであまり乗れないな、という感想を抱いた。

絵作りは全体的に申し分なく、やりたかたこともわかるし作者の持ち味もわかるが、そこに至るまでに問題が多すぎる。

順に思い出しながら問題点を突っ込んでいく。

 

◾️冒頭いきなりギャグが滑っている

冒頭、中学生男子が狭いこたつに4人入ってワチャワチャと勉強しているというほのぼのシーンから幕を開ける。

4人組の中のお調子者が、こたつの中で屁をこき、大騒ぎしながら窓を開ける、というのが

この世界異変が起こるまでに映画で描かれるすべてである

中学生日記レベルテンプレギャグであり、中年男性である自分が見てこの4人に親しみを持つことはできないな、と感じたが、

まあギャグ大事作品ではないのでこんなものだろう。全然許容範囲である

 

◾️世界設定が薄っぺら

窓を開けると工場が爆発し世界異変が起こる。時間が止まり、同じ1日を繰り返す田舎街に閉じ込められることになる。

異変が起こった時に、視聴者と同じ現実世界に生きていたはずの主人公たちがどのようにその異変認識し受け入れていくか、

という過程を描くことで視聴者も状況を受け入れやすくなるものだが、この作品はいきなり違和感を突きつけてくる。

登場人物たちが異変をすでに受け入れており、諦念に塗れた奇妙な終わらない日常生活を続けているのだ。

徐々に明らかになることだが、時間が止まってから十年以上が経過していたのだ。

かなり挑戦的なストーリーテーリングだが、あまり成功しているとは言えない。

十年以上も外界と隔絶され肉体が変化せず、同じ1日を繰り返しているというのは相当な極限状況である

田舎とはいえ数千〜数万人はいるであろう街の人達が、そのような極限状況に置かれているようには見えない。

最初の数年は外界に出ようとしたり、ループから抜け出そうとチャレンジした人達がいて、

彼らが失敗したのを見て人々が諦めて日常を続けることにした、という経緯なのだと思う。

そのような経緯が描かれることはなく、この無茶な状況を説明するのは「自分確認票」とかいものを人々が

毎日書かされているという設定である演出的にもこれを毎日書いていることがかなり重要になってくる。

「いつの日か時間が再び動き出した時に、自分が変化し過ぎていると不具合が起こるかもしれないので、自分が昨日と変わっていないことを毎日確認しましょう」

ということらしいのだが、その根拠はなんとなく事情がわかっている風の言動をしている変わり者の神主がそう言ってるから

という非常に薄弱なものである

◾️変わり者の神主・佐上の問題

この世界に起こった異変の鍵を握る人物が佐上である

この映画問題点の半分ぐらいはこいつの責任であると言えるだろう。予告編を見るだけで違和感を覚えると思うが、

映画リアリティラインにそぐわない、いかにもアニメ的なエキセントリックキャラである

この突飛なキャラ映画に馴染ませるために、妙にリアルな小物感を感じさせる演技が端々に入るところは面白い

「こんな奴が現実にいたら絶対に近寄りたくないな」と思わせてくれる。

芝居がかった大仰な喋り方をした後にボソボソと独り言を言ったりするところがやばい奴感のリアリティを高めている。

最大の問題は、街の中でも変わり者として爪弾きにされていたこの男が、世界設定の根幹を握っていることである

背後にある神道的な神秘設定の描写が非常に薄く、単なる変人妄言が街を支配しているように見えてしまう。

小物感がリアルに強調されればされるほど、世界観が薄っぺらく見えるという問題

こいつが単なる変人ではなく、世界の鍵を握るだけの力を持っている描写がもう少し必要だったのではないか

 

◾️主人公たちに感情移入できない

十年以上自分が変わらないように毎日確認票を書かされている20代中盤の主人公たちの気持ち感情移入するのは難しい。

から出られないとはいえ人生経験は十数年分重ねていて、車の運転などもできるようになっているのだ。

肉体が変わらないからなのかメンタル中学生のままで、意味もなく高い所から飛び降りたり首締めごっこをしたり、

上履きを隠したり、パンチラブルマー姿を見て喜んだり、わざとパンツを見せてからかったり、みずみずしく痛々しい恋をしたり、

いかにも中学生行為を続けている。どういう精神状態なのか想像がつかず、共感できない。

物語上の都合のいいところだけ成長して、中学生として見せたい部分は成長しない。随分とご都合主義の設定である

作者の見せたい都合に引き込む演出の力量が足りていない。

◾️フェティッシュ描写

女の子みたいに見える主人公。女みたいと言われるのは嫌いじゃないが男が好きなわけじゃない。

なかなか魅力的な設定だが、そこがそれ以上掘り下げられることはない。そのほかにフェティッシュの要素がいくつも

散りばめられているがただ作者がやりたかっただけでキャラの魅力につながっていかないことは残念である

 

