はてなキーワード: 戦術核とは
ウクライナ戦争がウクライナ優勢で進んでいる現在、戦争終結には次の可能性がある
プーチンは自発的に戦争を辞める気がなさそうなので、戦争終結の可能性が高いのが、最初にあげた核戦争だろう
陸続きの国は核攻撃を嫌がるかもだが、海を隔てたイギリスやアメリカは核攻撃をあまり気にしていないような気がする
ロシア在住アメリカ人に帰国を呼びかけたのも核戦争への布石に思える
なのでプーチンが局地的にせよ核を使用したら最後、NATOは核攻撃をするだろう
ロシア壊滅後、ロシアはモスクワ周辺のみになり、サンクトペテルブルク、シベリア、カスピ海周辺は独立し、カスピ海油田の利益でウクライナを復興させる
いわゆるロシア系住民は強制的にモスクワ国に集められヒャッハーな世界で生きていく
ロシア沿海州はシベリアとともに独立するが、ウラジオストックにはアメリカ軍の基地が置かれる
既に報道にもある様に、もしもロシアが1発でも戦術核を使えば、アメリカが直接戦争に関与する事で反撃するとの警告がなされているそうな。
こういう警告をしているんじゃないの?
プーチンが「ウクライナ国内で核を使っても、欧米は直接介入はしてこない。むしろこちらが核を実際に使うヤバい奴だと分かれば、奴らはウクライナ支援から手を引くだろう。小さい核を使った後に次はキエフを壊滅させると脅したら、ウクライナが全面降伏してくる可能性もある」みたいな都合のいい考え方をして核を使ってしまう可能性はぜんぜんあるよ。
以前、こんな記事を書いた。
https://anond.hatelabo.jp/20220216170905
「結局ロシアの敗因は何だったのかな?」
https://anond.hatelabo.jp/20220309110526
最近、ロシアは核を使うって論調が広がって来ていて怖いんですわ。
まぁ使わないと舐めてるよりは、怖がってるくらいの方が健全なのかもしれんけど、でも使えるわけないだろって思う。
ただし、プーチンに権力者としての健常な判断力が残っているならば・・・だけど。
使うとしたら戦略核ではなく、戦術核と言われているのだけれど、使うとした場合の前提を考えると使う事にメリットが見いだせないのよね。
ロシアが勝手に併合を宣言した4州は、ロシアの中では自国領なんだよな?
そして4州の住民は自国民でもある。だからこそ、4州から徴兵して、徴収兵は外征には使わない法律はあるけど、自国内だから派遣できるって論理で
1週間未満の訓練で送り込んでは死なせてるんでしょ?
最前線になってるロシア領と主張してる4州に対して、攻撃されてる場所に戦術核を使ってどうする気なの?
併合と言う建て前すら消える恥知らずになるだけだし、権力者としての判断力が残ってれば、最前線には使えるはずないよな。
では予想されている様に、誰もいない海で爆発させる?
そんなことして何の意味があるの。攻撃には使えないって宣伝した上で、二度目を使わせないための徹底的な反撃を呼ぶだけじゃない。
ロシアが核を使うメリットがあるとすれば、1発で状況が逆転できて戦争に勝利できる見込みがある場合だよね。
あるいは、その一発でウクライナが恐れおののいて進撃を停止するか。
だけど、今の状況で半径1㎞くらいの範囲に効果がある核爆弾使って、幾らかの兵力を削った所で
ウクライナは奪還作戦を止めないどころか、ますますキレて最後までやるだろうし、その程度の攻撃では大したダメージにもならないよね。
例えば、ハルキウ奪還作戦時のウクライナ軍は全長50㎞、幅5㎞で展開してたらしいけど、これを壊滅させてれば確かにロシアが勝利に近づけた。
だけど、その為には単純に考えて250発もの戦術核を絨毯爆撃しないとけない。使うとしたら1発では終わらない。
だが250発も使ったら、世界がどう反応するだろう?
権力者としての判断力が残ってれば、全く効果のない戦術核攻撃なんて出来るはずないよな。
大量に核攻撃でもしない限りは、ウクライナ軍90万に大打撃を与えて継戦能力を削ぐことは出来ないと述べたけど、では都市に使えばどうなるだろうか?
