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はてなキーワード: 戦後とは

2024-05-23

anond:20240521120902

老人ホーム年代別に分けるべきじゃね?っていつも思う

戦中派と戦後派は話が合わんよ

CIA甲斐政次郎

私は甲斐と聞いたら熊本CIAだと思いますけどね

熊本には硫黄鉱山があり弾薬原料が取れ、赤十字社支部博愛社が初めて開設された場所で、甲斐姓が多い

熊本から米国移民が大変多く、甲斐移民の子孫に米軍勤務の人が多い(私も親戚にいる)

ロサンゼルス実業家甲斐政次郎も上益城郡甲佐町出身移民であり、甲佐町は戦中、急進的な国奉仕精神活動をしていた

熊本逓信局は戦後、GHQの郵便物検閲事業を所管していた

そして今の日本では、法学部国交省甲斐が多い

まり有事防衛活動には土地接収などが必要なので、CIAはなるべく甲斐の身内で固めようとしていると思う

2024-05-22

そもそもスポーツとはなんぞや

スポーツアメリカ英語: sportsイギリス英語: sport)は、一定ルールに則って技術の優劣を競う活動競技)の総称である



日本では大正時代末ころからスポーツ」という言葉一般化されたが、当時は欧米から入ってきた運動のものだけを指していた。日本でも「スポーツ」が競技意味するようになったり、柔道空手などの武道競技として発展し「スポーツ」として認知されるようになったりしたのは戦後のことである




要は本来意味とは違う区分で持ってこられちゃった単語からこうして揉めるのか

2024-05-21

anond:20240521231854

寅子自身人生晩年までしっかりやりそうだけど、

「梅子の姑」のキャストが発表されたので、つまり梅子が再登場確実、って事は他の脱落した学友2人も再登場確実だし

その辺も考えた尺の配分かと

朝鮮から留学生戦後を描くとするとかなりセンシティブになるけどNHKそこまでやるのかってのが気になる

ちむどんどん基地問題全く描かなかった癖に

「割」っていつから使うようになったんだろう。

あれね。打率とかの割合単位のことね。

ちょっと調べたら、これは「歩合」の単位とされていて、その方面で調べれば過去使用例がわかるらしい。小学生教育方面だと「最初借金の利率で使われた」って説明があったけど、その初出までは書かれてなかった。まあ小学生がそこまで興味持たないだろうからしょうがいか

正直、興味を持ったのは「分」との歴史的前後関係なのだ勘違いしがちだが、「1割1分」の時の「1分」は1%で0.01だが、「五分五分」のときの「五分」は50%でこれはつまり0.5,つまりこの場合の1分は0.1になる。数字の扱いが違うだろうと思ったかもしれないが、「割」はもともと十分率の単位で、十分率を単位とすればその1分は0.1で正しいのだ(このへんはWikipediaにも書いてある)。これを無理やり百分率で例えると、1.1%を「1%1分」と書くようなものだ(実際には今はこういう書き方はしない、例示として書いた)。

とはいえ借金の利率なら最初から「分」で表してもそれほど困るような気がしない。実際前述にもあるようにことわざでは「割」使う場面少ないしね。「割」だけが先に使われていて、その大雑把な率が使いにくくなったから分をあとから付け足したのか、まえは「分」で示していたのが何らかの都合(借金特別扱いしたいとか)で「割」を使うようになってそっちが当たり前になったのか、たぶんどっちかなのだ

税率を割合で示すようなことは租庸調の時代からやってたみたいだから、たぶん文献は豊富にあるはずなんだが、こんな簡単なことがネット検索でわからない。調べるキーワードが足りないだけかもしれないけれど。

 


(追記: ついでにまとめ)

みなさん反応ありがとうございます結果的人力検索になってしまいましたが、もともとこれはそれを目的として投稿したものじゃなくて、自分が「ここまで調べた」のまとめとして書いたものでした。いずれ調べが捗って本当に感謝しています

とりあえず、

ようで、「割」だけが先に使われていて、その大雑把な率が使いにくくなったから分をあとから付け足した、の予想がそこそこ近かったようだ。

 

調べているうちに出てきた新たな疑問としては、

あたり。このへんは今回の疑問から少し外れるので、まあそのうち。

 