◾️さら薄っぺらくなる世界

肝試しに地味な女の子と一緒にトンネルに入ったらいきなり告白される、というシーンはこの映画で唯一笑えたシーンだったのだが、

からかわれて傷ついた女の子は心にヒビが入り、そのまま消滅してしまうという全く笑えない結末になってしまう。

そこからこの世界真実が明らかになる。

実は時間が止まっているというのは神主らが仕組んだ嘘で、主人公たちは聖なる山と工場が生み出した幻だったのだ!

様々な設定の綻びも、不可解な登場人物心理も、幻だったのなら仕方がない。すべて作者の胸先三寸である

世界観のペラペラ感がティッシュぐらいの厚みになってしまう。絵的にも、あちこちがひび割れて今にも砕け散りそうになっている。

そこで唯一興味を繋ぎ止めてくれるのが、幻の世界で唯一実在存在である未来から迷い込んできた主人公たちの娘である

濃厚なファーストキスを実の娘に偶然見られるという気まずいだけのシーンを経て、

この娘を現実界に送り返すというミッションが確定してから物語は俄かに力を取り戻し、

監督の確かな力量によって大きな盛り上がりが描かれる。

しかし、そこに至るまでのキャラ世界観の積み上げが非常に脆弱であるために、自分は置いていかれている感がしてまるで乗れなかった。

バックトゥザ・フューチャー的なカーアクションで無茶なアクションを繰り広げるものの、

まあ危なそうに見えるけど所詮は幻だし、どーにでもなるだろ・・・と思うとあんまりハラハラしない。

「幻だって生きているんだ!今を楽しんでもいいんだ!」と言われても、「・・はあ。」としか思わないのである

 

◾️アリスとテレスって誰

最後まで出てこないので調べてみたところ、この話の原型になった、監督が以前作ろうとしていた物語に出てくる嘘つき少女狼少女名前らしい。

まり睦実と五実のことを指している。監督の内部の問題しかないので心底どうでもいい。

五実が10年間言語すら教えられずに育ったのも、「狼に育てられた少女」をやりたかった名残というだけで、設定的に特に意味はないということだけはわかった。

いや無理あるでしょその設定・・・

 

◾️どうすればよかったか

いやどうしようもなくね?「実は全部幻でした!」というオチ物語として説得力持たせるのは無理だよ!と最初は思ったが、

閉じ込めれた幻としての主人公たちをメタファーとして捉えるなら、共感を誘うような中学生あるある描写は抑え、

閉じ込められた違和感脱出しようと足掻く姿を押し出した方が良かったのではないか

「狼に育てられた少女」をやりたいのなら、五実と神機狼の関わりをもっと描くべきだった。

神機狼と佐上の関わりも、もっと神秘的に描いていれば世界観に厚みが出たと思う。

神道っぽい儀式をやるシーンが新海誠作品によくあるけど、ああいうの大事だよね。

突然失踪して終盤急に日記発見される父親もその辺りの設定に絡められたのでは。

佐上の周囲に腰巾着みたいな面白キャラを配置して浮きすぎた佐上のクッションにするのもいいかもしれない。

 

時間をかけて設定の穴を塞ごうとした形跡はそこかしこに残っているが、物語として機能するレベルには達していない。

設定で大風呂敷を広げず、小さな嘘を一つだけにした方が監督の持ち味は生かされるのだろう。

2023-10-21

ラグビーW杯2023 準決勝 ニュージーランドvsアルゼンチン

9月18日20チームで開幕したラグビーW杯2023フランス

1ヶ月経った今、16のチームが大会を去り、未だ戦っているのは4チームのみ。

イングランド南アフリカニュージーランドアルゼンチン


おはようございますこんにちは、こんばんは、レビュー増田です。

遠いヨーロッパでの開催のため、日本放送は深夜、早朝になったこW杯

日本大会を去った今、試合を追いかけるのもなかなか大変だが、決勝トーナメントに入ってからは深夜早朝の試合を追いかけても後悔のない、まさに1点を争うような好試合が続いている。


遊手候補と目されていた開催国フランス南アフリカにまさに1点で涙を飲み、イングランドは初戦を彷彿とさせるドロップゴールでトーナメントを駆け上がろうとするフィジーを止めた。