もしもウクライナとロシアだけの戦争であれば、首都キーウに使ったらウクライナの生産力が落ちて継戦できないかもしれない。
だけど、この戦争はウクライナの生産力で行ってる訳じゃない。NATOやアメリカの物資と資金で行ってる戦争で
ウクライナ兵が残っていて、欧米で訓練され戻って来て、欧米の武器を手にして戦える限り続ける事は出来る。
どのウクライナの大都市にたいして使った所で、ロシアがウクライナに勝つ事は出来ない。民間人を大量虐殺すれば、ロシアの未来は昏い。
ましてそんな攻撃の兆候があれば、アメリカは鋭く反応するだろう。
権力者としての判断力が残ってれば、意味のない都市への戦術核攻撃なんて出来るはずないよな。
既に報道にもある様に、もしもロシアが1発でも戦術核を使えば、アメリカが直接戦争に関与する事で反撃するとの警告がなされているそうな。
例えば黒海艦隊と基地を壊滅させるなんて話があるけど、そうなればクリミアが維持できないし、クリミア失陥まで確定してしまう。
そしてアメリカはウクライナを徹底的に勝たせるまで、止まらなくなるでしょう。
ロシアが今望めるのは、2月24日以前のラインでの終戦くらいだろうけど、それすらも望めなくなる。
やけくそで使う。
気が狂って使う。
そんな感じでもなく、権力者としての判断力が残ってるならば、使う事で勝つ事も良い結果がでる事もなければ使えないでしょう。
開戦はすると思ったよ。だって、勝つって未来が予測できる余地が、まだあったしね。キーウを二日で落とせるなんて予測をしてたんだし。
でも、今は核攻撃によって勝てるって予測が出来ないので、まぁ使わないでしょう。
まぁ、予想通りロシアは負けたのだけれど、ウクライナがどこまでやって停戦するんだろう?って先が分からなくなって来た。
ゼレンスキーは「停戦交渉はする、ただしプーチンの次の大統領とな」って言ってるくらいなので、クリミア奪還まで行くのかもしれない。
このままであれば数年はかかりそうだけど、プーチンが狂って戦術核を海の上で爆発させたら、アメリカが介入して1年で終わりそうだね。
(追記)
見事にプーチンの思惑通りに、ブルブルと震えてプーチンは何をするのか分からないと怖がってる。
開戦したのが普通じゃない?、俺からしたら合理的な理由で開戦しただけで、狂ってないとしか思ってない。
それすら予見できなかった人たちが、プーチンは合理的ではないといったところでね(笑
俺はずっと予測を当て続けてるけど、君らはどうだい?w
4州併合だって動員兵を国内派遣するって理由があったり正式にに宣戦布告に移行できる余地を作ってるだけだ。
アメリカも極端な反応をさせないように、長距離ミサイル・戦車・戦闘機の支援はしないなど綱渡りを続けてる。
プーチンは自発的に戦争を辞める気がなさそうなので、戦争終結の可能性が高いのが、最初にあげた核戦争だろう
陸続きの国は核攻撃を嫌がるかもだが、海を隔てたイギリスやアメリカは核攻撃をあまり気にしていないような気がする
ロシア在住アメリカ人に帰国を呼びかけたのも核戦争への布石に思える
なのでプーチンが局地的にせよ核を使用したら最後、NATOは核攻撃をするだろう
ロシア壊滅後、ロシアはモスクワ周辺のみになり、サンクトペテルブルク、シベリア、カスピ海周辺は独立し、カスピ海油田の利益でウクライナを復興させる
いわゆるロシア系住民は強制的にモスクワ国に集められヒャッハーな世界で生きていく
ロシア沿海州はシベリアとともに独立するが、ウラジオストックにはアメリカ軍の基地が置かれる
でも戦術核が撃たれたら?
だって、戦勝記念日に宣戦布告とか西側はドヤってたわけだけど、なかったわけでしょ?