ひとつ追記

リファレンス使えば」。これね、時々思う。実際使ったこともある。とある地名表記ブレを、行政機関があまり一般的じゃない方統一した、って時に、それが単なる自治体PR(統一したほうにはそのPR要素があった)なのか、それともまあそうするだけの根拠があったのか、疑問に思って、「その地名の2つの表記古文書での使用頻度」を調べてもらった。ちなみに結果としては30件くらい見つけてもらって、見事に半々っぽい結果だったのでまあ納得することになった。

今回は今回で調べてもらってもいいのだけど、前に頼んだ図書館にはおそらくこれ関連の古文書少ないのよ。そうすると一般書籍記述のあるもの探してもらうことになる。それだったらネットで同じような疑問を持ってそれ調べた人の成果を探したほうが早いの。リファレンス使うとその図書館調査には2,3週間かかることもあるのね。だったら自分で調べてたどり着けなくなってから頼んだほうがいいと思った。そうね、「分」の1/4 1/10 1/60問題についてはそのうち聞くかもしれない。

五鬼上堅磐

   1971年3月7日 に死去した戦後裁判官。 子供がみると ごきじょうけんばん と読まれる点では、 菅義偉が、 かんぎりつと呼ばれているのと同じである

      昭和46年3月7日に死去したので、散々盛り上がった人なので、誰も指摘する人がいない。

    昭和48年に延岡西高校に入った晴生が、抑圧されていた当時の裁判官

    メゾンときわ台は、  めぞんときわとは違う。  前野町1丁目の、めぞんときわは、ままが住んでいるはずで、  ごきじょうかきわ、は、戦後裁判官

    メゾンときわ台は、アパートで、作って使うもので、  お前がいるところは、さいたま戸田市川岸1-4-20の ベランダ側14階  

     ファインレジデンス戸田公園の2階。

       裁判官の品田幸男は、技術がないから、決定理由で、複数回、  ものであった、などの表現を使うが、 ものではなく、そのもの構成する技術の方が大事である

2024-05-20

anond:20240520110946

戦後のつらさ、貧しさ、苦しさがやっぱりどこか残ってんじゃねえの

あとはやはり叶わぬ恋は昔からみんな大好きだし

2024-05-19

anond:20240519165902

👴「戦時中戦争批判国策非協力して迫害され戦後補償を求めるようなもんじゃろ」

👵「ああ、気の毒じゃが何もしてもらえないひとのことじゃの」

2024-05-18

anond:20240518144759

 従来の歴史学では、メソポタミアエジプトインダス中国世界の4大文明と言われ、日本文明中国から教わった後進地域と言われていました。しかし、この歴史観を近年の考古学が覆しつつあります

 我が国縄文時代の始まりは、今から一万六千五百年前とされています。これは青森県大平山元一(おおだいやまもといち)遺跡で、わが国最古の土器が発掘されたことによります。この終期はおよそ三千年ほど前で、そこから弥生時代が始まります。従って、縄文時代はおよそ一万四千年という途方もなく永い時代です。このことはキリスト歴の始まりからまだ西暦で二千年と少ししかたっていないことを考えれば途方もなく永い期間であったことが分かります

 あなたはご存知でしょうか。縄文人による世界最古の科学発明品を。この最古の科学発明品は、当時から2万年を経た現在でも最新・最先端材料として使われています。この世界最古の科学発明品は「宇宙船」に貼りめぐらされています。また、2020年にはロシアで4000℃に耐えるこの「最古の科学発明品」が発表され、話題になりました。

 ではその、縄文人発明した「世界最古の科学発明品」であり、最新の宇宙船にも使われるものとは、「土器」、またの名を「セラミックス」です。「土器」と聞くと、「大したことがない」と感じるかもしれませんが。実は「土器」は人類運命を2つの意味で大きく変えた代物です。

 まず1つ目の理由ですが、

 実は土器はただの「土の器」ではありません。本来は水に溶けてしま粘土を、水に浸けても溶けない、そして耐火性を備える器に化学変化させているのです。土器陶磁器ガラス、耐火レンズは総じて「セラミックス」と呼ばれますが、この「セラミックス」こそ、人類科学で得た最初の道具、材料です。つまり人類科学を応用したものこそ土器だったのです。

 また、「土器(セラミックス)」はもう1つの意味人類運命を大きく変えました。それは、土器世界最古の科学発明であると同時に、「食の料理革命」でもあったからです。というのも、土器発明されるまでの古代人は、生で食す以外の食べ方は、焼く程度のものだったからです。

 