今夜戦うのは、前半にペースを握られながら流れを引き寄せてウェールズから試合を取り返したアルゼンチンと、最終盤に37フェイズにも及ぶアイルランドの猛攻を耐え切ったニュージーランド


日本視聴者日本を下したアルゼンチン応援しながら決勝トーナメンを観戦している人も多いようだが、ニュージーランドラグビーファンにとって昔も今もラグビー界の神の如き存在だ。


ニュージーランドの国としての強みは、どれだけ良い選手が変わっても、さらに上回る選手が現れる層のぶ厚さで、世界最優秀選手に輝いたこともあるLOロディ・レタリックや、稲妻のようなランで日本にもファンが多いダミアン・マッケンジーリザーブで出てくるなんて、他の国からしたら考えられないような贅沢さだし、W杯がすでに始まっている状況で「真剣大会中に門限に遅れたから」と日の出の勢いの若手、マーク・テレアメンバーから外せば、「じゃあ」とウィルジョーダントライを取る。

チームは家族とも言われており、アンストラクチャーから混乱状態で誰がボールを持っても、かならずフォローするランナーが現れて、見事な連携トライを取る。

大会が始まる前までは「パッとしない仕上がり」と言われていても、いざ始まれば、初戦以外は対戦相手から大量トライを奪い、世界一位のアイルランドフィジカルを全面に出した猛攻にも耐え切ってみせた。

豊富人材と、流れるような連携、そしてここぞという時の硬いディフェンス

やはりオールブラックスはいつの時代も優勝の本命なのだ


ちなみに家族話題が出たが、この試合オールブラックスは本物の家族が3人、スタメンに名を連ねる。

スコット・バレットジョーディー・バレットボーデン・バレット

バレット家には、さらに2人の兄弟、3人の姉妹がいる。

8人兄弟という時点でなかなかだが、そのうちの3人が同時期に世界最強チームの代表プレーヤーというはなかなかない。

大谷翔平的なマンガ設定のような話だ。


さて、対するアルゼンチンだが、どういうチームかというのは予選プールから試合を見てきたみんなにはもはやおなじみだろう。

スキルフルなキックフィジカル押し出した展開攻撃個人のラン突破などを組み合わせて戦う好チームだ。

アルゼンチンにとっては、この準決勝で対戦成績 2勝33敗1分けのニュージーランドと戦うのは大きなチャレンジとなる。

負けられない大一番に向けて、前節でウェールズを破ったメンバーから1名のみを変えて試合に臨む。


アルゼンチンにとって気がかりなのはメンバーにどれだけ疲労が残っているかではないだろうか。

準々決勝でフィジカルな激闘を制したのは相手も一緒だが、ニュージーランドは予選プールフランス以外に脅かされるような存在がなく、それほど激しい消耗を強いられていないように見える。

アルゼンチンはというと、予選プール日本戦も終盤までもつれ、ウェールズ戦もギリギリで勝ちをさらった。

クロスゲームを制したこの2戦では、身体を当てながらの展開を繰り返して後半にディフェンスをこじ開けたので、これが攻めの切り札だろう。

こういうスタイルだと、FWの体力がいつまでもつの心配になってくる。

相手アイルランドの波状攻撃を耐え切ったニュージーランドである


攻撃に、守備に、身体を打つけづつけるのはここにきて難儀だけど、ではと崩しを狙って迂闊にコンテストキックを蹴って、ちょっとでも甘くなれば、それこそオールブラックス大好物、思う壺だ。


勝負どころで勢いを掴みながら接戦を切り抜けてきたアルゼンチンが、ここでも我慢比べに勝って巨星を飲み込むのか、それとも黒衣の最強軍団死神となって挑戦者の息の根を止めるのか。