西側の情報筋とか偉い人、頭のいい人の予想はことごとくハズレてる
使うぞー、俺は使うぞー、って何年も前から繰り返してきたくせに、結局本番になったら使ってない
まったくもって、プーチンは正常だ
なぜなら、核を安易に使おうとしない、西側や米国になんだかんだビビってるわけだ
そう考えると、統合失調症ではないが、イカれてると思える行動も、本人なりのロジックがある行動だと予測できる
つまり、そのロジックさえ分かれば、行動の予測、プロファイリングは可能になるはずだ
当たっている?と思えるのは戦況の分析とかであって、あれは衛星写真なりなんなりから考えるものだ
できるなら、何手も先を読むことだ
こんな茶番を繰り返している間に、プーチン氏は意外と正攻法で、神の一手を繰り出すかもしれないのだ
いずれにせよ、プーチンは正常だ
責任能力は十分にある
色々おかしい
例えば(人型ではないけれど)メタルギアがその世界において脅威になったのは「二足歩行によって、どの乗り物よりも地球上の色々な場所に乗り込め、それによって戦術核の届かない範囲が地球上からほとんどなくなる」という理由であり、そういう用途の兵器は本体の造形に殺意がこもっている必要など無く、むしろ無害な雰囲気で目立たないほうが作戦の成功率が高まるはずである。実際メタルギアも愛嬌さえ感じる造形である
それは現実の兵器も同じはずで、少なくとも対峙を想定していない兵器は目立たない方が作戦上有利なはずだし、現実の兵器も基本、意図的に存在感のある造形にはしていないように思える
で、対峙を想定した兵器もある側面では前述した「目立たない方が有利」という話が成り立つのだけれど(そういう意味で、「なんで人型なんて目立つ形してるの?」という疑問なら同感できる部分はある)、それでも人型や(例えばステルツ戦闘機みたいな)威圧的な造形をしている場合、リアルでも創作でも殺意はあまり関係なく概ね「戦う相手を威嚇するため」という理由でそうしている場合が多いと思われる(創作ではパトレイバーなど)
総じて、これが「禍々しい形をした兵器のほうがカッコいいしそそるじゃん」みたいな話をしているのなら大いに賛同できるが、「リアルじゃないから面白みに欠ける」みたいな話をするのなら、それはどうだろうと言わざるを得ない
ウクライナはウクライナで国民総民兵。救急車にのって兵隊が運ばれたりするんだから、救急車だってうつし、民間人の避難所に武器が保管されていたりするからそこも爆撃対象になる。
ウクライナの自業自得とは言わないけども、まぁそこが狙われるよう肉の壁にしているのも一つの事実。
とはいえ、最近ロシアの残虐性が話題になるが、チェチェンでもどこでもロシアは同じことを繰り返してきた。
単純に降伏を強要する、停戦を強要するために最も効くからである。
少なくともこれまではそういう実績があった。
ゼレンスキー氏は間違いなくこうなることを知っていたと思う。
一つの地域で数百〜数千程度の死者がでることは織り込み済みだと思われる。
なぜならロシアはそういう作戦をとってくる国であることを、隣国の大統領が知らないわけがないからである。
だからこの程度の死者数はむしろ政治利用するための体の良い口実として利用するのである。
この虐殺が起きたところで、もともと計算通りなので、彼に心理的ダメージはない。
こうなると厄介な問題が一つ。
逆にウクライナはゼレンスキー氏がある程度の民間人の虐殺が発生しても織り込み済みということは、彼の予想を遥かに超える被害がないと停戦を強要できない。
それこそ核くらいのね。
戦術核で足りるのだろうか。戦略核が必要なレベルなのだろうか。
そうでなければ停戦合意の歳に、ロシアが、、というかプーチンが国民へ説明できる手土産にならないのだ。
プーチンは今、多くの国から経済制裁を受けて、貧しくなっていくロシア国民にたいし、これだけのものがあるから今を耐え凌ごうと説明できなければならない。
キエフ郊外の虐殺をみたゼレンスキー氏の対応から察するに、当面、、、現状のままいけばそれこそあと半年〜一年単位で戦争が続く。
その間どれだけウクライナの住民が死のうとも、ゼレンスキーにとっては関係がない。
長引けばプーチンにとって不利なので、プーチンはどこかのタイミングで核を使うしかなくなるだろう。
イヤな話だ。
この戦争は、クリミア戦争以降ウクライナに兵器を大量供与してきたアメリカと、それに対抗するロシアの戦争である。本来、クリミア戦争当時のウクライナに、ロシアと戦えるほどの軍備はなかったのだ。あったのならクリミア半島を割譲するような事態にはなっていない。つまり実質的には、今戦争はアメリカとロシアの戦争と言って差し支えないだろう。