 しかし、土器が生まれたことで、この状況は一変しました。土器は硬い食物を柔らかくする

「煮る」という調理可能にしたからです。その結果、さまざまな味付けもできるようになり、人類の可食範囲を飛躍的に拡大したのです。そして土器が生まれた結果、縄文人現代の私達よりも豊富な種類の食生活を送っていました。

 その証拠に、縄文遺跡からはなんと陸上動物60種類、魚類70種類、貝類300種類が出土しています。例えば、縄文人イノシシシカクジラウニ牡蠣アワビゼンマイワラビ、栗など、色々な食材を食べ、季節の旬に応じて自然から恵みを食していました。

 もし土器(セラミックス)が誕生していなければ、このような食生活は実現できず、人類運命は大きく変わっていたでしょう。ちなみに、日本人が四季折々の旬のものをいただく文化があるのも、日本料理に「煮っころがし」や「肉じゃが」といった「煮る料理」が多いのも、縄文の名残だと言われているそうです。

 このような、世界最古の科学発明である土器(セミラックス)を生み出した縄文文明ですが、

実はこのような事実は、縄文文明世界から注目される理由のほんの一例に過ぎません。

 縄文文明世界から注目される本当の理由世界最長の1万年以上もこの文明が続いたからです。ではその、縄文文明がなぜ一万年以上続いたのか。この謎を解く鍵は、世界中の遺跡で見つかるのに縄文遺跡でだけ見つからないものなかにありました。

 この事実を知った時、世界四大文明とは全く異なる縄文文明の姿が浮かび上がり、日本人のルーツが見えてきます

 では、世界中の遺跡で見つかるのに縄文遺跡でだけ見つからないものとは一体何でしょうか。

 それは「対人用の武器」です。つまり1万年以上も続いた縄文文明において「大規模な戦争が起こらなかった」ということです。今は、西暦が始まってからまだ2000年と少しです。1万年というと、この5倍ほどの時間があったのです。にもかかわらず、その間戦争が起こらなかったのです。

 世界史を見ると、江戸時代の250年の平和ですら、他に類を見ないほど珍しい時代です。その250年を遥かに超える1万年以上も戦争が起こらなかったのですから、もはや縄文文明人類史の奇跡でしょう。

 だから縄文文明1万年以上も続いたのですが、縄文文明が他の文明と異なるのは、単に「戦争が起こらなかっただけ」だけではありません。

 縄文文明以外の他の文明は、メソポタミア文明にせよ、エジプト文明にせよ、インダス文明にせよ、黄河文明にせよ自然破壊しています

 例えば、今のメソポタミアエジプトは、昔は森林地帯でした。特にメソポタミアレバノン杉だらけでした。しかし今、私たちメソポタミアに持つイメージどうでしょうか。砂漠、あるいは荒地

という印象ではないでしょうか。それは縄文文明以外の文明が、自然管理支配し、破壊してきたからです。しかし、縄文文明自然共生し生きていました。

 四季折々の旬の恵みをいただく食生活をしていたのも、その証拠の1つです。 要するに、他の文明縄文文明生き方は全く異なるのです。

 すなわち、文明の持続可能性と言う点から言っても、縄文文明は、自然との和、共同体の和をベースにした持続可能文明だったわけで、対して、黄河文明インダス文明メソポタミア文明エジプト文明長江文明などの世界古代文明は、畑作、牧畜による自然破壊で、持続不可能文明だったということです。

 しかし、この素晴らしい日本人のルーツ戦後GHQに消され、今や忘れ去られようとしています日本人を日本人たらしめていると言っても過言ではない、縄文文明を想い出しましょう。

日本日本人が目覚めるためにも!!

anond:20240518115307

ロシア派兵できている数とウクライナが動員できている数にそう大きな差は無いわけで、「兵士が足りない」というよりは経済力問題だよね。

どこかの金持ち国家が「費用も出すし、戦後職業訓練して雇用してやるから兵士を100万人増やしていい」と言ったら、あっさり解決する気はする。

まあ、言わんけど。

anond:20240517223047

以下ネタバレだが



モデル人生の通りに進むなら、今後は寅子は両親も夫も兄(モデルは一番上の弟)も戦争で亡くす

んで戦後子供を抱えて食っていく為に裁判官を目指す

兄嫁は元々寅子の親友という設定だが、同じく夫と死に別れて子供を抱える彼女

家族として協力しながら生きていくんだろう

恐らく兄嫁に自分の子供を託児する代わりに経済的な援助をする構図になる

(だとすると上手い設定だなあと思う、「子供いたら働けねーだろ問題」を円満解決してる

ただ一方的家族に託児したり下層の女性女中として雇ったり、だと嫌らしくなるし)