小雨降るスタット・ド・フランセに響く両国国歌斉唱につづき、オールブラックスがカパオパンゴを披露し、アルゼンチンキックオフで試合が始まった。


前半

試合の入りはアルゼンチンにとって悪くなかった。

キックオフ直後から身体をあてて敵陣深くに侵入、開始3分PKを獲得し、先制のゴールで3点を獲得した。

アルゼンチン 3 - 0 ニュージーランド


両チーム、キックを蹴りあげて激しく序盤のペースを争う中で、アルゼンチンハイボール処理もよく、自分達の攻めにつなげられている。

対するオールブラックスモールなどをつかった硬い攻めを見せ、手元を落ち着かせてから着実に攻める。

するとニュージーランドセットプレーから再びのモールペナルティを獲得。

ゴールライン上の攻防から外でまつでウィルジョーダンボール渡りゴールライン右に飛び込むトライ

アルゼンチン 3 - 7 ニュージーランド


アルゼンチン連続攻撃は悪くない。

しかオールブラックスは硬い守備から切り返す。

先ほどトライを決めたウィルジョーダンから今度はジョーディ・バレットにつないで、またもゴール右にトライ

アルゼンチン 3 - 12 ニュージーランド


キックオフからの攻めを2本失ってスコアされているアルゼンチン

20分までに3回22mまで侵入できているが、その度にオールブラックスディフェンスボールを失っている。

ノックオンというわけではなく、ジャッカルで引き抜かれてなので、アルゼンチンとしては全力を出せているのに黒い壁を抜けない。


ゲーム風景としては双方が入ったボールキープして展開して、手元のエラーも少ないので、ボールインプレーが長い試合となっている。

29分にやっとファーストスクラムとなり、アルゼンチンPKを獲得。

ショットアルゼンチン 6 -12 ニュージーランド


いかけるアルゼンチンが苦労して点差を積めるが、オールブラックスはすぐにPGで取り返す

そして終了間際、今度はオールブラックスボールスクラムからミスなく攻め込んで、41分にトライ

アルゼンチン 6 - 20 ニュージーランド


双方がボールを持った時に、保持して攻め込んでいく。

アルゼンチンとしては、攻めが良くつながっているし、手元のミスもない。

しかし、ゴールライン直前まで迫ったところでオールブラックス守備に捕まってしまう。

結果として、似たようなカードを出し合っているのに、スコアは開いている。

自責ミスでチャンスを失っているわけではないので、力負けと言っていい状況で、アルゼンチンとしては修正が難しく見える。


2トライ2コンバージョンの差を埋めるため、アルゼンチンは後半にどうやって流れを掴みにかかるのだろうか。


後半

後半の入りは前半と打って変わってアルゼンチンにとって不幸なものだった。

オールブラックスアルゼンチンキックオフ処理のエラーにつけ込み、わずか2分でトライを奪う。

この失点後、アルゼンチンキックオフの有利状況なので攻めたいのだが、ハイパンを蹴り合って、結果はオールブラックスボールが渡ってしまう。

ここでニュージーランドが攻め切って追加のトライ

アルゼンチン6 - 34 ニュージーランド


後半開始直後のトライ事故みたいなものだが、このトライアルゼンチンにとっては厳しい。

前半最後の繋ぐラグビーから一転、ハイパントで崩しを狙った攻めをしたところで、ボールオールブラックスに渡ってしまい、攻め切られる。

相手の有利な形に飛び込んで取られていているのは悪いシナリオだ。

ボールを上げるのでスクラムも多くなっているが、このスクラムでも負けていて、黒衣の戦士はどんどん自陣に入り込んでくる。


守勢一方のアルゼンチン対して、オールブラックスは55分に選手を大幅に入れ替える。

交代で入るのはフロントロー3人と、ダミアン・マッケンジートライも取れる俊足SHフィンレー・クリスティ

タイミングとしてはかなり早いが、点差があるので、余裕をもって体力のあるメンバーを投入できる。


攻めのチャンスがあっても前半のように敵陣に侵入できないアルゼンチン

ボールオールブラックスのものとなり、61分に、ウィルジョーダンが2つめのトライ

アルゼンチン6 - 39 ニュージーランド


65分はまだ時間があるが、33点のビハインドはあまりに重い。

15分で5トライを奪うのはどんなチームでも非現実的だろう。

どこでここまでの差がついたのだろうか?

ゲームは終盤に向かいアルゼンチンほとんど深く攻め込めない中で、74分にもウィルジョーダンラインブレイクしてハットトリックとなるトライ


後半に入って全くスコアできないまま、時計は80分を過ぎた。

一矢報いたいアルゼンチン、自陣深くのスクラムから最後の攻めもオールブラックス守備突破できず、試合終了。

最終スコア

アルゼンチン6 - 44 ニュージーランド


テリトリー

アルゼンチン45% - 55% ニュージーランド


支配

アルゼンチン44% - 56% ニュージーランド


スタッツの示すこの数字オールブラックスボールを持たなくても勝てるチームだが、今日ボールを保持して戦い、アルゼンチンを圧倒した。

ボールを蹴り上げる状況としては、繋いで前進できない末にボールと引き換えにエリア前進を取るか、攻撃が停滞する前に先制で崩すかなので、繋ぎ前進できた今日オールブラックスは蹴る必要がなかったとも見える。