ゼレンスキー自体、時期的にトランプが擁立した役者と見て良い。彼の持論はNATOへの加盟によってウクライナを対ロシアの前線基地とし、沖縄のような経済的利権を得る事にあるわけだが、それはとどのつまりウクライナを戦場に仕立てるものに他ならず、愛国者とは到底言い難いものである。つまりはその発想自体アメリカによってもたらされたものと考えるのが妥当だ。
アメリカのシナリオは2つある。1つはこれまで同様にウクライナを軍事支援し、泥沼化を維持することである。これによってロシア・ウクライナどちらも疲弊させる事が出来る。周辺諸国の参戦も望め、軍需産業的に悪い話ではない。もう1つは、ロシアにウクライナ国内で戦術核を使わせる事である。この場合はNATOとして平和維持を題目としロシアに侵攻出来る。国連からロシアを追放し、傀儡国家の日本を常任理事国にでも据えるようなシナリオもあるかもしれない。いずれにしてもアメリカは無傷である。
ウクライナをけしかけたのはアメリカである。このことは当然、プーチンも気付いている。ならば、プーチンとしては何をすればよいか?
その答えの1つが、ワシントンにSLBMを撃つ事である。ニューヨークも良いだろう。MIRVなのだから西海岸と東海岸に1本ずつお見舞いするのがいい。
アメリカは今戦争においては、あくまでウクライナを支援する国の1つに留まろうとしている。いわば、代理戦争をさせている。もちろん、経済封鎖によって自国も多少の損害はあるだろうが、今後得られるだろう利益に比べれば安いものだと思っているのだろう。極東が潰れれば、あと目障りなのは中国くらいだ。やはり、今のままではアメリカの腹はちっとも傷まないのだ。
このアメリカを戦争の表舞台に引っ張り出すには、アメリカ本土への核攻撃しかない。無論、第一波への報復としてクレムリンは消滅するだろう。しかし、大国同士が核をバカスカ撃ち合ったらどうなるかは火を見るよりも明らかであるため、第二波を撃つ前に両国ともブレーキが掛かるはずである。その結果として、両国とも痛み分けで終わる可能性が非常に高く、結果的にアメリカの描くシナリオよりもロシアにとって有利な条件で終戦を迎えられる。EUも、中国など他の核保有国も、自国がターゲットにならない限り核は撃たない。世界大戦にはなり得ないのだ。
眼下のウクライナだけに目を奪われていては、ロシアにもウクライナにも未来はない。誰が誰と戦争をしているのか、プーチン大統領は賢明な判断をすべきである。
ただ、感情だけじゃなく論理も必要、更にはタイミングもだし利得もかな。
ゼレンスキーが就任してミンスク合意破棄しようと奔走し、挑発行動を繰り返した後に、トランプからバイデンになったとかね。
ゼレンスキーじゃなければだったり、トランプが継続してたら、恐らくこうはならんかっただろうな。意味のない仮定だけど。
あとは、これだけ激おこなのは期待していた分の裏返しという側面もある。これはアメリカへのだと思うがな。
国際的に非難されてはいるけど、国際法は破ってない。ちゃんと論理が成立するまで準備はしてる。
本気で潰したいなら核をさっさと打てばいいけどしない。
威嚇するにしても、例えば事前に勧告を出して、過疎地に小型核を打ち込む等、いくらでも方法はある。
打っちまった方が自軍の損害は少ないけどな。自国への損害は、、、まぁ今よりはひどいだろうけど。
現状ではポーズをとりはするけど、戦術核すら発射できる状態には程遠い。
オプションの一つではあるだろうけど、可能性はまだ結構低い。長期化すればするほど可能性は上がるけど。
感情任せではなく、怒りながらも確実に一歩一歩駒をすすめてまっせ。
これまでの流れを見れば分かる通り、ちゃんとターン制バトルよ。
まぁヤ○ザまがいだと思うけど(言い分とか手段とか諸々ね
ポーランドなど東欧3カ国首脳、ウクライナ首都を訪問 | ロイター
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-3-idJPKCN2LC23Z
昨日のニュースだ、東欧三か国の首脳が直々にキエフ(キーフ)に赴きゼレンスキーウクライナ大統領と会談を持った。
このニュースを見て、戦地に赴く三か国の首席は度胸がある、と感じた人も多いだろう。
だが、この席で、そしてこの席の裏で何が話し合われただろうか?