寅子の弟が、モデル戦争時点で大人になっているがドラマだと歳が離れていてまだ学生設定なのも

寅子が兄嫁以外の家族に頼れない状況を作る為だろう

しろ弟が大学やめて働くと言うのを止めて学費援助する、といった話になりそうだ

という予想通りに進むとすると、つまり寅子は

家事育児家族内の女に頼る代わりに稼いで家族を養う」という「男」の役割を担う事になる

恐らくそういった「男」としての苦労も描かれるだろう

兄嫁に対してもあなたいるからこそ働ける、と言う事を強調しそうだ

それで、親友活躍しているのに自分は何者でもないという兄嫁(や世の「平凡な」既婚女性たち)の鬱屈を和らげようとするんじゃないか

このドラマ、これまでも史実をうまく使いつつ現代にも繋がる話を展開してるから多分今後もそうなる

これがもし完全オリジナルなら都合良すぎで萎えるけど

モデルがいてある程度は史実通りなので都合良さが緩和される

そのバランス取りがほんとに上手い

個人的には話そのものよりその職人芸の方を面白いと感じてる

(話そのものは、モデル人生調べればある程度分かるわけだし)

れい伏線回収されると気持ちいい、ってのと似た面白

2024-05-17

フェミニスト大嫌いな人こそ、特権階級の女様が主人公ドラマ、虎と翼を見るといい

なぜなら主人公は「ひたすら恵まれている」ハイポジションリベラル女子」だから。日頃から女はズルいと怒り呆れがちな人たちが真っ先に鼻で笑うタイプの恵まれた女だから

ドラマ主人公の寅子は、投資銀行に勤める父と良妻賢母の母という大正昭和初期のアッパークラスの、それもリベラル色の強い理解あるご家庭に生まれて、その潤沢な社会資本を余すことな享受して弁護士の道を自由に邁進している。そして勉強大好きで周囲が態度を変えるほど頭が良く生まれついてもいる。そして子供のころから正義感がある。家柄が良くまっすぐ育った明るい優等生

大学に行っても目立つタイプ、拗らせミソジニーを発動する拗らせエリート同級生男子が、いつの間にかそのまっすぐな人柄にやられて好意を抱いたりする程度にはモテる

寅子の家には、父が面倒を見ている司法試験合格を目指す書生がいて(アッパークラスのご家庭ならでは)この書生とも「私たち同じ道を進む仲間よね」という異性友達ムーブをぶちかましているが、書生は寅子に片思いである。そしてこの書生よりも寅子の方が圧倒的学力がある。要するに立場的にも、恋愛的にも経済的にも非対称性が生じている年上の男性を寅子は「異性の友人」として遇している。中々のタマである

寅子は、前述した好意を抱かれていた拗らせエリートに「彼女結婚してくれとはいえない、彼女の夢を奪うことになるから」と思われて振られてしまうのだが、それまでどっちつかずの態度だったくせにいざ振られるとショックを受けたりするし、せっかく弁護士になったのに依頼が来ないのは私が結婚していない(社会的信用がない)からだ、と思いつき慌てて縁談を探してもらうがうまく行かない。そりゃそうだ。

ところが助け舟で、寅子に片思いしていた家の書生から結婚をしたいと言われる。渡りに船逃げ恥のような「条件偽結婚」だと思い込みスピード結婚を承諾するが、前述のとおり書生は寅子に片思いしていたわけで、初夜にぬいペニ状態となる。かわいそうな仲野太賀…。

と、寅子の痛さを中心に4月ドラマが始まって今日までの1カ月半を振り返った。フェミニスト嫌いの諸氏や、女はずるいと常々思っている諸氏が叩き放題の「豊かさという下駄を履いて産まれた恵まれた女様」それが寅子である伊藤沙莉が演じていなかったら大変なことになっていたと思う。

だが伊藤沙莉の演じる寅子はとっても魅力的である

「虎と翼」は、現代問題昭和初期の物語に練り込んでいる疑似歴史感が臭うドラマだが、一方でモデルになっている三淵嘉子は実在の人で、ドラマにおける寅子のキャリアや背景はモデルのそれをなぞっている。恵まれリベラルな家に生まれ弁護士になり、戦争時代突入し、色々あって戦後日本初の裁判官になるスーパーウーマンである