ただ、これは想像なのだが、結果でそうなったというより、初めからアルゼンチン疲労を見越して高いエネルギーをつかうポゼッションラグビーを仕掛けたのではないだろうか。

直近の対戦成績で2勝を挙げていたアルゼンチンは、勝てるチームを作り上げてきたが、ここに来たときにはにすでに満身創痍状態だった。


開始ホイッスル前の前段を書き終えたのは前日で、双方がどういうチームか知っている人にとってこの辺りの予測はおそらく特別ものではない。

その流れにおおむね沿う「驚きのない試合」になったのは、オールブラックスが圧巻の強さを見せたということだろう。

まり一方的試合となったので、母国では批判も起きるかもしれないが、ここまで死線の際で戦い続けてベスト4まで駆け上がったアルゼンチンは、前評判に相応の結果を残したと言っていいと思う。


これで決勝に進出するチームの1つが決まった。

準決勝のもう1試合は、前回日本大回の決勝カードイングランド南アフリカ

このW杯最後試合ラグビー界の黒衣の神と対戦するのは、白か、緑か。

あと2試合で、4年に及ぶ長い長い戦いの覇者が決まる。


anond:20231015170047

2023-10-19

anond:20231019140617

そこらのキモいおじさんは10年どころではないのでは?

まあでも手腕は凄いと思うよ

ただそういう凄腕の公金チューチューは総連だとか部落連合だとか差別押し出してくるヤクザみたいな奴が沢山いるので

そういうヤクザの手腕が凄ければ凄いほど嫌悪感が増すだけ

さんざやられたキモいおじさんは ま た こういうの来たと思うだけって話

2023-10-02

anond:20230909051354

元増田ではないがラグビーワールドカップ予選プールC、フィジーvsジョージアを見た。

どこにぶら下げるか迷ったがここで。

個人的に現時点で今大会ベストゲーム

(予選プールCの状況)

試合感想ももちろんだけど、この試合プールCの状況を知っておけばより楽しめる。

プールCの他の国はウェールズオーストラリアポルトガル

事前の評価の高かった順からオーストラリアウェールズフィジージョージアポルトガルだ。

ちなみにとあるブックメーカーの、プールCの一位通過予想オッズオーストラリア(1.4倍)、ウェールズ(3.75倍)、フィジー(8.5倍)、ジョージア(67倍)、ポルトガル501倍)となっていた。

だがフタを開けてみると、ウェールズが3連勝で決勝当確オーストラリアウェールズフィジーに連敗で予選敗退の危機混沌とした情勢だ。

ジョージアポルトガル引き分けと力を出し切れていない。

そんな中でフィジージョージア試合があった。

フィジーが勝てば2位通過濃厚でジョージア予選落ち確定。ジョージアが勝てばオーストラリアが息を吹き替えし、この3ヵ国で最後椅子を争うことになる。

元々世代交代に失敗した(と見なされて)火中の栗を拾いにいく形となった、元日本代表ヘッドコーチであるエディ(現オーストラリアヘッドコーチ)の心境はいかほどであろうか。

フィジージョージアの状況)

もともと日本と同格と目されていた両チームだが試合前は圧倒的にフィジー優勢と見られていたようだ。とあるブックメーカーオッズフィジー(1.06倍)、ジョージア(14.85)倍となっていた。ジョージア勝率は1割に満たない、と評価されていたのだろう。

フィジー

トンガサモアと並ぶアイランダー南太平洋島国)の一角だが、チームカラーは全く違う。

トンガサモアが圧倒的なフィジカルを前面に押し出しラグビーをするのに対し、フィジーの特徴は自由奔放な走りにある。

前に横に時には後ろにも走り、相手をかわし、倒れても柔らかいオフロードパスをどんどん繋いでいく。

スペースを自在に走り回るラグビーで7人制では世界に君臨しており、予測不能で単純に見ていて楽しいラグビーをするので大好きなチームだ。

弱点は規律・統率。海外プレイする選手が多く、ワールドカップの時くらいしかベストメンバーが組めない都合上どうしても連携が疎かになっていた。ただ、近年はフィジー代表クローンチーム「フィジアン・ドゥルア」をスーパーラグビーに送り込み、効果もでているようだ。

大会でもウェールズと接戦を繰り広げ、オーストラリアには圧勝し、評価を上げ続けている。

ジョージア

しばらく前まではグルジアと呼ばれていた旧ソ連圏の国。レスリング、重量上げ、柔道なども盛んで日本力士を送り込む(栃ノ心など)など力勝負なら負けない国だ。

ラグビーでもそのスタイルはパワーで押す、とにかく押す。スクラムで押し、モールで押し、個人でも押す。ボールを動かし走られて負けるのは仕方ないにしてもパワーだけでは負けないラグビーをするチームだった。