ここに、現在のウクライナにおける戦争、ロシアによる侵攻を止めるターニングポイントがあったのでは? と増田は思うのだ。
突拍子もない絵空事としてひとつ考えてみてほしい。
次に打つべき手は、
という感じだ。
NATO/EUの加盟条件などは良く知らないので差しさわりがあるかもしれない。スカンジナビア諸国を含めるかは駆け引きの材料になるだろう。
当然、ロシアはプチ切れして新加盟国への直接攻撃や核カードを振りかざしたり、戦術核を使ってきたりもするかもしれない。
もし、そのように急激なエスカレートが行われれば、今度はNATOの出番になるだろう。
ようするに、ロシアと西欧諸国との間に緩衝同盟を立ち上げるわけだ。そして、停戦交渉への駆け引きに段階を設けることができる。
ロシアから見れば、実質的にはNATOの株組織ではないか、ということになるが、名目上、ロシアに侵攻する意図が低い緩衝地帯ができた、と国内にアピールすることはできる。このままこじれて、この戦争にNATOが介入したり、引っ込みがつかなくなって核戦争に突入したりはしたくないはずだ。
スラブ民族からは遠いが、かつての子分たちが嫌だっていうなら、しょうがねーな、で軍を引く建前ができる。ウクライナにNATO軍も駐留しない。
旧東欧諸国にとっても、このままウクライナがロシアの属国もしくはロシア領となれば、次に矢面に立たされるのは自分達だ、モルドバなどはもう国を出るか迷っているという国民の声を伝えるニュースが流れている状態だ。
もちろん、新加盟国の国民は、ロシアが侵攻を拡大し自国が危機に陥るリスクが少なからずあり腹をくくる必要はある。しかし、現実的にロシアにはもうそんな国力は残っていないのではないか?
個々の加盟国の軍事力ではとてもロシアに太刀打ちすることはできないが、現在の膠着したウクライナ国内へ参戦すれば、おそらく戦局を逆転しうる力にはなる。
ポーランドやハンガリーは既に一部近代的な西側装備の導入も進んでいるため、参戦とあらばアメリカや西欧諸国がウクライナ戦線にさらなる近代装備を注入する可能性も飛躍的に広がるだろう。
ロシアがクリミアでゴネるようなら、「なんならカリーニングラードの独立にも御助力するが?」と匂わすこともできるだろう。ベラルーシに至っては、ロシアについたばっかりに周りを囲まれガクブルだ。
この戦争で、ロシアは依然強大な力を持つ大国ではあるが、平気で嘘をつき国際法を守らず、何をしでかすかわからない無法者であり、軍隊も統率がとれておらず通常戦力は恐れていたほど怖くはない。という化けの皮が剥がれてしまった状態だ。
ただし依然として長距離ミサイルや核は持っている。何をするかわかったものではない、という意味では引き続き油断はできない。しかし、食料・資源・エネルギーの供給国でもあり、平和に仲良くやっていけるなら良き隣人でありたい相手のはずだ。
起きてしまった戦争は元には戻せない、覆水は盆に返らず、ウクライナ人達のロシアに対する感情はもう絶望的だ。ロシアがウクライナを属国にしたところで、手に入るものは少ない。
このまま戦争を続ければロシア軍はゴリゴリと戦力を削られ、アメリカの思うつぼだろう。
今は、ふるってしまった鉾をいかにおさめ、被害を最小限におさめて撤退するための口実が必要なはずだ。
旧東欧諸国による新・ワルシャワ条約機構(ロシア抜き)は、そのための呼び水になるのではないか?
まぁ、それでプーチン大統領が納得するかというと、それが一番の問題なわけだが。