ドラマの寅子も恵まれた家に生まれ、厳然とした性差別がある世界を、明るく、元気に、強気に突き進んでいく。そして突き進む中で彼女は、自分が周囲と比べ恵まれていること、「自由選択ができるという」下駄を履いて生まれてきたことを徐々に自覚していく。

寅子が持って生まれた豊かな資源は、裏返せば、女に人権がなかった時代には、ここまで特権的に恵まれてなければ法曹界で働く道を切り拓くことができなかった、ということの証左だ。そしてこれを現在に照らせば、形式上男女平等になった現在の女は寅子に比べれば矜持や頑張りが足りない、という振り返りもできるし、現在でもまだまだ形式的しか男女の機会平等は達成されていないよなと振り返ることもできる(医大入試における性差別不正はつい最近出来事だが、あの時は差別だと批判する意見と、女はズルいから消耗が強い診療科を選ばないため合理的配慮だという意見に二分されていた)。

これは、女性人権がなかった頃を引き摺って今も残る男性優位の古い価値観を、改めてマーカーでなぞっていく作業であり、同時に現代の女が抱える特権性の問題も照らし出す作業でもある。

そしてドラマの中では、現代にもしっかり残っている、個人幸福を削るような価値観を改めて再発見することになる。

結婚しなければ社会的信用が得られない」、「エリート男が生きていくには従順に従う女が必要」、「女の弁護士なんて信用できない」、「自分より優秀な女は生意気で目障りだ」、「適齢期を過ぎると縁談がない」、「人は生まれた国や家や身分に縛られる」、「平等を求める声は不平等利益享受する側には届かない」、「上品批判下品な妬みには勝てない」、「お金がないと社会的意義の高い仕事につけない」などなど。昨日どこかのSNSでだれかがぼやいていそうな内容である

これらは女だけではなく、男も同様に削られる呪い価値観である。学友たちはこの呪い価値観によって法曹界で働くという夢を立たれていき、寅子は弱い立場に置かれた人を助けたいという正義実践に加えて、諦めなくてはならなかった仲間への思いを「使命」として背負う人生を選ぶことになる。

平等と戦うに十分な恵まれ武器を持って生まれて、更に先駆者の使命を背負った寅子は、おそらく来週から戦争ターンではどんどん「恵まれていたもの」を奪われていくことになるのだと思う。世紀の愚戦・負け戦の太平洋戦争ってそういうものだったから。男は戦争に行くし残った老人や女子供は空爆さらされる。男も女も人がたくさん死に経済活動は退潮する。

その時でも寅子は「正義」と「使命」をもって生きていくのだろうと思う。モデルの三淵さんは生き残ったし、何しろドラマ主人公なので正義や使命は捨てないだろう笑。

たくさんのものを奪われてなお「正義」と「使命」を失わない女がどんな生き方をするのかのドラマを私はとても楽しみにしている。

そして、形式上の機会が平等になった世界で、これまでずっと恵まれていたはずのものをどんどん奪われ不満が溜まっている人たち、「女は狡い」、「現代の女は特権階級だ」と思っている人こそ、奪われても正義と使命を捨てなかった人のドラマを見てほしいと思う。

フェミニズムドラマくっさー、と思う人も多かろうが、お勧めしたいのには、単純にドラマとして良くできているのもある。

寅子は「戦う女戦士」みたいな感じではまったくなく、前述通りそこそこの空気読めないわがままな、脇の甘い生き方をしていて、いちいちナレーションに突っ込まれている。ナレーション尾野真千子で、芝居がかったナレーションだがコメディの良い味付けになっている。

寅子の両親や兄夫婦明治家族観(男が働き女は家を守る)できわめて円満夫婦関係に描かれている。一方で嫁姑ちょっとしたストレスも描かれたり。父は帝人事件(疑獄事件)の当事者になり、リベラルエリート父親会社での立場に縛られる姿をシリアスに描いてもいる。

また、法曹界への女性進出を後押しする立場であるリベラル派の教授弁護士がしっかりと性差別をしていてフェミニズムにおける父権問題提示していたりもして、本当に痒い所にまで手に届く配慮がされている。セリフやシーンの伏線もとても豊かでドラマとして見ていて普通に面白い出演者はみな手練れの俳優だらけで演技へのストレスはほぼない。