しかし、2019ワールドカップとき増田解説にもあるように、そこから脚も使う、パスも使うチームへの脱皮を図っているのがジョージアだ。

昨年ウェールズを破るなど一定の評価を得ていたが、大会では、オーストラリア敗れたのはさておき、プール最弱と目されていたポルトガル引き分けるなどやや評価を落としている。

試合内容)

前半

さて本題の試合内容に入る。

ジョージアが全く予想していなかった戦術を採った。

NHK解説者も驚いていたが、ジョージアがパワー勝負を控えめに、パス繋ぎ、走ってフィジーの穴を突いていく。

解説や我々ファンも驚いたがそれ以上に驚いたのがおそらくフィジー選手たち。

事前にそういった想定をしていなかったのであろう、重量級の前進を止めるために構えていたフィジーは細かくパスを回すジョージアに全く対応できていなかった。

守備の隙間をつかれて前進される、フィジー選手は当然背走しなければならない、だがジョージアの弾出しが早くそれを遅らせようとしてオフサイドポジションからプレーをしてしまう、と悪循環に陥ってしまっていた(ジョージアにすれば計画通り)。

結果、ジョージアトライを取ることは出来なかった(※)ものの、ペナルティを犯したフィジーに対して着実にペナルティーゴールを決めて加点する。

ジョージア守備も素晴らしかった。ウェールズを苦しめオーストラリアを引き裂いたフィジーのランやパスを完全に封じ込めた。

特にリスクを取って高めにタックルし、腕とボールを抑え込むことでフィジー得意とするオフロードパスを出すことさえ許さなかったのは圧巻で、ジョージア選手たちの集中力と一歩目の出足の速さを物語っていた。

動揺のせいかフィジーラインアウトも冴えない。まぁ圧勝したオーストラリア戦でも四苦八苦していたので単純に苦手なのかもしれない。

前半フィジー0-9ジョージア

(※)前半、ジョージアトライを決めたかに思われたがスローフォワードパスを前に投げる反則)との判定であった。

NHK解説者はスローフォワードではないと考えたようで「この判定は波紋を呼びそうです」とまで言った。

真横から映像でなかったので私にはこれがスローフォワードだったのかどうかはわからないが、トライに直結するシーンなのでTMOビデオ判定)くらいはした方がよかったと思う。

ちなみにこの後、解説者は「ラグビーは前に走っているので、真横に投げても走って慣性で前に流れる分はスローフォワードではない(だから今回はスローフォワードではない)」と解説していたが、これは誤りではないだろうか。

私の感覚だと次のような感じだ。

・確かに多少前に流れる程度では流れを重視して細かく反則をとらないことが多い

特にスピード得点を重視するスーパーラグビーではトライシーンを含めて反則を取っていない

・ただし、原則としては反則で、特にワールドカップトライシーンではかなり厳格に運用されている

まぁ経験者ではなく、テレビで見、たまにスタジアムにいく程度のファン目線しかないので有識者解説を求む。

後半

ジョージア戦術ははっきりした。だが後半もこれを続けるのか、それとも往年のジョージアに戻るのか。そもそも前半から全力と思われるが体力は続くのか。

予想外の展開に動揺したと思われるフィジーはこれまでであればクールダウンは難しい。果たして落ち着けるのか。後半がスタートした。

ジョージア戦術は変わらない。もちろんFWも使う、スクラムでも押すがしっかりパスも回し走りもする。この辺で気づいたがジョージアは極めてオーソドックスラグビーを高レベルで実現しているようだ。

フィジー戦術は変えない。だがハーフタイムを挟み落ち着けたのか一つ一つのプレーの精度が上がってきた。

ジョージアが走ってくることを前提に守備をするのでなかなかジョージア前進ができない。

フィジー攻撃の際は、タックルを受けるときに芯を外し腕を自由にすることでオフロードパスが決まり始める。

こうなると自力で上回るチームに追われるチームは怖い。

後半ずっと攻められ続け結局2トライ2ゴール1ペナルティゴールを許し

フィジー17-9ジョージア

このまま押し切られるかと思ったがまだまだ試合は終わらない。

ジョージアの体力が落ちる前にフィジーの出足が若干鈍くなってきた。

負ければ予選敗退がするジョージア、まだまだワールドカップは終わらないと気合の入り方が尋常ではない

ペナルティゴールで3点を返し、5点差としてラストプレイとなった。

こうなると観客も逆転を期待する。元々前評判が低い方に味方することが多いラグビーの観客たち、ここぞとばかりに大声援でジョージアの後押しをする。

やはりパワー勝負ではなく走るジョージア。この直前にイエローカードで14人となったフィジーディフェンスの穴を突き前にでる。かなり前進したところでフィジーに捕まりそうになる。普通なら一度倒れて仕切り直しにするところ、ジョージアはなんと前方へキックボールを転がした。フィジーの後方には誰もおらず、フィジージョージア双方の競争で勝った方が勝利となる。

あと一歩、二歩程度の差でフィジーが追い付きボールを蹴り出してノーサイド、結果は

フィジー17-12ジョージア

終わったあと、双方の選手たちがグラウンドに座り込んでしまった。激闘を物語るシーンだ。

まとめ

素晴らしい試合を見たので吐き出したくて長文を書いてしまった。

結果はフィジーが予選通過をほぼ確定させ、ジョージアとその余波でオーストラリア予選落ちする結果となった。

この試合ジョージア可能性も、フィジーの成長も十分に感じることができた。伝統国以外の活躍は今後のラグビー未来光明ともなる。今後の両国に期待したい。

2023-09-29

anond:20230929191731

今どきの大学は厳しいので、単位落としても泣き落としも効かないし、

→その通り。そもそも多くの大学では不合格だった教員に直接問い合わせることそのもの禁止されているほか、出席認定などに関しては事務所が扱っており、泣きつかれた教員が事後にどうにかすることもできない。

10年前でもそもそも真面目に通って授業受けて学費のためにバイトもしてるような学生ばかりだったよ

10年前であれば既に多くの大学改革が行われたあと。ただ、現在でも学部によっては文科省単位認定や出席認定に関する通達を守っていないところは多い。肌感でいえば「看板学部」と言われているところに一発逆転組が多く、出席に関しても甘い印象がある(繰り返すけどこれは完全に個人的な印象)。

私の在学していた大学は少人数制教育に力を入れているため出席せずに学外活動ばかりして卒業不可能だった。

大学出てないか、さぞや名のあるFランとお見受けする

大正初期まで大学ではなく高等商業学校であったため、確かに大学と看做さな人間もいる。

大学とは名ばかりの就活予備校化してる底辺私立廃止には賛成するけど

→むしろ就活予備校」としての側面を前面に押し出しグランゼコールモデルとしたような学校設立することが有意義かと思っている。

2023-09-27

朝起きると美少女になっていたら

お前らみたいな三流は飽きるまでおっぱい揉むとか、クリが擦り切れるほどオナニーするとか、そんなサルみたいな答えしか用意していないんだろう。そうやって人生無駄にしていく。だからお前たちはダメなんだ。だが、まあ、それもいい。三流には三流らしい解答が似合っている。

無論、メスをアピールした服を着て、夜の街へ繰り出し、ちんぽを狩るというやつもいるだろう。ちんぽを受け入れる喜びを知りたいというわけだ。今まで決して味わえなかったメスの気分を満喫したい。その心意気はよし。そういったチャレンジ精神こそが人類進歩させてきたのだ。だが、いささか蛮勇すぎる。お前らはメスであることを忘れている。下手な相手をつかめば、奪われ、妊娠させられ、最悪の場合殺されるリスクがある。えっちな肉体は素晴らしいが、パワーで劣るということを決して忘れてはならぬ。

一流は何をするか。

それを知りたいのだろう?

では教えてやろう。

一流は何もしない。あえて何もしないで、美少女に変わる前の日常を続ける。学生だったら学校へ行く、社会人なら会社へ行く、今まで通りの生活を送る。これが一流のやり方。

これのどこが一流かわからない?

からお前はダメなんだ。

いか? 普段通りの生活を送るってことは、服も同じなんだな。男の服を女の体で着ればどうなるかわかるだろう。もちろんブラジャーなんてしない。周りには、朝起きたらこんなになっちゃってさ、まいったよ、とでも言っておけばいい。

体は女にはなったけど、そんなのは気にせず、男のつもりで過ごしてますよ、ってのを押し出していくんだ。

息苦しいと、だらしなく1番目と2番目のボタンを開けるのもいい。薄いシャツを着て乳首を浮き上がらせるのもいい。雑にワキを見せてみたり、長い髪が鬱陶しいと髪をかきあげてうなじを見せたり、物を頻繁に落として尻を突き出しながら床に這いつくばってみたり、前屈みになってチクちらさせてみたり、バスケの真似してジャンプしてみたり、男子トイレに入って小便器使おうとして使えなかったり、隣の小便器の男のちんぽ見ようとしたり、もう、とにかく女じゃできないこと、男から女に変わった人間しかできない仕草を無邪気にしていく。

ムチッムチッ

リップリッ

プルンップルンッ

メスの色香を思う存分振り撒いて、周りのオスを発情させる。ちんぽがガチガチになる様を眺める。今日の男どものおかずは間違いなく自分他人のおかずをコントロールする。こんな楽しいことがあるだろうか? 愉快なことがあるだろうか?