単にドラマとしても面白いので、ぜひ。

フェミニズムドラマとしての側面については、あまりブコメが集まっていなかったがこの記事分析がとても分かり易かったhttps://bunshun.jp/articles/-/70764 これ読むと「女のためだけのドラマ」じゃないことがよくわかると思う。

ところで最後全然話は変わるのだが、昭和初期というのは実はWWIIジャンプして戦後と地続きになっていたかなり民主的かつ退廃的な時代だったらしい。「富国強兵」を叫んで強国を目指していた大日本帝国から現代にいたるGDPの推計推移をみると「戦争が無かったらこグラフの線が素直に上がっていたのではないだろうか」と感じさせるラインが描かれる(https://www.nippon.com/ja/in-depth/a04003/ 中ほどのグラフ)。まあ実際は戦争しないと色々糞づまっていたわけで後付けの皮算用しかないが。

ともかく、人が自由を求めそして退廃を享受できる程度の十分な豊かさが生まれていたのが大正末期から昭和初期の時代。ちょうど朝ドラで描かれているこの時代は、結構現代に近い時代だったりもする。

しかし、このニッポンドットコム笹川財団由来のかなり右寄り情報サイトなのだが、それでも「高度成長期ストック90年代で尽きてその後の策がねえぞ」という分析になっているのが、ちょっとだけ面白いですね。

戦後日本全然凄くない!ちゃん反省してやり直さないとダメだ!」→超経済成長

近年「日本スゴイ日本スゴイ!日本世界一!悪い事の反省なんてしない!都合の悪いことは改ざん捏造言い訳でどうにかしよう!」→超経済衰退

もうね、答えは出てるんですよ

anond:20240517085351

彼らの食事は、戦後後期のヨーロッパの人々の食生活典型と予想されていた食品、すなわちジャガイモルタバガカブパンマカロニ構成されていた。



そら毎日ジャガイモパンだけじゃ精神おかしくなるよ

カロリー問題じゃないわ

2024-05-16

    LEC東京リーガルマインドプロヴィデンスの一番最初法律の起こりはただ決めておくことで社会が安定するのだと書いてあった。しかし私がれっくに言っていたのははるか昔の話で

   何にもならなかったので部屋にプロヴィを積んでますが読んでません。これを基づいて考えると現代法というのは、 古代法に比べて、技術的に高度に発達して構成されているので、

   そらが何かといっても分からない。大体が教えている人がいない。会社法に江頭憲治郎、  民法3部の山に、ダットサン内田貴ありと言われていたが彼らも何も解説していない。

   なんでダットサンといってるかというと、内田貴の3個の本は、現代ダットサンと言われている。ダットサンは元々、戦後明治民法学者の我妻栄か何かの本をそう言っていた。内田貴

   民法は、現代ダットサンと言われている。この俺がその法学部勉強していたことを否定すること自体理解できないのだが。 内田貴民法の 債権編のことを、 剣山のようになっとると

   言っていた。 東大民法第3部では、債権のことをまとめてやる。債権不法行為をする。 しか東大法学部では、技術のことは何も教えない。だから非常に退屈な講義となっており、

    戦後裁判官も、 法学部債権講義はつまらなかったと苦虫をつぶしている。同様に、債権に関する本を書いていた当時のがくしゃも、 債権なんぞを20歳の学部生が習うとき

   まことにつまらない観を呈するだろう、しかし、社会に出てからはこれほど面白いものはない、というふうに変貌するのだ・・・ という記載があった。

2024-05-15

同和行政の話を聞いてテコンダー朴を思い出した

いきなり嫌韓かよチョッパリらしいな。

そんな声がどこからか聞こえたが、俺が知っている中で最も同和の話に近いのが一時期ネット折檻した韓国人優遇の話なのだから仕方ない。

結局のところ、あの頃散々叩かれた「ごくごく一部のやたら優遇されている韓国人Ⅱ世Ⅲ世」というのは、同和の一種だったのだろう。

戦後のゴタゴタなどで韓国人差別してきた歴史を持つ地域に深く関わる行政が、差別主義者としての自分たちの状況を小手先で誤魔化そうとし続けてズブズブの関係になっていったわけだ。