あるなら聞かせてみろ。

さて、存分にメスを満喫したら男に戻りたいと言う愚か者いるかもしれない。

そんな時は、このはてサ金玉を煎じて作った薬を飲めば、翌日には男に戻っていることだろう。そんなやつはいないと思うがな。ガハハハ!

2023-09-23

日本人アメリカ人日本ポリコレがない!凄い!」」

https://kaikore.blogspot.com/2023/09/cm.html

現実無視して嘘で塗り固めた世界観を前面に押し出しても非難されない土人スタイルに驚かれてるのを褒められてると勘違いするの流石にやべぇ

俺たちはポリコレに屈しないぜ!とかドヤ顔でほざいてる後ろで

権力に屈してアイドル事務所政治と結託したカルトによる人権侵害公然と行われてても何十年も真正から批判すら出来なかったんだからお笑い

精神的に遅れすぎてるせいで失政連発して経済ボロボロ増税連発な上に人口減少で国が消滅危機かつ若者出稼ぎに行くお先真っ暗なこの状況で一体いつまでホルホルを続ける気なんだい?

2023-09-14

K-POPの売り込みのとき、なんで「韓国ならでは」じゃなくて「国際的」を前面に押し出してんのか 適当抜かしてんのか

2023-09-10

謎の別称を強いてくるやつ

ハンバーガーサンドイッチと言ってみたり

自販機ベンダーと言ってみたり

物語ナラティブとか

なんかたまに人口膾炙してねー呼び方をさもこれが今風ですみたいな感だして押し出してくるやつアレなんなの?

広告代理店

2023-09-08

しか普通に考えて推定被害者側の人がケジメつけろ!!て詰められてんのよくわからん

「僕もされてましたが我慢してました、でもマスコミの皆さんも無視してましたよね」て言ったら説得力あるのかな

それとも「お前も被害受けてたのに止めなかったからお前も加害者!」て言うんかな

「僕もやられてました」って言う人を押し出したらもっと気まずい感じになってジャニーズに利したんじゃないかね 知らんけど

anond:20230907184046

いやあの。

そのジャニオタさんたちを大量に釣ってブログユーザー伸ばしてたの「はてな」なんすけどね。

明確に「ジャニオタに使いやすい」というのを強みとして全面に押し出してたよね?

2023-09-02

なんにも成長してないしなんにも良くなってないよ社会

ジャニーズの件も、何に盛り上がるか、時流にどう乗るかが移り変わっただけで、この社会別に何も「加害を許さない」『正しい』社会になったわけじゃないよ

二十年前の裁判を勝ち誇ってる文春だって実際は「ホモセクハラ」とかいってゲイフォビアとLGBTへの嫌悪感押し出し報道してただけでなにも正義を達成してたわけではないし

法律も何を叩きやすくなったかを比べる指標しかならないよ

ジャニーズを鬼の首を取ったように叩いてる連中は来年の今ごろ別の物を叩いてるだけでそこに何の進歩もないよ

社会はこれからも成長しないし良くもならないよ

2023-09-01

女は一生壁に沿って歩いていればいい

女性普段から男に道を譲られていることに気づいているのだろうか。

あなたが正面から向かってくる男に気づく5秒前に、男はあなた気づき、横に一歩動いて道を譲っています

あなたはふらふらスマホいじりながら歩いているだけですね。道を譲られたことにも気づかない。

哀れだね。哀れなメス豚だね。

 

また、男はいつも車側を歩くことを押し付けられています

気づいていますか?

見知らぬ男とすれ違う時、女性であるあなたはいつも建物側を歩いています

あなたたちはいつも当たり前のように安全建物側に割って入ってきますよね。

車側に男を押し出して素知らぬ顔ですれ違っていく。自分たち安全な側を歩く権利がある、と、それを当然のことと考えている。

自分たちが護られていることにも気づかない哀れな豚ですね。

 

もうあなたたちが豚であることは諦めたから、そのまま素直に一生壁沿いを歩いていればいい。一生そこを歩いていてくれ。

なんか一旦壁際に寄ったのにそこからじりじりこちらに寄ってきて、男を車道に押し出すのはやめてくれ。

そこで男が避けずにぶつかれば「女性様がぶつかられた!」とぶつかりおじさんが爆誕するんだろ。

もういい加減にしてくれ。

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ようこそ ゲスト さん