なるほど、ネトウヨとして暴走大学や親や初めて入った職場で煙たがられながらも必死勉強し続けた知識が今になってようやく役にたった。

利権を一度認めると、「利権を一度認めてしまった」という情報世間から隠すためにずっと利権を認め続けることになる。

これが民間企業だとふとした業績の悪化によって「これ以上は耐えられない!」と吹っ切れることもあるし、倒産と共に膿が一気に地域一帯へと流れ出すこともある。

だがこれが公共となると中々倒れない。

何よりもそういった利権を黙認するかしないか判断自分たち利益に一切影響しないという役人立場が「とりあえず面倒臭くなさそうな方向で」というインセンティブを強く働かせるわけだ。

結果的日本中に同和優遇外国人優遇を始めとした様々な「元被差別階級」に対する優遇措置が行われ続けるわけだ。

恐ろしいな。

フェミニストもどきの連中がい前も何度も新たなルートで繰り返している恐喝と全く同じやり方だ。

何千年前に生み出されたのか知らんが、全く持って人類寄生するのによくできた方式だと思う。

根絶やしにする方法があるとすれば、優遇措置をしてしまった人間を捌きすぎないことだろう。

だがそうなると今度は裏で繋がりを持ったままにして利益折半してチャンチャンとなりかねないわけだ。

難しい。

乞食を辞められなくなった人間対処のなんと難しいことか。

戦後踊り子お金稼ぎしたのを元手に土地成金になった男性

女装して踊り子してたのすごいな。

2024-05-13

anond:20240513145237

これと同じ性別生物が30年間以上、日本の政治を行い、日本を衰退させてきた。

戦後高度経済成長期に日本の政治を行っていたのもそれと同じ性別生物なんですが……

2024-05-11

若者可能性は無限大って言葉

嘘っぽいと思う

これが戦後などで、ありとあらゆる産業が発展した時代なら

様々な方向に成長できただろうが

今成長してそうな産業ITぐらいしかない

今を生きる若者可能性は狭いのではないだろうか

2024-05-10

スタレ2.2更新分をこれから進める人よ

俺はボイス全聞きと軽い探索、道中の書籍含むフレーバー読みつつで11時間かかった。

筆舌に尽くしがたい凄まじい内容だったが、これを楽しみ尽くすために見落とし注意点がいくつかあるので、ネタバレに極力配慮しつつそれを伝えたい。

道中の書籍

序盤の探索中に少しずつ拾える『クロックボーイとキャプテンリボルバー』の寓話、上中下の3冊分は読みながらメインを進めると意味が分かるかもしれない

オーディションルート選択肢

予告番組でも言われたようにオーディションに参加することになるが、審査の1段階、2段階でそれぞれ2つのルートと、付随する個別マップがある。

選ばなかったルートマップはメイン終了後に受注できる一般クエスト「熱砂の休日」で体験できるが、メインクエストでいった場合との違いは、同行者(ホタ←白字反転)のセリフからボイスが消えている点と、実体ではなく幻像のような再現になっている点だ。

1段階は演技派ルートアクションルートに分かれるが、演技派ルートに入ると選択肢でわざと間違ったものを選んだ時の同行者からツッコミボイスなどが多めに聞ける。逆にネットリプレイ動画を見るつもりなら、選択する人が少ないアクション派を選ぶのもいいかもしれない。

2段階目はハヌとクロックボーイの分岐になるが、ハヌのほうだと同行者からニヤッとできるセリフが聞けるかもしれない。

3段階目の決戦は形式上は2ルートに分かれているが、メイン上ではどちらを選んでも内容に差はなく、かわりに会話中の選択肢によって戦闘回避するか交戦するかで分岐する。またそれによってアチーブメントも違う。

月明かりの下で休む

オーディション後、回想で「時計屋」の記憶をたどって最後車椅子に向かって歩むシーンがあるが、そこでクエスト一覧を開くと普段のようなあらすじではなく、長いメッセージ的な文章が読める。

見逃してもさして理解に影響はないが、見ておくとクライマックスがより印象的になるかもしれない。クエストの行動目標上記タイトル文になっているので目印に。

見逃した人用にXでスクショ貼ってる人がいた https://twitter.com/yoshi_otakatsu/status/1788198850953683305

ブラックスワンの5択

ボス戦後ブラックスワンとの会話で5択から正解を当てるところで、いきなり正解を当てても悪くないが、間違いを選んだ時のスワンから補足解説を聞きたい場合は正解の(←白字反転)を最後に選ぶといい。

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